JP2014212471A - 光通信線路切替装置、光通信線路切替方法及び光信号パワー調整方法 - Google Patents

光通信線路切替装置、光通信線路切替方法及び光信号パワー調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信品質を劣化させずに光通信線路切替を可能とする。
【解決手段】対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信し、伝送装置間のフレーム往復時間の測定値に基づいて通信のタイミングを管理する通信タイミング管理機能を備えた光通信システムに用いられ、前記現用線路と信号伝達時間が一致する迂回線路を構築し、通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える光通信線路切替装置において、局側伝送装置および加入者側伝送装置から現用線路を通って前記局側伝送装置および前記加入者側伝送装置で受光される光信号パワーと前記光通信線路切替から迂回線路を通って前記局側伝送装置および前記加入者側伝送装置で受光される光信号パワーに差がある場合においても光通信線路切替装置から送信される光信号パワーを調整することで、通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる光通信線路切替装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、支障移転工事等における光通信線路切替装置、光通信線路切替方法及び光信号パワー調整方法に関するものである。
これまでの線路切替技術としては信号伝達時間が一致する迂回線路を構築し、通信状態を維持しながらケーブルルートを変更する方法が提案されている(非特許文献1参照)。一時的に通信を冗長化することにより、一方の線路で支障移転工事等の切替工事を実施しても、他方の線路で通信を維持することで、無瞬断光通信線路切替を実現する方法が提案されている(非特許文献1参照)。
真鍋他、可変電気遅延器を用いた光線路無瞬断切替システムの基本検討、信学技報、vol.112、no.311、OFT2012-46、pp.23-26、2011
しかしながら、信号伝達時間が一致する迂回線路を構築し、通信状態を維持しながらケーブルルートを変更する光通信線路切替方法では、現用線路と迂回線路で通信を冗長化している場合と現用線路のみで通信を行っている場合と迂回線路で通信を行っている場合で局側伝送装置および加入者側伝送装置が受光する光パワーが異なる。局側伝送装置および加入者側伝送装置は受光する光パワーが大きく変化すると通信品質が劣化し、通信に影響を与えてしまうという課題があった。これは、信号伝達時間が一致する迂回線路を構築し、通信状態を維持しながらケーブルルートを変更する方法では避けられない課題である。
本発明の目的は、通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる光通信線路切替装置、光通信線路切替方法及び光信号パワー調整方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一観点は、互いに対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられ、前記局側伝送装置と前記加入者側伝送装置との間に、前記現用線路と信号伝達時間が一致する迂回線路を構築し、通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える光通信線路切替装置において、前記局側伝送装置からの光信号パワーを計測するための局側光パワーメータと、前記加入者側伝送装置からの光信号パワーを計測するための加入者側光パワーメータと、前記局側伝送装置に向けて試験光を送信するための局側試験光光源と、前記加入者側伝送装置に向けて試験光を送信するための加入者側試験光光源と、前記局側伝送装置の手前に設置されている局側試験光反射フィルタによって反射された前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測するための局側試験光光パワーメータと、前記加入者側伝送装置の手前に設置されている加入者側の試験光反射フィルタによって反射された前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測するための加入者側試験光光パワーメータと、前記現用線路と前記迂回線路の遅延量を一致させるための遅延量調整器と、前記遅延量調整器から前記局側伝送装置に送信される光信号パワーを、設定された調整量に基づいて調整するための局側光パワー調整器と、前記遅延量調整器から前記加入者側伝送装置に送信される光信号パワーを、設定された調整量に基づいて調整するための加入者側光パワー調整器と、前記局側光パワーメータと前記加入者側光パワーメータと前記局側試験光光源と前記加入者側試験光光源と前記局側試験光光パワーメータと前記加入者側試験光光パワーメータと前記局側光パワー調整器と前記加入者側光パワー調整器と前記遅延量調整器を制御するものであって、前記局側光パワーメータ、前記加入者側光パワーメータ、前記局側試験光光パワーメータ及び前記加入者側試験光光パワーメータによる計測結果に基づいて、前記局側光パワー調整器及び前記加入者側光パワー調整器それぞれの調整量を制御するための制御装置とを備えるようにしたものである。
この構成によれば、現用線路を伝搬する信号光(上り、下り)と迂回線路を伝搬する信号光(上り、下り)の局側伝送装置及び加入者側伝送装置に入力される際の光強度差に着目し、例えば迂回線路の区間内に、局側光パワーメータと、加入者側光パワーメータと、局側試験光光源と、加入者側試験光光源と、局側試験光光パワーメータと、加入者側試験光光パワーメータと、局側光パワー調整器と、加入者側光パワー調整器と、遅延量調整器と、制御装置とを構成した上で、局側光パワーメータ、加入者側光パワーメータ、局側試験光光パワーメータ及び前記加入者側試験光光パワーメータによる計測結果に基づいて、局側伝送装置及び加入者側伝送装置に入力される光信号の光強度差を算出し、光強度差を縮減するように局側光パワー調整器及び加入者側光パワー調整器それぞれの調整量を制御することにより、通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる。
また、局側試験光光源及び加入者側試験光光源それぞれから発生される試験光を現用線路上及び迂回線路上で伝搬させて、局側伝送装置及び加入者側伝送装置に入力される光信号の光強度差を算出するようにしているので、信頼性の高い光通信線路切替技術の提供が可能となる。
