JPS62240318A - カルボキシル基を有するポリエステル樹脂の製法 - Google Patents

カルボキシル基を有するポリエステル樹脂の製法

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JPS62240318A
JPS62240318A JP61083907A JP8390786A JPS62240318A JP S62240318 A JPS62240318 A JP S62240318A JP 61083907 A JP61083907 A JP 61083907A JP 8390786 A JP8390786 A JP 8390786A JP S62240318 A JPS62240318 A JP S62240318A
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Tetsuo Sato
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重松 貞夫
Koichi Hirooka
廣岡 孝一
Susumu Tanabe
田辺 進
Motoko Mishima
三島 基子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はアルカリ水に容易に溶解させることら可能なカ
ルボキシル基含有ポリエステル樹脂の製造方法に関する
[従来の技術1 ポリエステル樹脂中に多量のカルボキシル基を存在させ
ることにより、ポリエステル樹脂の水溶性化を可能なら
しめ繊維糊剤、紙加工、塗料、接着剤等の分野への応用
を上り拡大ならしめる試みは古くから研究が行われてい
る。
例えば、ポリエステル樹脂の製造時に縮合酸成分として
3官能以上の多価カルボン酸を使用したり、ポリエステ
ルリ1脂に重合性の不飽和カルボン酸をグラフ)重合す
る方法等がカルボキシル基の導入手段として考えられて
いる。
[発明が解決しようとする問題点1 しかしながら前者の方法では、綜合時に増粘、ゲル化の
恐れがあるため、カルボキシル基の導入量におのずと制
限がある0例えばゲル化を回避するために先づグリフー
ルにジカルボン酸のみを加えてポリエステル化した後、
3官能以上の多価カルボン酸を加えてポリエステル化す
る方法が知られているが、この方法によってプレポリマ
ーの生成条件や使用比率を微細に3!I整したとしても
、後段における3官能以上のカルボン酸との■lでエス
テル化反応を行う限り、目的とするポリエステル樹脂の
カルボキシル導入量か、分子量のいずれかに制限がある
ため、水溶性か物性のいずれかを犠牲にせざるを得ない
。後者の方法ではカルボキシル基が偏在して導入される
ため、水溶化の目的が充分に達し得ないのである。即ち
、かかる方法ではポリエステル樹脂の溶解度はかなりの
水準に達しても、水(アルカリ水)への溶解速度が遅い
樹脂しか得られないのである。
かかる欠点は、該樹脂の実用に当って大きな問題となり
、例えば繊維糊剤等として用いられる場合、糊付液の調
製時はもとより、サイジング後の糊抜に長い時間を必要
とすることになるので、溶解速度の改善は水溶性ポリエ
ステルU(脂の開発に当っての重大な課題となっている
[問題点を解決するための手段1 本発明者等は、かかる課題を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、 グリフール又は末端が水酸基であるポリエステルグリフ
ールとテトラカルボン酸二無水物とを選択的にモノエス
テル化反応させて、鎖延長させる場合、目的が達成でき
ることを見出し、本発明を完成した。
本発明のvf?!iはグリフール類とテトラカルボン酸
二無水物とを選択的にモノエステル化反応のみを進行さ
せることによって鎖延長するところにある。本発明にお
けるモノエステル化とは次式(1)で示す反応であって
、(2)式のような通常のエステル化反応とは縮合生成
物が生成しない点で明確に区別できる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)・・・・・
・・・・・・・・・・・・(2)モノエステル化反応は
