JPS62245274A - はくり爪 - Google Patents

はくり爪

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Publication number
JPS62245274A
JPS62245274A JP8914586A JP8914586A JPS62245274A JP S62245274 A JPS62245274 A JP S62245274A JP 8914586 A JP8914586 A JP 8914586A JP 8914586 A JP8914586 A JP 8914586A JP S62245274 A JPS62245274 A JP S62245274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
photosensitive drum
liquid crystal
toughness
molten
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8914586A
Other languages
English (en)
Inventor
Toku Kudo
工藤 徳
Toru Horiuchi
徹 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUTAARAITO KOGYO KK
Starlite Co Ltd
Original Assignee
SUTAARAITO KOGYO KK
Starlite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUTAARAITO KOGYO KK, Starlite Co Ltd filed Critical SUTAARAITO KOGYO KK
Priority to JP8914586A priority Critical patent/JPS62245274A/ja
Publication of JPS62245274A publication Critical patent/JPS62245274A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は事務用等に用いる複写機の感光ドラムに使用さ
れる剥離爪(以下感光ドラム用ばくり爪という)に係る
ものであって、複写紙の剥離性能、即ち刃先の鋭利性、
耐衝撃性、感光ドラムへの非攻撃性等に優れたばくり爪
に関するものである。
山)従来の技術 従来、比較的大型の複写機においては、感光ドラムに複
写紙が巻き付くのを防止するためには、静電方式による
剥離装置を設置することが一般に行われているが、紙の
吸湿により剥離作用が不確実となる場合が生じる。
又、感光ドラムへの紙の巻き付きを確実に防止する一方
法として感光ドラムの一端に樹脂製テープを貼り付ける
方法もあるが、この方式によれば複写紙全面にコピーを
行う場合に不都合の生じる欠点があった。
従って、全面コピーを確実にするためには、定着ロール
と同様に感光ドラムにもばくり爪を使用することが不可
欠であるが、感光ドラムの表面材質、 は、セレン、硫
化カドミウム、有機半導体などの比較的軟質材料が用い
られるため、定着ロールの場合に比しドラムに傷がつき
易い。
又、従来のは(り爪は、金属製の鋭利な刃を、ドラム表
面との間に微細な間隙をもたせて、非接触状態で使用す
るか、又は通紙時のみ接触するような機構上の工夫をす
るか、或いはまた靭性の優れたポリアミドイミド、ポリ
ウレタンならびにドラムを傷つけにくいフッ素樹脂など
が使用されている。
然しながら、金属製刃物は鋭利な刃先が得られる利点は
あるが、感光ドラムと非接触に保たせるためのドラムと
の間隙の調整が極めて困難であり、接触させればドラム
を傷つけるおそれがある。
又樹脂製のはくり爪は鋭利な刃先が得られず、本来剥離
性能が不充分であるのみならず複写紙との衝突により刃
先が変形し易く、−互変形すれば剥離不良が多発する等
の重大な欠点があった。
(e)発明が解決しようとする問題点 上述したように、複写機における感光ドラムに対する複
写紙の巻き付き防止のために不可欠のはくり爪に多くの
欠点が存在することに鑑み、本発明者等は、これらの欠
点を解決し、感光ドラム用ばくり爪として要求される性
能、即ち鋭利な刃先、複写紙の衝突による変形耐久性、
感光ドラムに対する非攻撃性等の全てを兼ね備えた優れ
た性能の感光ドラム用ばくり爪を提供することを目的と
して鋭意研究実験の結果本発明を完成したものである。
(d)問題点を解決する為の手段 従来、複写機用のはくり爪として用いられている樹脂は
、例えばポリアミドイミドは刃先の剛直性、靭性は高い
が、溶融粘度が高いために成形で鋭利な刃先が得られず
、又ポリウレタン、フッ素樹脂は剛直性が不足し変形し
易い等の欠点があったが、本発明者等は種々実験の結果
、溶融状態で結晶性を有する芳香族ポリエステル系樹脂
、例えば、商品名でザイダール(米国ダーツコ社製)、
ベクトラ(米国セラニーズ社製) 、LC(ユニチカ社
!!り等の所謂液晶ポリマーを使用することにより刃先
の鋭利性、剛直性、靭性に優れ、且つ感光ドラムへの非
攻撃性に優れたばくり爪が出来ることを見出したのであ
る。
即ちこれら液晶ポリマーは成形時の粘性が低く、又結晶
状態のま一流動して刃先を形成するため、繊維で補強し
たものと同様な靭性の高い鋭利な刃先が得られる。