また、本発明の一観点は、互いに対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられ、分岐比が既知の光カプラ間で前記現用線路と信号伝達時間と線路損失が一致する迂回線路を構築し、通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える光通信線路切替装置において、前記局側伝送装置からの光信号パワーを計測するための局側光パワーメータと、前記加入者側伝送装置からの光信号パワーを計測するための加入者側光パワーメータと、前記現用線路と前記迂回線路の遅延量を一致させるための遅延量調整器と、前記遅延量調整器から前記局側伝送装置に送信される光信号パワーを、設定された調整量に基づいて調整するための局側光パワー調整器と、前記遅延量調整器から前記加入者側伝送装置に送信される光信号パワーを、設定された調整量に基づいて調整するための加入者側光パワー調整器と、前記局側光パワーメータと前記加入者側光パワーメータと前記局側光パワー調整器と前記加入者側光パワー調整器と前記遅延量調整器を制御するものであって、前記局側光パワーメータの計測結果及び前記加入者側光パワーメータの計測結果に基づいて、前記局側光パワー調整器及び前記加入者側光パワー調整器それぞれの調整量を制御するための制御装置とを備えるようにしたものである。
この構成によれば、局側伝送装置及び加入者側伝送装置にそれぞれ設けられる光カプラの分岐比を利用して、試験光を生成する必要がなく、局側光パワーメータ及び加入者側光パワーメータによる計測結果に基づいて、局側伝送装置及び加入者側伝送装置に入力される光信号の光強度差を算出し、光強度差を縮減するように局側光パワー調整器及び加入者側光パワー調整器それぞれの調整量を制御することにより、簡単な構成で通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる。
本発明では、遅延量調整器から送信される光信号パワーを調整する機能を備えている。これにより、局側伝送装置および加入者側伝送装置から現用線路を通って前記局側伝送装置および前記加入者側伝送装置で受光される光信号パワーと前記遅延量調整器から迂回線路を通って前記局側伝送装置および前記加入者側伝送装置で受光される光信号パワーに差がある場合においても遅延量調整器から送信される光信号パワーを調整することで、通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる光通信線路切替装置、光通信線路切替方法及び光信号パワー調整方法を提供するものである。
本発明の第1の実施形態に係る光通信線路切替装置の構成を示すブロック図。 第1の実施形態における光パワー調整を行う際の制御装置による制御処理手順を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る光通信線路切替装置の構成を示すブロック図。 第2の実施形態における光パワー調整を行う際の制御装置による制御処理手順を示すフローチャート。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る光通信線路切替装置は、局側光パワーメータ、加入者側光パワーメータ、局側試験光光源、加入者側試験光光源、局側試験光光パワーメータ、加入者側試験光光パワーメータ、遅延量調整器、局側光パワー調整器、加入者側光パワー調整器およびこれら全体を制御する制御装置から構成される。これにより局側伝送装置および加入者側伝送装置から現用線路を通って前記局側伝送装置および前記加入者側伝送装置で受光される光信号パワーと前記遅延量調整器から迂回線路を通って前記局側伝送装置および前記加入者側伝送装置で受光される光信号パワーに差がある場合においても前記遅延量調整器から送信される光信号パワーを調整することで、通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光通信線路切替装置の構成を示すブロック図である。この光通信線路切替装置は、互いに対向する局側伝送装置1と加入者側伝送装置2が、局側試験光反射フィルタ3、加入者側試験光反射フィルタ4、光カプラ5,6、現用線路7を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられる。さらに、遅延量調整器は、光カプラ5,6を用いて、現用線路7と信号伝達時間が一致する加入者側迂回線路8、局側迂回線路8’を構築している。
加入者側迂回線路8及び局側迂回線路8’には、局側伝送装置1と加入者側伝送装置2との間で送受信される光信号パワーを調整するための加入者側光カプラ9、局側光カプラ9’、加入者側光パワーメータ10、局側光パワーメータ11、局側試験光光源12、加入者側試験光光源13、局側試験光光パワーメータ14、加入者側試験光光パワーメータ15、遅延量調整器16、局側光パワー調整器17、加入者側光パワー調整器17’が設けられる。
このうち、加入者側光パワーメータ10、局側光パワーメータ11、局側試験光光源12、加入者側試験光光源13、局側試験光光パワーメータ14、加入者側試験光光パワーメータ15、遅延量調整器16、局側光パワー調整器17、加入者側光パワー調整器17’は、制御線18を介して制御装置19と接続される。
制御装置19は、例えばマイクロプロセッサにアプリケーション・プログラムを実行させることにより機能するもので、加入者側光パワーメータ10、局側光パワーメータ11、局側試験光光パワーメータ14、加入者側試験光光パワーメータ15による計測結果に基づいて、局側試験光光源12、加入者側試験光光源13、遅延量調整器16、局側光パワー調整器17、加入者側光パワー調整器17’を制御する。
局側伝送装置1から出力された光信号は、局側試験光反射フィルタ3を通過後、光カプラ5に入力される。光カプラ5に入力された光信号は2つの経路に出力される。光カプラ5から出力された光信号は現用線路7および局側迂回線路8’をそれぞれ伝搬する。
現用線路7を伝搬した光信号は、光カプラ6に入力される。一方、局側迂回線路8’を伝搬した光信号は、局側光カプラ9’に入力される。局側光カプラ9’に入力され、局側伝送装置1から出力された光信号は2つの経路に出力される。つまり、局側光カプラ9’から出力された局側伝送装置1から出力された光信号は、局側光パワーメータ11および局側光パワー調整器17に入力される。
局側光パワーメータ11に入力された光信号は、局側光パワーメータ11によって光パワーを計測される。この局側光パワーメータ11による計測結果は、制御線18を介して制御装置19に通知される。局側光パワー調整器17に入力された光信号は、光パワーを調整され、出力される。局側光パワー調整器17から出力された光信号は、遅延量調整器16に入力される。
遅延量調整器16は、例えば制御装置19から指示に従って、現用線路7における通信状態を維持しながら現用線路7から加入者側迂回線路8、局側迂回線路8’への切り替えを行う場合に、局側光パワー調整器17から出力された光信号を、制御装置19から制御線18を介して与えられる遅延量に従い遅延処理し、この遅延処理後の光信号を出力する機能を有する。なお、遅延量は、現用線路7と加入者側迂回線路8、局側迂回線路8’との間で信号伝達時間を一致させるための決められた量であるものとする。
また、遅延量調整器16は、加入者側迂回線路8、局側迂回線路8’における通信状態を維持しながら加入者側迂回線路8、局側迂回線路8’から現用線路7への切り替えを行う場合に、局側光パワー調整器17と加入者側光パワー調整器17’との間の接続を切り離す。
