JPH0540592A - マルチウインドウ表示システムの描画方式 - Google Patents

マルチウインドウ表示システムの描画方式

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Publication number
JPH0540592A
JPH0540592A JP3216638A JP21663891A JPH0540592A JP H0540592 A JPH0540592 A JP H0540592A JP 3216638 A JP3216638 A JP 3216638A JP 21663891 A JP21663891 A JP 21663891A JP H0540592 A JPH0540592 A JP H0540592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
area
minimum
rectangular area
rectangular
Prior art date
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Pending
Application number
JP3216638A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kitano
伸司 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3216638A priority Critical patent/JPH0540592A/ja
Publication of JPH0540592A publication Critical patent/JPH0540592A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位の複数の他のウィンドウによりウィンド
ウが分割されているときでも、描画図形がウィンドウ内
に表示できる場合は、描画性能を低下しないようにす
る。 【構成】 描画データが入力されると、最小描画領域生
成手段2により、描画図形を含む最小の矩形領域が計算
される。描画領域管理手段3は、ウィンドウの分割情報
(スコープテーブル7)と上記の矩形領域との論理和を
とり、またこの論理和演算結果のうち併合できる隣接矩
形領域を併合し描画制御テーブル8へ格納する。描画手
段4は、描画制御テーブル8を参照し、エントリが1つ
しかなく、かつ、テーブル内容が上記描画図形を含む最
小矩形領域と同一の場合、クリッピングを行うことなく
描画を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位に複数の他のウィ
ンドウが表示され、描画するウィンドウの表示領域が複
数の矩形領域に分割され管理されている場合に描画性能
を改善するマルチウィンドウ表示システムの描画方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチウィンドウ表示シ
ステムでは、上位に複数の他のウィンドウが表示され、
描画するウィンドウの表示領域が複数の矩形領域(以
下、スコープ)に分割され管理されている場合、スコー
プ毎に同一描画図形をクリッピングしながら描画するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
ウィンドウ表示システムの描画方式では、描画しようと
するウィンドウの上位に複数の他のウィンドウが表示さ
れている場合、描画する図形が全てウィンドウ内に表示
されている場合でも、スコープ毎に同一描画図形をクリ
ッピングしながら描画するようにしているため、上位に
ウィンドウが表示されていない場合に比べて格段に描画
性能が低下するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、フレームバッファと、記憶手段と、こ
の記憶手段内にあってウィンドウの表示領域を示す複数
の矩形領域を含むスコープテーブル部と、ウィンドウの
移動・リサイズ・表示順位変更等の指示によりスコープ
テーブル部を変更しフレームバッファのウィンドウの位
置・形状の変更を行うウィンドウ制御手段と、描画指示
により描画図形が含まれる最小の矩形領域を生成する最
小描画領域生成手段と、スコープテーブル部に含まれる
複数の矩形領域と描画図形が含まれる最小の矩形領域と
の論理和をとり,この論理和演算後の複数の矩形領域の
中で隣接し併合可能な矩形領域を併合して矩形数を削減
し,描画制御テーブル部として記憶手段内に生成する描
画領域管理手段と、この描画制御テーブル部を参照しフ
レームバッファに描画を行う描画手段とを備えたもので
ある。
【0005】
【作用】したがって、描画しようとするウィンドウの上
位に複数の他のウィンドウが表示されている場合でも、
描画図形を含む最小の矩形領域がウィンドウ内に表示さ
れている場合は、スコープ毎にクリッピングを行う必要
がない。この結果、1回の描画操作で描画が完了するた
め、ウィンドウが最上位に表示されている場合と同等の
描画性能が得られる。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係るマルチウィンドウ表示システム
の描画方式を適用した装置の一実施例を示すブロック図
であり、この装置は、入力手段1、最小描画領域生成手
段2、描画領域管理手段3、描画手段4、ウィンドウ制
御手段5、記憶手段6、スコープテーブル7、描画テー
ブル8、フレームバッファ9及び表示装置10から構成
されている。
【0007】次に、図2は、最小描画領域生成手段2の
動作を示すフローチャートである。このフローチャート
に示すように、最小描画領域生成手段2は、描画領域計
算部21、終了判定部22及び描画領域管理手段起動部
23から構成されている。
【0008】また、図3は、描画領域管理手段3の動作
を示すフローチャートである。このフローチャートに示
すように、描画領域管理手段3は、矩形領域論理和演算
部31、終了判定部32、矩形領域併合部33及び描画
手段起動部34から構成されている。
【0009】また、図4は、描画手段4のフローチャー
トである。このフローチャートに示すように、描画手段
4は、表示判定部41、クリップ描画部42、終了判定
部43及び描画処理部44から構成されている。
【0010】また、図5はウィンドウ制御手段5の動作
を示すフローチャートである。このフローチャートに示
すように、ウィンドウ制御手段5はウィンドウデータ転
送処理部51及び表示領域計算部52から構成されてい
る。
【0011】次に、上記装置の動作を図2〜図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、入力手段1から
ウィンドウの移動・リサイズ・表示順位変更等の指示が
