JP2667187B2 - マルチウインドウにおける線分クリップ方法 - Google Patents

マルチウインドウにおける線分クリップ方法

Info

Publication number
JP2667187B2
JP2667187B2 JP6637488A JP6637488A JP2667187B2 JP 2667187 B2 JP2667187 B2 JP 2667187B2 JP 6637488 A JP6637488 A JP 6637488A JP 6637488 A JP6637488 A JP 6637488A JP 2667187 B2 JP2667187 B2 JP 2667187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
line segment
intersection
displayed
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6637488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01239685A (ja
Inventor
力哉 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6637488A priority Critical patent/JP2667187B2/ja
Publication of JPH01239685A publication Critical patent/JPH01239685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2667187B2 publication Critical patent/JP2667187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [目次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 [概要] マルチウインドウの画面において、他のウインドウが
上重ね表示されたウインドウの表示領域内に限って線表
示を行なう線分クリップ処理の方法に関するものであ
り、 クリップ処理を高速化できる方法の提供を目的とし、 このため、他のウインドウが上重ね表示されたウイン
ドウを両ウインドウの境界辺が各々含まれる直線で複数
の部分領域に分割し、全境界のうち隣合う部分領域に共
有されない辺のみを記憶し、与えられた線と各記憶辺と
の全ての交点を算出し、算出された各交点と前記線の位
置情報とによりウインドウ表示領域内のみ前記線を表示
して構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、マルチウインドウの画面において、他のウ
インドウが上重ね表示されたウインドウの表示領域内で
のみ、線を表示する線分クリップ処理の方法に関するも
のである。
CAD入力やグラフィック入力に際しては入力画面にマ
ルチウインドウが導入されており、これによりそれらの
入力操作を大幅に容易化されている。
[従来の技術] マルチウインドウの表示画面では、例えば第8図のよ
うに先のウインドウWDに重ねて新たなウインドウWUが表
示される。
そして先のウインドウWDにおいて線分表示が行なわれ
る場合には、第9図のようにこのウインドウWDが両ウイ
ンドウWU,WDのウインドウ辺を含む直線で部分領域A1,A
2,A3に分割される。
さらに第10図のように、ウインドウWD内で表示すべき
線分lと部分領域A1,A2,A3の各辺とその交点a,b,c,dが
求められ、それら交点a,b,c,dと線分lの始点S及び終
点Eとに基づいてウインドウWDの表示領域内でのみ線分
lが第11図のように表示される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来においては、ウインドウWDの表示領
域内でのみ線分lを表示するために、交点a,dとともに
交点b,cを求めることが必要となるので、クリップ処理
の速度をより高めることが困難となる問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、クリップ処理を高速化することが可能
となる方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明では第1図の方法
が採られている。
同図において、ウインドウが上重ね表示されたウイン
ドウが両ウインドウの境界辺を各々含む直線で複数の部
分領域に分割される(ステップ10)。
そして、全境界辺のうち、隣合う部分領域が共有しな
い辺のみが記憶される(ステップ12)。
さらに、与えられた線と各記憶辺との全交点が算出さ
れると(ステップ14)、これら交点と前記線の位置情報
とによりウインドウ表示領域内でのみ前記線の成分が表
示される(ステップ16)。
[作用] 本発明では、部分領域境界辺のうち隣合う部分領域が
共有しないもののみが記憶され、与えられた線と各記憶
辺との全交点が算出されるので、隣合う部分領域の共有
する境界辺が交点の算出から除外され、したがって部分
領域共有の境界辺と前記線との交点算出は行なわれな
