JPS62247474A - マルチウィンドウ表示制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 画面を複数の重なりを許した矩形のウィンドウに分割し
、各ウィンドウ毎に独立に文字１図形。

イメージ情報を表示可能な表示システムにおいて。

画面全体を管理する画面分割表を、全体を制御する第１
のプロセッサが作成して主記憶上に置き。

特定のウィンドウに表示する場合に、そのウィンドウ分
割表の内容を予めローカルメモリに転送し。

表示制御を高速に行う第２のプロセ・７すが、このウィ
ンドウ分割表を参照して１表示可能な領域にのみ表示が
行われるように構成することにより。

ローカルメモリの節減および負荷の最適分散を可能とし
ている。

〔産業上の利用分野〕

本発明は９画面を複数の部分画面、即ちウィンドウに分
割して、ウィンドウ毎に独立に文字１図形、イメージ情
報を表示する制御を行うマルチウィンドウ表示制御方式
に関するものである。

マルチウィンドウ表示を行うシステムでは９画面上に複
数のウィンドウを表示し、１つのウィンドウ上で９例え
ば文書編集を行っているときに。

関連するデータを参照するために、他のウィンドウを開
示することにより２作業能率を高めることができる。ま
た、ホスト計算機からのメツセージなど、非同期に送ら
れてくるメソセージも、別ウィンドウに表示することに
よって１本来の作業を中断することなく受は付けること
ができる。

こうした表示システムにおいては、ウィンドウの位置・
大きさを自由に設定できる必要があるため、互いに重な
りが生じる場合がある。このような場合１重なった部分
では、優先順位を考慮して。

下に隠れる部分については表示しないように制御する必
要がある。

〔従来の技術〕

第５図は従来方式の例、第６図は本発明が前提とする画
面分割を説明するための図を示す。

第５図において、１０１は全体の制御を行う第１のプロ
セッサ、１０２は主記憶、１０４は表示制御を高速に行
う第２のプロセッサ、１０５はローカルメモリ、１０７
は画素単位に表示情報を保持するフレームメモリ、ｉｏ
ａはＣＲＴディスプレイ等による表示部、５０１は画面
全体をウィンドウ毎の表示可能矩形領域の集合として管
理する画面分割表（テーブル）を表す。

本発明が前提とするマルチウィンドウの表示制御では、
第６図に示すように９表示画面を、各部分画面Ａ、Ｂ、
Ｃの始端・終端のｙ軸座標Ｙ０〜Ｙ、で区分すると共に
、さらに各部分画面の始端・終端のＸ軸座標Ｘ、〜Ｘｓ
で区分する。この区分に従って、同じ部分画面に属する
ものをまとめて、矩形領域を切り出し２表示画面全体を
、その切り出した矩形領域により分割する。各部分画面
の表示優先度を考慮して、上記分割された領域の情報を
管理することにより２表示可／不可の制御を行っている
。この分割された領域の情報を保持するテーブルが、第
５図に示す画面分割表５０１である。

従来方式では、ローカルメモリ１０５内に画面分割表５
０１を持ち、あるウィンドウに表示する場合には、第２
のプロセッサ１０４が９画面分割表５０１を検索して、
そのウィンドウ表示領域を調べ１表示可能な部分にのみ
表示するようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方式によれば、高速性を要求されるローカルメ
モリ１０５に画面分割表５０１を置いているため、ウィ
ンドウの数が多くなった場合には。

必要なメモリ容量が大きくなり、コスト高になるという
問題があった。

また、第２のプロセッサ１０４は、一般に専用プロセッ
サであり、高速に表示制御を行うためにマイクロプログ
ラム制御をとることが多いが、従来方式では１画面分割
表５０１の作成・検索を。

第２のプロセッサ１０４で行っているため、マイクロプ
ログラム・メモリの増大を招いているという問題があっ
た。

本発明は上記問題点の解決を図り、ローカルメモリの節
減を可能とし、かつ上記第２のプロセッサの負担を軽減
する方式を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の基本的構成を示す原理ブロック図であ
る。

第１図において、第５図と同符号のものは第５図図示の
ものに対応する。１０３は画面分割表。

１０６は現在描画対象とされるウィンドウに関する表示
可能矩形領域情報を保持するウィンドウ分割表、１１０
は画面分割表１０３を主記憶１０２上に作成する画面分
割表作成部、１１１は描画しようとするウィンドウに関
する表示可能矩形領域情報を第２のプロセッサ１０４へ
通知するウィンドウ情報通知部、１１２は描画データを
第２のプロセッサ１０４へ送る描画指示部、１２０はウ
ィンドウ分割表１０６をローカルメモリ１０５上に設定
するウィンドウ分割表設定部、１２１はウィンドウ分割
表１０６に基づいて表示可能矩形領域を調べる表示可能
矩形領域判定部である。