遅延量調整器16から出力された光信号は、加入者側光パワー調整器17’に入力される。加入者側光パワー調整器17’に入力された光信号は光パワーを調整され、出力される。加入者側光パワー調整器17’から出力された光信号は、加入者側光カプラ9に入力される。
加入者側光カプラ9に入力された光信号は、加入者側試験光光源13からの試験光と合波され、出力される。加入者側光カプラ9から出力された光信号および試験光は加入者側迂回線路8を伝搬する。加入者側迂回線路8を伝搬した光信号および試験光は、光カプラ6に入力される。
加入者側迂回線路8を伝搬した光信号および試験光と上記現用線路7を伝搬した光信号は光カプラ6にて合波され、出力される。光カプラ6から出力された光信号のうち局側伝送装置1から出力された光信号と遅延量調整器16から出力された光信号は、加入者側試験光反射フィルタ4を通過し、加入者側試験光光源13から出力された試験光は反射される。
加入者側試験光反射フィルタ4を通過し、局側伝送装置1から出力された光信号と前記遅延量調整器16から出力された光信号は、加入者側伝送装置2に入力される。上記加入者側試験光反射フィルタ4にて反射された試験光は、光カプラ6に入力される。光カプラ6に入力された試験光は2つの経路に出力される。
前記光カプラ6にから出力された試験光は、加入者側迂回線路8および現用線路7をそれぞれ伝搬する。加入者側迂回線路8を伝搬した試験光は、加入者側光カプラ9に入力される。加入者側光カプラ9に入力された試験光は、加入者側試験光光パワーメータ15に向けて出力される。加入者側試験光光パワーメータ15に入力された試験光は光パワーを計測される。そして、加入者側試験光光パワーメータ15による計測結果は、制御線18を介して制御装置19に通知される。
現用線路7を伝搬した試験光は、光カプラ5に入力される。光カプラ5に入力された試験光は、局側試験光反射フィルタ3に向けて出力される。局側試験光反射フィルタ3にて試験光は反射され、光カプラ5に入力される。光カプラ5に入力された試験光は、2つの経路に出力される。光カプラ5から出力された試験光は、現用線路7および局側迂回線路8’をそれぞれ伝搬する。
現用線路7を伝搬した試験光は、光カプラ6に入力される。局側迂回線路8’を伝搬した試験光は、局側光カプラ9’に入力される。局側光カプラ9’に入力された試験光は、局側試験光光パワーメータ14に向けて出力される。局側試験光光パワーメータ14に入力された試験光は光パワーを計測される。そして、局側試験光光パワーメータ14による計測結果は、制御装置19に通知される。なお、試験光の波長は通信光に影響が無く、試験光反射フィルタで反射される波長であることが望ましい。
また、同様に加入者側伝送装置2から出力された光信号は、加入者側試験光反射フィルタ4を通過後、光カプラ6に入力される。光カプラ6に入力された光信号は、2つの経路に出力される。光カプラ6から出力された光信号は、現用線路7および加入者側迂回線路8をそれぞれ伝搬する。
現用線路7を伝搬した光信号は、光カプラ5に入力される。加入者側迂回線路8を伝搬した光信号は、加入者側光カプラ9に入力される。加入者側光カプラ9に入力され、加入者側伝送装置2から出力された光信号は、2つの経路に出力される。加入者側光カプラ9から出力され、加入者側伝送装置2から出力された光信号は、加入者側光パワーメータ10および加入者側光パワー調整器17’に入力される。加入者側光パワーメータ10に入力された光信号は、加入者側光パワーメータ10によって光パワーを計測される。そして、加入者側光パワーメータ10による計測結果は、制御線18を介して制御装置19に通知される。
加入者側光パワー調整器17’に入力された光信号は、光パワーを調整され、出力される。加入者側光パワー調整器17’から出力された光信号は、遅延量調整器16に入力される。遅延量調整器16に入力された光信号は、遅延量を調整され、出力される。
遅延量調整器16から出力された光信号は、局側光パワー調整器17に入力される。局側光パワー調整器17に入力された光信号は、光パワーを調整され、出力される。局側光パワー調整器17から出力された光信号は、局側光カプラ9’に入力される。局側光カプラ9’に入力された光信号は、局側試験光光源12からの試験光と合波され、出力される。
局側光カプラ9’から出力された光信号および試験光は、局側迂回線路8’を伝搬する。局側迂回線路8’を伝搬した光信号および試験光は、光カプラ5に入力される。局側迂回線路8’を伝搬した光信号および試験光と上記現用線路7を伝搬した光信号は、光カプラ5にて合波され、出力される。
光カプラ5から出力された光信号のうち、加入者側伝送装置2から出力された光信号と前記遅延量調整器16から出力された光信号は、局側試験光反射フィルタ3を通過し、局側試験光光源12から出力された試験光は反射される。局側試験光反射フィルタ3を通過した加入者側伝送装置2から出力された光信号と遅延量調整器16から出力された光信号は、局側伝送装置1に入力される。
局側試験光反射フィルタ3にて反射された試験光は、光カプラ5に入力される。光カプラ5に入力された試験光は、2つの経路に出力される。光カプラ5から出力された試験光は、局側迂回線路8’および現用線路7をそれぞれ伝搬する。局側迂回線路8’を伝搬した試験光は局側光カプラ9’に入力される。
局側光カプラ9’に入力された試験光は、局側試験光光パワーメータ14に向けて出力される。局側試験光光パワーメータ14に入力された試験光は光パワーを計測される。そして、局側試験光光パワーメータ14による計測結果は、制御線18を介して制御装置19に通知される。
現用線路7を伝搬した試験光は、前記光カプラ6に入力される。光カプラ6に入力された試験光は、加入者側試験光反射フィルタ4に向けて出力される。加入者側試験光反射フィルタ4にて試験光は、反射され、光カプラ6に入力される。光カプラ6に入力された試験光は、2つの経路に出力される。光カプラ6から出力された試験光は、現用線路7および加入者側迂回線路8をそれぞれ伝搬する。現用線路7を伝搬した試験光は光カプラ5に入力される。
加入者側迂回線路8を伝搬した試験光は、加入者側光カプラ9に入力される。加入者側光カプラ9に入力された試験光は、加入者側試験光光パワーメータ15に向けて出力される。加入者側試験光光パワーメータ15に入力された試験光は、光パワーを計測される。そして、加入者側試験光光パワーメータ15による計測結果は、制御線18を介して制御装置19に通知される。
次に、光パワー調整方法について図2を用いて説明する。図2は、上記制御装置19による制御処理手順を示すフローチャートである。
局側試験光光源12および加入者側試験光光源13から試験光が出力されていない状態を初期状態とする。まず、加入者側伝送装置2から出力され、加入者側迂回経路8を伝搬する光信号の光パワーP1を、加入者側光パワーメータ10にて計測する。合わせて、局側伝送装置1から出力され、局側迂回経路8’を伝搬する光信号の光パワーP2を、局側光パワーメータ11にて計測する(ステップST2a)。それぞれを式で表すと、次のようになる。
Figure 2014212471