い。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明に係る方法の好適な実施
例を説明する。
第2図には本発明が適用されたシステムが示されお
り、このシステムはMPU20,DDA回路22,フレームメモリ2
4,ディスプレイ26,メモリ28,クリッピング回路30により
構成されている。
そしてクリッピング回路30の交点計算回路32で交点計
算が行なわれており、また、ソーティング回路34では交
点ソートの処理が行なわれている。
第3図には本実施例の処理手順がフローチャートで示
されており、先ず、ウインドウ分割(ステップ300,10)
が行なわれる。
その結果、先のウインドウWDに重ねて新たなウインド
ウWDが表示される第8図の場合であってウインドウWDに
おいてのみ線分lが表示されるときには、第9図のよう
にウインドウWDが両ウインドウWU,WDのウインドウ辺を
含む直線で部分領域A1,A2,A3へ従来と同様に分割され
る。
そして第4図に示されたテーブルが作成され(ステッ
プ302,12)、このテーブルにおいては、部分領域A1,A2,
A3の各辺に対応したアドレスへ値0または値1が書き込
まれる。
本実施例では第9図及び第10図からも理解されるよう
に、部分領域A1,A2,A3の境界辺のうち、隣合う部分領域
A1及びA2,A2及びA3が共有しない辺と対応したアドレス
に値0が書き込まれ、また、隣合う部分領域A1及びA2,A
2及びA3が共有する境界辺と対応したアドレスに値1が
書き込まれる。
このテーブルが作成されると、表示すべき線分lが第
5図(A)のように部分領域A1,A2,A3の外側に位置する
か、同図(B)のように部分領域A1,A2,A3と交差する
か、あるいは同図(C)のように部分領域A1,A2,A3の内
側に位置するか、が判断される(ステップ304,306 但
し、第5図は部分領域A2の例)。
それらの判断は部分領域A1,A2,A3の順で逐次行なわ
れ、領域外の場合(ステップ304でYES)には次のものに
対して直ちに上記判断が行なわれる(ステップ308でN
O)。
また、領域交差の場合(ステップ304及び306でNO)に
は部分領域境界辺と線分lとの交点が求められ(ステッ
プ310)、次のものに対して上記判断が行なわれる(ス
テップ308でNO)。
その後、それら判断が部分領域A1,A2,A3の全てに対し
て行なわれると(ステップ308でYES)、部分領域境界辺
と線分lとの交点の有無が判断され(ステップ312)、
求められた交点が確認されなかった場合(ステップ312
でNO)には、第5図(A)のように線分lが表示されな
い(ステップ314)。
さらに交点の求められたことが確認された場合(ステ
ップ312でYES)には、線分lと部分領域A1,A2,A3の各辺
との交点がソートされ(ステップ316)、そのソート順
で線分lの一部が第5図(B)のように部分領域A1,A2,
A3内において各々表示され(ステップ318)、その結
果、第11図のようにウインドウWDと重なる線部分のみが
表示される。
なお、線分lが部分領域A1,A2又はA3の内側に位置す
ることが確認された場合には(ステップ306でYESU)、
その時点でこのときの部分領域A1,A2又はA3内に線分l
が第5図(C)のように表示され(ステップ320)、処
理が直ちに終了する。
ここで、交点計算(ステップ310)においては、前記
第4図のテーブルで値1が書き込まれたアドレスに対応
した境界辺、すなわち隣合う部分領域A1及びA2,A2及びA
3が共有する境界辺、が第6図のように無視される。
したがって本実施例では、第8図及び第9図でウイン
ドウWUからその背後より露出して表示されているウイン
ドウWDの輪郭線と線分lとの交点は求められるが、この
輪郭線の内側における部分領域A1,A2,A3の境界辺と線分
lとの交点は求められず、その計算が省略される。
例えば第7図において、部分領域A2(領域)の周囲
に領域,,,,,,,が想定され場合
であって線分lの始点Sと終点Eとが領域と領域に
各々存在していたときには、実際には線分lが部分領域
A2の上辺Uと交わるものの、部分領域A2の上辺Uが第4
図のテーブル内容により無視されるので、それらの交点
が求められることはない。
また同様な場合において、線分lの始点Sと終点Eと
が領域と領域に各々存在し、線分lが部分領域A2の
右辺R,左辺Lと交わるとき、あるいは右辺R,下辺Dと交
わるときには、左辺Lが第4図のテーブル内容により無
視されるので、線分lと右辺Rまたは下辺Dとの交点が
求められるものの、左辺Lとの交点が求められることは
ない。
以上説明したように本実施例によれば、隣合う部分領
域A1及びA2,A2及びA3が共有する境界辺と対応したテー
ブルアドレスに値1が予め書き込まれ、そのアドレス対
応の部分領域境界辺が線分lとの交点の計算時に無視さ
れるので、無視された境界辺と線分lとの交点計算が省
略され、このため、線分クリップ処理の速度を高めるこ
とが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、隣合う部分領域
が共有する境界辺が交点の算出から除外され、部分領域
共有の境界辺と前記線との交点算出が省略されるので、
