JPS62235087A

JPS62235087A - 電子メモリ−媒体用コンテナ−

Info

Publication number: JPS62235087A
Application number: JP62080883A
Authority: JP
Inventors: ロバート　エー．エグリ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-03-31
Filing date: 1987-03-31
Publication date: 1987-10-15
Also published as: US4759443A; CA1284968C

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は電子メモリー媒体の保持用コンテナー、特にフ
ロッピーディスクの如き電子メモリー媒体の保持のだめ
のコンテナーに関する。電子メモリー媒体は損傷、塵埃
の堆積を防止するためのコンテナーの中に保存され、デ
ィスクドライブに抑大される前にユーザーが自由に保管
されたものを個々に調べることを可能にする必要がある
。

従来の技術及びその問題点電子メモリー媒体ディスク保管用の公知の技術は各種の
タイプのコンテナーに見られる。これらの中の幾つかは
本発明者が過去において発明したものであり、米国特許
第２５１２７３号（意匠）、４２２５０３８号、４２８
９２３５号、４３６９８７９号、４４４９６２８号及び
２８０２６２号（意匠）に開示されている。上記の米国
特許及び公知の技術は一般に電子メモリー媒体の接近可
能な保管器具に関するものである。しかし多くの公知の
電子メモリー媒体保管ケースは個々の媒体を一々取出す
ことを必要とすることな（個々の媒体を容易な方法で調
べ得ることを考慮していない。

例えば公知の技術では電子メモリー媒体は一つ宛取出し
て見ることにより特定のディスクをディスクのコレクシ
ョンの中から探し出すことを必要とするのであるが、こ
れは時間を要する上に極めて面倒である。

他の電子メモリー媒体ディスクへの接近手段はコンテナ
ーを開きかつラックの中又はリブの上に保持されたディ
スクを探し出すことにある。これは当時公知の技術に比
較してかなり改善された方法であり電子メモリー媒体に
接近するための他の手段に比較してもなお遥かに優れて
いた。

本発明は磁気ディスクの保管の特定の分野における改善
を更に進めようとするものである。

発明の概要本発明は電子メモリー媒体を全閉状態で取囲む射出成型
コンテナーを提供する。射出成型コンテナーはその中に
入れられた電子メモリー媒体を見ることのできるように
その下部に截頭状に形成されている。截頭形態を利用す
ることにより媒体を調べることができるので電子メモリ
ー媒体への接近及びそれを調べる手段は大巾に改善され
る。

上記に加え本発明はヒンジ付きの上側部分を備えている
。ヒンジ付きの上側部分は頂部上のくぼみの中に受入れ
るピントルをいずれの側にも設けることによりヒンジ結
合されている。これによりコンテナーの頂部部分の開閉
を容易にするための頂部部分の簡単なヒンジ機構が得ら
れる。

上記の特徴の外にコンテナーの下部と上部との間の境界
面に沿ったヒンジポイントはコンテナーの下部の上端に
設けられた角度付き折れ込み部まで上部が下部に対して
開閉運動をすることを可能にする。

本発明においては更に、コンテナーの下部の壁体は媒体
を調べることを可能にするために外方に撓むことができ
る。このために正面壁はコンテナーの下部の側壁から引
離すことのできる構造を持つ。正面壁はコンテナーの下
部の側壁の内側に案内される形で挿入されることにより
保持されるための案内用スプラインを持つ。コンテナー
は製作される際３つの部分に射出成型される。コンテナ
ーの下部のベースはベース上の電子メモリー媒体の取扱
いを容易にするために底面にリブを備えて成型される。

またいずれの側の桟もリブと共に作用することによりコ
ンテナーの下部のベース上の媒体の支持を可能にする。

正面壁もまたリブを備え、これはコンテナーの下部ベー
ス上のリブと対応する形でスライドする。

さらに正面壁はＬ字型のセクションを持ち、これは把持
用桟の下に挿入されることにより確実に保持される。

射出成型部品の製作時に桟とコンテナーのベースとの間
の内側寸法は高温中はゆとりのある値を持つ。これによ
ってＬ字型の延長部分は容易に桟の下に挿入されること
ができる。冷却機とコンテナーの底との間の内側寸法が
収縮した後には正面壁は桟の下のＬ字型の部分が摩擦力
の働（形で桟“により堅く把持される。

