JP6280612B2 - 製袋機 - Google Patents

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この発明は、端面にスパウトが設けられたプラスチック袋を製造する製袋機に関する。
スパウトを有するプラスチック袋が一般に使用されている。プラスチック袋の端面にスパウトを設けたものも一般に普及している。特許文献1に記載されているように、これまでにそのプラスチック袋を製造する製袋機も提案されている。
特許文献1の製袋機では、第1および第2胴材が互いに重ね合わされ、垂直面に沿って配置される。その長さ方向は水平方向であるが、幅方向は垂直方向である。さらに、第1胴材の一側縁付近において、第1胴材が第1長さ方向折り曲げ線に沿って折り曲げられ、第1胴材に第1折り曲げ部が形成される。さらに、第1長さ方向折り曲げ線に対応する位置において、第2胴材が対応長さ方向折り曲げ線に沿って折り曲げられる。さらに、第2胴材の一側縁と対応長さ方向折り曲げ線間において、第2胴材が第2長さ方向折り曲げ線に沿って折り曲げられ、第2胴材に第2折り曲げ部が形成され、第2折り曲げ部が垂直面に沿って配置される。そして、第1および第2胴材がその長さ方向に間欠送りされる。さらに、第2折り曲げ部に孔が形成されており、第1および第2胴材が停止しているとき、孔にスパウトが挿入され、スパウトシール装置によってスパウトと第2折り曲げ部がヒートシールされる。その後、第2折り曲げ部が第1折り曲げ部に重ね合わされ、スパウトは第1長さ方向折り曲げ線および対応長さ方向折り曲げ線上に位置する。その後、第1および第2胴材が停止しているとき、スパウトのまわりにおいて、周辺シール装置によって第2折り曲げ部と第1折り曲げ部がヒートシールされ、第2折り曲げ部と第2胴材がヒートシールされる。
さらに、特許文献1の製袋機では、第1および第2胴材の他側縁間において、端面材として一定幅のものが形成される。
これによってプラスチック袋が製造されるものである。したがって、第2折り曲げ部によって端面が形成され、端面にスパウトが設けられる。さらに、このプラスチック袋は両端面を有し、スパウトが設けられるのは一方の端面である。そして、端面材によって他方の端面が形成され、他方の端面によってプラスチック袋を直立させることができる。これはスタンディングパウチと呼ばれているところのものである。
この場合、第1および第2胴材が垂直面に沿って配置され、その状態で第1および第2胴材が間欠送りされるが、これを達成することは容易ではない。第1および第2胴材の幅方向が垂直方向であり、この関係上、幅方向において、第1および第2胴材に重力が作用するが、重力が作用しても、第1および第2胴材がその幅方向にずれないようにせねばならず、第1および第2胴材を的確に保持し、間欠送りする必要があり、その構成が複雑化されることはさけられない。さらに、第2折り曲げ部が垂直面に沿って配置され、その状態でスパウトが挿入され、スパウトと第2折り曲げ部がヒートシールされるが、これを達成することも容易ではない。スパウトを横向きに挿入する必要があり、挿入後、スパウトを落下しないよう保持する必要がある。さらに、スパウトと第2折り曲げ部を横向きにヒートシールする必要があり、その構成も複雑化される。したがって、コストが高いという問題があるものである。構造上、製袋機を高速化することもままならない。
さらに、特許文献1の製袋機では、プラスチック袋が1つずつ製造される。これは1列取りと呼ばれているところのものである。一方、2列取りの製袋機では、プラスチック袋が2つずつ製造されるが、特許文献1の製袋機の場合、プラスチック袋を2つずつ製造することは困難である。
ところで、スパウトを有するプラスチック袋を製造するものではなく、直接関係はないが、特許文献2の製袋機では、第1および第2胴材が垂直面ではなく、水平面に沿って配置され、その長さ方向に間欠送りされる。これが胴材の一般的送り方式であり、重力によって第1および第2胴材がずれるという問題はない。さらに、プラスチック袋の端面にスパウトを設けるものではないが、特許文献3の製袋機でも、第1および第2胴材が水平面に沿って配置され、その長さ方向に間欠送りされる。そして、速度差によってスパウトと孔が整合し、孔にスパウトが挿入される。
したがって、この発明は、端面にスパウトが設けられたプラスチック袋を製造する製袋機において、胴材の一般的送り方式によってプラスチック袋を製造し、その構成が簡単であり、コストが低く、高速化も可能であり、プラスチック袋を2つずつ製造することもできるようにすることを目的とする。
特開2011−46082号公報 特許第3655627号公報 特許第4402872号公報
この発明は、端面にスパウトが設けられたプラスチック袋を製造する製袋機であって、