室温でも反応が開始するのに対し、縮合をJう通常のエ
ステル化反応は180 ’C近辺で開始され、両反応の
間には明確な反応性の差が存在している。本発明におい
てモノエステル化反応のみを選択的に進行させる最もよ
い方法は、グリコール又はポリエステルの末端水酸基と
無水酸基との配合比を等モルとし、綜合反応が起こらな
い低温度域、例えば100〜150°Cで両者を接触さ
せることである。こhによって大部分の水酸基と無水酸
基との間でモノエステル化のみが進行し、反応モル数と
同数の遊離カルボキシル基が生成しつつ、鎖延長がなさ
れ、本発明の目的とするポリエステルリ(脂が得られる
。そして更に高分子量のポリエステル樹脂を希望すると
きは徐々に反応温度を高めることに上って残存している
水酸基と無水酸基との間のモノエステル化を進行するこ
とが出来るが、この場合においても縮合反応は起こらな
い、ただし当業者には容易に理解出来るように急激に昇
温すると両反応間の選択性が損なわれてゲル化する恐れ
がある。
本発明に使用されるグリフール類としては、ポリエステ
ル樹脂に使用される総ての二価フルフールを含んでいる
池、末端が水酸基となったポリエステルグリフールも同
様に使用でき、むしろ後者の方がi終0的物の特性を自
由に調節可能な点で利用価値が高い、このポリエステル
型グリフールは既知の各種の方法で得られるが、通常ジ
カルボン酸又はその低級アルキルエステルと二価アルコ
ールを縮合することによって得られるかかるジカルボン
酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、マロン
酸、ジメチルマロン酸、こはく酸、ゲルタール酸、アジ
ピン酸、トリメチル7ジピン酸、ピメリン酸、2.2−
ジメチルゲルタール酸、アゼライン酸、セバシン酸、7
マール酸、マレイン酸、イタフン11.3−シクロペン
タンジカルボンfi、1.2−シクロヘキサンジカルボ
ン酸、1.3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4−
シクロヘキサンジカルボン酸、2,5−ノルボルナンジ
カルボン酸、1,4−す7タール酸、シフエニン酸、4
゜4゛−オキシ安息香酸、ジグリコール酸、チオジプロ
ピオン、及び2,5−す7タレンノカルボン酸等が挙げ
られる。
これらは酸無水物、エステル、クロライド等であっても
良く、例えば1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ツメ
チル、2,6−す7タレンジカルボン酸ジメチル、イソ
フタル酸ジメチル、テレフタル酸ジメナル及びテレフタ
ル酸ジフェニルを含む。
以上の他に少量ならば3価以上の多価カルボン酸、例え
ばトリメリット酸、無水トリメリット酸、ピロメリット
酸、無水ピロメリット酸、4−メチルシクロヘキセン−
1,2,3)ジカルボン酸無水物、トリメシン酸等も使
用可能である。
又、二価アルコールとしてはエチレングリフール、ジエ
チレングリコール、フロピレングリフール、1.3−プ
ロパンジオール、2.4−ジノチル−2−エチルヘキサ
ン−1,3−ジオール、2,2−ツメチル−1,3−プ
ロパンジオール(ネオペンチルグリコール)、2−エチ
ル−2−フチ)レー1 + 3−7’ロパンジオール、
2−エチル−2−イソブチル−1,3−プロパンジオー
ル、1.3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール
、1,5−ベンタンジオール、1.6−ヘキサンジオー
ル、3−メチル−1,5−ベンタンジオール、2.2.
4L−)ジノチル−1,6−ヘキサンジオール、1,2
−シクロヘキサンジメタツール、1,3−シクロヘキサ
ンジメタツール、1,4−シクロヘキサンジメタノール
、2.2.4.4−テトラメチル−1,3−シクロブタ
ンジオール、414゛−チオジフェノール、4.4’−
メチレンジ7エ/−ル、414′−(2−ノルボルニリ
デン)ジフェノール、4.4’−ノヒドロキシビフェノ
ール、o−、m−及びp−ジヒドロキシベンゼン、4.
4’−イソプロピリデンフェノール、4゜4゛−イソプ
ロピリデンビス(2,6−ジクロロフェノール)、2.
