JPH02162551A - Ｐｃｍ信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、頭出し信号を記録するＰＣＭ信号記録再生装
置に関するものである。

従来の技術 デジタルオーディオテープレコーダー（以下、ＤＡＴと
いう）等のＰＣＭ信号記録再生装置は高速で走行しても
、テープの記録データが読むことが可能なため、ＰＣＭ
データ以外にテープのサブコード領域にスタートＩＤ・
プログラムナンバー等の頭出し信号を記録して、それら
をもとに高速でサーチし、曲の頭出しを行なう事ができ
る。

以下、図面を参照しながら従来のＰＣＭ信号記録再生装
置について説明する。

第５図は従来のＰＣＭ信号記録再生装置のブロック図で
あり、１は録再磁気ヘッド、２は録再磁気ヘッド１の出
力を増幅する再生アンプ、３は再生アンプ２の出力をＰ
ＣＭデータに変換する復調回路、４は復調回路３のＰＣ
Ｍ信号をエラー訂正等の処理する信号処理部、５は信号
処理部４で処理されたＰＣＭ信号をアナログ信号に変換
するＤＡ変換部、６は入力アナログ信号をＰＣＭ信号に
変換するＡＤ変換部、７はＤＡ変換部５およびＡＤ換部
８の出力に接続されており信号のレベルを基準値と比較
するレベル検出回路、８は信号処理部４等システム全体
の制御を行なうシステムコントローラ部、９はＡＤ変換
部６のＰＣＭ信号およびシステムコントローラ部８から
送られてきたサブコードデータを変調する変調回路、１
０は変調回路９の出力に接続されており録再磁気ヘッド
１に記録する記録アンプ、１１はメカニズム、１２はシ
ステムコントローラ部８の指令でメカニズム９の走行を
制御するテープ走行制御部、１３はキー人力部、１４は
表示部であり、それぞれシステムコントローラ部８に接
続されている。

第６図、第７図は信号のレベル検出とＰＣＭ信号、頭出
し信号のテープ上での記録状態のタイミング図である。

以上のよう構成された従来のＰＣＭ信号記録再生装置に
ついてその動作を説明する。

まず入力されたアナログ信号を頭出し信号と同時に記録
する場合について説明する。ＡＤ変換部６に入力された
アナログ信号（第６図ａ）はＰＣＭ信号に変換されレベ
ル検出回路７に加えられる。

レベル検出回路７は信号のレベルを基準値と比較し基準
値以上の信号が一定時間以上入力されればその出力（第
６図ｂ）はハイになる。その出力はシステムコントロー
ラ部８に入力され、システムコントローラ部８はサブコ
ード領域に頭出し信号を記録するように信号処理部４に
指示をし、ＰＣＭ信号と共に頭出し信号を変調回路９、
記録アンプ１０、録再磁気ヘッド１を通してテープ上に
記録する。第６図Ｃ１ｄはＰＣＭ信号と頭出し信号のテ
ープ上での記録位置の関係であり、頭出し信号がＰＣＭ
信号よりもレベル検出回路の検出時間９遅れて記録され
ている。

次にテープを再生し、その信号レベルによりアフレコで
頭出し信号を記録する場合について説明する。再生され
た信号（第７図ａ）は再生アンプ２で増幅、復調回路３
で復調され信号処理部４に加えられ、エラー訂正等の処
理をしＡＤ変換しアナログ信号として出力される。さら
にこの信号はレベル検出回路７に加えられる（第７図ｂ
）。レベル検出回路７は信号のレベルを基準値と比較し
、基準値以上の信号が一定時間以上入力されればその出
力（第７図Ｃ）はハイになる。その出力はシステムコン
トローラ部８に入力され、この信号によりシステムコン
トローラ部８は信号処理部４にサブコード領域に頭出し
信号を記録するように指示をし、サブコード領域のみ変
調回路９、記録アンプ１０１　　録再磁気ヘッド１を通
してテープ上にアフレコで記録される（第７図ｄ）。テ
ープ上での記録位置は、録音の場合と同様に頭出し信号
がＰＣＭ信号よりもレベル検出回路の検出時間９遅れて
記録されている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、頭出し信号を記
録したテープで高速サーチを行なった場合、頭出し信号
検出時点にはＰＣＭ信号がすでに出ているため、サーチ
後、曲を再生した場合、曲の頭が途切れるという問題や
、例えば第４図で示すようなテープを３曲目、５曲目再
生するようにプログラムしてサーチするとの３曲目が終
わり５曲目に移る時に、頭出し信号で曲の終わりを判断
するため、４曲目の最初の部分下が再生され音が少し出
ると言う課題があった。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、頭出し信号
を元に高速サーチをして、曲を再生した場合、曲の頭の
途切れや、曲の頭が少し再生されることかないように頭
出し信号を記録できるＰＣＭ信号記録再生装置を提供す
ることを目的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明のＰＣＭ信号記録再生
装置は、記録媒体にＰＣＭ信号を記録し、記録媒体に記
録された信号を再生する主録再磁気ヘッドと、主録再磁
気ヘッドより時間的に遅れて頭出し信号を記録するよう
に配置された副録再磁気ヘッドと、ＰＣＭ信号が所定の
レベルになったことを検出するレベル検出手段と、レベ
ル検出手段の出力信号により頭出し信号を自動記録する
記録手段とを有し、ＰＣＭ信号を主録再磁気ヘッドで記
録した後、頭出し信号を副録再磁気ヘッドで記録する構
成を有している。