画面分割表作成部１１Ｏ，ウィンドウ情報通知部１１１
．描画指示部１１２は、第１のプロセッサ１０１が実行
する命令群からなり、ウィンドウ分割表設定部１２０２
表示可能矩形領域判定部１２１は、第２のプロセッサ１
０４が実行する命令群からなる。

第１のプロセッサ１０１は１表示制御および入出力制御
などの全体の制御を行う汎用プロセッサであって１画面
分割表作成部１１ｏにより２画面全体を分割した表示可
能矩形領域に関する情報を。

主記憶１０２上に設定し２画面分割表１０３を作成する
。

あるウィンドウについて表示する場合に、予めウィンド
ウ情報通知部１１１によって、そのウィンドウに関する
表示可能矩形領域に関する定義情報を１画面分割表１０
３から抽出し、第２のプロセッサ１０４へ送る。第２の
プロセッサ１０４では、ウィンドウ分割表設定部１２０
により、その表示可能矩形領域情報を、ローカルメモリ
１０５上の所定の領域に設定し、ウィンドウ分割表１゜
６を生成する。以後、描画指示部１１２より、描画要求
が出されると、第２のプロセッサ１０４は。

表示可能矩形領域判定部１２１により、ウィンドウ分割
表１０６を参照して２表示の可／不可を判定し、フレー
ムメモリ１０７ヘデータを展開する。

〔作用〕

一般に、マルチウィンドウ表示において２表示対象とな
るウィンドウが変更される頻度は、それほど高くはない
。本発明は、この点に着目してなされたものである。本
発明では、アクセス頻度の高い、現在表示対象としてい
るウィンドウの表示可能矩形領域に関する情報だけが、
高速なローカルメモリ１０５上に置かれ、全体の分割情
報は主記憶１０２上に置かれるので、ローカルメモリ１
０５の使用量を削減することができる。

また１画面分割表１０３を作成する処理は、一般に頻度
が少なく、制御が複雑である。このような処理は５本発
明の場合５汎用的な第１のプロセッサ１０１により実行
され、特定のウィンドウの表示可能領域にのみ表示する
という比較的単純ではあるが高速性を要求される処理は
、専用の第２のプロセッサ１０４により実行される。従
って。

第２のプロセッサ１０４の処理負担が軽減し、プロセッ
サの負荷の最適分散も行うことができることとなる。

〔実施例〕

第２図は本発明の詳細な説明するためのウィンドウ配置
の例、第３図は本発明の詳細な説明するための画面分割
表の例、第４図は本発明の詳細な説明するためのウィン
ドウ分割表の例を示す。

第２図において、２０１〜２０３は表示画面上に設定さ
れるウィンドウであって９表示優先度の低いほうから、
Ａ、Ｂ、Ｃの順に配置されている。

即ち、ウィンドウ２０１は背景画面であって２表示優先
度が最も低く９表示内容ＢまたはＣと重なる部分は２表
示が抑止される。ウィンドウ２０２によって切り出され
る表示内容Ｂは１表示内容Ｃと重なる部分だけが隠され
る。ウィンドウ２０３によって切り出される表示内容Ｃ
の優先度が一番高く、全体が表示される。

第２図に示すようなウィンドウ配置による画面全体の表
示可能矩形領域の情報は１例えば第３図に示すような画
面分割表によって管理される。

第３図において、３０１はウィンドウ毎の管理テーブル
であり、これには、各ウィンドウの位置。

大きさ１分割数等の情報が設定される。また１表示可能
矩形領域テーブルのリストを指すポインタが設けられる
。３０２は表示可能矩形領域毎に設けられるテーブルで
ある。

第２図に示すウィンドウ配置の場合、Ａについて表示さ
れるべき領域は＋　　ａＯないしａ、の６個の矩形領域
である。また、Ｂについて表示されるべき領域は、ｂｏ
およびｂｌの２個の矩形領域であり、Ｃの表示領域につ
いてはｃｏ全全体ある。

表示可能矩形領域テーブル３０２は１例えば、第３図（
ロ）に示すように、各表示可能矩形領域の座標情報を持
つ。同じウィンドウに属する各表示可能矩形領域テーブ
ル３０２は、ポインタによって結ばれる。

