JPS62244348A - アイスクリ−ム様食品 - Google Patents

アイスクリ−ム様食品

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JPS62244348A
JPS62244348A JP61087114A JP8711486A JPS62244348A JP S62244348 A JPS62244348 A JP S62244348A JP 61087114 A JP61087114 A JP 61087114A JP 8711486 A JP8711486 A JP 8711486A JP S62244348 A JPS62244348 A JP S62244348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice cream
soybean flour
soybean
odorless
food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61087114A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Nakai
千晃 中井
Iwao Sato
巌 佐藤
Mutsuto Watanabe
渡辺 睦人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Showa Sangyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Sangyo Co Ltd filed Critical Showa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無臭大豆粉を含んでなるアイスクリーム様食
品に関する。
(従来の技術) アイスクリームの製造において、その原料である乳成分
の一部ないし全部を大豆製品でおきかえることは従来よ
り知られ、また実際に行われて6来た。 使用される大
豆製品の例としては、脱脂大豆粉1粉末豆乳8分離大豆
蛋白等が挙げられる。
これら大豆製品の利用にあたっては、アイスクリーム製
品の原料として必要な溶解性、乳化性等の特性が重視さ
れるのはいうまでもないか、それと同時に問題にされる
のは、風味1食感等の官能的特性である。 この点から
見た場合1脱脂大豆粉は製品に強い大豆臭を与え、また
食感の点でも劣るので好適な原料とは言えず、従って実
際には殆ど使用されない。
粉末豆乳はその製造過程でかなりの大豆臭成分が除かれ
ており、また溶解性も良いのでアイスクリーム原料とし
て使用される例は多い。
分離大豆蛋白は、大豆より蛋白を単離精製した。蛋白9
0%以上を含む製品である。大豆臭は製造工程中で全く
除かれ、また製造条件の選択によって蛋白の物理性を適
当に改変して、アイスクリーム製造に適した溶解性、乳
化性、起泡性。
ゲル化性等を存する製品を得ることができる。
通常、大豆製品は乳成分の一部と置き換えて用いられる
が2分離大豆蛋白の場合には乳成分の全量をこれで置き
換え、乳成分を全く使用せずにアイスクリームを製造す
ることま可能である。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のとおり、粉末豆乳1分離大豆蛋白等はアイスクリ
ーム用の原料として好適であるが、粉末豆乳については
9大豆臭は軽減されてはいても完全に除かれてはおらず
、また大豆特有の苦味もまだ相当に残存していて、アイ
スクリーム製品の品質に影響を与えることが多い。
分離大豆蛋白はアイスクリーム原料としての特性は優れ
ているが、高価格であるため多用し堆い欠点がある。そ
のうえ、これら粉末豆乳1分離大豆蛋白製品に共通する
欠点として1両者はその製造工程中で大豆繊維質が除か
れており、従って繊維質を殆ど含まない点が挙げられる
。食品における繊維質の重要性は近年種々指摘されてい
るところであるから、健康を志向して大豆製品をアイス
クリームに配するにあたって、大豆製品自体が健康上重
要な繊維質成分を欠くのでは、目的達成上不都合である
ことはいうまでもない。
本発明はこのような欠点を改善するためになされたしの
で2繊維質を含み、かつ大豆特有の不快臭、苦味などの
ない、安価な大豆製品を原料の−mに使用したアイスク
リーム様製品を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、無臭大豆粉を含んでなるアイスクリーム様食
品に関する。
本発明でいう無臭大豆粉とは、リポキシゲナーゼ活性を
低下させ、無臭化処理を施した全脂または脱脂大豆粉で
ある。大豆中のリボキンゲナーゼは、大豆が粉砕される
と同時に酸素の存在下に不飽和脂肪酸に作用して、悪臭
物質を生成させることが知られている。大豆の無臭化処
理は。
大豆を湿熱加熱することによってリポキシゲナーゼ活性
を低下させることで行われるが、このような湿熱処理は
、一方では大豆蛋白の熱変性による蛋白の水溶性の低下
をもたらす。従って、無臭化効果を重視して湿熱処理を
強めれば強めるほど蛋白は水溶性を失い、他方、蛋白の
水溶性を維持しようとすればするほど、大豆臭の完全な
抑制は困難であって、この双方を満足する処理条件を見
出すことは極めて困難である。
本発明において必要とする無臭大豆粉は、大豆臭が完全
に抑えられ、しかも高い水溶性蛋白を維持した製品であ
る。 アイスクリーム用原料として必要とされる乳化性
、起泡性等の特性の点からして、水溶性窒素指数(NS
I)は35以上、好適には40以上であることが望まし
い。 このような無臭大豆粉を得る方法については問わ
ないが。
例えば特願昭58−148004号、あるいは特願昭6
0−29877号の方法が適当であり、これらの方法に
より上記の特性を満たす製品を得ることができる。
本発明のアイスクリーム様食品は上記のごとき無臭大豆
粉を含んでなるものであり、無臭大豆粉の使用量は、ア
イスクリーム様食品の製造に用いる全原材料(水を含む
)重量の0.5〜20%。
好ましくは1〜IO%の範囲で、乳成分ん一部又は全部
を置き換えて用いられる。無臭大豆粉の量が上記を越え
ると、粘性が増加して食感の低下をもたらし、また上記
以下の場合では大豆粉添加による栄養上の利点がない。
本発明のアイスクリーム様食品の製造にあたっては、砂
糖、粉末水あめ、粉乳もしくは練乳、植物油(精製ヤン
脂、精製パーム油など)、乳化剤(モノグリセリド、シ
ュガーエステルなど)、乳化安定剤(天然ガム類など)
、香料(バニラフレーバー。
ミルクフレーバーなど)1食塩等の材料を無臭大豆粉と
ともに水を加えて混合し0次で均質化、殺菌1冷却、エ
ージング、フリージング等、公知のアイスクリーム製造
のプロセスを採用することができる。上記原材料の一部
には、必要により低カロリー甘味料(還元麦芽水あめ、
糖アルコール類、イソマルトースなどぶどう糖分子のα
−1,6結合を有する分岐オリゴ糖類、アスパルテーム
など)、その他の添加物を加えてもよい。
