JPS62247298A - 放射線像変換パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の分野］ 本発明は、放射線像変換パネルに関するものである。さ
らに詳しくは未発ＩＪは、防傷性が改良された放射線像
変換パネルに関するものである。

［発明の技術重音にソおよび従来技術］従来において、
放射線像を画像として１１１る方法としては１銀塩感光
材料からなる乳剤層を有テる放射線写真フィルムと増感
紙（増感スクリーン）とを組合わせた、いわゆる放射線
写真法が利用されている。上記従来の放射線写真法にか
わる方法として、たとえば、特開昭５５−１２１４５　
ｋ３公報笠に記載されているように、輝尽性蛍光体を用
いた放射線像変換方法が知られている。この放射線像変
換方法は、輝尽性蛍光体を有する放射線像変換パネル（
蓄積性蛍光体シートとも称する）を利用するもので、被
写体を透過した放射線エネルギーあるいは被検体から発
せられた放射線エネルギーを上記パネルの輝尽性蛍光体
に吸収させ、そののちに輝尽性蛍光体をｒ’＋）視光線
および赤外線から選ばれる電磁波（励起光）で時系列的
に励起することにより、輝尽性蛍光体ｒｉ）に蓄積され
ている放射線エネルギーを蛍光（輝尽発光）として放出
させ、この蛍光を光電的に読取って電気信号を得、得ら
れた゛電気信号を画像化するものである。

ニの力〃、で使用される放射線像変換パネル自体は、放
射線による照射、および励起光の照射によってもＸｉど
変質することがないため、長期間にわたって繰り返し使
用することができる。ただし。

実際の使用においては読取りの際の励起光の１慰射だけ
ではパネルに蓄積されている放射線エネルギーは充分に
放出しＪ、りされないので、読取りの後に（次の放射線
像記録の前に）、パネルにそのパネルを構成する蛍光体
の輝尽発光の励起波長領域の光を照射することによって
、あるいはパネルを加熱することによって、パネルに残
存する放射線エネルギーの消去が行なわれる。

上述の放射ｍ像変換方法によれば、従来の放射線写真法
を利用した場合に比較して、はるかに少ない被曝線量で
情報量の閂富なｘ６画像を得ることができるという利点
がある。従って、この放射線像変換方法は、特に医療診
断を目的とするＸ線撮影等の直接医療用放射線撮影にお
いて利用価イ１の非常に高いものである。

上記の放射線像変換方法に用いる放射線像変換パネルは
、基本構造として、支持体と、その片面に設けられた蛍
光体層とからなるものである。なお、この蛍光体層の支
持体とは反対側の表面（支持体に而していない側の表面
）には一般に、透ＩＪな樹脂保護膜が、１ジけられてい
て、蛍光体層を化学的な変質あるいは物理的な衝撃から
保護している。

上述のように放射線像変換パネルは、放射線の照射（放
射線像の記録）・励起光の照射（放射線像の読取り）争
消去光の照射（残存する放射線像の消去）という順から
なるサイクルで繰り返し使用される。そして各ステップ
への放射線像変換パネルの移動は搬送系により行なわれ
、−・サイクル終γした後、放射線像変換パネルは通常
は積層状ｊ島にして保存される。

このような搬送と積層状１石との繰返しの使用において
、パネルが積層される際もしくは積層状ｊ島から搬送系
に移される際に、一枚のパネルの裏面（支持体側表面）
と他のパネルの表面（蛍光体層側表面）との擦れ、およ
びパネルの端縁と他のパネルの表面との擦れなどの物理
的接触により、パネルはその両表面に損傷をうける傾向
にある。特に、蛍光体層側表面に生じた物理的損傷は、
励起光の散乱、パネル中の蛍光体から放出される蛍光の
散乱などを生じさせる原因となって、放射線撮影により
得られる情報量の低下および情報の不明瞭化が発生する
ことになる。すなわち、この情報を画像化した場合には
、得られる画像の画質が著しく低下するという問題があ
った。

また、上記搬送系は１通常ニップローラ、搬送ベルト、
ガイド部材などの搬送部材を適宜組み合せて構成されて
いるものであるが、特にパネル自体を滑らせて搬送させ
るガイド部材などの搬送部材においては、パネルが円滑
に滑らず、搬送されにくく、そのためそれと連結する例
えば、ニップローラなどの搬送力（パネルを送るための
把持力）を大きなものとする必要があった。

尚、本出願人は、パネルの防傷性の向上を［１的として
、パネルの支持体側表面および蛍光体層側表面のうち少
なくとも一方の表面に、摩擦係数が０６以ドの芹擦低減
層が設けられている放！）４線像変換パネルについて既
に特許出願している（特開昭５９−７７４００号）。

［発明の要旨］ 本発明は、パネル表面（保護膜の表面）の防傷性が向に
した放射線像変換パネルを提供することをその１−１的
とするものである。

また本発明は、搬送特性の向にした放射線像変換パネル
を提供することもその目的とするものである。

４二記の目的は、支持体、輝尽性蛍光体を分散状態で含
有支持する結合剤からなる蛍光体層および樹脂保護膜を
この順に右する放射線像変換パネルにおいて、該保護１
模に、保護膜の樹脂に対して白色微粒子が５乃至２００
体植％の範囲内で含有されていることを特徴とする放射
線像変換パネルにより達成することができる。

末完ＩＪＪは、支持体、蛍光体層および樹脂保護膜から
なる放射線像変換パネルにおいて、該保護膜に、該保護
膜の樹脂に対して白色微粒子を特定の範囲内で含有させ
ることにより、優れたパネル表面の防傷性およびパネル
の搬送特性が得られることを見い出し本発明を実現した
ものである。

未発１１に係るパネルの保護膜には、白色微粒／−が保
護膜の樹脂に対して５乃至２００体植％の範囲内で含有
されている。白色微粒子が上記範囲内で含有された保護
１模は、その表面（蛍光体層とは反対側の表面）に該微
粒子による無数の微小な凹凸を有する。そしてこの微小
な凹凸はパネル表面のｆＰ４？抵抗を低減するように効
果的に作用する。

