JPS62248109A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 例えば２系統の映像信号を合成したものを再び記録して
テープ編集の如き信号処理を行なう場合には一般に編集
用ずなわら信号処理用の磁気記録再生装置（例えばＶＴ
Ｒ）が必要である。

例えば、第１図に示すようにＶ　Ｔ　Ｒ（１）で再生さ
れた映像信号Ｓ＾と、テレビカメラ（２）の出力映像信
号Ｓ８　（別個のＶＴＲで再生された映像信号でもよい
）を合成して、コマ重ね、インサート、ワイパーなどの
信号処理を施し、この信号処理された合成映像信号Ｓｏ
を再びＶＴＲに記録するには、２系統からの映ｔ１１信
号Ｓ＾、Ｓｓを混合層（または、特殊効果発生器）（３
）に供給して合成映像信号Ｓｏを形成し、これをＶ　Ｔ
　ｌ’？　（４）にて記録するという方法が探られてい
る。

従って、この方法によれば映像信号Ｓ＾を得るためのＶ
ＴＲのほかに信号処理用のＶＴＲが必ず必要になるから
、この信号処理システムは規模が大きく、設備費用も高
くつくので、例えば家庭内で気楽に編集を楽しむという
ことはできない。

そこで、この発明は１台のＶＴＲで上述のような信号処
理を行なうことができるように編集機能ともいうべき再
生同時記録機能を備えた磁気記録再生装置を提案するも
のである。すなわち、この発明では夫々所定の角間隔を
保持して記録用１再牛用及び消去用の磁気ヘッドが設け
られ、再生用磁気ヘッドにて再生された映像信号と外部
映像信号との合成映像信号が上述の記録用磁気ヘッドに
供給されて、この合成映像信号を消去後の所望とする磁
気トランクに記録できるようにしたものである。

ｆｊ４２図に示す実施例は、磁気記録再生装置としてＶ
ＴＲを使用した場合であり、再生と同時に所望の磁気ト
ラックに信号が記録できるようになされたこのＶＴＲを
符号（１０）で示す。なお、第１図及び８８２図におい
て、（５）はモニタ用のテレビジョン受像機である。

ところで、再生用磁気ヘッドにて再生された映像信号と
外部映像信号との合成映像信号を、消去後の所望とする
磁気トラックに記録できるようにするには、特殊の磁気
ヘッド構成が必要であり、また映像信号ＳＡとＳｏとを
同期をとりながら合成する必要がある。

それらの構成を順を追って説明するも、第３図Ａはこの
発明に適用して好適な磁気ヘッドの構成の一例を示す。

し１は回転磁気ヘッドの場合であり、記録用磁気ヘッド
ＲＡ、ＲＢはほぼ１１’ｌＯ”の角間隔を保持して取付
けられる。そして、磁気へ７ドＲ八で第１フイールド（
奇数フィールド）を１トラツクに記録し、磁気ヘッドＲ
Ｂで第２フイールド（偶数フィールド）を次の１トラツ
クに記録するようになされている。

再生用磁気ヘッドＰ＾、Ｐｓは記録用磁気ヘッドＲ＾、
Ｒｅと同一の取付角に選定されるも、回転軸方向にはト
ラックの４ｎ本（ｎ≧１）に相当する間隔だけ磁気へラ
ドＲ＾ＩＲＢから離れて取付けられる。これは、カラー
フレーミングを考慮したときの構成で、この例ではＢ　
＝ａ　ｌに選んである。

消去用磁気へラドＥ＾、　Ｅａは再生用磁気ヘッドＰ　
Ａ　＋　　Ｐ　Ｒより後行で記録用磁気ヘッドＲ＾。

ＲＲより先行する位置であれば任意の角位置でよい。図
は記録用磁気へ・／ドＲ＾、ＲＢより□回転だけ先行す
る位置の場合である。なお、回転軸方向には記録用磁気
へラドＲ＾、Ｒｅと同一位置である。

このようなヘッド構成のトラックパターンを第３図Ｂに
示す。実線のトランクは映像信号Ｓ＾が記録されている
トラックで、再生用磁気ヘッドＰ＾が図のようにトラッ
クＴｓ上にあれば、消去用磁気へラドＥ＾、Ｅｓ及び記
録用磁気へラドＲ＾。

