JPS622443Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622443Y2 JPS622443Y2 JP19528881U JP19528881U JPS622443Y2 JP S622443 Y2 JPS622443 Y2 JP S622443Y2 JP 19528881 U JP19528881 U JP 19528881U JP 19528881 U JP19528881 U JP 19528881U JP S622443 Y2 JPS622443 Y2 JP S622443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- opening
- vehicle
- case
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 6
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両のベンチレーシヨン開閉用バルブ
のシール装置の改良に関するものである。
のシール装置の改良に関するものである。
車両のベンチレーシヨンとして例えば第7図に
示すものは、ボデイ51の正面に開口部52を設
け、これの外面に側方にエア取入口53を有する
ケース54を止着し、ケース54内にはノブ55
で開閉操作されるバルブ56を設け、バルブ56
の周縁にはこれの開口部52周縁の閉塞時のシー
ル部材57を設け、一方、ケース54のボデイ5
1への取付部にもシール部材58を介在せしめ
る。
示すものは、ボデイ51の正面に開口部52を設
け、これの外面に側方にエア取入口53を有する
ケース54を止着し、ケース54内にはノブ55
で開閉操作されるバルブ56を設け、バルブ56
の周縁にはこれの開口部52周縁の閉塞時のシー
ル部材57を設け、一方、ケース54のボデイ5
1への取付部にもシール部材58を介在せしめ
る。
かかる従来構造は、ケースのシール、バルブの
シールの二部材を必要とし、従つて部品点数も多
くなること、夫々の取付作業を要することから工
数が多くなること等の不利がある。
シールの二部材を必要とし、従つて部品点数も多
くなること、夫々の取付作業を要することから工
数が多くなること等の不利がある。
又第8図の如くボデイ61と車室内のインスト
ルメントパネル62間を導風ケース63で繋ぐ場
合、インストルメントパネル62の開口部64周
縁とケース63との間にシール材65を必要と
し、且つバルブ66と弁座67との間に専用のシ
ール材68を必要とし、従つて上記と同様に部品
点数が多く、工数が多くなるという不都合があ
る。
ルメントパネル62間を導風ケース63で繋ぐ場
合、インストルメントパネル62の開口部64周
縁とケース63との間にシール材65を必要と
し、且つバルブ66と弁座67との間に専用のシ
ール材68を必要とし、従つて上記と同様に部品
点数が多く、工数が多くなるという不都合があ
る。
本考案は以上を改善すべくなされたもので、そ
の目的とする処は、車両の外気導入通路をシール
するシール部材をバルブが衝合する開口部周辺部
に達する迄通路断面の内方迄延出し、内方延出部
でバルブ周縁部をシールする如くし、部品点数の
減少、工数削減、コストダウンを図つた車両のベ
ンチレーシヨン開閉用バルブのシール装置を提供
するにある。
の目的とする処は、車両の外気導入通路をシール
するシール部材をバルブが衝合する開口部周辺部
に達する迄通路断面の内方迄延出し、内方延出部
でバルブ周縁部をシールする如くし、部品点数の
減少、工数削減、コストダウンを図つた車両のベ
ンチレーシヨン開閉用バルブのシール装置を提供
するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
詳述する。
第1図は本考案の第1実施例の横断平面図で、
本実施例は車両の外板1の前面に直接ベンチレー
シヨンを設けたものを示し、外板1の側部寄り部
分に後方に湾曲したヘツドライトハウジング2を
設け、これにヘツドライトユニツト3を収納支持
せしめ、ヘツドライトユニツト3の車幅方向内方
の斜め後方の外板1に外気導入用開口部4を設け
る。
本実施例は車両の外板1の前面に直接ベンチレー
シヨンを設けたものを示し、外板1の側部寄り部
分に後方に湾曲したヘツドライトハウジング2を
設け、これにヘツドライトユニツト3を収納支持
せしめ、ヘツドライトユニツト3の車幅方向内方
の斜め後方の外板1に外気導入用開口部4を設け
る。
ヘツドライトハウジング2内の側部に臨む如く
ケース5を配設し、ケース5は側方に開口して空
気取入口6を備え、取入口6から開口部4に連な
る屈曲した通路7を備え、中間部にL型の係止部
8を外板1外表面と対向する如く開口部4の周辺
外面側に備え、外板1外表面に止着される。ケー
ス5の通路7内には一端を外端側で枢着9した板
状のバルブ10が設けられ、バルブ10は開口部
4より充分に大きく、開口部4の周辺外面に閉じ
た状態で衝合し、これの内端部は通路7に一端を
係止したバネ11の他端に係止され、バネ11で
図実線Aの如き開口部4の開放位置の保持と鎖線
Bで示す閉塞弾圧保持を行い、バルブ10の中央
部には車室内に突出する如く操作ノブ12が突設
され、以上のケース5及びバルブ10は合成樹脂
等で成形する。
ケース5を配設し、ケース5は側方に開口して空
気取入口6を備え、取入口6から開口部4に連な
る屈曲した通路7を備え、中間部にL型の係止部
8を外板1外表面と対向する如く開口部4の周辺