すなわちパネル表面に微小な凹凸を形成することにより
、例えば、積層状態のパネルにあっては、パネルの裏面
（支持体側表面）と他のパネルの１表面（保Ｊ　１１表
面）との実質的な接触面積が減少される。この結果、従
来積層状態から一枚ずつ搬送系に取り出される際、ある
いは搬送系から積層状！ムに移される際に生じがちなパ
ネルの裏面とパネルの表面との擦れを適度に緩和させ、
パネル表面に発生しやすかった摺り傷などの損傷を効果
的に防止することができる。そして、パネル表面の損傷
に基づく画質の低丁を防ぐことができるから、本発明の
パネルにより従来のパネルよりも高画質の画像を得るこ
とができ、従ってよりさかな画像情報を得ることができ
る。

また、パネル表面の摩擦抵抗の減少は、パネルの搬送に
要する搬送力の低減が可１莞であることをも意味し、パ
ネルの搬送をより容易なものとする。例えば、積層状態
から搬送系に移す際のパネルの取り出しにおいては、取
り出しに要する力を減少させ、また搬送系、特にガイド
部材に関してパネル自体にある程度の滑り性が必要とさ
れる搬送経路にあっては、その搬送をより容易なものと
する。この結果、取り出しＬ段をより筒中な機構とする
ことができとともに、ガイド部材から次の搬送部材に移
行させるための搬送力をより小さな力で行なうことがで
きる。従って、このようなパネルを使用すれば、搬送系
でのトラブルを防止することが＋１丁能となる。

［発明の構成］ 以上述べたような好ましい特性を持った本発明の放射線
像変換パネルは、たとえば、次に述べるような方法によ
り製造することができる。

本発明において使用する支持体は、従来の放射線写真法
における増感紙の支持体として用いられている各種の材
料あるいは放射線像変換パネルの支持体として公知の各
種の材料から任意に選ぶことができる。そのような材料
の例としては、セルロースアセテート、ポリエステル、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミド
、トリアセテート、ポリカーボネートなどのプラスチッ
ク物質のフィルム、アルミニウム箔、アルミニウム合金
箔などの金属シート、通常の紙、バライタ紙、レジンコ
ート紙、二酸化チタンなどの顔料を含有するピグメント
紙、ポリビニルアルコールなどをサイジングした紙など
を挙げることができる。ただし、放射線像変換パネルの
情報記録材料としての特性および取扱いなどを考慮した
場合、本発明において特に好ましい支持体の材料はプラ
スチックフィルムである。このプラスチックフィルムに
はカーボンブラックなどの光吸収性物質が練り込まれて
いてもよく、あるいはＬｌｆｆｔ、化チタンなどの光反
射性物質が練り込まれていてもよい。

前者は高鮮鋭度タイプの放射線像変換パネルに適１、た
支持体であり１ｇ！者は高感度タイプの放射線像変換パ
ネルに適した支持体である。

公知の放射線像変換パネルにおいて、支持体と蛍光体層
の結合を強化するため、あるいは放射線像変換パネルと
しての感度もしくは画質（鮮鋭度、粒状性）を向」ニさ
せるために、蛍光体層が設けられる側の支持体表面にゼ
ラチンなどの高分子−物質を？＠　Ｉ＋１して接着性付
４層としたり、あるいは−酸化チタンなどの光反射性物
質からなる光反射層、もしくはカーボンブラックなどの
光吸収性物質からなる光吸収層を設けることも行なわれ
ている。本発明において用いられる支持体についても、
これらの各種の層を設けることができ、それらの構成は
所望の放射！ａ像変換パネルの目的、用途などに応じて
任意に選択することができる。

さらに、特１３Ｊ！ｌｌ／（５ａ−ｚｏｏｚｏｏ号公報
に記載されているように、得られる画像の鮮鋭度を向４
、させる目的で、支持体の）゛け光体層が設けられる側
の表面（支持体の３゛ｉ・光体層側の表面に接１１性付
り層、光反射層、あるいは光吸収層などが設けられてい
る場合には、その表面を、−１味する）には、微細な凹
凸が均質に形成されていてもよい。

次に、支持体の上には蛍光体層が形成される。

蛍光体層は、輝尽性蛍光体の粒子−を分散状１５で含有
支持する結合剤からなる層である。

輝尽性蛍光体は、先に述へたように放射線を照射した後
、励起光を照射すると輝尽発光を示す蛍光体であるが、
実用的な面からは波長が４００〜９００ａｍの範囲にあ
る励起光によって３００〜５００ｎｍの波長範囲の輝尽
発光を示す蛍光体であることが申ましい。本発明の放射
線像変換パネルに用いられるｔＦ４尽性蛍光体の例とし
ては、米国特許第３，８５９．５２７すＩＪＪ細書に記
・１１されているＳｒＳ：Ｃｅ、Ｓｍ、ＳｒＳ：Ｅｕ。

