JPS62246194A - テ−プレコ−ダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、音声信号や映像信号等の主信号をディジタ
ル信号の形で記録するテープレコーダ装置に関するもの
で、特に主信号以外にアドレス情報等のサブコード情報
をも記録可能なテープレコーダ装置に関するものである
。

〔従来の技術〕

従来、音声信号等の本来の信号以外に、アドレス情報等
のサブコード信号をも記録できるテープレコーダ装置が
あり、この種のテープレコーダ装置ではサブコード信号
に基づいてテープ上に記録された音声信号や映像信号の
任意の位置が高速に位置出しく以下、頭出しと記す）可
能となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、この種のテープレコーダ装置では、コマ
ーシャル部又は飛び越ししたい曲については、次の曲の
頭を自動的にサーチしてその頭から再生することができ
なかったり、またこうした高速頭出しを可能にするため
にはテープ編集をしなければならなかったりするなどの
問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、飛び越ししたい部分は自動的にその部分を
スキップでき、あたかもテープ編集をした如く、テープ
を再生できるテープレコーダ装置を得ることを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るテープレコーダ装置は、サブコード信号
中に次の曲頭まで早送りするためのスキップ信号を記録
可能とし、再生中にスキップ信号を検出すると、次の曲
の頭までテープを早送りさせるようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては、所要のフレームのサブコード信号
中に含まれたスキップ信号を検出すると、次の曲頭まで
テープが早送りされるから、面倒なテープ選曲操作やテ
ープｗＩ集作業を行うことな（任意の位置の高速頭出し
が可能となる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は本発明の一実施例によるテープレコーダ装置を
示し、図において、ｌは磁気テープ、２ａは主記録ヘッ
ド、２ｂは副記録ヘッド、３ａは主再生ヘッド、３ｂは
副再生ヘッド、４ａは主記録アンプ、４ｂは副記録アン
プ、５ａは主再生アンプ、５ｂは副再生アンプ、６は変
調器、７は復調器、８はマイコン、９はサブコード変復
調器、１０ａはスキップ信号入カキ−１１０ｂはスキン
ブ動作決定キー、１０ｃはスキップ信号キャンセルキー
である。

次に本装置の動作について、先ず磁気テープ１を矢印方
向に走行させながら音声信号等を記録する場合を説明す
る。変調器６に入力される音声信号等の主信号は、変調
器６でディジタル変調され、主記録アンプ４ａで駆動さ
れる主記録ヘッド２ａにより磁気テープｌに記録される
。同時にタイムコード等のアドレス情報がマイコン８よ
り出力され、サブコード変復調器９でディジタル変調さ
れて、副記録アンプ４ｂで駆動される副記録ヘッド２ｂ
により磁気テープに記録される。例えば音楽信号を記録
している際に、１つの曲が終了して曲間にきた場合、曲
番を更新してタイムコードの内、曲内経過時間はリセッ
トされ、絶対経過時間は引続き記録される。

第２図に、テープ１上に記録された信号を示す。

第２図において、１１は主信号部、１２はサブコード部
であり、Ｍは音楽信号を示す。１３は拡大して示したサ
ブコード部１２の１フレームであり、Ａは同期信号、Ｂ
は曲番、Ｃは絶対経過時間、Ｄは曲内経過時間、Ｅは曲
の頭を示す曲頭信号、Ｆはその時点よりテープを早送り
するためのスキップ信号、Ｇは誤り検出符号を示す。

次に動作について説明する。再生する場合は、主信号部
１１が主再生ヘッド３ａで再生され、主再生アンプ５ａ
により増幅、イコライズされた後、復調器７でディジタ
ル復調される。一方、サブコード部１２は副再生ヘッド
３ｂで再生され、副再生アンプ５ｂにより増幅、イコラ
イズされた後、サブコード変復調器９でディジタル復調
されてマイコン８に送られる。マイコン８は、タイムコ
ード等を表示器（図示せず）に送って表示させる。

以上のようにサブコード信号は記録及び再生され、再生
中に飛び越ししたい部分があれば、スキップ信号入カキ
−１０ａを押しサブコード部１２のみアフターレコーデ
ィング（以下アフレコと記す）すればスキップ信号Ｆを
記録できる。従ってこのような方式でスキップ信号Ｆを
次々に記録し、同じように任意の時点からテープの内容
を間きたいときは、曲頭信号Ｅをその都度記録してゆけ
ばよく、こうすることにより次からの再生はスキップ信
号Ｆを検出すれば次の曲頭信号Ｅまで自動的にテープの
送り手段によってサーチされ以後スキップ信号がヰ食出
される毎にこの一連のスキップ動作が繰り返えされる。

なおスキップ信号を検出してもそれを有効とするか無効
とするかを決定するスキップ動作決定キーｉｏｂにより
、上記で説明したスキップ動作をさせるか否かを決定で
きるように構成してもよい。

また、スキップ信号を消したいときはスキップ信号キャ
ンセルキー１０ｃを押すことにより任意のスキップ信号
を消去できるように構成してもよい。また再生中にスキ
ップ信号の有無がわかるように表示器に表示するよう構
成してもよい。

またスキップ信号と曲頭信号とが同時に検出されたとき
はスキップ信号の指示を優先するように構成してもよく
、更にはスキップ信号を記録した時は当該フレームの曲
頭信号を消去するように構成してもよい。

