JPS6223484Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223484Y2 JPS6223484Y2 JP1982075105U JP7510582U JPS6223484Y2 JP S6223484 Y2 JPS6223484 Y2 JP S6223484Y2 JP 1982075105 U JP1982075105 U JP 1982075105U JP 7510582 U JP7510582 U JP 7510582U JP S6223484 Y2 JPS6223484 Y2 JP S6223484Y2
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- Expired
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は座薬等用のコンテナーの改良に関す
る。今日多くの座薬はコンテナーと称するプラス
チツク製のシイの実形容器内に包装された形で販
売されている。この公知座薬用コンテナーは第1
図に略示されるように2枚のプラスチツクシート
S,Sの重量体の間にシイの実形に内形を有する
キヤビテイーCを真空又は圧空成形手段により形
成されたものであつて、このキヤビテイー自体が
融解状態に置かれた座薬成分の成形用型としても
作用するから、従来予め金型で成形したものを銀
紙等で包装する手段を省くことができ、実用上極
めて便利なものである。しかしながら、この形式
のものでは、2枚のシートを用いる関係で第2図
の如くコンテナーの内壁に継目線(パーテイング
ライン)を生じるのは避けられない。しかるに、
あるアンケート(医薬ジヤーナル第18巻、第3
号、444頁以下(1982))によれば、座薬に対する
種々の苦情の中で、座薬の胴部に存在する継目の
ため挿入時に苦痛を感じるという訴えが大きなウ
エイトを占めており、その改善が望まれているこ
とが判る。しかし従来のシート成形手段では、シ
ートにある程度の厚みがある以上、この継目を無
くすことは理論的に不可能である。本考案は新し
い発想に基いて、「コンテナーの内側のパーテイ
ングラインを無くす」という課題に回答を与えよ
うとするものである。
る。今日多くの座薬はコンテナーと称するプラス
チツク製のシイの実形容器内に包装された形で販
売されている。この公知座薬用コンテナーは第1
図に略示されるように2枚のプラスチツクシート
S,Sの重量体の間にシイの実形に内形を有する
キヤビテイーCを真空又は圧空成形手段により形
成されたものであつて、このキヤビテイー自体が
融解状態に置かれた座薬成分の成形用型としても
作用するから、従来予め金型で成形したものを銀
紙等で包装する手段を省くことができ、実用上極
めて便利なものである。しかしながら、この形式
のものでは、2枚のシートを用いる関係で第2図
の如くコンテナーの内壁に継目線(パーテイング
ライン)を生じるのは避けられない。しかるに、
あるアンケート(医薬ジヤーナル第18巻、第3
号、444頁以下(1982))によれば、座薬に対する
種々の苦情の中で、座薬の胴部に存在する継目の
ため挿入時に苦痛を感じるという訴えが大きなウ
エイトを占めており、その改善が望まれているこ
とが判る。しかし従来のシート成形手段では、シ
ートにある程度の厚みがある以上、この継目を無
くすことは理論的に不可能である。本考案は新し
い発想に基いて、「コンテナーの内側のパーテイ
ングラインを無くす」という課題に回答を与えよ
うとするものである。
本考案の本質は、座薬用コンテナーを中空成形
手段により作ることである。この中空成形手段に
よつても、成形体の表面側、即ち金型のキヤビテ
イーの内壁に接する側の多少のパーテイングライ
ンを生じるが、成形体の内面、即ちパリソンに内
面に接した側には全く継ぎ目を生じないから、こ
の成形手段は目的上好適である。
手段により作ることである。この中空成形手段に
よつても、成形体の表面側、即ち金型のキヤビテ
イーの内壁に接する側の多少のパーテイングライ
ンを生じるが、成形体の内面、即ちパリソンに内
面に接した側には全く継ぎ目を生じないから、こ
の成形手段は目的上好適である。
第3図は本考案による座薬用コンテナーの単位
体1の正面継断図である。図面において、全体1
はポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹
脂を素材として、中空成形手段によりシイの実形
に成形され、その底部に薬剤注入用の細いノズル
2を備える。横断面を示す第4図により一層明ら
