JPS62248443A - バ−ムク−ヘン用オ−ブン構造 - Google Patents

バ−ムク−ヘン用オ−ブン構造

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JPS62248443A
JPS62248443A JP9417886A JP9417886A JPS62248443A JP S62248443 A JPS62248443 A JP S62248443A JP 9417886 A JP9417886 A JP 9417886A JP 9417886 A JP9417886 A JP 9417886A JP S62248443 A JPS62248443 A JP S62248443A
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baking
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JP9417886A
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正治 小川
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KIYUUDENSHIYA KK
KYUDENSHA KK
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KIYUUDENSHIYA KK
KYUDENSHA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、バームクーヘン用オーブン構造に関する。
(0)  従来の技術 従来、 従来、・オーブンの炉体内部に芯棒を軸架して
回動せしめ、回動中の芯棒にバームクーヘンの生地を薄
く付着させて同生地を焼成し、生地表面に適度の焼き色
が現れると、さらにその表面に生地を付着させて焼成す
るという作業を繰返して、断面に焼き色が樹木の年輪状
に現出したバームクーヘンの焼成を可能としたオーブン
があった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点しかしながら、
断面の美しいバームクーヘンを焼成するには、生地の付
着厚さを均一にし、しかも素早く焼成することが必要で
あり、一方、バター等の油脂、卵及び砂糖などを多量に
含んだいわゆるリッチな生地は熱伝導率が低く、また高
温になると流動しやすいため、焼成中に生地がだれて均
一な層厚のバームクーヘンの焼成が困難になるものであ
る。
そのため、焼成時間を短縮するために焼成温度を高くす
れば、表面、特に両端部分の表面が過焼成、内部は逆に
未焼成となり、また、焼成温度を下げれば、上記の生地
の流動により均一な層厚の焼成品を得ることができず、
特に大物を焼成する際、焼成中の生地が8棒から脱落す
ることがあった。
このような事情のため、現在では、バームクーヘン用の
生地には、油脂、卵および砂糖などの含量が少ないプア
ーな生地しか用いることができず、リッチな生地を用い
たバームクーヘンは、高度に熟練した作業者が、つきつ
きりの手作業で焼成する以外に焼成の方法がなかった。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明では、炉体の内部に軸架した8棒を回動せしめつ
つ同芯棒に生地を付着せしめて同生地の焼成を行うこと
を繰返して製品を焼成すべく構成したバームクーヘン用
オーブンにおいて、上記8棒と所定間隔を保持して遠赤
外線放射体と熱線反射板とを配設してなるバームクーヘ
ン用オーブン構造を提供せんとするものである。
(ホ) 作 用 この発明では、焼成中の生地は、表面からの熱伝導によ
る加熱と遠赤外線放射体からの遠赤外線と熱線反射板か
らの近赤外線を含む熱線とによって、生地内外から同時
に加熱されことになり、生地表面を過焼成することなく
生地全体の加熱が短時間で行われるため、リッチな生地
を用いても、同生地が流動を起こす前に焼成されて生地
が安定することになり、積層生地の均一な付着巻付けが
可能となる。
なお、炉体内部に配設した遠赤外線放射板が加熱される
と、遠赤外線を放射するものであり、生地は、焼成中に
おいて遠赤外線の放射を受け、この遠赤外線は生地の内
部まで浸透して同生地を内部から加熱することが可能で
あるから、同生地の温度は表面内部とも略均−に上昇す
ることになる。
なお、ここで用いる遠赤外線は波長が5μ以上のもので
、この帯域の遠赤外線は生地原料分子の回転振動を励起
して、生地自体を発熱させるものであり、一般に波長が
長い程、中途での減衰が少なく生地内部への到達距離が
長くなるものである。
そして、この遠赤外線の波長及び強度は、遠赤外線放射
板の温度及び同放射板と被焼成物との距離を調整するこ
とにより任意に調節することができる。
また、熱線反射板からの近赤外線を含む熱線の強度を調
整することによって、生地表面の焼成に最も適した炉内
条件を設定することが可能となる。
(へ) 効 果 上記のように、8棒と所定間隔を保持して遠赤外線放射
体及び熱線反射板を配設したことにより、同芯棒に付着
した生地が内外共に直接加熱されることになり、表面の
過焼成を防止しながら、しかも焼成時間を短縮でき、生
地流動の開始前に生地が安定するまでの焼成が完了する
ので、リッチな生地を用いたバームクーヘンを、未熟練
者でも焼成することができ、また、一定の焼成条件でリ
ッチな生地の焼成を行うことができることから、リッチ
な生地を用いた高級のバームクーヘンを自動的に焼成す
ることが可能になるという効果がある。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図は
、バームクーヘン用オーブン(A)の正面図であり、前
方向に間口した炉体(1)の内部に、回転軸(2)を軸
架し、同軸(2)の左右端にそれぞれ左右回転円板(3
a )  (3b )を連設し、同円板(3a )  
(3b )の間に複数個の8棒(4)を回動自在に軸架
