JPS62246917A - 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法 - Google Patents

複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法

Info

Publication number
JPS62246917A
JPS62246917A JP61090828A JP9082886A JPS62246917A JP S62246917 A JPS62246917 A JP S62246917A JP 61090828 A JP61090828 A JP 61090828A JP 9082886 A JP9082886 A JP 9082886A JP S62246917 A JPS62246917 A JP S62246917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
resin particles
polymerizable
meth
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61090828A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0699667B2 (ja
Inventor
Tadafumi Miyazono
宮園 忠文
Akio Kashiwara
柏原 章雄
Shinichi Ishikura
石倉 慎一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP61090828A priority Critical patent/JPH0699667B2/ja
Priority to AU71772/87A priority patent/AU7177287A/en
Priority to CA000535010A priority patent/CA1289285C/en
Priority to KR1019870003723A priority patent/KR940000414B1/ko
Priority to US07/040,477 priority patent/US4833189A/en
Priority to DE198787303492T priority patent/DE244145T1/de
Priority to DE8787303492T priority patent/DE3780351T2/de
Priority to EP87303492A priority patent/EP0244145B1/en
Publication of JPS62246917A publication Critical patent/JPS62246917A/ja
Priority to US07/322,056 priority patent/US4990572A/en
Priority to US07/322,057 priority patent/US4990571A/en
Priority to AU73592/91A priority patent/AU626750B2/en
Publication of JPH0699667B2 publication Critical patent/JPH0699667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F265/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00
    • C08F265/04Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00 on to polymers of esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F291/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to macromolecular compounds according to more than one of the groups C08F251/00 - C08F289/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/14Esterification
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/42Introducing metal atoms or metal-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2810/00Chemical modification of a polymer
    • C08F2810/20Chemical modification of a polymer leading to a crosslinking, either explicitly or inherently
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2810/00Chemical modification of a polymer
    • C08F2810/30Chemical modification of a polymer leading to the formation or introduction of aliphatic or alicyclic unsaturated groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なる複合三次元化樹脂粒子ならびにその製
