JPS62237120A - 油圧クラッチ - Google Patents

油圧クラッチ

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JPS62237120A
JPS62237120A JP61078845A JP7884586A JPS62237120A JP S62237120 A JPS62237120 A JP S62237120A JP 61078845 A JP61078845 A JP 61078845A JP 7884586 A JP7884586 A JP 7884586A JP S62237120 A JPS62237120 A JP S62237120A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は油圧クラッチに関し、特にクラッチの摩耗に拘
わらず保合時の応答性を改善して保合制御を容易にする
技術に関するものである。
従来技術 駆動側回転体および従動側回転体を互いに摩擦係合させ
るために移動させられる移動部材と、この移動部材を直
接的に駆動するためにシリンダボア内に摺動可能に嵌合
されたピストンとを備え、そのシリンダボア内の圧力室
に油圧を作用させて前記ピストンに移動部材を駆動させ
ることにより前記駆動側回転体および従動側回転体を互
いに係合させる形式の油圧クラッチが知られている。例
えば、実開昭60−79024号公報に記載された油圧
クラッチがそれである。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、斯る従来の油圧クラッチにおいては、摩
擦部材の摩耗にしたがってクラッチの保合開始点が移動
することが避けられないため、クラッチを係合させるま
でに必要な作動油量が徐々に増大して応答性が低下する
。このため、車両の発進時や変速機のシフト時において
クラッチを円滑に係合制御することが困難であった。
これに対し、特開昭60−11722号公報に記載され
ているように、摩擦部材の摩耗にしたがって変化するク
ラッチの保合開始点を学習により求め、この学習値に基
づいてクラッチを保合制御Bすることが考えられるが、
制御装置が複雑となる欠点がある。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、駆動側回転体および従動側回
転体を互いに摩擦係合させるために移動させられる移動
部材と、その移動部材を直接的に駆動するためにシリン
ダボア内に摺動可能に嵌合されたピストンとを備え、該
シリンダボア内の圧力室に油圧を作用させて前記ピスト
ンに移動部材を駆動させることにより前記駆動側回転体
および従動側回転体を互いに係合させる形式の油圧クラ
ッチであって、(1)前記ピストンに形成され、前記圧
力室とドレンへ連通ずる排出油路とを接続する制御油路
と、(2)この制御油路に設けられ、常時該制御油路を
閉じるが、前記ピストンが前記移動部材に対して予め定
められた一定の位置まで接近させられたとき、そのピス
トンと移動部材との相対位置に関連して制御油路を開く
開閉弁と、(3)前記排出油路に設けられ、電気信号に
従ってこの排出油路を開閉制御する制御弁とを、含むこ
とにある。
作用 このようにすれば、ピストンが前記移動部材に対して予
め定められた一定の位置まで接近させられると、そのピ
ストンと移動部材との相対位置に関連して開閉弁により
制御油路が開かれるので、圧力室に作用させられた油圧
が制御油路および排出油路を通してドレンへ排圧されて
ピストンの移動が停止させられる。これにより、摩擦部
材の摩耗に拘わらずピストンが保合開始点に位置決めさ
れる。この状態において、制御弁により排出油路が閉じ
られると、圧力室内の油圧が上昇するので、ピストンが
移動部材を直接的に駆動してクラッチを保合状態とする
発明の効果 このように、クラッチを保合状態とするときは、摩擦部
材の摩耗に拘わらず保合開始点に常時位置決めされたピ
ストンに油圧を作用させることにより移動させるので、
応答性が一定となって好適な保合制御が得られる。この
ため、車両の発進時や変速機のシフト時においてクラッ
チを8円滑に係合させ得、車両のギクシャクした発進が
解消されるとともに、的確なシフト感覚が得られるので
ある。
しかも、複雑な学習制御を要しないので、制御装置が節
単且つ安価となるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図において、車両のエンジン10の動力はクラッチ
装置12、図示しない有段変速機および差動歯車装置な
どを経て駆動輪へ伝達されるようになっている。上記有
段変速機は、たとえば特願昭60−254353号に記
載のものと同様である。
クラッチ装置12は、エンジン10のクランク軸である
入力軸16と有段変速機入力軸に連結される出力軸18
とを備えており、その入力軸16と出力軸18との間に
、エンジン10から有段変速機に向かう方向にのみ動力
を伝達する一方向クラッチ20を有する動力伝達用の第
1クラツチ22と、入力軸16と出力軸18との間を直
接的に連結するエンジンブレーキ用の第2クラツチ24
とを並列的に備えている。この第1クラツチ22が本実
施例の油圧クラッチに相当する。
入力軸16には第1クラツチ22、第2クラツチ24、
および出力軸18の軸端を収容するクラッチケース26
が固定されている。このクラッチケース26は、互いに
一体的に結合された構成部材26a、26b、26c、
26d、26e、26fから成り、本実施例では後述の
摩擦プレート40、押圧プレート42、ピストン46.
