JPS62248325A - 光フアイバ無瞬断切替装置および方法 - Google Patents

光フアイバ無瞬断切替装置および方法

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JPS62248325A
JPS62248325A JP61091807A JP9180786A JPS62248325A JP S62248325 A JPS62248325 A JP S62248325A JP 61091807 A JP61091807 A JP 61091807A JP 9180786 A JP9180786 A JP 9180786A JP S62248325 A JPS62248325 A JP S62248325A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ファイバを用いた光通信の分野における、光
ファイバの無瞬断切替装置および方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、光ファイバを切り替えるための装置として、各種
の光スイッチが考案され、実用に供せられている。しか
しこれらの光スイッチを用いて、第17図に示すような
光ファイバ切替装置を構成した場合、必ず有限の期間に
光が遮断される。第17図において、1−1.1−2.
1−A、1−Bは光ファイバまたは被覆された光ファイ
バ心線、舗1゜SW2は従来の光スイッチである。通常
、光ファイバ(1−1)−光ファイバ(1−A)−光フ
ァイバ(1−2) と接続されているものが、光スイッ
チS詩1 、 SW2により、光ファイバ(1−1)−
光ファイバ(1−B)−光ファイバ(1−2)へと切り
替えられる。光スイッチSWI と光スイッチSW2は
数m以下の近い場所に設置されることもあるが、数km
以上離れた場所に設置されることもある。第17図では
切り替えるべき光ファイバは1−A、1−Bの2本とし
ているが、複数本同時に群として切り替える場合も同様
である。2個の光スイッチSWI 、 SW2を同期さ
せて同時に切り替えても、機械的光スイッチでは数s+
sec (In+sec = 10−3秒)、半導体を
用いた光スイッチで数n5ec (1n5ec = 1
0− ’秒)の切替時間が必要であり、この間に光、す
なわち伝送される信号が遮断される。光ファイバは通常
、高速の信号が伝送される。
現在、実用されている信号は400 Mb/sであり、
仮にそれよりも低速の100 Mb/sの信号が伝送さ
れたとしても、1μsの切替時間で100ビツトの信号
が欠落し、高速データ伝送等に重大な支障となる。今後
の高速伝送のニーズと、光ファイバの多用を考え、さら
に道路工事による光ファイバケーブルの移動やその他の
理由によって光ファイバを切り替える必要のある場合で
も、信号の欠落がない無瞬断の光切替の実現が強く望ま
れている。
また将来、信号の伝送スピードよりも非常に高速の光ス
イッチにより光スイッチSWI 、 SW2が構成され
、実用上無瞬断に切り替えることとができた場合でも、
このような高速の光スイッチは半導体で構成されること
が予想され、常時、電源が必要となる。またこのような
高速な光スイッチが開発された場合でも、次のような理
由で、伝送信号の欠落や符号誤りの生じない無瞬断切替
はできない。
光ファイバ1−Aと光ファイバ1−Bは長さが等しいと
は限らず、通常、異なることが多い。例えば光ファイバ
1−Aと光ファイバ1−Bが異なる光ファイバケーブル
に収容された場合、長さは通常、異なる。この場合、光
スイッチSWIと光スイッチSW2で光ファイバ1−A
から光ファイバ1−Bへ切り替える(逆も同様)により
、光路差が生じる。この光路差が高速ディジタル伝送に
おいて符号誤りを生じる原因となることを第18図で説
明する。
第18図(a)においてTはタイムスロットであり、1
.0のディジタル信号を模式的に縦の実線と、縦の破線
で示しである。第18図(a)のX印で光スイッチがオ
ンし、光ファイバが例えば1−Aから1−Bに切り替わ
る。光ファイバ1−Aの長さを’A+ 光ファイバ1−
Bの長さをl、とし、11、>lAのとき、 の時間だけ、切替えによる遅延が生じる。ここでCは光
速、nは光ファイバの屈折率である。
この場合、伝送された信号は第18図(b)のようにな
り、At>Tならば、信号が1を0と受信し、符号誤り
となる。またAt>Tならば自己タイミング抽出方式な
どを用いる伝送系では同期はずれになる。逆にIlA>