法に係り、さらに詳しくは塗料用とじて特に有用な複合
三次元化樹脂粒子およびその製法に関するものである。
従来の技術 塗料用樹脂粒子としてはエマルション、ミクロゲル、N
AD樹脂、粉体樹脂等各種のものが知られ、省資源、省
エネルギー、環境保全などの社会的ニーズを満たすため
の水性塗料、ハイソリッド塗料、粉体塗料等の分野で広
く用いられている。
しかしながらこういった樹脂粒子はエマルションの場合
を除き、その特性を発揮させるため通常三次元架橋され
て不溶性ならしめられており、それ単独で用いた場合均
一膜を形成しないかあるいは不充分な膜しか形成せず、
良好な塗膜外観が得られないという欠点を有している。
そこで通常溶解型樹脂と混合して用いられているが、粒
子間あるいは溶解型樹脂との間の界面相互作用が大きい
ため、溶解型樹脂単独の場合に比し、系全体の粘度が大
幅に増大する場合があり、使用に際して留意が必要とな
る。さらにまた従来型の三次元化樹脂粒子はその特性が
粒子製造に使用せられる界面活性剤の性質、粒子内部の
架橋度、構成モノマー組成などにより支配され、脂肪族
炭化水素系溶剤、高沸点の芳香族炭化水素系溶剤、極性
溶剤などに分散しにくく凝集すると一次粒子までほぐれ
ない等、使用に際して制限がある。また硬化反応を速く
するために触媒を添加するが、硬化塗膜の耐久性にはか
えって悪影響がある。
発明が解決しようとする問題点 そこで上記従来型の塗料系のみならず、新規な塗料系に
おいても、単独もしくは他の汎用樹脂と混合して用いて
良好な塗装作業性、貯蔵安定性を示し、外観良好な均一
膜を形成するとともに特に硬化触媒機能や生物活性機能
を持つ様な新規なる複合三次元化樹脂粒子で、より自由
な粒子設計が許容され、使用も容易なものを提供するこ
とが本発明の目的である。
問題点を解決するための手段 本発明者らは三次元化樹脂粒子に実質的に直鎖状の金属
元素含有ポリマーが結合している新規なる複合三次元化
樹脂粒子が溶液粘度も比較的低く単独でも均一塗膜を形
成し、反応触媒機能や生物活性機能を有しており、溶剤
および他の樹脂フェスへの分散安定性にも優れ、塗料分
野、化学工業分野においてとくに有用なものであること
を見出し本発明を完成するに至った。尚、本願明細書な
らびに請求範囲において使用せる「金属元素」なる語は
、長周期型周期律表においてB、 Si、 As、Te
、^【を含まず、これらを結ぶ線より左側の元素を意味
する。
すなわち本発明に従えば、三次元化樹脂粒子に実質的に
直鎖状の金属元素含有ポリマーが結合してなる複合三次
元化樹脂粒子ならびにその製造方法が提供せられる。
本発明にかかる複合三次元化樹脂粒子は三次元化樹脂粒
子に直鎖状の金属元素含有ポリマーが化学結合されてい
ることを特徴とするもので、直鎖状ポリマーは所望によ
りある程度の分岐乃至は架橋も許容せられる。従って本
願明細書において使用せる「実質的に直鎖状」なる語は
、ががる分岐乃至は架橋をも含め直鎖状を主体とするも
のと解さるべきである。
本発明の複合三次元化樹脂粒子の粒子本木部はポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂などの縮合系樹脂
およびアクリル樹脂、ビニル樹脂などの重合系樹脂から
なる直径0.01μ〜10μ程度の三次元構造を持つポ
リマー粒子であり、その製造過程において、あるいは製
造後に粒子表面あるいは内部に付加重合性不飽和基を担
持乃至は導入し、次いで金属元素含有ft加重合性エチ
レン化合物と所望により他の付加重合性エチレン化合物
を付加重合させて直鎮状ポリマーを形成せしめることに
より容易に製造せられる。また直鎖状ポリマーの化学結
合されている三次元化樹脂粒子を合成した後有機金属化
合物をエステル化反応またはエステル交換反応で直鎖状
ポリマー鎖に導入することも可能である。さらにまた三
次元構造を持つポリマー粒子に適当な官能基を担持させ
、それに対し金属元素含有直鎖状ポリマーの反応性誘導
体を反応させて粒子本体部に直鎖状ポリマーを化学的に
結合せしめることも可能であり、従って粒子本体部も直
鎖ポリマ一部も任意の樹脂がら適宜選択され、またその
製法もポリマー分野の技術者により適宜選択され得る。
しかしながら本発明において、製造の容易さおよび特に
塗料分野での用途から重要なものは粒子本体部も直鎖ポ
リマ一部も共にアクリルなどの重合系樹脂からなる複合
三次元化樹脂粒子である。
本発明のとくに好ましい具体例にかかる上記複合三次元
化樹脂粒子は下記の方法により有利に製造せられる。す
なわち共重合性の異なる不飽和基を2以上含む多官能モ
ノマーと、該多官能モノマーの一方の不飽和基と重合反
応する架橋性モノマーを含む重合性単量体とを乳化重合
させて前記多官能モノマーの他方の不飽和基が残存せる
三次元化樹脂粒子をまづ作り、次に前記の他方の不飽和
基と重合反応する重合性単量体と、金属元素含有単量体
と、必要によっては他の重合性単量体を添加しグラフト
重合さ、せて実質的に直鎖状の金属元素含有ポリマー鎖
を形成せしめる方法である。
また上記の製造方法において直鎖状ポリマーを形成する
際に金属元素含有重合性単量体を用いないで直鎖状ポリ
マーを形成し、しがる後に金属化合物をポリマーとエス
テル化反応やエステル交換反応で反応させる方法も用い
られる。
共重合性の異なる不飽和基とはモノ置換エチレンまたは
1.1−ジ置換エチレン結合と、1.2−ジ置換エチレ
ンまたは多置換エチレン結合で代表される如く、相手モ
ノマーの選択性がないものと選択性のあるもの、あるい
は単独重合性のあるものとないもの、あるいは反応性に
差異のある不飽和結合であり、本発明においては分子内
にこのような共重合性の異なる不飽和基を2以上有する
多官能モノマーが複合三次元化樹脂粒子の合成に有利に
用いられる。特に好ましい多官能モノマーは、アリル(
メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテルと(メ
