JPS6223319B2 - - Google Patents

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JPS6223319B2
JPS6223319B2 JP54052131A JP5213179A JPS6223319B2 JP S6223319 B2 JPS6223319 B2 JP S6223319B2 JP 54052131 A JP54052131 A JP 54052131A JP 5213179 A JP5213179 A JP 5213179A JP S6223319 B2 JPS6223319 B2 JP S6223319B2
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JP
Japan
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signal
circuit
waveform
address
channel
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JP54052131A
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Takatoshi Okumura
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/145,111 priority patent/US4377960A/en
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Priority to US06/828,081 priority patent/USRE33738E/en
Publication of JPS6223319B2 publication Critical patent/JPS6223319B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/02Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories
    • G10H7/06Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories in which amplitudes are read at a fixed rate, the read-out address varying stepwise by a given value, e.g. according to pitch
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/06Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
    • G10H1/08Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by combining tones
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/541Details of musical waveform synthesis, i.e. audio waveshape processing from individual wavetable samples, independently of their origin or of the sound they represent
    • G10H2250/545Aliasing, i.e. preventing, eliminating or deliberately using aliasing noise, distortions or artifacts in sampled or synthesised waveforms, e.g. by band limiting, oversampling or undersampling, respectively

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
1 複数の楽音発生用のチヤンネルを有し、各チ
ヤンネル毎にそれぞれ独立して楽音信号を発生す
るようにした楽音信号発生装置において、 上記各チヤンネルに対応して発生すべき楽音信
号の音高を指示する音高情報を発生する音高情報
発生手段と、 上記各チヤンネル毎に、楽音波形の各サンプル
点に関する波形データをそれぞれ当該チヤンネル
の上記音高情報に対応した楽音周波数に従つて発
生するものであつて、かつ各チヤンネル毎に1サ
ンプル点分の該波形データを時分割で繰返し順次
発生する波形データ発生手段と、 上記各チヤンネルに対応して設けられ、それぞ
れ1サンプル点分の波形データを記憶する複数の
記憶部を有し、上記波形データ発生手段から時分
割で発生された各チヤンネルの波形データをそれ
ぞれ対応する上記記憶部に記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された各チヤンネルの波形
データを、それぞれ当該チヤンネルの上記楽音周
波数のほぼ整数倍のタイミングに従つて出力する
出力制御手段とを具え、上記出力される波形デー
タに基づき楽音信号を発生するようにしてなる楽
音信号発生装置。 2 複数の楽音発生用のチヤンネルを有し、各チ
ヤンネル毎にそれぞれ独立して楽音信号を発生す
るようにした楽音信号発生装置において、 所望の楽音波形の各サンプル点に関する波形デ
ータを、楽音周波数より高い周波数の高速クロツ
クに従つて順次発生する波形データ発生手段と、 上記各チヤンネル毎に、当該チヤンネルにおい
て発生すべき楽音信号の楽音周波数に対応して歩
進し、楽音波形の各サンプル点を順次指示するア
ドレス信号を発生するアドレス信号発生手段と、 上記各チヤンネルに対応して設けられ、それぞ
れ1サンプル点分の波形データを記憶する複数の
記憶部を有する記憶手段と、 上記各チヤンネル毎に、上記波形データ発生手
段から発生される各サンプル点の波形データのう
ち上記アドレス信号が指示するサンプル点に関す
る波形データを選択して対応する上記記憶部にそ
れぞれ記憶させる記憶制御手段と、 上記記憶手段に記憶された各チヤンネルの波形
データを、それぞれ当該チヤンネルの上記楽音周
波数のほぼ整数倍のタイミングに従つて出力する
出力制御手段とを具え、上記出力される波形デー
タに基づき楽音信号を発生するようにしてなる楽
音信号発生装置。
【発明の詳細な説明】
この発明は、複数の楽音発生用のチヤンネル
(発音チヤンネル)を有し、各チヤネル毎にそれ
ぞれ独立して楽音信号を発生するようにした楽音
信号発生装置に関する。 複音電子楽器、特にデイジタル処理式の複音電
子楽器においては、複数の発音チヤンネルを具備
し、押圧鍵の鍵情報を発音割当て回路にていずれ
かの発音チヤンネルに割当てて、該鍵情報にもと
づいて当該発音チヤンネルにて楽音を発生するよ
うにしている。発音チヤンネルにおける楽音発生
方法として、波形メモリから楽音波形を読出す方
法が知られている。楽音波形読出し方式の1つ
に、例えば特願昭48−41964号(特開昭49−
130213号)明細書に示されたもののように、複数
の発音チヤンネルを時分割的に形成し、1つの波
形メモリを各チヤンネルで時分割共用するように
したものが有る。この方式は、コスト、装置の節