50などと共に駆動側回転体を構成している。出力軸1
8とクラッチケース26とは相対回転可能に設けられて
おり、その出力軸18には第2ダンパ28を介して第2
0−タ30を支持する第2ハブ32がスプライン嵌合さ
れている。また、第2ハブ32の外周面には一方向クラ
ッチ20を介して第1ハブ34が相対回転可能に設けら
れており、この第1ハブ34により第10−タ38が第
1ダンパ36を介して支持されている。前記クラッチケ
ース26内には、第10−タ38および第20−タ30
の間に位置する環状の摩擦プレート40が固設されると
ともに、その摩擦プレート40との間で第10−タ38
を挟圧するための押圧プレート42が軸方向に移動可能
に設けられている。上記第10−タ38および第20−
タ30は本実施例では従動側回転体として機能するもの
であり、摩擦材を備えている。また、押圧プレート42
は本実施例では駆動側回転体および従動側回転体を互い
に摩擦係合させるために移動させられる移動部材として
機能する。
クラッチケース26内の出力軸18側部分の内周面には
シリンダボア45が形成されており、そのシリンダボア
45には、後述の第1制御弁78から油路44を通して
供給される作動油圧が作用させられることにより軸方向
へ移動する環状の第1ピストン46が摺動可能に嵌合さ
れ、上記押圧プレート42はこの第1ピストン46によ
って直接的に駆動されるようになっている。同様に、ク
ラッチケース26内のエンジン10側部分に形成された
シリンダボア47には、他の油路48を通して供給され
る作動油圧が作用させられることにより軸方向へ移動す
る環状の第2ピストン50が摺動可能に嵌合されており
、この第2ピストン50と摩擦プレート40との間で前
記第20−タ30が挟圧されるようになっている。なお
、52はベアリング、53はオイルシール、54は第1
ピストン46を付勢する第1リターンスプリング、55
は第2ピストン50を付勢する第2リターンスプリング
である。
第1ピストン46には、前記シリンダボア45内に形成
された圧力室56とドレン58へ連通ずる排出油路60
とを接続する制御油路62が形成されている。また、こ
の制御油路62には、常時制御油路62を閉じるが、第
1ピストン46が押圧プレート42に対して予め定めら
れた一定の位置へ接近させられたとき、この第1ピスト
ン46と押圧プレート42との相対位置に関連して制御
油路62を開く開閉弁64が設けられている。すなわち
、第1ピストン46の受圧面、換言すれば圧力室56に
対向する面には、比較的浅い円穴〇6が形成されており
、この円穴66の底面には制御油路62が開口させられ
るとともに、第1ピストン46を貫通する貫通穴68が
開口させられている。この貫通穴68には、弁子70の
軸部72が軸方向の移動可能かつ液密に嵌合されている
弁子70は円穴66内に遊嵌する円板状のフランジ部7
4を備えており、このフランジ部74が制御油路62の
開口を塞いだ状態では軸部72が第1ピストン46の入
力軸16側端部よりも僅かな寸法C1たとえば0.5m
m程度突き出すように形成されている。このため、第1
ピストン46が押圧プレート42に対して接近させられ
ると、押圧プレート42に接触する軸部72を介して弁
子70が板ばね76の付勢力に抗して押し戻されるので
、フランジ部74が制御油路62の開口を0.5鰭程度
開く。したがって、本実施例では、上記弁子70とこれ
が嵌め入れられた円穴〇6および貫通穴68が開閉弁6
4を構成し、円穴66の底面が弁座を、弁子70の軸部
72が作用突起を構成する。
なお、前記クラッチケース26には、図示しない流入ポ
ートを介して潤滑油が供給されるとともに、ドレンに連
通ずる流出ポートからクラッチケース26内の潤滑油が
流出させられるようになっており、クラッチケース26
内は比較的低圧に維持されている。
第1制御弁78は、3位置電磁切換弁であって、コント
ローラ80からの電気信号にしたがって油圧ポンプ82
からの作動油を前記油路44へ供給する供給位置と、油
路44内の作動油をドレン58へ排出する排出位置と、
油路44を遮断する中立位置とへ択一的に位置させられ
る。油路44内の圧力は圧力センサ86によって検出さ
れるようになっており、検出された圧力を表す信号はコ
ントローラ80へ供給される。第2制御弁84は、2位
置電磁切替弁であって、コントローラ80からの電気信
号にしたがって排出油路60を閉じる遮断位置と、排出
油路60をドレン58へ連通させる排出位置とへ択一的
に位置させられる。
コントローラ80は、所謂マイクロコンピュータであっ
て、予め求められた関係から図示しないシフトレバ−の
操作位置、有段変速機の実際のギヤ段、スロットル弁開
度、車速などに基づいて図示しないシフトアクチュエー
タにより有段変速機のギヤ段のシフトを実行させるとと
もに、このシフトと関連して、或いは車両の発進状態に
関連して第1クラツチ22を係合制御する。また、予め