タ)アクリル酸との付加物、モノアリルアミンあるいは
ジアリルアミンとグリシジル(メタ)アクリレートある
いは(メタ)アクリロイル基を持つイソシアネートとの
付加物、アリルアルコールと(メタ)アクリロイル基を
持つイソシアネートとの付加物、マレイン酸あるいはフ
マル酸とグリシジル(メタ)アクリレートの付加物、マ
レイン酸あるいはフマル酸のモノエステルとグリシジル
(メタ)アクリレートの付加物および不飽和基を有する
脂肪酸とグリシジル(メタ)アクリレートの付加物であ
る。これら化合物中のアクリロイル、メタクロイルに含
まれる不飽和基は相手モノマーに対しての選択性がなく
、任意の重合性単量体と反応するが他方のアリル基やマ
レイン酸型二重結合あるいは不飽和脂肪酸中の二重結合
などは重合性芳香族化合物と選択的に反応するため、前
者を粒子本体部の合成に、また後者を直鎖状ポリマーの
合成に利用することが好都合である。
上記多官能モノマーと一部分が架橋性モノマーである他
のα、β−エチレン性不飽和結合を有する化合物を用い
乳化重合で先づ三次元化樹脂粒子が作られる。この際使
用せられる架橋性モノマーとしては分子内に2個以上の
ラジカル重合可能なエチレン性不飽和基を有する化合物
、例えば多価アルコールの重合性不飽和モノカルボン酸
エステル、多塩基酸の重合性不飽和アルコールエステル
あるいは相互に反応する官能基と1以上のα、β−エチ
レン性不飽和結合を有する化合物の組合せ例えば(メタ
)アクリル酸とグリシジル(メタ)アクリレート;ヒド
ロキシ(メタ)アクリレ−I・とイソシアネートアルキ
ル(メタ)アクリレート(ブロック化された) ;ビニ
ルトリアルコキシシランや(メタ)アクリロキシアルキ
ルトリアルコキシシランなどのラジカル重合性シランカ
ップリング剤などが有利に用いられる。また、その他の
α、β−エチレン性不飽和結合分有する化合物としては
アクリル樹脂の合成に使用せられる任意のモノマーが用
いられるが、マレイン酸型二重結合を残存せしめるため
、それとの選択的な反応性を示す重合性芳香族化合物は
除外さるべきである。
かかる七ツマ−は大別して次のようなグループに分けら
れる。
(I>カルボキシル基含有単量体;例えばアクリル酸、
メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、
フマル酸など。
(If、 )ヒドロキシル基含有単量体;例えば2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアク
リレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルアク
リレート、ヒドロキシブチルメタクリレート、アリルア
ルコール、メタアリルアルコールなど。
(1)含窒素アルキルアクリレートもしくはメタクリレ
ート;例えばジメチルアミノエチルアクリレート、ジメ
チルアミノエチルメタクリレ−1−など。
(IV)重合性アミド;例えばアクリル酸アミド、メタ
クリル酸アミドなと。
(V)重合性ニトリル;例えばアクリロニトリルメタク
リロニトリルなど。
(Vl)アルキルアクリレートもしくはメタクリレート
;例えばメチルアクリレート、メチルメタクリレート、
エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート
など。
(■)グリシジル(メタ)アクリレート。
(■)α−オレフィン;例えばエチレン、プロピレンな
ど。
(IX)ビニル化合物;例えば酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニルなど。
(X)ジエン化合物;例えばブタジェン、イソプレンな
ど。
(XI)上述のモノマーと化学反応する官能基を有する
化合物を反応させて得た化合物;例えばヒドロキシル基
含有単量体(II)とイソシアネート化合物との反応生
成モノマーや、カルボキシル基含有単量体(I)とグリ
シジル基含有化合物との反応生成モノマーなと。
これらの単量体は単独または併用して使用される。
乳化重合に際しては、通常の重合開始剤、乳化剤が使用
され常法に従い三次元化粒子が作られるが、特開昭58
−129066号記載の如く分子中に −盲■R−YO (Rは01〜C6のアルキレンもしくはフェニレン基、
Yは−C00または503)で示される基を有する樹脂
を乳化剤として用いることが特に好ましい。
このようにして得られた三次元化樹脂粒子を含む反応液
に、次に重合性芳香族fヒ金物、例えばスチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン
などが必要に応じ前記のモノマー類とともに加えられ、
グラフト重合により実質的に直鎖状のポリマー鎖が作ら
れる。
本発明においてはこの際に金属元素含有重合性単量体が
共存せしめられ実質的に直鎖状の金属元素含有ポリマー
鎖が作られることを特徴とする、金属元素含有重合性単
量体は周期律表の金属元素と重合性不飽和基を有する化
合物で、より具体的には下記の如き化合物が好都合に使
用せられる。
金属元素含有重合性単量体としては、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、マレイン酸などの重合性有fl
酸の金属エステル、金属塩やビニル金属、スチリレ金属
であればいづれも使用することができ、金属は水酸基、
有機酸残基、(置換)アルキル基などを持つこともある
。例えば、亜鉛では亜鉛モノ(メタ)アクリレート、亜
鉛ジくメタ)アクリレートなど、錫ではトリブチル錫〈
メタ)アクリレート、ジブチル錫ジ(メタ)アクリレー
トなど、アルミニウムとしてはジヒドロキシアルミニウ
ム(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルミニウムジ(