上記の形態は組立てを簡単かつ容易にし、同時にその構
造の保持を保障するために全コンテナーのスプライン継
手及びピントルによるヒンジ結合を可能にする。その結
果本発明は電子メモリー媒体の保管のための形態のみな
らずまたその一般的な製造上の特徴をも含み、多くの点
で公知の技術を遥かに上回るものである。

本明細書における電子メモリー媒体とはあらゆる電子的
メモリ一手段を意味する。この中にはレーザー及び光学
的な手段及びディスクを含む。従って公知のフロッピー
ディスク並びに硬質ケース又はシェルに入れた３−１／
２インチディスクもまたこの電子メモリー媒体の中に含
まれる。

本発明は接近と同時にその中の電子メモリー媒体を個々
に調べることを可能にする引離し可能な正面壁を持つ截
頭状に分割された下部と上部を持つコンテナーを対象と
する。

更に詳しくは本発明は上下両部からなり閉じた状態では
矩形をなすコンテナーを対象とする。

上部はピントルヒンジ結合によって下部とヒンジを介し
て接合される。ピントルヒンジ結合はコンテナーの下部
又は上部のいずれかの側壁から延び、それぞれのくぼみ
又は開口の中に収まる２本のビンを使用するものである
。

下部はその背面頂部に角度付きの折れ込み部を持ち、従
って上部が後方にヒンジ運動する待受け止められること
ができる。

矩形コンテナーはその上部及び下部を截頭されているた
めに電子メモリー媒体は正面から背面に向ってコンテナ
ーの中で電子メモリー媒体を指で撓めて調べることがで
きる。この動作の容易性は、正面壁を側壁から切離すこ
とにより更に有利に改善される。更に厳密には正面壁は
コンテナーの下部の側壁の正面端に可撓的に取付けられ
ていてコンテナーの中の電子メモリー媒体を調べるため
に外方に撓むことができる。外方への撓みは媒体を調べ
ることを可能にすると同時にその後に弾性を利用して押
し戻すことにより媒体を再び元通りに保管することを可
能にする。

正面壁は基部にＬ字型部分を持つ。基部でのＬ字型部分
はコンテナーの低部の桟の下に嵌込まれている。Ｌ字型
部分は摩擦力を利用して取付けられ、この際の把持力は
射出成型後のコンテナーの冷却後に桟の内側寸法がコン
テナーの正面壁のＬ字型部分をその中に抱いて収縮する
ために強まる。

コンテナーの正面壁は更に案内用のスプラインを備え、
これがコンテナーの下部の側壁の中に嵌入する。更に電
子メモリー媒体はコンテナーのベースの中のリブ並びに
Ｌ字型部分が嵌入している桟の上面により支持される。

コンテナー全体は正面壁の中の開口の中にアセンブリー
全体をロックするために嵌込まれる突起又はトングによ
って閉じられかつロックされる。

本発明は開かれることにより截頭的な視野を可能にする
コンテナーの中で電子メモリー媒体を個々に調べること
により電子メモリー媒体への接近を容易にすること、及
び公知の技術に比較して独特かつ特に優れた方法で作ら
れる引離し可能な正面壁を持つことの故に公知の技術を
遥かに凌ぐものである。

実施例以下、本発明の実施例を添付図面と共に説明する。

図１によればコンテナー（１０）は上部（１２）及び下
部（１４）を持っている。上部（１２）及び下部（１４
）は後述のヒンジポイントにおいて互いに結合されてい
る。閉じられた位置においては上部（１２）と下部（１
４）は陰影によって見ることのできる如く幾らか角を丸
められた矩形のコンテナーを構成する。

コンテナーは分割線（１６）に沿って２つの部分に分割
されている。分割線は截頭型の境界をなし、下部は背面
の高い位置から正面の低い位置に向い傾斜を持つのに対
し、上部（１２）は背面から正面に向って下降する如く
傾斜し従って小さい部分から大きい部分に移行する。

コンテナーの下部は２つの側壁（２２）及び（２４）を
持つ。側壁（２２）及び（２４）は背壁（２６）により
互いに結合されている。背壁（２６）は同様に側壁（２
２）及び（２４）を結合するベース（２８）において終
わっている。ベース（２８）は３本のリブ（３０）、（
３２）及び（３４）を持つ。これらのリブ（３０）、（
３２）及び（３４）は後述の桟と共に電子メモリー媒体
をその上に支持し得る形態を持つ。