Ｓｍ、Ｔｈ０２　：Ｅｒ、およびＬａ２Ｏ２Ｓ：Ｅｕ、
Ｓｍ、 特開昭５５−１２１４２号公報に記載されているＺｎＳ
：Ｃｕ、Ｐｂ、Ｂａ０ａｘＡｕ、Ｏ，：Ｅｕ（ただし、
０．８≦Ｘ≦ｌＯ）、および、Ｍ”　Ｏｓ　ｘＳ　ｉ０
２　：　Ａ　（ただし　ＭｌはＭｇ、Ｃａ、Ｓｒ、Ｚｎ
、Ｃｄ、またはＢａであり、ＡはＣｅ、Ｔｂ、Ｅｕ、Ｔ
ｍ、Ｐｂ、ＴＪＩ、Ｂｉ、またはＭｎであり、Ｘは、０
．５≦Ｘ≦２．５である）、 特開昭５５−１２１４３り公報に記載されている　　（
Ｂ　　ａ　　ｌ−ｘ　　−ｙ　　、　　Ｍ　　ｇ　　ｘ
　　、　　Ｃａ　　ｙ　　）　　　Ｆ　　Ｘ　　：ａＥ
ｕ”（ただし、ＸはＣ１およびＢｒｔｙ）うちの少なく
とも一つであり４ｘおよびｙは、Ｏ＜Ｘ＋ｙ≦０．６．
かつｘｙ≠０であり、ａは、１０−６≦ａ≦５Ｘ１０−
２である）、 特開昭５５−１２１４４　ｊ；公報に記載されているＬ
ｎＯＸ：ｘＡ（ただし、ＬｎはＬａ、Ｙ、Ｇｄ、および
Ｌｕのうちの少なくとも一つ、ＸはＣ１およびＢｒのう
ちの少なくとも一つ４ＡはＣｅおよびＴｂのうちの少な
くとも−・っ、そして、Ｘは、０＜ｘ＜０．１である）
、 特開昭５５−１２１４５号公報に記載されている（　Ｂ
　ａ　１−　Ｘ　、　Ｍ　”　ｘ　）　Ｆ　Ｘ　：　ｙ
　Ａ　（ただし、Ｍ２′″はＭｇ、Ｃａ、Ｓ　ｒ、Ｚｎ
、およびＣｄのうちの少なくとも一つ、又は０文、Ｂｒ
、および■のうちの少なくとも一つ、ＡはＥｕ、Ｔｂ、
Ｃｅ、Ｔｍ、Ｄｖ、Ｐｒ、Ｈａ、Ｎｄ、Ｙｂ、およびＥ
ｒのうちの少なくとも一つ、そしてＸは、０≦Ｘ≦０．
６、ｙは、Ｏ≦ｙ≦０．２−ｒある）、特開昭５５−１
６００７８吋公報に記載されているＭ”　ＦＸｌｌｘＡ
　：　ｙＬｎ　［ただし、ＭｌはＢａ、　Ｃａ、　Ｓ　
ｒ、　Ｍｇ、　Ｚｎ、およびＣｄのうちの少なくとも一
種、ＡはＢｅＯ，ＭｇＯ１ＣａＯ１ＳｒＯ，Ｂａｄ、Ｚ
ｎＯ１／’Ｍｌ、Ｏ，、Ｙ。

０３、Ｌａ２０．、Ｉ　ｎ　２０３　、　Ｓ　ｉ　Ｏ２
、Ｔ　ｉＯ□、ＺｒＯ２，ＧｅＯ２，５ｎ０２、Ｎｂ２
Ｏ５、Ｔａ２０６、およびＴｈ０２のうちの少なくとも
−・種、ＬｎはＥｕ、Ｔｂ、Ｃｅ、Ｔｍ、Ｄｙ、　Ｐｒ
、　Ｈｏ、　Ｎｄ、　Ｙｂ、　Ｅｒ、　Ｓｍ、およびＧ
ｄのうちの少なくとも一種、ＸはＣｌ、Ｂｒ、およびＩ
のうちの少なくとも−・種であり。

ｘ８よびｙはそれぞれ５　Ｘ　１０−”≦Ｘ≦０．５、
およびＯくｙ≦０．２である］のＭ１成式で表わされる
蛍光体、 特開昭５６−１１６７７７壮公報に記載されている（Ｂ
ａｔ−ｘ　、Ｍ”　Ｘ）Ｆ１ａ　ａＢａＸ２　：ＹＥｕ
　、２Ａ　［た？、：Ｌ、ＭＩ′はベリリウム、−ｙグ
ネシウム、カルシウム、ストロンチウム、川（鉛、およ
びカドミウムのうちの少なくとも一種、Ｘは塩素、臭素
、および沃素のうちの少なくとも・種、Ａはジルコニウ
ムおよびスカンジウムのうちの少なくとも一種であり、
ａ、Ｘ、Ｖ、およびＺはそれぞれ０．５≦ａ≦１．２５
、Ｏ≦Ｘ≦ｌ、１Ｏ−６≦ｙ≦２ＸｌＯ−’　　および
０＜ｚ≦１０−２である１の組成式で表わされる蛍光体
、特開昭５７−２３６７３号−公報に記載されている（
Ｂａｔ−ｘ　、Ｍ’　Ｘ）Ｆ２　・ａＢａＸ２：ｙＥｕ
、ｚＢ［ただし、Ｍｌはベリリウム、マグネシウム、カ
ルシウム、ストロンチウム、亜鉛。

