JPS62246718A - 発泡成形機のクラツキング調整方法及び装置 - Google Patents

発泡成形機のクラツキング調整方法及び装置

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JPS62246718A
JPS62246718A JP61090998A JP9099886A JPS62246718A JP S62246718 A JPS62246718 A JP S62246718A JP 61090998 A JP61090998 A JP 61090998A JP 9099886 A JP9099886 A JP 9099886A JP S62246718 A JPS62246718 A JP S62246718A
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JP
Japan
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mold
cracking
moving
molding machine
limit switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP61090998A
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English (en)
Inventor
Akio Takahashi
明男 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、型内発泡成形機(以下、成形機という)のク
ラッキング(固定型と移動型が完全に締まる前の0〜2
0ミリの隙間)調整方法及び装置の改良に関するもので
あり、更に詳しくは、遠隔で簡単にタラソキング巾を調
整できる方法及び装置を提供するものである。
「従来技術と問題点」 従来から、発泡ポリスチレンの予備発泡粒子(以下、予
見ビーズという)を型内発泡成形機で所望の形状に成形
する事が行われ、近年は、発泡ポリスチレンや発泡ポリ
プロピレン等のポリオレフィンの予見ビーズによる型内
発泡成形も盛んになってきている。
かかる型内発泡成形においては、予見ビーズを金型に充
填する際、金型の細部まで最密充填に近づける為に、第
1図(A)の様に、固定金型(1)と移動金型(2)と
の間に20鶴程度迄のクラッキング中(W)をとって充
填機(3)より予見ビーズ(4)を充填した後、同(B
)図の様に両金型を閉じ、即ちクラッキング中を0とし
て、水蒸気(5)を金型内に導入し、蒸気細孔(6)よ
り予見ビーズを加熱、融着一体化し、同(C)図の様に
、冷却管(7)及び冷却ノズル(8)からの冷却水によ
り冷却して金型通りの成形体(9)とした後、金型から
とり出すという方法が一般的に採用されている。上記に
おいて、クラッキング中(W)は、予備発泡ビーズが飛
び出さない巾、即ち予見ビーズの直径より狭い巾からO
の間に調整される。
クラッキング中を大きくすると金型への充填性は良くな
るが、成形体の目付(重量/1個の成形品)は予見ビー
ズ充填時の金型容積が太き(なる分だけ大きくなる。従
って、通常は予備発泡ビーズの発泡倍率の変化による成
形体発泡倍率(目付)のコントロール、及び成形品のコ
ーナ一部分への充填性をみながら、クラッキング中を最
適な寸法に設置する。
現在、一般に行われている成形機のタラッキング調整方
法は、第2図に示す如く、移動金型(2)に取りつけら
れた移動カム(10)がリミットスイッチ(11)を押
すと、油圧シリンダー(12)の送りが止まり、移動金
型(2)が一旦停止し、第1図(A)の様に、所定のク
ラッキング中(W)を保った状態1移る。金型内に予見
ビーズが満たされると、再度油圧シリンダー(12)が
送りを開始し、第1図(B)の如く、金型は閉じられ、
加熱工程から第1図(C)の様に冷却工程を経て、金型
から成形体が取り出される。
この成形機において、クラッキングの調整を行うには、
一旦成形機の電源を切り、移動カム(10)の固定ボル
ト(13)をゆるめ、移動カム(10)を所定置方又は
右へ移動させた後、固定ポル)(10)を締め、再度成
形機の電源を入れる。そして移動金型(2)を型内の位
置からスタートさせ、タラソキング工程で再び金型を停
止させ、クラッキング中が所定寸法になっているかを測
定する。この操作を繰り返す事により、所定のクラッキ
ング中に設定すると云う極めて煩雑な工程を踏まざるを
得ず、作業能率の点で大きな問題を包含している。
「問題点を解決するための手段」 本発明者は、かかる実情に鑑み上記問題点を解消すべく
鋭意研究の結果、型内発泡成形のクラッキング調整を上
に述べた様な煩わしい方法でな(、簡単に、しかも遠隔
で操作できる方法及び装置を開発し、提供するに至った
ものである。
即ち、本発明の第1は発泡成形機のクラッキングを調整
するに際し、型閉時の移動金型に設置した移動カムがリ
ミットスイッチを押した後、一定時間後に前記移動金型
の型閉移動を一旦停止させることを特徴とする発泡成形
機のタラソキング調整方法を、本発明の第2は発泡成形
機のクラッキング調整装置において、型閉時の移動金型
に設置した移動カムがリミットスイッチを押した後、一
定時間後に前記移動金型の型閉移動を一旦停止させる手
段を設けた事を特徴とする発泡成形機のクラッキング調
整装置をそれぞれ内容とするものである。
本発明の実施態様を示す図面に基づいて説明すると、第
3図において、(21)は固定金型、(22)は移動金
型、(23)は充填機、(24)は油圧シリンダー、(
25)は移動カム、(26)はりミントスイッチ、(2
7)は制御盤(28)に設けられたタイマー、(29)
は固定ボルトで、移動カム(25)がリミットスイッチ
(26)を押すと同時にタイマー(27)が作動し、予
め設定された一定時間後に移動金型(22)の型閉移動
が停止し、固定金型(21)と移動金型(22)との間
に一定のクラッキング中が設けられる。
この時、移動金型(22)の移動速度が速いと、リミッ
トスイッチ(26)を押してから停止までの金型移動距