上部（１２）は一方の側壁（４０）と他方の側壁（４２
）を備えている。側壁（４０）及び（４２）は小さい背
壁（４６）と大きい正面壁（４８）で終わっている。背
壁（４６）と正面壁（４８）は頂部（５０）と一体的に
形成される。側壁（４０）及び（４２）は背壁（４６）
から正面壁（４８）の方向に下向きのスロープで小壁部
から大壁部に移行することにより上部（１２）に截頭状
傾斜を作り出す。

コンテナーの下部（１４）は側壁（２２）及び（２４）
を持つ。これらは背壁（２６）の部分から正面部分に迄
角度を以て切断され、正面部分はコンテナーの中に入れ
られた媒体に接近することを容易にするために後述の如
く前に撓むことができる。

図２及び図３は正面壁（６０）を示す。正面壁（６０）
は延長部（６４）と共にＬ字型に形成された正面部分（
６２）を持つ。Ｌ字型部分（６４）はその前縁（６６）
においてテーパーを持ち、従ってそれが挿入される箇所
では中間部分及び立上がった正面部分（６２）と連結す
る端末部分よりも薄くなっている。このＬ字型の形態は
壁（６ｏ）を以下に記載の方法で挿入されかつ挿入位置
に保持される。

正面壁メンバー（６０）は１対の角度付きスプライン（
６８）及び（７０）を持つ。角度付きスプライン（６８
）及び（７０）は壁（２２）及び（２４）の縁部内側領
域への案内片の役割を果たす。これらのスプラインは部
分（７２）において広（、部分（７４）において狭い。

これによりスプライン（６８）及び（７ｏ）が内壁（２
２）及び（２４）の中に案内されることが容易になる。

正面壁部分は角度付きセクション（８ｏ）を備え、これ
は傾斜壁部分（８２）において後退することにより陥入
口（８４）を持つ。陥入口（８４）はコンテナーの上部
（１２）のトング（８６）を受入れることにより、コン
テナー上部と確実に結合する。この状態は図２及び図３
に示されている。

壁（６０）のＬ字型部分は３つのりブメンバー（９０）
、（９２）及び（９４）を持ち、これはベース又は底部
（２８）のリブ（３０）、（３２）及び（３４）にそれ
ぞれ対応するものである。

側壁（２２）及び（２４）の端縁又は正面部分を詳細に
見た場合にスプライン（９６）及び（９８）の設けられ
ていることが判る。スプライン（９６）及び（９８）は
正面壁（６０）の中の後述のスロットに嵌合する。

正面（６０）は溝又はスロット（１００）を持つ。溝（
１００）はその中にスプライン（９６）及び（９８）を
受入れ、その際角度付きスプラインはある程度案内の役
割を果す。角度付きスプライン（６８）及び（７０）は
壁（２２）及び（２４）の間隔を維持し、壁（２２）及
び（２４）のスプライン（９６）及び（９８）又は端縁
と接し合う形で正面壁（６０）の中の溝（１００）と相
俟って案内と着座の機能を果す。

正面壁（６０）の上記の形態は多数の電子メモリー媒体
メンバーがそれらの弾性を利用して指で撓ませて調べる
時に前方に傾くことを可能にする。

コンテナー（１４）の下部下側のＬ字型部分の片持ち梁
機能又は把持力に基づいて媒体の露出度が高められる。

このようにして壁（６２）を含む正面壁部分（６０）は
片持ち梁型であるために前方に曲げることができ、壁（
６４）のＬ字型部分を立上がり部分（６２）に結合する
コーナー部分（１１０）において弾性的に曲げることが
できる。

壁部分（６０）をコンテナー（１４）の下部に桟（１１
４）を用いて着座せしめるために、Ｌ字型部分（６４）
は、溝又は段部（１１２）に抑大される。溝（１１２）
はその上にかぶさる桟（１１４）により形成される。Ｌ
字型部分（６４）の先端部分（６６）が段部又はチャネ
ル（１１２）の中に挿入されると、桟（１１４）による
緊密な摩擦結合によりその中に着座する。相手方の桟（
１１８）及び段部又はチャネル（１２０）もまたコンテ
ナー下部（１４）の対立側に示されている。

