JPS6026701B2 - キヤツプ付注ぎ口を有する袋の製法 - Google Patents
キヤツプ付注ぎ口を有する袋の製法Info
- Publication number
- JPS6026701B2 JPS6026701B2 JP55022077A JP2207780A JPS6026701B2 JP S6026701 B2 JPS6026701 B2 JP S6026701B2 JP 55022077 A JP55022077 A JP 55022077A JP 2207780 A JP2207780 A JP 2207780A JP S6026701 B2 JPS6026701 B2 JP S6026701B2
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- JP
- Japan
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- spout
- heat
- bag
- film
- cap
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はキャップ付注ぎ口を有する袋の製法に関するも
のである。
のである。
キャップ付注ぎ口を有する袋の場合には、キャップと注
ぎ口を別々に成型した既成のものをあとから袋に取り付
けている。
ぎ口を別々に成型した既成のものをあとから袋に取り付
けている。
このため、キャップと注ぎ口の成型に手数と経費が嵩む
と共にキャップと注ぎ口を軟質のプラスチック材にて成
型したり、その外形が比較的小型の場合には、キャップ
と注ぎ口がうまく競合しなかったり、簡単に取れ易いと
言った欠点があった。本発明は斯かる点から、簡単にキ
ャップと注ぎ口の成型ができキャップは丁度良い具合し
、に注ぎ口に鼓合し、袋に袋する注ぎ口の取り付けも簡
単なキャップ付注ぎ口を有する袋の製法を提案すること
が目的であり、その構成は熱収縮率の違う2枚のプラス
チックフィルムを重ね合わせて熱収縮率の大きい側に膨
らんだ成型を同時に行ない、次に熱収縮率の大きい側の
フィルムの膨らみの周囲を切断し、次に熱収縮率の小さ
い側のフィルムの下に袋の裏面となるプラスチックフィ
ルムを配し、熱収縮率の大きい側の上には予め前記膨み
より大きい孔を明けた袋の表面となるプラスチックフィ
ルムを重ね合わせ、次に熱収縮率の小さい方のフィルム
を表面となるプラスチックフィルムの裏側にヒートシー
ルし、次に前記ヒートシールと同時に又はヒートシール
後に前記膨らみ部分を一部において製袋ヒートシールを
行なうようにしたもので、熱収縮率の大きい側に膨らん
だ膨らみをキャップに、この内側に膨らんだ部分を注ぎ
口にするもので、外側が熱収縮率が大きいため、この収
縮差によりキャップ側が注ぎ口側にその周囲で欧合する
かたちとなり、キャップ側は独りでは外れないのである
。
と共にキャップと注ぎ口を軟質のプラスチック材にて成
型したり、その外形が比較的小型の場合には、キャップ
と注ぎ口がうまく競合しなかったり、簡単に取れ易いと
言った欠点があった。本発明は斯かる点から、簡単にキ
ャップと注ぎ口の成型ができキャップは丁度良い具合し
、に注ぎ口に鼓合し、袋に袋する注ぎ口の取り付けも簡
単なキャップ付注ぎ口を有する袋の製法を提案すること
が目的であり、その構成は熱収縮率の違う2枚のプラス
チックフィルムを重ね合わせて熱収縮率の大きい側に膨
らんだ成型を同時に行ない、次に熱収縮率の大きい側の
フィルムの膨らみの周囲を切断し、次に熱収縮率の小さ
い側のフィルムの下に袋の裏面となるプラスチックフィ
ルムを配し、熱収縮率の大きい側の上には予め前記膨み
より大きい孔を明けた袋の表面となるプラスチックフィ
ルムを重ね合わせ、次に熱収縮率の小さい方のフィルム
を表面となるプラスチックフィルムの裏側にヒートシー
ルし、次に前記ヒートシールと同時に又はヒートシール
後に前記膨らみ部分を一部において製袋ヒートシールを
行なうようにしたもので、熱収縮率の大きい側に膨らん
だ膨らみをキャップに、この内側に膨らんだ部分を注ぎ
口にするもので、外側が熱収縮率が大きいため、この収
縮差によりキャップ側が注ぎ口側にその周囲で欧合する
かたちとなり、キャップ側は独りでは外れないのである
。
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳記すると
、熱収縮率の大きい蓋材(プラスチック)フィルムーと
蓋材フィルム1に対して熱収縮率の小さい注ぎ口材フィ