約等の点で利点は有るが、しかし、時分割周波数
が楽音周波数とは無関係に設定されるので、時分
割読出しされた楽音波形の中に非調和成分が含ま
れ、音が濁ることがある。時分割周波数は一般に
可聴領域を越えた高周波数であるので、それ自体
が直接非調和成分として影響することはないが、
サンプリング定理から明らかなように、特に高い
周波数の楽音波形を時分割読出しする場合に楽音
周波数と非調和な「折返しノイズ」が発生するこ
とが知られている。この「折返しノイズ」の問題
により、発生される楽音(楽音信号)が歪んだ
り、濁つたりする欠点がある。 一方、複数の発音チヤンネルを非時分割で並列
的に形成し、各チヤンネル毎に個別に波形メモリ
を具備するようにした装置も有り、これによれば
上述の時分割読出しのような欠点は除去できる。
しかし、各チヤンネル毎に個別に波形メモリを設
けねばならないため、コスト高になるという問題
がある。しかも、波形切換え(音色切換え)を可
能にするには複数の波形メモリを各チヤンネル毎
に設けねばならないことから、コストを上げるこ
となくかつ装置構成を拡大することなく簡便に波
形切換え(音色切換え)を行ない得るようにする
には困難を伴う。 この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
小規模かつ低コストな構成により「折返しノイ
ズ」による歪みや濁りのない高品質の複数の楽音
信号を発生できるようにした楽音信号発生装置を
提供することを目的とする。 この発明の楽音信号発生装置は複数の楽音発生
用のチヤンネルを有し、各チヤンネル毎にそれぞ
れ独立して楽音信号を発生するようにした楽音信
号発生装置において、上記各チヤンネルに対応し
て発生すべき楽音信号の音高を指示する音高情報
を発生する音高情報発生手段と、上記各チヤンネ
ル毎に、楽音波形の各サンプル点に関する波形デ
ータとそれぞれ当該チヤンネルの上記音高情報に
対応した楽音周波数に従つて発生するものであつ
て、かつ各チヤンネル毎に1サンプル点分の該波
形データを時分割で繰返し順次発生する波形デー
タ発生手段と、上記各チヤンネルに対応して設け
られ、それぞれ1サンプル点分の波形データを記
憶する複数の記憶部を有し、上記波形データ発生
手段から時分割で発生された各チヤンネルの波形
データをそれぞれ対応する上記記憶部に記憶する
記憶手段と、上記記憶手段に記憶された各チヤン
ネルの波形データを、それぞれ当該チヤンネルの
上記楽音周波数のほぼ整数倍のタイミングに従つ
て出力する出力制御手段とを具え、上記出力され
る波形データに基づき楽音信号を発生するように
している。 また、この発明の楽音発生装置は複数の楽音発
生用のチヤンネルを有し、各チヤンネル毎にそれ
ぞれ独立して楽音信号を発生するようにした楽音
信号発生装置において、所望の楽音波形の各サン
プル点に関する波形データを、楽音周波数より高
い周波数の高速クロツクに従つて順次発生する波
形データ発生手段と、上記各チヤンネル毎に、当
該チヤンネルにおいて発生すべき楽音信号の楽音
周波数に対応して歩進し、楽音波形の各サンプル
点を順次指示するアドレス信号を発生するアドレ
ス信号発生手段と、上記各チヤンネルに対応して
設けられ、それぞれ1サンプル点分の波形データ
を記憶する複数の記憶部を有する記憶手段と、上
記各チヤンネル毎に、上記波形データ発生手段か
ら発生される各サンプル点の波形データのうち上
記アドレス信号が指示するサンプル点に関する波
形データを選択して対応する上記記憶部にそれぞ
れ記憶させる記憶制御手段と、上記記憶手段に記
憶された各チヤンネルの波形データを、それぞれ
当該チヤンネルの上記楽音周波数のほぼ整数倍の
タイミングに従つて出力する出力制御手段とを具
え、上記出力される波形データに基づき楽音信号
を発生するようにしている。 なお、波形データ源としては、予め波形振幅デ
ータを記憶したリードオンリイメモリ(ROM)
は勿論のことランダムアクセスメモリ(RAM)、
あるいはトーンレバー等の状態に応じて随時計算
した任意の波形の振幅データをシフトレジスタ等
の一時記憶回路に一時記憶したもの等、を用いる
ことができる。 また、出力制御手段から出力される各チヤンネ
ルの楽音信号のサンプリング周期はそれぞれ当該
楽音信号のピツチに調和するので、楽音信号に
「折返しノイズ」による非調和成分が含まれなく
なる。 以下この発明の実施例を添付図面にもとづいて
詳細に説明しよう。 実施例の全体構成説明 第1図はこの発明による楽音信号発生装置を用
いた電子楽器の一実施例を示すもので、この電子
楽器10においてはCH1乃至CH7の7つの楽音
発生チヤンネルが設けられている。個々のチヤン
ネルCH1乃至CH7はアドレス発生部11―1乃
至11―7、ラツチ回路12―1乃至12―7、
デイジタル―アナログ変換及び補助回路13―1
乃至13―7、エンベロープ付与回路14―1乃
至14―7を夫々具えている。アドレス発生部1
1―1乃至11―7とラツチ回路12―1乃至1
2―7との間には、選択部15と分配部16とを
介して波形記憶装置17が設けられており、この
波形記憶装置17が各チヤンネルCH1〜CH7に
よつて時分割共用される。 押鍵検出回路19は鍵盤で押圧されている鍵を
検出し、押圧鍵を表わす鍵情報を発音割当て回路
20に供給する。発音割当て回路20は押鍵検出
回路19から与えられる押圧鍵情報にもとづいて
押圧鍵の発音をチヤンネルCH1〜CH7のいずれ
かに割当てる。発音割当て回路20からは、各チ
ヤンネルCH1〜CH7に割当てた鍵を表わすキー
コードKCとその鍵のオン・オフを表わすキーオ
ン信号KONが発生され、各チヤンネルCH1〜
CH7に対応するアドレス発生部11―1乃至1
1―7に夫々分配される。 アドレス発生部11―1乃至11―7は、波形
記憶装置17から所望周波数で楽音波形を読出す
ためのアドレス信号A1〜A9(例えば9ビツ
ト)を発生するための装置である。また、各アド
レス発生部11―1乃至11―7からはアドレス
信号A1〜A9の値の変化に同期した信号S1―
1乃至S1―7が発生される。音源クロツク発生
装置21は、各音名C#,D,D#…A#,B,
Cのピツチに対応するノートクロツク信号
NC#〜NCを夫々発生し、各アドレス発生部11
―1乃至11―7に各ノートクロツク信号
NC#〜NCを供給する。アドレス発生部11―1
乃至11―7では、発音割当て回路20から供給
されたキーコードKCと上記ノートクロツク信号
NC#〜NCとにもとづいて、当該チヤンネルCH
1〜CH7に割当てられた押圧鍵の音高に比例し
た周波数で値の増大(または減少)を繰返すアド
レス信号A1〜A9を発生する。 選択部15は、各チヤンネルCH1〜CH7に対
応するアドレス発生部11―1乃至11―7から
発生されたアドレス信号A1〜A9を時分割的に
選択して(時分割多重化して)波形記憶装置17
のアドレス入力に時分割的に供給するための回路
である。尚、実施例では読出した波形を補間する
ようにしているので、上位6ビツトA1〜A6が
選択部15に与えられて読出しアドレス信号とし
て使用されるようになつている。分配部16は、
波形記憶装置17から時分割的に読出された波形
データ(波形サンプル点振幅のデータ)を各自の
チヤンネルCH1〜CH7に分配し、持続信号化す
るための回路である。タイミング信号発生回路2
2は、選択部15における各チヤンネルCH1〜
CH7のアドレス信号の時分割化を制御するため
のチヤンネルセレクト信号CH1S〜CH7Sと、
分配部16における波形データの各チヤンネル
CH1〜CH7への分配を制御するための制御信号
