JP2009017499A - 通信経路の切替方法および制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支障移転工事に伴うサービスへの影響を最小限にすることの可能な通信経路の切替方法を提供すること。
【解決手段】分岐線路5と迂回線路11との光路差を測定し、その結果に基づいて遅延器20の遅延量を制御して両線路5,11の光路長を同じにする。この状態で分岐線路5の信号光を迂回線路11に徐々に移し替える。信号光が迂回線路11に完全に迂回した状態で分岐線路5を切替先線路5′に交換し、同様に迂回線路11と切替先線路5′との光路差を計測する。その結果に基づき切替先線路5′を切断または延長し、両線路11,5′の光路長を同じにする。最後に迂回線路11の信号光を切替先線路5′に復旧させ、信号経路の切替が完了する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、例えば光アクセスネットワークに適用される光通信システムにおいて、信号光の経路(ルート)を切り替える方法に関する。
ネットワークオペレータのオフィス(局舎)とユーザ宅とを光ファイバで結ぶファイバ・ツゥ・ザ・ホーム(Fiber to the Home:FTTH)サービスが広がりを見せている。FTTHでは、局舎の外部に光スプリッタを設けて光ファイバを分岐する、いわゆるPON(Passive Optical Network)型のネットワーク形態が一般的である(例えば特許文献1を参照)。
PONの線路構成は、1本の光ファイバを複数本に分岐し、その複数本の光ファイバの各々を更に複数本に分岐するという形態になる。これにより1台の所内伝送装置に複数の所外伝送終端装置を集約でき、伝送装置の設備費を削減するとともに光線路設備もまた共用することができる。このようなことから通信設備全体のコストを大幅に低減させることができ、アクセス系のネットワークなどに広く利用され始めている。
ところで、道路の拡幅や橋の架け替え、あるいは電気や水道などの新設、修理などといった公共の工事により、光ファイバの回線ルートの変更を余儀なくされるケースがしばしば発生する。以下では、このような所外の光線路設備のルート変更を強いる工事を支障移転工事と称する。PONシステムでは1台の所内伝送装置に複数の所外伝送終端装置が集約されていることから、支障移転工事の実施の際には多くのトラフィックを一度に停止させることを要求され、多数のユーザへの影響は計り知れない。
この影響を少しでも小さくするためには、現状では工事時期を分散したり、深夜から早朝といったトラフィック量の小さい時間帯にルートの切替工事を実施するなどの対処しか無く、設備の運用の効率が著しく阻害されることになる。特に、地下の幹線区間、あるいは架空の配線区間において支障移転工事が実施されるケースで、ユーザへの影響が最も深刻になる。このような場合には工事時期の分散はもとより深夜作業がいっそう長期化することが避けられない。
特開平8−102710号広報
以上述べたように、PONに代表される分岐型光通信システムは設備コストを大幅に低減できるメリットを持つものの、支障移転工事に伴うユーザへの影響が大きく、何らかの対処が望まれている。サービスの停止期間(時間帯)について多数のユーザから一致した了解を得ることは不可能であるので、例えば深夜から早朝といったトラフィック量の減少する時間帯に切替工事を実施することを強いられる。このように、サービスに直接影響する工事であるにもかかわらず、計画性を持って支障移転工事を実施できないという問題もある。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、支障移転工事に伴うサービスへの影響を最小限にすることの可能な通信経路の切替方法および制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様によれば、可変遅延器に接続される迂回経路を切替元線路に接続して閉経路を形成する接続ステップと、前記切替元線路と前記迂回経路との前記閉経路上での光路差を測定する第1測定ステップと、この第1測定ステップで得られた結果から前記可変遅延器の遅延量を制御して前記切替元線路と前記迂回経路との光路差を補正する第1補正ステップと、この第1補正ステップの完了後に前記切替元線路の信号光を前記迂回経路に迂回させる迂回ステップと、前記切替元線路を切替先ファイバに交換する交換ステップと、前記切替先ファイバと前記迂回経路との前記閉経路上での光路差を測定する第2測定ステップと、この第2測定ステップで得られた結果から前記切替先ファイバの長さを調節して、当該切替先ファイバと前記迂回経路との光路差を補正する第2補正ステップと、この第2補正ステップの完了後に前記迂回経路の信号光を前記切替先ファイバに復旧させる復旧ステップとを具備することを特徴とする通信経路の切替方法が提供される。