およびカドミウムのうちの少なくとも一種、Ｘは塩素、
臭素、および沃素のうちの少なくとも一種であり、ａ、
ｘ、ｙ、および２はそれぞれ０．５≦ａ≦１．２５、０
≦Ｘ≦１．１０−”≦ｙ≦２×１０−“、および０＜ｚ
≦２ＸＩＯ−”である］の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭５７−２３６７５−３公報に記載されている（Ｂ
ａｔ−ｘ　、Ｍ”　ｘ）Ｆ　２　・ａＢａＸ２　：ｙＥ
ｕ、ｚＡ［ただし、Ｍｆｌはベリリウム、マグネシウム
、カルシウム、ストロンチウム、４ｆ鉛、およびカドミ
ウムのうちの少なくとも一種、Ｘは塩素、臭素、および
沃素のうちの少なくとも一種、Ａは砒素および硅素のう
ちの少なくとも一種であり、ａ、ｘ、ｙ、および２はそ
れぞれ０．５≦ａ≦１．２５、Ｏ≦Ｘ≦１．１０−６≦
ｙ≦２×ｉｏ−’、および０＜２≦５ＸｌＯ−’である
］の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭５８−６９２８１１．ｙ公報に記載されているＭ
ｌＯＸ：ｘＣｅ［ただし１Ｍ廊はＰｒ、Ｎｄ、Ｐｍ、Ｓ
ｍ、Ｅｕ、Ｔｂ、Ｄｙ、Ｈａ、Ｅｒ、Ｔｍ、Ｙｂ、およ
びＢｔからなる群より選ばれる少なくとも一種の二価金
属であり、Ｘは０文およびＢｒのうちのいずれか一方あ
るいはその両方であり、Ｘは０＜ｘ＜０−１である］の
組成式で表わされる蛍光体、 特開昭５８−２０６６７８号公報に記載されているＢ　
ａ　＋−ｘ　Ｍ　ｘ　／２　Ｌ　ｘ　／２　Ｆ　Ｘ　：
　ｙ　Ｅ　ｕ　”　［ただし、ＭはＬｉ、Ｎａ、に、Ｒ
ｂ、およびＣ５からなる群より選ばれる少なくとも一種
のアルカリ金属を表わし：Ｌは、Ｓｃ、Ｙ、Ｌａ、Ｃｅ
、Ｐｒ、Ｎｄ、Ｐｍ、Ｓｍ、Ｇｄ、Ｔｂ、　Ｄｙ、Ｈｏ
、Ｅｒ、Ｔｍ、　Ｙｂ、Ｌｕ、　Ａｎ、Ｇａ、Ｉｎ、お
よびＴ交からなる群より選ばれる少なくとも−・種の二
価金属を表わし；Ｘは、Ｃ！１．Ｂｒ、および■からな
る群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンを表わし；
そして、Ｘはｌｏ−２≦Ｘ≦０．５、ｙはＯくｙ≦０．
１である］の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭５９−２７９８０号公報に記載されているＢ　ａ
　Ｆ　Ｘ　ａ　ｘ　Ａ　：　ｙ　Ｅ　ｕ　”　［ただし
、Ｘは、Ｃ見、Ｂｒ、およびＩからなる群より選ばれる
少なくとも一種のハロゲンであり；Ａは、テトラフルオ
ロホウ酸化合物の焼成物であり；そして、Ｘは１０−６
≦Ｘ≦０．１、ｙはｏ＜ｙ≦０．１である］の組成式で
表わされる蛍光体、 特開昭５９−４７２８９号公報に記載されているＢ　ａ
　Ｆ　Ｘ　都ｘ　Ａ　：　ｙ　Ｅ　ｕ　”　［ただし、
Ｘは、Ｃ１，Ｂｒ、および■からなる群より選ばれる少
なくとも一種のハロゲンでありｚＡは、ヘキサフルオロ
ケイ酸、ヘキサフルオロチタン酸およびヘキサフルオロ
ジルコニウム酸の一価もしくは二価金属の塩からなるヘ
キサフルオロ化合物群より選ばれる少なくとも一種の化
合物の焼成物であり：そして、Ｘは１０−Ｇ≦Ｘ≦０．
１．７は０＜７≦０．１である］の組成式で表わされる
蛍光体。

特開昭５９−５６４７９号公報に記載されているＢ　ａ
　Ｆ　Ｘ　＊　Ｘ　Ｎ　ａ　Ｘ　’　：　ａ　Ｅ　ｕ　
２°［ただし、ＸおよびＸｏは、それぞれＣ１、Ｂｒ、
およびＩのうちの少なくとも一種であり、Ｘおよびａは
それぞれ０＜ｘ≦２、および０＜ａ≦０６２である］の
組成式で表わされるイは光体、 特開昭５９−５６４８０号公報に記載されているＭ　”
　Ｆ　Ｘ　＠ｘ　Ｎ　ａ　Ｘ　’　：　ｙ　Ｅ　ｕ　２
°：ｚＡ［ただし、Ｍｎは、Ｂａ、Ｓｒ、およびＣａか
らなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金
属であり：ＸおよびＸ″は、それぞれＣ１、Ｂｒ。

およびＩからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロ
ゲンであり；Ａは、Ｖ、Ｃｒ、Ｍｎ、Ｆｅ、Ｇｏ、およ
びＮｉより選ばれる少なくとも一種の遷移金属であり：
そして、Ｘは０＜Ｘ≦２、ｙはｏ＜ｙ≦０．２．および
２は０＜ｚ≦１０−２であるコの組成式で表わされる蛍
光体、 特開昭５９−７５２００号−公報に記載されているＭ”
ＦＸａａＭ’Ｘ’＊ｂＭ”Ｘ″２・ｃ　Ｍ　”　Ｘ″’
、＊　ｘＡ　：　ｙＥｕ”　［ただし、ＭｌはＢａ、Ｓ
’ｒ、およびＣａからなる群より選ばれる少なくとも・
種のアルカリ土類金属であり、　Ｍ　＋はＬｉ、Ｎａ、
に、Ｒｂ、およびＣ５からなる群より選ばれる少なくと
も一種のアルカリ金属であり５Ｍ″はＢｅおよびＭｇか
らなる群より選ばれる少なくとも一種の三価金属であり
、　Ｍ　ｍはＡｎ、Ｇａ、Ｉｎ、および１文からなる群
より選ばれる少なくとも・種の三価金属であり；Ａは金
属酸化物であり：ＸはＣ１，Ｂｒ、および■からなる１
Ｔより選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり；Ｘ’
、Ｘ”、およびＸ”°は、Ｆ、Ｃ交、Ｂｒ、およびＩか
らなる群より選ばれる少なくとも・種のハロゲンであり
；そして、ａはＯ≦ａ≦２、ｂはＯ≦ｂ≦１０−２、Ｃ
はＯ≦Ｃ≦１Ｏ−２、かツａ　＋　ｂ　＋　ｃ≧１０−
６であり：ＸはＯ＜ｘ≦０．５、ｙはＯくｙ≦０．２で
ある］の組成式で表わされる蛍光体、 特開昭６０−　ａ　４３　ｇ　１　ｓｙ公報に記載され
ているＭ”Ｘ２ｈ　ａＭ’Ｘ’　２：　ｘＥｕ”　［た
だし、Ｍ”はＢａ、ＳｒおよびＣａからなる群より選ば
れる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり；Ｘおよ
びＸ″はＣ１，Ｂｒおよび１からなる群より選ばれる少
なくとも一種のハロゲンであって、かつＸ≠Ｘ°であり
：そしてａは０．１≦ａ≦１０．０．ｘは０＜ｘ≦０　
、２−’Ｃ’ある］の組成式で表わされる輝尽性蛍光体
、 特開昭５ｏ−ｘｏｘｔ７３ｔ；公報に記載されているＭ
’　ＦＸ＊　ａＭ’Ｘ’　：　ｘＥｕ”　［ただし、Ｍ
ｌｌはＢａ、ＳｒおよびＣａからなる群より選ばれる少
なくとも−・種のアルカリ土類金居であり：ＭｌはＲｈ
およびＣｓからなる群より選ばれる少なくとも一種のア
ルカリ金属であり；ＸはＣ１、ＢｒおよびＩからなる群
より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり：ｘ′は
Ｆ、ＣＭ、ＢｒおよびＩからなる群より選ばれる少なく
とも一種のハロゲンであり：そしてａおよびＸはそれぞ
れ０≦ａ≦４．０およびＯ＜ｘ≦０．２である］の組成
式で表わされる輝尽性蛍光体、 本出願人による特願昭６０−７０４８４り明細古に記載
されているＭ’Ｘ：ｘＢｉ［ただし、ＭｌはＲｈおよび
Ｃｓからなる群より選ばれる少なくとも−・種のアルカ
リ金属であり；ＸはＣ１゜Ｂｒおよび■からなる群より
選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり：そしてＸは
０＜ｘ≦０．２の範囲の数４ｔｉである］の！ＩＮ成式
で表わぎれる輝尽性蛍光体、 などを挙げることができる。