ルム2をロールから繰り出して重ね合わせ、所要の個所
を予備加熱鰻3,3′にて予備加熱し、次に本加熱銭4
,4′により本加熱して雄型5と雌型5′により二枚の
フィルム1,2を蓋材フィルム1側に同時に膨出成型し
、次に蓋材フィルム1側の前記成型部分(膨らみ)にお
いて、成型部分の周囲を縁を残してカッター6により打
ち切り、成型部分を残して蓋材フィルム1はロールに巻
き取る。
、熱収縮率の大きい蓋材(プラスチック)フィルムーと
蓋材フィルム1に対して熱収縮率の小さい注ぎ口材フィ
ルム2をロールから繰り出して重ね合わせ、所要の個所
を予備加熱鰻3,3′にて予備加熱し、次に本加熱銭4
,4′により本加熱して雄型5と雌型5′により二枚の
フィルム1,2を蓋材フィルム1側に同時に膨出成型し
、次に蓋材フィルム1側の前記成型部分(膨らみ)にお
いて、成型部分の周囲を縁を残してカッター6により打
ち切り、成型部分を残して蓋材フィルム1はロールに巻
き取る。
次に袋製袋用の二枚のフィルム7,7′を重ね合わせる
前に、一方のフィルム(表側)7脚に前記蓋材フィルム
ーの膨らみの縁よりも大きいパンチング9を行って注ぎ
口敬付用孔8をあげ、この孔8内に前記蓋材フィルム1
及び注ぎ口材フィルム2側の成型部分を内側から挿入し
て表側に突出させ、フィルム7,7′間に注ぎ口材フィ
ルム2を挟み、三重構造にする。
前に、一方のフィルム(表側)7脚に前記蓋材フィルム
ーの膨らみの縁よりも大きいパンチング9を行って注ぎ
口敬付用孔8をあげ、この孔8内に前記蓋材フィルム1
及び注ぎ口材フィルム2側の成型部分を内側から挿入し
て表側に突出させ、フィルム7,7′間に注ぎ口材フィ
ルム2を挟み、三重構造にする。
次に前記注ぎ口材フィルム2側を口側とした袋を製袋す
るために、ヒートシール10を行うと共に注ぎ口材フィ
ルム2部分をフィルム7の裏面にヒートシール11する
。
るために、ヒートシール10を行うと共に注ぎ口材フィ
ルム2部分をフィルム7の裏面にヒートシール11する
。
なお、この注ぎ口材フィルム2部分をヒートシールする
際に、ヒートシール10部分と一緒に行なってもよいし
、ヒートシール10の前に行なってもよい。13は袋の
底材フィルムである。
際に、ヒートシール10部分と一緒に行なってもよいし
、ヒートシール10の前に行なってもよい。13は袋の
底材フィルムである。
本発明により製袋されたキャップ付注ぎ口を有する袋を
示したのが第3図であり、注ぎ口部分の断面を示したの
が第4図であって、14が注ぎ口、15がキャップであ
る。
示したのが第3図であり、注ぎ口部分の断面を示したの
が第4図であって、14が注ぎ口、15がキャップであ
る。
本発明は以上のように熱収縮率の異なる二枚のフィルム
を重ね合わせて同時に成型し、熱収縮率の大きい方をキ
ャップ15に、小さい方を注ぎ口14側に用いたので、
両者の熱収縮率の適切なフィルムを選択することにより
、成型時の熱で二枚のフィルムは夫々熱収縮し、キャッ
プ15側が注換ぎ口14の周囲に横合状態となる。
を重ね合わせて同時に成型し、熱収縮率の大きい方をキ
ャップ15に、小さい方を注ぎ口14側に用いたので、
両者の熱収縮率の適切なフィルムを選択することにより
、成型時の熱で二枚のフィルムは夫々熱収縮し、キャッ
プ15側が注換ぎ口14の周囲に横合状態となる。
この結果キャップ15は簡単にとれない。しかし強くと
るようにするとその柔軟性故にとれる。又、本発明は第
1.2図に示すように連続的な方法により注ぎ口及びキ
ャップ成型工程を製袋工程内に組み入れることができ、
低コストによキャップのついた注ぎ口付の製袋が可能で
ある。なお、本発明における注ぎ口14とキャップ15
は第5図に示すように一部を偏平形に形成して、銃など
により開封を行ない易くしてもよい。
るようにするとその柔軟性故にとれる。又、本発明は第
1.2図に示すように連続的な方法により注ぎ口及びキ
ャップ成型工程を製袋工程内に組み入れることができ、
低コストによキャップのついた注ぎ口付の製袋が可能で
ある。なお、本発明における注ぎ口14とキャップ15
は第5図に示すように一部を偏平形に形成して、銃など
により開封を行ない易くしてもよい。
第1図は本発明を実施した製袋工程の斜視図、第2図は
断面図、第3図は出来上った袋の斜視図、第4図は注ぎ
口部分の断面図、第5図は注ぎ口部分の変形の実施例で
ある。 1……蓋材フィルム、2……注ぎ口材フィルム、3,3
′・・・・・・予備加熱頚、4,4′・・・・・・本加
熱鏡、5,5・・・・・・成型用雄,雌型、6・・…・
カッター、7,7′……袋用フィルム、8……孔、9…