一側縁付近において、長さ方向折り曲げ線に沿って折り曲げられ、折り曲げ部が形成された第1胴材を使用し、前記折り曲げ部の反対側において、前記第1胴材とは分離した別のプラスチックフィルムである第2胴材を前記第1胴材に重ね合わせ、前記第2胴材の一側縁が前記長さ方向折り曲げ線を越え、一定距離張り出すようにするとともに、前記第1および第2胴材を水平面に沿って配置し、その長さ方向に間欠送りする送り機構と、長さ方向に間隔を置いて複数の孔が形成された端面材の前記孔にスパウトを挿入し、前記スパウトと端面材のヒートシール後、前記端面材を前記第1および第2胴材に供給し、前記長さ方向折り曲げ線に沿って配置し、前記折り曲げ部および第2胴材に重ね合わせる端面材供給機構と、前記第1および第2胴材と前記端面材とが停止しているとき、前記スパウトのまわりにおいて、前記端面材と折り曲げ部をヒートシールし、前記端面材と第2胴材をヒートシールする周辺シール装置とからなり、前記周辺シール装置は、前記端面材の各スパウトを通る直線の一方側において前記端面材と前記折り曲げ部とをヒートシールする第1ヒートシール装置と、前記端面材の各スパウトを通る直線の他方側において前記端面材と第2胴材とをヒートシールする第2ヒートシール装置とを備え、前記第1ヒートシール装置は、ヒートシールバー、プレートおよび受け台を有し、前記プレートが前記折り曲げ部と前記第1胴材との間に挿入された状態で前記ヒートシールバーと前記受け台との間に前記端面材、第1胴材および第2胴材とを挟んでヒートシールするものであり、前記第1ヒートシール装置と前記第2ヒートシール装置によって端面材のスパウトのまわりにヒートシール部分が包囲形成されることにより前記端面が形成され、端面にスパウトが設けられたプラスチック袋を製造することを特徴とする。
この発明に係る製袋機において、前記第2胴材に重ね合わせた前記第1胴材の折り曲げ部は、前記第1胴材の幅方向両側にそれぞれ形成され、前記スパウトがヒートシールされた前記端面材が前記端面材供給機構によって前記各折り曲げ部に2列で供給されて前記折り曲げ部および前記第2胴部にそれぞれ重ね合されてもよい。ここで、前記端面材供給機構は、前記端面材に孔を形成する孔形成手段と、前記孔にスパウトを挿入するスパウト挿入機構と、前記スパウトと前記端面材をヒートシールするスパウトシール装置を含んでもよい。
この場合の製袋機において、前記第1胴部と前記第2胴部の間であってその長さ方向中心線に沿った位置に別の端面材が供給されて前記第1胴部および前記第2胴部にヒートシールされ、前記別の端面材は、前記長さ方向中心線に沿って分割されて形成される2列のプラスチック袋において前記スパウトがヒートシールされた前記端面に対向する別の端面を構成してもよい。ここで、製袋機は、前記別の端面材を供給する端面材供給機構と、前記第1および第2胴材と前記別の端面材とを前記長さ方向にヒートシールする縦シール装置と、前記第1および第2胴材をその幅方向にヒートシールする横シール装置と、前記第1および第2胴材と前記端面材とを前記長さ方向中心線に沿ってスリットするスリット刃と、前記横シール装置によって形成されたヒートシール部分を前記幅方向にカットするクロスカッタと、を更に備えてもよい。
Aはこの発明の実施例を示す側面図、BはAの胴材ガイド機構の正面図、CはAのスパウトシール装置の拡大図、DはAの周辺シール装置の正面断面図、Eは他の実施例を示す側面図である。 Aは図1の胴材および端面材の平面図および正面断面図、BはAの次の工程の平面図および正面断面図、CはBの次の工程の平面図および正面断面図、DはCの次の工程の平面図、EはDの次の工程の平面図、FはEの次の工程の平面図、GはFの次の工程の平面図、HはGの次の工程の平面図である。 Aは図1の製袋機で製造されるプラスチック袋の平面図、BはAのプラスチック袋に内容物が充填された状態を示す斜視図である。 Aは他の実施例を示す正面断面図、BはAの次の工程の正面断面図、CはBの次の工程の正面断面図である。 Aは図4の第1胴材が折り曲げられ、折り返される状態を示す斜視図、BはAの第1胴材の側面図、CはAの第1胴材の正面断面図である。 Aは他の実施例を示す正面断面図、BはAの次の工程の正面断面図、CはBの次の工程の正面断面図、DはCの次の工程の正面断面図である。 他の実施例を示す正面断面図である。
図1はこの発明にかかる製袋機を示す。この製袋機は図3のプラスチック袋を製造するためのものである。図3のプラスチック袋は本体1,2、両端面3,4およびスパウト5を有する。このプラスチック袋の場合、一方の端面3にスパウト5が設けられており、プラスチック袋に内容物が充填されたとき、スパウト5から内容物を取り出すことができ、他方の端面4によってプラスチック袋を直立させることもできる。これはスタンディングパウチと呼ばれているところのものである。
そして、図3のプラスチック袋の製造工程において、図1の製袋機では、図2に示すように、第1胴材1の一側縁付近において、第1胴材1が第1長さ方向折り曲げ線6に沿って折り曲げられ、第1胴材1に第1折り曲げ部7が形成される。第1胴材1はプラスチックフィルムからなる。この実施例では、送り機構に送りローラ8が使用されており、第1胴材1は胴材ガイド機構9を通り、送りローラ8に導かれる。そして、駆動モータによって送りローラ8が駆動され、回転し、第1胴材1がその長さ方向に間欠送りされる。さらに、第1胴材1の送りにともない、胴材ガイド機構9によって第1胴材1が案内され、第1胴材1の一側縁付近において、第1胴材1が第1長さ方向折り曲げ線6に沿って折り曲げられる。たとえば、特許文献2の製袋機と同様、胴材ガイド機構9にガイドローラおよびプレートが使用され、ガイドローラおよびプレートによって第1胴材1が引き下げられ、案内され、第1胴材1が上方に折り曲げられ、これによって第1折り曲げ部7が形成される(図1B)。