また、上記特開閉６０−８４３８１号公報に記載されて
いるＭ’Ｘ２　＊　ａＭ”Ｘ’　２　：　ｘＥｕ”輝尽
性蛍光体には、以−ドに示すような添加物がＭＩ　Ｘ２
・ａＭ”Ｘ’２１モルちり以ドのような割合で含まれて
いてもよい。

特開昭６０−１６６３７９号公報に記載されているｂＭ
ＩＸ’（ただし　ＭｌはＲｂおよびＣｓからなる群より
選ばれる少なくとも一種のアルカリ金１４であり、Ｘ″
はＦ、０文、ＢｒおよびＩからなる群より選ばれる少な
くとも一種のハロゲンであり、モしてｂはｏ＜ｂ≦１０
．０である）：特開昭６０−２２１４８３号公報に記載
されているｂＫＸ”＊　ｃＭｇＸ”’２　・ｄＭ’Ｘ”
’３　（ただし、ＭｌはＳｃ、Ｙ、Ｌａ、ＧｄおよびＬ
ｕからなる群より選ばれる少なくとも一種の三価金属で
あり、Ｘ”、Ｘ”°およびＸ″”はいずれもＦ、Ｃ１、
Ｂｒおよび■からなる群より選ばれる少なくとも一種の
ハロゲンであり、そしてす、ｃおよびｄはそれぞれ、０
≦ｂ≦２．０．０≦Ｃ≦２゜０．０≦ｄ≦２“、０であ
って、かつ２　Ｘ　１０−’≦ｔ）＋ｃ＋ｄである）：
本出願人による特願昭５９−８４３５６’−戸叫細ＩＱ
に記載されているＶＢ（ただし、ｙは２Ｘ１０−’≦ｙ
≦２Ｘ１０−’である）；４′Ｆ願昭５９−８４３５８
　ｔ、；明細１１ｉに記載されているｂＡ（ただし、Ａ
は５ｉ０２およびＰ２Ｏ５からなる群より選ばれる少な
くとも・種の酸化物であり、モしてｂは１０−’≦ｂ≦
２　Ｘ　１０−’である）；特願昭５９−２４０４５２
１°）明！Ｉ！占に記載されているｂｓｉｏ（ただし、
ｂはｏ＜ｂ≦３　Ｘ　１０−’である）；特願昭５９−
２４０４５４−〕明細、＋７に記載されているｂＳｎＸ
″２（ただし、Ｘ″はＦ、ＣＪｌ、ＢｒおよびＩからな
る群より選ばれる少なくとも・種のハロゲンであり、そ
してｂはｏ＜ｂ≦ｉｏ−’である）；特願昭６０−７８
０３３は明細、１７に記載されているｂＣｓＸ”＊ｃＳ
ｎＸ”２（ただし、ｘ”およびｘ”はそれぞれＦ、Ｃ１
、ＢｒおよびＩからなる群より選ばれる少なくとも一種
のハロゲンであり、モしてｂおよびＣはそれぞれ、ｏ＜
ｂ≦ｌ０００および１０−６≦Ｃ≦２　Ｘ　１０−２で
ある）：および特願昭６０−７８０３５じ明細、Ｉ：に
記載されているｂＣｓＸ”　＊　ｙ　Ｌｎ”″（ただし
、ｘ　”はＦ、Ｃｆｌ、ＢｒおよびＩからなる群より選
ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、ＬｎはＳｃ、
Ｙ、Ｃｅ、Ｐｒ、Ｎｄ、Ｓｍ、Ｇｄ、Ｔｂ、Ｄｙ。

Ｈｏ、Ｅｒ、Ｔｍ、ＹｂおよびＬｕからなる群より選ば
れる少なくとも一種の希１：類元素であり。

そしてｂおよびｙはそれぞれ、ｏ＜ｂ≦１Ｏ１０および
１０−６≦ｙ≦１．８Ｘｌｏ−’である）。

上記の輝尽性蛍光体のうちで、―価のユーロピウム賦活
アルカリ土類金属ハロゲン化物系蛍光体および希土類元
素賦活希土類オキシハロゲン化物系蛍光体は高輝度の輝
尽発光を示すので特に好ましい。ただし、本発明に用い
られる輝尽性蛍光体はＬ述の蛍光体に限られるものでは
なく、放射線を照射１７たのちに励起光を照射した場合
に、輝尽発光を示す蛍光体であればいかなるものであっ
てもよい。

蛍光体層の結合剤の例としては、ゼラチン等の蛋白質、
デキストラン７のポリサッカライド、またはアラビアゴ
ムのような天然高分子物質：および、ポリビニルブチラ
ール、ポリ酢酸ビニル、ニトロセルロース、エチルセル
ロース、塩化ビニリデン・塩化ビニルコポリマー、ポリ
アルキル（メタ）アクリレート、塩化ビニル拳酢酸ビニ
ルコポリマー、ポリウレタン、セルロースアセテートブ
チレート、ポリビニルアルコール、線状ポリエステルな
どような合成高分子物質などにより代表される結合剤を
挙げることができる。このような結合剤のなかで特に好
ましいものは、ニトロセルロース、線状ポリエステル、
ポリアルキル（メタ）アクリレート、ニトロセルロース
と線状ポリエステルとの混合物およびニトロセルロース
とポリアルキル（メタ）アクリレートとの混合物である
。