線分クリップ処理の高速化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の原理説明図、 第2図は実施例の構成説明図、 第3図は実施例の作用を説明するフローチャート、 第4図はウインドウテーブルの記憶内容説明図、 第5図は部分領域と入力線分の位置関係説明図、 第6図は交点計算不要辺の説明図、 第7図は交点計算対象辺の決定作用説明図、 第8図はマルチウインドウ表示画面の説明図、 第9図はウインドウの分割作用説明図、 第10図は従来における交点計算作用の説明図、 第11図はクリップ表示例の説明図である。 10……ウインドウ分割、 12……境界辺記憶、 14……交点算出、 16……クリップ表示、 20……MPU、 26……ディスプレイ、 28……メモリ、 30……クリッピング回路、 32……交点計算回路、 34……ソーティング回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他のウインドウが上重ね表示されたウイン
    ドウを両ウインドウの境界辺が各々含まれる直線で複数
    の部分領域に分割し(10)、 全境界辺のうち隣合う部分領域に共有されない辺のみを
    記憶し(12)、 与えられた線と各記憶辺との全交点を算出し(14)、 算出された各交点と前記線位置情報とによりウインドウ
    表示領域内でのみ前記線を表示する(16)、 ことを特徴とするマルチウインドウにおける線分クリッ
    プ方法。
JP6637488A 1988-03-19 1988-03-19 マルチウインドウにおける線分クリップ方法 Expired - Lifetime JP2667187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6637488A JP2667187B2 (ja) 1988-03-19 1988-03-19 マルチウインドウにおける線分クリップ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6637488A JP2667187B2 (ja) 1988-03-19 1988-03-19 マルチウインドウにおける線分クリップ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01239685A JPH01239685A (ja) 1989-09-25
JP2667187B2 true JP2667187B2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=13313988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6637488A Expired - Lifetime JP2667187B2 (ja) 1988-03-19 1988-03-19 マルチウインドウにおける線分クリップ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2667187B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01239685A (ja) 1989-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3892900B2 (ja) 複数の任意解像度のデバイスに表示を行うための任意解像度の個別ウインドウを備えたウインドウ・システム
JP2667187B2 (ja) マルチウインドウにおける線分クリップ方法
JP3028543B2 (ja) 図形の再表示方式
JP2714114B2 (ja) グラフィック処理方法及びグラフィックシステム
JPS63240682A (ja) 図形表示におけるクリツピング処理方式
JPH01292424A (ja) マルチウィンドウ表示における画面情報管理及びクリッピング方式
JPH09231045A (ja) 図面処理のスクロール方法
JPH0812587B2 (ja) 重なりウィンドウを表示する方法と装置
JPS63261418A (ja) ウインドウ表示制御方式
JPH0520464A (ja) 表示要素選択表示装置
JP2664903B2 (ja) グラフィックシステム
JPH0540592A (ja) マルチウインドウ表示システムの描画方式
JPH03211675A (ja) Cad図面表示方式
JPS63140326A (ja) ウインドウ表示制御方式
JPH0644028A (ja) データ入出力方式
JPH0358220A (ja) ウインドウ表示装置
JPH0588662A (ja) Cadの表示機能における再表示方式
JPH0760375B2 (ja) マルチウィンドウ表示装置
JPH04326117A (ja) 図形表示装置
JPH0240712A (ja) マルチウインド画面表示装置
JPS62247475A (ja) 図形表示方式
JPH05165596A (ja) ウィンドウスクロール方式
JPH02203390A (ja) グラフィックディスプレイのマルチウィンドウ表示方法
JPH0581436A (ja) マルチウインドウシステムにおける図形のクリツピングおよび描画方式
JPH05324846A (ja) 図形処理方式