JPS6224611A - 電解コンデンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は陽極箔と陰極箔をセパレータを介して巻回した
電解コンデンサに係るもので、特に電極箔からの引出線
の材料に関するものである。

［従来の技術］ 小形電解コンデンサはアルミニウム箔からなる醒　匡へ
鴛　七　ｔ　アに【ト　Ｌ≦　ヘス　ｌご　革　ｈ　、
ν　勃　己１　中　９２　ノン　拉　鈷　１陽極箔と陰
極箔を電解紙であるセパレータを介して巻回したコンデ
ンサ素子に電解液を含有させ、ゴム封［１体と共に一方
を開口とした有底状のアルミニウムケース内に組込んだ
構造となっている。

陽極箔は高純度（９９゜９９％）のアルミニラ１１箔を
エツチングして粗面化し、その表面に陽極酸化皮膜を形
成したものである。一方、陰極箔は低純度（９９，８５
％）のアルミニウム箔をエツチングしたものである。陽
極側の引出線は高純度アルミニウム棒の一部を押圧して
偏平化したもの（アルミニウムタブ端子）に鋼芯銅張線
を溶接したもので、タブ端子の表面には陽極酸化皮膜が
形成されている。また、陰極側の引出線は低純度アルミ
ニウム棒の一部を押圧して偏平化したもの（アルミニウ
ムタブ端子）に鋼芯銅張線を溶接したものである。

［発明が解決しようとする問題点コ この種の小型電解コンデンサとして、外寸が３ｍｍφ、
４ｍｍφ、５ｍｍφのものがあり、すでに市場に出回っ
ているが、上述のように従来の電解コンデンサにおいて
は、陽極箔および陰極箔のそれぞれにタブ端子付の引出
線を取ｎしているために、より一層の小型化および価格
の低減がはかれないものでった。

［問題点を解決するための手段］ しかるに、本発明は上述の問題点を解決するために、陰
極側に取着される引出線にアルミニウムタブ端子付の引
出線を使用することなく、これに代えて澗芯鋼張線、半
田メッキ鋼芯銅張線、錫メッキ濶芯鋼張線、銅線、半田
メッキ銅線、錫メツ７　　キ銅線、ニッケル線、半田メ
ッキニッケル線および錫メッキニッケル線からなる線材
の一員を使用するように構成したものである。

［実施例］ 以下、本発明に係る電解コンデンサの一実施例を図面と
共に説明する。

第１図において、アルミニウム箔からなる陽極箔（１）
には陽極側の引出線（２）がカシメ加工あるいは溶接加
工などにより取着されている。この引出線（２）は従来
と同様にアルミニウム棒の一部を押圧し−Ｃ偏γ化した
アルミニウムタブ端子−（２１）に錫メッキ鋼芯鋼張線
（２２）などを予め？ｊＦ接して固着したものである２
、また、アルミニウム箔からなる陰極箔（３）には陰極
側の引出線（４）が溶接加工により取着さねている。引
出線（４）は、調芯Ｓ！４張線、半田メッキ鋼芯銅張線
、錫メッキ調芯銅線、銅線、半田メッキ銅線、錫メッキ
銅線、ニッケル線、不出メッキニッケル線あるいは錫メ
ッキニッケル線のいずれかの１線材から構成される。そ
して、陰極箔（３）に取着けされた引出線（４）におい
て、その固着側端面には樹脂層（５）が形成さねている
。この樹脂層（５）は、引出線（４）が鋼芯鋼張線、半
田メッキ謳芯銅張線、錫メッキ鋼芯鋼張線であるような
場合、引出Ｌ’ａ　（４）の端面の切口から鉄分が電解
液中に溶出するのを防止するという役目を果すものであ
る。また、引出線（４）の切口にパリが生じた場合、陰
極箔（３）あるいは陽極箔（１）に損傷が生ずるのを防
止するという役目、陽極箔（りとの電気的な短絡が生ず
るのを防止するという役目などを果すものである。樹脂
剤としては電解液と反応しないシリコン樹脂、エポキシ
樹脂、アイオノマー樹脂、ポリプロピレン樹脂、テフロ
ン樹脂などが好ましい。これらの陽極Ｙ４（１）および
、Ｐ極箔（３）は電解紙であるセパレータ（６）、（７
）を介して巻回され、第２図に示すようなコンデンサ素
子（８）となる。このコンデンサ素子（８）は所要の電
解液を含浸された後に、第２図に示すようにゴム封口体
（９）と共にアルミニ、　ラムケース（１０）内に組込
まれ、ここに電解コンデンサ（１１）となる。

次に、本発明に係る電解コンデンサ（１１）において、
陰極側の引出線（４）として錫メッキ鋼芯鋼張線を使用
して定格電圧・１６ｖ、定格容量・１０μＦの電解コン
デンサを５０個製作した。

なお、陰極側の引出１（４）の直径は０．５ｍｍである
。陽極側の引出線（２）のタブ端子（２１）の九棒部の
直径は１．５ｍｍである。電解コンデンサ（１０）の外
形は５ｍｍで、長さは１１ｍｍである。この５０個の電
解コンデンサ（１０）の高温負荷特性後（８５℃、１ｏ
ｏｏ時間）の結果を第１人に示す。

第１表　高温負荷特性 ［発明の効果］ 以上に述べたように、本発明においては陰極箔に接続さ
れる引出線として、従来のようにアルミニウムタブ端子
を使用することなく、これに代えて漏芯鋼張線、半田メ
ッキ鋼芯鋼張線、錫メッキ鋼芯鋼張線、銅線、半Ｅｆｌ
メッキ銅線、錫メッキ銅線、二＋ｙケル線、ｆ−■メッ
キニッケル線、錫メ・二ｔキニッケル線のいずれかの線
材を使用するように構成したために、電解コンデンサの
より−・層の小型化をはかることかできると共に、安価
な電解コンデンサを提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

・第１図は本発明に係る電解コンデンサにおけるコ′５
デンサ素子の部分展開図、第１図は本発明に係る電解コ
ンデンサの断面図である。 図中、（１）・・・陽極箔、　　（２）、（４）・・・
引出線、　　　（３）・・・陰極箔、（５）・・・樹脂
層、　　　　（６）、（７）・・・セパレータ、　　　
（８）・・・コンデンサＲ子、（９）・・・封口体、　
　（１０）・・・ケース、（１１）・・・電解コンデン
サ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して巻回した電解
   コンデンサにおいて、陰極箔からの引出線として、鋼芯
   銅張線、半田メッキ鋼芯銅張線、錫メッキ鋼芯銅張線、
   銅線、半田メッキ銅線、錫メッキ銅線、ニッケル線、半
   田メッキニッケル線および錫メッキニッケル線からなる
   線材の一員を使用すると共に、引出線の陰極箔との固着
   側端面に樹脂層を形成したことを特徴とした電解コンデ
   ンサ。