かなように、このコンテナーの表面側には、その
底部から先端にかけて1対の引き裂き用の細い切
りこみ3,3が刻まれている。
体1の正面継断図である。図面において、全体1
はポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹
脂を素材として、中空成形手段によりシイの実形
に成形され、その底部に薬剤注入用の細いノズル
2を備える。横断面を示す第4図により一層明ら
かなように、このコンテナーの表面側には、その
底部から先端にかけて1対の引き裂き用の細い切
りこみ3,3が刻まれている。
第5図及び第6図は本コンテナーのより具体的
な態様を示すもので、前例の各単位コンテナー
1,1,1……はフラツプ状連結片4,4,4…
…により適当な個数連結された連結体1′の形で
充填シート機に供給され、薬剤の充填及びシート
作業を受ける。なおシート作業は例えば次のよう
にして行われる。
な態様を示すもので、前例の各単位コンテナー
1,1,1……はフラツプ状連結片4,4,4…
…により適当な個数連結された連結体1′の形で
充填シート機に供給され、薬剤の充填及びシート
作業を受ける。なおシート作業は例えば次のよう
にして行われる。
即ち、第7図に示す如くコンテナー1はホルダ
ー9に挾持された状態で、上方のノズル2を経け
充填用ノズル10により薬剤11の注入を受けた
後(同図イ)、薄いテフロン張り加熱金属板
(刃)12により該ノズル部分に沿うスリツト5
を付され(同図ロ)、しかる後、超音波ダイス1
3,13′により該スリツト部の下部において溶
着6されると同時に上部のスリツト部において押
し拡げられ、手懸り用のフラツプ7,7′形成せ
しめられる(同図ハ及びニ)。
ー9に挾持された状態で、上方のノズル2を経け
充填用ノズル10により薬剤11の注入を受けた
後(同図イ)、薄いテフロン張り加熱金属板
(刃)12により該ノズル部分に沿うスリツト5
を付され(同図ロ)、しかる後、超音波ダイス1
3,13′により該スリツト部の下部において溶
着6されると同時に上部のスリツト部において押
し拡げられ、手懸り用のフラツプ7,7′形成せ
しめられる(同図ハ及びニ)。
第8図は本案座薬用コンテナーを成形する方法
の例を示す。金型14,14′には成形されるべ
きコンテナーの外形に対応する多数のキヤビテイ
ーC,C……が刻まれる(同図イ)。上方のダイ
ス(図示せず)から扁平状態で供給されたパリソ
ン15は、次いで金型間に挾まれ(同図ロ)た
後、空気を吹きこまれて所定の形に膨張せしめら
れた上、さらにバリが除去されて一連の成形体1
を形成する(同図ハ)。この成形体は前例と同様
に内容物の充填及び溶閉を受け、完成品となる。
(同図ニ及びホ)。
の例を示す。金型14,14′には成形されるべ
きコンテナーの外形に対応する多数のキヤビテイ
ーC,C……が刻まれる(同図イ)。上方のダイ
ス(図示せず)から扁平状態で供給されたパリソ
ン15は、次いで金型間に挾まれ(同図ロ)た
後、空気を吹きこまれて所定の形に膨張せしめら
れた上、さらにバリが除去されて一連の成形体1
を形成する(同図ハ)。この成形体は前例と同様
に内容物の充填及び溶閉を受け、完成品となる。
(同図ニ及びホ)。
以上、本考案を座薬用コンテナーとして利用す
る場合につき説明したが、本案コンテナーはその
他に例えば口紅、チヨコレート菓子、医薬入にチ
ヨコレートなどの融解性基材を主剤とする物品の
コンテナーとして広く利用されることができる。
る場合につき説明したが、本案コンテナーはその
他に例えば口紅、チヨコレート菓子、医薬入にチ
ヨコレートなどの融解性基材を主剤とする物品の
コンテナーとして広く利用されることができる。
以上の説明から理解されるとおり、本考案は内
側に全く継目のない座薬等用のコンテナーを提供
することにより、実用上多大の価値をもたらすも
のである。
側に全く継目のない座薬等用のコンテナーを提供
することにより、実用上多大の価値をもたらすも
のである。
第1図は従来の座薬用コンテナー正面図、第2
図は第1図A−A線に沿う矢視拡大断面図、第3
図は本案コンテナーの単位体の正面図、第4図は
第3図A−A線に沿う断面図、第5図は前2図の
コンテナーの連結体の正面図、第6図は第5図B
−B線に沿う断面図、第7図は第3図及び第4図
のコンテナーに薬剤を充填し、シーする1例を示
す模型的な説明図(イ〜ハ)及び完成品の側面図
ニ、第8図は前例のものと別の形式の本案コンテ
ナーを製造するための金型の概略図(同図イ)、
その作用を説明する図(同図ロ)、成形体の状態
を示す正面図(同図ハ)及び完成した座薬包容体
