JPH0260195B2 - - Google Patents

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JPH0260195B2
JPH0260195B2 JP59257570A JP25757084A JPH0260195B2 JP H0260195 B2 JPH0260195 B2 JP H0260195B2 JP 59257570 A JP59257570 A JP 59257570A JP 25757084 A JP25757084 A JP 25757084A JP H0260195 B2 JPH0260195 B2 JP H0260195B2
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Keiichi Nakane
Naoya Ikeda
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、表示メモリを有するラスタ.スキヤ
ン型の表示装置における画面表示方式に係り特に
複数のデータを一台の表示装置の画面上に同時に
表示するに好適な多重画面表示制御装置に関す
る。
〔発明の背景〕
従来の画面表示方式は、そのほとんどが一台の
表示装置に同時に複数のデータを表示することは
できないため、複数のデータを同時に見たい場合
には表示装置を複数台設置しなければならず、高
価なシステムになりがちであつた。ところが、今
日では、パーソナル.コンピユータをはじめとす
るパーソナル.ユースの機器においては、表示装
置を基本とする対話形処理が中心となつてきてい
る。このような状況において複数のデータを一台
の表示装置に同時に表示することは、ユーザの操
作性および処理性を向上させる上で重要な問題と
なり、内外の各社にて実施の徴しにある。この点
に関しては、日経エレクトロニクス、1984年、1
月30日号における“パーソナル.コンピユータ操
作性向上の決め手となるマルチウインドウ化ソフ
ト”と題する記事に状況が詳述されている。ま
た、より具体的な多重画面表示方式の一例が、
BYTE,Feb.1983における“The Lisa
Computer System”に詳述されている。
ところで、これらの多重画面表示方式において
は、各表示データ間の表示エリアの重なり状況を
如何に効率よく管理し、表示エリア及び表示デー
タの操作時に如何に高速にその重なり状況を処理
するかと言う点が大きな問題点となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前述の問題点に鑑み、複数の
データを同一の表示装置上に重ね合せを許して同
時に表示し、互いの表示位置を変更する際には最
も効果的に重なり部分の再表示、或は退避を実現
可能な多重画面表示制御装置を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明に係る多重画面表示制御装置は、各表示
データ毎にそのデータの表示装置上の表示位置お
よび表示優先度を管理し、また、そのデータと表
示位置が重なり合う他のデータとの夫々について
その重なり位置とそのときの重なりデータを管理
することにより、表示データの表示位置や表示内
容の変更を行う際に、最も効率の良い処理を行う
ことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
第1図は、本発明に係る計算機システム、たと
えば、パーソナル.コンピユータの如きシステム
の構成例を示すものである。システムは、主メモ
リ(MM)10、処理装置(CPU)11、図形
表示装置(GPU)20、表示デイスプレイ(D)
19、磁気デイスク(DISC)14、磁気デイス
ク制御装置(DC)13、キーボード(KB)1
6、KB制御装置(KBC)15、マウス等のポイ
ンテイング.デバイス(PD)18、PD制御装置
(PDC)17、プリンタ(PR)29、PR制御装
置(PRC)28および共通バス12などから構
成される。
またGPU20は第2図に示すように、セグメ
ント.メモリ(SM)21、図形表示処理装置
(GP)22、表示メモリ(FM)23、および表
示デイスプレイ制御装置(DC)24を内部バス
25にて接続したものである。ここで、SM21
はシステム規模が小さい場合にはMM11にて代
用することができる。
第1図および第2図を用いて、表示の方法を簡