更に図４及び図５に示すように桟（１１４）はその中に
挿入されたトング（６４）を保持している。チャネル（
１１２）の上下方向の内側寸法にはスペースがある。こ
れは射出成型工程がコンテナーを高温にする結果、間隔
（１１２）が拡がるためである。間隔（１１２）の内部
にＬ字型部分６４）が着座し、次に冷却が行われること
により間隔（１１２）が収縮してＬ字型部分（６４）の
摩擦力による堅い結合が生じる。この堅い結合は、ユー
ザー又はメーカーの希望により、最初に冷却され、次に
トング又はＬ字型部分（６４）が打込まれることにより
その中に着座せしめられるか、又は冷却前に打込みでな
く容易に挿入されることにより得られる。

図６ではＬ字型部分又はトング（６４）が挿入され、前
端テーパ一部分（６６）がその中に延びる形で桟（１１
４）の下に位置する。この構造は、桟（１１４）が正面
壁部分（６０）と共に射出成型される製造法を可能にす
る。その後に正面壁部分は十分にスペースを持つ間隔（
１１２）の中に挿入することができる。冷却後トング又
はＬ字型部分（６４）は充分な摩擦作用の働く形で把持
され、コンテナーの中の電子メモリー媒体を露出するた
めにコーナー（１１０）において正面壁（６２）が片持
ち的に後方に曲げられることを可能にする。

別の重要な特徴は側方スプライン（６８）及び（７０）
が側壁（２２）及び（２４）を内側へ案内する機能であ
る。それと同時に側壁（２２）及び（２４）は、それら
のスプライン（９６）及び（９８）を角度付きスプライ
ン（６８）及び（７０）の各サイドで溝（１００）の中
に嵌込まれることにより保持される。この構造により、
蓋部分（１２）が下向きに押されタブ又はトング（８６
）が溝（８４）に嵌入することによりロックされるとコ
ンテナーは完全に閉じられることができる。

図７においては開かれた状態のコンテナーの見取り図が
示され、コンテナー（１２）の上部は跳ね上げて開かれ
正面壁（６２）が前に曲げられることによりその中の電
子メモリー媒体（１３０）が露出している。図７に見ら
れる如きこの外側に曲げられる正面壁形態は図示される
如く全ての電子メモリー媒体を個々に調べることを可能
にする点で大幅な改善といえる。更に電子メモリー媒体
（１３０）は固い拘束に抗して取出す必要がなく、しか
も見易いようにゆとりのある状態に並べられている。

コンテナーの上部（１２）の開き角を増大するために背
壁（２６）は内側への折れ込み部分（ストッパー＞　　
（１５０）を持ち、これは上部が後に倒された時のスト
ッパーとして作用する。このストッパー（１５０）は図
２に見られる如く上部が開かれかつ背部（４６）がスト
ッパー（１５０）に当り、これを乗り越えて後方へ全開
されるのが阻止される。このようにストッパー（１５０
）は開き角を拡大するのみならず又コンテナーの上部の
背面、即ち壁面（４６）が凭れるストッパーをも提供す
る。

」二記の特徴の外に上部（１２）は下部（１４）に対し
て壁（２２）及び（２４）のいずれの側においてピント
ル（ｐｉｎｔａｌ−ｐｉｎｔｌｅ　）によってヒンジ結
合される。ピントル（１５４）は壁の部分（２４）を示
す図６Ａに見ることができる。

上部をピントル（１５４）にヒンジ結合するために、上
部は図６Ｂに示す領域において、その壁面（４０）にく
ぼみ又は陥凹（１５６）を持つ。

くぼみ又は陥凹（１５６）は図３に見ることのできる下
向きの突起（１５８）の中に設けられている。実際には
１対のピントル又はピンが窪みのある突起（１５８）を
支持するために側壁（２２）及び（２４）の中に成型時
にインサートして鋳込まれ、下向き゛の突起部分（１５
８）の中のくぼみ又は開口（１５６）の中にヒンジ動作
のために入れられる。上記の如くヒンジ点は上部（１２
）の両側に設けられることによりコンテナー（１４）の
下部に対して開は閉めすることを可能にする。

この様に上部（１２）の全体は下部（１４）に対して有
効な方法でヒンジ結合され、上部（１２）を下部（１４
）に対して保持することを可能にする。

上記に代る実施例としてピントル（１５４）はくぼみ（
１５６）の中の代りに上部の成型時にインサートとして
鋳込まれることができる。かかる場合の（ぼみはピント
ル（１５４）を受入れるために側壁（２２）及び（２４
）の中に鋳込まれる。