S2―1乃至S2―7、SS2―1乃至SS2―7
とを発生する。 波形記憶装置17はリードオンリイメモリ(以
下ROMという)から成り、複数の異なる楽音波
形(または音源波形)を夫々予じめ記憶した複数
のROMを含んでいる。音色選択部23は、波形
記憶装置17から読出すべき楽音波形(すなわち
音色)を選択するためのものであり、この音色選
択部23によつて選択された楽音波形(または音
源波形)がアドレス信号A1〜A6に従つて読出
される。波形記憶装置17に記憶する波形は、そ
れ自体が所望の音色に対応している楽音波形(複
合波形)であつてもよく、また、多数の高調波成
分を含んだ音源波形(多倍音波形)であつてもよ
い。尚、多倍音波形を記憶した場合は、所望の音
色を得るために後段でフイルタをかける必要があ
る。 ラツチ回路12―1乃至12―7は、分配部1
6で分配かつ持続信号化された各チヤンネルの波
形データを当該チヤンネルに割当てられている音
のピツチに同期してラツチし、時分割クロツク成
分を確実に除去するための回路である。デイジタ
ル―アナログ変換及び補間回路13―1乃至13
―7は、波形記憶装置17からデイジタルで読出
された波形データをアナログの波形振幅電圧に変
換し、かつ変換されたアナログ波形振幅電圧のサ
ンプル点間をアドレス信号の下位3ビツトA7〜
A9にもとづいて適宜の波形(関数)で補間する
ための回路である。デイジタル―アナログ変換及
び補間回路13―1乃至13―7から出力された
アナログ楽音波形信号はエンベロープ付与回路1
4―1乃至14―7に夫々入力され、アドレス発
生部11―1乃至11―7から与えられるキーオ
ン信号KONに従つて振幅エンベロープが付与さ
れる。各チヤンネルのエンベロープ付与回路14
―1乃至14―7の出力はミキシングされてサウ
ンドシステム24に至る。 主要部の詳細例説明 第1図に示すアドレス発生部11―1乃至11
―7、選択部15、分配部16、ラツチ回路12
―1乃至12―7、デイジタル―アナログ変換及
び補間回路13―1乃至13―7、エンベロープ
付与回路14―1乃至14―7の詳細例を1つの
チヤンネルCH1に関して第2図に示す。 アドレス発生部11―1において、ラツチ回路
25は発音割当て回路20から供給されるキーコ
ードKC及びキーオン信号KONのうち当該チヤン
ネルCH1に割当てられているキーコードKCとキ
ーオン信号KONをラツチするためのものであ
る。この例では、各チヤンネルに割当てられた音
のキーコードKC及びキーオン信号KONが発音割
当て回路20から時分割的に発生されるものとし
ているので、このようなラツチ回路25が必要と
なる。各チヤンネルのキーコードKC及びキーオ
ン信号KONを発音割当て回路20から並列的に
かつ持続的に発生する場合はこのようなラツチ回
路25は不要である。 ラツチ回路25のストローブ入力(S)には当
該チヤンネルCH1のキーコードKCとキーオン信
号KONの時分割的タイミングに同期したラツチ
制御パルスL―CH1が、発音割当て回路20
(あるいはその他調宜の図示しないタイミング信
号発生回路)から供給される。キーコードKC
は、当該チヤンネルCH1に割当てられている音
の音名を表わすノートコードNOTEとオクターブ
音域を表わすオクターブコードOCTとから成
る。オクターブOCTは第1オクターブから第7
オクターブまでの7つのオクターブ音域に夫々対
応するオクターブ信号01〜07を含んでいる。
当該チヤンネルCH1に割当てられている押圧鍵
の所属オクターブに対応する1つのオクターブ信
号(01〜07の1つ)のみが“1”で、他は
“0”である。 ラツチ回路25にラツチされたノートコード
NOTEはノートセレクタ26の選択制御入力に加
えられる。ノートセレクタ26の被選択信号入力
には音源クロツク発生装置21(第1図)からノ
ートクロツク信号NC#〜NCが供給される。ノー
トセレクタ26においてはノートコードNOTEが
表わす音名に対応する1つのノートクロツク信号
(NC#〜NCの1つ)が選択される。この例で
は、音源クロツク発生装置21(第1図)は、特
願昭52−71822号(特開昭54−6518号)に示され
たような重畳分周信号を各音名に対応して発生す
るように構成されているものとしている。すなわ
ち、各ノートクロツク信号NC#〜NCは重畳分周
信号形式で発生される。 ノートセレクタ26で選択されてライン27に
与えられた1つのノートクロツク信号(NC#〜
NCのうち1つ)すなわち重畳分周信号の状態の
一例をライン27に付記する。任意の音名に対応
する重畳分周信号においては、その音名に対応す
る高周波数のクロツクを順次分周して得られる複
数の分周出力信号Q1〜Q9が直列的に時分割多
重化された状態で現われる。個々の分周出力信号
Q1〜Q9はその周波数が夫々2のn乗の関係と
なつている。従つて重畳分周信号においては、複
数ビツト(9ビツト)の2進データが直列的に発
生している状態となつている。Q1が最下位ビツ
ト(LSB)で、その重みを2゜=1とすると、Q
2の重みは21、Q3は22、……Q8は27、最上位
ビツト(MSB)のQ9の重みは28である。ま
た、重畳分周信号においては分周信号Q1〜Q9
の先頭に基準タイミングパルスPが必らず送出さ
れる。 重畳分周信号においては、複数の分周信号Q1
〜Q9のうち少くとも最高周波数の信号Q1の論
理レベルが反転する毎にそのときの各分周信号Q
1〜Q9の論理レベル(“1”または“0”)を、
基準タイミングパルスPを先頭に順番に直列的に
送出している。すなわち、最高周波数の分周信号
Q1の振幅レベルが“1”または“0”に反転す
ると、まず最初のタイムスロツト(このタイムス
ロツトの幅は極めて短かく、例えば1μs程度で
ある)において基準タイミングパルスPが送出さ
れる。次のタイムスロツトには最高周波数の分周
信号Q1の論理レベルを表わすデータが割当てら
れる。以後の8個のタイムスロツトには分周信号
Q2〜Q9の論理レベルを表わすデータが夫々割
当てられる。最後の分周信号Q9のタイムスロツ
トが終了すると、次のデータ送出タイミングまで
すなわち次に信号Q1が“1”または“0”に反
転するまで、重畳分周信号のレベルは“0”に保
持される。従つて、少くとも9タイムスロツトの
間“0”が連続して送出された後“1”が送出さ
れた場合、その“1”は基準タイミングパルスP
であることを表わしている。 ノートセレクタ26で選択されたノートクロツ
ク信号(すなわち重畳分周信号)はライン27を
介してシフトレジスタ28の第1ステージに入力
される。シフトレジスタ28は10ステージ/1ビ
ツトであり、重畳分周信号のタイムスロツトに同
期したクロツクパルスφ(第3図a参照)によつ
てシフト駆動される。重畳分周信号は、P,Q
1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q7,Q
8,Q9の順にシフトレジスタ28に読み込ま
れ、最終ステージ(第10ステージ)に向けて逐次
シフトされる。 シフトレジスタ28の第1ステージの出力をイ
ンバータ29で反転した信号及び第2ステージか
ら第10ステージまでの出力信号はノア回路30に
入力される。このノア回路30は基準タイミング
パルスPを検出するためのもの(すなわち分周デ
ータQ1〜Q9の到来を検出するためのもの)で
ある。また、シフトレジスタ28の第4ステージ
から第10ステージまでの出力はアンド回路31〜
37に夫々入力されている。このアンド回路31
〜37はシフトレジスタ28で並列化された分周
