JPS62234179A

JPS62234179A - 定着装置

Info

Publication number: JPS62234179A
Application number: JP9194986A
Authority: JP
Inventors: Osamu Hamanaka; 浜中　修; Kazuhiro Ikemori; 一博池森; Kazunori Hasegawa; 和則長谷川; Makoto Tamura; 真田村; Noriyuki Nomura; 野村　紀之
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1985-12-28
Filing date: 1986-04-21
Publication date: 1987-10-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、トナー像を複写用紙に定着させる定着装置に
関する。

（従来の技術）一般に電子祷写装置等では、帯電さＵた感光ドラム上に
１車積からの反射光を結像させて静電潜像を形成し、こ
の静電潜像にトナーを付着させ可視像化し、このトナー
像を複写用紙に転写ざＵた俊、定着装置により定着さけ
て複写画像を形成する。

第３図はこのような従来の定着装置を示すもので、この
定＠装置は、内部にヒータランプからなる加熱装置１を
内蔵し、モータおよびギアから構成される装置覆された加熱ローラ３と、この加熱ローラ３に圧接され
、表面を耐熱性ゴムで被覆された加圧ローラ４とが配設
されている。そして、加熱ローラ３と加圧ローラ４の側
方には、感光ドラム（図示Ｕず）によりトナー像を転写
ざれた複写用紙を、加熱ローラ３と加圧ローラ４との間
に導入するための定着器入口ガイド５が配設され、この
定着器入口ガイド５の反対側には、加熱ローラ３に当接
状態とざれ、加熱ローラ３から複写用紙を剥離するため
の剥離爪６と、加熱ローラ３に当接状態とざれ、その温
度を検知するり一ーミスタからなる温度検知装置７が配
設されている。

上記構成の定着装置は、加熱装置１、駆動装置２、温度
検知装置７に接続された制御装置８により図中のグラフ
に示すように制御される。

このグラフにおいて縦軸は温度および装置の動作状態を
示し、横軸は時間を示しており、実線Ａは温度検知装置
７から入力される温度、実線Ｂは加熱装置１の動作状態
、実線Ｃは駆動装置２の動作状態を示している。また、
点線り、Ｅは、それぞれ上限温度ライン、下限温度ライ
ンを示し、この両ラインの間の温度が定着動作可能な温
度範囲となる。

そして、このグラフに示すように、加熱ローラ３が下限
温度ラインＥ以下の低温の状態から定着動作可能な高温
状態とぎれるウオームアツプ時は、加熱装置１はＯＮと
され、加熱ローラ３の温度が下限温度ラインＥを超え上
限温度ラインＤに達すると、加熱装置１はＯＦＦとされ
る。このとき、駆動装置２は加熱ローラ３の温度が下限
温度ラインＥを超え、定着動作可能な待機状態となるま
ではＯＮとされ、加熱ローラ３の温度が下限温度ライン
Ｅを超え、定着動作可能な待機状態となるとＯＦＦとさ
れる。

加熱ローラ３の温度が上限温度ラインＤと下限温度ライ
ンＥの間の定着動作可能温度となり、待機状態となると
、加熱装置１は、加熱ローラ３の温度が上限温度ライン
Ｄに達するとＯＦＦとされ、下限温度ラインＥまで降下
すると、ＯＮとされる。

なおこのとき、駆動装＠２は非定着動作中は常にＯＦＦ
とされる。

（発明が解決しようとする問題点）上記説明の従来の定着装置では、駆動装＠２による加熱
ローラ３および加圧ローラ４の回転は、ウオームアツプ
時および定着動作時のみに行われる。このため、加圧ロ
ーラ４には、加熱ローラ３との圧接部の温度が上昇し、
この反対側の温度が低くなるという温度勾配が生じる。

そして、このような温度勾配が生じた加圧ローラ４によ
り定着動作が行われると、複写用紙内の水分が部分的に
失われ、紙しわが生じたり、定着むらが生じ、形成され
る複写画像の質が著しく損われるという問題がある。

本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので
、加圧ローラに温度勾配が生じることを防止し、定着む
らおよび紙しわの発生を防止して良質な複写画像を得る
ことのできる定着装置を提供しようとするものである。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）すなわら本発明は、複写用紙を挟持して搬送し、複写用
紙に形成されているトナー像を加熱、加圧して定着する
一対のローラを幅えた定着装置において、前記ローラの
温度を検知する温度検知手段と、この温度検知手段の検
知結果に応じて前記ローラを加熱し所定温度範囲内に保
つ加熱手段と、この加熱手段の加熱動作に応答して非定
着動作中においても前記ローラを駆動する駆動手段とを
具描したことにより構成される。