さらに、図1の製袋機では、第1折り曲げ部7の反対側において、第2胴材2が第1胴材1に重ね合わされ、その一側縁が第1長さ方向折り曲げ線6を超え、一定距離L張り出す。この実施例では、第1胴材1が上方から供給され、ガイドローラ10に導かれ、第2胴材2が下方から供給され、ガイドローラ10に導かれる。したがって、第1折り曲げ部7の反対側において、第2胴材2が第1胴材1に重ね合わされるものである。そして、第1および第2胴材1,2が水平面に沿って配置され、送りローラ8に導かれ、その長さ方向に間欠送りされる。第1および第2胴材1,2はプラスチック袋の幅に対応するピッチPをもって間欠送りされる。さらに、この実施例では、第1および第2胴材1,2がガイドローラ10を通り、ミシン目形成刃11に導かれ、第1および第2胴材1,2の送りにともない、第2胴材2の一側縁と第1長さ方向折り曲げ線6間において、ミシン目形成刃11が第2胴材2に係合し、第2胴材2にミシン目12が形成される。たとえば、ミシン目形成刃11に回転刃が使用され、第2胴材2が間欠送りされるとき、それに対応する速度でミシン目形成刃11が回転し、これによってミシン目12が形成される(図2A)。
さらに、図1の製袋機では、端面材供給機構によって端面材4が供給され、端面材4は第1および第2胴材1,2の長さ方向にのび、第1および第2胴材1,2間に挿入される。さらに、端面材4があらかじめ2つ折りされ、第1および第2胴材1,2および端面材4が仮止め装置13に導かれ、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、仮止め装置13によって第1胴材1と端面材4がヒートシールまたは超音波シールされ、仮止めされ、第2胴材2と端面材4がヒートシールまたは超音波シールされ、仮止めされる。その後、第2胴材2が孔形成手段14に導かれ、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、第2胴材2の一側縁と第1折り曲げ線6間において、孔形成手段14によって第2胴材2が打ち抜かれ、第2胴材2に孔15が形成される(図2B)。孔形成手段14はパンチからなる。
図1の製袋機は2列取りのものである。したがって、第1胴材1の一側縁ではなく、両側縁付近において、第1胴材1が第1長さ方向折り曲げ線6に沿って折り曲げられ、第1胴材1に第1折り曲げ部7が形成される。そして、第1折り曲げ部7の反対側において、第2胴材2が第1胴材1に重ね合わされ、その両側縁が第1長さ方向折り曲げ線6を超え、一定距離L張り出す。さらに、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、第2胴材2の両側縁と第1長さ方向折り曲げ線6間において、孔形成手段14によって第2胴材2が打ち抜かれ、第2胴材2に孔15が形成される。
さらに、図1の製袋機では、たとえば、端面材供給機構にロールが使用され、端面材4がロールから供給される。さらに、端面材4として2倍の幅のものが使用され、これが長さ方向中心線の両側で2つ折りされ、2層に重ね合わされる。そして、第1および第2胴材1,2の長さ方向中心線の位置において、端面材4が第1および第2胴材1,2間に挿入され、その後、第1および第2胴材1,2および端面材4が仮止め装置13に導かれ、第1および第2胴材1,2および端面材4がその長さ方向中心線に沿って仮止めされる。さらに、第1および第2胴材1,2および端面材4はラミネートフィルムからなり、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントを有する。そして、シーラントが、二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)、二軸延伸ナイロンフィルム(Ny)等の基材に直接、あるいはアルミニウム箔(Al)やエチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)等のバリアー層等を介してラミネートされている。したがって、仮止め装置13にヒートシールバーを使用し、第1および第2胴材1,2および端面材4をヒートシールバーと受け台間に挟み付けると、シーラントによって第1胴材1と端面材4をヒートシールし、仮止めし、第2胴材2と端面材4をヒートシールし、仮止めすることができる。仮止め装置13に超音波シール装置を使用し、超音波シール装置によって第1胴材1と端面材4を超音波シールし、仮止めし、第2胴材2と端面材4を超音波シールし、仮止めすることもできる。
その後、第2胴材2がスパウト挿入機構16およびスパウトシール装置17に導かれ、孔15にスパウト5が挿入される。スパウトは、内容物の注ぎ口となる円筒状部分とフランジ部分を有し、フランジ部分はシーラントとヒートシール可能なポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂で形成され、円筒状部分が孔15に挿入され、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、スパウトシール装置17によってスパウト5と第2胴材2がヒートシールされる。たとえば、スパウト挿入機構16としてロボットが使用され、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、ロボットによってスパウト5が送られ、孔15にスパウト5の円筒状部分が挿入される。さらに、スパウトシール装置17としてリング状のシール部材17aおよび受け台17bが使用され、スパウト5のフランジ部分と第2胴材2をシール部材17aと受け台17b間に挟むことができ(図1C)、シーラントによってスパウト5のフランジ部分と第2胴材2をヒートシールすることができる。
