JPS6224351Y2 - - Google Patents

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JPS6224351Y2
JPS6224351Y2 JP1979043748U JP4374879U JPS6224351Y2 JP S6224351 Y2 JPS6224351 Y2 JP S6224351Y2 JP 1979043748 U JP1979043748 U JP 1979043748U JP 4374879 U JP4374879 U JP 4374879U JP S6224351 Y2 JPS6224351 Y2 JP S6224351Y2
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JP
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engagement
clamper
central shaft
spring
engagement spring
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JP1979043748U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば光学式再生ビデオデイスク又
はオーデイオデイスクのようなデイスクを保持す
るためのデイスク保持装置に関し、更に詳細に
は、デイスククランパの操作性を良くすると共に
構成を簡略化することが可能なデイスク保持装置
に関する。
デイスク保持装置として既に種々の構造のもの
が提案されているが、単にバネを利用してクラン
パをセンタスピンドルに係合するものにおいては
操作性が悪いという欠点があり、逆に操作性を良
くしたものにおいては構造が複雑であるという欠
点があつた。
そこで、本考案の目的は操作性が良いと共に構
造が簡略化されたデイスク保持装置を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するための本考案は、実施例を
示す図面の符号を参照して説明すると、ターンテ
ーブル34の中央から突出する中心軸2を貫通さ
せるための貫通孔12を有するクランパ基台4
と、前記中心軸2の外周に環状に形成された係合
溝13に係合可能な略線状の第1の係合バネ部1
0と該第1の係合バネ部10に対向配置されてい
ると共に前記係合溝13に係合可能に形成された
略線状の第2の係合バネ部11とを有し、前記ク
ランパ基台4の前記貫通孔12に前記中心軸2を
挿通させない状態では前記第1及び第2の係合バ
ネ部10,11の係合部における対向間隔が前記
中心軸2の外径よりも狭いが、前記対向間隔を前
記中心軸2の外径以上に弾性変形で広げることが
可能なように形成され、前記第1及び第2の係合
バネ部10,11に遊端16,17が生じるよう
に前記クランパ基台4に装着されている中心軸係
合バネ6と、前記中心軸2に直交する方向の変位
操作によつて前記第1及び第2の係合バネ部1
0,11の対向間隔を前記中心軸2の外径以上に
広げるために前記遊端16,17に接触するバネ
接触傾斜面18,19を有して前記クランパ基台
4に変位可能に装着された単一の係合解除操作子
14と、を少なくとも備えたデイスク保持装置に
係わるものである。
本考案は次の作用効果を有する。
(イ) 中心軸係合バネ6の遊端16,17を単一の
係合解除操作子14で広げてクランパ基台4を
中心軸2の延びる方向に引き抜く操作のみで、
ターンテーブルからデイスク保持装置を離脱さ
せることができる。即ち、単一の係合解除操作
子14を中心軸2に直交する方向に押圧し、ク
ランパ基台4を軸方向に移動させるのみで、デ
イスクのクランプを解除させることができる。
従つて、極めて操作性の良いデイスク保持装置
を提供することができる。
(ロ) クランパ基台4に装着された中心軸係合バネ
6及び係合解除操作子14によつて、中心軸2
に対する係合及びその解除を行うように構成さ
れているので、簡単な構成であるにも拘らず操
作性の良いデイスク保持装置を提供することが
できる。
以下、図面を参照して本考案の1実施例につい
て述べる。
第1図〜第3図は光学式ビデオデイスクプレー
ヤのデイスク保持装置を示すものであり、第1図
はクランパ1を中心軸2に係合させた状態を示す
平面図、第2図はクランパ1のカバー3を除いた
状態を示す平面図、第3図は第1図の−線に
相当する部分の断面図である。クランパ1はクラ
ンパ基台4を有し、このクランパ基台4の下にデ
イスク押圧部が設けられ、クランパ基台4の上に
中心軸係合部が設けられている。まず中心軸係合
部について述べると、第2図で最も明らかなよう
に円形の基台4の上面に設けられた一部切欠リン
グ状突出部5の中に線バネをU字状に曲げた係合
バネ6が装着されている。即ちカラー7にU字状
の底部を巻き付けた状態に係合バネ6が配され、
保持片8で係合バネ6が押え付けられ、保持片8
及びカラー7を貫通させてビス9を基台4に螺合
することによつて係合バネ6が基台4に対して固
定されている。係合バネ6は第1の係合バネ部1