メタ)アクリレートなど、フェロセンとしては(メタ)
アクリロイルフェロセンやフリル(メタ)アクリロイル
フェロセンなど、ジルコニウムとしては(メタ)アクリ
ロキシジルコニウムオフテート、(メタ)アクリロキシ
ジルコニウムラウレートなど、チタニウムとしてはイソ
プロピル(メタ〉アクリロイルジイソステアロイルチタ
ネート、イソプロビルジ(メタ)アクリロイルイソステ
アロイルチタネートなど、ゲルマニウムとしてはトリエ
チルゲルマニウム(メタ)アクリレート、スチトリエチ
ルゲルマン、ビニルトリエチルゲルマンなど、鉛として
はジフェニル鉛ジ(メタ)アクリレート、スチリルトリ
エチル鉛などがあり、一般式 %式%: : (式中Mは金属元素、Rは(置換)アルキルまたは(置
換)フェニルまたはヒドロキシル、R′はHまたはメチ
ル、nは金属元素の原子価、Xはnより小さい整数)な
どとして表される。
また前記の如く金属元素含有重合性単量体を用いないで
直鎖状ポリマーを形成した後、あと処理で化学反応によ
り金属元素を導入する方法としては公知の金属導入方法
を用いれば良いが、好ましくは金属化合物と酸とのエス
テル化反応あるいはエステル交換反応である。この方法
に用いられる金属化合物としては、塩化マグネシウム、
酸化カルシウム、塩化クロム、酸化亜鉛、トリブチル錫
オキシド、ジブチル錫オキシド、塩化トリエチル錫、塩
化トリブチル錫、塩化ジエチルアルミニウム、水酸化ア
ルミニウムなどの金属酸化物、金属ハロゲン化物、金属
水酸化物が好ましい。これらの化合物は公知の方法によ
って直鎖ポリマー中のカルボキシル基または中和された
カルボキシル基と容易にエステル化またはエステル交換
し、直鎖ポリマーに金属元素を導入できる。またナトリ
ウム、カリウム、カルシウムなどのアルカリ金属元素や
アルカリ土類金属元素は水酸化物を加えるだけで直鎖ポ
リマー中のカルボキシル基とイオン結合によって導入で
きる。
本方法によって三次元化樹脂粒子と化学結合した実質的
に直鎖状金属含有ポリマーを有する複合樹脂粒子が得ら
れるが、直鎖状のポリマー鎖を合成する際に用いるラジ
カル重合性単量体には制約がないゆえ、直鎖状ポリマー
鎖のデザインは自由である。すなわち、その一部または
全部に前述の七ツマ一群(I)や(III)を加えると
カルボキシル基またはアミノ基含有ポリマー鎖を持つ複
合樹脂粒子が得られ、硬化触媒機能やエポキシ化合物と
の反応性、アニオンまたはカチオン電着性などの新たな
機能を付加し得る。また、モノマ一群(II)を加える
とヒドロキシル基含有ポリマー鎖を持つ複合三次元化樹
脂粒子が得られ、メラミン樹脂やイソシアネート化合物
との反応により架橋連続相ができる。モノマ一群(■)
、ヒドロキシル基含有単量体とモノイソシアネート化合
物との付加反応生成モノマー、イソシアネート基含有単
量体とモノアミン化合物との付加反応生成モノマーなど
を加えると結晶性の高いポリマー鎖を持つ複合三次元化
樹脂粒子が得られ、構造粘性付与やレオジ−コントロー
ルなどの機能を付加し得る。
その他、直鎖状ポリマー鎖に官能基を持たせ、それを反
応性基として用いたり、そのまま官能基の性質を使った
りすることができることは容易に想像し得る。また、複
数の官能基モノマ一群から所望のモノマーを選び、複数
の官能基の特性を出すことも可能であることは当然であ
る。上記は発明の理解を容易にするため共重合性の異な
る不飽和基を分子中に2個有する多官能モノマーを用い
、粒子本体部と直鎖状ポリマーを2段反応で合成する手
法についてのみ述べたが、共重合性の異なる不飽和基を
2個以上有する多官能モノマーを用いること、あるいは
直鎖状ポリマー粒子を一部合成してから架橋樹脂粒子部
を合成しさらに直鎮状ポリマー鎖を作るなど、多段反応
によることも可能であることが容易に理解されよう。本
発明にかかる複合三次元化樹脂粒子は各種溶剤、フェス
への分散性に優れ、それ自体でもフィルム形成能を備え
、また直鎖状ポリマーの組成を変えることにより従来型
の三次元化樹脂粒子界面に機能性ポリマーを固定したり
異物質を固定でき金属を含有せしめるため特に硬化触媒
機能や生物活性機能を有し塗料その他の化学工業分野、
樹脂応用分野での広範な利用が期待されるものである。
以下、実施例により本発明を説明する。特にことわりな
き限り部および%は重量による。
参考例1部分散安定剤の合成 攪拌機、窒素導入管、温度制御装置、コンデンサー、デ
カンタ−を備えた21コルベンに、ビスヒドロキシエチ
ルタウリン134部、ネオペンチルグリコール130部
、アゼライン酸236部、無水フタル酸186部および
キシレン27部を仕込み、昇温する。反応により生成す
る水をキシレンと共沸させ除去する。環流開始より約2
時間をかけて温度を190℃にしカルボン酸相当の酸価
が145になるまで攪拌と脱水を継続し、次に140℃
まで冷却する。次いで140’Cの温度を保持し「カー
ジュラEIOJ  (シェル社製のパーサティック酸グ
リシジルエステル)314部を30分で滴下し、その後
2時間攪拌を継続し、反応を終了する。得られるポリエ
ステル樹脂は酸価59ヒドロキシル価90、M五=10
54であった。
参考例2部分散安定剤の合成 参考例1と同様な装置を用いタウリンのナトリウム塩7
3.5部、エチレングリコール100部エチレングリコ
ールモノメチルエーテル200部を仕込み、かき混ぜな
がら加熱して温度を120℃に上げる。内容物が均一な
溶解状態に達した後エピコート1001(シェルケミカ
ル社製、ビスフェノールAのグリシジルエーテル型エポ
キシ樹脂、エポキシ当量470)470部とエチレング
リコールモノメチルエーテル400部からなる溶液を2
時間で滴下する。滴下後20時間攪拌と加熱とを継続し
、反応を終了する。反応物を精製、乾燥して変性エポキ
シ樹脂518部を得る。この樹脂のKOH滴定による酸
価は49.4で、蛍光X線分析によるイオウ含量は2.