このような手段を講じることにより、切替元線路の信号光は、迂回線路に一旦移しかえられる。そして切替元線路が切替先ファイバに交換されたのち、迂回線路と切替先ファイバとの光路差が測定される。その結果に応じて、信号光の導通を保ったまま切替先ファイバの光路長が調節され、これは両光路の光路差が0になるまで継続される。このような処理により光路長の違いによる伝送データの欠落や伝送論理リンクのミスマッチを最小限にすることができる。しかも上記過程をインサービスで実行することができる。従って支障移転工事に伴うサービスへの影響を最小限にすることが可能になる。
この発明によれば、支障移転工事に伴うサービスへの影響を最小限にすることの可能な通信経路の切替方法および制御装置を提供することができる。
[第1の実施形態]
図1は、この発明に関わる光通信システムの実施の形態を示すシステム図である。この実施形態ではギガイーサネット(登録商標)をPONシステムに適用した、GE−PONシステムと称するシステムを例に採る。
図1において、分岐線路用の伝送装置1から送出される信号光は分岐部(スプリッタ)3により、例えば4系統の分岐線路5(5a〜5d)に分岐される。これらはそれぞれ分岐部6a〜6dによりさらに複数の心線に分岐される。例えば分岐部6aでは7系統に分岐され、ファイバ心線7はそれぞれ分岐線路用の終端装置9−1〜9−7で終端されてユーザ宅に引き込まれる。これにより伝送装置1が終端装置9−1〜9−7を配下とするPONが形成される。なおファイバ心線7には、光ファイバ試験用の試験光が終端装置9−1〜9−7に入射することを防止するための試験光遮断用フィルタ8が設けられる。
工事の対象になるのは分岐線路5である。この実施形態で説明する方法は、例えば公共工事などの要請を受けるかたちで実施される。この実施形態では分岐線路5a〜5dごとに切替先線路5′(5a′〜5d′)が用意され、切替点10a、10bを境界として個別に切替ルートが形成される。この経路切替には作業時間がかかるので、その間は迂回線路11にトラフィックを迂回させておくようにする。
迂回線路11はその両端に端子を有する。上流側を片端子11a、下流側を片端子11bとする。分岐線路5a〜5dには、それぞれ試験光挿入用カプラ4a〜4dが切替点10aよりも上流側に接続される。試験光挿入用カプラ4a〜4dは、システムの敷設時、すなわちサービス開始前に予め分岐線路5a〜5dに接続しておくのが好ましい。このうち工事対象の分岐線路5aには、可変曲げ損失器21が試験光挿入用カプラ4aよりも下流側に取り付けられる。
試験光挿入用カプラ4aは、試験光挿入用ポート12とパワーモニタポート13とを備える。このうち試験光挿入用ポート12には、光パルス試験器17で発生された試験光が入射される。試験光挿入用ポート12と光パルス試験器17との間の光導波路には、信号光が光パルス試験器17に入射することを防止するための信号光遮断用フィルタ16が設けられる。また分岐部3と伝送装置1との間には、試験光が伝送装置1に入射することを防止するための試験光遮断用フィルタ2が設けられる。
パワーモニタポート13は、波長可変フィルタ19、および遅延器20を介して迂回線路11の片端子11aに接続される。これにより分岐線路5aを流れる信号光と試験光とを、迂回線路11にも流すことができる。迂回線路11を流れる信号光に、信号光23との区別のために符号24を付して示す。迂回線路11の片端子11bは、分岐部6aの補償信号挿入用ポート14、モニタポート15に、カプラ22を介して接続される。これにより迂回線路11を経由するもう1つの閉じた経路が形成される。