求められた関係から車速、スロットル弁開度、有段変速
機の実際のギヤ段などに基づいてエンジンブレーキを作
用させるための第2クラツチ24を保合制御する。
以下、第1クラツチ22の係合作動を説明する。
先ず、第1クラツチ22をトルク伝達状態(保合状態)
に維持させる場合には、コントローラ80により第1制
御弁78が供給位置に位置決めされ且つ第2制御弁84
が遮断位置に位置決めされる。これにより、第1ピスト
ン46が人力軸16側へ駆動されて押圧プレート42と
摩擦プレート40との間に第10−タ38が挟圧される
。これによりエンジン10の動力が、入力軸16、クラ
ッチケース26、摩擦プレート40および押圧プレート
42、第10−タ38、第1ダンパ36、第1ハブ34
、一方向クラッチ20、および第2ハブ32を介して出
力軸18へ伝達される。この状態では、圧力センサ86
によって圧力室56内の油圧が検出され、その油圧が予
め定められた一定の圧力を上回るとコントローラ80に
より第1制御弁78が中立位置に戻される。しかし、下
回ると圧力室56内の油圧が上記一定の圧力を上回るま
で第1制御井78が供給位置に位置させられる。
第1クラツチ22の係合を解く場合には、通常は、コン
トローラ80により第2制御弁84が遮断位置に維持さ
れたまま第1制御井78が排出位置に位置決めされる。
これにより、圧力室56内の作動油が油路44および第
1制御井78を通してドレン58へ排出されるので、・
第1ピストン56が第1リターンスプリング54によっ
て戻され、動力伝達が遮断される。なお、第1クラツチ
22の解放を急速に実行する必要があるときは、第2制
御弁84も同時に排出位置に位置させられる。
また、第1クラツチ22の解放を緩慢に実行する必要が
あるときは、第1制御井78を供給位置に位置させたま
ま第2制御弁84のみが排出位置に位置させられる。
そして、以上のように第1クラツチ22が解放させられ
た後には、その係合に先立ってコントローラ80により
第1制御井78が供給位置に、また第2制御弁84が排
出位置に維持される。これにより、第1ピストン46が
第10−タ38などの摩耗に拘わらず好適な保合開始点
に待機させられる。すなわち、この状態における第1ピ
ストン46には第1制御井78を介して圧力室56内に
供給された作動油圧が作用させられているので、前記開
閉弁64の解放によって前進力がなくなるまで、換言す
れば圧力室56内の圧力に基づく推力が第1リターンス
プリング54および板ばね76の付勢力と略平衡するま
で押圧プレート42に接近させられる。この位置では、
第2図に示すように、弁子70の軸部72が押圧プレー
ト42により押し戻されてフランジ部74により制御油
路62が開かれるので、圧力室56内の作動油が制御油
路62、排出油路60、第2制御弁84を通してドレン
58へ逃がされて第1ピストン46の前進が停止させら
れるのである。この保合開始点に位置する状態では、押
圧プレート42は板ばね76の比較的小さい付勢力を受
けて第10−タ38と略接触する位置まで移動させられ
るので、第1ピストン46が更に前進させられると直ち
に第1クラツチ22が係合させられ得る。
このように、第1ピストン46が摩擦部材、すなわち第
10−タ38などの摩耗状態に拘わらず、直ちに係合を
開始できる保合開始点に常時位置させられる結果、前記
のように、コントローラ80により第1制御弁78が供
給位置に位置決めされ且つ第2制御弁84が遮断位置に
位置決めされると、圧力室56内の油圧上昇とともに第
1ピストン46が前進するので、速やかに第10−タ3
8と押圧プレート42および摩擦プレート40とが摩擦
係合を開始して動力伝達が開始される。
したがって、本実施例によれば、第10−タ38などの
摩耗状態に拘わらず、第1クラツチ22の応答時間が短
く且つ一定となり、第1クラツチ22の係合制御特性の
ばらつきが解消されるので、車両の発進時や変速機のシ
フト時においてクラッチを円滑に係合させ得、車両のギ
クシャクした発進が解消されるとともに、的確なシフト
感覚が得られるのである。しかも、複雑な学習制御を要
しないので、制御装置が簡単且つ安価となるのである。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例においては、第1クラツチ22
に本発明が適用されていたが、第2クラツチ24にも或
いは第2クラツチ24のみに適用されても差支えないし
、油圧式単板クラッチにも適用され得ることは言うまで
もない。
また、前述の実施例では、開閉弁64が設けられた第1
ピストン46が駆動側回転体に設けられているが、従動
側回転体に設けられても良い。た止えば、第1図のクラ
ッチ装置12を動力伝達方向が逆の場合に適用しても差
支えないのである。
また、前述の実施例では、弁子70の軸部72はフラン
ジ部74と一体に設けられているが、軸部72はフラン
ジ部74と別体であっても良く、また押圧プレート42