また、主録再磁気ヘッドＰＣＭ信号を再生しながら、頭
出し信号を副録再磁気ヘッドで記録し、かつこの頭出し
信号をレベル検出手段の出力信号より記録媒体上で時間
的に早く記録する構成を有している。

作用 本発明は上記した構成により、頭出し信号をＰＣＭ信号
が所定のレベルになる記録媒体上の位置までに記録媒体
に記録することができ、頭出し信号をもとに高速サーチ
をして、曲を再生した場合でもマ曲の頭の途切れや、曲
の最初が再生されることはない。

実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。

第１図は本発明の一実施例におけるＰＣＭ信号記録再生
装置のブロック図であり、ＤＡＴ等の高速走行でも、テ
ープの記録データを読むことが可能で、ＰＣＭ信号以外
にテープのサブコード領域に頭出し信号を記録し、高速
サーチ可能な装置の一例として説明する。第１図に於て
、１は磁気テープ等の媒体にＰＣＭ信号を記録し、媒体
上に記録された信号を再生する主録再磁気ヘッド、２は
録再磁気ヘッド１の出力を増幅する再生アンプ、３は再
生アンプ２の出力をＰＣＭデータに変換する復調回路、
４は復調回路３のＰＣＭ信号をエラー訂正等の処理する
信号処理部、５は信号処理部４で処理されたＰＣＭ信号
をアナログ信号に変換するＤＡ変換部、６は入力アナロ
グ信号をＰＣＭ信号に変換するＡＤ変換部、７はＤＡ変
換部５およびＡＤ換部６の出力に接続されており信号の
レベルを基準値と比較するレベル検出回路、８は信号処
理部４等システム全体の制御を行なうシステムコントロ
ーラ部、９はＡＤ変換部６のＰＣＭ信号およびシステム
コントローラ部８から送られてきたサブコードデータを
変調する変調回路、１０は変調回路９の出力に接続され
ており録再磁気ヘッド１に記録するため記録アンプ、１
１はテープ走行を行うためのメカニズム、１２はシステ
ムコントローラ部８の指令でメカニズム９の走行状態を
制御するテープ走行制御部、１３はキー人力部、１４は
表示部であり、それぞれシステムコントローラ部８に接
続されている。１５は主録再磁気ヘッド１より時間的に
遅れて頭出し信号を記録するように配置された副録再磁
気ヘッド、１６から２０はそれぞれ副録再磁気ヘッド用
の再生アンプ、復調回路、信号処理部、記録アンプ、変
調回路である。

第２図、第３図は信号レベル検出とＰＣＭ信号、頭出し
信号の記録とのタイミング図である。

以上のよう構成された本実施例のＰＣＭ信号記録再生装
置についてその動作を説明する。

まず入力されたアナログ信号を頭出し信号と同時に記録
する場合について説明する。ＡＤ変換部８に入力された
アナログ信号（第２図ａ）はＰＣＭ信号に変換されレベ
ル検出回路７に加えられる。

レベル検出回路７は信号のレベルを基準値と比較し、基
準値以上の信号が一定時間以上入力されればその時から
出力（第２図ｂ）をハイにする。レベル検出回路７の出
力はシステムコントローラ部８に入力され、この信号に
よりシステムコントローラ部８は信号処理部１８に、サ
ブコード領域に頭出し信号を記録するように指示をし、
ＰＣＭ信号と共に頭出し信号を変調回路２０、記録アン
プ１９、副録再磁気ヘッド１５を通してテープ上に記録
する（第２図ｄ）。

第２図Ｃ１ｄはＰＣＭ信号と頭出し信号のテープ上での
記録位置の関係を示すものであり、ＰＣＭ信号の後から
頭出し信号を記録するためレベル検出回路７の時間遅れ
分が補正でき、ＰＣＭ信号の出始めと頭出し信号との関
係が改善されて記録される。