単に説明する。CPU11にて実行中のプログラ
ムP1により、D19に図形あるいは文字を表示
する場合には、まず表示しようとする図形あるい
は文字データ(これらは一般的には図形描画コマ
ンド列や文字コード列である)をプログラムP1
によつてMM10からSM21に転送し、次いで
GP22に実行要求を出す。実行指示を受けたGP
22は、SM21から該図形データあるいは文字
データを取り出し、該データをD19上の各表示
点に対応したドツト.データに展開し、FM23
上の表示位置に対応した箇所に該ドツト.データ
を格納する。一方、D19の表示制御装置DC2
4は、一定周期でFM23をスキヤンし、その内
容に従つてD19に表示を行つている。従つて、
FM23に格納された該ドツト.データは、DC
24によつて直ちにD19上に表示されることに
なる。
第3図は本発明に係る多重画面表示方式による
表示例を説明するものである。第3図aはD19
の画面30の矩形表示領域(それを以後ウインド
ウと呼ぶ)31に一つのデータを表示した例であ
り、b,cも同様にウインドウ32,33に夫々
一つのデータを表示した例である。第3図dは、
a,b,cの表示内容を、本発明に係る多重画面
表示方式を用いて画面30に同時に表示した例で
ある。ここでは、ウインドウは、31,32,3
3の順に表示されたものとして、即ちウインドウ
33の表示優先度が最高として最も前面に表示し
てある。
第4図は、本発明に係る制御テーブル類を示し
たものである。ウインドウ制御ブロツク(WCB)
42は、各々のウインドウの大きさや表示位置、
表示するデータ番号、ウインドウの重なりの有無
などを管理するためのものであり、ウインドウが
定義される度毎にWCBリストポインタ
(WLST)41に表示優先度の高い順に接続され
る(即ち、WLST41に該WCBの先頭アドレス
が格納される)。
WCB42の構成は、次に低い表示優先度を有
するウインドウに関するWCBを指すWCBポイン
タ(WPT)421、対応するウインドウ番号
(WN)422、表示すべきデータ番号(DN)
424、ウインドウの左上座標点(W1)425、
右下座標点(W2)426、重なりデータ退避情
報管理ブロツク(SICB)を指すポインタ
(SLST)427、などから成る。
WLST41には最も優先度の高いWCB(ここ
ではWCB42a)の先頭アドレスが保持され、
WCB42aのWCBポインタ(WPT)421に
は自分より優先度の低いもののうち1番優先度の
高いWCB(ここではWCB42b)の先頭アドレ
スが保持される。以下同様にWPTには自分より
優先度が低いもののうち1番優先度の高いWCB
の先頭アドレスが順次保持されていく。この
WLSTとWPTとで示される優先度順をWCBリ
ストという。
SICB43は、あるウインドウに着目したとき
に該ウインドウと重なり合う部分を有する他のウ
インドウの夫々に一ケースずつ対応付け、重なり
合つているデータ番号とその位置を管理するため
のものであり、関係するWCBに、重なつている
ウインドウの表示優先順位の低い順に接続され
る。SICB43の構成は、次に高い表示優先度を
有する重なりデータに関するSICBを指すポイン
タSPT431、重なりデータ番号(ODN)43
2、重なり合つている矩形領域の左上座標点
(S1)433、右下座標点(S2)434、および
重なり領域の旧データ退避エリアSIDBを指すポ
インタ(SDPT)435から成る。
さて、本発明では、SIDB44に退避する重な
りデータとしてFM23に格納されているドツト
表示データを取扱う。このことにより、表示位置
の変更の際の表示データの再表示に要する処理を
SM21に格納された図形あるいは文字データか
らGP22を介して再びドツト・データに展開す
る場合に比較し短時間で実行することができる。
第5図A,Bおよび第6図は、本実施例に係る
多重画面表示方式の画面表示例とその時の制御テ
ーブルWCB42,SICB43の状態を併記したも
のである。
第7図〜第13図は、本実施例に係る多重画面
表示方式の処理手順を示したものである。本実施
例では、表示データの書込み(WRITE−
WINDOW)600、表示済データの最優先表示
(POP−UP−WINDOW)800、表示領域の移
動(MOVE−WINDOW)100、および表示
データの消去(CLEAR−WINDOW)120の
各コマンドの処理手順を示すことにする。
以下に第5図A,B、第6図および第7図〜第