l1llの場合、第18図(c)のようにAtだけ符号
が重なり、符号誤りとなる。
実用上、AtがTに比較して小さければ、問題は生じな
い。そのオーダーを考えるため、AtがT/loならば
符号誤りが生じないとすると、式T1)から、 で、Δl以下ならば問題は生じない。数値例として、c
m3X10”  (sr八) 、 n =1.5 、7
=lO−”(s ) (100Mbit八に相当)とす
ると、Δ1 =20 cmとなる。
実際の場合、IAと11の差は数mから数100mとな
ることが多く、第18図(b)や第18図(c)のよう
に符号誤りが生じる。このような場合、無瞬断に切り替
えても、信号は符号誤りを生じ、実質上、信号断と同じ
で、無瞬断切替をしても意味のないものとなる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は光の遮断なく、無瞬断で光ファイバを切り替え
る装置および方法を提供することさらに切り替えるべき
光ファイバの間に光路差のある場合でも、符号誤りを生
じさせることなく、無瞬断で光ファイバを切り替える装
置および方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は光を所定の比率で分岐する光ファイバ分岐回路
の両端に2本の光ファイバを接続し、この接続された光
ファイバの一方もしくは両方の光出力を、分岐回路の分
岐ポートと光ファイバとの接続部の結合度(接続損失)
を変化させることにより調整し、これに対応して増幅度
を変化させることのできる光増幅器を用いて信号伝送の
無瞬断切替を行う。また切り替えるべき光ファイバの間
に光路差のある場合は、さらに光路長調整装置を用いて
無瞬断切替を行う。
本発明は、「光を分岐した後に、光路差のない光ファイ
バで、それぞれ伝送し、その後再び分岐回路を通して合
わせると、信号レベルで重なり、分岐の影響がない」こ
とを利用し、一方の分岐ポートの光出力を有限時間内に
減少させると同時に、他方の分岐ポートの光出力を同じ
時間内に増加させて、一方の光ファイバから他方の光フ
ァイバへ切り替える。信号は無瞬断に(信号の断なく)
切り替えるが、装置内の構成素子は有限時間で変化する
ことを要求しており、経済的に実現可能である。また分
岐ポートの光出力の変化は、分岐ポートと光ファイバと
の接続部の結合度を変化させることにより行われるので
、容易にかつ経済的に実現可能である。
さらに本発明は、光路差のある光ファイバ間でも、信号
の断なく、切り替えることが可能である。
その原理は、伝送装置で実用上許容できる遅延差内で、
微小な光路差を吸収し、これを繰り返えすことにより、
実用上信号の断がなく、必要な光路差を吸収する。この
光路差の吸収を光路長調整装置で実現する。
この光路長調整装置は1対の対向した光スイッチと、該
光スイッチ間に設置され長さの異なる光路を形成する2
本の光ファイバと、前記光スイッチの切替えを同期して
制御する同期制御装置とで構成され、長さの異なる光フ
ァイバを切り替えることにより光路差を吸収する。この
光路差調整装置は複数個カスケードに接続する。なお実
用上許容できる遅延差の意味は、第18図(b) 、 
(c)で説明したときのΔtがTよりも充分小さいこと
を指す。この場合、実用上、同期はずれや、符号誤りが
生じない。
以上説明したように本発明では、 ■ 従来、実現できなかった無瞬断の光ファイバ切替え
が経済的に可能であり、 ■ アナログ伝送と比べて前述の遅延差に対して厳しい
条件の要求されるディジタル伝送においても、光路差が
ある光ファイバ間でも、信号の断のない無瞬断光ファイ
バ切替が可能であるという特長があり、従来の技術では
できなかった技術を可能とするものである。
第4図は本発明装置の構成の一部である光ファイバ分岐
回路を示す図である。第4図において、3は光ファイバ
分岐回路で、1axO比で光を分岐するものである。光
ファイバ分岐回路としては、2本の光ファイバを近接に
平行に融着したものや、光ファイバから空間に光を出し
、ハーフミラ−を利用したもの、半導体や石英ガラスの
基板に導波路を形成したものが利用できる。4は光コネ
クタであって、分岐の一方の出力端子となっている。
44は光コネクタまたは光ファイバスプライスであって
、光ファイバ1−1と光ファイバ分岐回路3を接続して
いる。5は可変結合接続部である。可変結合接続部5の
構成例を第5図に示す。第5図において6−1.6−2
は光ファイバ心線(光ファイバ1にプラスチック等の被
覆をしたもの)、7はスリーブ、8はフェルールである