8%であった。
参考例3部分散安定剤の合成 攪拌機、窒素導入管、温度制御計、冷却用コンデンサー
を備えた1λコルベンに、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル140部とキシレン140部を入れ120℃
に昇温しな。別に調製したメタクリル酸メチル74部、
アクリル酸2−エチルヘキシル70部、メタクリル′r
I112−ヒドロキシエチル24部、メタクリル酸12
部の混合液にアゾビスイソブチロニトリル5部を溶解し
たモノマー混合液とエチレングリコールモノメチルエー
テル150部にN−(3スルキブロピル)−N−メタク
ロイルオキエチル−N、N−ジメチル−アンモニウムベ
タイン20部を溶解した液を別々にコルベンに3時間か
けて滴下した。滴下終了後30分してt−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート0,4部をエチレング
リコールモノメチルエーテル8部に溶解した液を添加し
、同温度にて1時間熟成して反応を終了した。これを脱
溶剤して不揮発分92%の両性イオン基含有アクリル樹
脂を得た。
参考例4部共重合性の異なる不飽和基を持つモノマーの
合成 攪拌機、窒素導入管、温度制御装置、冷却用コンデンサ
ーを備えた12コルベンにマレイン酸モノブチルの43
0部とヒドロキノン1.6部を入れ、150℃に昇温し
た。次いでメタクリル酸グリシジルの373部を20分
間で滴下し、同温度にて60分間保った。酸価が3KO
HIIg/g以下になったことを確認して反応を終了し
た。
実施例1 攪拌機、温度制御計、滴下ロート、窒素導入管冷却用コ
ンデンサーを備えた1、Q−コルベンに脱イオン水33
0部を入れ80℃に昇温した。次いで参考例1で得た両
性イオン基含有ポリエステル樹脂12部とジメチルエタ
ノールアミン1.2部、脱イオン水104部よりなる分
散安定剤の水溶液を作り、これをディスパーで攪拌しな
がらメタクリル酸メチル66部、アクリル酸n−ブチル
60部、メタクリル酸アリル14部、エチレングリコー
ルジメタクリレート40部の混合モノマー液を徐々に加
えてプレ乳化液を作った。これと別にアゾビスシアノ吉
草酸2部とジメチルエタノールアミン1.3部、脱イオ
ン水40部よりなる水溶液を調製した。
このようにして調製した水溶液を80分間で滴下し、プ
レ乳化液は水溶液の滴下開始10分後から60分間かけ
て滴下した。同温度にて30分間放置後、スチレン12
部、メタクリル酸メチル2部、メタクリル酸n−ブチル
4部、亜鉛モノメタクリレート2部の混合液とアゾビス
シアノ吉草酸0.8部、ジメチルエタノールアミン0.
6部、脱イオン水20部の混合水溶液を20分間かけて
滴下した後、1時間熟成して反応を完了した。
合成したエマルション樹脂液をフリーズドライヤーを用
いて水分を除去し、亜鉛元素を持つ複合三次元化樹脂粒
子を得た。
この複合三次元化樹脂粒子をキシレン、酢酸ブチルに分
散させたところ容易に分散できたうこれらの粘度および
光散乱測定による粒子径は下記のとおりであった。尚、
この粒子のエマルション状態での粒子径は150部mで
あった。
(不揮発分30%) 有機溶剤に分散した上記の複合樹脂粒子液を、20ミル
のドクターブレードをもちいてガラス板上に塗布し、乾
燥させたところ透明な膜が得られた。また、不揮発分3
0%のキシレン分散液を蛍光X線分析装置で亜鉛濃度を
計ったところ、固形分に対して4000 ppmであっ
た。
実施例2 実施例1と同じ装置を用い、コルベン中に脱イオン水3
30部を入れ80℃に昇温した。次いで参考例3で得た
両性イオン基含有アクリル樹脂を40部とジメチルエタ
ノールアミン4部、脱イオン水160部よりなる分散安
定剤の水溶液を作りこれをディスパーで攪拌しながらメ
タクリル酸メチル30部、アクリル酸n−ブチル40部
、参考例4の共重合性の異なる不飽和基を持つモノマー
14部、エチレングリコールジメタクリレート56部の
混合モノマー液を徐々に加えてプレ乳化液を作った。こ
れと別にアゾビスシアノ吉草酸2部とジメチルエタノー
ルアミン1.3部、脱イオン水40部よりなる水溶液を
調製した。
このようにして調製した水溶液を65分間で滴下したが
、この水溶液の滴下開始10分後にプレ乳化液を45分
間かけて滴下した。アゾビスシアノ吉草酸の滴下終了後
、同温度にて20分間熟成した。この後、アゾビスシア
ノ吉草酸0.8部、ジメチルエタノールアミン0.6部
、脱イオン水20部の混合水溶液を40分間かけて滴下
したがこの水溶液の滴下開始10分後に、スチレン18
部、メタクリル酸メチル8部、メタクリルp n −ブ
チル23部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル10部
、メタクリロキシジルコニウムオフテート1部のモノマ
ー混合液を、20分かけて滴下した。同温度で90分間
熟成して反応を完了した。
合成したエマルション樹脂液をフリーズドライヤーを用
いて水分を除去し、ジルコニウム元素を持つ複合三次元
化樹脂粒子を得た。
この複合三次元化樹脂粒子をキシレン、酢酸ブチルに分