0とこれに対向する第2の係合バネ部11とを有
するので、結局第1及び第2の係合バネ部10,
11の左端が夫々固定されていることになる。
基台4には回転中心軸2を挿通するための貫通
孔12が設けられ、第1図〜第3図ではこの貫通
孔12に中心軸2が挿入されている。係合バネ6
は回転中心軸2に係合するものであるから、中心
軸2を挾む方向の偏倚力を有する。そして、この
係合バネ6は、第1及び第2の係合バネ部10,
11が中心軸2に係合しない状態では第1及び第
2の係合バネ部10,11の係合部における対向
間隔が中心軸2の外径よりも狭いが、弾性変形で
対向間隔を中心軸2の外径以上に広げることが可
能なように形成されている。
回転中心軸2の外周には環状に係合溝13が設
けられ、ここに第1及び第2の係合バネ部10,
11が入り込むように形成されているので、中心
軸2の係合溝13に第1及び第2の係合バネ部1
0,11が係合している状態ではクランパ1を引
き抜くことは不可能である。
係合溝13に対する第1及び第2の係合バネ部
10,11の係合を解除するためには、第1及び
第2の係合バネ部10,11を中心軸2の外径以
上に広げればよい。このクランパにおいては、上
述の係合解除を円滑に行うために、係合解除操作
子14が設けられている。この操作子14は第1
図及び第3図に示すようにカバー3から突出する
押圧操作面15を有し、またU字状係合バネ6の
一対の遊端16,17に接触する一対の傾斜面1
8,19を有する。この操作子14は中心軸2の
方向即ちクランパ1の半径方向に移動自在でなけ
ればならないので、長孔20,21が設けられ、
ここに基台4から突出したガイドピン22,23
が挿入されている。尚操作子14によつて係合バ
ネ6の遊端16,17の上方向の位置を制限する
ために、操作子14が遊端16,17の上に覆せ
られ、且つ操作子14の上方向の位置を制限する
ために一対のガイドピン22,23の上にビス2
4,25でワツシヤ26,27が装着されてい
る。また操作子14と係合バネ6との接触を良好
にするために一対の遊端16,17は外側に僅か
に湾曲し、操作子14の楔状(V字状)部の傾斜
面18,19に接触している。
クランパ1のカバー3は第3図から明らかなよ
うに基台4にネジ28で固定されている。従つて
完成した状態では第1図から明らかなようにカバ
ー3から操作子14の一部が突出するのみであ
る。
クランパ基台4の下には、第3図に示す如くデ
イスク押圧カラー29が配され、バネ30で下方
に押圧されている。31はストツパであるので、
押圧カラー29がデイスクを押圧しない時でも、
カラー29は基台4から離脱せず、基台4と一体
である。尚カラー29の下面にはデイスク33を
良好に押圧するためのゴムシート32が貼り付け
られている。
中心軸2は、この実施例の場合、ターンテーブ
ル34の中央から突出する円筒軸35にモータ軸
36を結合することによつて構成されている。尚
円筒軸35には、バネ37で上方向に押し上げら
れてはいるが、ストツパ38で制限されたセンタ
テーブル39が装着されている。このセンタテー
ブル39は傾斜外周面40を有するので、デイス
ク33の中心孔の大きさにバラツキがあつても、
適合可能である。
次にこの装置でデイスク33を保持するための
操作及び動作について述べる。
デイスク33をターンテーブル34上に固定す
る場合には、クランパ1を取り外した状態で、タ
ーンテーブル34上にデイスク33を載せる。次
にクランパ1の中心を中心軸2の中心に略一致さ
せてクランパ1を押し下げる。この場合、係合バ
ネ6は中心軸2の径よりも狭められた状態にある
が、中心軸2の頂部41が半球状に形成されてい
るので、クランパ1を押下げるに従つて第1及び
第2のバネ部10,11の間隔が広がり、この第
1及び第2の係合バネ部10,11で中心軸2を
挾んだ状態でクランパ1と第1及び第2の係合バ
ネ部10,11は下に移動する。第1及び第2の
係合バネ部10,11を中心軸2の外周に接触さ
せつつ移動を進めると、ついに第1及び第2の係
合バネ部10,11は中心軸2の外周に設けられ
たリング状係合溝13に入り込む。これにより、
クランパ1をこれ以上押し下げることも引き抜く
ことも不可能になり、クランパ1は中心軸2に完
全に係合する。そして、デイスク33はバネ30
で下方に偏倚されている押圧カラー29に一体の
ゴムシート32によつてターンテーブル34の方
向に押圧され、安定的に保持される。
第1図〜第3図に示すデイスク保持状態を解除
する場合には、クランパ1のカバー3から突出し
ている係合解除操作子14をクランパ1の半径方
向に押圧した状態で、クランパ1を中心軸2から
引き抜く。このような操作をすると、操作子14
のV字状部に配置された一対の傾斜面18,19
が第1及び第2の係合バネ部10,11の遊端1
6,17を押圧し、第1及び第2の係合バネ部1
0,11の対向間隔が広がり、中心軸2の外径以
上になる。従つて係合溝13から第1及び第2の
係合バネ部10,11が抜け出し、クランパ1を
中心軸2から引き抜くことが可能になる。
このクランパ1を中心軸1に装着する場合に、
上述の如く単にクランパ1を押し下げてもよい