。フェルール8に光ファイバ1が挿入されており、スリ
ーブ7とフェルール8で実質的に光コネクタを構成する
。9はピニオン、10はラック、11はモータである。
ビニオン9とラック10でモータの回転運動を直線運動
(第5図に示すプラス2方向、ナイナス2方向)に変換
し、間隙dを変化させる。間隔dによって結合度が変化
する様子を屈折率整合剤のない場合で、コア径50μm
の光ファイバを例にとり第6図に示す。d=oで結合度
1と定義して示している。dが大きくなると、結合度が
低下していく。
第4図に示すように構成された光ファイバ分岐回路、第
5図に示すように構成された可変結合接続部、光コネク
タまたは光ファイバスプライスを用いて、本発明の光フ
ァイバ無瞬断切替装置を構成した一実施例を第1図に示
す。
第1図において、2個の光ファイバ分岐回路3の分岐比
はl:x、l:yとし、必ずしもx=yでなくてもよい
。12は光増幅器であり、光を受光素子で−たん電気に
変換し、その電気を増幅し、再び光源(例えばレーザ)
を駆動して光に変換するものでもよいし、直接、光増幅
するものでもよい。13はコントローラであり、無瞬断
切替のための各種コントローラ信号を送出する。以下に
第1図の動作を説明する。
通常は光ファイバ1−1と光ファイバ1−2の間は、光
ファイバ1−Aのみ接続され、通信が行われてる。光フ
ァイバ1−Aから光ファイバ1−Cへの切替えを考える
ここで光増幅器12は、分岐比の積xyの逆数である1
八yの増幅度と、光ファイバ1−A、1−Cの損失の差
を補償するだけの増幅度をもつものとする。通常、分岐
部での損失を小さくするため、X<1.y<1が望まし
い。例えば、x = y =0.1であり、光ファイバ
1−Cの方が光ファイバ1−Aよりも損失が3dB小さ
ければ、増幅度は50倍に設定される。この場合、分岐
損失は片方の光ファイバ分岐回路で0.4 dB程度と
なる。この場合、コントローラ13からの信号により、
2個の可変結合接続部5−1.5−2の結合度を同期し
て変化させる。可変結合接続部5−1は結合度が低くな
り、逆に可変結合接続部5−2は結合度が高くなる。
例えば第6図に示す結合度のデータを利用して、可変結
合接続部5−1の結合度を0.7(dユ8oμm)とし
、可変結合接続部5−2の結合度を0.3(d =18
0μm)とすることにより(分岐損失分を増幅器で補償
している。)、光ファイバ1−2からの光出力は第7図
に示すように光ファイバ1−Aからの光出力と光ファイ
バ1−cがらの光出力の和となり、時間的に一定となる
光出力を一定にした状態で、可変結合接続部5−1の結
合度を低くしくdを大きくシ)、可変結合接続部5−2
の結合度を高くする(dを小さくする)ことにより、切
替えが可能である。
ここで光増幅器12を含めて光ファイバ1−A。
i−cの光路差がない場合、第8図(a) 、 (b)
 。
(c)に示すように無瞬断で光ファイバl−Aから光フ
ァイバ1−Cへ切り替えることが可能である。
ここで第8図(a)は光ファイバ1−Aの出力信号を示
し、第8図(b)は光ファイバ1−Cの出力信号を示し
、第8図(c)は光ファイバ1−Aの出力信号と光ファ
イバi−cの出力信号の和を示す。
光路差のある場合は、後で記述する。
第2図、第3図は本発明の他の実施例を示す。
第2図では、可変結合接続部5が1個のみ接続されてい
る。ここでコントローラ13の信号で可変結合接続部5
の結合度を低くすると同時に、光増幅器12の増幅器を
大きくする。例えば結合度1のとき増幅度をOとする。
次に結合度0.1のとき、増幅度は0.91/xy(光
ファイバ1−Aと光ファイバ1−Cの損失が同一の場合
)である。光ファイバ1−Aと光ファイバ1−Cの損失
が異なる場合は、それを補償するように、0.91/ 
xyに係数を積算すればよい。最後に結合度が零のとき
、増幅度を1/xyにする(光ファイバ1−Aと光ファ
イバl−Cの損失が同一のとき)ことにより、光ファイ
バを切り替えることが可能である。
第3図は、可変結合接続部5を3個使用した場合の実施
例を示す。
切り替えるべき光ファイバの間に光路差のある場合、本
発明の第1図〜第3図に示したいずれかの装置で無瞬断
に切り替えても、信号は符号誤りが生じる。これを防ぐ
ため光路長調整装置14を用いた。その構成を第9図に
示す。第9図において、15、16は光ファイバであり
、15は長く、16は短い。
光ファイバ15と光ファイバ16の長さの差ΔLは、Δ
L=(c/n)  ・Δt(3) であり、通常20 cm以下とする。ここでΔtは第1
0図に示すように、Tと比較して小さく、符号誤りの生