さらに、ヒートシール後、第2胴材2が胴材ガイド機構18に導かれ、第1および第2胴材1,2の送りにともない、胴材ガイド機構18によって第2胴材2が案内され、スパウト5と第1長さ方向折り曲げ線6間において、第2胴材2が第2長さ方向折り曲げ線19に沿って折り曲げられ、第2胴材2に第2折り曲げ部3が形成され、第2折り曲げ部3によってスパウト5が反転し、第2折り曲げ部3が第1折り曲げ部7に重ね合わされる。たとえば、特許文献2の製袋機と同様、胴材ガイド機構18にガイドローラおよびプレートが使用され、ガイドローラおよびプレートによって第2胴材2が引き下げられ、案内され、第2胴材2が上方に折り曲げられる。これによって第2折り曲げ部3が形成され、第2折り曲げ部3によってスパウト5が反転し、第2折り曲げ部3が第1折り曲げ部7に重ね合わされる。
なお、第2胴材2にミシン目12が形成されることは前述したとおりであるが、第2胴材2はミシン目12に沿って折り曲げられる。したがって、第2胴材2を的確に折り曲げることができる。さらに、第2折り曲げ部3が第1折り曲げ部7に重ね合わされたとき、両者の一側縁が互いに合致し、スパウト5は第1長さ方向折り曲げ線6上に位置する(図2C)。
さらに、その後、第1および第2胴材1,2が周辺シール装置に導かれ、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、スパウト5のまわりにおいて、周辺シール装置によって第2折り曲げ部3と第1折り曲げ部7がヒートシールされ、第2折り曲げ部3と第2胴材2がヒートシールされる。さらに、第1および第2胴材1,2および端面材4が縦シール装置に導かれ、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、第1および第2胴材1,2と端面材4が第1および第2胴材1,2の長さ方向にヒートシールされる。
この実施例では、周辺シール装置としてヒートシール装置20が使用され、第1および第2胴材1,2がヒートシール装置20に導かれる。ヒートシール装置20はヒートシールバー20a、プレート21および受け台20bを有する(図1D)。そして、プレート21が第1折り曲げ部7と第1胴材1間に挿入され、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、各スパウト5を通る直線の一方側において、第2折り曲げ部3と第1折り曲げ部7がヒートシールバー20aとプレート21間に挟まれ、第1および第2胴材1,2がプレート21と受け台20b間に挟まれる。したがって、各スパウト5を通る直線の一方側において、シーラントによって第2折り曲げ部3と第1折り曲げ部7がヒートシールされ、そのヒートシール部分22が形成される。ヒートシール部分22は台形波状のもので、スパウト5から間隔を置いて形成される。さらに、その後、ヒートシール部分22が冷却装置23に導かれ、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、冷却装置23によってヒートシール部分22が挟まれ、冷却される(図2D)。
さらに、周辺シール装置および縦シール装置としてヒートシール装置24が使用され、第1および第2胴材1,2および端面材4がヒートシール装置24に導かれる。ヒートシール装置24はヒートシールバーおよび受け台を有する。そして、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、各スパウト5を通る直線の他方側において、第2折り曲げ部3と第2胴材2がヒートシールバーと受け台間に挟まれ、第1および第2胴材1,2および端面材4がヒートシールバーと受け台間に挟まれる。したがって、各スパウト5を通る直線の他方側において、シーラントによって第2折り曲げ部3と第2胴材2がヒートシールされ、そのヒートシール部分25が形成される。ヒートシール部分25も台形波状のもので、スパウト5から間隔を置いて形成される。したがって、スパウト5のまわりにヒートシール部分22,25が形成され、ヒートシール部分22,25によってスパウト5が包囲される。さらに、第1および第2胴材1,2および端面材4がヒートシールバーと受け台間に挟まれ、シーラントによって第1および第2胴材1,2と端面材4がヒートシールされ、そのヒートシール部分26が形成される。ヒートシール部分26はスタンディングパウチ特有の形状であり、その形状自体は一般に知られている。その後、ヒートシール部分25,26が冷却装置27に導かれ、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、冷却装置27によってヒートシール部分25,26が挟まれ、冷却される(図2E)。
その後、第1および第2胴材1,2が打ち抜き装置28に導かれ、打ち抜き装置28はトムソン刃および受け台を有する。さらに、ヒートシール装置20と同様、プレートが第1折り曲げ部7と第1胴材1間に挿入され、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、各スパウト5を通る直線の一方側において、第2折り曲げ部3と第1折り曲げ部7がトムソン刃とプレート間に挟まれ、第1および第2胴材1,2がプレートと受け台間に挟まれる。したがって、各スパウト5を通る直線の一方側において、トムソン刃によって第2折り曲げ部3と第1折り曲げ部7が打ち抜かれ、そのかす29が分離され、ヒートシール部分22が減少する。かす29も台形波状のものである。この結果、ヒートシール部分22はほぼ一定の幅をもつ(図2F)。
