JPS62250193A - 部分銀めつき方法 - Google Patents

部分銀めつき方法

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JPS62250193A
JPS62250193A JP9512286A JP9512286A JPS62250193A JP S62250193 A JPS62250193 A JP S62250193A JP 9512286 A JP9512286 A JP 9512286A JP 9512286 A JP9512286 A JP 9512286A JP S62250193 A JPS62250193 A JP S62250193A
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JP
Japan
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plating
silver
silver plating
additive
cyanide
Prior art date
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Pending
Application number
JP9512286A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Nango
南郷 重行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体リードフレームなどに部分銀めっきす
るばあいの部分銀めっき方法に関する。
さらに詳しくは、二酸化セレン、アセチルアセトンなど
からなる添加剤を添加してなる部分銀めっき方法に関す
る。
[従来の技術] 従来、IC,LSI 、トランジスター、ダイオードな
どに使用されるリードフレーム、パッケージなどの半導
体部品に、ジェットノズル方式で部分銀めっきするばあ
い、中性から弱アルカリ性の低シアン銀めっき液でめっ
きされている。
このような銀めっき液は、シアン化銀カリウム90〜1
509/41 (フリーシアンとして0〜29/1)お
よびポリリン酸カリウムを伝導塩とした中性から弱アル
カリ性(1)88.5〜1G)の低シアン銀めっき液が
一般的に使用されている。
すなわち、不溶性アノードとして、チタン白金、ステン
レスなどを使用したノズルから、IGm /秒以上の高
速でカソードのリードフレームにめっき液を吹きつけて
、必要部分にのみ銀めっきする方゛法である。
前記□銀めっき液中の銀濃度は50〜909/jの高濃
度であり、銀めっき厚を5μmとするためには陰極電流
密度20〜40A/d■2、めっき時間15〜30秒間
、めっき液温度50〜70℃程度でめっきされている。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら前記のような銀めっき液を用いたばあい、
高電流密度で、505F/41以上の銀濃度でめっきす
るため、めっき時の液もち出しによる銀ロスの増大や液
濃度の変動が大きいため液管理が困難であるといった問
題点がある。また、低銀濃度(40g/41以下)、高
電流密度(2OA/dm2以上)、低1(40℃以下)
の条件でめっきすると、めっきヤケ(異常析出)、めっ
き密着不良などがおこり、金線熱圧着ができないような
めっき仕上りとなる。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、低銀濃度のめつき液を用い、低温、高電流密
度で行なうジェットノズル式の部分銀めっき方法である
[問題点を解決するための手段] 本発明はジェットノズル式部分銀めっきに使用される銀
めっき液に、二酸化セレンとアセチルアセトン、アルコ
ール、シアン化アルカリおよびメルカプト化合物からな
る添加剤を5〜50pp−となるように添加してめっき
することを特徴とする部分銀めつき方法に関する。
[作用および実施例] 本発明のジェットノズル式の部分銀めっき方法に用いら
れる銀めっき液とは、ビロリン酸カリウムまたはトリポ
リリン酸カリウム80〜2509/fJ。
シアン化銀カリウムを銀として20〜609/ρおよび
エチレンジアミン四酢酸の四カリウム塩(以下、EDT
A−4にという)1〜109/Jlを含み、かつポリリ