更に、本発明者等は、上記液晶ポリマーに、クロロトリ
フルオロエチレン−エチレンコポリマー(ECTFE)
、ポリフッ化ビニリゾ7(PVDF)、ポリクロロトリ
フルオロエチレン(P CT FE)等の熔融フッ素樹
脂、若しくはポリエチレンを、液晶ポリマー100部に
対し、0.1部〜20部配合することにより刃先の鋭利
性、耐衝撃性を損なうことなく、感光ドラムへの非攻撃
性が一段と向上できることをも見出したものである。
尚、通常感光ドラムの温度は60〜90”Cであるが、
上記配合量は、100″C以下の温度における変形耐久
性を保持させ、且つ相手感光ドラムへの攻撃性を改善さ
せるために効果的な量であって、例えば20部を超える
と刃先の剛直性に問題が生じ、また0、1部以下の場合
には感光ドラムに対する非攻撃性の改善効果が薄くなる
のである。
(a)作用 本発明は、溶融状態で結晶性を有する芳香族ポリエステ
ルを基材とし、必要に応じ熔融フッ素樹脂、又はポリエ
チレンを適量配合した感光ドラム用はくり爪とすること
によって、感光ドラムを傷つけることがなく、極めて優
れた剥離性能を発揮することを可能としたものである。
(f)実施例 本発明に係る感光ドラム用ばくり爪についてその実施例
と従来のはくり爪を示す参考例とを比較した結果は別表
の如くであった。
参考例1゜ ポリアミドイミドを使用し、射出成形によりばくり爪を
成形した。
参考例2゜ ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を使用し、圧
縮成形品より機械加工によりばくり爪を製作した。
実施例1゜ 芳香族ポリエステル(商品名 ベクトラ・米国セラニー
ズ社製)を使用し射出成形によりばくり爪を成形した。
実施例2゜ 芳香族ポリエステル(商品名 ベクトラ)100部に高
密度ポリエチレンを5部配合し射出成形によりはくり爪
を成形した。
実施例3゜ 芳香族ポリエステル(商品名ベクトラ) 100部にE
CTFEを5部配合し射出成形によりはくり爪を成形し
た。
※   ◎ 優、  O良、  x 不良。
即ち実施例は、従来型に比較し刃先の変形は極めて少な
く、感光ドラムの損傷も少なく、特に実施例2(ポリエ
チレン配合)及び実施例3.(ELTFE配合)は何れ
の結果も優秀であった。
(g)発明の効果 上述したように、本発明に係る感光ドラム用ばくり爪は
、従来のはくり爪の諸欠点を解決し、刃先の鋭利性、剛
直性、靭性を向上することにより複写紙の衝突による刃
先の変形耐久性を改善し、更に比較的軟質材料よりなる
感光ドラムに対する非攻撃性即ち非損傷性をも著しく向
上した新規なはくり爪である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融状態で結晶性を有する芳香族ポリエステルを
    単独で、又は溶融フッ素樹脂、ポリエチレン等との複合
    体として射出成形したことを特徴とするはくり爪。
  2. (2)溶融状態で結晶性を有する芳香族ポリエステル1
    00部に対し、クロロトリフルオロエチレン−エチレン
    コポリマー(ECTFE)、ポリフッ化ビニリデン(P
    VDF)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTF
    E)等の溶融フッ素樹脂を0.1〜20部配合する特許
    請求の範囲第1項記載のはくり爪。
  3. (3)溶融状態で結晶性を有する芳香族ポリエステル1
    00部に対し、ポリエチレン(PE)を0.1〜20部
    配合する特許請求の範囲第1項記載のはくり爪。
JP8914586A 1986-04-17 1986-04-17 はくり爪 Pending JPS62245274A (ja)

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JP8914586A JPS62245274A (ja) 1986-04-17 1986-04-17 はくり爪

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JP8914586A JPS62245274A (ja) 1986-04-17 1986-04-17 はくり爪

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JPS62245274A true JPS62245274A (ja) 1987-10-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374084A (ja) * 1986-09-18 1988-04-04 Toray Ind Inc 定着ロール用用紙分離爪
US5364670A (en) * 1991-05-31 1994-11-15 Ntn Corporation Stripping fingers for copying machine
US5997965A (en) * 1998-03-18 1999-12-07 Ntn Corporation Stripping finger

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418921U (ja) * 1977-07-08 1979-02-07

Patent Citations (1)

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