散させたところ容易に分散できた。これらの粘度および
光散乱測定による粒子径は下記のとおりであった。尚、
この粒子のエマルション状態での粒子径は120部mで
あった。
(不揮発分30%) 有機溶剤に分散した上記の複合樹脂粒子液を、20ミル
のドクターブレードをもちいてガラス板上に塗布し、乾
燥させたところ透明な膜が得られた。また、蛍光X線分
析装置によるジルコニウム濃度は、固形分に対して1l
100ppであった。
実施例3 実施例2と全く同じ装置、方法で分散安定剤として、参
考例3の両性イオン基含有アクリル樹脂40部の代わり
に参考例1の両性イオン基含有ポリエステル樹脂23部
、金属元素含有モノマーとしてメタクリロキシジルコニ
ウムオフテート1部の代わりにトリブチル錫メタクリレ
ート1部を用いる以外、全く同様にして錫元素含有複合
三次元化樹脂粒子を得た。
この複合三次元化樹脂粒子をキシレン、酢酸ブチルに分
散させたところ容易に分散できた。これらの粘度および
光散乱測定による粒子径は下記のとおりであった9尚、
この粒子のエマルション状態での粒子径は90部mであ
った。
(不揮発分30%) 有機溶剤に分散した上記の複合樹脂粒子液を、20ミル
のドクターブレードをもちいてガラス板上に塗布し、乾
燥させたところ透明な膜が得られた。蛍光X線分析装置
による易濃度は、固形分に対して1400 ppmであ
った。
実施例4 実施例1と同じ装置を用い、コルベン中に脱イオン水3
30部を入れ80℃に昇温した。次いで参考例1で得た
両性イオン基含有ポリエステル樹脂を16部とジメチル
エタノールアミン1.6部脱イオン水104部よりなる
分散安定剤の水溶液を作りこれをディスパーで攪拌しな
がらメタクリル酸メチル14部、アクリル酸n−ブチル
28部メタクリル酸アリル18部、1.6−ヘキサフシ
オールジメタクリレート60部の混合量ツマー液を徐々
に加えてプレ乳化液を作った。これと別にアゾビスシア
ノ吉草酸1,6部とジメチルエタノールアミン1.1部
、脱イオン水40部よりなる水溶液を調製した。
このようにして調製した水溶液を50分間で滴下した。
この水溶液の滴下開始5分後にさきに調製したプレ乳化
液を35分間かけて滴下した。前者の水溶液の滴下終了
後、同温度にて30分間熟成した。その後、アゾビスシ
アノ吉草酸1部、ジメチルエタノールアミン0.7部、
脱イオン水30部よりなる混合水溶液を45分間かけて
滴下したが、該水溶液の滴下開始5分後に、スチレン2
8部、メタクリル酸メチル16部、メタクリルfin−
ブチル33部、メタクリル!3部、ジメチルエタノール
アミン3.2部の七ツマー混合液を30分かけて滴下し
た。前者の水溶液滴下後、同温度で60分間熟成して反
応を終了した。
これをフリーズドライヤーを用いて水分を除去した後、
得られた粒子粉末60部を500m1のナスフラスコに
入れキ°シレン180部を追加した。
70’Cに保ちながらエバポレーター中で粒子粉末をキ
シレンに分散させた後、ジブチル錫オキシド4.3部を
加えてさらにエバポレーター攪拌を続けた。約20分後
、脱水がなくなったところで反応を終了した。
このキシレン分散液を、20ミルのドクターブレードを
もちいてガラス板上に塗布し、乾燥させたところ透明な
膜が得られた。蛍光X線分析装置による錫濃度は、固形
分に対して8500 ppmであった6 実施例5 実施例4で用いたジブチル錫オキシド4.3部の代わり
に塩化ジエチルアルミニウム4.2部を用いる以外は全
く同じ方法で、アルミニウム含有複合三次元化樹脂粒子
のキシレン分散液を得た。
これを20ミルのドクターブレードにてガラス板上に塗
布し、乾燥させたところ透明な膜が得られた。蛍光X線
分析装置によるアルミニウム濃度は固形分に対して38
00 ppmであった。
特許出願代理人

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)三次元化樹脂粒子に実質的に直鎖状の金属元素含
    有ポリマーが結合してなる複合三次元化樹脂粒子。
  2. (2)三次元化樹脂粒子が重合系樹脂の架橋粒子である
    特許請求の範囲第1項記載の樹脂粒子。
  3. (3)実質的に直鎖状の金属元素含有ポリマーが重合系
    樹脂からなる特許請求の範囲第1項記載の樹脂粒子。
  4. (4)共重合性の異なる不飽和基を2以上含む多官能モ
    ノマーと、該多官能モノマーの一方の不飽和基と重合反
    応する架橋性モノマーを含む重合性単量体とを乳化重合
    し、前記多官能モノマーの他方の不飽和基が残存せる三
    次元化樹脂粒子を得る工程、および前記の他方の不飽和
    基と重合反応する重合性単量体と、金属元素含有単量体
    と、必要によっては他の重合性単量体を添加し、グラフ
    ト重合させて実質的に直鎖状の金属元素含有ポリマー鎖
    を形成せしめる工程からなる複合三次元化樹脂粒子の製
    造方法。
  5. (5)共重合性の異なる不飽和基を2以上含む多官能モ
    ノマーと、該多官能モノマーの一方の不飽和基と重合反