分岐部6aは2入力N出力(2×N)の光分岐器である(Nは分岐数)。N個の出力端のうち例えば最老番を信号光23を取り出すためのモニタポート15とし、2つの入力端のうち1つを補償信号挿入用ポート14とする。補償信号挿入用ポート14には、迂回線路11と分岐線路5aとの光路差の違いによる伝送時間の差を補償した補償信号25が、入射される。
光パルス試験器17は、分岐線路5a、迂回線路11、および切替先線路5a′の長さを個別に測定するための、例えばOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)などの装置である。信号光遮断用フィルタ16は、光パルス試験器17からの試験光を透過させ、試験光挿入用カプラ4aを介して試験光挿入用ポート12に導かれる信号光を遮断する。
波長可変フィルタ19は、その透過帯域を連続的に、自在に変化させることの可能な特性を持つ。すなわち波長可変フィルタ19は、制御部18の制御に応じてその透過帯域を移動できるもので、パワーモニタポート13に迂回して来る信号光23を、透過させたり、遮断したりする。さらに波長可変フィルタ19は、光パルス試験器17からの試験光は常に透過させる特性も併せ持つ。
一般的に、試験光の波長には、光ファイバの曲げ損失を敏感に検知できるように信号光より長い波長が用いられている。上記特性を満足するためには、透過波長帯域を変えられるLWPF(Long Wave Pass Filter)、もしくはBPF(Band Pass Filter)のいずれによっても実現できる。この種の波長可変フィルタの例として、誘電体多層膜フィルタをエタロンとするものや、FBG(Fiber Bragg Grating)を用いるものが一般的である。このほか光学プリズムや、回折格子などを用いても実現できる。
遅延器20はその遅延量を可変可能な光遅延器であり、例えば延長光ファイバを用いることができる。すなわち遅延量に相当する複数種類の長さの線路を用意し、これらを迂回線路11に切替接続するものでもよい。その際、信号光23を分岐線路5から迂回線路11へ、次に迂回線路11から切替先線路5′へと、遅延量の異なる線路に移し替える必要があることから、延長光ファイバの長さを変えられるように4ポートの光サーキュレータを設置し、片端に反射器を有する延長光ファイバを接続して、信号光23を反射させて遅延させる。このような構成により長さの異なる遅延光ファイバに取り替えられるので、任意の遅延量を作り出すことができる。
これとは別に、遅延器20として光空間通信を用いたFSO(Free Space Optics)を用いることもできる。すなわち、迂回線路11の一部を光無線通信(FSO)に置き換えて光ファイバと空間との伝播速度の差を利用して、信号光に遅延を与えることもできる。このほか、モニタポート13側に迂回してきた信号光24を光/電気変換し、遅延量に相当する時間を信号蓄積器によって遅延量時間だけストップさせ、再度電気/光変換して迂回線路11に送出するようにしても良い。
可変曲げ損失器21は、制御部18の制御のもとで信号光23への損失量を自在に調整できる、可変光アッテネータである。例えば分岐線路5aに曲げを作成し、その曲げ径を自在に制御することで曲がりによる放射損失の大きさを調整することができる。なお可変曲げ損失器21は信号光23を透過させたり、遮断したりする特性を持つが、光パルス試験器17からの試験光は常に透過させる特性も併せ持つ。このように、光を区別してそれぞれに与える損失を個別に制御するには、以下の条件がある。
制御部18は、波長可変フィルタ19の透過帯域、遅延器20の遅延量、および可変曲げ損失器21の損失量を、光パルス試験器17で得られた光路差に基づいて制御する。制御部18はこのほか、信号光を分岐線路5から迂回線路11(または切替先線路5′)に移行させる時に、試験光のパワーレベルを監視しながら信号光のパワーレベルを制御する。
図1において、迂回線路11に信号光23を取り出す手段として分岐線路5に設置される試験光挿入用力プラ4aのパワーモニタポート13を用いる。また、ファイバ心線7の一本を信号光23のモニタポート15とし、迂回線路11からの遅延補償後の信号光24(補償信号25)を分岐線路5に戻す手段として分岐部6aを用いるようにしている。
