JPS6224646B2 - - Google Patents
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- JPS6224646B2 JPS6224646B2 JP56094552A JP9455281A JPS6224646B2 JP S6224646 B2 JPS6224646 B2 JP S6224646B2 JP 56094552 A JP56094552 A JP 56094552A JP 9455281 A JP9455281 A JP 9455281A JP S6224646 B2 JPS6224646 B2 JP S6224646B2
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- rollers
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
- F16C29/0669—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the main body of the U-shaped carriage is an assembly of at least three major parts, e.g. an assembly of a top plate with two separate legs attached thereto in the form of bearing shoes
- F16C29/0673—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the main body of the U-shaped carriage is an assembly of at least three major parts, e.g. an assembly of a top plate with two separate legs attached thereto in the form of bearing shoes with rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/001—Bearings for parts moving only linearly adjustable for alignment or positioning
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0602—Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly
- F16C29/0604—Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly of the load bearing section
Description
本発明は、工作機械や計測器等の産業機械器具
に実施して好適な摺動台用ベアリング装置に関す
る。
に実施して好適な摺動台用ベアリング装置に関す
る。
例えば、摺動台を軌道台上に跨ぐように乗せて
摺動させる摺動台装置としては、摺動台側に固定
したブロツク体に循環溝を設け、この循環溝に多
数のボールを転動自在に収設したベアリングユニ
ツトを用い、このベアリングユニツトのボールに
よつて摺動側の荷重を負担できるようにした構成
のものが知られている。
摺動させる摺動台装置としては、摺動台側に固定
したブロツク体に循環溝を設け、この循環溝に多
数のボールを転動自在に収設したベアリングユニ
ツトを用い、このベアリングユニツトのボールに
よつて摺動側の荷重を負担できるようにした構成
のものが知られている。
上記従来装置に用いられているベアリングユニ
ツトは、各ボールが循環溝と軌道台側に設けた案
内面に対し点接触して荷重を負担することになる
ため、対荷重性は小さく接触部分が損傷しやす
い。 また、ボールの嵌合面は球面であるから、該嵌
合面に高い精度を出すための加工が非常に困難で
あるといつた製作上の問題もある。
ツトは、各ボールが循環溝と軌道台側に設けた案
内面に対し点接触して荷重を負担することになる
ため、対荷重性は小さく接触部分が損傷しやす
い。 また、ボールの嵌合面は球面であるから、該嵌
合面に高い精度を出すための加工が非常に困難で
あるといつた製作上の問題もある。
本発明は上記の問題を解決すべく、摺動精度が
向上すると同時に耐久性に優れ、かつ、加工面で
も非常に有利となる摺動台用ベアリング装置の提