信号Q1〜Q9のビツト位置をオクターブ信号O
1〜O7に応じた量だけシフトするためのもので
ある。このシフト制御の後、並列データQ1〜Q
9がラツチ回路38にラツチされる。 ラツチ回路25から出力されるオクターブ信号
O1〜O7は、高い方のオクターブ信号O7から
順にアンド回路31乃至37に入力される。この
場合、オクターブ信号O1〜O7は、そのチヤン
ネルに割当てられた音のオクターブ音域に対応す
るもののみが“1”となるので、“1”となつて
いる単一のオクターブ信号(O1〜O7の1つ)
に対応する単一のアンド回路(31〜37のうち
1つ)だけが動作可能となる。そして、その動作
可能となつているアンド回路(31〜37のうち
1つ)に対応するシフトレジスタ28のステージ
(第4ステージ〜第10ステージのうち1つ)に基
準タイミングパルスPがシフトされてきたとき当
該アンド回路(31〜37のうち1つ)が動作
し、オア回路39に信号“1”が加わる。 シフトレジスタ28に重畳分周データQ1〜Q
9が到来したことは次のようにして検出される。 分周データQ1〜Q9は必らず基準タイミング
パルスPの後で送出されるので、基準タイミング
パルスPが現われる直前の少くとも9ビツトタイ
ムの間は信号は現われない(“0”である)。従つ
て、シフトレジスタ28の第1ステージに基準タ
イミングパルスPが読み込まれたとき、その直前
9ビツトタイムの信号状態を表わす第2ステージ
から第10ステージの出力はすべて“0”である。
シフトレジスタ28の第1ステージに基準タイミ
ングパルスPが読み込まれることによつて、該第
1ステージの反転信号は“0”となる。ノア回路
30には第1ステージの反転出力及び第2ステー
ジから第10ステージの出力が入力されているの
で、このとき出力“1”を生じる。 ノア回路30の出力“1”はセツト―リセツト
型フリツプフロツプ40のセツト入力Sに加わ
る。これによりフリツプフロツプ40はセツト状
態となり、そのセツト側出力信号Q(“1”)はア
ンド回路41に加わる。こうして、アンド回路4
1が動作可能な状態に設定される。 前述のアンド回路31乃至37の出力はオア回
路39を介してアンド回路41の他の入力に加わ
ると共に、遅延フリツプフロツプ42で1ビツト
タイム遅延された後フリツプフロツプ40のリセ
ツト入力Rに加わる。基準タイミングパルスPは
常に分周データQ1〜Q9に先行しているので、
この基準タイミングパルスPにもとづいてアンド
回路31乃至37から出力“1”が生じたときに
アンド回路41の条件が成立し、アンド回路41
の出力“1”がラツチ回路38のストローブ入力
(S)に加わる。その1ビツトタイム後にフリツ
プフロツプ40がリセツトされると、それ以後に
オア回路39から出力“1”が生じてもアンド回
路41は動作しない。従つて、アンド回路41か
らラツチ回路38に加わるストローブパルスS1
は、重畳分周信号の1組が送出される毎に、すな
わち最高周波数の分周信号Q1の論理レベルが切
換わる毎に、1度だけ、1ビツトタイムの幅で生
じる。 このストローブパルスS1が生じるタイミング
はオクターブ信号O1〜O7によつて定まる。 例えば、オクターブ信号O7が“1”のとき
は、基準タイミングパルスPがシフトレジスタ2
8の第4ステージに入つたときアンド回路31が
動作し、そのときにストローブパルスS1が生じ
る。そのとき、シフトレジスタ28の第1、第
2、第3ステージには分周信号Q3,Q2,Q1
が入つている。従つて、これら分周信号Q3,Q
2,Q1がラツチ回路38に読み込まれる。 ラツチ回路38は9つのラツチ位置P1〜P9
を有しており、P1が最上位ビツト(MSB)、P
9が最下位ビツト(LSB)のウエイトに対応す
る。シフトレジスタ28の第1ステージ乃至第9
ステージの出力がラツチ回路38のラツチ位置P
1〜P9に入力される。ラツチ回路38の各ラツ
チ位置P1〜P9の出力がアドレス信号A1,A
2,A3,A4,A5,A6,A7,A8,A9
としてアドレス発生部11―1から出力される。 基準タイミングパルスPを先頭に重畳分周信号
Q1〜Q9がライン27に現われる毎にストロー
ブパルスS1が発生し、ラツチ回路38の記憶が
書替えられる。最高周波数の分周信号Q1の論理
レベルが変化する毎に重畳分周信号P,Q1〜Q
9が送出されるので、ラツチ回路38から出力さ
れるアドレス信号A1〜A9の値は分周信号Q1
〜Q9の値が変わる毎に変化する。こうして、当
該チヤンネルに割当てられた鍵の音名に対応する
分周信号Q1〜Q9を並列持続化し、かつ当該鍵
のオクターブ音域を表わすオクターブ信号O1〜
O7に応じてそのビツト位置を横方向にシフトし
た2進のアドレス信号A1〜A9が得られる。ま
た、アンド回路41から出力されるストローブパ
ルスS1は、当該チヤンネルCH1に割当てられ
た音のアドレス信号A1〜A9の値の変化に同期
した信号S1―1として、アドレス発生部11―
1から出力される。前述のように、アドレス信号
A1〜A9を構成する分周データQ1〜Q9の変
化の最小単位であるQ1が変化する毎に、アンド
回路41からストローブパルスS1(すなわち信
号S1―1)が発生される。ストローブパルスS
1の発生例を第3図bに示す。また、ラツチ回路
38から出力されるアドレス信号A1―A9によ
つて指定されるアドレスの一例を第3図cに示
す。 アドレス信号A1〜A9のうち上位6ビツトA
1〜A6は選択部15のアンド回路群43に入力
される。選択部15は、チヤンネルCH1に対応
するアンド回路群43と同様に各チヤンネルCH
2〜CH7のアドレス信号A1〜A6を入力した
アンド回路群(図示せず)を各チヤンネルに対応
して具えている。各チヤンネルCH1〜CH7のア
ンド回路群43の出力A1〜A6は同一ビツト毎
にオア回路群44でまとめられ、各チヤンネル共
通の波形記憶装置17のアドレス入力に加えられ
る。チヤンネルCH1に対応するアンド回路群4
3のゲート制御入力には該チヤンネルCH1に対
応するチヤンネルセレクト信号CH1Sが供給さ
れる。選択部15内の他のチヤンネルCH2〜CH
7に対応するアンド回路群(図示せず)にも当該
チヤンネルに対応するチヤンネルセレクト信号
CH2S〜CH7Sがタイミング信号発生回路22
(第1図)から供給される。 第3図dに示すように、各チヤンネルCH1〜
CH7に対応するチヤンネルセレクト信号CH1S
〜CH7Sは、一定のパルス幅Xと一定の周期Y
をもち、各チヤンネルのものが順次ずれて発生す
るようになつている。従つて、選択部15におい
ては、まずチヤンネルセレクト信号CH1Sにも
とづいてチヤンネルCH1のアドレス信号A1〜
A6が選択され、次にチヤンネルセレクト信号
CH2SにもとづいてチヤンネルCH2のアドレス
信号A1〜A6が選択され、以後チヤンネルセレ
クト信号CH3S〜CH7Sにもとづいてチヤンネ
ルCH3〜CH7のアドレス信号A1〜A6が順次
選択され、チヤンネルCH1〜CH7のアドレス信
号A1〜A6の順次選択が繰返される。こうして
波形記憶装置17のアドレス入力には各チヤンネ
ルCH1〜CH7のアドレス信号A1〜A6が時分
割的に供給される。 ところで、波形記憶装置17として使用する
ROMから安定した読出し出力を得るには、一定
の時間をかけて読出しを行わねばならない。チヤ
ンネルセレクト信号CH1S〜CH7Sのパルス幅
Xは、この安定読出し時間によつて定まる。例え
ば、安定した読出し出力を得るのにMビツトタイ
ムかかるとすると、Xを(M+1)ビツトタイム
とする。第3図eは時分割的に読出される波形記