じない値である0通常のディジタル方式でΔtはジッタ
ーと呼ばれる。ディジタル伝送装置はこのジッターに対
して耐性があり、ジッターが小さい場合、符号誤りは生
じない。本発明ではこれを利用して、光路差を吸収する
。実用上問題のない値にΔtは設定される。伝送速度が
速い程、dtは小さくなる。17は光スイッチであり、
伝送速度よりも高速のものである。
半導体等により、ナノ秒(10−’5ec)のスイッチ
ング速度のものが実現している。18は2個の光スイッ
チを同期して動作させるための同期制御装置である。光
ファイバ1−A、1−Bの長さをJA+1mlとし、2
A>2.のときは、光スイッチを光ファイバ15側(第
9図に示しように)にし、その後に光ファイバ16側へ
切り替える。このようにして、ΔLの長さの差が吸収可
能となる。
長さの差2.−2.がΔLより大きい場合は、第11図
に示すように光路長調整装置14をN個カスケードに接
続する。
で必要なNoの値〔式(4)で整数にならない場合は、
最も近い整数値とする〕が決定できる。色々な光路差の
切替えに対処するため、実際の装置構成では、Nは多い
方が窃ましい。その時に必要なNoの値は、N個のうち
のN0個の光スイッチを光ファイバ15側に切り替え、
残りのN−N、は光ファイバ16側に切り替えておくこ
とにより対応できる。その後に、No個の光スイッチを
符号誤りの生じないように、順次光ファイバ16側に切
り替え、光路差をΔLからN0ΔL (−1A−111
)だけ吸収する。lAく11の場合は、光スイッチ17
の操作を前述の逆にすることにより可能である。
光路差のある場合でも無瞬断に切り替えることが可能な
光ファイバ無瞬断切替装置の実施例の構成を第12図に
示す。第2図に示す実施例に、光路長調整装置14をN
個カスケードに接続しである。
その動作と切替方法を第12図と第13図により説明す
る。
第13図の19は切替制御ブロックであって、光増幅器
12、コントローラ13、光路長調整装置14で構成さ
れ、これらは第12図に示すように接続されているとす
る。
光ファイバ1−Aから光ファイバ1−Bへ切り替えるこ
とを考える。一般的には、光ファイバl−Aと光ファイ
バ1−Bとは光路差があり、これを吸収して無瞬断に切
り替える手順を第13図(a)〜(e)に示す。ここで
、光ファイバ1−Aから光ファイバ1−Bへ直接に切り
替えないで、光ファイバ1−Aとほぼ長さの等しい、光
ファイバl−Cを過度的に使用する。第13図(a)〜
(e)に示す切替え手順は、第12図の装置を用いて説
明するが、他の実施例の装置でも同様である。
光ファイバ1−Cの長さは、 ItA−IJL<ItC<ItA+ΔL(5)が望まし
いが、 1c<lA+ΔL(6) でもあらかじめ装置内の光路長調整装置を用いて、不等
式(5)を満足するように等価的にj!。を設定できる
。不等式(5)、 +6>は、切替制御ブロック内で光
の遅延のないことを仮定したが、遅延時間1.のある場
合は、それぞれ IA−ΔL  ta’c/n<lc<lA+ΔL−ta
・c/n(7)lcくlA+ΔL−td−c/n   
 (8)となる。
この長さの光ファイバ1−Cを用いて、第13図(a)
の状B(切替え前の使用形態)から第13図(e)の状
態(切替え後の使用形態)へ切り替える。まず第13図
(b)のように、切替制御ブロック19を光ファイバ1
−Cへ接続し、可変結合接続部5と切替制御ブロック1
9内の光増幅器12とコントローラ13を用いて、無瞬
断に切り替える。このとき、光ファイバ1−Aと光ファ
イバ1−Cとは、実質上、式(5)または式(7)のよ
うに規定されているので、信号も符号誤りなく伝送され
る。
切替え後に第13図(c)のように、光ファイバ1−A
を切り離し、同時に切替制御ブロック19内の光路長調
整装置14を用いて、光ファイバ1−Aと光ファイバ1
−Bの光路差(あらかじめ測定されているとする。この
光路差の測定は、光パルス試験器などで可能である。)
を吸収していく。光路差を吸収した時点で、光ファイバ
ミーc側の光路長は、本来切り替えべき光ファイバ1−
Hの長さに等価的になっている。この状態にった時、第
13図(d)に示すように、光ファイバ1−Bと光ファ
イバ1−Cを無瞬断に切り替える。このようにして、第
13図(d)と同様に、信号も誤りなく伝送される。
次に第13図(e)のように、光ファイバ1−Cと、装
置類を取りはずす。
この方法により、符号誤りなく無瞬断に光ファイバ1−
Aから光ファイバ1−Bへ切り替ることが可能である。
実際に、この方法を適用した他の実施例を第14図に示