行われると、ウィンドウ制御手段5が起動される。図5
のフローチャートに示すように、ウィンドウ制御手段5
は、ウィンドウデータ転送処理部51でウィンドウの重
なり状況をチェックし、フレームバッファ9上において
ウィンドウ枠を含めた各ウィンドウの表示データを新た
な位置へ転送した後、ウィンドウ枠を完全に復旧し、ウ
ィンドウ内で新たに表示される領域について描画を行う
ように上位装置へ指示する。
【0012】その後、表示領域計算部52により、ウィ
ンドウ内部の表示領域を矩形情報で表すスコープ情報を
記憶手段6上のスコープテーブル7に格納する。1例と
して、図6に、ウィンドウAの表示状態と対応するスコ
ープテーブルの内容を示す。
【0013】次に、入力手段1から描画指示が行われる
と、図2のフローチャートに示すように、最小描画領域
生成手段2は、描画領域計算部21及び終了判定部22
により、描画図形の全頂点データのx,y座標の値か
ら、描画図形を含む最小の矩形領域を算出する。図7の
例では、(xLU,yLU,xRL,yRL)が最小描画領域で
ある。
【0014】そして、描画領域管理手段起動部23にお
いて描画領域管理手段3を起動する。起動された描画領
域管理手段3は、図3のフローチャートに示すように、
矩形領域論理和演算部31及び終了判定部32により、
スコープテーブル7の各エントリ、即ち矩形領域と最小
描画領域との論理和をとる。
【0015】図7の例では、領域(x11,y11,x12
12),(x21,y21,x22,y22)及び(x31
31,x32,y32)がスコープテーブル7の内容であ
り、最小描画領域(xLU,yLU,xRL,yRL)との論理
和は、(xLU,yLU,xRL,y12),(xLU,y21,x
RL,y22),(xLU,y31,xRL,yRL)となる。
【0016】その後、矩形領域併合処理部33により論
理和をとった結果、隣接する矩形が併合可能であれば併
合し、矩形領域数を削減した後、記憶手段6上の描画制
御テーブル8に格納する。図7の例では、結局論理和は
1つの矩形領域に併合され、領域(xLU,yLU,xRL
RL)が描画制御テーブル8へ格納される。
【0017】その後、描画手段起動部34により描画手
段4が起動される。起動された描画手段4は、図4のフ
ローチャートに示すように、表示判定部41において、
描画制御テーブル8のエントリ数が1つで、かつその内
容が最小描画領域と一致していると判定された場合は、
クリッピング処理は行わず、描画処理部44でフレーム
バッファ9上に描画を行う。図7の例では、三角形の斜
線部分の描画がクリッピング処理を行わずに実行できる
ことになる。
【0018】表示判定部41において描画制御テーブル
8のエントリ数が2以上と判定されると、クリップ描画
処理部41及び終了判定部42により、同一図形データ
をエントリ回数だけクリップしながらフレームバッファ
9上に描画することになる。図7の例では、従来方式で
描画を行うと、スコープテーブル内の矩形領域でクリッ
プしながら描画を3回行う必要があるが、本発明の方式
では描画は1回で終了する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
描画を行おうとするウィンドウの上位に複数の他のウィ
ンドウが表示されている場合でも、描画図形を含む最小
の矩形領域がウィンドウ内に表示されている場合は、ス
コープ毎にクリッピングを行う必要がない。したがっ
て、1回の描画操作で描画が完了するため、ウィンドウ
が最上位に表示されている場合と同等の描画性能が得ら
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチウィンドウ表示システムの
描画方式を適用した装置のブロック図である。
【図2】上記実施例装置を構成する最小描画領域生成手
段の動作を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例装置を構成する描画領域管理手段の
動作を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例装置を構成する描画手段の動作を示
すフローチャートである。
【図5】上記実施例装置を構成するウィンドウ制御手段
の動作を示すフローチャートである。
【図6】上記ウィンドウ制御手段により生成されるスコ
ープテーブルの一例を示す図である。
【図7】上記描画領域管理手段により生成され描画手段
が参照する描画制御テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 最小描画領域生成手段 3 描画領域管理手段 4 描画手段 5 ウィンドウ制御手段 6 記憶手段 7 スコープテーブル 8 描画制御テーブル 9 フレームバッファ 10 表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームバッファと、記憶手段と、この
    記憶手段内にあってウィンドウの表示領域を示す複数の
    矩形領域を含むスコープテーブル部と、ウィンドウの移
    動・リサイズ・表示順位変更等の指示により前記スコー
    プテーブル部を変更し前記フレームバッファのウィンド
    ウの位置・形状の変更を行うウィンドウ制御手段と、描
    画指示により描画図形が含まれる最小の矩形領域を生成
    する最小描画領域生成手段と、前記スコープテーブル部
    に含まれる複数の矩形領域と前記描画図形が含まれる最
    小の矩形領域との論理和をとり,この論理和演算後の複
    数の矩形領域の中で隣接し併合可能な矩形領域を併合し
    て矩形数を削減し,描画制御テーブル部として前記記憶
    手段内に生成する描画領域管理手段と、前記描画制御テ
    ーブル部を参照し前記フレームバッファに描画を行う描
    画手段とを備えたことを特徴とするマルチウィンドウ表
    示システムの描画方式。
JP3216638A 1991-08-02 1991-08-02 マルチウインドウ表示システムの描画方式 Pending JPH0540592A (ja)

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JPH0540592A true JPH0540592A (ja) 1993-02-19

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JP3216638A Pending JPH0540592A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 マルチウインドウ表示システムの描画方式

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