上記構成において、迂回線路11へのトラフィックの迂回、および切替ルートへの復旧に際して信号が途切れては意味が無い。また如何に信号を途切れなく再接続したとしても伝送データの欠落や伝送論理リンクのミスマッチを生じると、やはり大きな不具合となる。それを如何に防止するかという点にこの発明の要点がある。次に、上記構成における経路切替の手順と伝送時間に関して説明する。
図2および図3は、線路切替に伴う伝送時間の変化とその補正を模式的に示す図である。ここでは分岐線路5を切替先線路5′にバイパスさせることを想定する。なお切替先線路5′としては分岐線路5と同種のケーブルを用いるのが普通である。
図2は切替先線路5′が分岐線路5より長いケースを示す。伝送時間が線路長に比例するとすれば、伝送時間の関係は、迂回線路11<分岐線路5<切替先線路5′である。分岐線路5の伝送時間をT0とし、迂回線路11の伝送時間をT1とする。これらは光パルス試験器17を用いて測定できる。
まず、制御部18により遅延器20の遅延量を変化させ、迂回線路11の伝送時間を分岐線路5の伝送時間に等しくする。((1)から(2)の工程)。つまり遅延器20の遅延時間をTD(Delay)とし、T0=T1+TDにする。この状態で分岐線路5のトラフィックを迂回線路11に移し替える。
次に、切替先線路5′を切断してその伝送時間が(T1+TD)と同じになるようにする。すなわち切替先線路5′の長さを時間ΔTに相当する分だけ短くして、分岐線路5の伝送に要する伝送時間を保持する(工程(3),(4))。そして信号光23を再度、切替先線路5′に戻す。このような手順により、切替の前後で信号光23の伝送時間は変わらず、信号光23の時間軸上の論理リンクに矛盾を生じずに信号光23を切替先線路5′に移し替えることができる。但し、現実問題として切替先線路5′と迂回線路11との長さを完全に同じにできなければ、迂回線路11の伝送時間を(T1+TD)にできる限り近づけるように調整し、信号光23の論理リンクの一時的なミスマッチを解消するに要する時間を最小にする。
図3は切替先線路5′が分岐線路5より短いケースを示す。伝送時間の関係は、迂回線路11<切替先線路5′<分岐線路5である。まず、制御部18により遅延器20の遅延量を変化させ、T0=T1+TDとする。((1)から(2)の工程)。この状態で分岐線路5のトラフィックを迂回線路11に移し替える。
次に、切替先線路5′の長さを延長して、その伝送時間が(T1+TD)と同じになるようにする。すなわち切替先線路5′の長さを時間ΔTに相当する分だけ長くして、分岐線路5の伝送に要する伝送時間を保持する(工程(3),(4))。そして信号光23を再度、切替先線路5′に戻す。このような手順によっても、信号光23の時間軸上の論理リンクに矛盾無く信号光23を切替先線路5′に移し替えることができる。
図4は、遅延器20を用いて光路差を補正する方法を説明するための図である。図4は図1の説明で述べた、閉じた光路に対してOTDRによる光パルス試験を実施した結果のOTDR波形を示す。試験光は試験光挿入用カプラ4aから入射される。図4において、符号30は分岐部3、分岐線路5、および迂回線路11からのフレネル反射光であり、符号33は分岐部6a近傍のフレネル反射光、符号34は試験光遮断用フィルタ8からの反射光である。
分岐部6aから光パルス試験器17への手前側においては分岐線路5aと迂回線路11からの戻り光とが重畳されるので、図1の状態では迂回線路11の遠端11bを特定することはできない。しかし遅延器20を制御して迂回線路11を遅延させる段階では遠端11bの反射位置がOTDR波形中で変化し、かつ、その最も線路長の長い位置にあるフレネル反射光(符号31)として特定できることが分かる。
また、光路が閉じているので試験パルス光自身が光パルス試験器17に回帰し、この試験パルス回帰光32は閉じた光路の真の中間位置を示す。そこで制御部18は、迂回線路11を経由した分岐部6a近傍のフレネル反射光31と試験パルス回帰光32との光路差ΔLを測定する。そしてOTDR波形が片道換算であることを考慮して、この2倍の遅延量を遅延器20に指示し、迂回線路11に対して2ΔLの補正を与える。これにより分岐線路5aと迂回線路11の線路長とが一致することになる。なお分岐部6aと迂回線路11遠端11bとを接続する線路の長さが無視できる場合には、迂回線路11遠端11bからのフレネル反射光31と試験パルス回帰光32との光路差をΔLとしても良い。