父上記の２つの実施例のいずれにおいてもくぼみは壁（
２２）及び（２４）又は壁（４０）及び（４２）を完全
に通過する貫通穴とすることができる。

上記の外に壁（４０）及び（４２）の両側のくぼみ（１
５６）の中にピントル又はピン（１５４）が突き出る構
造又はこれに代る逆の構造は、壁（４０）及び（４２）
が壁（２２）及び（２４）の間に入れられる時に壁（２
２）及び（２４）を僅かに拡げることによりスナップ作
用に基づく係合をし、それぞれのくぼみ又は穴の中に突
き出すピン又はピントル（１５４）により上部が支持さ
れ任意の位置に保持されることを可能にする。

上記の発明はコンテナーの中の電子メモリー媒体を露出
せしめるために容易に結合を解いて外方に引出すことの
できる正面壁（６０）を備えることにより媒体への接近
を可能にする点で公知の技術を遥かに凌ぐものである。

本明細書における電子メモリー媒体とはあらゆる電子メ
モリ一手段を指す。これらの中にはレーザー及び光学記
録手段及びディスクを含む。それは又オーディオディス
ク及びディジタル記録手段をも包含する。このように公
知のフロッピーディスク並びに硬質ケース又はシェルの
中の３−１／２インチディスクも又、この電子メモリー
媒体に含まれる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の１実施例コンテナを示すもので、第１図は
閉じた状態を示す斜視図、第２図は上部を開き正面壁を
取外した状態を示す斜視図、第３図は縦断側面図、第４
図は射出成形直後に正面壁のＬ字型部分が溝に挿入され
た状態の要部を示す縦断側面図、第５図は第４図の状態
から冷却が行われた後の状態を示す縦断側面図、第６図
は第５図の６−６線に沿う断面図、第６Ａ図はコンテナ
ーの上部におけるヒンジ結合部を示す側面図、第６Ｂ図
はコンテナの下部におけるヒンジ結合部を示す側面図、
第７図は電子メモリー媒体を収容したコンテナーの上部
を開き正面壁を撓ませた状態を示す斜視図である。（１０）・・・コンテナー（１２）・・・上部（１４）・・・下部（２２）、（２４）・・・側壁（２６）・・・背壁（２８）・・・ベース（３０）、　（３２）、　（３４）・・・リブ（４０）
、（４２）・・・側壁（４６）・・・背壁（４８）・・・正面壁（５０）・・・頂部（６０）・・・正面壁（６４）・・・Ｌ字型部分（６８）、（７０）・・・角度付きスプライン（以　上
）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）周囲の壁及びベースを持つ下部；該下部の中に保管された電子メモリー媒体への接近の為
に後方に倒して開くことが出来、下部に対してヒンジ結
合された上部；中の電子メモリー媒体を露出せしめそれらを個々に拡げ
て調べられるように撓んで下部本体から引離され前方に
曲げられることのできる下部の少くとも一つの壁体を備えた電子メモリー媒体の為のコンテナー。
（２）前記上部及び下部が互いにヒンジ結合され截頭線
に沿つて相互に分割されている特許請求の範囲第１項に
記載のコンテナー。
（３）前記下部の他の壁から引離される前記壁が、前記
コンテナーのコーナーから前方に曲げられることのでき
る前記下部に取り付けられた正面壁を含む特許請求の範
囲第２項に記載のコンテナー。
（４）前記壁がＬ字型部分を持ち前記コンテナーの前記
下部により保持され、中の電子メモリー媒体を露出する
為に片持ちの梁の形態により前記Ｌ字型部分において前
方に曲がる特許請求の範囲第３項に記載のコンテナー。
（５）前記上部が前記下部に対し、これらのうちの一方
から他方に向つて該一方を受け止める開口の巾に延びる
ピントルによりヒンジ結合されている特許請求の範囲第
４項に記載のコンテナー。
（６）コンテナーの前記下部に於てその下方部分にＬ字
型メンバーを受入れる開口を持ち、前記Ｌ字型部分のベ
ースを該開口の中に受入れその受入れられた前記Ｌ字型
部分のベースの片持ち梁的な支持作用のものに正面壁を
前方に曲げることを可能にする桟を持つ特許請求の範囲