13図を用いて各処理手順を説明する。
() WRITE−WINDOW 第5図a〜cは、WRITE−WINDOWコマン
ドを用いて画面30にウインドウ31,32,3
3を次々に定義し、夫々データA,B,Cを表示
して行く様子を示したものである。まず第5図a
における本コマンドの処理手順を第7図を用いて
説明する。GP22はウインドウ番号WN=1、
セグメントデータ番号DN=A、ウインドウ左
上・右下座標W1=A1,W2=A2を伴つた本コマ
ンドを受けると、空いているWCB42aを獲得
し、WLST41で指されるWCBリストの先頭に
該WCB42aを挿入する(ブロツク610)。次
いで、該WCB42aにWN=1、DN=A、W1
=A1、W2=A2を登録する(ブロツク620)。
さらにWCB42aのWPT421を調べ既に表示
中のウインドウがあつたか否かを判定する(ブロ
ツク630)。今の場合は、該ウインドウが初め
て表示されるので、判定は否となり処理はブロツ
ク650へ進む。最後に、GP22は指定された
該データAをドツト.データに展開し、FM23
のウインドウ座標A1,A2の矩形領域に相当する
部分に該ドツト・データを書き込む。この結果、
画面30は第5図aの如くなりそのときのWCB
42aはfの如くなる。
次に、ウインドウ31の上にウインドウ番号
WN=2、セグメント・データ番号DN=B、ウ
インドウ座標W1=B1,W2=B2を伴つた
WRITE−WINDOWコマンドにより、ウインド
ウ32を定義し、データBを第5図bの如く表示
する場合を考えてみる。GP22における該コマ
ンド処理手順のブロツク610〜630までは前
記と同様である。ブロツク630における既に表
示中のウインドウの有無の判定は、今度は正(即
ち有)であるので、処理はブロツク640へ進
み、サブルーチン(SAVW−WINDOW)70
0を実行する。
SAVE−WINDOW700の処理手順を第8図
に示す。SAVE−WINDOW700は、ウインド
ウ間の重なりがあるか否かを調べ、あれば、重な
り部分の既に表示されているドツト・データを退
避用エリアに格納する処理を行なうものである。
SAVE−WINDOW700に渡される引数は、重
ね合せようとする(即ちこれから表示をしようと
する)ウインドウに対応するWCBt(添字tは最
前面に表示するTOPの意味である。)のアドレス
と、重ね合せられる可能性のある既表示ウインド
ウをWLST41につなげられたリストを用いて
サーチする際のサーチの範囲を示すための別な
WCBl(添字lは最後尾のlastを意味する。)のア
ドレス(該リストの末尾までをサーチ範囲とする
場合にはゼロとする)である。今の場合の引き数
は、WCB42bのアドレスとゼロとなる。さて、
SAVE−WINDOW700の処理においては、ま
ず、WCB42bのWPT421より、次の表示優
先順位を有するウインドウ31に対応するWCB
42aのアドレスを求め、表示中のデータ番号A
およびウインドウ位置座標A1,A2を求める(ブ
ロツク710)。次に、表示しようとするウイン
ドウ座標B1,B2をWCB42bより取出し、先に
取出した既表示中のウインドウ位置座標A1,A2
と比較し、両者の重なり矩形領域座標S1,S2(今
の場合は、A3,A2となる)を求める(ブロツク
720)。もしここで重なり部分が無ければ、ブ
ロツク730での判定になり、処理はブロツク7
80へ移る。今の場合は、重なり部分があるの
で、処理はブロツク740へ進む。そして、GP
22は空いているSICB43aを獲得し、WCB4
2bのSLST427で示されるWCBリストの先
頭に該SICB43aを接続する(ブロツク74
0)。次いで、SICB43aに先にブロツク710
及び720の処理にて求めた重なり部分のデータ
番号A、座標A3,A2を登録する(ブロツク75
0)。さらに、GP22は重なりドツト・データを
退避するために空きのSIDB44を獲得し、その
先頭アドレスをSICB43aのSDPT435に登
録し(ブロツク760)、重なり部分A3,A2の
ドツト・データをFM23より読出して該SIDB
44に格納する(770ブロツク)。そして最後
に、重なり合いのチエツク対象の中でまだ他にも
表示中の低優先度表示のウインドウがあるか否か
を判定し(ブロツク780)該当するウインドウ
がある場合には再びブロツク710からの処理に
制御を移し、そうでない場合には本サブルーチン
を呼んだルーチンへ制御を戻す。今の場合には、