憶装置17(ROM)の出力のチヤンネルを示し
た図であり、斜線部分は安定読出しに要する時間
(Mビツトタイム)を示す。各チヤンネルCH1〜
CH7の時分割タイムスロツトの最後の1ビツト
タイムにおいて安定した読出し出力が確実に得ら
れることが第3図eには示されている。 分配部16における1チヤンネル分の構成は6
ビツトのラツチ回路45とリセツト優先型のフリ
ツプフロツプ46とアンド回路47から成り、こ
れらの回路が各チヤンネルCH1〜CH7に対応し
て夫々設けられている。波形記憶装置17から時
分割的に読出された6ビツトのデイジタルデータ
から成る各チヤンネルの波形サンプル点振幅デー
タは、分配部16における各チヤンネルCH1〜
CH7に対応するラツチ回路45のデータ入力
(D)に夫々入力される。チヤンネルCH1のフリ
ツプフロツプ46のリセツト入力(R)にはアド
レス信号A1〜A9の変化に同期した信号S1―
1が入力される。他のチヤンネルCH2〜CH7の
同様のフリツプフロツプ(図示せず)のリセツト
入力には自己のチヤンネルCH2〜CH7のアドレ
ス信号A1〜A9の変化に同期した信号S1―2
乃至S1―7(第1図参照)が夫々入力される。
フリツプフロツプ46のセツト入力(S)にはチ
ヤンネルCH1のための第1の制御信号S2―1
が入力され、他のチヤンネルCH2〜CH7の同様
のフリツプフロツプ(図示せず)のセツト入力に
はそれらのチヤンネルに対応する第1の制御信号
S2―2乃至S2―7が夫々入力される。フリツ
プフロツプ46の出力はアンド回路47に加わ
る。アンド回路47の他の入力にはチヤンネル
CH1に対応する第2の制御信号SS2―1が加わ
り、他のチヤンネルCH2〜CH7の同様のアンド
回路(図示せず)にはそれらのチヤンネルCH2
〜CH7に対応する第2の制御信号SS2―2乃至
SS2―7が夫々入力される。アンド回路47の
出力はラツチ回路45のストローブ入力(S)に
加わる。 各チヤンネルCH1〜CH7に対応する第1の制
御信号S2―1乃至S2―7は、各々に対応する
チヤンネルセレクト信号CH1S乃至CH7S(第
3図dのパルスの立上り部分の1ビツトタイムに
同期して発生し、第2の制御信号SS2―1乃至
SS2―7はチヤンネルセレクト信号CH1S乃至
CH7Sのパルスの終わりの部分の1ビツトタイ
ムに同期して発生する。参考のため、チヤンネル
CH1とCH7の制御信号S2―1,SS2―1,
S2―7,SS2―7を第3図fに示す。 チヤンネルCH1に関して説明すると、チヤン
ネルセレクト信号CH1Sにもとづいてチヤンネ
ルCH1に関する波形サンプル点振幅データを波
形記憶装置17から読出しているときに、信号
CH1Sの立上りに同期して発生する第1の制御
信号S2―1によつてフリツプフロツプ46がセ
ツトされ、フリツプフロツプ46の出力(Q)が
“1”となる。それからMビツトタイム後に(す
なわちROMの読出しが安定したときに)第2の
制御信号SS2―1が発生され、アンド回路47
を介してラツチ回路45にストローブパルスS2
が与えられる。従つて、波形記憶装置17から読
出されたチヤンネルCH1に関する波形サンプル
点振幅データが安定したときに同じチヤンネル
CH1のラツチ回路45にストローブパルスS2
が与えられ、正確な波形サンプル点振幅データが
ラツチ回路45にラツチされる(すなわち分配さ
れ、持続信号化される)。このとき他のチヤンネ
ルCH2〜CH7に対応するラツチ回路(図示せ
ず)に波形記憶装置17の読出し出力は分配され
ない(ラツチされない)。他のチヤンネルCH2〜
CH7に関しても、チヤンネルCH1と同様に、波
形記憶装置17から時分割で読出された各チヤン
ネルCH2〜CH7の波形サンプル点振幅データ
が、各々のチヤンネルに対応する第2の制御信号
SS2―2乃至SS2―7にもとづいてラツチ回路
45と同様の各チヤンネルのラツチ回路(図示せ
ず)にラツチされる(分配され、持続信号化され
る)。 以上のようにして、分配部16では波形記憶装
置17の時分割読出しタイミングに同期して波形
サンプル点振幅データを各々のチヤンネルCH1
〜CH7に分配し、持続信号化する。 フリツプフロツプ46とアンド回路47は波形
記憶装置17からのデータ読出しが安定したとき
のみラツチ回路45のラツチ動作を行なわせるた
めの回路である。第3図c,dに示すように、或
るチヤンネル(この例ではCH1)のアドレスが
変化したときに(この例ではアドレス1からアド
レス2に変化している)そのチヤンネルCH1の
チヤンネルセレクト信号CH1Sが発生すると、
或るアドレス(この例ではアドレス1)の波形サ
ンプル点振幅データを読出している途中でその次
のアドレス(アドレス2)に切換わつてしまい、
本来読出しが安定するはずの時間(第2の制御信
号SS2―1の発生タイミング)になつても読出
し出力は安定していない事態が生じる。これは時
分割タイミングと楽音のピツチ(つまり波形読出
し用アドレスが切換るタイミング)が非同期であ
るからである。そのような不安定な状態の読出し
出力をラツチ回路45にラツチすることは好まし
くない。そこで、第1の制御信号S2―1によつ
てフリツプフロツプ46がセツトされたときから
第2の制御信号SS2―1が発生するまでの間
に、アドレス変化に同期した信号S1―1が発生
した場合はフリツプフロツプ46をリセツトして
アンド回路47を不動作にし、ラツチ回路45の
ストローブパルスS2が発生されないようにして
いる。フリツプフロツプ46はリセツト優先型で
あるため、信号S1―1と制御信号S2―1が同
時に発生した場合もリセツト状態となり、ストロ
ーブパルスS2は発生されない。 第3図gに示すように、チヤンネルセレクト信
号CH1Sの発生時にそのチヤンネルCH1のアド
レスが切換わつた場合はストローブパルスS2は
発生されない。従つて、新たなアドレス(第3図
の例ではアドレス2)に対応する波形サンプル点
振幅データはすぐにはラツチ回路45にラツチさ
れないが、その次にチヤンネルセレクト信号CH
1Sが発生したときに発生されるストローブパル
スS2にもとづいてラツチ回路45にラツチされ
る。アドレス変化時にストローブパルスS2が発
生しなくても、次に発生するストローブパルスS
2によつて変化後のアドレスに対応する波形サン
プル点振幅データを確実にラツチし得るようにす
るために、チヤンネルセレクト信号CH1S〜CH
7Sの周期Yを次のように定めねばならない。 Ymax.=Zmin.−X ……(1) Ymax.は周期Yとして選定し得る値の最大値で
ある。Zmin.は1つのアドレスの時間間隔Z(第
3図c参照)の最小値であり、電子楽器10(第
1図)で発生可能な最高音のアドレス信号A1〜
A9の最小変化単位がこれに相当する。Xはチヤ
ンネルセレクト信号CH1S〜CH7Sのパルス幅
であり、前述のようにROMの安定読出し時間を
考慮した値をもつが、Zmin.に比べればはるかに
小さな値であると考えてよい。上記式(1)は、最小
のアドレス変化間隔Zmin.からパルス幅Xを引い
た値よりも小さい値に周期Yを定めねばならない
ことを意味している。 分配部16内のラツチ回路45に夫々ラツチさ
れた各チヤンネルの波形サンプル点振幅データ
は、各々のチヤンネルCH1〜CH7に対応するラ
ツチ回路12―1乃至12―7のデータ入力(D)に
加わる。ラツチ回路12―1乃至12―7のスト
ローブ入力(S)には、各チヤンネルに対応する
アドレス発生部11―1乃至11―7から出力さ
れるアドレス変化に同期した信号S1―1乃至S
1―7が夫々加えられる。各チヤンネルCH1〜