図5は、この実施形態における信号光の経路の切替手順を示すフローチャートである。図6〜図9を参照してこの手順につき説明する。図6に示すように、支障移転の生じた分岐線路5a(分岐線路5)に対して、信号光23が迂回できるように切替点(10aと10b)を含むように迂回線路11を接続し、試験光挿入用カプラ4aと第2の分岐部6aとの間で閉じた光路を作る。この状態では未だ切替先線路5′を接続しない。このとき制御部18は、光パルス試験器17の試験光を透過させ、かつ、パワーモニタポート13に迂回してきた信号光23を遮断する状態に波長可変フィルタ19をセットする。
図6の状態で、制御部18は閉じた光路に対して図4の説明で述べた手順で光パルス試験を実行し、光路差ΔLを計測する(図5のステップS1)。なおΔLが負の値をとれば(ステップS2)、迂回線路11を短縮して光路差が正の値をとるようにする(ステップS4)。このように制御部18は、分岐線路5aと迂回線路11との光路差ΔLを測定しつつ、2ΔLに相当する遅延量を遅延器20に与えて分岐線路5aと迂回線路11との光路差が0になるように補正する(ステップS3)。
次に制御部18は、分岐線路5aと迂回線路11の線路長を同じ長さに保った状態で図7に示すように可変曲げ損失器21の損失を徐々に増加させながら、波長可変フィルタ19の特性を信号光23を透過させるように徐々に変化させる(図5のステップS5)。この手順が完了すると分岐線路5aを通過していた信号光23が迂回線路11に移される。すなわち信号光23(迂回線路11においては符号24を付す)の通過ルートの迂回線路11への移し替えが完了する。このとき光パルス試験器17の試験光もまた透過帯域にあり、試験は継続して実施される。
次に、図8に示すように、信号光24が迂回線路11を通過している状態で、切替点(10aと10b)において分岐線路5aの1部を切替先線路5a′に取り替える(図5のステップS6)。この状態で制御部18は、切替先線路5a′を含む経路と迂回線路11との光路差を光パルス試験器17により測定し(図5のステップS7)、ΔLを得る。なおここでもΔLが負の値をとれば(ステップS8)、切替先線路5a′を短縮して光路差が正の値をとるようにする(ステップS10)。
次に、制御部18は、ΔLを2倍して遅延器20に遅延量2ΔLを指示し、迂回線路11の伝送時間が切替先線路5a′を含む経路の伝送時間に一致するように光路差を補正する(ステップS9)。
次に制御部18は、可変曲げ損失器21の損失を徐々に低減させながら、波長可変フィルタ19の特性を信号光23を遮断するように徐々に変化させる(ステップS11)。この手順が完了すると迂回線路11を通過していた信号光24が本来の経路に戻される。すなわち信号光23の切替先線路5a′への戻し替えが完了する。最後に図9に示すように、迂回線路11および可変曲げ損失器21を取り外し、信号光の経路切替が完了する。なお上記手順において、ステップS3,S9においては光パルス試験も併せて実施されている。
図10は、比較のため既存の信号光の経路切替につき説明するための図である。この図は一般的なGE−PONシステムにおける架線切替を説明するためのもので、局舎35において光ファイバを分岐し、ケーブル引き上げ地点36を経てユーザ宅近傍の分岐器6でさらに分岐する様子を示す。図10においては最下流において8系統に分岐されているが、支障移転工事に伴い1本の分岐線路5の経路を切り替えようとすると、その下流の全てのユーザへのサービスが停止する。信号光は幹線区間A(地下)、配線区間B(架空)、ケーブル引落とし区間C(架空)を経てユーザ宅に到達するが、幹線区間Aおよび配線区間Bにおいて支障移転工事が発生する場合に、ユーザへの影響が最も深刻になる。
これに対しこの実施形態では、分岐線路5の信号光を迂回させるための迂回線路11を接続して閉経路を形成し、分岐線路5と迂回線路11との光路差を測定する。その結果に基づいて迂回線路11に設けた遅延器20の遅延量を制御し、両線路5,11の光路長を同じにする。この状態で分岐線路5の信号光を迂回線路11に徐々に移し替える。信号光が迂回線路11に完全に迂回した状態で分岐線路5を切替先線路5′に交換し、同様に迂回線路11と切替先線路5′との光路差を計測する。ここまでで、信号光は途切れることなく継続的に分岐部6aに達している。