ここで、Ponuは加入者側伝送装置2からの出力光パワー、Poltは局側伝送装置1からの出力光パワー、L1は局側伝送装置1から局側反射フィルタ3までの線路損失、L2は局側反射フィルタ3から光カプラ5までの線路損失、L4は光カプラ6から加入者側反射フィルタ4までの線路損失、L5は加入者側反射フィルタ4から加入者側伝送装置2までの線路損失、L6は光カプラ5から局側光パワーメータ11までの線路損失、L7は光カプラ6から加入者側光パワーメータ10までの線路損失、C5は光カプラ5の局側伝送装置1から局側迂回線路8’の経路の分岐損失あるいは局側迂回線路8’から局側伝送装置1の経路の分岐損失、C6は光カプラ6の加入者側伝送装置2から局側迂回線路8の経路の分岐損失あるいは光カプラ6の局側迂回線路8から加入者側伝送装置2の経路の分岐損失である。
次に、制御装置19は、加入者側試験光光源13から試験光を出力させる(ステップST2b)。次に、制御装置19は、加入者側試験光光パワーメータ15にて加入者側試験光光源13からの試験光の光パワーP3を計測する。合わせて、局側試験光光パワーメータ14にて加入者側試験光光源13からの試験光の光パワーP4を計測する(ステップST2c)。それぞれを式で表すと、次のようになる。
Figure 2014212471
ここで、Ps1は加入者側試験光光源13からの出力光パワー、L3は光カプラ5から光カプラ6までの線路損失、F4は加入者側反射フィルタ4の反射損失、F3は局側反射フィルタ3の反射損失、C6’は光カプラ6の加入者側伝送装置2から現用線路7の経路の分岐損失あるいは光カプラ6の現用線路7から加入者側伝送装置2の経路の分岐損失、C5’は光カプラ5の局側伝送装置1から現用線路7の経路の分岐損失あるいは現用線路7から局側伝送装置1の経路の分岐損失である。
次に、制御装置19は、加入者側試験光光源13からの試験光を停止し、局側試験光光源12から試験光を出力させる(ステップST2d)。次に、制御装置19は、加入者側試験光光パワーメータ15にて局側試験光光源12からの試験光の光パワーP5を計測する。合わせて、局側試験光光パワーメータ14にて局側試験光光源12からの試験光の光パワーP6を計測する(ステップST2e)。それぞれを式で表すと、次のようになる。
Figure 2014212471
ここで、Ps2は局側試験光光源12からの出力光パワーである。ここで、加入者側伝送装置2から出力された光信号が現用線路7を伝搬後に局側伝送装置1に入力される光パワーをProlt1とし、加入者側伝送装置2から出力された光信号が遅延量調整器16を通過後に局側伝送装置1に入力される光パワーをProlt2とするとそれぞれ以下の式で表される。
Figure 2014212471
ここで、Ps3は遅延量調整器16からの局側出力光パワーである。式(7)と式(8)が等しくなるように調整する場合にはPonuは以下の式で表すことができる。
Figure 2014212471
また、式(1)と式(9)から以下のような式を求めることができる。
Figure 2014212471
ここで、前記加入者側伝送装置2から出力された光信号と前記加入者側試験光光源13から出力された試験光の伝搬損失が等しいとすると式(10)と式(4)より以下のような式を求めることができる。
Figure 2014212471
ここで、ステップST2fにおいて、局側光カプラ9’および加入者側光カプラ9からの各経路への分岐損失が等しいとすると、式(11)と式(3)および式(5)よりPs3は、以下の式で表すことができる。
Figure 2014212471
よって、前記局側光パワー調整器17の調整量T1は、以下の式で表すことができる。
Figure 2014212471
ここで、Ps3’は局側光パワー調整器17で出力光パワーを調整される前の遅延量調整器16から出力光パワーである。
また、同様に局側伝送装置1から出力された光信号が現用線路7を伝搬後に加入者側伝送装置2に入力される光パワーをPronu1とし、局側伝送装置1から出力された光信号が遅延量調整器16を通過後に加入者側伝送装置2に入力される光パワーをPronu2とするとそれぞれ以下の式で表される。
Figure 2014212471
ここで、Ps4は遅延量調整器16からの加入者側出力光パワーである。式(14)と式(15)が等しくなるように調整する場合にはPoltは以下の式で表すことができる。
Figure 2014212471
また、式(2)と式(16)から以下のような式を求めることができる。
Figure 2014212471
ここで、局側伝送装置1から出力された光信号と局側試験光光源12から出力された試験光の伝搬損失が等しいとすると式(17)と式(4)より以下のような式を求めることができる。
Figure 2014212471
ここで、前記局側光カプラ9’および前記加入者側光カプラ9からの各経路への分岐損失が等しいとすると、式(18)と式(3)および式(5)よりPs4は、次式で表すことができる。
Figure 2014212471
よって、加入者側光パワー調整器17’の調整量T2は、次式で表すことができる。
Figure 2014212471
ここで、Ps4’は加入者側光パワー調整器17’で出力光パワーを調整される前の遅延量調整器16から出力光パワーである。制御装置19は、式(13)と式(20)からそれぞれ求められた調整量T1および調整量T2をそれぞれ局側光パワー調整器17および加入者側光パワー調整器17’に設定する(ステップST2g)。したがって、加入者側伝送装置2から出力された光信号が現用線路7を伝搬後に局側伝送装置1に入力される光パワーProlt1と加入者側伝送装置2から出力された光信号が遅延量調整器16を通過後に局側伝送装置1に入力される光パワーProlt2を等しくすることができ、局側伝送装置1から出力された光信号が現用線路7を伝搬後に加入者側伝送装置2に入力される光パワーPronu1と局側伝送装置1から出力された光信号が遅延量調整器16を通過後に加入者側伝送装置2に入力される光パワーPronu2を等しくすることができる。
以上のように上記第1の実施形態によれば、現用線路7を伝搬する信号光(上り、下り)と加入者側迂回線路8、局側迂回線路8’を伝搬する信号光(上り、下り)の局側伝送装置1及び加入者側伝送装置2に入力される際の光強度差に着目し、例えば加入者側迂回線路8、局側迂回線路8’の区間内に、加入者側光パワーメータ10、局側光パワーメータ11、局側試験光光源12、加入者側試験光光源13、局側試験光光パワーメータ14、加入者側試験光光パワーメータ15、遅延量調整器16、局側光パワー調整器17、加入者側光パワー調整器17’を構成した上で、加入者側光パワーメータ10、局側光パワーメータ11、局側試験光光パワーメータ14及び加入者側試験光光パワーメータ15による計測結果に基づいて、局側伝送装置1及び加入者側伝送装置2に入力される光信号の光強度差を算出し、光強度差を縮減するように局側光パワー調整器17及び加入者側光パワー調整器17’それぞれの調整量を制御することにより、通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる。