離のバラツキが大きくなるので・リミットスイッチを押
した後は、金型移動速度は大巾にスローダウンさせるの
がよい。金型移動速度はリミットスイッチ(26)を押
す前から、好ましくは直前からスローダウンさせても良
い。
例えば、スローダウン後の金型の移動スピードを600
0/分とすると、タイマー設定を1秒増減する事より、
クラッキング巾も10m増減する事になる。尚、最初か
らスローダウンさせると成形サイクルが長くなり、生産
性の低下を招くことになり、好ましくない。
又、タイマー(27)の設置場所は通常は制御盤上であ
るが、特にこれに制限されず、適当な場所で良い。
「実施例」 以下、実施例に基づき本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらにより何ら制限されるものではない。
実施例1 東洋機械金属社製TF−300VM型成形機を改造して
、移動カムがリミットスイッチを押した後、設定タイマ
ーの時間経過後に、移動金型が一旦停止するようにした
。一方、移動金型の移動カムがリミットスイッチを押し
た後の移動金型の移動スピードは約10u/秒であった
。上記成形機を用いて、クラッキング巾(W)をタイマ
ーにより調整した結果を第1表に示す。
尚、第1表中の初期寸法(Wo)は、移動カムがリミッ
トスイッチを押して、タイマーが0.0からスタートし
た瞬間の状態を示す。この寸法(W。)は、移動カムの
固定ボルトをゆるめ、移動カムを左又は右へ移動させる
事により予め所定の値に設定できるものである。
実施例2 初期寸法(Wo ) 20 va、 40 tm−60
mとして、ポリプロピレン予備発泡ビーズを用いて発泡
成形を実施した。得られた結果を第2表に示した第  
 2   表 1 20 1.5 4.7 90 2 40 2.8 5.2 91 3 60 3.7 5.2 91 第1表の結果から、従来法に比べてクラッキング巾のバ
ラツキは僅かに大きくなるが、第2表の成形品の平均重
量から明らかな如く、実用上支障とはならない0発泡成
形機においては、一般にクラッキング巾は、2〜10削
が採用されるので、初期(Wo)を15m以下に設定し
、タイマーは1.0θ秒以下に設定すれば、クラッキン
グ巾のバラツキが小さくでき、実用上より良好な結果を
得ることができる。
「作用・効果」 上記の如く、本発明によれば、発泡成形機のタラソキン
グ中の調整は、移動カムの位置を一旦設定すれば、それ
以降はタイマーの設定秒数を変えるだけで任意の寸法に
設定でき、従来法の様に、1回毎に成形機の側まで行っ
て、電源を切って、移動カムの位置を変えるという煩わ
しさがなくなり、成形品の目付コントロール、充填性に
起因する外観性の向上環の対応が容易に行う事ができる
もので、その有用性は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は従来の発泡成形装置を示す概略
図、第2図は従来のタラソキング調整方法を示す概略図
、第3図は本発明のタラソキング調整方法及び装置の実
施態様を示す概略図である21・・固定金型、22・・
移動金型 23・・充填機、 24・・油圧シリンダー25・・移
動カム、26・・リミットスイッチ27・・タイマー、
28・・制御盤 29・・固定ボルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発泡成形機のクラッキングを調整するに際し、型閉
    時の移動金型に設置した移動カムがリミットスイッチを
    押した後、一定時間後に前記移動金型の型閉移動を一旦
    停止させることを特徴とする発泡成形機のクラッキング
    調整方法。 2、移動金型に設置した移動カムがリミットスイッチを
    押す前又は同時に、型閉移動速度を減速させる特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3、発泡成形機のクラッキング調整装置において、型閉
    時の移動金型に設置した移動カムがリミットスイッチを
    押した後、一定時間後に前記移動金型の型閉移動を一旦
    停止させる手段を設けた事を特徴とする発泡成形機のク
    ラッキング調整装置。 4、移動金型に設置した移動カムがリミットスイッチを
    押す前又は同時に型閉移動速度を減速させる手段を設け
    た特許請求の範囲第3項記載の装置。
JP61090998A 1986-04-18 1986-04-18 発泡成形機のクラツキング調整方法及び装置 Pending JPS62246718A (ja)

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JP61090998A Pending JPS62246718A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 発泡成形機のクラツキング調整方法及び装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991008102A1 (en) * 1989-11-25 1991-06-13 Kanegafuchi Chemical Industry Co., Ltd. Method of and system for producing foamed resin molding

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310877B2 (ja) * 1972-02-24 1978-04-17

Patent Citations (1)

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WO1991008102A1 (en) * 1989-11-25 1991-06-13 Kanegafuchi Chemical Industry Co., Ltd. Method of and system for producing foamed resin molding

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