JPS62233337A - 法面の保護構造 - Google Patents

法面の保護構造

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JPS62233337A
JPS62233337A JP7522386A JP7522386A JPS62233337A JP S62233337 A JPS62233337 A JP S62233337A JP 7522386 A JP7522386 A JP 7522386A JP 7522386 A JP7522386 A JP 7522386A JP S62233337 A JPS62233337 A JP S62233337A
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JP
Japan
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concrete block
slope
frames
concrete
formwork
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JP7522386A
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JPH0362849B2 (ja
Inventor
Michio Tokizawa
常沢 通夫
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Taiyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、法面の保護工法に関する。
(従来の技術) 従来より第10図に示すように、法面に沿ってコンクリ
ートブロック枠(1)を格子状に組み、!I結し、次に
、このコンクリートブロック枠(1)により形成された
格子(2)内に客土層を形成し、この客土層の表面に植
生(3)を施した法面の保護工法があった。しかしなが
ら、この保護工法は寒冷地では、植物の生育不良のため
、法面全体を植物が被覆することができず、充分に初期
の目的を達成し畳なかった。
一方、第11図に示すように、前記格子(2)内に栗石
(4)を張り詰めた法面の保護工法があった。
この保護工法は、気温に左右されることがないものの、
日が経つにつれて栗石(4)が緩んで抜は落ちるという
問題があった。
そこで、第12図に示すように、従来、前記格子(2)
内にコンクリート壁(5)を打設して格子(2)内全面
を被覆する法面の保護工法があった。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この保護工法にあっては、コンクリート壁の
打設に際して格子内にコンクリート壁打設用の型枠を組
み、この型枠内にコンクリートを打設してコンクリート
壁を形成していたため、この型枠の取付は取り外し作業
が大変に煩雑であった、特に長大な法面の保護工を施す
際には多くの時間と労力とを費やしていた。
又、この保護工法にあっては1重い型枠の運搬、取付は
取り外しを行なわなければならず、高所でしかも足場の
悪い法面での作業にあっては、足を踏み外したり型枠を
落したりするといった多くの危険を伴なっていた。
この発明は、このような問題点に鑑みなされたものであ
り、短時間に@巾にしかも確実に法面の保護をすること
ができ、高所での作業能率と安全性とを一層向上させ得
る法面の保護工法を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、この発明は、格子状にコンクリートブロック枠を
連結すると共に、コンクリートブロック枠によって囲ま
れた格子間を閉鎖する布製型枠をコンクリートブロック
枠に取付け、該格子内へコンクリートを充填する事を特
徴とする法面の保護り法である。
(作用) 従って、この発明の法面の保護工法にあっては、格子状
に連結されたコンクリートブロック枠に布製型枠を取付
け、この格子内にコンクリートを充填して格子内を閉鎖
するため、型枠のMWI、取付けが簡単であり、型枠を
取り外す必要が無く、その分作業時間を短縮することが
できる。
父、この発明の法面の保護工法にあっては、コンクリー
トを充填した布製型枠で格子内を閉鎖するため、確実に
法面を保護することができる。
(実施例) 以下、この発明を図面に従って詳細に説明するこの発明
に係る法面の保護工法は、コンクリートブロック枠を配
置し連結する工程と、コンクリートブロック枠により囲
まれた法面を布製型枠によって閉鎖する工程と、閉鎖さ
れた該格子内ヘコンクリートを充填する工程とにより構
成されている。
まず、法面−ヒにコンクリートブロック枠を配置し連結
する工程について説明する。
第1図、第2図及び第3図に示すように、モ壌条件や気
象条件を考慮して所定の勾配、長さ、及び高さに切り取
られた法面(lO)の下端に法面(10)の保護構造物
がズレ落ちるのを防止するため、基礎コンクリ−) (
3Q)を打設する。
次に、このノ、(礎コンクリート上面にコンクリートブ
ロック枠を配置する。
第2図〜第9図に示すように、まず、複数個のコンクリ
ートブロック枠(lla)を前記基礎コンクリート(3
0)の上面に接っした状態で、法面(lO)の長さ方向
に所定の間隔をおいて横設すると共に、この横設したコ
