JPS62246068A

JPS62246068A - フイルム供給装置

Info

Publication number: JPS62246068A
Application number: JP9038186A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Uchiyama; 薫内山
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1986-04-18
Filing date: 1986-04-18
Publication date: 1987-10-27
Anticipated expiration: 2009-03-23
Also published as: JPH0621955B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は既に画像が露光されたフィルムを現像装置へと
送り込んで現像を行わせるフィルム供給装置に関する。

〔背景技術〕

撮影済のフィルムを現像する場合には、フィルムが収容
されたパトローネからフィルム先端部を突出させ、この
突出部へ薄肉リーダを接続し、このリーダを現像装置へ
と送り込むことによりリーダに案内させてフィルムを現
像液内へ浸漬させるようになっている。

このため現像装置へと送り込む場合にはリーダが取り付
けられたパトローネを現像装置へと手動で供給する必要
があり、このパトローネ内のフィルムが全て供給された
後は、再び撮影済のフィルムが収容されたパトローネを
現像装置へと接続する必要がある。このため多量のフィ
ルムを現像する場合にも作業員は手動で各フィルムを供
給する必要があった。

本発明は上記事実を考慮し撮影済のフィルムを自動的に
現像装置へと供給することができるフィルム供給装置を
得ることが目的である。

〔発明の概要及び作用〕

本発明はフィルム収容容器から突出したフィルムへ薄肉
リーダを取りつけ、このリーダに案内させてフィルムを
現像装置へと供給するフィルム供給装置であって、フィ
ルム収容容器をそれぞれ載置する複数の装填部が設けら
れた循環移送手段と、この循環移送手段によって所定位
置へ至ったフィルム収容容器のリーダを現像装置へと送
り出す送り込み手段と、を有することを特徴している。

従って本発明ではそれぞれ撮影済のフィルムが収容され
たフィルム収容容器を循環移送手段装填部へそれぞれ装
填すると、循環移送手段はこれらのフィルム収容容器を
順次送り込み手段へと送り出す、この送り込み手段は所
定位置へ至った循環移送手段内のフィルム収容容器と対
応し、そのリーダを現像装置へと送り出す、このため循
環移送手段へと装填したフィルム収容容器が順次送り込
み手段によって現像装置へと送り出されて自動的な現像
が行われる。

フィルム収容容器は単一の薄肉リーダへ複数個取付ける
ことができ、−例として２本のフィルムを同時に現像す
る現像装置には単一のリーダへ２本のフィルム先端部を
並列に取り付ければよい。

〔発明の実施例〕

第１図に示される如く循環移送手段１０は一対のスプロ
ケットホイル１２．１４へ無端ベルト１６が巻掛られて
いる。スプロケットホイル１２にはモータ１８からの回
転が伝達され、無端ベルト１６が時計方向へ間欠的に回
転されるようになっている。

無端ベル）１６の外周からは一定間隔で複数個の案内Ｆ
ｉ２０が放射方向に突出されている。隣接する一対の案
内板２０の間はパトローネ装填部２２とされている。こ
れらのパトローネ装填部２２へはそれぞれフィルム収容
容器であるパトローネ２４が装填されるようになってい
る。このパトローネ２４は撮影済のフィルム２６が収容
されており、突出したフィルム２６の先端部には薄肉の
合成樹脂製リーダ２８が接続されている。このリーダ２
８とフィルム２６との接続は一例として接着テープを用
いることができる。

この実施例においては、第２図に示される如く、単一の
リーダ２８に対して一対のパトローネ２４が並んで連結
されるようになっているが、第１図ではこれらが重なっ
て見えている。

パトローネ装填部２２へそれぞれ収容されたパトローネ
２４のリーダ２８は第１図に示される如く送り方向に向
けて突出されて重なり合っているが先端部は互にずれて
いる。すなわち、送り方向前方（第１図右方向）の端部
のリーダ２８が最も突出している。これにより循環移送
手段ＩＯで先端、部のり−ダ２８から送り込み手段３０
へと供給されるようになっている。

この送り込み手段３０では循環移送手段１０によって送
り出されるリーダ２８を挟持搬送するための固定水平ガ
イド３２と送り用スプロケットホイル３４とが設けられ
ている。固定水平ガイド３２は送り用スプロケットホイ
ル３４の複数個の突起３６が入り込む水平溝３８が形成
されており、送り出されたり−ダ２日の長手方向に沿っ
て形成された貫通孔へ送り用スプロケットホイル３４の
突起３６が入り込んで、現像装置４０へと送り込むこと
ができるようになっている。送り用スプロケットホイル
３４の駆動用としてモータ４１が設けられている。

固定水平ガイド３２０両側には可動ガイド板４２が配置
されている。この可動ガイド＋ｆｆＥ４２は軸４４によ
って軸支されており、第１図の水平状態から第４図の傾
斜状態までソレノイド４６の駆動力で回転されるように
なっている。

固定水平ガイド３２を水平状態に維持するストッパ４５
と現像装置４０の側板４７との間に掛は渡されるスライ
ド軸４８には移動台５０が支持されており、圧縮コイル
ばね５２の付勢力によりストッパ４５に当接した状態で
停止している。

この移動台５０へは現像装置４０によってリーダ２８へ
加わる引き込み力でパトローネ２４が搭載されるように
なっており、現像中は移動台５０の一端から突出される
ストッパ５４がバトローネ２４の移動を停止させている
。

現像処理中にフィルム２６へ大きな引張力が作用すると
、パトローネ２４は圧縮コイルばね５２の付勢力に抗し
て移動台５０を第３図の如く側板４７へ接近する方向に
移動するようになっており、この移動状態を検出するリ
ミットスイッチ７０が設けられている。