次にテープを再生し、その信号レベルによりアフレコで
頭出し信号を記録する場合について説明する。再生され
た信号（第３図ａ）は再生アンプ２で増幅、復調回路８
で復調され信号処理部４に加えられ、エラー訂正等の処
理が施され、ＡＤ変換されてアナログ信号として出力さ
れる。さらにこの信号はレベル検出回路７に加えられる
（第３図ｂ）。レベル検出回路７は信号のレベルを基準
値と比較し、基準値以上の信号が一定時間以上入力され
ればその出力（第３図Ｃ）をハイにする。

その出力はシステムコントローラ部８に入力され、シス
テムコントローラ部８は信号処理部１８にサブコード領
域に頭出し信号を記録するように指示をし、サブコード
領域のみ変調回路２０、記録アンプ１８、副録再磁気ヘ
ッド１５を通してテープ上に頭出し信号をアフレコで記
録する（第３図ｄ）。

以上のように本実施例によれば先行する主録再磁気ヘッ
ドでＰＣＭ信号を再生してから、後行する副録再磁気ヘ
ッドで頭出し信号をアフレコで記録するためレベル検出
回路の時間遅れ分が補正でき、録音の場合と同様にＰＣ
Ｍ信号の出始めと頭出し信号との関係が改善されて記録
される。

発明の効果 以上のように本発明は、記録媒体にＰＣＭ信号を記録す
る主録再磁気ヘッドと、主録再磁気ヘッドより時間的に
遅れて頭出し信号を記録するよう配置された副録再磁気
ヘッドと、ＰＣＭ信号のレベルを検出するレベル検出手
段と、レベル検出手段の出力信号により頭出し信号を自
動記録する記録手段とを有し、通常記録時はＰＣＭ信号
は主録再磁気ヘッドで録音し、頭出し信号は副録再磁気
ヘッドで記録し、テープを再生しながら、そのテープに
記録されているＰＣＭ信号により自動的に頭出し信号を
記録する場合には、主録再磁気ヘッドで再生しながら、
頭出し信号は副録再磁気ヘッドで記録し、頭出し信号を
ＰＣＭ信号がレベル検出手段で所定のレベル以上になる
位置よりテープ上で時間的に早く記録するように構成す
る事により、頭出し信号をもとに高速サーチをして、曲
を再生した場合、曲の頭の途切や、曲の頭が出るという
問題を解決する事が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるＰＣＭ信号記録再生
装置のブロック図、第２図は本発明の録音時における信
号レベル検出とＰＣＭ信号、頭出し信号の記録とのタイ
ミング図、第３図は本発明の再生時における信号レベル
検出とＰＣＭ信号、頭出し信号の記録とのタイミング図
、第４図はプントローラ、　　１５・・・副録可磁気ヘ
ッド、１８・・・信号処理部。 代理人の氏名　弁理士　粟野　重孝　はか１名例の録音
時における信号レベル検出とＰＣＭ信号、頭出し信号の
記録とのタイミング図である。 １・・・録再磁気ヘッド、　　４・・・主録再用の信号
処理部、　　７・・・レベル検出回路、　　８・・・シ
ステムコ五 」コ リ １コ ｖ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録媒体にＰＣＭ信号を記録し、前記記録媒体に
   記録された信号を再生する主録再磁気ヘッドと、前記主
   録再磁気ヘッドより時間的に遅れて頭出し信号を記録す
   るように配置された副録再磁気ヘッドと、前記ＰＣＭ信
   号が所定レベルになったことを検出するレベル検出手段
   と、前記レベル検出手段の出力信号により前記頭出し信
   号を自動記録する記録手段とを有し、前記主録再磁気ヘ
   ッドで前記、記録媒体にＰＣＭ信号を記録した後、前記
   頭出し信号を前記副録再磁気ヘッドで記録することを特
   徴とするＰＣＭ信号記録再生装置（２）記録媒体にＰＣ
   Ｍ信号を記録し、前記記録媒体上に記録された信号を再
   生する主録再磁気ヘッドと、前記主録再磁気ヘッドより
   時間的に遅れて頭出し信号を記録するよう配置された副
   録再磁気ヘッドと、前記ＰＣＭ信号が所定レベルになっ
   たことを検出するレベル検出手段と、前記レベル検出手
   段の出力信号により前記頭出し信号を自動記録する記録
   手段とを有し、前記記録媒体に記録されたＰＣＭ信号を
   再生しながら、前記ＰＣＭ信号により自動的に頭出し信
   号を記録する装置であって、前記主録再磁気ヘッドで前
   記ＰＣＭ信号を再生しながら、前記頭出し信号は前記副
   録再磁気ヘッドでアフレコ記録し、前記頭出し信号を前
   記レベル検出手段の出力信号より前記記録媒体上で時間
   的に早く記録することを特徴とするＰＣＭ信号記録再生
   装置。