第7図のWRITE−WINDOW600のブロツク
650に制御が戻される。そこで、GP22は、
指定されたデータBをデツト・データに展開し、
FM23のウインドウ座標B1,B2に相当する矩
形領域に該ドツト・データを書込む。この結果、
画面30は第5図bの如くなり、そのときの
WBC42a,42bおよびSICB43aの関係は
同図gの如くなる。
さらに、第5図cの如くウインドウ31,32
の上にウインドウ33を定義してデータCを表示
する場合を考えてみる。GP22はウインドウ番
号3、セグメント・データ番号C、ウインドウ座
標C1,C2を伴つたWRITE−WINDOWコマンド
を受取ることにより、既に説明したのと同じ第7
図および第8図の処理手順を実行する。このと
き、重なり情報は表示優先度の高い順に得られ、
まず、ウインドウ32のデータBに関しては座標
B3,C2が重なつており、次いでウインドウ31
のデータAの座標C1,A4が重なつていることが
検出される。そして、夫々の重なり情報がSICB
42に登録され、SIDB43に重なり、ドツト・
データが退避される。その結果、WCB41、
SICB42、SIDB43の相互の関係は第5図hの
如くなる。
() POP−UP−WINDOW 第5図eは、第5図cの状態において最も表示
優先度の低いウインドウ31をPOP−UP−
WINDOWコマンドを用いて最も表示優先度の高
いウインドウとして最前面に表示するようにした
結果を示したものである。本コマンドの処理手段
を第9図及び第10図を用いて説明する。
GP22はウインドウ番号WN=1を伴つた本
コマンドを受けると、まず指定されたWN=1に
対応するWCBt42aをWLST41で指される
WCBリストをサーチすることにより探し出し、
該WCBt42aの先頭アドレスとその前につなが
れている高表示優先度のウインドウに対応する
WCBl42bの先頭アドレス(若しWCBtが該リ
ストの先頭であれば、WCBlの先頭アドレスは
WLSTのアドレスとなる)を求める(ブロツク
810)。このとき指定ウインドウWN=1より
も表示優先度の高いものがなかつた場合には、本
コマンド処理は直ちに終了する(ブロツク82
0)。今の場合には、表示優先度の高いものが存
在するので、制御はブロツク830へ進められ
る。GP22は、先に得たWCBt42a先頭アド
レスをWLST41に登録することにより、
WLST41にて示されるWCBリストの先頭に該
WCBt42aをつなぎ換える(ブロツク830)。
次いでGP22はサブルーチンSAVE−
WINDOW700を実行して新に重ねられる既表
示情報を退避し(ブロツク840)、引続きサブ
ルーチンRESUME−WINDOW−R900を実
行してそれまで重なり合いにより退避されていた
ウインドウWN=1に関するドツト情報を回復し
該ウインドウのすべてのデータを再表示させる。
ブロツク840にて、サブルーチンSAVE−
WINDOW700に与えられる引数は、先に求め
たWCBt42aの先頭アドレスとWCBl42bで
ある。サブルーチン700の処理手順は先に説明
したので、ここでは省略する。第5図iにSAVE
−WINDOWを実行した結果を示す。ブロツク8
50にてサブルーチンRESUME−WINDOW−
R900に渡される引数は、重なりデータを回復
しようとするウインドウ31に対応するWCBt
2a先頭アドレス及び現在時点でウインドウ31
に関する重なり情報を持つている可能性のある最
も表示優先度の低いウインドウ32に対応する
WCBl42b先頭アドレスである。RESUME−
WINDOW−R900の処理手順を第10図に示
す。
RESUME−WINDOW−R700に制御を移
したGP22は、まずWCBt42aよりウインド
ウ31に対応する表示データ番号DN=Aとその
次に表示優先度の高いウインドウ33に関する
WCB42cの先頭アドレスを求める(ブロツク
905)。次いで、WCB42cに対応するSICB
43の有無をSLST427の内容がゼロか否かに
より判定し(ブロツク910)、若し対応する
SICBが無ければ重なり情報は退避されていない
ということで、ブロツク970へ処理を進める。
今の場合は、SICB43cが存在するので、処理
はブロツク920に進む。そこでは、SLST42
7につながれたSICBリストについて、先に求め
た表示データ番号Aに関するものであるかを調査
し、あれば該SICB43の先頭アドレスを求め、