5−す7タレンジオール及Vp−キジレンツオールが挙
げられる。
以上の他に少量ならば3価以上の多価アルコール、例え
ばペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ト
リペンタエリスリトール、グリセリン、トリメチロール
フロパン、トリメチロールエタン、1.3.6−ヘキサ
ンジオール等も使用可能である。
上記酸成分、多価アルコール成分の他に通常公知の方法
によってスルホン酸塩基を樹脂中に導入することもでき
る。かかる際に用いられる縮合成分としては5−ソジオ
スルホイソ7タル酸、5−カリウムスルホイソフタル酸
が代表的であるが、これらに限定されるものではな□い
上記酸成分並びにアルコール成分を縮合させて末端に水
酸基を有するポリエステルグリコールを製造するには特
別な操作は必要でなく、従来公知の任意の方法で良いが
、代表的な例を挙げると酸成分に対し1.0〜2.0倍
モルのアルコール成分を触媒とともに反応器に仕込み、
140〜280 ’Cに昇温しで脱水縮合を行う。溶媒
は特に必要でないが必要ならば酢酸メチル、ベンゼン、
アセトン、キシレン、トルエン等の不活性溶媒を使用し
ても良い。
上記のポリエステルグリコールは使用目的によって適宜
選択されるが水溶性とするためには、水酸基価が80に
Ql1mg/g以上、好ましくは95〜120 KOl
1mg/ g、固有粘度[η10.2〜0.7dl/g
(フェノール/テトラクロルエタン=1/1,25°C
にて測定)が適当である。
上記グリフール類にテトラカルボン酸二無水物をモノエ
ステル化反応させるに際しては前記したように、水酸基
と酸無水物基(オキサマロニル基)とが等モルとなるよ
うに配合した場合、目的とするポリエステル樹脂の分子
量を高くすることが出来るが、該モル比を等しくしない
ときは少ない方の官能基が消費された時点で鎖延長が停
止する。
テトラカルボン酸二無水物の例としては、1.2.4 
5−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物(無水ピロメリ
ット酸)、1.2.3.4−ブタンテトラカルボン酸二
無水物、1.2,3.4−ペンタンテトラカルボン酸二
無水物、3゜3’、4.4’−ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸二無水物、5−(2,S−ジオキソテトラヒド
ロフルフリル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1
,2−ジカルボン酸無水物、5−(2,5−ジオキソテ
トラヒドロフルフリル)=3−シクロヘキセン−1,2
−ジカルボン酸無水物、シクロペンタンテトラカルボン
酸二無水物、2.3.G。
7−す7タレンテトラカルボン酸二無水物、1.2.5
 。
6−す7タレンテトラカルボン酸二無水物、エチレング
リフールビス)リメリテートニ無水物、2.2’、3.
3’−ジフェニルテトラカルボン酸二無水物、チオ7エ
ンー2.3.4.5−テトラカルボン酸二無水物、エチ
レンテトラカルボン酸二無水物等が挙げられる。
モノエステル化反応に溶剤は必ずしも必要ではないが、
反応は150°C以下から開始することが好ましいので
そのような温度における反応物の粘度が高過ぎる場合に
は攪拌し易くするに必要な溶剤を使用すればよい。かか
る際に用いられろ溶剤としては、ベンゼン、トルエン、
キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジメチルホル
ム7ミド等が列挙できる。
モノエステル化反応は室温でも進行するが、100〜1
50℃では1〜4時間で進行し、多くの場合、5,00
0前後の分子量に達する。更に分子量を高くする場合は
徐々に昇温し1〜5時間をかけて180〜200℃に到
らしめることにより、1万〜10万の分子量に達する。
このとき、昇温速度が速過ぎると縮合によって水が発生
するとともに増粘しゲル化する場合があるが、具体的な
昇温プログラムは使用するグリコールの種類によって当
業者ならば容易に選定することが出来る。
かくして得られる本発明のカルボキシル基を有するポリ
エステル樹脂は、使用するグリコール類とテトラカルボ
ン酸二無水物の種類に応じてその酸価を種々に変えるこ
とが出来るので、アルカリ可溶性のポリエステル樹脂を
得ることら容易である。アルカリ可溶性とするときは分
子ff1800〜1,200、水酸基価95〜140 
KOll+wg/gのポリエステルグリフールと等モル
の、例えば無水ピロメリット酸をモノエステル化させる
ことにより、酸価80〜110 KO1l+mg/l?