さらに、その後、第1および第2胴材1,2が横シール装置30に導かれる。横シール装置30もヒートシールバーおよび受け台を有する。そして、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、第1および第2胴材1,2がヒートシールバーと受け台間に挟まれ、第1および第2胴材1,2がその幅方向にヒートシールされ、これによってそのヒートシール部分31が形成される。その後、ヒートシール部分31が冷却装置32に導かれ、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、冷却装置32によってヒートール部分31が挟まれ、冷却される(図2G)。
その後、第1および第2胴材1,2が打ち抜き装置33に導かれ、打ち抜き装置33もトムソン刃および受け台を有する。そして、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、各スパウト5を通る直線の他方側において、第2折り曲げ部3と第2胴材2がトムソン刃と受け台間に挟まれ、トムソン刃によって第2折り曲げ部3と第2胴材2が打ち抜かれ、そのかす34が分離され、ヒートシール部分25が減少する。かす34も台形波状のものである。この結果、ヒートシール部分25はほぼ一定の幅をもつ(図2H)。
その後、第1および第2胴材1,2および端面材4がスリット刃35に導かれ、第1および第2胴材1,2の送りにともない、スリット刃35によって第1および第2胴材1,2がスリットされ、端面材4もスリットされ、そのスリット線36が形成される。第1および第2胴材1,2および端面材4はその長さ方向中心線に沿ってスリットされる。
その後、第1および第2胴材1,2および端面材4がクロスカッタ37に導かれ、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、第1および第2胴材1,2がその幅方向にカットされる。端面材4もその幅方向にカットされる。第1および第2胴材1,2および端面材4はヒートシール部分31の長さ方向中心線に沿ってカットされる。
なお、この製袋機では、第1および第2胴材1,2がプラスチック袋の幅に対応するピッチPをもって間欠送りされることは前述したとおりである。そして、孔形成手段14とスパウトシール装置17がピッチPに対応する間隔を置いて配置され、スパウト挿入機構16がスパウトシール装置17付近に配置される。したがって、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、第2胴材2に孔15を形成し、孔15にスパウト5を挿入し、スパウトシール装置17によってスパウト5と第2胴材2をヒートシールすることができるものである。さらに、スパウトシール装置17とヒートシール装置20間において、その第1および第2胴材1,2はピッチPの整数倍の長さをもつ。そして、ヒートシール装置20、冷却装置23、ヒートシール装置24および冷却装置27がピッチPに対応する間隔またはその整数倍の間隔を置いて配置される。したがって、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、ヒートシール装置20、冷却装置23、ヒートシール装置24および冷却装置27によって第2折り曲げ部3と第1折り曲げ部7をヒートシールし、冷却し、第2折り曲げ部3と第2胴材2をヒートシールし、冷却し、第1および第2胴材1,2と端面材4をヒートシールし、冷却することができる。さらに、冷却装置27、打ち抜き装置28および打ち抜き装置33がピッチPに対応する間隔またはその整数倍の間隔を置いて配置される。したがって、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、打ち抜き装置28,33によって第2折り曲げ部3と第1折り曲げ部7を打ち抜き、そのかす29を分離させ、第2折り曲げ部3と第2胴材2を打ち抜き、そのかす34を分離させることができる。さらに、横シール装置30、冷却装置32およびクロスカッタ37がピッチPに対応する間隔またはその整数倍の間隔を置いて配置される。したがって、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、横シール装置30、冷却装置32およびクロスカッタ37によって第1および第2胴材1,2をヒートシールし、冷却し、カットすることができる。
これによってプラスチック袋が製造されるものである。したがって、スリット線36によって胴材1,2および端面材4が分割され、プラスチック袋が2つずつ製造される。そして、各袋において、第1および第2胴材1,2によって本体1,2が形成され、第2折り曲げ部3によって端面が形成され、端面にスパウト5が設けられる。その端面は一方の端面3である。さらに、端面材4によって他方の端面4が形成され、他方の端面4によってプラスチック袋を直立させることができる。
