JPH11105107A - 隔壁バッグおよびその製造方法 - Google Patents

隔壁バッグおよびその製造方法

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JPH11105107A
JPH11105107A JP9286089A JP28608997A JPH11105107A JP H11105107 A JPH11105107 A JP H11105107A JP 9286089 A JP9286089 A JP 9286089A JP 28608997 A JP28608997 A JP 28608997A JP H11105107 A JPH11105107 A JP H11105107A
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JP
Japan
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mold
frame
parison
easy
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JP9286089A
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English (en)
Inventor
Tadatoshi Tanji
忠敏 丹治
Akira Tanaka
晶 田中
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Kyoraku Co Ltd
Kewpie Corp
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
QP Corp
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隔壁部の部分で容易に折り曲げることができ
るとともに、剥離特性にバラツキのないイージーピール
部を有するようにする。 【解決手段】 隔壁バッグ1は、易剥離性を有するイー
ジーピール部5とその長手方向両端に連設された孔7を
有する枠状の強溶着部6からなる隔壁部4によって互い
に隔絶された偏平な立体形状の一方の薬剤収納部2およ
び他方の薬剤収納部3を備えている。強溶着部6は、対
向壁面間に隙間のある未溶着のイージーピール部予備成
形部およびその長手方向両側に連設された強溶着部6か
らなる隔壁部形成部により互いに連結された薬剤収納部
2,3を備えた予備成形品をブロー成形する際に、パリ
スンの対向壁面を圧着するとともに孔7をくり貫くこと
によって形成されたものであり、イージーピール部5は
前記イージーピール部予備成形部の対向壁面を熱溶着す
ることによって形成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種類の異なる複数
の薬剤を互いに混合しないように区分けして収納してお
き、使用時に掌で圧迫する等の無菌操作で混合すること
ができるように構成された隔壁バッグおよびその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の医療用高カロリー輸液等の
収納に用いられる隔壁バッグの一例を示し、この隔壁バ
ッグ101は、ブロー成形により一体成形された熱可塑
性樹脂製のものであって、剥離可能な内壁溶着帯104
およびその長手方向両端に連設された強溶着部102か
らなる隔壁部によって互いに隔絶された複数の室を有
し、強溶着部102の境界付近にピンホールが発生しな
いようにするために強溶着部102内に樹脂溜め103
が設けられている(特開平7−155363号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
強溶着部に設けられた樹脂溜めの肉厚が厚くなって剛性
等の機械的強度が大きくなり過ぎ、包装時等において内
壁溶着部の剥離防止およびコンパクト化のために内壁溶
着帯およびその両端に連設された強溶着部からなる隔壁
部の部分で折り曲げようとしても容易に折り曲げること
ができない。また、強溶着部内に樹脂溜めが設けられて
いるため、型締め時においてブロー成形用金型によって
挟圧される強溶着部における樹脂量が多くなるとともに
溶着部面積も大きくなるため、型締圧が均等に作用せず
微妙に肉厚の変動が生じ、ひいては内壁溶着帯の剥離特
性にバラツキが生じるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、隔壁部の部分で容易に
折り曲げることができるとともに、剥離特性にバラツキ
のないイージーピール部を有する隔壁バッグおよびその
製造方法を実現することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の隔壁バッグは、易剥離性を有するイージ
ーピール部およびその長手方向両端に連設された枠状の
強溶着部からなる隔壁部によって互いに隔絶された複数
の偏平な立体形状の薬剤収納部を備えた熱可塑性樹脂製
の隔壁バッグであって、前記枠状の強溶着部は、対向壁
面間に隙間のある未溶着のイージーピール部予備成形部
およびその長手方向両端に連設された前記枠状の強溶着