す、ここで、1−1.1−2.1−A、1−B、1−C
は光ファイバ、20−1.20−2.2O−AC。
20−Bは光ファイバケーブルである。これらの光ファ
イバケーブルは複数の光ファイバ(心線)を収容してい
る。21は切替えポイントで、光ファイバ分岐回路や可
変結合接続部が収容されている。光ファイバケーブル2
O−ACを用いて信号を伝送しているが、道路工事など
の原因で、光ファイバケーブル2O−ACが使用できな
くなり、他のルートへ布設された光ファイバケーブル2
0−Bを使用いる場合が発生する。また同一ルートでも
光ファイバケーブル2O−ACから光ファイバケーブル
20−Bへ収容がえをする必要が発生することも多い。
このような場合、本発明の装置および方法を用いれば、
高速ディジタル信号を伝送している回線を信号断なく、
切り替えることが可能である。このとき、過度的に使用
できる光ファイバ心線1−Cとしては、光ファイバケー
ブル2O−AC内の空き(予備)心線が利用できる。
第15図は本発明の別の実施例図であって、光ファイバ
1−1から光が伝送されることを仮定している。このと
き、光ファイバ1−2側では光ファイバ分岐回路23を
挿入してあり、これにより光出力をモニタしている例で
ある。このモニタ光を受光器22で電気に変換し、コン
トローラ13に信号を送る。この信号により、コ・ント
ローラ13は可変結合接続部5、光増幅器12、光路長
調整装置14等をコントロールする。
例えば光出力をモニタすることにより、正確に光出力を
一定とするためには、分岐されたモニタ光を受光器22
で受光し、受光量が多い(少ない)場合には、光増幅器
12の増幅度を減少(増大)させることにより可能であ
る。
従ってこの実施例では、フィードバック機構があるので
、切替え動作の監視、光ファイバ1−2の光出力を一定
に保つこと等が容易である。
第16図は本発明のさらに別の実施例図であり、双方向
通信を行うときの構成を示す、ここで24は光アイソレ
ータであって、光増幅器に完全な方向性(光増幅器の出
力側から入った光は入力側に出ない)が確保されていれ
ば、なくてもよい。なお第16図では、可変結合接続部
5や光増幅器12をコントロールするコントローラ13
は図示していない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は従来、実現不可能であっ
た無瞬断の光ファイバ切替えを可能にし、さらに信号も
符号誤りなく伝送することが可能であるから、各種通信
のサービス断なく、所望の切替えができるという利点が
ある。
また本発明では、常時使用する部品は光ファイバ分岐回
路と可変結合接続部および光コネクタという受動部品の
みであり、光増幅器、コントローラ、光スイッチなどの
高価な部品は切替え時にのみ使用し、常時は使用しない
。このため■電力は切替え時にのみ必要であり、■高価
な部品は常時設置しないので、経済的であり、■常時は
受動部品のみで構成されるので、信鯨性が高く、保守が
容易であるという優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、 第2図および第3図は本発明の他の実施例の構成図、 第4図は光ファイバ分岐回路を示す図、第5図は可変結
合接続部の構成側図、 第6図は可変結合接続部の間隙と結合度の関係を示す図
、 第7図は光ファイバ1−Aからの光出力と光ファイバ1
−Cからの光出力の和が時間的に一定であることを示す
図、 第8図(a) 、 (b) 、 (c)は切り替えるべ
き光ファイバの間に光路差がない場合の、それぞれ光フ
ァイバ1−Aの出力信号、光ファイバ1−Cの出力信号
、光ファイバ1−Aの出力信号と光ファイバt−Cの出
力信号の和を示す図、 第9図は光路長調整装置の構成図、 第1O図は光路長調整装置の動作説明図、第11図は光
路長調整装置をカスケードに接続した例を示す図、 第12図、第15図、第16図は本発明の別の実施例の
構成図、 第13図(a)〜(e)は本発明の装置を用いて無瞬断
に切り替える手順を説明する図、 第14図は本発明の装置および方法を適用した他の実施
例の説明図、 第17図は従来の光ファイバ切替装置の構成を示す概念
図、 第18図(a) 、 (b) 、 (c)は光路差のあ
る場合の切替えによる信号伝送を説明する図である。 1.1−1.1−2.1−^、 1−8.1−C・・・
光ファイバまたは光ファイバ心線 SWl、5112・・・光スイッチ 3・・・光ファイバ分岐回路 4・・・光コネクタ 44・・・光コネクタまたは光ファイバスプライス5.