ンクリートブロック枠(lla)間に別のコンクリート
ブロック枠(12a)を法面(10)の高さ方向に立て
た状態で配置し、このコンクリートブロック枠(12a
)の下端を横設したコンクリートブロック枠(lla)
の対向する端部に夫々に当接させる。なお、ここで使用
されるコンクリートブロック枠(lla)(+2a)の
うち、法面(10)の長さ方向に所定の間隔をおいて横
設されるもの(以下横設コンクリートブロック枠という
) (lla)は、はぼ四角柱状をなし、その両端が7
ランジ状に形成されている。又、この構設コンクリート
ブロック枠(lla)の両端には連結杆(13)が夫々
取り付けられると共に該枠(lla)の頂部近傍には、
該枠(Ila)の長さ方向全体に亙って接合布(14)
が埋設されている。更に、横設コンクリートブロック枠
(lla)の長手方向には等1■隔に鉄筋挿入用溝(1
5)が形成されている。
一方、法面(10)の高さ方向に立てた状1Eで配置さ
れるもの(以下縦設コンクリートブロック枠という) 
(12a)は、横設コンクリートブロック枠(lIa)
と同様にほぼ四角柱状をなし、その両端がフランジ状に
形成されている。又、この縦設コンクリートブロック枠
(12a)の両端には連結杆(13)が夫々取り付けら
れると共に該枠(12a)の頂部近傍には、該枠(12
a)の長さ方向全体に亙って接合布(14)が埋設され
、該枠(12a)の上面には、その長さ方向全体に等間
隔に水抜き孔(35)が形成されている。
このように配された横設コンクリートブロック枠(ll
a)及び縦設コンクリートブロック枠(12a)を夫々
連結する。
コンクリートブロック枠(lla)(12a)の連結は
、まず、横設コンクリートブロック枠(lla)と縦設
コンクリートブロック枠(12a)とによって形成され
た空間(18)に突出した状態にある横設コンクリート
ブロック枠(lla)及び縦設コンクリートブロック枠
(12a)の連結杆(13)をアーチ形の切り欠きを設
けた挟持パイプ(17)で挟持し、この挟持パイプ(1
7)を圧っするようにその上方よりアンカー(18)を
#!盤中に打ち込み挟持パイプ(17)を地盤との間に
固定し、更に前記空間(16)にコンクリートを打設し
、コンクリートブロック#(Ila)(12a)の各コ
ーナーの夫々に埋設された接合布(14)を接合して行
なう、なお、コンクリ−ドブa7り枠の連結は、比較的
なだらかな勾配の法面の場合はアンカーの打ち込みを省
いても良い。
次に、コンクリートブロック枠(lla)(12a)に
より囲まれた法面(lO)を布製型枠(20)によって
閉鎖する。
布製型枠(20)は、合成繊維からなる袋であり、接結
紐(21)で接結した鉄筋(23)をその内部に内設し
たものであって、この布製型枠(2o)の鉄筋(23)
を横設コンクリートブロック枠(lla)の鉄筋挿入用
溝(15)に挿入し、布製型枠(20)の上面縁部と接
合布(14)縁部とを接合する。こうしてコンクリート
ブロック枠(lla)(12a)により囲まれた法面(
10)を布製型枠(20)によって被覆するのである。
次に、前記縦設コンクリートブロック枠(12a)の上
端にコンクリートブロック枠(llb)(12b)を配
置する。即ち、法面(10)の長さ方向には、前記布製
型枠(20)の鉄筋(23)を横設コンクリートブロッ
ク枠(l lb)の鉄筋挿入用溝(15)に挿入した状
態で横設コンクリートブロック枠(1lb)を配置し、
法面(10)の高さ方向には縦設コンクリートブロック
枠(+2b)を立てた状態で配置し、このコンクリート
ブロック枠(12b)の下端を横設コンクリートブロッ
ク(llb)の対向する端部に夫々当接させる。
こうして配置された該ブロック枠(llb)(12b)
を夫々連結する。
コンクリートブロック枠(llb)(+2b)の連結は
、前述したように、各コンクリートブロック枠(llb
)(12b)に取イ・1けた連結杆(13)を挟持パイ
プ(17)で挟持し、この挟持パイプ(17)の上方よ
りアンカー(18)を地盤中に打ち込み、挟持パイプ(
17)を地盤との間に固定し、更に前記空間(1G)に
コンクリートを打設し、コンクリートブロック枠(l 
lb) (12b)の各コーナーの接合布(14)を接
合すると共に、前記コンクリ−ドブコック枠(lla)
(12a)(llb)(12b)により囲まれた法面(
10)を被覆した布製型枠(20)の上端を横設コンク
リートブロック枠(Ila)の接合布(!4)によって
接合して行なう。
このようにして、一対の横設コンクリートブロック枠(
lla) (llb) と一対の縦設コンクリートブロ
ック枠(12a) (12b)とにより囲まれた法面(
10)を布製型枠(20)を各コンクリートブロック枠
(lla)(+2a)(ITo)(12b)ニ接合すル
コ、!:ニJ:GJ被Ml、e/1鎖した後に該型枠(
20)内に布製型枠(20)に設けた注入口(図示しな
い)からコンクリートを充填するのである。なお、コン
クリートの充填は布製型枠の注入口に限らず、Ia製5
pPの上端と横設コンクリートブロック枠の接合布(1
4)との間から注入しても良く、布製型枠の注入口が不
要となり経済的である。
以上述べた工程を法面の高さに応じて繰り返すことによ
って、法面の保護工を完成することができる。
なお、この発明に係る法面の保護工にあっては、上記の
方法に限らず、横設コンクリートブロック枠及び縦設コ