部からなる隔壁部形成部により互いに連結された複数の
前記薬剤収納部を備えた予備成形品をブロー成形により
一体成形する際に、パリスンの対向壁面を圧着するとと
もに孔をくり貫くことによって形成されたものであり、
かつ、前記イージーピール部は、前記予備成形品の前記
イージーピール部予備成形部の前記対向壁面を熱溶着す
ることによって形成されたものであることを特徴とする
ものである。
【0006】また、パリスンは、その折り径が薬剤収納
部の長径以下でかつ隔壁部の長手方向の長さ以上に設定
された筒状のものとする。
【0007】さらに、本発明の隔壁バッグの製造方法
は、対向壁面に隙間のある未溶着のイージーピール部予
備成形部およびその長手方向両端に連設された枠状の強
溶着部からなる隔壁部形成部により互いに連結された複
数の偏平な立体形状の薬剤収納部を備えた予備成形品の
外面を規制するキャビティを備えた分割形式の金型を用
い、型開きした前記金型間に溶融したパリスンを配置
し、ついで前記金型を型締めして前記パリスン内に加圧
流体を導入することにより前記キャビティに沿う形状に
ブロー成形して前記予備成形品を一体成形したのち、前
記イージーピール部予備成形部の前記対向壁面を熱溶着
することにより、易剥離性を有するイージーピール部お
よびその長手方向両端に連設された前記枠状の強溶着部
からなる隔壁部によって互いに隔絶された複数の偏平な
立体形状の薬剤収納部を備えた熱可塑性樹脂製の隔壁バ
ッグを製造する方法であって、前記枠状の強溶着部は、
前記予備成形品をブロー成形する際に、パリスンの対向
壁面を圧着するとともに、前記金型に設けられた穿孔手
段により孔をくり貫くことによって形成することを特徴
とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】先ず、本発明に係る隔壁バッグの
一実施の形態について説明する。
【0009】図1に示すように、隔壁バッグ1は、熱可
塑性樹脂製のものであって、後述する隔壁部4によって
互いに隔絶された偏平な立体形状の一方の薬剤収納部2
および他方の薬剤収納部3を備え、一方の薬剤収納部2
の自由端側には板状の吊具8と筒部9とが連設されてお
り、他方の薬剤収納部3の自由端側には筒状の口部10
が連設されている。
【0010】なお、吊具8には吊り下げ孔8aが形成さ
れており、また、筒部9および口部10は薬剤充填後に
圧潰・溶着するか栓体11を溶着する等の公知の手段に
より閉塞することができるように構成されている。
【0011】隔壁部4は、上述した無菌操作で剥離する
ことができる易剥離性を有するイージーピール部5およ
びその長手方向両端に連設された枠状の強溶着部6から
なる。
【0012】枠状の強溶着部6は、図3に示すように、
対向壁面間に隙間15aのある未溶着イージーピール部
予備成形部15およびその長手方向両端に連設された枠
状の強溶着部6からなる隔壁部形成部14により互いに
連結された偏平な立体形状の一方の薬剤収納部2および
他方の薬剤収納部3を備えた予備成形品21をブロー成
形により一体成形する際に、パリスン20(図4に示
す)の対向壁面を圧着するとともに孔7をくり貫くこと
によって形成されたものであり、かつ、イージーピール
部5は、予備成形品21のイージーピール部予備成形部
15の対向壁面を熱溶着することによって形成されたも
のである。
【0013】本実施の形態による隔壁バッグは、図2に
示すように、隔壁バッグ1の一方の薬剤収納部2に筒部
9より一方の薬剤を充填したのち筒部9を圧潰・溶着し
て閉塞し、他方の薬剤収納部3に他方の薬剤を口部10
より充填したのち口部10に栓体11を溶着して閉塞す
る。そして隔壁部4の部分で折り曲げて外袋16により
包装することができる。この場合、強溶着部6は枠状に
形成されているため、容易に折り曲げることができると
ともに折り曲げ部が湾曲した状態で折り曲げられ、イー
ジーピール部5がエッジ状に折れるおそれがない。
【0014】続いて、本発明に係る隔壁バッグの製造方
法の一実施の形態について、図1に示した隔壁バッグを
製造する場合を例に挙げて説明する。
【0015】(1) 図4ないし図6に示す分割形式の
金型22,23を、ブロー成形機に取り付けて型開きし
ておく。
【0016】ここで、分割形式の金型22,23は、図
3に示す予備成形品21の外面を規制する形状のキャビ
ティを備え、該キャビティは、一方の薬剤収納部2の外
面を規制するための一方の薬剤収納部形成面22a,2
3a、他方の薬剤収納部3の外面を規制するための他方
の薬剤収納部形成面22b,23b、イージーピール部
予備成形部15の外面を規制するためのイージーピール
部予備成形部形成面22c,23c(不図示)、枠状の
強溶着部6の外面を規制するための後述する強溶着部形
成面22d,23d(不図示)、吊具8の外面を規制す
るための吊具形成面22e,23e(不図示)、筒部9
の外面を規制するための筒部形成面22g,23g、口
部10の外面を規制するための口部形成面22f,23
fからなる。
【0017】また、本実施の形態においては、孔7をく
り貫くための穿孔手段として、一方の金型22の強溶着
部形成面22dには、他方の金型23に向けて突出した
環状突条部26および該環状突条部26に囲まれた部位