蛍光体層は、たとえば、次のような方法により支持体に
に形成することができる。

まず上記の輝尽性蛍光体粒子−と結合剤とを適当な溶剤
に加え、これを充分に混合して、結合剤溶液中に輝尽性
蛍光体粒子−が均一に分散した塗布液を調製する。

塗布液調製用の溶剤の例としては、メタノール、エタノ
ール、ｎ−プロパツール、ｎ−ブタメールなどの低級ア
ルコール；メチレンクロライド、エチレンクロライドな
どの１′！！素原子含有炭化水素：アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン：酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と
低級アルコールとのエステル；ジオキサン、エチレング
リコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ
メチルエーテルなどのエーテル；そして、それらの混合
物を挙げることができる。

塗布液における結合剤と輝尽性蛍光体との混合比は、［
ｉ的とする放射線像変換パネルの特性、蛍光体の種類な
どによって異なるが、一般には結合剤と蛍光体との混合
比は、ｌ：１乃至１：１００（重量比）の範囲から選ば
れ、そして特にｌ：８乃至１　：　４０　（１（７ｉ；
、比）の範囲から選ぶことが好ましい。

なお、塗布液には、上記塗４１液中における蛍光体の分
散性を向トさせるための分散剤、また、形成後の蛍光体
層中における結合剤と蛍光体との間の結合力を向１−さ
せるためのｕ（・ｆｉｌ、ｉ剤などの種々の添加剤が混
合されていてもよい。そのような［１的に用いられる分
散剤の例としては、フタル酸、ステアリン酸、カプロン
酸、親油性界面活性剤などを挙げることができる。そし
てＩＩｆ・η！剤の例としては、燐酸トリフェニル、燐
酸トリクレジル、燐酸ジフェニルなどの燐酸エステル；
フタル酸ジエチル、フタル酸ジメトキシエチルなどのフ
タル酸エステル；グリコール酸エチルフタリルエチル、
グリコール酸ブチルフタリルブチルなどのグリコール酸
エステル：そして、トリエチレングリコールとアジピン
酸とのポリエステル、ジエチレングリコールどコハク酸
とのポリエステルなどのポリエチレングリコールと脂肪
族二塩基酸とのポリエステルなどを挙げることができる
。

」−記のようにして調製された蛍光体と結合剤を含イＪ
する塗布液を、次に、支持体の表面に均一・に塗布する
ことにより塗布液の塗膜を形成する。この塗４１操作は
、通常の塗ＩＢ　ｐ段、たとえばドクターブレード、ロ
ールコータ−、ナイフコーターなどを用いることにより
行なうことができる。

ついで、形成された塗膜を徐々に加熱することにより乾
仔して、支持体」ニへの蛍光体層の形成を完でする。蛍
光体層の層厚は、目的とする放射線像変換パネルの特性
、蛍光体の種類、結合剤と蛍光体との混合比などによっ
て異なるが１通常は２０ｐｍ乃至１ｍｍとする。ただし
、この層ノゾは、５０乃至５００　ｐｍとするのが好ま
しい。

尚、蛍光体層は、必ずしも」二記のように支持体りに％
　ＩＨｊ液を直接塗布して形成する必要はなく、たとえ
ば、別に、ガラス板、金属板、プラスチックシートなど
のシート」−に塗布液を塗布し乾燥する。ことにより蛍
光体層を形成した後、これを、支持体りに押圧するか、
あるいは接着剤を用いるなどして支持体と蛍光体層とを
接合してもよい。

次に蛍光体層の七には、本発明の特徴的な要件である樹
脂保護膜が設けられる。

未発ＩＪＪに係る保護膜は、結合剤（樹脂）に白色微粒
子が含有されてなる層である。− 保護膜は、得られる画像の鮮鋭度の点から照射される励
起光あるいは蛍光体から発せられる輝尽発光光の透過を
できるだけ妨げない（吸収しない）ように高い透明性を
有していることが好ましく、従って、この保護膜に含有
される白色微粒子はできるだけ保護膜の透過性を減少さ
せないようなものから適宜選ばれる。また白色微粒子は
、保護１模中で微粒子の形状を留めて置く必要があるこ
とから保護膜の形成過程においてその溶媒に溶解されに
くいもの、さらに樹脂との相溶性、膜形成性笠を考慮し
て選ばれる。

このような好ましい白色微粒子の例としては。

シリコン樹脂、スチレン樹脂、硫酸バリウム、酸化アル
ムニウム、二酸化ケイ素、＃化マグネシウムなどを挙げ
ることができる。

保護膜に用いられる樹脂としては、例えば、酢酸セルロ
ース、ニトロセルロースなどのセルロース誘導体；ある
いはポリメチルメタクリレート。

ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリカ
ーボネート、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、エポキシ
系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニルコポリマーなどの合成
品分−ｆ−物質のような透明な高分子−物質を挙げるこ
とができる。このような樹脂のうちで好ましいものは、
ポリウレタン樹脂、セルロース誘導体、ポリウレタン樹
脂とセルロース誘導体との混合物、ポリウレタン樹脂と
エポキシ樹脂との混合物、およびポリウレタン樹脂とセ
ルロース誘導体とエポキシ樹脂との混合物である。

保護膜は、Ｊ：、記白色微粒子と樹脂とを適当な溶媒に
混合溶解して塗ｉＨｉ液を調製し、この塗４１液を蛍光
体層の表面に通常の塗布方法を用いて形成することがで
きる。

白色微粒子の樹脂に対する含有１１）は５乃全２００体
積％の範囲内にあり、好ましくは、ｌＯ乃至４０体植％
の範囲内にある。なお、Ｌ述したように得られる画像の
鮮鋭度をそれほど低下させないように保護膜の曇価（ヘ
イズ度；全光線透過率に対する散乱光の透過率の比％）
はあまり高くないのが好ましく１例えば４０％を越えな
い範囲にあることが好ましい。