(実施例) 実施例 1 次の配合によって常法のアイスクリーム製法により、ハ
ードタイプのアイスクリーム様食品を製造した。
原材料\No、   l    2   3   4砂
糖  13,0% 13.0% 13.0% 13.0
%粉末水あめ 11.6  11.6  11.6  
11.6精製ヤシ曲  5.5  5.5  5.5 
 5.5粉乳   4.5 2.5 0   ’0無臭
大豆粉  0.5  2.5  5.0  7.5乳化
剤及び 乳化安定剤 0.56  0.56  0.56  0
.56香料   0.24 0.24 0.24 0.
24食塩   0.09 0.09 0.09 0.0
964.0  64.0  64.0  64.0注1
)乳化剤はモノグリセリドとシュガーエステルとを併用 注2)乳化安定剤は天然ガム類の混合物性3)香料はバ
ニラフレーバーとミルクフレーバーを併用 注4)無臭大豆粉は特願昭58−148004号の方法
で製造した無臭全詣大豆粉 得られた製品はいずれら大豆臭、苦味等が全く認められ
ず1色相1食感ともに良好であった。
なお、 No、 3の配合における無臭大豆粉を、市販
の分離大豆蛋白に置き換えて同様にアイスクリーム様食
品を製造し、 No、 3の配合によるものと比較した
ところ、味、香り、滑らかさ1色相等のすべての項目に
おいて無臭大豆粉を使用した本発明品の方が優れている
ことが明らかになった。
実施例 2 次の配合により、常法のアイスクリーム製造法に従って
ソフトタイプのアイスクリーム様食品を製造した。 な
お、原材料は実施例1で使用したものと同様である。
原材料\No、  5   6   7   8砂糖 
 13.0% 13.0% 13.0% 13.0%粉
末水あめ 7.6  7.6  7.6  6.1精製
ヤシ油 5.0  5.0  5.0  5.0粉乳 
 4.5 2.5  Q   O無臭大豆粉 0.5 
 2.5  5.0  6.5乳化剤及び 乳化安定剤 0.9  0.9  0.9  0.9香
料  0.23 0.23 0.23 0.23食塩 
 0.0g  0.08 0.08 0.08水   
     68.2   68.2   68.2  
 68.2上記の製品はいずれも大豆臭、苦味等は認め
られず1色相1食感ともに良好であった。
実施例 3 次の配合によりダイエツト型アイスクリーム様食品を製
造した。 なお、原材料のうち低カロリー甘味料(還元
麦芽水あめを使用)、精製ノく−ム池以外は実施例1で
使用したものと同様である。
原材料\No、      9(ハードタイプ)10(
ソフトタイプ)砂糖    5.5%   5,5% 粉末水あめ   6.9     2.4低カロリー 甘味料    15.0    15.0精製パーム油
  6.5     6.5無臭大豆粉   5.0 
   .5.0乳化剤及び 乳化安定剤   0.6     0.9香料    
0.23   0.23 食塩    0.08   0.08 水           60.2       64
.4以上の製品は、いずれも大豆臭、苦味等は全く認め
られず9色相1食感ともに良好なアイスクリーム様食品
であった。
(発明の効果) 本発明によるアイスクリーム様食品は、従来の粉末豆乳
1分離大豆蛋白等の大豆製品を配合した製品にくらべ、
大豆臭、苦味等の全くない1色相2食感ともに良好な、
しかも極めて安価な製品であり1そのうえ健康上有用な
繊維質を十分に含んだ製品である。従って1本発明は現
代人のし好にマツチし、しかし健康面での要請をら十分
に満たした。風味豊かなアイスクリーム様食品を提供す
る点で産業上有用な発明である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無臭大豆粉を含んでなるアイスクリーム様食品。
  2. (2)無臭大豆粉の水溶性窒素指数が35以上である特
    許請求の範囲第(1)項に記 載のアイスクリーム様食品。
JP61087114A 1986-04-17 1986-04-17 アイスクリ−ム様食品 Pending JPS62244348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61087114A JPS62244348A (ja) 1986-04-17 1986-04-17 アイスクリ−ム様食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61087114A JPS62244348A (ja) 1986-04-17 1986-04-17 アイスクリ−ム様食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62244348A true JPS62244348A (ja) 1987-10-24

Family

ID=13905931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61087114A Pending JPS62244348A (ja) 1986-04-17 1986-04-17 アイスクリ−ム様食品

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JP (1) JPS62244348A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614722A (ja) * 1992-06-29 1994-01-25 Nisshin Oil Mills Ltd:The 冷 菓
JP2008136437A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Watanabe Kanpodo:Kk 大豆アイスクリーム様食品の製造方法
DE202008017068U1 (de) 2008-12-23 2009-03-19 Hänel, Gabriele Speiseeis
DE202008017067U1 (de) 2008-12-23 2009-03-19 Hänel, Gabriele Speiseeis

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614722A (ja) * 1992-06-29 1994-01-25 Nisshin Oil Mills Ltd:The 冷 菓
JP2008136437A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Watanabe Kanpodo:Kk 大豆アイスクリーム様食品の製造方法
DE202008017068U1 (de) 2008-12-23 2009-03-19 Hänel, Gabriele Speiseeis
DE202008017067U1 (de) 2008-12-23 2009-03-19 Hänel, Gabriele Speiseeis

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