に開口するガイド孔24aが設けられており、該ガイド
孔24aにはスライド型24が摺動自在に嵌挿されてい
るとともに、他方の金型23の強溶着部形成面23dに
は、一方の金型22の環状突条部26の先端が当接され
る環状の受け部28および該受け部28に囲まれた部位
に開口するスライド型24の外径よりも若干大きな内径
を有するガイド孔25aが設けられており、該ガイド孔
25aには受け型25が摺動自在に嵌挿されている。
【0018】なお、一方の金型22および他方の金型2
3の図示上下(図5参照)の合わせ面にバリが発生する
ため、この部分にはバリ収納間隙部29a,29bが設
けられている。
【0019】(2) 上記(1)ののち、型開きされた
金型22,23間に溶融した筒状のパリスン20を図示
しない押出ダイから押し出して配置する。
【0020】ここで、型締め完了時のパリスン20は、
その折り径(押し出したパリスンまたは押し出してプリ
ブローされたパリスンを型締めにより押圧して偏平にし
たときの幅に相当する)が薬剤収納部2,3の長径以下
でかつ隔壁部4の長手方向の長さ以上に設定された筒状
のものにすることにより金型22,23の図示両側の合
わせ面にバリが発生しないようにするとよい。
【0021】なお、型締め完了以前にパリスン20の内
面同志が溶着して成形不良とならないように、型締め開
始に先立ち、パリスン20の下端側開口部を閉塞し、前
記押出ダイに内設された吹込手段等により所定量の加圧
流体を導入する、いわゆるプリブローを行なうことがで
きる。
【0022】(3) 上記(2)ののち、型締めを行な
ってパリスン20を金型22,23で挟持すると同時
に、対向壁面間に隙間15aを有する未溶着のイージー
ピール部予備成形部15およびその両側に連設された後
述する枠状の強溶着部6,吊具8を形成する。
【0023】本工程において、枠状の強溶着部6は、型
締め完了時点においてパリスン20の対向壁面が圧着さ
れて形成されるが、その際に一方の金型22に突設され
た環状突条部26と他方の金型23の受け部28との間
でパリスン20が喰い切られて孔7がくり貫かれる(た
だし、環状突条部26と受け部28との喰い切り部分は
薄肉化した樹脂の連設部が存在する。)とともにバリ3
0がバリ収納空間部27に収納される。
【0024】(4) 上記(3)ののち、パリスン20
内へ吹込手段(不図示)を介して加圧流体を導入して前
記キャビティに沿って膨張させ、上述した図3に示す予
備成形品21をブロー成形により一体成形する。
【0025】(5) 上記(4)ののち、金型22,2
3中で冷却したのち、孔7を形成する際に発生したバリ
30を挟持した受け型25およびスライド型24をバリ
30を挟持した状態で左右に往復移動させることによ
り、喰い切り部分の薄肉化した樹脂の連設部を分離して
バリ30を孔7から切除し、次いで型開きを行なって予
備成形品21を取り出す。
【0026】(6) 上記(5)ののち、予備成形品2
1のイージーピール部予備成形部15を図示しないヒー
トシール手段により挟圧してその対向壁面を熱溶着する
ことにより易剥離性を有するイージーピール部5を形成
して上述した図1に示す隔壁バッグ1を得る。
【0027】なお、孔7のくり貫き工程で発生した前記
喰い切り部分の薄肉化した樹脂の連設部は金型から取り
出した後に切除することもできる。
【0028】また、本発明において、薬剤収納部の数
は、上述した2個のものに限らず、必要に応じて隔壁部
で互いに隔絶された3個以上の薬剤収納部を有するもの
とすることができる。
【0029】隔壁バッグを構成する熱可塑性樹脂として
は、耐水性、機械的強度、成形性等の点を考慮し、低密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリプロピレン等を単層または多層にて用いること
ができる。
【0030】以下に隔壁バックにおける2層構成の例を
示す。
【0031】外層としては、透明性(分光線透過率[J
ISK6714]が70以上)、柔軟性(曲げ剛性が1
000〜5000kg/cm2 )、耐熱性(融点:DS
C法により測定した融解ピーク温度:100℃以上、好
ましくは115℃)の各条件を満たす熱可塑性樹脂、例
えば、線状低密度ポリエチレン(融点:120℃)、エ
チレン−プロピレンランダム共重合体((融点:145
℃)を用いる。
【0032】また、薬剤収納部を押圧することで容易に
剥離することができる易剥離性を有するイージーピール
部を形成するための内層としては、外層に用いられる熱
可塑性樹脂に対し、融点の高い他の熱可塑性樹脂を混合
したものが好適である。例えば、外層に線状低密度ポリ
エチレンを用いた場合には、線状低密度ポリエチレンに
対し、ポリプロピレン(融点:160℃)を約50:5
0の比率で混合したものを用いる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0034】隔壁部が、イージピール部とその長手方向
両端に連設された枠状の強溶着部からなるため、金型の
型締め時に溶着される溶着面積が小さく、型締圧が均等
に作用して肉厚が均一になり、ひいてはイージーピール
部の剥離特性にバラツキが生じることもなくなる。ま
た、隔壁部の部分で折り曲げ易くなり、包装時に折り曲