また、上記第1の実施形態によれば、局側試験光光源12、加入者側試験光光源13それぞれから発生される試験光を現用線路7上及び加入者側迂回線路8、局側迂回線路8’上で伝搬させて、局側伝送装置1及び加入者側伝送装置2に入力される光信号の光強度差を算出するようにしているので、信頼性の高い光通信線路切替技術の提供が可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る光通信線路切替装置は、局側光パワーメータ、加入者側光パワーメータ、遅延量調整器、局側光パワー調整器、加入者側光パワー調整器およびこれら全体を制御する制御装置から構成される。これにより局側伝送装置および加入者側伝送装置から現用線路を通って局側伝送装置および加入者側伝送装置で受光される光信号パワーと、遅延量調整器から迂回線路を通って局側伝送装置および加入者側伝送装置で受光される光信号パワーに差がある場合においても遅延量調整器から送信される光信号パワーを調整することで、通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る光通信線路切替装置の構成を示すブロック図である。
この光通信線路切替装置は、互いに対向する局側伝送装置101と加入者側伝送装置102が、光カプラ105,106、現用線路107を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられる。さらに、光通信線路切替装置は、光カプラ105,106を用いて、現用線路107と信号伝達時間が一致する加入者側迂回線路108、局側迂回線路108’を構築している。
加入者側迂回線路108及び局側迂回線路108’には、局側伝送装置101と加入者側伝送装置102との間で送受信される光信号パワーを調整するための加入者側光カプラ109、局側光カプラ109’、加入者側光パワーメータ110、局側光パワーメータ111、遅延量調整器116、局側光パワー調整器117、加入者側光パワー調整器117’が設けられる。
このうち、加入者側光パワーメータ110、局側光パワーメータ111、遅延量調整器116、局側光パワー調整器117、加入者側光パワー調整器117’は、制御線118を介して制御装置119と接続される。
制御装置119は、例えばマイクロプロセッサにアプリケーション・プログラムを実行させることにより機能するもので、加入者側光パワーメータ110、局側光パワーメータ111による計測結果に基づいて、遅延量調整器116、局側光パワー調整器117、加入者側光パワー調整器117’を制御する。
遅延量調整器116は、例えば制御装置119から指示に従って、現用線路107における通信状態を維持しながら現用線路107から加入者側迂回線路108、局側迂回線路108’への切り替えを行う場合に、局側光パワー調整器117から出力された光信号を、制御装置19から制御線18を介して与えられる遅延量に従い遅延処理し、この遅延処理後の光信号を出力する機能を有する。なお、遅延量は、現用線路107と加入者側迂回線路108、局側迂回線路108’との間で信号伝達時間を一致させるための決められた量であるものとする。
また、遅延量調整器116は、加入者側迂回線路108、局側迂回線路108’から現用線路7への切り替えを行う場合に、局側光パワー調整器117と加入者側光パワー調整器117’との間の接続を切り離す。
局側伝送装置101から出力された光信号は、光カプラ105に入力される。光カプラ105に入力された光信号は、2つの経路に出力される。光カプラ105から出力された光信号は現用線路107および局側迂回線路108’をそれぞれ伝搬する。現用線路107を伝搬した光信号は光カプラ106に入力される。局側迂回線路108’を伝搬した光信号は、局側光カプラ109’に入力される。
局側光カプラ109’に入力された局側伝送装置101から出力された光信号は、2つの経路に出力される。局側光カプラ109’から出力され、局側伝送装置101から出力された光信号は局側光パワーメータ111および局側光パワー調整器117に入力される。局側光パワーメータ111に入力された光信号は、局側光パワーメータ111によって光パワーを計測される。そして、局側光パワーメータ111による計測結果は、制御線118を介して制御装置119に通知される。
局側光パワー調整器117に入力された光信号は光パワーを調整され、出力される。局側光パワー調整器117から出力された光信号は、遅延量調整器116に入力される。遅延量調整器116に入力された光信号は遅延量を調整され、出力される。
遅延量調整器116から出力された光信号は、加入者側光パワー調整器117’に入力される。加入者側光パワー調整器117’に入力された光信号は光パワーを調整され、出力される。加入者側光パワー調整器117’から出力された光信号は、加入者側光カプラ19に入力される。加入者側光カプラ119に入力された光信号は出力される。加入者側光カプラ109から出力された光信号は加入者側迂回線路108を伝搬する。
加入者側迂回線路108を伝搬した光信号は、光カプラ106に入力される。加入者側迂回線路108を伝搬した光信号と現用線路107を伝搬した光信号は、光カプラ106にて合波され、出力される。光カプラ106から出力された光信号は、局側伝送装置101から出力された光信号と遅延量調整器116から出力された光信号は、加入者側伝送装置102に入力される。
また、同様に、加入者側伝送装置102から出力された光信号は、光カプラ106に入力される。光カプラ106に入力された光信号は2つの経路に出力される。光カプラ106から出力された光信号は、現用線路107および前記加入者側迂回線路108をそれぞれ伝搬する。前記現用線路107を伝搬した光信号は前記光カプラ105に入力される。前記加入者側迂回線路108を伝搬した光信号は、加入者側光カプラ109に入力される。
加入者側光カプラ109に入力された加入者側伝送装置102から出力された光信号は、2つの経路に出力される。加入者側光カプラ109から出力された加入者側伝送装置102から出力された光信号は、加入者側光パワーメータ110および加入者側光パワー調整器117’に入力される。加入者側光パワーメータ110に入力された光信号は、加入者側光パワーメータ110によって光パワーを計測される。そして、加入者側光パワーメータ110による計測結果は、制御線118を介して制御装置119に通知される。
加入者側光パワー調整器117’に入力された光信号は光パワーを調整され、出力される。加入者側光パワー調整器117’から出力された光信号は、遅延量調整器116に入力される。遅延量調整器116に入力された光信号は遅延量を調整され、出力される。前記遅延量調整器116から出力された光信号は前記局側光パワー調整器117に入力される。
局側光パワー調整器117に入力された光信号は光パワーを調整され、出力される。局側光パワー調整器117から出力された光信号は、局側光カプラ109’に入力される。局側光カプラ109’に入力された光信号は出力される。
局側光カプラ109’から出力された光信号は、局側迂回線路108’を伝搬する。前記局側迂回線路108’を伝搬した光信号は前記光カプラ106に入力される。局側迂回線路108’を伝搬した光信号と前記現用線路107を伝搬した光信号は前記光カプラ105にて合波され、出力される。加入者側伝送装置102から出力された光信号と遅延量調整器116から出力された光信号は、局側伝送装置101に入力される。