供を企図したものであつて、その目的は軌道台上
を摺動する摺動台の内壁部に装着されるブロツク
体を形成し、このブロツク体上には該ブロツク体
の長さ方向に沿つて平面を有する一対の循環溝を
たすき掛け状に設け、この両循環溝が交差する上
記ブロツク体の両端面部では該両循環溝の何れか
一方を深く他方を浅くした段落状に形成し、両循
環溝には多数のコロを転動自在に収設して構成し
た摺動台用ベアリング装置により達成される。
向上すると同時に耐久性に優れ、かつ、加工面で
も非常に有利となる摺動台用ベアリング装置の提
供を企図したものであつて、その目的は軌道台上
を摺動する摺動台の内壁部に装着されるブロツク
体を形成し、このブロツク体上には該ブロツク体
の長さ方向に沿つて平面を有する一対の循環溝を
たすき掛け状に設け、この両循環溝が交差する上
記ブロツク体の両端面部では該両循環溝の何れか
一方を深く他方を浅くした段落状に形成し、両循
環溝には多数のコロを転動自在に収設して構成し
た摺動台用ベアリング装置により達成される。
以下に、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。 本発明を適用した摺動台装置は、第１図及び第
２図に示すように摺動部Ａと該摺動部Ａの摺動を
案内する摺動案内部Ｂによつて構成されている。 摺動部ＡはベアリングユニツトＣを有し、摺動
案内部Ｂは軌道台１からなり、軌道台１にはベア
リングユニツトＣを介して摺動部Ａが摺動自在に
取付けられている。摺動部Ａは軌道台１に摺動自
在に取付けられたチヤンネル状の摺動台２と一対
の位置決め兼用のカバー２ａ，２ｂからなり、摺
動台２の両端部にカバー２ａ，２ｂが取付けられ
ている。軌道台１の両側面には軸方向に沿つて台
形状の溝４，４が形成されており、この両溝４，
４にはテーパー状の案内面５ａ，５ｂがそれぞれ
設けられている。 摺動台２の内壁部には見掛け上の断面形状が円
形である装着溝６を軸方向に沿つて設けてあり、
この装着溝６にベアリングユニツトＣが装着さ
れ、該ベアリングユニツトＣは円柱状のブロツク
体３と、このブロツク体３上に設けた一対の循環
溝７ａ，７ｂ及び該両循環溝７ａ，７ｂにそれぞ
れ収設した多数のコロ８からなり、循環溝７ａと
７ｂは平面を有しブロツク体３上にエンドレス状
に設けられている。軌道台１と摺動台２とは両者
の間に介在させた左右一対のブロツク体３，３を
介して相対的摺動ができるように結合している。 ブロツク体３は、第３図に示すようにほぼ円柱
状のブロツク基体９と、このブロツク基体９の両
端部に設けた側壁体１０，１０によつて構成さ
れ、第６図及び第７図に示すようにブロツク基体
９の両端面には円弧状の突片１１を設けてある。
側壁体１０は上記突片１１を内接した状態でブロ
ツク基体９の両端部に装着したスペーサ１２と、
このスペーサ１２を介してブロツク基体９に取付
けた側板１３によつて構成され、スペーサ１２に
は円弧状のコロ案内部１２ａを設けると共に、該
コロ案内部１２ａの内側に位置させてコロ案内部
１２ｂを設けてあり、一方、側板１３の内面には
コロ案内溝１３ｂを設けてある。したがつて、ス
ペーサ１２のコロ案内部１２ａと側板１３のコロ
案内溝１３ｂによつて形成される空隙部は循環溝
７ａ，７ｂの一部を形成し、またスペーサ１２の
コロ案内部１２ｂと突片１１によつて形成される
空隙部も循環溝７ａ，７ｂの一部を形成してお
り、第５図〜第７図に示すように、循環溝７ａと
７ｂはブロツク体３の長さ方向にたすき掛け状に
設けてあつて、ブロツク体３の一方の端部では循
環溝７ａの深さは循環溝７ｂの深さより浅く、他
方の端部では循環溝７ａの深さは循環溝７ｂの深
さより深くなつている。また、コロ８は軌道台１
の案内面５ａ，５ｂと循環溝７ａ，７ｂの平面に
転動自在に接触する。 なお、第１図において、１４はカバー固定用ネ
ジ、１５は軌道台固定用ネジ、１６は摺動台２に
被搬送物を固定するためのボルト穴であり、ま
た、第３図において、１７は側壁体１０をブロツ
ク基体９に取付けるための固定ネジ、１８は軌道
台１側に臨むコロ列の脱落を防止する押え板であ
つて、この押え板１８はブロツク基体９上にネジ
１９止めされている。 上記構成のベアリング装置において、循環溝７
ａ，７ｂは断面形状が長方形であつて平面を備え
ているため、成形加工に際しては通常の切削加工
法により高度の仕上がり精度を期待することがで
きる。また、互いに交差するコロの循環溝７ａ，
７ｂを有するブロツク体３の成形加工について
は、循環溝７ａ，７ｂは丸軸からの冷間引き抜
き、或いはプレス加工における冷間押出し等の成
形後のフライス加工による軸方向両端部の円弧状