ＲＢはいずれも４トラツク前のトラックＴｌ上にある。

そして、消去用磁気ヘッドＥ＾ｒ　Ｈａは記録用磁気へ
ラドＲ＾、ＲＢに対し□回転だけ先行しているから、磁
気ヘッドＰ＾、Ｅ＾、Ｒ＾（ＰＲ、Ｅｓ　、　　ＲＲ）
をすべて動作状態にしておけば、再生用磁気ヘッドＰ＾
にて再生されたトラックＴ６に関する映像信号Ｓ＾は第
２図でしめず外部映像信号ＳＢと合成され、その合成映
像ｆＰＩ号Ｓｏが記録用磁気へラドＲ＾にてトラックＴ
１上に記録される。従って、合成映像信号Ｓｏのトラツ
タは破線の如くなる。

このように、ヘッドの構成を特殊にして映像（８号の再
生と記録とを同時に行なえば、１台のＶＴＲで合成映像
信号Ｓｏを記録することができる。この場合、映像信４
＋−８＾とＳＢとは同期をとった上で合成しなければな
らない、映像信号Ｓ＾とＳｓの同期結合回路の一例を第
４図に示す。

図はフレームメモリを使用して外部映像信号ＳｓをＶＴ
Ｒ口）の再生映像信号Ｓ＾に同期させるようにした場合
で、再生映像信号Ｓ＾は同期分離回路（２１）とバース
ト分離回路（２２）に供給されて水平及び垂直の各同期
信号ＰＨ＾＋　Ｉ’ｖ＾とバースト信号ＳＢＡが夫々分
離される。外部映像信号Ｓｓも同様に、同期分離回路（
２３）とバースト分離回路（２４）に供給されて、同期
信号ＰＨＢＩ　　ＰＶＢとバースト信号ＳＳａが分離さ
れる０分離されたこれらの信号はシステム制御回路（２
５）に供給されて、同期結合及び混合器（３）を制御す
るために必要な信号が形成される。

すなわち、まず外部映像ｆｉｔ　＋Ｓ　ＲはＣＯＤ等を
用いたフレームメモリ（２６）に供給されるが、その書
込パルスＰｗは外部映像信号ＳＲのバースト信号Ｓａｇ
に位相がロックしたパルスである。そしてまたこのシス
テム制御回路（２５）において再生映像信号ｉ−８＾の
バースＩ−信号ＳＢＡに位相ロックされた読出しパルス
ＰＲが形成され、このパルスＰＲのタイミングでフレー
ムメモリ　（２６）に格納された外部映像信号ＳＲが続
出されるために、混合器（３）に供給されるこの外部映
像信号Ｓｓは再生映像信号Ｓ八と完全に同期することに
なる。

フレームメモリ　（２６）は原理的には４フイ一ルド分
のメモリ容量が必要である。しかし、メモリ内の蓄積時
間はできるだけ短かいことが望ましいので、２フイ一ル
ド分のメモリ容量で済むように設計することもできる。

また、映像信号がカラーの場合にはカラーフレーミング
を考慮して同期結合しないと合成映ｍ信号Ｓｏとテープ
に記録されたままの映像信号Ｓ＾との間でパースＩＩＦ
号の位相が一致しなくなる。

テレビジョン標準方式がＮＴＳＣ方式の場合には２フレ
ーム、４フイールドでバースＩ−信号の位相が完結する
ので、第３図Ｂに示すトラックＴ１とＴ５に記録されて
いる映像４ａ号Ｓ＾同士はカラーフレームが一致してい
る。

そのため、第３図Ａのように再生トラックとは異るトラ
ックに合成映像信号Ｓｏを記録する場合にはカラーフレ
ーミングを考慮すると、この記録トラックを再生トラッ
クから４ｎ（ｎ≧１）だけ離す必要がある。第３図はｎ
−１の場合を示しである。

その結果、フレームメモリ（２６）から外部映像信号Ｓ
Ｂを続出場合も、読出しタイミングをカラーフレームが
一致するタイミングにしなければならない。それには、
例えば映像信号Ｓ＾、ＳＲから形成された夫々のカラー
フレーミング信号を利用して再生映像信号Ｓ＾とカラー
フレームが一致した時点に読出しパルスＰＲを出力させ
て外部映像信４）Ｓ　Ｂを読出せばよい。

なお、このような動作を混合器（３）に対する制御７Ｍ
号ＳＨに付与してもよい、制御信号ＳＮは上述したよう
に単なる信号の合成を行なうための制御信号のほかにフ
ェードイン・フェードアウト、ワイパー、インサート等
の特殊効果を得るための制御信号として利用してもよい
。