以上述べたスキップ動作のフローチャートを第４図に示
す。

この第４図中、１０１はスキップキーの指示を受けつけ
るか否かを判定するステップ、１０２はスキップキーを
受付ける場合にスキップ信号を検出したか否かを判定す
るステップ、１０３は早送りするステップ、１０４は早
送り中に曲頭信号をヰ食出したか否かを判定するステッ
プ、１０５は早送り後に再生を行うステップ、１０６は
スキップ信号の指示を受けつけない場合にスキップ信号
を検出するステップ、１０７は該検出時にスキップ信号
を表示するステップである。

次にスキップ動作を実際に運用した場合の動作について
第３図及び第４図を用いて説明する。第３図（ａ）は記
録されている音楽情＠ＭＩ〜Ｍ３を、同図（ｂ）はその
曲頭信号を、同図（Ｃ）はスキップ信号を、同図＋ｄ）
は各信号が以上のように記録されている時のテープレコ
ーダ装置の動作を示している。

本装置ではスキップ動作決定キー１０ｂによりスキップ
信号を受けつけるように設定されており（ステップ１０
１）音楽情報Ｍ１は通常再生され、スキップ信号を検出
した時点で（ステップ１０２）早送りモードとなって（
ステップ１０３）音楽情報Ｍ２は早送りされ、次の音楽
情報Ｍ３の曲頭信号で再び再生状態となる（ステップｔ
ｏ：ａ、ｉ。

５）。

なおスキップ信号を受けつけないように設定されている
時はスキップ信号を検出する毎に（ステップ１０６）、
その旨表示器に表示される（スキップ１０７）。

なお、上記実施例では、固定ヘッド方式のテープレコー
ダ装置について説明したが、回転ヘッド方式のテープレ
コーダにおいて、テープ上のエリアが主信号とサブコー
ド信号とに分けて記録されているものでも、サブコード
エリア部のみをアフレコすることにより、上記実施例と
同様の効果が得られるのはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、スキップ信号を記録
することで、次の曲頭信号を自動的にす−チしてスキッ
プ再生できるように構成したので、聞きたくない曲をい
ちいち選曲操作して飛び越したり、必要な部分だけを再
生するためのテープ馬。

集作業が不要となり、実用上多大な効果を有するテープ
レコーダ装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるテープレコーダ装置の
ブロック構成図、第２図はテープに記録された信号を示
す図、第３図はスキップ動作の説明図であり、第３図（
ａｌはテープ上の音楽情報を示す図、第３図（ｂ）は曲
頭信号を示す図、第３図（ｏ）はスキップ信号を示す図
、第３図（ｄ）はテープの走行状態を示す図である。ま
た第４図はスキップ動作を示すフローチャートを示す図
である。 図において、１はテープ、２ａは主記録ヘッド、２ｂは
副記録ヘッド、３ａは主再生ヘッド、３ｂは副再生ヘッ
ド、４ａは主記録アンプ、４ｂは副記録アンプ、５ａは
主再生アンプ、５ｂは副再生アンプ、６は変調器、７は
復調器、８はマイコン、９はサブコード変復調器、１０
ａはスキップ信号入ノｊキー、１０ｂはスキップ動作決
定キー、１０Ｃはスキップ信号キャンセルキー、１１は
主信号ブロック図、１２はサブコードブロック図、Ｍ１
〜Ｍ３は音楽情報、Ａは同期信号、Ｂは曲番（情報ユニ
ット番号）、Ｃは絶対経過時間（タイムコード）Ｄは曲
内経過時間、Ｅは曲頭信号、Ｆはスキップ信号、Ｇは誤
り検出符号である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）音声信号等の主信号をディジタル信号の形で記録
   し、かつアドレス情報等のサブコード信号をも記録可能
   なテープレコーダ装置であって、前記主信号及び前記サ
   ブコード信号を記録、再生するためのヘッドと、 前記主信号及びサブコード信号を変復調する変復調器と
   、 前記サブコード信号の内容を表示する表示器とを備え、 サブコード信号を記録するフレームが、各フレームの先
   頭位置を検知するための同期信号部分と、磁気テープに
   記録する情報のユニット単位の連続番号を示す情報ユニ
   ット番号、テープの記録開始時からの経過絶対時間を示
   すタイムコード、及び曲の頭を示す曲頭信号等のデータ
   を記録するデータ部分と、前記同期信号を除いたフレー
   ム内の情報の誤りを検出するための符号を記録する部分
   とから構成され、 前記データブロックの一部にはテープを早送りするため
   のスキップ信号が記録されることを特徴とするテープレ
   コーダ装置。
2. （２）再生中に前記スキップ信号を検出した時は次の曲
   の頭を自動的にサーチして再生を再開することを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のテープレコーダ装置。
3. （３）前記スキップ信号を検出した時それを有効とする
   か、無効とするかを決定するためのスイッチ又はキーを
   設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項のまたは
   第２項記載のテープレコーダ装置。
4. （４）再生中に前記スキップ信号が検出されたときは、
   その旨をＬＥＤ等の前記表示器に表示させるようにした
   こと特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項のい
   ずれかに記載のテープレコーダ装置。
5. （５）再生中に前記スキップ信号と曲頭信号とが同時に
   検出されたときは、スキップ信号の指示を　優先するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のい
   ずれかに記載のテープレコーダ装置。
6. （６）前記スキップ信号を記録したときは、それと同時
   に当該記録部分の曲頭信号を消去するようにしたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第５項のいずれ
   かに記載のテープレコーダ装置。