次に、迂回線路11と切替先線路5′との光路差が分かれば切替先線路5′の長さをそれに併せて変更し、両線路11,5′の光路長を同じにする。このようにすることで、切替の前後での光路長が変化しないようにでき、論理リンクのミスマッチを防止できる。最後に、迂回線路11の信号光を切替先線路5′に復旧させ、信号経路の切替が完了する。ここまでの過程においても、信号光は途切れることなく継続的に分岐部6aに達している。
以上述べたように第1の実施形態では、信号光のルート変更に伴って生じる光路差(伝送時間の変化)を事前に測定し、切替先線路5′の長さをそれに合わせて短縮、または延長することにより光路差を補償する。これにより論理リンクの矛盾やミスマッチを生じることなく信号光を別の経路に移し替えることができ、サービスを途絶させることなく支障移転工事を実施できる。
すなわち、信号光の経路を、信号光の途切れ無しに移し替えることができる。しかも論理リンクのミスマッチを最小限にできるので、経路切替の作業時全般にわたり正常な通信が維持され、ユーザは工事があったことをまったく意識せずに済む。以上のことから、多数のユーザにサービス停止の期間(時間帯)を意識させることなく、また、計画的な支障移転工事が可能となる。よって分岐型通信システムにおけるサービスの向上と工事コストの削減が期待できる。すなわちこの実施形態によれば、支障移転工事に伴うサービスへの影響を排除することの可能な通信経路の切替方法および制御装置を提供することが可能となる。
[第2の実施形態]
図11は、この発明に関わる光通信システムの第2の実施の形態を示すシステム図である。図11において図1と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
第2の実施形態では、図1の光パルス試験器17に代えて、光ファイバリング干渉により各線路の光路差をインサービスで求めるようにしている。すなわちDFBレーザダイオード(DFB−LD)27で発生させたコヒーレント光を干渉用光カプラ26を介して試験光挿入用ポート12から閉経路に入射する。そして、その戻り光を干渉用光カプラ26に再入射して、その干渉光を光オシロスコープ28で観測することで光路差を求めるようにする。なお分岐部6aから迂回線路11に到る経路に振動器29を設ける。
図11においても、迂回線路11に信号光23を取り出す手段として分岐線路5に設置される試験光挿入用力プラ4aのパワーモニタポート13を用いる。また、ファイバ心線7の一本を信号光23のモニタポート15とし、迂回線路11からの遅延補償後の信号光24(補償信号25)を分岐線路5に戻す手段として分岐部6aを用いる。
図12は、この発明の第2の実施形態における信号光の経路の切替手順を示すフローチャートである。図13〜図16を参照してこの手順につき説明する。図13に示すように、支障移転の生じた分岐線路5a(分岐線路5)に対して、信号光23が迂回できるように切替点(10aと10b)を含むように迂回線路11を接続し、試験光挿入用カプラ4aと分岐部6aとの間で閉じた光路を作る。この状態では未だ切替先線路5′を接続しない。このとき制御部18は、DFB−LD27からの試験光を透過させ、かつ、パワーモニタポート13に迂回してきた信号光23を遮断する状態に波長可変フィルタ19をセットする。
図13の状態で、分岐線路5aと迂回線路11とを含む閉経路がファイバリング干渉計になる。さらに分岐部6aのモニタポート15付近に振動器29を設置し、閉経路に振動を与えて(加振して)、試験光の干渉を光オシロスコープ28で観測する(図12のステップS21)。
加振した位置がリングの中間点を外れていれば、加振位置から光オシロスコープ28までの光路にリングの右周りの試験光と左周りの試験光とで位相差が生じて、干渉用光カプラ26において干渉光強度が変動する。一方、加振した位置がリングの中間点であれば、干渉光強度の変動は最小になり光オシロスコープ28でほとんど検知できない。このようなファイバリング干渉計の特性により、閉経路の中間点を検知することができる。
そこで制御部18は、干渉光強度の変動が最小になるように遅延器20を制御して迂回線路11の光路長を補正し、分岐線路5aと迂回線路11との長さを一致させる(ステップS22,S23,S24のループ)。