側に固定されてもよい。この場合には、板ばね76が不
要となるが、必要に応じてフランジ部74とクラッチケ
ース26との間に圧縮スプリングが介挿される。
また、前述の実施例では、油圧が作用させられるピスト
ンがクラッチの回転軸心と同心に設けられている形式の
クラッチについて説明されているが、たとえば特開昭6
0−11722号公報の第2図に記載されているように
、クラッチとこれを作動させる油圧シリンダが平行に配
設されている形式の油圧クラッチにも適用され得る。こ
の場合には、油圧シリンダのピストンを、クラッチと作
動的に連結された押圧部材(移動部材)と、油圧が作用
させられることによりこの押圧部材を直接的に駆動する
ピストン部材とに分割し、このピストン部材に、制御油
路と、この制御油路を常時閉じるが、ピストン部材が前
記押圧部材に対して予め定められた一定の位置まで接近
させられたとき、ピストンと押圧部材との相対位置に関
連して制′41■油路を開く開閉弁とを、設けるように
してもよい。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり
、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加え
られ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のクラッチ装置を示す断面図
である。第2図は第1図のクラッチ装置の第1ピストン
が保合開始点に到達した状態を説明する図である。 22:第1クラツチ(油圧クラッチ) 42:押圧プレート(移動部材) 45ニジリンダボア 46:第1ピストン(ピストン) 56:圧力室     58:ドレン 60:排出油路    62:制御油路64:開閉弁 84:第2制御弁(制御弁) 出願人  トヨタ自動車株式会社 手続補正書く自発〉 昭和 6斤 5月29日 厘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動側回転体および従動側回転体を互いに摩擦係合させ
    るために移動させられる移動部材と、該移動部材を直接
    的に駆動するためにシリンダボア内に摺動可能に嵌合さ
    れたピストンとを備え、該シリンダボア内の圧力室に油
    圧を作用させて前記ピストンに移動部材を駆動させるこ
    とにより前記駆動側回転体および従動側回転体を互いに
    係合させる形式の油圧クラッチであって、 前記ピストンに形成され、前記圧力室とドレンへ連通す
    る排出油路とを接続する制御油路と、該制御油路に設け
    られ、常時該制御油路を閉じるが、前記ピストンが前記
    移動部材に対して予め定められた一定の位置まで接近さ
    せられたとき、該ピストンと該移動部材との相対位置に
    関連して該制御油路を開く開閉弁と、 前記排出油路に設けられ、電気信号に従って該排出油路
    を開閉制御する制御弁と、 を含むことを特徴とする油圧クラッチ。
JP61078845A 1986-04-04 1986-04-04 油圧クラッチ Granted JPS62237120A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61078845A JPS62237120A (ja) 1986-04-04 1986-04-04 油圧クラッチ
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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61078845A JPS62237120A (ja) 1986-04-04 1986-04-04 油圧クラッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62237120A true JPS62237120A (ja) 1987-10-17
JPH0450456B2 JPH0450456B2 (ja) 1992-08-14

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ID=13673161

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61078845A Granted JPS62237120A (ja) 1986-04-04 1986-04-04 油圧クラッチ

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US (1) US4798272A (ja)
EP (1) EP0240361B1 (ja)
JP (1) JPS62237120A (ja)
DE (1) DE3763228D1 (ja)

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