溝底と周辺の軸方向の台形状面の成形を行い、次
いで硬化熱処理終了後、スプライン研削盤等によ
る溝底と溝の両側面の精密加工等通常の加工方法
により高精度の成形が期待され、また、側壁体１
０の成形は、切削加工方法では高精度の成形が困
難である反面、合成樹脂、或は低融金属の射出成
形法により容易に行うことができ、これに用いら
れる金型の成形は通常の加工方法によつて高精度
に成形することができる。 第８図イ，ロは本発明ベアリング装置の耐荷重
特性の説明図で、同図イにおいて、摺動台２に作
用する上下、左右方向の荷重は荷重支持範囲のコ
ロ列と、軌道台１に成形した軸方向台形溝４の斜
面との接触圧により支持される。また、摺動台２
に変動荷重が作用する場合の予荷重の設定はベア
リングユニツト内で循環転動するコロ８の直径の
選択によつて行なわれ、同図ロに示すようにコロ
８の直径を同図イの場合よりも大きくした際に
は、荷重支持範囲のコロ列と軌道台１の転動面間
に、これに関与する摺動台２、コロ８、軌道台１
等に生じた弾性変形に伴う接触圧によつて予荷重
が作用し、動剛性の改善を図ることができる。そ
の際、荷重支持範囲のコロ８と、軌道台１並びに
摺動台２の転動面の接触は、例えば図示のように
摺動台２の両側面に角度αの撓みが生じた際に
も、摺動台２に嵌合したブロツク体３が荷重支持
範囲のコロ８と軌道台１の転動面との完全な接触
を維持し、摺動台２の変形に順応し微小角αの旋
回を生じて正常に保たれ、コロ８と上記転動面間
に片当りを生じることはない。 第９図イ，ロ，ハは、本発明ベアリング装置に
おいて摺動台２の上下左右方向に作用する荷重と
これに対応する負荷容量に関する説明図であつ
て、始めに同図イとロにおいて互いに交差して形
成された軸方向の長さを異にする二つの循環経路
中に供給したコロの総数が相違すると共に、荷重
支持範囲のコロの数も異なり、したがつて、例え
ば同図イに示した軌動台１の両側面の軸方向台形
溝４の斜面に配置した二つの荷重支持範囲のコロ
列において、コロに斜線を施した経路中のコロの
数がコロに斜線を施さない側のコロの数よりも多
い場合には、図中の下方のベクトル図で示したよ
うに負荷容量は左右方向では対称的に同一である
が、上下方向では上向きに作用する荷重よりも下
向きに作用する荷重に対しての負荷容量が大であ
る。また、同図ロに示した例では、同図イの場合
と異なり、上向きに作用する荷重への負荷容量の
方が下向きに作用する荷重に対する負荷容量より
も大である。更に、同図ハに示した例では、コロ
８の循環溝の構成部分は同図イ，ロの場合と同一
で、軌道台１の両側面に形成したコロ８の転動面
となる軸方向の斜面の傾き角を相違させ、これに
循環溝を対応させて構成したもので、図中のベク
トル図に示すように上方の負荷容量に対し下方へ
の負荷容量を大にすることができる。一般に各種
機械類に対するこの種のベアリング装置において
は、図示した摺動台２の上方と下方に対する荷重
の大きさが異なり、負荷容量の選択の可能性が重
要になる。本発明では、図示のように軌道台１と
摺動台２の形状、或いは寸法等に何等の変更を必
要としないで、荷重支持範囲のコロの数を異にし
た二つのコロ列の軌道台１の転動面に対する配置
を変えることにより、上下方向の負荷容量を異に
したベアリング装置を実現できることになる。
がら説明する。 本発明を適用した摺動台装置は、第１図及び第
２図に示すように摺動部Ａと該摺動部Ａの摺動を
案内する摺動案内部Ｂによつて構成されている。 摺動部ＡはベアリングユニツトＣを有し、摺動
案内部Ｂは軌道台１からなり、軌道台１にはベア
リングユニツトＣを介して摺動部Ａが摺動自在に
取付けられている。摺動部Ａは軌道台１に摺動自
在に取付けられたチヤンネル状の摺動台２と一対
の位置決め兼用のカバー２ａ，２ｂからなり、摺
動台２の両端部にカバー２ａ，２ｂが取付けられ
ている。軌道台１の両側面には軸方向に沿つて台
形状の溝４，４が形成されており、この両溝４，
４にはテーパー状の案内面５ａ，５ｂがそれぞれ
設けられている。 摺動台２の内壁部には見掛け上の断面形状が円
形である装着溝６を軸方向に沿つて設けてあり、
この装着溝６にベアリングユニツトＣが装着さ
れ、該ベアリングユニツトＣは円柱状のブロツク
体３と、このブロツク体３上に設けた一対の循環
溝７ａ，７ｂ及び該両循環溝７ａ，７ｂにそれぞ
れ収設した多数のコロ８からなり、循環溝７ａと
７ｂは平面を有しブロツク体３上にエンドレス状
に設けられている。軌道台１と摺動台２とは両者
の間に介在させた左右一対のブロツク体３，３を
介して相対的摺動ができるように結合している。 ブロツク体３は、第３図に示すようにほぼ円柱