    応する架橋性モノマーを含む重合性単量体とを乳化重合
    し、前記多官能モノマーの他方の不飽和基が残存せる三
    次元化樹脂粒子を得る工程、前記の他方の不飽和基と重
    合反応する重合性単量体を少なくとも1種含む重合性単
    量体を添加し、グラフト重合させて実質的に直鎖状のポ
    リマー鎖を形成せしめる工程および金属化合物をエステ
    ル化反応あるいはエステル交換反応で反応させ直鎖状ポ
    リマー鎖に金属元素を組み込む工程からなる複合三次元
    化樹脂粒子の製造方法。
  6. (6)共重合性の異なる不飽和基を2以上含む多官能モ
    ノマーが1以上のモノ置換エチレン結合および/または
    1,1−ジ置換エチレン結合と1以上の1,2−ジ置換
    エチレン結合および/または多置換エチレン結合とを有
    する化合物である特許請求の範囲第4項あるいは第5項
    記載の方法。
  7. (7)共重合性の異なる不飽和基を2以上含む多官能モ
    ノマーがアリル(メタ)アクリレート、アリルグリシジ
    ルエーテルと(メタ)アクリル酸との付加物、モノアリ
    ルアミンあるいはジアリルアミンとグリシジル(メタ)
    アクリレートあるいは(メタ)アクリロイル基を持つイ
    ソシアネートとの付加物、アリルアルコールと(メタ)
    アクリロイル基を持つイソシアネートとの付加物、マレ
    イン酸あるいはフマル酸とグリシジル(メタ)アクリレ
    ートの付加物、マレイン酸あるいはフマル酸のモノエス
    テルとグリシジル(メタ)アクリレートの付加物、およ
    び不飽和基を有する脂肪酸とグリシジル(メタ)アクリ
    レートの付加物からなる群より選ばれる1以上の化合物
    である特許請求の範囲第4項あるいは第5項記載の方法
  8. (8)多官能モノマーの一方の不飽和基と重合反応する
    重合性単量体が重合性芳香族化合物以外のα,β−エチ
    レン性不飽和化合物で、架橋性モノマーが分子内に2以
    上のα,β−エチレン性不飽和結合を有する化合物およ
    び/または相互に反応する官能基と1以上のα,β−エ
    チレン性不飽和結合を有する化合物の組合せであり、他
    方の不飽和基と重合反応する重合性単量体が少なくとも
    重合性芳香族化合物を含む重合性単量体から選ばれたも
    のである特許請求の範囲第4項あるいは第5項記載の方
    法。
  9. (9)金属元素含有単量体が周期律表のZn、Sn、A
    l、Fe、Zr、Ti、GeおよびPbから選ばれる金
    属元素と重合性不飽和基を有する化合物である特許請求
    の範囲第4項記載の方法。
  10. (10)有機金属化合物が周期律表のMg、Ca、Cr
    、Zr、Sn、Al、アルカリ金属およびアルカリ土類
    金属から選ばれる金属のハロゲン化物、酸化物あるいは
    水酸化物である特許請求の範囲第5項記載の方法。
JP61090828A 1986-04-18 1986-04-18 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法 Expired - Fee Related JPH0699667B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61090828A JPH0699667B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法
AU71772/87A AU7177287A (en) 1986-04-18 1987-04-16 Composite resin particles and preparation thereof
CA000535010A CA1289285C (en) 1986-04-18 1987-04-16 Composite resin particles and preparation thereof
KR1019870003723A KR940000414B1 (ko) 1986-04-18 1987-04-18 복합수지 입자 및 그 제조방법
US07/040,477 US4833189A (en) 1986-04-18 1987-04-20 Composite resin particles and preparation thereof
EP87303492A EP0244145B1 (en) 1986-04-18 1987-04-21 Composite resin particles and preparation thereof
DE8787303492T DE3780351T2 (de) 1986-04-18 1987-04-21 Teilchen aus verbundstoff und ihre herstellung.
DE198787303492T DE244145T1 (de) 1986-04-18 1987-04-21 Teilchen aus verbundstoff und ihre herstellung.