ン酸でpHを8.5〜10に調整したものである。
ビロリン酸カリウムは、めっき液の電導塩として作用し
、EDTAはめっき液中の銅、鉄、ニッケルイオンのマ
スク剤として作用する。
ビロリン酸カリウムの代わりにトリポリリン酸カリウム
を用いてもよく、銀めっき液中に80〜2509/j、
好ましくは120〜18G9/41含有されるのがよい
。またEDTAは1〜109/j!好ましくは2〜5g
/lである。
本発明に用いる添加剤の成分は、二酸化セレン、アセチ
ルアセトン、アルコール、シアン化アルカリおよびメル
カプト化合物である。
前記アルコールとしては、エチルアルコール、メチルア
ルコール、イソプロピルアルコールなどが好適に使用し
うる。
前記シアン化アルカリとしては、シアン化カリウム、シ
アン化ナトリウムなどが好適に使用しうる。
前記メルカプト化合物としては、メルカプトイミダゾー
ル、ジメルカプトチアゾール トコハク酸などが好適に使用しうる。
前記添加剤は、たとえば二酸化セレン2gを用いたばあ
い以下のように合成される。二酸化セレン2gに水2I
Ir1、アセチルアセト220ル30しくは25dを加
え、40〜60℃で反応させ、ついでエチルアルコール
などのアルコール10〜5o1ml!、シアン化カリウ
ム2〜3gを加えたのち溶解させ、水を加えて全量を2
jとする。これにメルカプトベンゾイミダゾールまた−
はジメルカプトチアゾールな−どのメルカプト化合物を
0.3〜1g好ましくは0.5g加えて溶解する。
さらに精製するため、活性炭濾過を行なって未反応物を
除去することにより添加剤かえられる。
えられた添加剤を中性低シアン銀めっき液に0、05〜
0. 5d / 1041となるように添加することで
、低銀濃度(309/j! ) 、低温(40℃)、高
電流密度( 40A/dm2 )でめっきしても、平滑
性のあるワイヤーボンディング、はんだ付けおよび金−
シリコンダイボンド性のよい銀めっき面をうろことがで
きる。ここで該添加剤中の二酸化セレンとアセチルアセ
トンとの反応生成物は銀めっきの析出銀結晶の核コロイ
ドとなってめっき面に吸着し、平滑でつきまわりのよい
めっき面の形成に有効に作用する。また、メルカプト化
合物は、こハもコロイド硫黄となり銀めっきの結晶面に
吸着して、結晶面が微細結晶、半光沢化.して、めつき
粗粒子の析出を防ぐ作用を呈する。
エチルアルコール、メチルアルコール、イソプロピルア
ルコールなどのアルコールおよびシアン化カリウム、シ
アン化ナトリウムなどのシアン化アルカリは、二酸化セ
レンとアセチルアセトンとの反応生成物およびメルカプ
ト化合物の溶解分散剤である。
該添加剤をめっき液に加える山は0.05 rd/10
!Jであれば充分な高速剤として作用し、平滑でつきま
わりのよいめっきを形成することができる。
本発明の部分銀めっき方法で、部分めっきするばあいに
はチタン白金ノズル陽極を用いたジェットノズル式部分
めっきを行なう。
めっき条件としては、陰極電流密度は10〜80A/d
a+2  (銀濃度509/fl、液150℃)まで可
能である。通常は、実用的なまた経済的な作業性から考
えて、液温40℃、銀濃度3097j、陰極電流密度4
0A/d+e2で行なうばあい、銀めっき厚5摩をうる
ためにはめつき時間12秒間の条件で行なわれる。
液温も高いほど(65℃程度まで)高電流密度をとれる
が、好ましくは40〜45℃である。
つぎに本発明の部分銀めっき方法を実験例、実施例およ
び比較例をあげてさらに詳細に説明するが、本発明はか
かる実験例および実施例のみに限定されるものではない
実験例1(添加剤の合成) 二酸化セレン2gに水2ml、アセチルアセトン25I
dを加え60℃で30分間反応させ、ついでエチルアル
コール25d、シアン化カリウム2gを加え溶解させた
のち水を加え全量を21とした。これにメルカプトベン
ゾイミダゾール0.5gを加え溶解したのち活性炭濾過
し、精製した添加剤1950dをえた。えられた添加剤
をH3−1とする。
実施例1〜3および比較例1 シアン化銀カリウム(Aoとして309/Jl)および
ビロリン酸カリウム1509/Jに、実験例1でえられ
た添加剤Ha−1を第1表に示されるように添加し、ポ
リリン酸でOHを9.1に調整しためつき液101を調
整した。
えられためつき液を用いて試験片として3αX3α、厚
さ0.27411の銅板を脱脂して5 trm X 5
 tax。