この製袋機の場合、第1および第2胴材1,2が水平面に沿って配置され、その状態で第1および第2胴材1,2が間欠送りされ、特許文献1の製袋機のように、第1および第2胴材1,2に重力が作用し、第1および第2胴材1,2がその幅方向にずれることはない。したがって、第1および第2胴材1,2を容易に間欠送りすることができ、その構成は簡単である。さらに、第2胴材2に孔15を形成し、孔15にスパウト5を挿入するとき、スパウト5を下向きに挿入することができ、その構成も簡単である。特許文献3の製袋機のように、速度差によってスパウト5と孔15を整合させ、孔15にスパウト5を挿入することもできる。スパウト5にフランジ部分が形成されているとき、孔15にスパウト5を挿入すると、フランジ部分が第2胴材2に係合し、挿入後、スパウト5を落下しないよう保持する必要もない。スパウトシール装置17によってスパウト5と第2胴材2をヒートシールするとき、シール部材17aおよび受け台17bを下向きおよび上向きに移動させればよく、その構成も簡単である。そして、ヒートシール後、胴材ガイド機構18によって第2胴材2を折り曲げ、スパウト5を反転させればよく、その構造に問題はなく、コストは低い。製袋機を高速化することも可能である。
この製袋機の場合、プラスチック袋を2つずつ製造することも容易である。
なお、この実施例では、第1胴材1を上方から供給し、第2胴材2を下方から供給するようにしたものを説明したが、反対に、第1胴材1を下方から供給し、第2胴材2を上方から供給し、両者を互いに重ね合わせるようにしてもよい。この場合、第2胴材2の孔15にスパウト5を挿入するとき、スパウト5を上向きに挿入する必要があるが、挿入後、上下方向において、スパウト5を適宜保持すればよく、その構成も簡単である。特許文献3の製袋機のように、速度差によってスパウト5と孔15を整合させ、孔15にスパウト5を挿入することもできる。
さらに、図1の実施例では、打ち抜き装置33によって第2折り曲げ部3と第2胴材2を打ち抜き、クロスカッタ37によって第1および第2胴材1,2および端面材4をカットするようにしたものを説明したが、必ずしもその必要はない。クロスカッタ37の位置に打ち抜き装置を配置し、第1および第2胴材1,2の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、プラスチック袋を第1および第2胴材1,2から打ち抜くようにしてもよい。たとえば、打ち抜き装置37’としてトムソン刃37aを使用し、その形状をプラスチック袋の形状に対応させる(図1E)。そして、間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、第1および第2胴材1,2をトムソン刃37aと受け台37b間に挟み、トムソン刃37aによってプラスチック袋を打ち抜くようにすればよい。
図4は他の実施例を示す。図4の実施例では、図1の胴材1,2と同様、第1および第2胴材38,39が上方および下方から供給され、互いに重ね合わされる。ただし、図4の実施例では、第1胴材38の一側縁が第2胴材39の一側縁を超え、一定距離L張り出す。そして、図1の胴材1,2と同様、第1および第2胴材38,39が水平面に沿って配置され、送りローラに導かれ、その長さ方向に間欠送りされる。さらに、第1および第2胴材38,39の間欠送り毎に、第1および第2胴材38,39が停止しているとき、第1および第2胴材38,39の一側縁間において、孔形成手段によって第1胴材38が打ち抜かれ、第1胴材38に孔が形成される。さらに、図1のスパウト5と同様、第1および第2胴材38,39の間欠送り毎に、第1および第2胴材38,39が停止しているとき、スパウト挿入機構によってスパウト5が操作され、孔にスパウト5が挿入され、間欠送り毎に、第1および第2胴材38,39が停止しているとき、スパウトシール装置によってスパウト5と第1胴材38がヒートシールされる(図4A)。
さらに、スパウト5のヒートシール後、第1および第2胴材38,39の送りにともない、胴材ガイド機構によって第1胴材38が案内され、第1胴材38の幅方向所定位置において、第1胴材38が長さ方向折り曲げ線40および長さ方向折り返し線41に沿って折り曲げられ、折り返され、第1胴材38に折り曲げ部42および折り返し部43が形成される。この実施例では、折り返し部43が形成されたとき、その一側縁は第2胴材39の一側縁に整合する。そして、スパウト5および長さ方向折り曲げ線40は第1胴材38の一側縁と長さ方向折り返し線41間に位置し、第2胴材39の一側縁と長さ方向折り返し線41の間に位置する(図4B)。
たとえば、図5に示すように、胴材ガイド機構としてガイドローラ44,45,46およびプレート47,48が使用され、第1胴材38がガイドローラ44を通り、ガイドローラ45に導かれる。さらに、第1胴材38がガイドプレート47を通り、その下方に導かれ、ガイドローラ45およびプレート47によって第1胴材38が引き下げられ、折り曲げられる。さらに、プレート47の上方にプレート48およびガイドローラ46が配置され、プレート48に傾斜辺49が形成されており、第1胴材38が各プレート47,48間に導かれる。さらに、傾斜辺49によって第1胴材38が案内され、折り返され、その折り返し部43がガイドローラ46とプレート48間に導かれる。したがって、第1胴材38が長さ方向折り曲げ線40および長さ方向折り返し線41に沿って折り曲げられ、折り返されるものである。
図4の製袋機も2列取りのものである。したがって、第1胴材38の一側縁ではなく、両側縁が第2胴材39の両側縁を超え、一定距離L張り出す。さらに、第1および第2胴材38,39の両側縁間において、第1胴材38に孔が形成され、孔にスパウト5が挿入され、スパウト5と第1胴材38がヒートシールされる。そして、第1胴材38が長さ方向折り曲げ線40および長さ方向折り返し線41に沿って折り曲げられ、折り返される。したがって、スパウト5および長さ方向折り曲げ線40は第1胴材38の両側縁と長さ方向折り返し線41間に位置し、第2胴材39の両側縁と長さ方向折り返し線41間に位置する。