5−1.5−2・・・可変結合接続部6−1.6−2・
・・光ファイバ心線 7・・・スリーブ     8・・・フェルール9・・
・ビニオン     10・・・ラック11・・・モー
タ      12・・・光増幅器13・・・コントロ
ーラ 14.14−1.14−2.・・・、14−N・・・光
路長調整装置15・・・長い光ファイバ(心線) 16・・・短い光ファイバ(心線) 17・・・光スイッチ    18・・・同期制御装置
19・・・切替制御ブロック 20・・・光ファイバケ
ーブル21・・・切替えポイント22・・・受光器23
・・・分岐回路     24・・・光アイソレータ特
許出願人  日本電信電話株式会社 代理人弁理士  杉  村  暁  秀同   弁理士
   杉   村   興   作第1図 f3−コントローラ 第2図 jlも浅 n含炭 f   401 第9図 l 第11図 第12図 (a) 丁 (b) (C) Δを 閃        A         Q〜−N−−
− iコ         0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1対の対向した光ファイバ分岐回路と、該光ファイ
    バ分岐回路間に設置された切り替えるべき2本の光ファ
    イバと、前記分岐回路の一方または両方の分枝ポートに
    接続された少なくとも1個以上の可変結合接続部と、該
    可変結合接続部の結合度を制御するコントローラと、前
    記光ファイバのいずれか一方の光ファイバ中を伝搬する
    光を増幅するための光増幅器とで構成させ、前記2本の
    光ファイバからの光出力の和が一定になるように、前記
    結合度と光増幅器の増幅度を対応させながら調整し、最
    終的に前記結合度が零になったとき、前記光ファイバを
    切り替えることを特徴とする光ファイバ無瞬断切替装置
    。 2、1対の対向した光ファイバ分岐回路と、該光ファイ
    バ分岐回路間に設置された切り替えるべき2本の光ファ
    イバと、前記分岐回路の一方または両方の分枝ポートに
    接続された少なくとも1個以上の可変結合接続部と、前
    記光ファイバのいずれか一方の光ファイバ中を伝搬する
    光を増幅するための光増幅器と、該光増幅器にカスケー
    ドに接続された1個以上の光路長調整装置と、前記可変
    結合接続部の結合度および前記光増幅器の増幅度および
    光路長調整装置を制御するコントローラとで構成され、
    該コントローラにより前記結合度を前記光増幅器の増幅
    度に対応させながら調整することと、前記2本の光ファ
    イバの光路長を前記光路長調整装置で調整することによ
    り、前記光ファイバを切り替えることを特徴とする光フ
    ァイバ無瞬断切替装置。 3、特許請求の範囲第2項記載の光ファイバ無瞬断切替
    装置において、前記光路長調整装置は、1対の対向した
    光スイッチと、該光スイッチ間に設置され長さの異なる
    光路を形成する2本の光ファイバと、前記光スイッチの
    切替えを同期して制御する同期制御装置とからなること
    を特徴とする光ファイバ無瞬断切替装置。 4、長さの差がある2本の光ファイバを切り替える方法
    において、1対の対向した光ファイバ分岐回路の相互間
    で切替えにより伝送上影響を与えない程度に光路長を変
    化させる1個以上の光路長調整装置と、光増幅器と、前
    記分岐回路の分岐ポートに接続された可変結合接続部と
    を制御するコントローラおよび前記光増幅器および前記
    光路長調整装置により構成された切替制御ブロックを光
    路中に有する仮切替用光ファイバからなる仮回線を準備
    し、該仮回線の光路長と前記光路長調整装置の光路長の
    和を、切替え前に使用している光ファイバの光路長に合
    わせてから仮回線に切り替えて、切替え前に使用してい
    る光ファイバを切り離し、その後、前記光路長調整装置
    により、仮回線の光路長を切替え後に使用する光ファイ
    バの光路長の長さに合わせ、その後、該切替え後に使用
    する光ファイバへ切り替えることを特徴とする光ファイ
    バ無瞬断切替方法。
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