状のブロツク基体９と、このブロツク基体９の両
端部に設けた側壁体１０，１０によつて構成さ
れ、第６図及び第７図に示すようにブロツク基体
９の両端面には円弧状の突片１１を設けてある。
側壁体１０は上記突片１１を内接した状態でブロ
ツク基体９の両端部に装着したスペーサ１２と、
このスペーサ１２を介してブロツク基体９に取付
けた側板１３によつて構成され、スペーサ１２に
は円弧状のコロ案内部１２ａを設けると共に、該
コロ案内部１２ａの内側に位置させてコロ案内部
１２ｂを設けてあり、一方、側板１３の内面には
コロ案内溝１３ｂを設けてある。したがつて、ス
ペーサ１２のコロ案内部１２ａと側板１３のコロ
案内溝１３ｂによつて形成される空隙部は循環溝
７ａ，７ｂの一部を形成し、またスペーサ１２の
コロ案内部１２ｂと突片１１によつて形成される
空隙部も循環溝７ａ，７ｂの一部を形成してお
り、第５図〜第７図に示すように、循環溝７ａと
７ｂはブロツク体３の長さ方向にたすき掛け状に
設けてあつて、ブロツク体３の一方の端部では循
環溝７ａの深さは循環溝７ｂの深さより浅く、他
方の端部では循環溝７ａの深さは循環溝７ｂの深
さより深くなつている。また、コロ８は軌道台１
の案内面５ａ，５ｂと循環溝７ａ，７ｂの平面に
転動自在に接触する。 なお、第１図において、１４はカバー固定用ネ
ジ、１５は軌道台固定用ネジ、１６は摺動台２に
被搬送物を固定するためのボルト穴であり、ま
た、第３図において、１７は側壁体１０をブロツ
ク基体９に取付けるための固定ネジ、１８は軌道
台１側に臨むコロ列の脱落を防止する押え板であ
つて、この押え板１８はブロツク基体９上にネジ
１９止めされている。 上記構成のベアリング装置において、循環溝７
ａ，７ｂは断面形状が長方形であつて平面を備え
ているため、成形加工に際しては通常の切削加工
法により高度の仕上がり精度を期待することがで
きる。また、互いに交差するコロの循環溝７ａ，
７ｂを有するブロツク体３の成形加工について
は、循環溝７ａ，７ｂは丸軸からの冷間引き抜
き、或いはプレス加工における冷間押出し等の成
形後のフライス加工による軸方向両端部の円弧状
溝底と周辺の軸方向の台形状面の成形を行い、次
いで硬化熱処理終了後、スプライン研削盤等によ
る溝底と溝の両側面の精密加工等通常の加工方法
により高精度の成形が期待され、また、側壁体１
０の成形は、切削加工方法では高精度の成形が困
難である反面、合成樹脂、或は低融金属の射出成
形法により容易に行うことができ、これに用いら
れる金型の成形は通常の加工方法によつて高精度
に成形することができる。 第８図イ，ロは本発明ベアリング装置の耐荷重
特性の説明図で、同図イにおいて、摺動台２に作
用する上下、左右方向の荷重は荷重支持範囲のコ
ロ列と、軌道台１に成形した軸方向台形溝４の斜
面との接触圧により支持される。また、摺動台２
に変動荷重が作用する場合の予荷重の設定はベア
リングユニツト内で循環転動するコロ８の直径の
選択によつて行なわれ、同図ロに示すようにコロ
８の直径を同図イの場合よりも大きくした際に
は、荷重支持範囲のコロ列と軌道台１の転動面間
に、これに関与する摺動台２、コロ８、軌道台１
等に生じた弾性変形に伴う接触圧によつて予荷重
が作用し、動剛性の改善を図ることができる。そ
の際、荷重支持範囲のコロ８と、軌道台１並びに
摺動台２の転動面の接触は、例えば図示のように
摺動台２の両側面に角度αの撓みが生じた際に
も、摺動台２に嵌合したブロツク体３が荷重支持
範囲のコロ８と軌道台１の転動面との完全な接触
を維持し、摺動台２の変形に順応し微小角αの旋
回を生じて正常に保たれ、コロ８と上記転動面間
に片当りを生じることはない。 第９図イ，ロ，ハは、本発明ベアリング装置に
おいて摺動台２の上下左右方向に作用する荷重と
これに対応する負荷容量に関する説明図であつ
て、始めに同図イとロにおいて互いに交差して形
成された軸方向の長さを異にする二つの循環経路
中に供給したコロの総数が相違すると共に、荷重
支持範囲のコロの数も異なり、したがつて、例え
ば同図イに示した軌動台１の両側面の軸方向台形
溝４の斜面に配置した二つの荷重支持範囲のコロ
列において、コロに斜線を施した経路中のコロの
数がコロに斜線を施さない側のコロの数よりも多
い場合には、図中の下方のベクトル図で示したよ
うに負荷容量は左右方向では対称的に同一である
が、上下方向では上向きに作用する荷重よりも下
向きに作用する荷重に対しての負荷容量が大であ
る。また、同図ロに示した例では、同図イの場合
と異なり、上向きに作用する荷重への負荷容量の
方が下向きに作用する荷重に対する負荷容量より