US07/322,056 US4990572A (en) 1986-04-18 1989-03-13 Composite resin particles and preparation thereof
US07/322,057 US4990571A (en) 1986-04-18 1989-03-13 Composite resin particles and preparation thereof
AU73592/91A AU626750B2 (en) 1986-04-18 1991-03-18 Composite resin particles and preparation thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61090828A JPH0699667B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62246917A true JPS62246917A (ja) 1987-10-28
JPH0699667B2 JPH0699667B2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=14009447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61090828A Expired - Fee Related JPH0699667B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法

Country Status (7)

Country Link
US (3) US4833189A (ja)
EP (1) EP0244145B1 (ja)
JP (1) JPH0699667B2 (ja)
KR (1) KR940000414B1 (ja)
AU (2) AU7177287A (ja)
CA (1) CA1289285C (ja)
DE (2) DE3780351T2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1035059C (zh) * 1984-07-25 1997-06-04 罗姆和哈斯公司 含芯-壳聚合物颗粒的涂料组合物及其应用
US4916171A (en) * 1984-07-25 1990-04-10 Rohm And Haas Company Polymers comprising alkali-insoluble core/alkali-soluble shell and copositions thereof
JPH0699666B2 (ja) * 1986-04-18 1994-12-07 日本ペイント株式会社 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法
JPH0688884B2 (ja) * 1986-07-14 1994-11-09 日本ペイント株式会社 金属化合物担持防汚塗料用粒子の製造法
JP2648853B2 (ja) * 1987-04-22 1997-09-03 日本ペイント株式会社 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法
US5212251A (en) * 1990-09-24 1993-05-18 Rohm And Haas Company Alkali-resistant core-shell polymers
US5157082A (en) * 1990-11-13 1992-10-20 Synesis Corporation Thermoplastic compositions containing ground vulcanized rubber and polyolefin resin
US5326825A (en) * 1992-11-27 1994-07-05 Naesman Jan H Process for the preparation of a graft copolymer bound catalyst
US5753248A (en) * 1993-07-02 1998-05-19 The Dow Chemical Company Amphipathic graft copolymer pesticide formulation compositions and methods of their use
JPH10502119A (ja) * 1994-06-24 1998-02-24 ザ ダウ ケミカル カンパニー 新規両親媒性グラフトコポリマー、その製造、その組成物、及びその使用方法
WO2005073287A1 (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Sanyo Chemical Industries, Ltd. 樹脂分散体及び樹脂粒子
US7807739B2 (en) * 2006-02-14 2010-10-05 Rohm And Haas Company Aqueous emulsion polymer
JP4793456B2 (ja) * 2009-02-20 2011-10-12 トヨタ自動車株式会社 熱伝導性絶縁樹脂成形体
US10950849B2 (en) * 2011-06-30 2021-03-16 Cornell University Hybrid materials and nanocomposite materials, methods of making same, and uses thereof

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6613608A (ja) * 1965-09-29 1967-03-30
DE2257591A1 (de) * 1972-09-20 1974-05-30 Rohm & Haas Film aus pfropfvernetztem heteropolymer und verfahren zu dessen herstellung
GB1269297A (en) * 1970-07-17 1972-04-06 Inst Fizicheskoi Khimkii Akade Method of modifying polymeric materials, wood and articles made therefrom by radiation-initiated graft copolymerization thereof
US4266772A (en) * 1972-08-28 1981-05-12 Uniroyal, Inc. Solid golf ball
US4115480A (en) * 1974-08-23 1978-09-19 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Method of production of acrylic resin for film use and an acrylic resin obtained therefrom
US4150067A (en) * 1975-02-13 1979-04-17 Institut Francais Du Petrole Metal-containing polymers, their manufacture and use
FR2401207A1 (fr) * 1977-08-22 1979-03-23 Inst Francais Du Petrole Compositions polymeriques organometalliques utilisables dans des peintures marines anti-salissures et leurs methodes d'obtention

Also Published As

Publication number Publication date
US4990572A (en) 1991-02-05
EP0244145A1 (en) 1987-11-04
DE244145T1 (de) 1988-04-07
KR870010106A (ko) 1987-11-30
AU7359291A (en) 1991-07-11
KR940000414B1 (ko) 1994-01-20
US4833189A (en) 1989-05-23
AU7177287A (en) 1987-10-22
AU626750B2 (en) 1992-08-06
EP0244145B1 (en) 1992-07-15
JPH0699667B2 (ja) 1994-12-07
US4990571A (en) 1991-02-05
DE3780351T2 (de) 1993-03-04
CA1289285C (en) 1991-09-17
DE3780351D1 (de) 1992-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2134870C (en) Improved process of polymerization in an aqueous system
JPS62246917A (ja) 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法
US4963601A (en) Polymer non-aqueous dispersion, process for preparing the same and coating composition formulated therewith
JPS62246916A (ja) 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法
JPH02500280A (ja) 被覆剤の製法
JP2648853B2 (ja) 複合三次元化樹脂粒子ならびにその製法
US4530946A (en) Resinous emulsion comprising microparticles for coating use and preparation thereof
JPH0368074B2 (ja)
JP2796883B2 (ja) 溶液型塗料
JPS62292864A (ja) 2液ウレタン塗料組成物
GB2108976A (en) Aqueous coating composition
JPH0617420B2 (ja) ビニル樹脂エマルション
JPS63291961A (ja) 2液ウレタン塗料組成物
US6340733B2 (en) Functionalized polymer, a method for producing same and curable compositions containing same
JPH0143780B2 (ja)
EP0946604B1 (en) Functionalised polymer, a method for producing same and curable compositions containing same
JPH0617421B2 (ja) 乳化重合組成物
EP0935618B1 (en) Waterborne latex compositions having reactive pendant functional groups and methods of preparing the same
AU2002363811A1 (en) Aqueous resin dispersion and method for producing the same
JPH0735494B2 (ja) 2液ウレタン塗料組成物
JPH11181021A (ja) カルボキシル基含有マクロモノマーの製造方法
JPH0264110A (ja) 非水系分散型常温硬化性樹脂組成物
JPH0198652A (ja) アクリル樹脂エマルションならびにその製法
JPH06172467A (ja) グラフトコポリマーの製造方法
JPS62292862A (ja) 2液ウレタン塗料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees