JPH02139373A - 開封の容易な深絞り包装体およびその製造法 - Google Patents

開封の容易な深絞り包装体およびその製造法

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JPH02139373A
JPH02139373A JP29320488A JP29320488A JPH02139373A JP H02139373 A JPH02139373 A JP H02139373A JP 29320488 A JP29320488 A JP 29320488A JP 29320488 A JP29320488 A JP 29320488A JP H02139373 A JPH02139373 A JP H02139373A
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JP
Japan
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container
deep
package
lid
lid material
Prior art date
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Pending
Application number
JP29320488A
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English (en)
Inventor
Fusanori Sumita
住田 房則
Minoru Iwata
実 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Medical Supply Corp
Original Assignee
Nippon Medical Supply Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、深絞り包装体とその製造方法に関する。さら
に詳しくは、開封操作が容易な深絞り包装体とその製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より種々の物品の包装に、第5図に示すような深絞
り包装が使用されている。すなわち、合成樹脂製のフィ
ルムを深絞り成形してトレー状などの容器1を作り、こ
れに物品を収納した後に、紙や合成樹脂などからなる蓋
材2を開口部に重ねて周囲を熱シールしたものである。
このような包装体は、開封を容易にするために、通常は
図面に示すようにシール部5の外側に未シール部3を設
け、ビールタブ4.4′を形成している。すなわち、こ
の端部を手でつまんで4と4゛を反対方向に引っ張って
シール部を引きはがし、開封するようになっている。こ
のような包装は、特にディスポーザプル医療用具の包装
に適しており、注射器や注射針などの各種医療器具の包
装に広く使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、通常の方決で作られた包装体は、未シール部
のフィルムと蓋材とが密着してしまうので、最初に端部
を手で2枚に分けるのが難しく、開封しにくいという問
題があった。そこで、この点を改良するために、深絞り
容器に使用するフィルムの幅を蓋材の幅よりもやや長く
して、開封用タブのフィルム側の端部が蓋材側の端部よ
りも外側に位置するようにしたものや、フィルム側の端
部に凹凸を設けて、端部同士が密着しないように工夫し
たものなどが提案され、実用に供されている。このよう
な改良を行うと、未シール部の密着はある程度防げるの
で開封はしやすい方向になるが、端部が十分に開いてい
ないので、依然として最初に端部のフィルムと蓋材とを
手で分けにくいものであった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので
あって、その目的は、開封のしやすい深絞り包装体を提
供することにある。さらに他の目的は、そのような包装
体の製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、上述した問題を解決するために、開
封用タブとなる未シール部のフィルムと蓋材との距離が
、端部に近づくほど広がるように形成した。すなわち本
発明は、物品を収納するための深絞り成形された合成樹
脂製のフィルムからなる容器と、蓋材とが周縁部で熱シ
ールされて形成された包装体であって、シール部の外側
に未シール部が設けられて開封用タブが形成されており
、該未シール部は前記フィルムと蓋材との距離が端部に
近づ(はど広がっていることを特徴とする深絞り包装体
である。そして、より好ましい態様においては、該包装
体は開封用タブのフィルム側が蓋材側よりも若干長くな
っている。
また、このような包装体の製造は、合成樹脂製のフィル
ムを深絞り成形して容器を作製する工程、該容器端部の
開封タブとなる部分を凹または凸状に熱成形する工程、
蓋材を前記容器の開口部に重ね、前記凹または凸状成形
部よりも内側で容器の周囲を熱シールする工程、および
前記凹または凸状成形部あるいはこれより外側において
容器および蓋材を切断する工程を組み合わせることによ
り可能となる。
〔作  用〕
本発明においては、開封用タブが端部に近づくほど広が
っているので、手で容易に2枚に分けることができ、開
封が容易になる。そしてこのような包装体を製造するた
めには、フィルム端部に凹または凸状の成形部を形成す
ることが重要であって、以下に具体的に説明する理由に
よって、開封用タブが端部に近づくほど広がった構造に
形成される。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
第1図は、本発明の包装体の実施例を示す平面図と正面
図である。図において、1が深絞り成形により製造され
た容器であり、2が蓋材である。
容器と蓋材とは、周縁において熱シールされて熱シール
部5を形成しており、熱シール部の・−縁部にはその外
側に未シール部3があり、開封タブを形成している。以
上の点は従来の包装体と同様であるが、本発明において