CH7の波形サンプル点振幅データは、分配部1
6内のラツチ回路45において既に持続信号化さ
れているが、この分配部16においては波形デー
タの時分割読出しのタイミングに同期してラツチ
動作を行なつたため、時分割クロツク成分が残る
おそれがある。そこで、ラツチ回路12―1乃至
12―7では楽音のピツチに同期して(調和し
て)ラツチし直すことにより、時分割クロツク成
分を確実に除去するようにしている。各チヤンネ
ルCH1〜CH7のラツチ回路12―1乃至12―
7のストローブ信号として使用される信号S1―
1乃至S1―7は、各チヤンネルCH1〜CH7の
アドレス信号A1〜A9の変化に同期しているの
で、各チヤンネルCH1〜CH7に割当てられてい
る音の音高の2n(但しnは自然数)の周波数を
もち、発生音に調和している。 ラツチ回路12―1から出力された波形サンプ
ル点振幅データはデイジタル―アナログ変換及び
補間回路13―1のデイジタル―アナログ変換部
48に入力される。デイジタル―アナログ変換部
48は入力された6ビツトのデイジタルの波形サ
ンプル点振幅データをアナログ信号Aに変換し、
補間部49に供給する。また、デイジタル―アナ
ログ変換部48では直前のサンプル点振幅データ
のアナログ信号Bを記憶しておき、これを補間部
49に供給する。補間部49では、隣合う2つの
サンプル点振幅に対応する2つのアナログ信号
A,Bの間を所定の関数(例えば三角関数)によ
つて補間するもので、アドレス信号の下位3ビツ
トA7,A8,A9に従つて8ステツプで補間す
る。尚、補間回路としては特願昭49−85403号
(特開昭51−14015号)に示された回路を使用する
ことができる。 デイジタル―アナログ変換及び補間回路13―
1から出力されたアナログ楽音波形信号はエンベ
ロープ付与回路14―1の電圧制御型増幅器
(VCA)50に入力される。エンベロープ発生回
路51は、同じチヤンネルCH1のアドレス発生
部11―1内のラツチ回路25から供給されるキ
ーオン信号KONにもとづいて所定のエンベロー
プ波形信号を発生する。VCA50ではこのエン
ベロープ波形信号に従つて増幅度が制御され、エ
ンベロープ付与されたアナログ楽音波形信号が出
力される。尚、VCA50を設けずに、エンベロ
ープ発生回路51から発生したアナログのエンベ
ロープ波形信号をデイジタル―アナログ変換部4
8の基準電圧として用いてもよく、その場合はデ
イジタル―アナログ変換及び補間回路13―1か
らエンベロープ付与済みのアナログ楽音波形信号
が出力される。 アドレス発生部の他の詳細例 第4図はアドレス発生部11―1乃至11―7
の他の詳細例を示す図で、チヤンネルCH1のみ
示したが、他のチヤンネルCH2〜CH7も同一構
成である。第2図の例ではノートクロツク信号
NC#〜NCとして重畳分周信号を用いているが、
第4図はノートクロツク信号NC#〜NCとして重
畳分周信号を用いずに各音名に対応する高い周波
数のクロツクパルスを用いた場合におけるアドレ
ス発生部11―1乃至11―7の詳細構成を例示
している。すなわち、アドレス発生部11―1乃
至11―7として第4図の構成を用いる場合、音
源クロツク発生装置21(第1図)は各音名C
#〜Cの音高に対応する夫々単一のクロツクパル
スから成るノートクロツク信号NC#〜NCを発生
する構成とされる。 ラツチ回路52は第2図のラツチ回路25と同
じく、発音割当て回路20(第1図)から時分割
的に与えられるキーコードKC、キーオン信号
KONの中から自己のチヤンネルCH1に割当てら
れているキーコードKCとキーオン信号KONをラ
ツチするためのものである。ノートセレクタ53
はノートコードNOTEにもとづいてノートクロツ
ク信号NC#〜NCの中から単一のノートクロツク
信号(NC#〜NCのうち1つ)を選択する。ノー
トセレクタ53で選択されたノートクロツク信号
は9ビツトの2進カウンタ54のカウント入力に
加えられると共に、アドレス変化に同期した信号
S1―1としてアドレス発生部11―1から出力
される。 シフト回路55はカウンタ54から与えられる
9ビツトの2進コードのビツト位置をラツチ回路
52にラツチされているオクターブコードOCT
の内容に応じて左または右にシフトする回路で、
このシフト回路55の出力(すなわちカウンタ5
4の出力2進コードを横シフトしたもの)がアド
レス信号A1〜A9としてアドレス発生部11―
1から出力される。カウンタ54の出力をQ1〜
Q9(Q1がMSB,Q9がLSB)で表わし、オ
クターブコードOCTに含まれる各オクターブ信
号O1〜O7に対応するシフト状態を第1表に示
す。オクターブ音域が上がるにつれて、アドレス
信号A1〜A9の値が2倍,4倍,8倍……とな
ることが第1表から判る。
【表】 波形記憶装置の変更例(その1) 第1図に示す実施例では波形記憶装置17とし
てROMを用いているが、ROMの代わりにランダ
ムアクセスメモリ(以下RAMという)を用いて
もよい。第5図は波形記憶装置17′としてRAM
を用いた例を示した図で、第1図に示す電子楽器
10において波形記憶装置17と音色選択部23
の部分が第5図の回路によつて置換される。第5
図の回路による置換を行なつた場合、選択部15
と分配部16の構成は第2図に示されたものと同
一でよいが、チヤンネルセレクト信号CH1S〜
CH7S、第1及び第2の制御信号S2―1乃至
S2―7、SS2―1乃至SS2―7の発生タイミ
ングは例えば第6図に示すように変更される。 波形記憶装置17′にRAMを用いた場合、
RAMの動作モードを切換える信号R/Wを使用
してRAMの動作モードを読出しモードまたは書
込みモードのどちらかに適宜切換える必要があ
る。このモード切換信号R/Wをタイミング信号
発生回路22(第1図)から発生するものとし、
チヤンネルセレクト信号CH1S〜CH7Sや制御
信号S2―1乃至S2―7、SS2―1乃至SS2
―7をこのモード切換信号R/Wに同期して発生
する。第6図を参照してこの点について説明す
る。第6図a,b,cは第3図a,b,cと同じ
信号を示している。モード切換信号R/Wは第6
図dに示すように発生する。モード切換信号R/
Wが“1”のときは読出しモード(R)であり、
“0”のときは書込みモード(W)である。読出
しモード(R)のパルス時間幅はRAMの安定読
出しに要する時間によつて定まる。RAMの安定
読出しに要する時間はROMの場合よりも一般に
短い。第6図fの斜線部分がRAMの安定読出し
に要する時間に相当し、この例では2ビツトタイ
ムとしている。書込みモード(W)のパルス時間
幅は1ビツトタイムである。 第6図eはチヤンネルセレクト信号CH1S〜
CH7Sの発生状態を例示したもので、読出しモ
ード(R)のタイミングに一致して各信号CH1
S〜CH7Sが順次発生する。書込みモード
(W)のときはチヤンネルセレクト信号CH1S〜
CH7Sは全く発生しないようになつている。従
つて、書込みモード(W)のときは選択部15
(第1図)においてどのチヤンネルのアドレス信
号A1〜A6も選択されない。前述と同様に、第
1の制御信号S2―1乃至S2―7はチヤンネル
セレクト信号CH1S〜CH7Sの立上りの1ビツ
トタイムに同期して発生され、第2の制御信号
SS2―1乃至SS2―7はチヤンネルセレクト信
号CH1S〜CH7Sの立下り直前の1ビツトタイ
ムに同期して発生される。チヤンネルCH1とCH
7の制御信号S2―1,SS2―1,S2―7,
SS2―7の発生例を第6図gに示す。尚、第6
図fは波形記憶装置17′(第5図)から時分割