第５項に記載のコンテナー。
（７）前記上部がトングを持ち、前記垂直壁が前記トン
グを受入れるための開口を持つ特許請求の範囲第６項に
記載のコンテナー。
（８）中の電子メモリー媒体を支持するためにコンテナ
ーの前記ベースに沿つて更にリブを備えた特許請求の範
囲第７項に記載のコンテナー。
（９）プラスチックス製の上、下、側面の各壁及び正面
及び背面の各壁を持つコンテナー；前記コンテナーの上部；前記コンテナーの下部；前記上部を前記下部に関して後方に開くために前記上部
及び下部を共にヒンジ結合するための手段；及び前記下部にそのベース面に沿つて固定され矩形ボックス
のコーナーの近傍のエッジに於ては少くとも部分的に固
定されない状態とされその一部を前方に曲げることによ
りコンテナーの中に電子メモリー媒体を露出せしめる正
面壁を備えた矩形ボックス様形態からなる電子メモリー媒体
に対するコンテナー。
（１０）前記上部及び下部が斜めの截頭界面に沿つて分
割されている特許請求の範囲第９項に記載のコンテナー
。
（１１）前記正面壁を前記下部に関して案内する役割を
果たす前記正面壁の端部に設けられたスプラインを更に
備えた特許請求の範囲第９項に記載のコンテナー。
（１２）前記正面壁の中に設けられた開口の中に入れる
ためにコンテナーの前記側壁の前端上のスプライン部分
を更に備えた特許請求の範囲第９項に記載のコンテナー
。
（１３）前記上部を前記下部にヒンジ結合するためのピ
ン及びそれを受入れるための開口を持つヒンジ手段を更
に備えた特許請求の範囲第９項に記載のコンテナー。
（１４）コンテナーの前記ベースの前記側壁の少くとも
限定された部分に沿つた桟；該桟とベースとの間のスペース；Ｌ字型部分を持つ正面壁を更に備え、Ｌ字型部分の延長部が前記桟とベースとの
間のスペースの巾に摩擦力の作用する形で堅く結合する
如く挿入されることにより正面壁がそのコーナー部分か
ら引き出される時に上にある桟により形成されたスペー
スの中に片持梁的に位置を保持される特許請求の範囲第
９項に記載のコンテナー。
（１５）前記上部がヒンジ作用で後方に倒された時に、
凭れることのできるストッパーを前記上部と前記下部と
の間の前記背壁上の界面に形成する角度付き折れ込み部
を更に備えた特許請求の範囲第９項に記載のコンテナー
。
（１６）前記上部を前記下部に保持するためのタブと溝
の形態を持つ前記上部と前記下部との間の閉鎖手段を更
に備えた特許請求の範囲第１５項に記載のコンテナー。
（１７）前記側壁の内側の位置に前記正面壁を保持する
ために前記正面壁の端縁に沿うように設けられ案内用ス
プラインを更に備えた第１６項に記載のコンテナー。
（１８）コンテナーの前記下部の射出成型；コンテナー
前記上部の射出成型；Ｌ字型部分の形態をなす前記下部の取外し可能な壁体の
射出成型；前記下部のベースに桟を設けること；及び前記コンテナー壁の突出するＬ字型部分を摩擦作用の働
く形で堅く保持し得る如く前記桟の下に挿入することを
含むエレクトリツクメモリーデイスク用コンテナーの製
造方法。
（１９）前記桟が射出成型工程時の高温を維持する故に
冷却した時よりも大きなスペースを持つ間に前記の桟の
下に前記Ｌ字型の突起を挿入し冷却後に確実に把持せし
めることを含む特許請求の範囲第１８項に記載の方法。
（２０）前記上部又は下部の間にピンを用いたヒンジ結
合を設けるために両者の各々にピンとくぼみを射出成型
した上で前記ピンを前記くぼみに入れることを含む特許
請求の範囲第１８項に記載の方法。
（２１）前記頂部と下部との間に背部から前記正面壁に
向つて下降する如く延びることにより前記正面壁が前方
に曲げられた時に電子メモリー媒体を露出せしめるよう
に截頭状の界面を設けることを含む特許請求の範囲第２
０項に記載の方法。
（２２）前記正面壁の端を領域にスプラインを設け、該
スプラインが上記のコンテナーの側壁の中に着座するこ
とにより案内と保持の役割を果たすようにすることを含
む特許請求の範囲第２１項に記載の方法。