その後、図1の製袋機と同様、第1および第2胴材38,39の間欠送り毎に、第1および第2胴材38,39が停止しているとき、スパウト5のまわりにおいて、周辺シール装置によって折り返し部43と折り曲げ部42がヒートシールされ、折り返し部43と第2胴材39がヒートシールされる(図4C)。
さらに、図4の実施例でも、図1の製袋機と同様、端面材供給機構によって端面材4が供給され、仮止め装置によって端面材4と第2胴材39が仮止めされる。さらに、第1および第2胴材38,39の間欠送り毎に、第1および第2胴材38,39が停止しているとき、縦シール装置によって第1および第2胴材38,39と端面材4がヒートシールされ、横シール装置によって第1および第2胴材38,39がヒートシールされる。さらに、スリット刃によって第1および第2胴材38,39および端面材4がスリットされ、クロスカッタによって第1および第2胴材38,39がカットされる。
これによってプラスチック袋が製造されるものである。したがって、第1および第2胴材38,39によって本体が形成され、折り返し部43によって端面が形成され、端面にスパウト5が設けられる。
図6の実施例では、広幅の胴材50がその長さ方向に間欠送りされる。さらに、広幅の胴材50の間欠送り毎に、広幅の胴材50が停止しているとき、その幅方向所定位置において、孔形成手段によって広幅の胴材50が打ち抜かれ、広幅の胴材50に孔が形成される。さらに、広幅の胴材50の間欠送り毎に、広幅の胴材50が停止しているとき、スパウト挿入機構によってスパウト5が操作され、孔にスパウト5が挿入され、広幅の胴材50の間欠送り毎に、広幅の胴材50が停止しているとき、スパウトシール装置によってスパウト5と広幅の胴材50がヒートシールされる(図6A)。
さらに、ヒートシール後、広幅の胴材50の送りにともない、胴材ガイド機構によって広幅の胴材50が案内され、まず、広幅の胴材50の一側縁とスパウト5間において、広幅の胴材50が第1長さ方向折り曲げ線51および長さ方向折り返し線52に沿って折り曲げられ、折り返され、広幅の胴材50に第1折り曲げ部53および折り返し部54が形成される。この製袋機も2列取りのものである。したがって、広幅の胴材50の一側縁ではなく、両側縁とスパウト5間において、広幅の胴材50が第1長さ方向折り曲げ線51および長さ方向折り返し線52に沿って折り曲げられ、折り返される(図6B)。
その後、広幅の胴材50の幅方向所定位置において、広幅の胴材50が第2長さ方向折り曲げ線55に沿って折り曲げられ、広幅の胴材50に第2折り曲げ部56が形成される(図6C)。その後、広幅の胴材50が完全に折り曲げられ、第2折り曲げ部56によってスパウト5が反転し、スパウト5および折り返し線52は第1および第2折り曲げ線51,55間に位置する。さらに、広幅の胴材50の間欠送り毎に、広幅の胴材50が停止しているとき、スパウト5のまわりにおいて、周辺シール装置によって第2折り曲げ部56と第1折り曲げ部53がヒートシールされ、第2折り曲げ部56と広幅の胴材50がヒートシールされる(図6D)。
さらに、端面材供給機構によって端面材4が供給され、縦シール装置によって広幅の胴材50およびその折り返し部54と端面材4がヒートシールされ、横シール装置によって広幅の胴材50とその折り返し部54がヒートシールされる。さらに、スリット刃によって広幅の胴材50および端面材4がスリットされ、クロスカッタによって広幅の胴材50がカットされる。
これによってプラスチック袋が製造されるものである。したがって、広幅の胴材50とその折り返し部54によって本体が形成され、第2折り曲げ部56によって端面が形成され、端面にスパウト5が設けられる。
図7の実施例では、第1胴材57の一側縁付近において、第1胴材57が長さ方向折り曲げ線58に沿って折り曲げられ、第1胴材57に折り曲げ部59が形成される。さらに、折り曲げ部59の反対側において、第2胴材60が第1胴材57に重ね合わされ、その一側縁が長さ方向折り曲げ線58を超え、一定距離L張り出す。この製袋機も2列取りのものである。したがって、第1胴材57の両側縁付近において、第1胴材57が長さ方向折り曲げ線58に沿って折り曲げられる。さらに、第2胴材60が第1胴材57に重ね合わされ、その両側縁が長さ方向折り曲げ線58を超え、一定距離L張り出す。
そして、第1および第2胴材57,60が水平面に沿って配置され、その長さ方向に間欠送りされる。さらに、それに端面材61が組み合わされる。端面材61は複数の孔を有し、孔は端面材61の長さ方向に間隔を置いて形成される。さらに、孔にスパウト5が挿入され、スパウト5と端面材61のヒートシール後、端面材61が第1および第2胴材57,60に供給され、長さ方向折り曲げ線58に沿って配置され、折り曲げ部59および第2胴材60に重ね合わされる。たとえば、端面材61の供給後、第1および第2胴材57,60および端面材61が送りローラに導かれ、送りローラによって端面材61が間欠送りされる。そして、供給前、端面材61の間欠送り毎に、端面材61が停止しているとき、孔形成手段によって端面材61が打ち抜かれ、端面材61に孔が形成される。その後、端面材61の間欠送り毎に、端面材61が停止しているとき、スパウト挿入機構によってスパウト5が操作され、孔にスパウトが挿入され、間欠送り毎に、端面材61が停止しているとき、スパウトシール装置によってスパウト5と端面材61がヒートシールされる。その後、端面材61が第1および第2胴材57,60に供給され、これが送りローラに導かれ、送りローラによって第1および第2胴材57,60および端面材61が間欠送りされるものである。さらに、第1および第2胴材57,60の間欠送り毎に、第1および第2胴材1,2が停止しているとき、スパウト5のまわりにおいて、周辺シール装置によって端面材61と折り曲げ部59がヒートシールされ、端面材61と第2胴材60がヒートシールされる。