ブロツク930へ制御を進める。若しこの時に該
当するSICBがなければ、制御はブロツク970
へ進める。さて、今の場合は、データAに関する
SICB43bが存在するので、GP22は該SICB
43bより退避中の重なり位置座標C1,A4およ
び退避データ・エリアSIDB44の先頭アドレス
を求める(ブロツク930)。そして、FM23
上の重なり位置C1,A4に相当する部分へ、先に
求めたSIDB44の内容を書き込む(ブロツク9
40)。さらに、該SICB43bおよびSIDB44
を夫々のリストから切離し、空き状態にする。
(ブロツク950,960)。以上までの処理によ
り、ウインドウ33によつて重ねられ隠されてい
た部分が再表示されたことになる。第5図dにそ
のときの画面の状態を示す。斜線部が今回の処理
により画面に再表示されたウインドウ31の部分
である。このときの制御テーブルは第5図jに示
すようになる。このときSICB43aにまだ表示
テータ番号Aに関係するものがあるので、もう一
度同じ作業を繰返すことになる。
GP22は、引き続き、またその次に表示優先
度の高いWCB42bの先頭アドレスを求め、(ブ
ロツク970)該アドレスと、引数のWCBlアド
レスと一致するかを判定し(ブロツク980)、
一致がみられるまで、夫々のWCBについて先の
ブロツク910から960までの処理を実行す
る。2回目の作業により第5図eに示すように斜
線で示す矩形領域(A3,A2)が再表示される。
このときの制御テーブルは、第5図hに示すよう
になる。もう表示データAに関係するものがない
のでブロツク990に処理が移りRESUME−
WINDOWの作業は終了する。そしてすべての処
理を終えたところで、POP−UP−WINDOWコ
マンド700へ戻り、コマンド全体の処理を終了
する。
() MOVE−WINDOW 第6図aは、最も表示優先度の高いウインドウ
31の表示位置をMOVE−WINDOWコマンド
を用いて34に移動させた結果を示したものであ
る。本コマンドの処理手順を第11図を用いて説
明する。
移動したいウインドウ番号WN=1、新しいウ
インドウ表示位置座標W1N=A5,W2N=A6を
伴つた本コマンドを受取つたGP22は、まず
WN=1に対応するWCB42aをWLST41に
て指されるWCBリストより探し出し、該ウイン
ドウの現在の表示位置A1,A2を求める(ブロツ
ク101)。次いで、FM23よりウインドウ位
置A1,A2に相当する部分のドツト情報をワー
ク・エリアに退避する(ブロツク102)。そし
て、そのウインドウエリアで隠されていた他のウ
インドウ内容を再表示するために、第11図に示
すサブルーチンRESUME−WINDOW−N11
0を実行する(ブロツク103)。RESUME−
WINDOW−N110への引数はWCB42aの
先頭アドレスのみでよい。
RESUME−WINDOW−N110を実行しは
じめたGP22は、まず、FM23上のウインド
ウ位置A1,A2に相当する領域をクリアする(ブ
ロツク111)。このとき背景色が指定されてい
れば、背景色でその領域を塗りつぶす。次いで、
SICBの有無を判定し、SICBが無ければ、元のコ
マンド処理へ戻る(ブロツク112)。SICBがあ
る場合には、重なり領域の位置を求め、対応する
SIDBに退避してあるドツト情報をFM23上の
対応領域に書き込み、SICBおよびSIDBを夫々の
リストからはずして空き状態にするという一連の
作業を、表示優先度の低いウインドウ順に、該
WCB42aに関連する全てのSICBについて実施
する(ブロツク113〜117)。この結果、画
面30からはウインドウ31の表示は消滅し、そ
れによつて隠されていた他のウインドウ内容が再
表示されることになる。第6図bにその状態を示
す。
そして、GP22は制御を再びコマンドのブロ
ツク104に戻す。ブロツク104〜107は、
新しいウインドウ位置A5,A6に、ブロツク10
2にてワーク・エリアに退避しておいた旧ウイン
ドウ31のドツト情報を表示する処理手順を示す
ものである。これらの処理については既に第7
図、第8図のWRITE−WINDOW600の処理
にて説明した内容と同様なのでここでは説明を省
略する。
以上の結果、画面30は第6図aの如くなり、
その時の各制御テーブルの状態は同図cの如くな
る。
() CLEAR−WINDOW 第6図bは表示優先度の最も高いウインドウ3
4をCLEAR−WINDOWコマンドを用いて消去