現像装置４０内にはリーダ２Ｂ及びフィルム２６の移動
軌跡に沿ってカッタ５６、送り込みローラ５８．６０．
６２、センサ６４及びガイドローラ６６が配置され、フ
ィルム２６を現像槽６８へと送り込むようになっている
。

次に本実施例の作用を説明する。

予めリーダ２８をそれぞれ連結した複数のパトローネ２
４は循環移送手段１０のパトローネ装填部２２へそれぞ
れ収容し、リーダ２日は互いに重ねた状態で配置する。

ここで図示しない制御ｎ装置の現像開始ボタンが押され
ると、モータ４１が回転すると共にモータ１８は所定回
転数だけ回転する。これによって第１図に示される如く
先端部のパトローネ２４に連結されたリーダ２８は固定
水平ガイド３２と送り用スプロケットホイル３４との間
に挟持されて現像装置４０方向へと送り出される。

このリーダ２日の先端部が送り込みローラ５８．６０．
６２へ至ると、リーダ２８は固定水平ガイド３２と送り
用スプロケットホイル３４０間から外れ、リーダ２８で
引っ張られる一対のパトローネ２４は可動ガイド板４２
上をスライドしながら移動台５０上へと至る。

この圧縮コイルばね５２は付勢力によりパトローネ２４
がストッパ５４へ当たった状態を維持する。ここでフィ
ルム２６はリーダ２Ｂに引つ張られながらパトローネ２
４から引き出され、リーダ２Ｂに先導されて現像槽６８
へと送られる。このため引き出されたフィルム２６は現
像槽６８内で現像処理が行われ、図示しない定着槽、安
定槽及び乾燥工程を経た後に取り出される。

パトローネ２４内のフィルム２６が全て引き出されると
、端部がパトローネ２４へ接続されているフィルム２６
には大きな張力が生ずるので、この張力は圧縮コイルば
ね５２の付勢力に抗して移動台５０を第３図に示される
如く現像装置４０へ接近させる。リミットスイッチ７０
はこの移動台５０の動きを検出し、これによってカッタ
５６が作動してフィルム後端部を切断すると共に、ソレ
ノイド４６を作動させて可動ガイド板４２を傾斜させて
第４図の図示状態とする。

この結果フィルム２６の張力がパトローネ２４へ作用し
なくなり、移動台５０は圧縮コイルばね５２の付勢力に
よって第３図の図示状態から第４図の図示状態まで急激
に移動しストッパ４５へ当接する。従って移動台５０上
に載置されていたパトローネ２４は慣性力で傾斜した可
動ガイド板４２の下方を通って排出される。

その後パトローネ２４から切り離されたフィルム２６が
現像槽６８内へと全て送り出されると、センサ６４がこ
れを検知する。このためソレノイド４６の励磁が解消さ
れ、可動ガイド板４２は再び第１図の水平状態となる。

またこれと同時にモータ１８が所定量だけ回転され、次
のパトローネ２４が循環移送手段１０へと送られる。こ
れによって前記の作動が繰り返される。

なお上記の実施例では、１枚のリーダ２Ｂへ一対のフィ
ルム２６を取り付けて現像装置４０へ供給する構成を示
したが、本発明はこれに限らす、１個又は３個以上のフ
ィルム２６をリーダ２日へ取り付けてもよい、また循環
移送手段１０は無端ベルト１６へ定間隔で案内板２０が
突出された構造であるが、これに限−らす複数のパトロ
ーネ装填部２２を有し、これらのパトローネ装填部２２
へ収容されたパトローネ２４を順次送り込み手段３０へ
と送り出すことができる構成であれば全て適用できる。

〔発明の効果〕　　　　゛以上説明した如（本発明はフィルム収容容器から突出し
たフィルムへ薄肉リーダを取りつけ、このリーダに案内
させてフィルムを現像装置へと供給するフィルム供給装
置であって、フィルム収容容器をそれぞれ載置する複数
の装填部が設けられた循環移送手段と、この循環移送手
段によって所定位置へ至ったフィルム収容容器のリーダ
を現像装置へと送り出す送り込み手段と、を有している
ので複数のパトローネを順次現像装置へと送り込んで自
動的に現像処理を行うことができる優れた効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るフィルム供給装置の実施例を示す
概略正面図、第２図は第１図の■−■線断面図、第３図
及び第４図は第１図の作動図である。１０・・・循環移送手段、１６・・・無端ベルト、２０・・・案内板、２２・・・パトローネ装填部、２４・・・パトローネ、ｚ６・・・フィルム、２８・・・リーダ、３０・・・送り込み手段、３２・・・固定水平ガイド、３４・・・送り用スプロケットホイル、４０・・・現像
装置、６８・・・現像槽。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）フィルム収容容器から突出したフィルムへ薄肉リ
ーダを取りつけ、このリーダに案内させてフィルムを現
像装置へと供給するフィルム供給装置であって、フィル
ム収容容器をそれぞれ載置する複数の装填部が設けられ
た循環移送手段と、この循環移送手段によって所定位置
へ至ったフィルム収容容器のリーダを現像装置へと送り
出す送り込み手段と、を有することを特徴としたフィル
ム供給装置。
（２）前記循環移送手段は、無端ベルトの外周へ複数の
案内板が定間隔で突出され、これらの案内板の間がフィ
ルム収容容器の装填部とされる前記特許請求の範囲第（
１）項記載のフィルム供給装置。