は、未シール部のタブ4と4′との距離が、端部に近づ
くほど広がっており、手で2枚に分けやすいようになっ
ている。さらに図の実施例では、タブ4の方が4゛より
も長くなっており、開封がより容易にできるようになっ
ている。
第2図は、本発明の包装体を製造するための工程を示す
正面断面図であり、(a)が深絞り容器の成形工程、(
ハ)が容器と蓋材との熱シール工程、(C)が切断工程
である。図面に示すように、工程(a)において、まず
連続した合成樹脂フィルムを深絞り成形して容器を製造
する。使用する合成樹脂フィルムは、熱シール可能なも
のであれば材質に特に制限はないが、通常は熱シール性
と強度の両方を満足させるために、ポリエチレンやポリ
プロピレンなどの熱シール性樹脂とナイロンなどとの積
層フィルムを使用するのが好ましい。深絞り成形は、真
空成形、圧空成形、成形プラグによる成形など従来公知
の方法によって行うことができる。図に示す実施例にお
いては、金型6と加熱板7を使用して圧空成形を行って
いる。また、図の実施例では、深絞り成形と同時に金型
6に設けた突起8を利用して、開封用タブとなる部分を
凸状に熱成形している。この熱成形は、本実施例のよう
に深絞り成形と同時に行ってもよいし、深絞り成形の前
後に別の工程を設けて行ってもよい。深絞り成形と開封
用タブ部の熱成形を終わったなら容器に被包装物を収納
し、次に工程ら)において蓋材2を容器の開口部に重ね
て周縁部を金型9および10で熱シールする。蓋材の材
質は、容器と熱シール可能なものであればどのようなも
のであってもよく、通常は合成樹脂フィルムやブライマ
ー処理をした紙が使用される。熱シールが終了したなら
、最後に工程(C)においてカッター11で所定個所を
切断すると包装体が得られる。
次に第3図により、各工程における開封用タブ部の状態
を説明する。工程(a)において、開封用タブ部は図に
示すように凸状に成形される。そして工程ら)において
、この形態を保持した状態で蓋材が熱シールされ、工程
(C)において凸部の中央において切断される。このと
き、蓋材は容器フィルムのように凸状に成形されていな
いので、はぼ平らな状態で切断される。そして切断後少
し時間が経過すると、タブ4は内部に残った成形歪みの
ために、徐々に成形前の状態に戻ろうとする傾向を示し
、(d)に示すように4′とは反対方向に広がるととも
に端部方向にも延びて端部から突出してくる。
このような現象は、開封用タブ部を凹状に成形したとき
にも、第4図に示すように発現する。第4図における例
では、切断を凹部の右端で行っている。このように、熱
シール後の切断は、開封用タブ部の凹または凸状成形部
の凹部または凸部において行うか、あるいはこれよりも
さらに外側で行うことが必要であり、これよりも内側で
切断すると本発明の包装体は得られない。
以上のように、本発明においては、開封用タブとなる部
分に凹または凸状の成形部を設ける点に大きな特徴があ
り、これによって広がった開封用タブを有する包装体が
得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、開封用タブが広がった深絞り包装体が
得られるので、開封操作が容易である。
したがって、ディスポーザブル医療用具の包装に適して
おり、特に注射器、注射針、カテーテルなどの包装に好
ましく使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の深絞り包装体の実施例についての正
面図と平面図である。また第2図は、本発明の深絞り包
装体の製造工程の実施例を示す正面断面図であり、第3
図はこのときの各工程における開封用タブ部の詳細を示
す部分拡大図である。 さらに第4図は、他の実施例についての部分拡大図であ
り、第5図は、従来の深絞り包装体を示す正面図および
平面図である。 1、深絞り容器 3、未シール部 5、熱シール部 2、蓋材 4.4’、  タフ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物品を収納するための深絞り成形された合成樹脂
    製のフィルムからなる容器と、蓋材とが周縁部で熱シー
    ルされて形成された包装体であって、シール部の外側に
    未シール部が設けられて開封用タブが形成されており、
    該未シール部は前記フィルムと蓋材との距離が端部に近
    づくほど広がっていることを特徴とする深絞り包装体。
  2. (2)請求項1記載の包装体において、さらに開封用タ
    ブのフィルム側が蓋材側よりも若干長くなっていること
    を特徴とする深絞り包装体。
  3. (3)合成樹脂製のフィルムを深絞り成形して容器を作
    製する工程、該容器端部の開封タブとなる部分を凹また
    は凸状に熱成形する工程、蓋材を前記容器の開口部に重
    ね、前記凹または凸状成形部よりも内側で容器の周囲を
    熱シールする工程、および前記凹または凸状成形部ある
    いはこれより外側において容器および蓋材を切断する工
    程を含むことを特徴とする深絞り包装体の製造方法。
JP29320488A 1988-11-19 1988-11-19 開封の容易な深絞り包装体およびその製造法 Pending JPH02139373A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162620A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Ckd Corp ブリスター包装機
JP2010095305A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Omori Mach Co Ltd 深絞り型包装機および深絞り型包装システム
JP2014114036A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Omori Mach Co Ltd 深絞り型包装体及び深絞り包装機

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