次に、光パワー調整方法について図4を用いて説明する。図4は、上記制御装置119による制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、制御装置119は、加入者側伝送装置102から出力され、加入者側迂回経路108を伝搬する光信号の光パワーP101を加入者側光パワーメータ110にて計測する。合わせて、局側伝送装置101から出力され、前記局側迂回経路108’を伝搬する光信号の光パワーP102を局側光パワーメータ111にて計測する(ステップST4a)。それぞれを式で表すと、以下となる。
Figure 2014212471
ここで、Ponuは加入者側伝送装置102からの出力光パワー、Poltは局側伝送装置101からの出力光パワー、L2は局側伝送装置101から光カプラ105までの線路損失、L4は光カプラ106から加入者側伝送装置102までの線路損失、L6は光カプラ105から局側光パワーメータ111までの線路損失、L7は光カプラ106から加入者側光パワーメータ110までの線路損失、C5は光カプラ105の局側伝送装置101から局側迂回線路108’の経路の分岐損失あるいは局側迂回線路108’から局側伝送装置101の経路の分岐損失、C6は光カプラ106の加入者側伝送装置102から局側迂回線路108の経路の分岐損失あるいは前記光カプラ106の局側迂回線路108から加入者側伝送装置102の経路の分岐損失である。
ここで、実際の運用を考えると切替機は局内に設置されている光カプラ105の周辺に設置することが考えられることから線路損失L6は0dBに近似可能である。よって、式(22)から局側伝送装置101からの光信号の前記光カプラ105への入力光パワーP105は、以下となる。
Figure 2014212471
よって、式(23)から局側伝送装置101からの光信号の加入者側伝送装置102への入力光パワーP103は、以下となる。
Figure 2014212471
ここで、C6’は光カプラ6の加入者側伝送装置2から現用線路7の経路の分岐損失あるいは光カプラ6の現用線路7から加入者側伝送装置2の経路の分岐損失、C5’は光カプラ5の局側伝送装置1から現用線路7の経路の分岐損失あるいは現用線路7から局側伝送装置1の経路の分岐損失である。一方、遅延量調整器116からの加入者側出力光信号の加入者側伝送装置102への入力光パワーP104は、以下となる。
Figure 2014212471
ここで、Ps4は遅延量調整器116からの加入者側出力光パワーである。実際の運用を考えると加入者側迂回線路108’は現用線路107と同一のテープ心線から選択することが考えられることから線路損失L7と線路損失L3は等しくなる。よって、制御装置119は、ステップST4bにおいて、式(24)と式(25)から、以下のように加入者側光パワー調整器17’の調整量T102を求める。
Figure 2014212471
ここで、Ps4’は加入者側光パワー調整器17’で出力光パワーを調整される前の遅延量調整器116から出力光パワーである。よって、光カプラ105および前記光カプラ106の分岐比が既知であれば前記調整量T102を求めることが可能となる。
また、同様に式(21)から前記加入者側伝送装置102からの光信号の前記光カプラ106への入力光パワーP106は、以下となる。
Figure 2014212471
よって、式(27)から前記加入者側伝送装置102からの光信号の前記局側伝送装置101への入力光パワーP107は、以下となる。
Figure 2014212471
一方、前記遅延量調整器116からの局側出力光信号の前記局側伝送装置101への入力光パワーP108は、以下となる。
Figure 2014212471
ここで、Ps3は前記遅延量調整器116からの加入者側出力光パワーである。実際の運用を考えると前記加入者側迂回線路108’は前記現用線路107と同一のテープ心線から選択することが考えられることから前記線路損失L7と前記線路損失L3は等しくなり、切替機は局内に設置されている前記光カプラ105の周辺に設置することが考えられることから前記線路損失L6は0dBに近似可能である。よって、制御装置119は、上記ステップST4bにおいて、式(28)と式(29)から、以下のような局側光パワー調整器17の調整量T101を求める。
Figure 2014212471
ここで、Ps3’は局側光パワー調整器17で出力光パワーを調整される前の遅延量調整器116から出力光パワーである。そして、制御装置119は、ステップST4cにおいて、式(26)と式(30)からそれぞれ求められた調整量T101および調整量T102をそれぞれ局側光パワー調整器117および加入者側光パワー調整器117’に設定する。
従って、加入者側伝送装置102から出力された光信号が現用線路107を伝搬後に局側伝送装置101に入力される光パワーと加入者側伝送装置102から出力された光信号が遅延量調整器116を通過後に局側伝送装置101に入力される光パワーを等しくすることができ、局側伝送装置101から出力された光信号が現用線路107を伝搬後に加入者側伝送装置102に入力される光パワーと局側伝送装置101から出力された光信号が遅延量調整器116を通過後に加入者側伝送装置102に入力される光パワーを等しくすることができる。
以上のように上記第2の実施形態によれば、局側伝送装置101及び加入者側伝送装置102にそれぞれ設けられる光カプラ105,106の分岐比を利用して、加入者側光パワーメータ110及び局側光パワーメータ111による計測結果に基づいて、局側伝送装置101及び加入者側伝送装置102に入力される光信号の光強度差を算出し、光強度差を縮減するように局側光パワー調整器117および加入者側光パワー調整器117’それぞれの調整量を制御することにより、試験光を生成する必要が無い分、簡単な構成で通信品質を劣化させずに光通信線路切替が可能となる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態では、現用線路から迂回線路へ、迂回線路から現用線路へ切り替える例について説明したが、現用線路、迂回線路以外の新規の線路に切り替えるものであってもよい。この場合も、通信状態を維持しながら新規の線路に切り替えることができる。また、光通信線路切替装置の構成等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…局側伝送装置、2…加入者側伝送装置、3…局側試験光反射フィルタ、4…加入者側試験光反射フィルタ、5,6…光カプラ、7…現用線路、8…加入者側迂回線路、8’ …局側迂回線路、9…加入者側光カプラ、9’ …局側光カプラ、10…加入者側光パワーメータ、11…局側光パワーメータ、12…局側試験光光源、13…加入者側試験光光源、14…局側試験光光パワーメータ、15…加入者側試験光光パワーメータ、16…遅延量調整器、17…局側光パワー調整器、17’…加入者側光パワー調整器、18…制御線、19…制御装置、101…局側伝送装置、102…加入者側伝送装置、105,106…光カプラ、107…現用線路、108…加入者側迂回線路、108’…局側迂回線路、109…加入者側光カプラ、109’…局側光カプラ、110…加入者側光パワーメータ、111…局側光パワーメータ、116…遅延量調整器、117…局側光パワー調整器、117’…加入者側光パワー調整器、118…制御線、119…制御装置。