…パンチング、10,11,12……ヒートシール、1
3・・・・・・底材フィル、14・・・・・・注ぎ口、
15……キヤツプ。 第3図 図 舵 図 N 蛇 第ム図 第5図
断面図、第3図は出来上った袋の斜視図、第4図は注ぎ
口部分の断面図、第5図は注ぎ口部分の変形の実施例で
ある。 1……蓋材フィルム、2……注ぎ口材フィルム、3,3
′・・・・・・予備加熱頚、4,4′・・・・・・本加
熱鏡、5,5・・・・・・成型用雄,雌型、6・・…・
カッター、7,7′……袋用フィルム、8……孔、9…
…パンチング、10,11,12……ヒートシール、1
3・・・・・・底材フィル、14・・・・・・注ぎ口、
15……キヤツプ。 第3図 図 舵 図 N 蛇 第ム図 第5図
Claims (1)
- 1 熱収縮率の違う2枚のプラスチツクフイルムを重ね
合わせて熱収縮率の大きい側に膨らんだ成型を同時に行
い、次に熱収縮率の大きい側のフイルムの膨らみの周囲
を切断し、次に熱収縮率の小さい側のフイルムの下に袋
の裏面となるプラスチツクフイルムを配し、熱収縮率の
大きい側の上には予め前記膨みより大きい孔を明けた袋
の表面となるプラスチツクフイルムを重ね合わせ、次に
熱収縮率の小さい方のフイルムを表面となるプラスチツ
クフイルムの裏側にヒートシールし、次に前記ヒートシ
ールと同時に又はヒートシール後に前記膨らみ部分を一
部において製袋ヒートシールを行なうキヤツプ付注ぎ口
を有する袋の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55022077A JPS6026701B2 (ja) | 1980-02-23 | 1980-02-23 | キヤツプ付注ぎ口を有する袋の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55022077A JPS6026701B2 (ja) | 1980-02-23 | 1980-02-23 | キヤツプ付注ぎ口を有する袋の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56118845A JPS56118845A (en) | 1981-09-18 |
JPS6026701B2 true JPS6026701B2 (ja) | 1985-06-25 |
Family
ID=12072819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55022077A Expired JPS6026701B2 (ja) | 1980-02-23 | 1980-02-23 | キヤツプ付注ぎ口を有する袋の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026701B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4917391B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2012-04-18 | 大成ラミック株式会社 | 包装用フィルムへの注出ノズルの取付け方法およびそれに用いる取付け装置 |
JP2010115903A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Nippon Kimu Kk | 収容体の製造方法、及び収容体 |
JP6025338B2 (ja) * | 2012-02-08 | 2016-11-16 | 株式会社フジシールインターナショナル | 製袋機 |
JP6280612B2 (ja) * | 2016-10-07 | 2018-02-14 | 株式会社フジシールインターナショナル | 製袋機 |
NL2022317B1 (en) * | 2018-12-27 | 2020-07-23 | Fuji Seal Int Inc | Method and appratus for manufacturing spouted pouch containers |
-
1980
- 1980-02-23 JP JP55022077A patent/JPS6026701B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56118845A (en) | 1981-09-18 |
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