の正面図及び側面図(同図ニ及びホ)である。図
中の主要な符号の意味は以下のとおり: 1:単位コンテナー(全体)、1′:1:の連結
体、2:1のノズル部、3:引き裂き用切りこ
み、4:連結片、5:スリツト、6:溶着部、
7,7′:フラツプ、8:切り取り用ミシン目、
9:ホルダー、10:充填用ノズル、11:薬
剤、12:テフロン張り金属板(刃)、13,1
3′:ダイス、14,14:金型、15:パリソ
ン、C:金型のキヤビテイー、Sプラスチツク
シート。
図は第1図A−A線に沿う矢視拡大断面図、第3
図は本案コンテナーの単位体の正面図、第4図は
第3図A−A線に沿う断面図、第5図は前2図の
コンテナーの連結体の正面図、第6図は第5図B
−B線に沿う断面図、第7図は第3図及び第4図
のコンテナーに薬剤を充填し、シーする1例を示
す模型的な説明図(イ〜ハ)及び完成品の側面図
ニ、第8図は前例のものと別の形式の本案コンテ
ナーを製造するための金型の概略図(同図イ)、
その作用を説明する図(同図ロ)、成形体の状態
を示す正面図(同図ハ)及び完成した座薬包容体
の正面図及び側面図(同図ニ及びホ)である。図
中の主要な符号の意味は以下のとおり: 1:単位コンテナー(全体)、1′:1:の連結
体、2:1のノズル部、3:引き裂き用切りこ
み、4:連結片、5:スリツト、6:溶着部、
7,7′:フラツプ、8:切り取り用ミシン目、
9:ホルダー、10:充填用ノズル、11:薬
剤、12:テフロン張り金属板(刃)、13,1
3′:ダイス、14,14:金型、15:パリソ
ン、C:金型のキヤビテイー、Sプラスチツク
シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 熱可塑性プラスチツクスの中空成形手段によ
り作られたシイの実形の中空体であつて、該中
空体はその底部(先端部と反対側の部分)に薬
剤注入用の通路を備えている座薬等用のコンテ
ナー。 (2) 単位コンテナーの複数個が互に胴部の側面に
おいてフラツプ状連結片により連結されている
登録請求の範囲第(1)項記載のコンテナー。 (3) 単位コンテナーがその胴部の表面に沿つて1
対の切り目を備える登録請求の範囲第(1)項又は
第(2)項記載のコンテナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7510582U JPS58177132U (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 座薬等用のコンテナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7510582U JPS58177132U (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 座薬等用のコンテナ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177132U JPS58177132U (ja) | 1983-11-26 |
JPS6223484Y2 true JPS6223484Y2 (ja) | 1987-06-15 |
Family
ID=30084482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7510582U Granted JPS58177132U (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 座薬等用のコンテナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177132U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722918U (ja) * | 1980-07-15 | 1982-02-05 |
-
1982
- 1982-05-22 JP JP7510582U patent/JPS58177132U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722918U (ja) * | 1980-07-15 | 1982-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58177132U (ja) | 1983-11-26 |
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