のポリエステル樹脂が得られる。
この場合、分子量は反応温度の温度と時間によって変化
するが、酸価は一定である。
アルカリ可溶性のポリエステルl(脂は繊維用糊剤、塗
料、接着剤、成型物等多分野への応用が可能であり、ア
ンモニア水、水酸化ナトリウム水、炭酸ナトリウム水等
に溶解されて用いられるが、糊剤への用途が本発明の効
果を最1発揮できる。
糊液を調製するに際しては、通常アンモニア水等のアル
カリ水に溶解することが必要である。糊液の固形分濃度
は作業性等を考慮して5〜20重量%程度、又その粘度
は濃度10重量%において5〜20cps(20℃で測
定)程度の範囲になるようにするのが適当である。膣液
には任意の繊維用加工剤、柔軟剤、可塑剤、繊維助剤等
を併用して差支えない。
又、本発明の効果を失わない範囲で上記ポリエステル樹
脂と兵にアクリル系樹脂糊剤、澱粉系糊剤、従来公知の
ポリエステル系樹脂糊剤等を併用しても良い。
本発明の糊剤は糊付糸の種類、例えば疎水性の強弱の別
、合成ta継、天然繊維の別、フィラメント糸、紡績糸
の別を問わず広く一般にウォータージェット式製識磯を
用いるgllに時のiiIm用糊剤として極めて好適な
ものである。勿論、かかる方式以外の任意の方式での糊
付にも実用されうるちのである。
[実  例1 次に実施例を挙げて本発明の方法を更に具体的に説明す
る。
末端 酸基含有ポリエステルグリフールの製゛2[樹脂
11 テレフタル酸0.Sモル、イソフタルIo、sモル、エ
チレングリコール1.0モル、ジエチレングリコール(
)。
2モルを触媒の酢酸亜鉛()、1部と共に窒素導入管、
温度計、攪拌機、精留塔を付した反応器に仕込み190
〜220℃に昇温し、水を除去しながら13時間反応を
し、分子量800、水酸基価140 KOIImg/ 
gのポリエステルグリコールを得た。
口j1脂■】 テレフタルaO,Sモル、イソフタル酸0.5モル、エ
チレングリフール0,8モル、ネオペンチルグリコール
0、・1モルを用いた以外は上記と同一の反応を行な−
1、分子量1 + 500、水酸基価75にO11+a
g/Hのポリエステルグリコールを得た。
実施例1 上記と同一の反応器にキシレン100g、■11111
100g、′p#、水ピロメリットSL28g(ポリエ
ステル中の水酸基に対して1.0モルに相当)を仕込み
140℃で1時間反応を行った後、キシレンを留去しつ
つ2時間で180℃とし、更に同温度で1時間保温した
。その結果、平均分子量18,000.酸価110にO
Hmg/ gのカルボキシル基含有ポリエステル樹脂を
得た。
該樹脂について諸物性を測定した。結果を表に示す。
実施例2 上記と同一の反応器にキシレン100g、樹脂110o
g、5−(2,5−;、’オキソテトラヒドロフルフリ
ル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカ
ルボンal無水物30g(ポリエステル中の水酸基に対
して0.9モルに相当)を仕込み140°Cで5時間反
応を行−・、分子Bs、ooo、酸価98にOllag
/gのカルボキシル基含有ポリエステル樹脂を得た。
該樹脂について諸物性を測定した。結果を表に示す。
実施例3 上記と同様の反応器にトルエン5o08、樹脂[110
0Fl、1,2,3.4−ブタンテトラカルボン酸二無
水物14g(ポリエステル中の水酸基に対して1.5モ
ルに相当)を仕込み110℃で1時間反応を行った後、
トルエンを留去しつつ2時間で180°Cとし、更に同
温度で3時間保温した。分子量15,000.酸価75
に011mg/Hのカルボキシル基含有ポリエステル樹
脂を得た。
該O(脂について諸物性を測定した。結果を表に示す。