させた結果を示したものである。本コマンドの処
理手順を第13図を用いて説明する。尚、本コマ
ンドへの引数はウインドウ番号WNだけでよい。
ウインドウ番号WN=1を伴つたCLEAR−
WINDOWコマンド120を受付けたGP22は、
直ちにWN=1に対応するWCB42aの先頭ア
ドレスを求める(ブロツク121)。次いで、サ
ブルーチンRESUME−WINDOW−N110を
実行し、先のNOVE−WINDOW100の説明で
述べたと同様にして、ウインドウWN=1によつ
て隠されていたドツト情報を再表示する(ブロツ
ク122)。そして最後に、WCB42aを
WLST41で示されるリストより削除し、空き
状態にする。以上の結果画面30は第6図b、関
連制御ケーブルは同図dの如くなる。
ところで、これまでの説明で用いた制御テーブ
ルの格納場所および処理手順の実行場所は以下の
何れの組合せにおいても可能である。(1)制御テー
ブルはMM10、処理手順はCPU11、(2)制御
テーブルはMM10、処理手順はGP22、(3)制
御テーブルはSM21の一部、処理手順はGP2
2、(4)上記(1)〜(3)においてドツト情報退避エリア
をFM23の一部に配置するもの。
以上説明してきたように、本実施例では、重な
り合つた表示領域の座標、表示優先度、ドツト情
報を管理することにより、重なり具合の変更に対
して全ての表示情報を再表示しなくとも必要最小
限の量を再表示することが済ませられる効果があ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数のデータを同一表示装置
上に重ね合せを許して同時に表示する際に、重な
り合いの状況および重なり合いにより隠されてし
まう情報の管理が少ないメモリ容量で容易に実現
できるという効果がある。
さらに本発明によれば、前述の表示形態におい
て、表示位置の変更をする際に、それまで重なり
合つていた部分の再表示が、高速に行なえるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る計算機システム構成図、
第2図は第1図の図形表示装置の部分のブロツク
構成図、第3図は多重画面表示例を示す模式図、
第4図は本発明に係る制御テーブルの構成図、第
5図A,Bおよび第6図は多重画面表示例とその
時の制御テーブルの状態を示す説明図、第7図か
ら第13図は本発明に係る多重画面表示方式の処
理手順を示すフローチヤートである。 41……ウインドウ制御ブロツク.リスト.ポ
インタ、42……ウインドウ制御ブロツク、43
……重なりデータ退避情報管理ブロツク、44…
…重なりドツト.データ退避エリア、600……
WRITE−WINDOW処理手順、800……POP
−UP−WINDOW処理手順、100……MOVE
−WINDOW処理手順、120……CLEAR−
WINDOW処理手順。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 処理装置と主メモリを有する計算機システム
    において、表示データを格納する表示メモリと該
    表示メモリの内容を表示するラスタ.スキヤン型
    の表示装置を設け、該表示メモリに格納する複数
    の表示データの各々に関してその表示位置および
    相互の表示優先度を管理する第1の制御テーブル
    と、該各々の表示データの重なり部分の位置を管
    理する第2の制御テーブルと該重なり部分の表示
    データを退避する表示データ退避領域とを設け、
    該第1の制御テーブル、該第2の制御テーブル、
    該表示データ退避領域および該表示メモリを用い
    て複数の表示データの表示、消去、最優先表示、
    表示位置の移動を実現する制御手段を設けたこと
    を特徴とする多重画面表示制御装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記第1の
    制御テーブルは、前記表示優先度順に接続されて
    いることを特徴とする多重画面表示制御装置。 3 特許請求の範囲第2項において、前記制御手
    段は、前記表示優先度の変更に応じて、前記第
    1、第2の制御テーブルの接続関係を変更するこ
    とを特徴とする多重画面表示制御装置。
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