ンクリートブロック枠を上記の方法により法面の高さま
で格子状に夫々連結すると共に各コンクリートブロック
枠を連結する際に。
布製型枠の鉄筋を横設コンクリートブロック枠の各鉄筋
挿入用溝に挿入し、布製型枠の1面縁部と接合布縁部と
を接合し、次に、布製型枠の上端と横設コンクリートブ
ロック枠の接合布との間からコンクリートを充填し、こ
の後に布製型枠の上端と横設コンクリートブロック枠の
接合布とを接合して各格子間を閉鎖して法面の保護工を
完成するものであっても良い。
(発明の効果) 以−1−述べたように、この発明は、格子状にコンクリ
ートブロック枠を連結すると共に、コンクリートブロッ
ク枠によって囲まれた格子間を閉鎖する布製型枠をコン
クリートブロック枠に取付け。
該格子内へコンクリートを充填する事を特徴とする法面
の保護工法である。
従って、この発明の法面の保護工法にあっては、格子状
に連結されたコンクリートブロック枠に布製型枠を取付
ζす、この格子内にコンクリートを充填して格子内を閉
鎖するため、型枠の運搬、取付けが簡単であり、型枠を
取り外す必要が無く、その分作業時間を短縮することが
できる。
又、この発明の法面の保護工法にあっては、コンクリー
トを充填した布製型枠で格子内を閉鎖するため、確実に
法面を保護することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明に係る法面の保護工を施した状態を示
す斜視図、第2図は同じく側断面図、第3図は第2図の
部分拡大断面図、第4図はコンクリートブロック枠の連
結構造を示す部分拡大断面図、第5〜8図はこの発明に
係る法面の保護工法を法面に施した状態を示す工程図、
第9図は第8図のAB線より切断した縦断面図、第10
図は従来の法面の保護工法により法面上に植生を施した
状態を示す斜視図、第11図は従来の別の保護工法をを
施した状態を示す斜視図、第12図は従来の更に別の法
面の保護工法を施した状態を示す斜視図である。 符号の説明 IjQコンクリートブロック枠 ・・・lla llb
縦設コンクリートブロック枠 ・・・12a 12b布
製型枠 ・・・20 連結杆 ・・・13 特許出願人    太陽工業株式会社 常  沢  通  夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 格子状にコンクリートブロック枠を連結すると共に、コ
    ンクリートブロック枠によって囲まれた格子間を閉鎖す
    る布製型枠をコンクリートブロック枠に取付け、該格子
    内へコンクリートを充填する事を特徴とする法面の保護
    工法。
JP7522386A 1986-03-31 1986-03-31 法面の保護構造 Granted JPS62233337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7522386A JPS62233337A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 法面の保護構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP7522386A JPS62233337A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 法面の保護構造

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Publication Number Publication Date
JPS62233337A true JPS62233337A (ja) 1987-10-13
JPH0362849B2 JPH0362849B2 (ja) 1991-09-27

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ID=13570011

Family Applications (1)

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JP7522386A Granted JPS62233337A (ja) 1986-03-31 1986-03-31 法面の保護構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443037B1 (ko) * 2002-01-16 2004-08-04 윤성호 법면보호블록
JP2009287306A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Asahi Kasei Chemicals Corp 軟質型枠及び軟質型枠ユニット並びに土木用構造物の構築方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5894735U (ja) * 1981-12-22 1983-06-27 日本道路公団 ポ−ラスコンクリ−ト詰めコンクリ−トのり枠工

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JPH0362849B2 (ja) 1991-09-27

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