また、白色微粒子−のト均粒′ｆ径は、保護１模表面に
形成ごれる凹凸、保護膜中における分散性、光学的特性
などの点から０．２乃至２０７ｚｍの範囲内にあること
が好ましく、特に、０，５乃至８部ｍの範囲内にあるこ
とが好ましい。

このようにして形Ｌ＆、コれた保、；＆　１１の膜厚は
、３乃至２０ｐｍの範囲内にすることが好ましい。

なお、保１；へ膜は必ずしも上記のように蛍光体層の１
−に直接塗ｌＩｉ形成する必要はなく、例えば、適当な
基板Ｊ二に別に上記方法と同様にして薄い塗膜を形成し
たのち、これを蛍光体層の表面に適当な接１１剤を用い
て接ＩＩ゛するなどの方法によっても形成することがで
きる。

次に本発明の実施例および比較例を記載する。

ただし、これらの各個は未発１１を制限するものではな
い。

［実施例１］ 輝尽性の二価ユーロピウム賦活弗化臭化バリウム蛍光体
（ＢａＦＢｒ：Ｅｕ２°）の粒子とポリウレタン（バン
デンクスＴ−５２６５％　、大ＬＩ本インキ化学１゛業
■製）７５屯ｊ、；１部との混合物にメチルエチルケト
ンを添加し、さらに硝化度１１．５％のニトロセルロー
スｌＯ屯ｒ、ニ一部およびポリイソシアチー１１５屯ｊ
、Ｃ部を添加して蛍光体粒子−を分散状ｊムで含有する
分散液を調製した。次に、この分散液に燐酸トリクレジ
ル、ｎ−ブタノール、そしてメチルエチルケトンを添加
した後、プロペラミキサーを用いて充分に攪拌混合して
、蛍光体粒子が均・に分散し、結合剤と蛍光体との混合
比がｌ：２０（屯１１；」七）かつ粘度が２５〜３５Ｐ
Ｓ　（２５℃）の塗布液を調製した。

次に、ガラス板りに水モに置いたポリエチレンテレフタ
レートフィルム（支持体、厚み＝２５０ｐｍ）のＬにに
配置られた塗７μ液をドクターブレードを用いて均一に
塗布した。そして塗布後に、塗膜が形成された支持体を
乾燥器内に入れ、この乾炊器の内部の温度を２５℃から
１００℃に徐々に上昇させて、塗１模の乾燥を行なった
。このようにして、支持体Ｆに層厚が３００　μｍの蛍
光体層を形成した。

次いで、シリコン樹脂微粒子−（シリコンＸ０９９〜３
０１　、　’ｌ’均粒子−径：４ＪＬｍ、東芝シリコン
■製）と、ポリウレタン樹脂（デスモラック４２００、
住友バイエルウレタン■製）ａｏａｚ″Ｃ部およびエポ
キシ樹脂（エピコート＋００１、油化シェルエポキシ■
製）　２０　屯；ｒ’＝°部とを充分に混合して、シリ
コン樹脂微粒子が均一に分散し、結合剤に対して１０体
積％含有された塗布液を調製した。

この塗布液を蛍光体層のＬに上記と同様の塗布方法を行
なうことにより塗１模を形成し、乾燥した後、層厚が１
５μｍの保護膜を形成したこのようにして順に、支持体
、蛍光体層およびシリコン樹脂微粒子が含有された保護
１１！２から構成された放射！ａ像変換パネルを製造し
た。

［実施例２〜５］ 実施例１において、保護膜に含有されるシリコン樹脂微
粒子−の１番Ｙを以ドの第１表に示すように変えること
以外は、実施例１の方法と同様な処理を行なうことによ
り、支持体、蛍光体層およびシリコン樹脂微粒子の含有
ｚ、１の異なった保護１模から構成された種々の放射線
像変換パネルを製造した。

第１表 含有、Ｉｉｉ　（体積％） 実施例２　　　　２０ 回　　３　　　　　　　　５０ 同　　４　　　　　　　１００ 同　　５　　　　　　２００ ［比較例１］ 実施例１において、保１か膜にシリコン樹脂微粒子−を
含有しないこと以外は実施例１の方法と同様な処理を行
なうことにより、支持体、蛍光体層およびシリコン樹脂
微粒子が含有されない保護膜から構成された放射線像変
換パネルを製造した。

１−記のようにして製造した各々の放射線像変換パネル
（実施例１〜５および比較例１）を以ドに記載する摩擦
係数の測定および擦り傷試験により評価した。なお、摩
擦係数の測定は、（１）静摩控係数および（２）動Ｗ擦
係数について測定を行なった。

（１）静摩擦係数の測定 ポリエチレンテレフタレートシートのＬに、放射線像変
換パネルを２ｃｍＸ２ｃｍの１Ｆ方形に切断した試料を
パネル表面をド側にして置き、この試料の１−に、試料
の屯１．ニーも含めて１００ｇとなるように荷重をかけ
た０次に、この荷重がかけられている試料を引張り、テ
ンシロン（ＵＴＭ−ＩＩ−２０；東洋ボールドウィン社
ＴＡ）を用いて温度２５℃、湿度６０％の条件ドで、該
試料の動き出す手前の試料の引張力Ｆ（ｇ）を測定した
。この引張力Ｆと１；記の荷ｉＴｊ（１００ｇ）とから
、パネル表面の静摩擦係数を、引張力／荷重の値により
算出した。

（２）動摩擦係数の測定 ポリエチレンテレフタレートシートの上に、放射線像変
換パネルを２ｃｍＸ２ｃｍの正方形に切断した試料をパ
ネル表面をｆ側にして置き、この試料のＬに、試料のＩ
ｒｆｔ、：、も含めて１００ｇとなるように荷Φ：をか
けた。次に、この荷重がかけられている試料を、引張り
速度４　ｃ　ｍ　７分にて引張り、テレシロン（ＵＴＭ
−ＩＩ　−２０、東洋ボールドウィン社製）を用いて温
度２５℃、湿度６０％の条件ドで、速度４ｃｍ／分の圧
動状ＩＥにある試料の引張力Ｆ　（ｇ）を４一定した。