が、第1及び第2の係合バネ部10,11の中心
軸2に対する食いつきを良くするために、操作子
14を押圧した状態でクランパ1をある程度押し
下げ、しかる後操作子14の押圧を解除してクラ
ンパ1の押し下げを続けるか、第1及び第2の係
合バネ部10,11が係合溝13まで押し下げら
れた点で操作子14の押圧を解除してもよい。こ
のようにすれば、第1及び第2の係合バネ部1
0,11に制限されることなく、中心軸2がクラ
ンパ1に入り込む。
上述から明らかなように、この実施例のデイス
ク保持装置には次の利点がある。
(a) クランパ1を押し下げるのみでクランパ1が
中心軸2の所定位置に係合保持されるので、ク
ランパ装着の操作性が良い。
(b) 操作子14を押圧してクランパ1を引き抜く
のみで、クランパ1を取り外すことが出来るの
で、取外しの操作性が良い。
(c) 中心軸2にリング状に係合溝13が設けられ
ているので、クランパ1を装着するときにクラ
ンパ1の回転方向の角度位置を注意する必要が
ない。
(d) U字状係合バネ6とこれを押圧する操作子1
4との組合せで構成されているので、構成が単
純であり、コストの低減が可能である。
(e) U字状係合バネ6とクランパ1の半径方向に
移動する操作子14との組合せであるので、ク
ランパ1を薄形にすることが出来る。
(f) U字状の係合バネ6の遊端がハの字形に広げ
られているので、操作子14の傾斜面18,1
9と係合具合が良好である。
以上、本考案の1実施例について述べたが本考
案はこの実施例に限定されるものではなく、更に
変形可能なものであり、例えば、係合バネ6を独
立した2本の線バネの組合せで形成してもよい。
また線バネの代りに帯状のバネ板を使用して係合
バネ6を形成してもよい。また円筒軸35を省い
てモータ軸36をターンテーブル34から突出さ
せ、ここに係合溝13を設けてもよい。またバネ
6の第1及び第2の係合バネ部10,11のいず
れか一方のみを軸2に係合させるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係わるデイスク保
持装置の平面図、第2図は第1図のデイスク保持
装置のクランパからカバーを取り除いた状態を示
す平面図、第3図は第1図の−線に相当する
部分の断面図である。 尚図面に用いられている符号において、1はク
ランパ、2は中心軸、4はクランパ基台、6は係
合バネ、8は保持片、10は第1の係合バネ部、
11は第2の係合バネ部、13は係合溝、14は
係合解除操作子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ターンテーブル34の中央から突出する中心軸
    2を貫通させるための貫通孔12を有するクラン
    パ基台4と、 前記中心軸2の外周に環状に形成された係合溝
    13に係合可能な略線状の第1の係合バネ部10
    と該第1の係合バネ部10に対向配置されている
    と共に前記係合溝13に係合可能に形成された略
    線状の第2の係合バネ部11とを有し、前記クラ
    ンパ基台4の前記貫通孔12に前記中心軸2を挿
    通させない状態では前記第1及び第2の係合バネ
    部10,11の係合部における対向間隔が前記中
    心軸2の外径よりも狭いが、前記対向間隔を前記
    中心軸2の外径以上に弾性変形で広げることが可
    能なように形成され、前記第1及び第2の係合バ
    ネ部10,11に遊端16,17が生じるように
    前記クランパ基台4に装着されている中心軸係合
    バネ6と、 前記中心軸2に直交する方向の変位操作によつ
    て前記第1及び第2の係合バネ部10,11の対
    向間隔を前記中心軸2の外径以上に広げるために
    前記遊端16,17に接触するバネ接触傾斜面1
    8,19を有して前記クランパ基台4に変位可能
    に装着された単一の係合解除操作子14と、 を少なくとも備えたデイスク保持装置。
JP1979043748U 1979-04-02 1979-04-02 Expired JPS6224351Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55144612U JPS55144612U (ja) 1980-10-17
JPS6224351Y2 true JPS6224351Y2 (ja) 1987-06-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314513B2 (ja) * 1975-01-29 1978-05-18

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JPS5167710U (ja) * 1974-11-25 1976-05-28
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JPS55144612U (ja) 1980-10-17

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