的に読出される波形サンプル点振幅データのチヤ
ンネルCH1〜CH7を示したものである。 第5図において、選択部15から供給される時
分割多重化された各チヤンネルのアドレス信号A
1〜A6は、オア回路群56を介して波形記憶装
置17′のアドレス入力に加えられる。オア回路
群56の他の入力にはゲート回路57の出力が加
えられる。ゲート回路57のゲート制御入力に
は、タイミング信号発生回路22(第1図)から
発生されるモード切換信号R/Wがインバータ5
8を介して供給される。モード切換信号R/Wが
“1”のとき(すなわち読出しモード(R)のと
き)、ゲート回路57がオフとなり、信号R/W
が“0”のとき(すなわち書込みモード(W)の
とき)ゲート回路57がオンとなる。従つて、選
択部15からアドレス信号A1〜A6が供給され
るとき、すなわち読出しモード(R)のとき(第
6図d,e参照)、ゲート回路57からオア回路
群56には信号が与えられず、選択部15からの
アドレス信号A1〜A6がオア回路群56をその
まま通過して波形記憶装置17′に入力される。 RAMから成る波形記憶装置17′の動作モード
制御入力にはモード切換信号R/Wが入力されて
いる。この信号R/Wが“1”のときRAMは読
出しモード(R)となる。従つて、読出しモード
(R)のときに選択部15から供給されるアドレ
ス信号A1〜A6にもとづいて波形記憶装置1
7′から波形サンプル点振幅データが時分割的に
読出され、データバス59を経て分配部16(第
1図、第2図)に供給される。第6図gに示した
ように、分配部16で使用する制御信号S2―1
乃至SS2―7は読出しモード(R)のタイミン
グに合わせて発生されるので、データバス59に
時分割的に読出された各チヤンネルの波形サンプ
ル点振幅データを各々のチヤンネルCH1〜CH7
に確実に分配することができる。 モード切換信号R/Wが“0”すなわち書込み
モード(W)のときは、波形記憶装置(RAM)
17′はデータバス59に与えられているデータ
をアドレス入力に与えられているアドレスコード
が指定するアドレスに書込む。このときゲート回
路57,60は共にオン状態となつており、ゲー
ト回路57を通過したアドレスコードがオア回路
群56を経て波形記憶装置17′のアドレス入力
に与えられ、かつゲート回路60を通過したデー
タがデータバス59に与えられる。このとき、選
択部15からアドレス信号A1〜A6は供給され
ず、また、分配部16に制御信号S2―1乃至
SS2―7が与えられることはない。従つてゲー
ト回路60からデータバス59に与えられたデー
タが分配部16でラツチされることはない。 ゲート回路57には、アドレスカウンタ61か
ら出力される6ビツトの2進のアドレスコード
AD1〜AD6が入力される。アドレスカウンタ6
1はクロツクパルスφ/4をカウントする。クロ
ツクパルスφ/4は第6図aに示すクロツクパル
スφを1/4分周したもので、例えば第6図hに示
すように発生する。クロツクパルスφ/4に応答
して変化するアドレスコードAD1〜AD6の一例
を第6図iに示す。第6図d,iから明らかなよ
うに、アドレスコードAD1〜AD6の値はモード
切換信号R/Wに同期して変化するようになつて
いる。 音色ROM62―1,62―2,62―3,…
…は種々の音色#1,#2,#3,……に対応す
る楽音波形サンプル点振幅データを記憶している
もので、例えばROM62―1の音色#1はフル
ート、ROM62―2の音色#2はオーボエに対
応している。音色選択部23′は各音色#1,
#2,#3,……を選択するためのスイツチから
成り、このスイツチによつて選択された音色に対
応する音色ROM62―1,62―2,62―
3,……のみが読出し可能状態となる。音色
ROM62―1,62―2,62―3,……のア
ドレス入力にはアドレスカウンタ61からアドレ
スコードAD1〜AD6が入力される。音色選択部
23′からの音色選択信号によつて読出し可能状
態となつている音色ROM62―1,62―2,
62―3……からアドレスコードAD1〜AD6に
従つて読出された波形サンプル点振幅データ(6
ビツト)は加算器63で加算され、ゲート回路6
0に入力される。従つて加算器63からは、選択
された1乃至複数の音色の複合波形のサンプル点
振幅データが得られる。 波形記憶装置の変更例(その2) 第1図に示す電子楽器10において、選択部1
5、波形記憶装置17、分配部16、タイミング
信号発生回路22、音色選択部23の部分を、第
7図の回路で置換することができる。第7図にお
いて、一致検出回路64―1乃至64―7とラツ
チ回路65―1乃至65―7が各チヤンネルCH
1〜CH7に対応して設けられている。各チヤン
ネルCH1〜CH7の一致検出回路64―1乃至6
4―7の一方入力には、同じチヤンネルCH1〜
CH7のアドレス発生部11―1乃至11―7
(第1図)から波形読出し用のアドレス信号A1
〜A6が夫々供給される。また、各チヤンネル
CH1〜CH7に対応するラツチ回路65―1乃至
65―7の出力は同じチヤンネルのラツチ回路1
2―1乃至12―7(第1図)に供給される。 一致検出回路64―1乃至64―7の他の入力
にはアドレスカウンタ66から出力される6ビツ
トのアドレスコードAd1〜Ad6が共通に供給さ
れる。アドレスカウンタ66は6ビツトの2進カ
ウンタで、所定のクロツクパルスφ′をカウント
する。クロツクパルスφ′の周期は、波形読出し
用のアドレス信号A1〜A6の最小変化間隔(す
なわち最高音のアドレス信号A1〜A6の変化間
隔)の1/64の時間よりも小さく定めるものとす
る。これにより、波形読出し用のアドレス信号A
1〜A6が同じ値を維持している間に、アドレス
カウンタ66の6ビツトの出力コードAd1〜Ad
6は最小値“000000”(10進の0)から最大値
“111111”(10進の63)まで少くとも1循環する。
一致検出回路64―1乃至64―7では、アドレ
ス発生部11―1乃至11―7から与えられるア
ドレス信号A1〜A6の値にアドレスコードAd
1〜Ad6の値が一致したとき一致検出信号EQ1
〜EQ7を夫々発生する。これらの一致検出信号
EQ1〜EQ7はラツチ回路65―1乃至65―7
のストローブ入力(S)に夫々加えられる。 波形計算回路67では音色選択レバー68の投
入状態に応じて所望の楽音波形の各サンプル点振
幅データを計算する。計算が終了すると、適当な
時期に書込み指令信号WSを発生し、かつ、この
信号WSの発生時間中に計算済みの各サンプル点
振幅データWVをアドレスカウンタ66からのア
ドレスコードAd1〜Ad6に応じて出力する。書
込み指令信号WSのパルス時間幅は、アドレスカ
ウンタ66のカウントクロツクパルスφ′の64周
期分の長さである。従つて、信号WSの発生中に
アドレスコードAd1〜Ad6の値は1循環し、全
アドレスに対応するサンプル点振幅データWVが
順次出力される。 波形計算回路67から出力された6ビツトの波
形サンプル点振幅データWVは、64ステージ/6
ビツトの循環シフトレジスタ69のデータ入力に
供給される。また、書込み指令信号WSはシフト
レジスタ69の書込み制御入力に加えられ、この
信号WSをインバータ70で反転した信号が該シ
フトレジスタ69の自己保持制御入力に加えられ
る。シフトレジスタ69はアドレスカウンタ66
と同じクロツクパルスφ′によつてシフト制御さ
れる。従つて、アドレスコードAd1〜Ad6の変
化とシフトレジスタ69のシフト駆動は同期して
いる。 書込み指令信号WSの発生中に波形計算回路6
7から出力された64アドレスに対応するサンプル