も大である。更に、同図ハに示した例では、コロ
８の循環溝の構成部分は同図イ，ロの場合と同一
で、軌道台１の両側面に形成したコロ８の転動面
となる軸方向の斜面の傾き角を相違させ、これに
循環溝を対応させて構成したもので、図中のベク
トル図に示すように上方の負荷容量に対し下方へ
の負荷容量を大にすることができる。一般に各種
機械類に対するこの種のベアリング装置において
は、図示した摺動台２の上方と下方に対する荷重
の大きさが異なり、負荷容量の選択の可能性が重
要になる。本発明では、図示のように軌道台１と
摺動台２の形状、或いは寸法等に何等の変更を必
要としないで、荷重支持範囲のコロの数を異にし
た二つのコロ列の軌道台１の転動面に対する配置
を変えることにより、上下方向の負荷容量を異に
したベアリング装置を実現できることになる。
本発明は上記の如くであつて、軌道台と摺動台
との間に循環して荷重を支持する転動体を介在さ
せたものにおいて、球と比較して耐荷重性、耐久
性等において優れたコロを転動体として採用し、
構造簡単で高精度、かつ耐荷重性、耐久性のほか
静的荷重に対する静剛性に優れているばかりでな
く動剛性の向上に不可欠な予荷重の設定を容易
に、しかも合理的に設定できると共に、摺動台に
作用する荷重の方向と大きさに適応した負荷容量
の配置がか能である。また、軌道台、摺動台、循
環溝の形成に関与する構成部品等は何れも通常の
切削、研削加工、プレス加工並びに合成樹脂の射
出成形法等を合理的に適用することができ、高精
度かつ高性能の直動案内用のベアリング装置を容
易に実現することができる。
との間に循環して荷重を支持する転動体を介在さ
せたものにおいて、球と比較して耐荷重性、耐久
性等において優れたコロを転動体として採用し、
構造簡単で高精度、かつ耐荷重性、耐久性のほか
静的荷重に対する静剛性に優れているばかりでな
く動剛性の向上に不可欠な予荷重の設定を容易
に、しかも合理的に設定できると共に、摺動台に
作用する荷重の方向と大きさに適応した負荷容量
の配置がか能である。また、軌道台、摺動台、循
環溝の形成に関与する構成部品等は何れも通常の
切削、研削加工、プレス加工並びに合成樹脂の射
出成形法等を合理的に適用することができ、高精
度かつ高性能の直動案内用のベアリング装置を容
易に実現することができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は
一部を切り欠いた正面図、第２図は第１図−
線断面図、第３図はベアリングユニツトの正面
図、第４図は第３図の矢印方向から見た側面
図、第５図は第４図−線断面図、第６図は第
５図−線断面図、第７図は第５図−線断
面図、第８図イ，ロ及び第９図イ，ロ，ハは本発
明装置の動作説明図である。 図中、１は軌道台、２は摺動台、３はブロツク
体、７ａ，７ｂは循環溝、８はコロ、９はブロツ
ク基体、１０は側壁体、１１は突片、１２はスペ
ーサ、１２ａはコロ案内部、１２ｂはコロ案内
溝、１３は側板、１３ｂはコロ案内溝である。
一部を切り欠いた正面図、第２図は第１図−
線断面図、第３図はベアリングユニツトの正面
図、第４図は第３図の矢印方向から見た側面
図、第５図は第４図−線断面図、第６図は第
５図−線断面図、第７図は第５図−線断
面図、第８図イ，ロ及び第９図イ，ロ，ハは本発
明装置の動作説明図である。 図中、１は軌道台、２は摺動台、３はブロツク
体、７ａ，７ｂは循環溝、８はコロ、９はブロツ
ク基体、１０は側壁体、１１は突片、１２はスペ
ーサ、１２ａはコロ案内部、１２ｂはコロ案内
溝、１３は側板、１３ｂはコロ案内溝である。
Claims (1)
- １ 軌道台上を摺動する摺動台の内壁部に装着さ
れるブロツク体を形成し、このブロツク体上には
該ブロツク体の長さ方向に沿つて平面を有する一
対の循環溝をたすき掛け状にを設け、この両循環
溝が交差する上記ブロツク体の両端面部では該両
循環溝の何れか一方を深く他方を浅くした段落状
に形成し、両循環溝には多数のコロを転動自在に
収設して成ることを特徴とする摺動台用ベアリン
グ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9455281A JPS58622A (ja) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | 摺動台用ベアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9455281A JPS58622A (ja) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | 摺動台用ベアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58622A JPS58622A (ja) | 1983-01-05 |