さらに、端面材供給機構によって端面材4が供給され、縦シール装置によって第1および第2胴材57,60と端面材4がヒートシールされ、横シール装置によって第1および第2胴材57,60がヒートシールされる。さらに、スリット刃によって第1および第2胴材57,60および端面材4がスリットされ、クロスカッタによって第1および第2胴材57,60がカットされる。
これによってプラスチック袋が製造されるものである。したがって、第1および第2胴材57,60によって本体が形成され、端面材61によって端面が形成され、端面にスパウト5が設けられる。
各実施例において、第1および第2胴材または広幅の胴材1,2,38,39,50,57,60の間欠送り毎に、その胴材1,2,38,39,50,57,60が停止しているとき、孔形成手段、スパウトシール装置などの各構成要素によって処理を施すようにしたものを説明したが、必ずしもその必要はない。間欠送り毎に、各構成要素を完全同期させず、すべての構成要素ではなく、いくつかの構成要素によって処理を施すことも考えられる。間欠送りされ、それが複数回繰り返される毎に、各構成要素またはいくつかの構成要素によって処理を施すことも考えられる。
1,2,57 胴材
3 端面、第2折り曲げ部
4 端面材
5 スパウト
6 第1長さ方向折り曲げ線
7 第1折り曲げ部
8 送りローラ(送り機構)
14 孔形成手段
15 孔
16 スパウト挿入機構
17 スパウトシール装置
18 胴材ガイド機構
19 第2長さ方向折り曲げ線
20 ヒートシール装置(周辺シール装置)
24 ヒートシール装置(周辺シール装置、縦シール装置)
30 横シール装置
37 クロスカッタ
37’ 打ち抜き装置
38,39 胴材
40 長さ方向折り曲げ線
41 長さ方向折り返し線
42 折り曲げ部
43 折り返し部
47,48 プレート(胴材ガイド機構)
50 胴材
51 第1長さ方向折り曲げ線
52 長さ方向折り曲げ線
53 第1折り曲げ部
54 折り返し部
55 第2長さ方向折り曲げ線
56 第2折り曲げ部
57,60 胴材
58 長さ方向折り曲げ線
59 折り曲げ部
61 端面材

Claims (3)

  1. 端面にスパウトが設けられたプラスチック袋を製造する製袋機であって、
    一側縁付近において、長さ方向折り曲げ線に沿って折り曲げられ、折り曲げ部が形成された第1胴材を使用し、前記折り曲げ部の反対側において、前記第1胴材とは分離した別のプラスチックフィルムである第2胴材を前記第1胴材に重ね合わせ、前記第2胴材の一側縁が前記長さ方向折り曲げ線を越え、一定距離張り出すようにするとともに、前記第1および第2胴材を水平面に沿って配置し、その長さ方向に間欠送りする送り機構と、
    長さ方向に間隔を置いて複数の孔が形成された端面材の前記孔にスパウトを挿入し、前記スパウトと端面材のヒートシール後、前記端面材を前記第1および第2胴材に供給し、前記長さ方向折り曲げ線に沿って配置し、前記折り曲げ部および第2胴材に重ね合わせる端面材供給機構と、
    前記第1および第2胴材と前記端面材とが停止しているとき、前記スパウトのまわりにおいて、前記端面材と折り曲げ部をヒートシールし、前記端面材と第2胴材をヒートシールする周辺シール装置とからなり、
    前記周辺シール装置は、前記端面材の各スパウトを通る直線の一方側において前記端面材と前記折り曲げ部とをヒートシールする第1ヒートシール装置と、前記端面材の各スパウトを通る直線の他方側において前記端面材と第2胴材とをヒートシールする第2ヒートシール装置とを備え、前記第1ヒートシール装置は、ヒートシールバー、プレートおよび受け台を有し、前記プレートが前記折り曲げ部と前記第1胴材との間に挿入された状態で前記ヒートシールバーと前記受け台との間に前記端面材、第1胴材および第2胴材を挟んでヒートシールするものであり、
    前記第1ヒートシール装置と前記第2ヒートシール装置によって端面材のスパウトのまわりにヒートシール部分が包囲形成されることにより前記端面が形成され、端面にスパウトが設けられたプラスチック袋を製造することを特徴とする製袋機。
  2. 請求項1に記載の製袋機において、
    前記第2胴材に重ね合わせた前記第1胴材の折り曲げ部は、前記第1胴材の幅方向両側にそれぞれ形成され、
    前記スパウトがヒートシールされた前記端面材が前記端面材供給機構によって前記各折り曲げ部に2列で供給されて前記折り曲げ部および前記第2胴部にそれぞれ重ね合されることを特徴とする、製袋機。
  3. 請求項2に記載の製袋機において、
    前記第1胴部と前記第2胴部の間であってその長さ方向中心線に沿った位置に別の端面材が供給されて前記第1胴部および前記第2胴部にヒートシールされ、
    前記別の端面材は、前記長さ方向中心線に沿って分割されて形成される2列のプラスチック袋において前記スパウトがヒートシールされた前記端面に対向する別の端面を構成することを特徴とする、製袋機。
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