Claims (8)

  1. 互いに対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられ、前記局側伝送装置と前記加入者側伝送装置との間に、前記現用線路と信号伝達時間が一致する迂回線路を構築し、通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える遅延量調整器において、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーを計測するための局側光パワーメータと、
    前記加入者側伝送装置からの光信号パワーを計測するための加入者側光パワーメータと、
    前記局側伝送装置に向けて試験光を送信するための局側試験光光源と、
    前記加入者側伝送装置に向けて試験光を送信するための加入者側試験光光源と、
    前記局側伝送装置の手前に設置されている局側試験光反射フィルタによって反射された前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測するための局側試験光光パワーメータと、
    前記加入者側伝送装置の手前に設置されている加入者側の試験光反射フィルタによって反射された前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測するための加入者側試験光光パワーメータと、
    前記現用線路と前記迂回線路の遅延量を一致させるための遅延量調整器と、
    前記遅延量調整器から前記局側伝送装置に送信される光信号パワーを、設定された調整量に基づいて調整するための局側光パワー調整器と、
    前記遅延量調整器から前記加入者側伝送装置に送信される光信号パワーを、設定された調整量に基づいて調整するための加入者側光パワー調整器と、
    前記局側光パワーメータと前記加入者側光パワーメータと前記局側試験光光源と前記加入者側試験光光源と前記局側試験光光パワーメータと前記加入者側試験光光パワーメータと前記局側光パワー調整器と前記加入者側光パワー調整器と前記遅延量調整器を制御するものであって、前記局側光パワーメータ、前記加入者側光パワーメータ、前記局側試験光光パワーメータ及び前記加入者側試験光光パワーメータによる計測結果に基づいて、前記局側光パワー調整器及び前記加入者側光パワー調整器それぞれの調整量を制御するための制御装置とを具備することを特徴とする光通信線路切替装置。
  2. 前記制御装置は、前記局側光パワーメータの計測結果、前記局側試験光光パワーメータの計測結果及び前記加入者側試験光光パワーメータの計測結果に基づいて、前記加入者側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記局側伝送装置に入力するべく前記局側光パワー調整器の調整量を制御し、
    前記加入者側光パワーメータの計測結果、前記局側試験光光パワーメータの計測結果及び前記加入者側試験光光パワーメータの計測結果に基づいて、前記局側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記加入者側伝送装置に入力するべく前記加入者側光パワー調整器の調整量を制御することを特徴とする請求項1記載の光通信線路切替装置。
  3. 互いに対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられ、前記局側伝送装置と前記加入者側伝送装置との間に、前記現用線路と信号伝達時間が一致する迂回線路を構築し、遅延量調整器により通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える光通信線路切替方法において、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーを計測する工程と、
    前記加入者側伝送装置からの光信号パワーを計測する工程と、
    前記局側伝送装置に向けて試験光を送信する工程と、
    前記加入者側伝送装置に向けて試験光を送信する工程と、
    前記局側伝送装置の手前に設置されている局側試験光反射フィルタによって反射された前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測する工程と、
    前記加入者側伝送装置の手前に設置されている加入者側の試験光反射フィルタによって反射された前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測する工程と、
    前記現用線路と前記迂回線路の遅延量を一致させる工程と、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーの計測結果、前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーの計測結果及び前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーの計測結果に基づいて、前記加入者側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記局側伝送装置に入力するべく前記遅延量調整器から前記局側伝送装置に送信される光信号パワーを調整する工程と、
    前記加入者側伝送装置からの光信号パワーの計測結果、前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーの計測結果及び前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーの計測結果に基づいて、前記局側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記加入者側伝送装置に入力するべく前記遅延量調整器から前記加入者側伝送装置に送信される光信号パワーを調整する工程とを具備することを特徴とする光通信線路切替方法。
  4. 互いに対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられ、分岐比が既知の光カプラ間で前記現用線路と信号伝達時間と線路損失が一致する迂回線路を構築し、通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える光通信線路切替装置において、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーを計測するための局側光パワーメータと、
    前記加入者側伝送装置からの光信号パワーを計測するための加入者側光パワーメータと、
    前記現用線路と前記迂回線路の遅延量を一致させるための遅延量調整器と、
    前記遅延量調整器から前記局側伝送装置に送信される光信号パワーを、設定された調整量に基づいて調整するための局側光パワー調整器と、