| JPS6224646B2 true JPS6224646B2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=14113473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9455281A Granted JPS58622A (ja) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | 摺動台用ベアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58622A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59212516A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-12-01 | Hiroshi Teramachi | 直線摺動ベアリング |
| JPS60139912A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-24 | Tsubakimoto Seikou:Kk | ロ−ラ式直線運動用ベアリング |
| EP0217971B1 (de) * | 1985-10-01 | 1988-12-28 | SRO Kugellagerwerke J. Schmid-Roost AG | Linearlager für unbegrenzte Längsbewegungen |
| US4765754A (en) * | 1987-05-12 | 1988-08-23 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Inclined contact recirculating roller bearing |
| JPH064427U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-21 | プルトンチエン株式会社 | ボール循環式リニアガイド |
| DE9315178U1 (de) * | 1993-10-07 | 1995-02-09 | Rixen Wolfgang | Linearführung |
| EP1039158B1 (de) | 1999-03-25 | 2006-04-19 | Schaeffler KG | Linearwälzlagerelement |
| DE10036016A1 (de) * | 2000-07-25 | 2002-02-07 | Schaeffler Waelzlager Ohg | Linearwälzlager |
| JPWO2005010384A1 (ja) * | 2003-07-25 | 2006-11-30 | Thk株式会社 | 偏荷重防止機構を備えた直線案内装置 |
| JP6274260B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2018-02-07 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | プログラム、情報処理装置、及びその処理方法 |
| JP3217850U (ja) * | 2018-06-22 | 2018-09-06 | 上銀科技股▲分▼有限公司 | 潤滑油路を備えたリニアガイド |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1971845U (de) * | 1967-07-13 | 1967-11-02 | Guenter Goebel | Waelzlager. |
| JPS53152043U (ja) * | 1977-05-06 | 1978-11-30 |
-
1981
- 1981-06-20 JP JP9455281A patent/JPS58622A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58622A (ja) | 1983-01-05 |
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