（作用）本発明の定着装置では、加圧ローラに温度勾配が生じる
ことを防止し、定着むらおよび紙しわの発生を防止して
良質な複写画像を得ることができる。

（実施例）以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。

第１図および第２図は本発明の一実施例の定着装置の要
部を示すもので、この実施例の定着装置には、内部にヒ
ータランプからなる加熱装置１１を内蔵し、モータおよ
びギアから構成される装置熱ローラ１３と、この加熱ロ
ーラ１３に圧接され、表面が耐熱性ゴムで被覆ざれた加
圧ローラ１４とが配設ざれている。そして、加熱ローラ
１３と加圧ローラ１４の側方には、感光ドラム（図示せ
ず）によりトナー像を転写された複写用紙を、加熱ロー
ラ１３と加圧ローラ１４との間に導入するための定着器
入口ガイド１５が、複写用紙が挿入ざれる加熱ローラ１
３と加圧ローラ１４との間に対して、下方から上方に向
かう傾斜を有して配設され、この定着器入口ガイド１５
の反対側には、加熱口−ラ１３に当接状態とされ、加熱
ローラ１３から複写用紙を剥離するための剥離爪１６と
、加熱ローラ１３に当接状態とされ、その温度を検知す
るサーミスタからなる温度検知装置１７が配設されてい
る。また、定着器入口ガイド１５は、第２図にも示すよ
うに、複写用紙搬送方向に沿って中央部が略はがきの縦
方向長さ大の幅に凹陥された凹陥部１５ａが形成され；
この凹陥部１５ａにはたとえばマイラテープ１５ｂ等の
柔軟材が配設されている。

上記構成の定着装置は、加熱装置１１、駆動装置１２、
温度検知装置１７に接続された制御装置１８により図中
のグラフに示すように制御される。

このグラフにおいて縦軸は温度および装置の動作状態を
示し、横軸は時間を示しており、実線Ｇは温度検知装置
１７から入力される温度、実線Ｈは加熱装置１１の動作
状態、実線Ｉは駆動装置１２の動作状態を示している。

また、点線Ｊ、には、それぞれ上限温度ライン、下限温
度ラインを示し、この両ラインの間の温度が定着動作可
能な温度範囲となる。

ぞして、このグラフに示すように、加熱ローラ１３が下
限温度ラインに以下の低温の状態から定着動作可能な高
温状態とぎれるウオームアツプ時は、加熱装置１１はＯ
Ｎとされ、加熱ローラ１３の温度が下限温度ラインＫを
超え上限温度ラインＪに達すると、加熱装置１１はＯＦ
Ｆとされる。

このとき、実線■で示すように、駆動装置１２は、加熱
ローラ１３の温度が下限温度ラインＫを超え、定着動作
可能な待機状態となるまではＯＦＦとされ、下限温度ラ
インＫを超えるとＯＮとされる。

次に、加熱ローラ１３の温度が上限温度ラインＪと下限
温度ラインにとの間の定着動作可能温度となり、待機状
態となると、加熱装置１１および駆動装置１２は、加熱
ローラ１３の温度が上限温度ラインＪに達するとＯＦＦ
とされ、下限温度ラインＫまで降下するとＯＮとされる
。

上記構成のこの実施例の定＠装置では、待機状態におい
て、加熱装置１１がＯＮとされ、加熱ローラ１３が加熱
されている状態のときは、非定着動作中でも駆動装置１
２により加熱ローラ１３および加圧ローラ１４を回転さ
せるので、加圧ローラ１４も均等に加熱され、温度勾配
が生じることはない。したがって、温度勾配による定着
むらや紙しわの発生を防止することができ、良質な複写
画像を得ることができる。また、加熱ローラ１３および
加圧ローラ１４の回転を、加熱ローラ１３が加熱状態と
されているときだけ行うので、ローラの摩耗、駆動装置
１２のモータの摩耗等を少なくすることができる。

なお、非定着時における加熱ローラ１３および加圧ロー
ラ１４の回転を行う駆動装置１２のモータの回転速度を
、通常の定着時の回転速度より低速とすれば、ざらにロ
ーラの摩耗、駆動装置１２のモータの摩耗等を少なくす
ることができる。

ざらに、加熱ローラ１３が低温状態のつΔ−ムアップ時
には、加熱ローラ１３および加圧ローラ１４を回転さＵ
ないので、低温で固化した状態の剥離爪に付着したトナ
ー等により、加熱１コーラ１３が傷つくこと等も防止で
きる。また、定着器入口ガイド１５を、加熱ローラ１３
および加圧ローラ１４に対して傾斜させて配置したので
、定着器入口ガイド１５の端部で複写用紙がしごかれ、
紙しわの発生を防止することができ、たとえば通常の複
写用紙より肉厚で剛度の高いはがき等は、定着器入口ガ
イド１５の凹陥部１５ａ内から加熱ローラ１３と加圧ロ
ーラ１４との間に挿入されるので、紙づまりを起こりこ
ともない。

［発明の効果］以上述べたように本発明の定着装置では、ローラの温度
を検知する温度検知手段と、この温度検知手段の検知結
果に応じてローラを加熱し所定温度範囲内に保つ加熱手
段と、この加熱手段の加熱動作に応答して非定着動作中
においてもローラを駆動する駆動手段とを備えているの
で、ローラに温度勾配が生じることを防止し、定着むら
および紙しわの発生を防止して良質な複写画像を得るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の定着装置を示す説閉園、第
２図は第１図に示す定着装置の一部を拡大して示ず縦断
面図、第３図は従来の定着装置の要部構成を示す説明図
である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複写用紙を挟持して搬送し、複写用紙に形成され
ているトナー像を加熱、加圧して定着する一対のローラ
を備えた定着装置において、前記ローラの温度を検知す
る温度検知手段と、この温度検知手段の検知結果に応じ
て前記ローラを加熱し所定温度範囲内に保つ加熱手段と
、この加熱手段の加熱動作に応答して非定着動作中にお
いても前記ローラを駆動する駆動手段とを具備したこと
を特徴とする定着装置。