のめつき範囲10個がついたシリコーンゴム製のマスク
パターン(厚さ=1.2履)にジェットノズル式の部分
銀めっきを行なった。
めっき条件は以下のとおりである。
アノードは内径3履の白金ノズル、液温30℃、吹き付
は流速81/秒、陰極電流密度40A/dm2 、めっ
き時間10秒間。
えられためつきの外観を観察した。その結果を第1表に
示す。
第  1  表 実施例2および3でえられためつきの平均めつき厚は、
4.1〜4.3.unであった。
比較例2 実験例1でえられた添加剤l5−1を添加しなかった以
外は、実施例1と同じめっき液を用い、添加剤1s−1
を添加せずにめっきできる条件を設定した。
異状析出(めつきヤケ)、黄変色、めつきムラのない条
件は、液温70℃、陰極電流密度1OA/dm2、めっ
き時間6011j@であった(吹き付は流速は10−7
秒)。
実施例4 シアン化銀カリウム(Agとして40g、l)、ピロリ
ン酸カリウム200t/J1オよヒEDTA−4K 5
 g/ρに、実験例1でえた添加剤l5−I Q、2−
/1041を添加し、ポリリン酸で118を9.1に調
整しためつき液10j1を調整した。
えられためつき液を用いて、実施例1と同じ試験片にジ
ェットノズル式の部分銀めっきを行なった。
めっき条件は以下のとおりである。
液温40℃、吹き付は流速10TrL/秒、陰極電流密
度60A/d112 、めっき時間10秒間。
析出物の特性は第2表の通りであった。
[以下、゛ポ′i] ′、 、’−/ [発明の効果] 以上のように中性から弱アルカリ性の低シアン銀めっき
液に、二酸化セレンとアセチルアセトン、アルコール、
シアン化アルカリおよびメルカプト化合物からなる添加
剤を5〜50ppmの微員加えて、ジェットノズル式の
部分銀めっきを行なうことにより、従来のめつき速度を
2〜4倍に上げることができる。さらに、比較的低濃度
の銀(309/41)および比較的低温(40℃)で高
′:Ii流密度(40〜50A/da+2 >をとるこ
とができる。これは、低銀濃度であるためめっき液もち
出しによる銀のロスを少なくでき、また低温でのめつき
は、液の蒸発を少なくし、濃度変動も小さくなる。さら
につきまわりがよく、平滑で半光沢のめつき面をうろこ
とができ、また、金−シリコンや鉛−錫のはんだによる
シリコンチップダイスボンディング、および金線ワイヤ
ーボンディングも良好な結果を示した。
このように、本発明の部分銀めっき方法は半導体部品の
生産性の向上、不良率低減に寄与する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジェットノズル式部分銀めっきに使用される銀め
    っき液に、二酸化セレンとアセチルアセトン、アルコー
    ル、シアン化アルカリおよびメルカプト化合物からなる
    添加剤を5〜50ppmとなるように添加してめっきす
    ることを特徴とする部分銀めっき方法。
JP9512286A 1986-04-22 1986-04-22 部分銀めつき方法 Pending JPS62250193A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7393473B2 (en) * 2005-07-05 2008-07-01 Dowa Mining Co., Ltd. Method for producing a composite plated product

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321049A (en) * 1976-08-11 1978-02-27 Mitsubishi Electric Corp Low cyanide* high speed electroosilver plating solution
JPS5743995A (en) * 1980-08-27 1982-03-12 Sumitomo Electric Ind Ltd Silver plating liquid and silver plating method
JPS60245797A (ja) * 1984-05-18 1985-12-05 Nippon Steel Corp 非水溶媒系電気メツキ液およびその製造法

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