この引張力Ｆと１−記の荷ｆｆ＜（１００ｇ）とから、
パネルに設けられているパネル表面の摩擦係数を、引張
力／荷重のイｄＩにより算出した。

（３）擦り傷試験 放射線像変換パネルを２５．２ｃｍＸ３０．３ｃｍの長
方形に切断して試験用試料した。

放射線像変換パネルの支持体側表面に使用されている材
料と同一の材料（本実施例においては。

ポリエチレンテレフタレートフィルム）からなる基材シ
ートの上に、試料のパネル表面をド側にして置いた０次
に、この試料を１０ｃｍの幅で１０００回擦ったのち、
試料のパネル表面（保護１娘表面）を目視により判定し
た。

その結果を次のような三段階で表示した。

Ａ：擦り傷は殆ど生じていない Ｂ：擦り傷が多少は生じているが実用に問題のない程度
である Ｃ：擦り傷が非常に多い 各々の放射線像変換パネルについて得られた結果をまと
めて第２表に示す。

第２表 静摩擦係数　動摩擦係数　　防傷性 実施例１　　０．９　　０．６８　　　　　Ｂ同　　２
　　　　０．６６０．５９　　　　　　　Ｂ回　　３　
　　　０．５５０．５０　　　　　　　　Ｂ同　　４　
　　　０．４３０．３７　　　　　　　　Ａ同　　５　
　　０．４００．３４　　　　　　　Ａ比較例１　　０
．９５０．７５　　　　　Ｃ上記第２表からＩＩらかな
ように、保護膜にシリコン樹脂微粒子−が含有された本
発明の放射線像変換パネル（実施例１〜５）は、パネル
表面の摩擦係数が低Ｆして擦り傷は殆ど発生しなかった
か、あるいは発生しても僅かであり実用を問題のない程
度であった。一方比較のために試料とした従来の放射線
像変換パネル（比較例１）は擦り傷が非常に多く発生し
た。

［実施例６］ 実施例１において、シリコン樹脂微粒子・の代りに酸化
アルミニウムの微粒子（Ａ文２０１．ゼ均粒７−径２４
ｍ）を用い、結合剤に対する含有１５を３０体積％とす
ること以外は実施例１の方法と同様な処理を行なうこと
により、支持体、蛍光体層および酸化アルミニウムの微
粒子が含有された保護１模から構成された放射線像変換
パネルを製造した。

［実施例７］ 実施例６において、酸化アルミニウムの微粒子−の代り
に二酸化ケイ素の微粒Ｆ（ＳｉＯ２，ｆ均粒子−径２ル
ｍ）を用いること以外は、実施例６の方法と同様な処理
を行なうことにより、支持体。

蛍光体層および二酸化ケイ素の微粒子が含有された保１
か膜から構成された放射線像変換パネルを製造した。

［実施例８〕 実施例６において、酸化アルミニウムの微粒子の代りに
酸化マグネシウムの微粒（−ＣＭｇＯ１４Ｌ均粒子（￥
１．５ルｍ）を用いること以外は、実施例６の方法と同
様な処理を行なうことにより、支持体、蛍光体層および
酸化マグネシウムの微粒子が含有された保１：佐ｊ模か
ら構成された放射線像変換パネルを製造した。

［実施例９］ 実施例６において、酸化アルミニウムの微粒子の代りに
硫酸バリウムの微粒子　（Ｂ　ａ　ＳＯ４、’ｌＬ均粒
子−径２μｍ）を用いること以外は、実施例６の方法と
同様な処理を行なうことにより、支持体、１゛ｎ光体層
および硫酸バリウムの：ｅ粒子−が含有された保護膜か
ら構成された放射線像変換パネルを製造した。

に記のようにして製造した各々の放射線像変換パイル（
実施例６〜９）を１−記と同様に摩擦係数のΔ一定およ
び擦り傷試験により評価した。なお、摩擦係数の測定は
動摩擦係数についてのみ測定した。

各々の放射！ａ像変換パネルについて得られた結果を第
３表に示す。

第３表 動摩擦係数　　防傷性 実施例６　　０．５１　　　　　Ｂ 同　　７　　　　０．６２　　　　　　　　Ｂ回　　８
　　　　０．５８　　　　　　　　Ｂ同　　９　　　　
０．６２　　　　　　　　Ｂ１−記第３表から明らかな
ように、保護ｊ模に種々の白色微粒子が含有された未発
１７の放射線像変換パネル（実施例６〜９）は、上記白
色微粒子としてシリコン樹脂微粒子を用いた場合と同様
に、パネル表面の摩擦係数が低ドして擦り傷の発生は実
用上聞届のない程度であった。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、支持体、輝尽性蛍光体を分散状態で含有支持する結
   合剤からなる蛍光体層および樹脂保護膜をこの順に有す
   る放射線像変換パネルにおいて、該保護膜に、保護膜の
   樹脂に対して白色微粒子が５乃至２００体積％の範囲内
   で含有されていることを特徴とする放射線像変換パネル
   。 ２、上記白色微粒子が、該保護膜の樹脂に対して１０乃
   至４０体積％の範囲内で含有されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の放射線像変換パネル。 ３、上記白色微粒子の平均粒子径が０．２乃至２０μｍ
   の範囲内にあることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   もしくは２項記載の放射線像変換パネル。 ４、上記白色微粒子の粒子径粒子が０．５乃至８μｍの
   範囲内にあることを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載の放射線像変換パネル。 ５、上記白色微粒子が、シリコン樹脂、スチレン樹脂、
   硫酸バリウム、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、酸化
   マグネシウムからなる群より選ばれる少なくとも一種の
   化合物からなることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の放射線像変換パネル。 ７、上記保護膜の樹脂が、ポリウレタン樹脂、セルロー
   ス誘導体、ポリウレタン樹脂とセルロース誘導体との混
   合物、ポリウレタン樹脂とエポキシ樹脂との混合物、お
   よびポリウレタン樹脂とセルロース誘導体とエポキシ樹
   脂との混合物からなる群より選ばれる少なくとも一種で
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の放射
   線像変換パネル。