同期結合回路（２０）はフレームメモリを使用した同期
システムでなくてもよい０例えば、ＶＴＲ（１０）とテ
レビカメラ（２）とを同期結合する方式である。この場
合、テレビカメラフ２）側をＶ　Ｔ　Ｒ（１）側に同期
させる方法（ＶＴＲマスタ一方式）と、Ｖ　Ｔ　Ｒ（１
）側をテレビカメラ（２）側に同期させる方法（カメラ
マスタ一方式）とのどちらでもよい。

この同期システムによれば、第４図で示したフレームメ
モリを使用しないでも済む。

回転磁気ヘッドは第５図のようにも構成できる。

この例は、同一トラック上を３１１１の磁気ヘッドＲ＾
。

Ｐ＾及びＥＡ　　（Ｒｅ、ＰＲ及びＥａ）が走査するよ
うにした場合で、例えば第５図Ａで示すように、１２０
°の角間隔を保持して回転方向に対し再生用磁気ヘッド
Ｐへ、記録用磁気ヘッドＲ＾、消去用磁気ヘッドＥａの
順に取付けられる。こうすれば、磁気ヘッドは同図Ｂの
如き配列でテープ上を走査することになるので、映像ｆ
ｆｉ号Ｓ＾の再生と同時に、同一のトラックＴｏ上に合
成映像信号Ｓｏを記録できる。

但し、この構成では第５図Ｂの説明図からも明らかなよ
うに、同一トラック上で再生用磁気ヘラドＰ＾が記録用
磁気ヘッドＲ＾に対し、□回転（１２０°）だけ先行す
るから、合成されたのちの再生映像信号Ｓｓは合成され
る前よりも□πたけ時間的に早く記録されることになる
。従って、こめ場合には第４図に示す混合器（３）の後
段に、□フィールドに相当する遅延回路を介在させる必
要がある。

ヘッド取付角は１２０°でなく２４０°でもよい。

このとき磁気ヘッドは、Ｐ＾−Ｒ＾−ＥＡの順に取付け
られ、遅延回路の遅延時間は□フィールドに選ばれる。

以上説明したように、この発明によれば特殊なヘッド構
成とすることにより編集機能ともいうべき信号処理機能
を備えた磁気記録再生装置を得ることができるので、編
集用のＶＴＲを必要とせず、それだけ信号処理システム
の簡略化を図ることができる。また、この発明の実施例
のようにカラーフレーミングまで考慮すれば、カラーフ
レームまで同期をとることができるため、色同期の乱れ
を防止できる。

また、この発明によれば信号の再生及び記録が同時に行
なわれるため、再生映像信号Ｓ＾と合成映像信号Ｓｏと
の間の信号遅延がなく、従って記録パターン補正用のメ
モリが不要になる。

なお、上述の実施例はいずれも回転２ヘッド方式のＶＴ
Ｒに適用した場合であるが、回転１ヘッド方式、４ヘッ
ド方式あるいは固定ヘッド方式のＶＴＲにもこの発明を
適用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の編集システムの説明図、第２図はこの発
明を編集システムに通用した場合の説明図、第３図及び
第５図はこの発明の一例を示す磁気ヘッドの配置図及び
そのときのトラックパターンを示す図、第４図は同期結
合回路の一例を示す系統図である。 （１）、　（４）、　　（１０）はＶＴＲ，（３）は混
合器、（２ｏ）は同期結合回路、（２５）はシステム制
御回路、（２６）はフレームメモリ、Ｒ＾＋Ｒａは記録
用の。 Ｐ＾、Ｐａは再生用のそしてＥ＾、ＥＢは消去用の磁気
ヘッドである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープ上に形成される斜めトラックに映像信号の記
   録、再生及び消去を行う磁気記録再生装置において、任
   意の上記斜めトラックに対し再生ヘッド、消去ヘッド、
   記録ヘッドの順で到来するように回転ドラム上に各ヘッ
   ドを配置し、上記再生ヘッドにより再生された再生映像
   信号と外部映像信号とが合成されて上記記録ヘッドによ
   り記録されるようになし、上記再生ヘッドは上記記録ヘ
   ッドが位置するトラックに先行するトラック上でかつ上
   記磁気テープの巾方向に上記記録ヘッドと同一位置に位
   置していることを特徴とする磁気記録再生装置。