外面側に備え、外板1外表面に止着される。ケー
ス5の通路7内には一端を外端側で枢着9した板
状のバルブ10が設けられ、バルブ10は開口部
4より充分に大きく、開口部4の周辺外面に閉じ
た状態で衝合し、これの内端部は通路7に一端を
係止したバネ11の他端に係止され、バネ11で
図実線Aの如き開口部4の開放位置の保持と鎖線
Bで示す閉塞弾圧保持を行い、バルブ10の中央
部には車室内に突出する如く操作ノブ12が突設
され、以上のケース5及びバルブ10は合成樹脂
等で成形する。
以上のケース5とバルブ10のシールを行うシ
ール材13を介設するが、これの単品を第3図乃
至第5図で示し、シール材13は中央部に開口部
14を有する板枠状をなし、これの本体13cの
中央部に開口部14を備え、開口部14周縁には
全周に亘り外面に突出し、且つ外方に傾斜したリ
ツプ部15を備え、又外周縁13aには横溝形の
係止片16が所定の個所に複数所定長さで設けら
れている。そして外周縁の一部に突片部13bを
設け、これに外方への傘状係止突起17を設け、
これをケース5の底壁5aの不図示の取付孔に係
合して取付支持し、且つこの部分のシールを行
い、シール材13の裏面で開口部14周辺部には
全周に亘り内方に突出するリツプ部18が設けら
れ、更に本体13cの外面のリツプ部15と係止
片16間には突起部19が開口部を囲繞する如く
設けられている。
ール材13を介設するが、これの単品を第3図乃
至第5図で示し、シール材13は中央部に開口部
14を有する板枠状をなし、これの本体13cの
中央部に開口部14を備え、開口部14周縁には
全周に亘り外面に突出し、且つ外方に傾斜したリ
ツプ部15を備え、又外周縁13aには横溝形の
係止片16が所定の個所に複数所定長さで設けら
れている。そして外周縁の一部に突片部13bを
設け、これに外方への傘状係止突起17を設け、
これをケース5の底壁5aの不図示の取付孔に係
合して取付支持し、且つこの部分のシールを行
い、シール材13の裏面で開口部14周辺部には
全周に亘り内方に突出するリツプ部18が設けら
れ、更に本体13cの外面のリツプ部15と係止
片16間には突起部19が開口部を囲繞する如く
設けられている。
以上のシール材13は係止片16で係止部8を
挾持する如くケース5の底壁5aと外板1間に介
装し、係止部8内端で構成される通路7の出口部
端7aに突起部19を当接し、本体13cの突起
部19より内方の略半分の裏面13dは第1図の
如くボデイ開口部4外面周辺部に当接し、裏面の
リツプ部18は外板1外面に当つて撓曲シール
し、リツプ部15は開口部4の外面方向に斜めに
囲繞起立することとなる。
挾持する如くケース5の底壁5aと外板1間に介
装し、係止部8内端で構成される通路7の出口部
端7aに突起部19を当接し、本体13cの突起
部19より内方の略半分の裏面13dは第1図の
如くボデイ開口部4外面周辺部に当接し、裏面の
リツプ部18は外板1外面に当つて撓曲シール
し、リツプ部15は開口部4の外面方向に斜めに
囲繞起立することとなる。
以上において、第1図はバルブ10の開放状態
を示し、バルブ10は外面の周縁の一部をケース
5の外壁5bに衝合してバネ11によりこの位置
を保持し、空気は入口6、通路7開口部4を経て
室内に導入される。ところで外方に突出し、且つ
外方に傾斜したリツプ部15が開口部4周を囲繞
しているため、バルブ10を開いた状態で洗車を
行い、或は降雨中走行しても、側方からの水の侵
入はこの部分で阻止され、水が車室内に侵入する
のを防止することができる。又ケース5とボデイ
外板部との間のシールは本体13c中間部裏面の
リツプ部18でなされ、バルブ10の閉塞時には
これの周縁裏面部が全周に亘りリツプ部15に接
し、バネ11でこれに弾接し、シールリツプ部1
5とバルブ10周縁部裏面との弾圧シールは、リ
ツプ部15が圧潰することなく適度の圧力でなさ
れるよう本体13cの外面と接して第2図の如く
本体13cとの間のクリアランスを保持するため
の規制突起20がバルブ10の裏面の一部に突設
されている。
を示し、バルブ10は外面の周縁の一部をケース
5の外壁5bに衝合してバネ11によりこの位置
を保持し、空気は入口6、通路7開口部4を経て
室内に導入される。ところで外方に突出し、且つ
外方に傾斜したリツプ部15が開口部4周を囲繞
しているため、バルブ10を開いた状態で洗車を
行い、或は降雨中走行しても、側方からの水の侵
入はこの部分で阻止され、水が車室内に侵入する
のを防止することができる。又ケース5とボデイ
外板部との間のシールは本体13c中間部裏面の
リツプ部18でなされ、バルブ10の閉塞時には
これの周縁裏面部が全周に亘りリツプ部15に接
し、バネ11でこれに弾接し、シールリツプ部1
5とバルブ10周縁部裏面との弾圧シールは、リ
ツプ部15が圧潰することなく適度の圧力でなさ
れるよう本体13cの外面と接して第2図の如く
本体13cとの間のクリアランスを保持するため
の規制突起20がバルブ10の裏面の一部に突設
されている。
このように本考案によれば、一枚のシール部材
でケースと外板との間のシール及びバルブのシー
ルの両機能を併せて行い、個々にシール部材を必
要とすることがなく、部品点数の削減を図ること
ができ、又シール部材は一個の組着で足り、工数
の削減を図ることができ、上記と併せコストダウ
ンを図ることができる。
でケースと外板との間のシール及びバルブのシー
ルの両機能を併せて行い、個々にシール部材を必
要とすることがなく、部品点数の削減を図ること
ができ、又シール部材は一個の組着で足り、工数