げて外袋に収納する等の作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態による隔壁バッグを示し、(a)
は模式正面図、(b)は(a)の矢印方向から見た模式
側面図である。
【図2】図1に示した隔壁バッグに薬剤を充填したのち
折り曲げて外袋に収納した状態を示す説明図である。
【図3】図1に示す隔壁バッグの予備成形品を示し、
(a)は模式正面図、(b)は(a)のA−A線に沿う
模式部分断面図である。
【図4】図3に示す予備成形品の製造に用いられる分割
形式の金型のうちの一方の金型を示す模式正面図であ
る。
【図5】分割形式の金型を図4のA−A線に沿って切断
した模式断面図である。
【図6】図3に示す予備成形品の製造方法における一工
程を示す説明図である。
【図7】従来の隔壁バッグの一例を示す模式正面図であ
る。
【符号の説明】
1 隔壁バッグ 2,3 薬剤収納部 4 隔壁部 5 イージーピール部 6 強溶着部 7 孔 8 吊具 8a 吊り下げ孔 9 筒部 10 口部 11 栓体 14 隔壁部形成部 15 イージーピール部予備成形部 15a 隙間 16 外袋 20 パリスン 21 予備成形品 22 一方の金型 23 他方の金型 22a,23a 一方の薬剤収納部形成面 22b,23b 他方の薬剤収納部形成面 22c,23c イージーピール部予備成形部形成面 22d,23d 強溶着部形成面 22e,23e 吊具形成面 22f,23f 口部形成面 22g,23g 筒部形成面 24 スライド型 25 受け型 26 環状突条部 27 バリ収納空間部 28 受け部 29a,29b バリ収納間隙部 30 バリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 易剥離性を有するイージーピール部およ
    びその長手方向両端に連設された枠状の強溶着部からな
    る隔壁部によって互いに隔絶された複数の偏平な立体形
    状の薬剤収納部を備えた熱可塑性樹脂製の隔壁バッグで
    あって、 前記枠状の強溶着部は、対向壁面間に隙間のある未溶着
    のイージーピール部予備成形部およびその長手方向両端
    に連設された前記枠状の強溶着部からなる隔壁部形成部
    により互いに連結された複数の前記薬剤収納部を備えた
    予備成形品をブロー成形により一体成形する際に、パリ
    スンの対向壁面を圧着するとともに孔をくり貫くことに
    よって形成されたものであり、かつ、前記イージーピー
    ル部は、前記予備成形品の前記イージーピール部予備成
    形部の前記対向壁面を熱溶着することによって形成され
    たものであることを特徴とする隔壁バッグ。
  2. 【請求項2】 パリスンは、その折り径が薬剤収納部の
    長径以下でかつ隔壁部の長手方向の長さ以上に設定され
    た筒状のものであることを特徴とする請求項1記載の隔
    壁バッグ。
  3. 【請求項3】 対向壁面に隙間のある未溶着のイージー
    ピール部予備成形部およびその長手方向両端に連設され
    た枠状の強溶着部からなる隔壁部形成部により互いに連
    結された複数の偏平な立体形状の薬剤収納部を備えた予
    備成形品の外面を規制するキャビティを備えた分割形式
    の金型を用い、型開きした前記金型間に溶融したパリス
    ンを配置し、ついで前記金型を型締めして前記パリスン
    内に加圧流体を導入することにより前記キャビティに沿
    う形状にブロー成形して前記予備成形品を一体成形した
    のち、前記イージーピール部予備成形部の前記対向壁面
    を熱溶着することにより、易剥離性を有するイージーピ
    ール部およびその長手方向両端に連設された前記枠状の
    強溶着部からなる隔壁部によって互いに隔絶された複数
    の偏平な立体形状の薬剤収納部を備えた熱可塑性樹脂製
    の隔壁バッグを製造する方法であって、 前記枠状の強溶着部は、前記予備成形品をブロー成形す
    る際に、パリスンの対向壁面を圧着するとともに、前記
    金型に設けられた穿孔手段により孔をくり貫くことによ
    って形成することを特徴とする隔壁バッグの製造方法。
JP9286089A 1997-10-02 1997-10-02 隔壁バッグおよびその製造方法 Pending JPH11105107A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248771A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Yoshino Kogyosho Co Ltd 二連型ブロー容器及びその製造方法
JP2014162508A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Kirin Brewery Co Ltd 複室容器
JP2020181707A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 株式会社ルミカ 化学発光体

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