次に制御部18は、分岐線路5aと迂回線路11の線路長を同じ長さに保った状態で図14に示すように可変曲げ損失器21の損失を徐々に増加させながら、波長可変フィルタ19の特性を信号光23を透過させるように徐々に変化させる(ステップS25)。この手順が完了すると分岐線路5aを通過していた信号光23が迂回線路11に移される。すなわち信号光23(迂回線路11においては符号24を付す)の通過ルートの迂回線路11への移し替えが完了する。このときDFB−LD27の試験光もまた透過帯域にあり、試験は継続して実施される。
次に、図15に示すように、信号光24が迂回線路11を通過している状態で、切替点(10aと10b)において分岐線路5aの1部を切替先線路5a′に取り替える(ステップS26)。この状態で迂回線路11と切替先線路5a′とでファイバリング干渉計が形成されているので、制御部18は、ステップS21と同様にして切替先線路5a′と迂回線路11との光路差を測定する(ステップS27)。そしてこの光路差を0とすべく干渉光強度をモニタして(ステップS28)、干渉光強度が変動しなくなるまで切替先線路5a′の長さを調整する(ステップ29,30)。このようにして切替先線路5a′と迂回線路11との伝送時間を一致させることができる。
次に制御部18は、可変曲げ損失器21の損失を徐々に低減させながら、波長可変フィルタ19の特性を信号光23を遮断するように徐々に変化させる(ステップS31)。この手順が完了すると迂回線路11を通過していた信号光24が本来の経路に戻される。すなわち信号光23の切替先線路5a′への戻し替えが完了する。最後に図15に示すように、迂回線路11および可変曲げ損失器21を取り外し、信号光の経路切替が完了する。
以上説明したように第2の実施形態では、第1の実施形態の光パルス試験器17を用いるのに代えて、光ファイバリング干渉計により光路長を計測するようにしている。このようにしても第1の実施形態と同様に光路差を補償することができ、論理リンクの矛盾やミスマッチを生じることなく信号光を別の経路に移し替えることができる。すなわちこの実施形態によっても、支障移転工事に伴うサービスへの影響を排除することの可能な通信経路の切替方法および制御装置を提供することが可能となる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば未使用の分岐線路5があれば、これを迂回線路として利用することができる。分岐部3から下流の分岐線路5には同じ信号光が伝送されていることから、これは自明である。このようにすれば迂回線路11を接続する必要が無くなり、作業を簡易化できるなどの効果を得られる。
さらに、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明に関わる光通信システムの第1の実施の形態を示すシステム図。 線路切替に伴う伝送時間の変化とその補正を模式的に示す図。 線路切替に伴う伝送時間の変化とその補正を模式的に示す図。 遅延器20を用いて光路差を補正する方法を説明するための図。 この発明の第1の実施形態における信号光の経路の切替手順を示すフローチャート。 図5の切替手順における初期状態を示す図。 図6の次の状態を示す図。 図7の次の状態を示す図。 図8の次の状態を示す図。 比較のため既存の信号光の経路切替につき説明するための図。 この発明に関わる光通信システムの第2の実施の形態を示すシステム図。 この発明の第2の実施形態における信号光の経路の切替手順を示すフローチャート。 図12の切替手順における初期状態を示す図。 図13の次の状態を示す図。 図14の次の状態を示す図。 図15の次の状態を示す図。
符号の説明
1…伝送装置、2…試験光遮断用フィルタ、3…分岐部(スプリッタ)、4a〜4d…試験光挿入用カプラ、5(5a〜5d)…分岐線路、5′(5a′〜5d′)…切替先線路、6a〜6d…分岐部、7…ファイバ心線、8…試験光遮断用フィルタ、9−1〜9−7…終端装置、10a、10b…切替点、11…迂回線路、11a,11b…片端子、12…試験光挿入用ポート、13…パワーモニタポート、14…補償信号挿入用ポート、15…モニタポート、16…信号光遮断用フィルタ、17…光パルス試験器、18…制御部、19…波長可変フィルタ、20…遅延器、21…可変曲げ損失器、22…カプラ、23…信号光、24…迂回線路11を流れる信号、25…補償信号、26…干渉用光カプラ、27…DFBレーザダイオード(DFB−LD)、28…光オシロスコープ、29…振動器、30…分岐部3、分岐線路5、および迂回線路11からのフレネル反射光、31…迂回線路遠端11bからのフレネル反射光、32…試験パルス回帰光、33…分岐部6a近傍のフレネル反射光、34…試験光遮断用フィルタ8からの反射光

Claims (7)

  1. 可変遅延器に接続される迂回経路を切替元線路に接続して閉経路を形成する接続ステップと、
    前記切替元線路と前記迂回経路との前記閉経路上での光路差を測定する第1測定ステップと、
    この第1測定ステップで得られた結果から前記可変遅延器の遅延量を制御して前記切替元線路と前記迂回経路との光路差を補正する第1補正ステップと、
    この第1補正ステップの完了後に前記切替元線路の信号光を前記迂回経路に迂回させる迂回ステップと、
    前記切替元線路を切替先ファイバに交換する交換ステップと、
    前記切替先ファイバと前記迂回経路との前記閉経路上での光路差を測定する第2測定ステップと、
    この第2測定ステップで得られた結果から前記切替先ファイバの長さを調節して、当該切替先ファイバと前記迂回経路との光路差を補正する第2補正ステップと、
    この第2補正ステップの完了後に前記迂回経路の信号光を前記切替先ファイバに復旧させる復旧ステップとを具備することを特徴とする通信経路の切替方法。
  2. 前記迂回経路に波長可変フィルタを接続し、
    前記切替元線路に可変損失器を取り付け、
    前記迂回ステップは、前記波長可変フィルタの透過帯域を前記信号光の波長に合わせこむとともに前記可変損失器の前記波長光に対する損失を増加させるステップであることを特徴とする請求項1に記載の通信経路の切替方法。
  3. 前記迂回経路に波長可変フィルタを接続し、
    前記切替元線路に可変損失器を取り付け、
    前記復旧ステップは、前記波長可変フィルタの透過帯域を前記信号光の波長から外すとともに前記可変損失器の前記波長光に対する損失を低下させるステップであることを特徴とする請求項1に記載の通信経路の切替方法。
  4. 前記切替元線路に、前記迂回経路にも接続される光カプラを予め接続し、
    前記第1および第2測定ステップの少なくともいずれかのステップは、前記切替元線路と前記迂回経路とに前記光カプラを介して試験光を入射して実施される光パルス試験法により前記光路差を測定するステップであることを特徴とする請求項1に記載の通信経路の切替方法。
  5. 前記切替元線路に、前記迂回経路にも接続される光カプラを予め接続し、
    前記第1および第2測定ステップの少なくともいずれかのステップは、前記光カプラに試験光を入射し、前記閉経路を介して帰還する戻り光との干渉を観測するファイバリング干渉法により前記光路差を測定するステップであることを特徴とする請求項1に記載の通信経路の切替方法。
  6. 伝送装置から延設される光ファイバを複数の分岐線路に分岐し、各分岐線路をさらに複数の心線に分岐する形態の光通信システムに用いられ、
    前記複数の分岐線路のうち未使用の分岐線路がある場合に、この未使用の分岐線路を前記迂回線路として利用することを特徴とする請求項1に記載の通信経路の切替方法。
  7. 光通信システムに用いられる通信経路の切替方法を実施するための制御装置であって、
    可変遅延器に接続される迂回経路を切替元線路に接続して形成される閉経路上での、前記切替元線路と前記迂回経路との光路差を測定する第1測定処理と、
    この第1測定処理で得られた結果から前記可変遅延器の遅延量を制御して前記切替元線路と前記迂回経路との光路差を補正する第1補正処理と、
    この第1補正処理の完了後に前記切替元線路の信号光を前記迂回経路に迂回させる迂回処理と、
    前記切替元線路が切替先ファイバに交換されたのち、前記切替先ファイバと前記迂回経路との前記閉経路上での光路差を測定する第2測定処理と、
    この第2測定処理で得られた結果に基づき前記切替先ファイバと前記迂回経路との光路差が補正されたのち、前記迂回経路の信号光を前記切替先ファイバに復旧させる復旧処理とを実行することを特徴とする制御装置。
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