実施例4 上記と同一の反応器にジメチルホルムアミド100g、
樹脂11100g、無水ピロメリット酸13g(ポリエ
ステル中の水酸基に対して0.9モルに相当)を仕込み
145°Cで5時間反応を行ない、分子量6,000、
酸価67に011mg/gのカルボキシル基含有ポリエ
ステル樹脂を得た。
実施例5 上記と同様の反応器にネオペンチルグリコール28F1
.5−(2,S−ジオキソテトラヒドロフルフリル)−
3−メチル−3−シクロへえセン−1,2−ジカルボン
81%水物72g(グリコールに対して1.()モルに
相当)を仕込み148℃で2時間反応を行い、次いでト
ルエンを留去させつつ、165℃に昇温しで2時間保温
攪拌した。その結果、分子量8.1)00.酸価305
 KO1lIIl!l/ gのカルボキシル基含有ポリ
エステル樹脂を得た。
対照例として樹脂lに対してアクリル酸をグラフト重合
した場合の実験を行なった。その結果ら合せて表i二示
す。
尚、各物性の測定は次の通りである。
(1)アルカリ水溶解性 アルカリ可溶型ポリエステル樹脂の酸価と当量のアンモ
ニア水に濃度20%になる如く、溶解する主での時間を
測定。
(2)糊剤評価 く糊液調製ン ポリエステル樹脂中のカルボキシル基畠量に等しい量の
7ンモニ7を含む水に溶解して10%濃度の水溶液を調
製した。これをつオータージェットルーム用糊剤として
イ史用した。
く糊付条件〉 原 糸;ポリエステル糸(50d/24フイラメント)
糊付条1牛; イ サイザー ワーピング入うフシャーロ 糊付温度 
20℃ ハ糊付速度 100m/Uain 二乾燥速度 チャンバー 120 ’Cシリンダー 9
0°C く物性測定〉 付着率 糊付糸2〜3gを100倍量の0.5%炭酸ソーダ水溶
液に入れ90℃で3回糊抜きを行ない、水洗乾燥後に重
量を測定し、糊付糸と糊抜糸の重量差により求めた。
絞會)率 前記付着量(%)を糊付濃度(%)で除し、100倍し
て求めた。
抱合力試験 松井桔磯製TM式抱合力試験磯を用い、加重 11) 
(l g、角度145°(10mL11)で糸割れする
主での平均摩擦回数を測定した。
糊抜率 糊付糸2〜3gを100 (i量の水に入れ、80〜8
5℃で10秒及び20秒間糊抜を行い、水洗乾燥後に重
量測定し、糊付糸と糊抜糸の重量差より糊抜量を求め、
付着量に対する比率を示した。
[発明の効果1 本発明で得られろカルボキシル基含有ポリエステルO(
脂にはカルボキシル基が非局在化して導入されるので、
アルカリ水への溶解速度が著しく向上する。
(以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、グリコール又は末端が水酸基であるポリエステルグ
    リコールとテトラカルボン酸二無水物とを選択的なモノ
    エステル化反応によって鎖延長させることを特徴とする
    カルボキシル基を有するポリエステル樹脂の製法。 2、150℃以下の温度にてモノエステル化反応を開始
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製法
JP61083907A 1986-04-10 1986-04-10 カルボキシル基を有するポリエステル樹脂の製法 Expired - Fee Related JPH062811B2 (ja)

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JPH062811B2 (ja) 1994-01-12

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