    前記遅延量調整器から前記加入者側伝送装置に送信される光信号パワーを、設定された調整量に基づいて調整するための加入者側光パワー調整器と、
    前記局側光パワーメータと前記加入者側光パワーメータと前記局側光パワー調整器と前記加入者側光パワー調整器と前記遅延量調整器を制御するものであって、前記局側光パワーメータの計測結果及び前記加入者側光パワーメータの計測結果に基づいて、前記局側光パワー調整器及び前記加入者側光パワー調整器それぞれの調整量を制御するための制御装置とを具備することを特徴とする光通信線路切替装置。
  5. 前記制御装置は、前記局側光パワーメータの計測結果に基づいて、前記加入者側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記局側伝送装置に入力するべく前記局側光パワー調整器の調整量を制御し、
    前記加入者側光パワーメータの計測結果に基づいて、前記局側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記加入者側伝送装置に入力するべく前記加入者側光パワー調整器の調整量を制御することを特徴とする請求項4記載の光通信線路切替装置。
  6. 互いに対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられ、分岐比が既知の光カプラ間で前記現用線路と信号伝達時間と線路損失が一致する迂回線路を構築し、遅延量調整器により通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える光通信線路切替方法において、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーを計測する工程と、
    前記加入者側伝送装置からの光信号パワーを計測する工程と、
    前記現用線路と前記迂回線路の遅延量を一致させる工程と、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーの計測結果に基づいて、前記加入者側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記局側伝送装置に入力するべく前記遅延量調整器から前記局側伝送装置に送信される光信号パワーを調整する工程と、
    前記加入者側伝送装置からの光信号パワーの計測結果に基づいて、前記局側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記加入者側伝送装置に入力するべく前記遅延量調整器から前記加入者側伝送装置に送信される光信号パワーを調整する工程とを具備することを特徴とした光通信線路切替方法。
  7. 互いに対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられ、前記局側伝送装置と前記加入者側伝送装置との間に、前記現用線路と信号伝達時間が一致する迂回線路を構築し、遅延量調整器により通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える際に、光信号パワーを調整する光信号パワー調整方法において、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーを計測し、前記加入者側伝送装置からの光信号パワーを計測する工程と、
    前記局側伝送装置に向けて加入者側試験光光源から試験光を出力する工程と、
    前記局側伝送装置の手前に設置されている局側試験光反射フィルタによって反射された前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測し、前記加入者側伝送装置の手前に設置されている加入者側の試験光反射フィルタによって反射され前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測する工程と、
    前記局側試験光光源の出力を停止し、前記加入者側伝送装置に向けて局側試験光光源から試験光を送信する工程と、
    前記局側伝送装置の手前に設置されている局側試験光反射フィルタによって反射された前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測し、前記加入者側伝送装置の手前に設置されている加入者側の試験光反射フィルタによって反射され前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーを計測する工程と、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーの計測結果、前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーの計測結果及び前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーの計測結果に基づいて、前記加入者側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記局側伝送装置に入力するべく前記遅延量調整器から前記局側伝送装置に送信される光信号パワーを調整する工程と、
    前記加入者側伝送装置からの光信号パワーの計測結果、前記局側試験光光源から送信された試験光の光パワーの計測結果及び前記加入者側試験光光源から送信された試験光の光パワーの計測結果に基づいて、前記局側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記加入者側伝送装置に入力するべく前記遅延量調整器から前記加入者側伝送装置に送信される光信号パワーを調整する工程とを具備することを特徴とする光信号パワー調整方法。
  8. 互いに対向する局側伝送装置と加入者側伝送装置が現用線路を介して信号光を送受信する光通信システムに用いられ、分岐比が既知の光カプラ間で前記現用線路と信号伝達時間と線路損失が一致する迂回線路を構築し、遅延量調整器により通信状態を維持しながら別の新規線路に切り替える際に、光信号パワーを調整する光信号パワー調整方法において、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーを計測し、前記加入者側伝送装置からの光信号パワーを計測する工程と、
    前記局側伝送装置からの光信号パワーの計測結果に基づいて、前記加入者側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記局側伝送装置に入力するべく前記遅延量調整器から前記局側伝送装置に送信される光信号パワーを調整する工程と、
    前記加入者側伝送装置からの光信号パワーの計測結果に基づいて、前記局側伝送装置からの光信号及び前記遅延量調整器からの光信号が同じ光信号パワーで前記加入者側伝送装置に入力するべく前記遅延量調整器から前記加入者側伝送装置に送信される光信号パワーを調整する工程とを具備することを特徴とする光信号パワー調整方法。
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