の削減を図ることができ、上記と併せコストダウ
ンを図ることができる。
尚第6図は第2実施例を示し、この実施例はイ
ンストルメントパネル121に開口部122を設
け、外板101に設けた開口部104と開口部1
22裏面との間に導風ケース105を介設し、こ
れの室内側開口部105b周縁のフランジ部10
5aとインストルメントパネル121の開口部1
22周縁裏面との間にシール材113を設け、こ
れの開口部114に対しケース105の開口部1
05bを大きくし、開口部105bの内方にシー
ル部材113の略半分程が通路107内に突出
し、開口部105bを開閉するバルブ110の周
縁部が閉塞時にシール材113の開口部114周
辺外面に当り、シールを行うようにした。これに
よれば一枚のシール材でケース105とインスト
ルメントパネル122及びバルブ110のシール
を併せて行うことができる。尚バルブ110はケ
ース105の外板101の開口部104側に設け
ても良く、この場合には外板側シール材123を
シール材113と同様に構成すれば良い。
ンストルメントパネル121に開口部122を設
け、外板101に設けた開口部104と開口部1
22裏面との間に導風ケース105を介設し、こ
れの室内側開口部105b周縁のフランジ部10
5aとインストルメントパネル121の開口部1
22周縁裏面との間にシール材113を設け、こ
れの開口部114に対しケース105の開口部1
05bを大きくし、開口部105bの内方にシー
ル部材113の略半分程が通路107内に突出
し、開口部105bを開閉するバルブ110の周
縁部が閉塞時にシール材113の開口部114周
辺外面に当り、シールを行うようにした。これに
よれば一枚のシール材でケース105とインスト
ルメントパネル122及びバルブ110のシール
を併せて行うことができる。尚バルブ110はケ
ース105の外板101の開口部104側に設け
ても良く、この場合には外板側シール材123を
シール材113と同様に構成すれば良い。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案の横断平面図、第2図はバルブ閉塞時の
要部の拡大図、第3図はシール材の正面図、第4
図及び第5図は第3図4−4線及び5−5線断面
図、第6図は変更実施例図、第7図及び第8図は
従来例の図である。 尚図面中5,7は通路、10はバルブ、13は
シール材である。
は本考案の横断平面図、第2図はバルブ閉塞時の
要部の拡大図、第3図はシール材の正面図、第4
図及び第5図は第3図4−4線及び5−5線断面
図、第6図は変更実施例図、第7図及び第8図は
従来例の図である。 尚図面中5,7は通路、10はバルブ、13は
シール材である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ボデイパネル等の車両構成部材にダクトを取付
けて外気導入通路を形成し、該外気導入通路を通
る外気を車内に流入せしめる開口部に開閉自在な
バルブを設けるとともに前記車両構成部材とダク
ト間にシール部材を配設して車両構成部材とダク
ト間をシールするようにした車両のベンチレーシ
ヨン開閉用バルブのシール装置に於て、 前記シール部材にダクト内方まで延出するリツ
プ部を設け、該リツプ部でバルブ閉状態に於るバ
ルブ周縁部のシールを行うようにしたことを特徴
とする車両のベンチレーシヨン開閉用バルブのシ
ール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19528881U JPS58108906U (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 車両のベンチレ−シヨン開閉用バルブのシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19528881U JPS58108906U (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 車両のベンチレ−シヨン開閉用バルブのシ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58108906U JPS58108906U (ja) | 1983-07-25 |
JPS622443Y2 true JPS622443Y2 (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=30108569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19528881U Granted JPS58108906U (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 車両のベンチレ−シヨン開閉用バルブのシ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58108906U (ja) |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP19528881U patent/JPS58108906U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58108906U (ja) | 1983-07-25 |
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