第１図図示画面分割表作成部１１０は、第２図に示すよ
うなウィンドウ配置が指定された場合に。

表示可能矩形領域を解析し、第３図（イ）に示す画面分
割表１０３を、主記憶１０２上に作成する。

例えば、第２図に示すウィンドウ２０２について１表示
対象を変更する場合、第１図図示ウィンドウ情報通知部
１１１は、Ｂに関する管理テーブル３０１および表示可
能矩形領域テーブル３０２から読み出した情報を転送デ
ータとするｒＳ　ＥＴ−ＷＩＮＤＯＷＪというようなウ
ィンドウ定義情報を送るオーダを作成し、第２のプロセ
ッサ１０４へ通知する。これに対し、ウィンドウ分割表
設定部１２０は、第４図（イ）に示すようなウィンドウ
分割表１０６を、ローカルメモリ１０５上に設ける。

ウィンドウ分割表１０６には、先頭に分割数が書かれ、
その後に表示しようとしているウィンドウの表示可能矩
形領域に関する座標情報が並べられる。この座標情報は
１例えば第４図（ロ）に示すように、矩形領域の左上角
の座標（Ｘ　ｉ　ｌ　、　　Ｙ　ｉ　１）と右下角の座
標（Ｘ＝ｚ、　　Ｙ＝ｚ）とからなる。

このようなウィンドウ設定状態において、描画指示部１
１２から描画要求が出されると、ウィンドウ２０２にお
ける表示可能矩形領域ｂ０およびｂｌの部分だけのデー
タを１表示可能矩形領域判定部１２１によって選択し表
示する。他のウィンドウに関して表示変更を行う場合に
は、ウィンドウ分割表１０６を作り直す。

第３図および第４図に示した画面分割表１０３゜ウィン
ドウ分割表１０６のデータ構造は、−例であり、実質的
に同様な内容を持つものであれば。

同様に実施可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように９本発明によれば、現在処理対象と
されているウィンドウに関するウィンドウ分割表だけが
ローカルメモリに置かれるので。

高速性が要求されるローカルメモリの使用量を削減でき
る。また、第２のプロセッサの処理負担を軽減し、マイ
クロプログラムのステップ数を削減できると共に、第１
のプロセッサとの負荷の最適分散を図ることができるよ
うになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、第２図は本発明の詳
細な説明するためのウィンドウ配置の例、第３図は本発
明の詳細な説明するための画面分割表の例、第４図は本
発明の詳細な説明するためのウィンドウ分割表の例、第
５図は従来方式の例、第６図は本発明が前提とする画面
分割を説明するための図を示す。 図中、１０１は第１のプロセッサ、１０２は主記憶、１
０３は画面分割表、１０４は第２のプロセッサ、１０５
はローカルメモリ、１０６はウィンドウ分割表、１０７
はフレームメモリ、１０８は表示部、１１０は画面分割
表作成部、１１１はウィンドウ情報通知部、１１２は描
画指示部、１２０はウィンドウ分割表設定部、１２１は
表示可能矩形領域判定部を表す。 特許出願人　　　富士通株式会社 代理人弁理士　　森１）寛（外１名） ウイントーウ装置Ｑ４多・Ｊ つ４ンドり全書りｋつイ」・」 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マルチウィンドウを用いて画像を表示する要求を出す第
   １のプロセッサ（１０１）と、画像表示処理を行う第２
   のプロセッサ（１０４）と、少なくとも上記第１のプロ
   セッサ（１０１）から読み書き可能な主記憶（１０２）
   と、上記第２のプロセッサ（１０４）から読み書き可能
   なローカルメモリ（１０５）と、画素単位に表示情報を
   保持するフレームメモリ（１０７）と、該フレームメモ
   リ（１０７）の内容を画素対応に表示可能な表示部（１
   ０８）とを有し、表示画面を複数の重なりを許したウィ
   ンドウに分割して各ウィンドウ毎に表示処理可能とした
   画像表示システムにおいて、 画面全体をウィンドウ毎の表示可能矩形領域の集合とし
   て管理する画面分割表（１０３）を、上記主記憶（１０
   ２）上に作成する手段（１１０）と、あるウィンドウに
   ついて描画する場合に、予め当該ウィンドウの表示可能
   矩形領域に関する情報を、上記ローカルメモリ（１０５
   ）に転送してウィンドウ分割表（１０６）を設定する手
   段（１２０）と、上記第２のプロセッサ（１０４）が、
   上記第１のプロセッサ（１０１）の要求により、現在処
   理対象となっているウィンドウに関して描画する場合に
   、上記ウィンドウ分割表（１０６）を参照し、表示可能
   矩形領域における表示情報のみを表示する手段（１２１
   ）とを備えたことを特徴とするマルチウィンドウ表示制
   御方式。