している。
そして、第2図に示すように、回転軸(2)の右端には
、スプロケット(5)を嵌着して、チェーン(6)を介
してドラム回転用モーター(図示せず)と連結し、同モ
ーターの作動を、オーブン(A>の右側面に配設したド
ラム回転スイッチ(7)にて制御している。
また、回転軸(2)の左端は、第3図に示すように二重
軸に構成し、外輪(8)に大小スブロケット(9)(1
0)を嵌着し、大スプロケット(9)は芯棒回転用モー
ター(図示せず)とチェーン(11)を介して連結し、
小スプロケット(10)はチェーン(12)を介して8
芯4!(4)の軸端に嵌着したスプロケット(10a)
と連結しており、オーブン(A)の右前側面に配設した
8棒回転スイッチ(13)の0N−OFFにより8棒(
4)を左右回転円板(3a )  (3b )とは別個
に回動させるように構成している。
なお、第1図中、(14)は、電源パイロットランプ、
(15)はドラム回転カウンター、(16)はドラム回
転変速ハンドル(17)は8棒回転変速ハンドル、(1
8)は生地皿(19)の昇降のためのハンドルを示す。
炉体(1)の内部には、第4図の断面図にて示すように
遠赤外線放射体(B)としての遠赤外線放射板(20)
及び遠赤外線ヒーター(22)が配設されており、同放
射板(20)は、炉体(1)内部上方に8棒(4)とは
所定間隔を保持して配設された遠赤外線放射板(20)
と、炉体位置内奥部に8棒(4)と所定間隔を保持して
配設されており8棒(4)と所定間隔を保持すべく下面
が凹形状に弯曲しており、同下面に近接して多数の遠赤
外線ヒーター(22)を適宜間隔を保持して配設して遠
赤外線放射体(B)を構成している。
熱線反射板(21)は平板状で、炉体(1)奥部にやや
後傾状に立設されており、同反射板(21)の前面に近
接して多数のガスバーナー(23)を配設している。
遠赤外線放射板(20)はアルミ合金製の金属基板(2
0a)の下面に、酸化硅素、酸化はう素、酸化アルミニ
ウム、酸化ナトリウム、酸化チタン等の金属酸化物及び
希土類酸化物等の遠赤外線放射素材粒子を珪酸ソーダ等
をバインダーとして溶射工法を用いコーティングして遠
赤外線放射面(20b )とし、同放射面に照射された
熱源からの遠赤外線及び炉内対流による加熱により同放
射面(20b )を加熱して、同面(20b )から遠
赤外線を放射させるものである。
特に、遠赤外線放射板(20)の金属基板(2Oa)に
は高熱伝動率のアルミ合金を用いているので、同放射板
(20a )の温度分布が均一化し、炉体(1)の内各
部に均等な波長及び強さの遠赤外線を放射するものであ
る。
なお、遠赤外線放射素材のコーティングには、ホーロー
引き等の工法を用いることもでき、要は金属基板表面に
、高温に耐え、かつ同基板から同素材への熱移動が良好
な状態に同素材を付着せしめればよい。但し、放射され
る遠赤外線の散乱を促して、炉内の遠赤外線強度を均一
化するには、放射面が粗面であることが望ましく、この
点から、本実施例では放射面が粗面に仕上がる溶射工法
を採用している。
熱線反射板(21)は、金属基板にセラミック素材を溶
射工法等によりコーティングしてガスバーナー(23)
で加熱されて近赤外線を含む熱線を放射するものである
なお、図中(24)は回転軸(2)にて軸支された反射
板を示し、バランスウェイト(25)により常に反射面
を奥部に向わせるようにしている。
本発明の実施例は上記のように構成されており、バーム
クーヘンの焼成に際し、左右回転円板(3a )  (
3b )を回動させて、8棒(4)を下方に位置させ、
生地を同芯棒(4)に巻きつけるように付着させ、再び
左右回転円板(3a )  (3b )を回転させて生
地が付着した8棒(4)を上部及び奥部に位置させて、
遠赤外線ヒーター(22)及び遠赤外線放射板(20)
からの遠赤外線にて同生地の内部を直接加熱すると共に
、生地表面を熱線反射板(21)からの熱線及び炉体(
1)内の雰囲気温度により焼成して適度の焼き色をつけ
る。
かかる作業を、順次繰返して8棒(4)にて年輪状に焼
き色が現出したバームクーヘンを焼成するのであるが、
8棒(4)に付着した生地は、遠赤外線により内外部と
も略同等に加熱されることになり、リッチな生地を用い
ても、同生地の流動が高まる前に同生地が安定する程度
に焼成が行われることになり、同生地のだれが防止され
て、均一な厚みでgI層した美しい年輪状の焼き色を有
するバームクーヘンが焼成されることになる。
従って、未熟練者でもリッチな生地を用いた高級なバー
ムクーヘンの焼成を行うことが可能となり、また、遠赤
外線と熱線の併用により、従来、微妙に火加減を調節し
ながら焼成してたものが、一定の焼成条件下での焼成が
可能となるため、バームクーヘンの焼成を自動化するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるバームクーヘン用オーブンの全
体正面図 第2図は、第1図I−I断面図 第3図は、第1図I−II断面図 第4図は、第1図■−■断面図 第5図は、遠赤外線放射板の一部断面図(A):バーム
クーヘン用オーブン (B):遠赤外線放射体 (1):炉体 (4):8棒 (21):熱線tli射板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)炉体(1)の内部に軸架した芯棒(4)を回動せし
    めつつ同芯棒(4)に生地を付着せしめて同生地の焼成
    を行うことを繰返して製品を焼成すべく構成したバーム
    クーヘン用オーブンにおいて、上記芯棒(4)と所定間
    隔を保持して遠赤外線放射体(B)と熱線反射板(21
    )とを配設してなるバームクーヘン用オーブン構造。
JP61094178A 1986-04-22 1986-04-22 バ−ムク−ヘン用オ−ブン構造 Expired - Lifetime JPH0811031B2 (ja)

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