点振幅データWVは、シフトレジスタ69の64個
のステージに順次書込まれる。そして、信号WS
が消滅するとシフトレジスタ69は自己保持状態
となり、最終ステージから出力される振幅データ
を最初のステージに戻して循環保持する。シフト
レジスタ69の最終ステージから出力される波形
サンプル点振幅データはラツチ回路65―1乃至
65―7のデータ入力(D)に供給される。このシフ
トレジスタ69の最終ステージからは64個の各ア
ドレスに対応する波形サンプル点振幅データがア
ドレスコードAd1〜Ad6に同期して出力されて
いる。従つて、一致検出回路64―1乃至64―
7から一致検出信号EQ1〜EQ7が発生したと
き、波形読出し用アドレス信号A1〜A6のアド
レスに対応する波形サンプル点振幅データがラツ
チ回路65―1乃至65―7のデータ入力(D)に加
えられている。従つて、アドレス発生部11―1
乃至11―7から供給されたアドレス信号A1〜
A6のアドレスに対応する波形サンプル点振幅デ
ータが各ラツチ回路65―1乃至65―7に夫々
ラツチされる。 第7図において波形計算回路67とシフトレジ
スタ69の部分を第1図に示す波形記憶装置17
と同様のROMで置換することができる。 エンベロープ付与回路の他の詳細例 第1図におけるエンベロープ付与回路14―1
乃至14―7の一例としてVCA50とエンベロ
ープ発生回路51を用いた例を第2図に示した
が、第8図に示すような構成をエンベロープ付与
回路14―1乃至14―7に用いることもでき
る。第8図には1つのチヤンネルCH1のエンベ
ロープ付与回路14―1のみ示したが、他のチヤ
ンネルCH2〜CH7のものも同様である。 第8図において、アドレス発生部11―1(第
1図)から供給されたキーオン信号KONはワン
シヨツト回路71及びアンド回路72に入力され
る。鍵の押し始めにキーオン信号KONが“1”
に立上つた時ワンシヨツト回路71から1発の短
パルスを発生し、カウンタ76をクリアする。カ
ウンタ76は6ビツトの2進カウンタで、その出
力がデコーダ77に入力される。また、カウンタ
76の最上位ビツトMSBの出力信号はアンド回
路74に加わると共に、インバータ78で反転さ
れてアンド回路72,73に加えられる。カウン
タ76の最上位ビツトの1ビツト下のビツト
MSBの出力はアンド回路73に加わると共に、
インバータ79で反転されてアンド回路72に加
わる。 キーオン信号KONの立上り時にカウンタ76
がクリアされると、該カウンタ76の出力
MSB,MSBは“00”となり、アンド回路72
の条件が成立する。アンド回路72の残りの入力
にはアタツクパルスATTPが加えられており、こ
のアタツクパルスATTPがアンド回路72で選択
され、オア回路75を介してカウンタ76のカウ
ント入力に加わる。従つて、始めは、カウンタ7
6はアタツクパルスATTPを計数する。 デコーダ77の出力は、直列抵抗回路80と
FETゲート群81とから成る減衰器82のFET
ゲート群81のゲート制御入力に加えられる。減
衰器82は、デイジタル―アナログ変換及び補間
回路13―1(第1図)から供給されるアナログ
楽音波形信号を入力し、この入力アナログ楽音波
形信号の振幅レベルをデコーダ77の出力に応じ
た減衰率で減衰する。減衰器82の出力はサウン
ドシステム24(第1図)に供給される。デコー
ダ77の出力はaからzまで有り、aに対応する
減衰率が最も大きく、zに対応する減衰率が最も
小さい。カウンタ76の出力に応じて減衰器82
の減衰率を可変することにより楽音信号にエンベ
ロープが付与される。 デコーダ77はカウンタ76の出力を例えば第
2表に示すようにデコードする。
【表】 アタツクパルスATTPの計数によつてカウンタ
76の出力が“000000”から“001111”まで16ス
テツプ変化する間に、減衰器82の減衰率は最大
(デコード出力aに対応)から最小(デコード出
力zに対応)まで変化する。これによりエンベロ
ープのアタツク特性が得られる。 カウンタ76のカウント値が“010000”となる
と、最上位ビツトMSBとその下のビツトMSB
が“01”となるため、アンド回路73の条件が成
立する。アンド回路73の残りの入力には第1デ
イケイパルス1DPが加えられており、この第1
デイケイパルス1DPがアンド回路73で選択さ
れ、オア回路75を介してカウンタ76に与えら
れる。第1デイケイパルス1DPの計数によつて
カウンタ76の出力が“010000”から“011111”
まで16ステツプ変化する間に、減衰器82の減衰
率は最小(デコード出力zに対応)から適宜の中
間値(デコード出力nに対応)まで変化する(第
2表参照)。これによりアタツク直後の減衰特性
が得られる。 カウンタ76の出力が“100000”となると、ア
ンド回路73の条件は不成立となり、第1デイケ
イパルス1DPが阻止される。アンド回路74に
入力される最上位ビツトMSBの出力は“1”と
なるが、キーオン信号KONが発生している間は
該アンド回路74の条件は成立しない。従つて、
カウンタ76にカウントパルスは供給されず、カ
ウント値“100000”が保持される。これにより、
振幅レベルが一定となるエンベロープのサステイ
ン特性が得られる。 離鍵されるとキーオン信号KONが“0”とな
り、インバータ83の出力が“1”となつてアン
ド回路74の条件が成立する。従つて、第2デイ
ケイパルス2DPがアンド回路74で選択され、
オア回路75を介してカウンタ76に加えられ
る。この第2デイケイパルス2DPによつてカウ
ンタ76は“100000”から“111111”まで32ステ
ツプ変化し、減衰器82の減衰率は中間値(デコ
ード出力mに対応)から最大(デコード出力aに
対応)まで変化する(第2表参照)。これによ
り、離鍵後における発音消滅に至るまでのエンベ
ロープの減衰特性が得られる。カウンタ76のカ
ウント値が“000000”になると、アンド回路74
の条件が不成立となり、第2デイケイパルス2
DPが阻止される。 デイジタル―アナログ変換及び補間回路の一例 第9図は第1図のチヤンネルCH1で使用する
デイジタル―アナログ変換及び補間回路13―1
の一例を示す図である。他のチヤンネルCH2〜
CH7のデイジタル―アナログ変換及び補間回路
13―2乃至13―7も第9図と同一構成を用い
ることができる。 第9図において、ラツチ回路12―1(第1
図)から供給された波形サンプル点振幅データは
データセレクタ116の一方入力(A)に与えられる
と共にメモリ117と比較器118の入力(A)に入
力される。メモリ117はアンド回路119から
ロード信号が与えられたとき、ラツチ回路12―
1から供給される波形サンプル点振幅データを記
憶する。メモリ117に記憶した波形サンプル点
振幅データは比較器118の入力(B)とデータセレ
クタ116の入力(B)に入力される。比較器118
は入力AとBが一致しない場合(A≠Bの場合)
に“1”を出力する。比較器118の出力はアン
ド回路119に加わる。アンド回路119の他の
入力にはデコーダ120の出力(7)からの信号d7
が加わる。デコーダ120にはアドレス発生部1
1―1(第1図)からアドレス信号の下位3ビツ
トのデータA7〜A9が入力されており、デコー
ダ120の出力(7)は8個の補間ステツプのうち最
終ステツプ(すなわちデータA7〜A9の値
“111”)に対応している。従つて、一回の補間の
最終ステツプにおいてアンド回路119が動作可
能となり、そのときA≠Bであれば―すなわちラ
ツチ回路12―1から供給されるサンプル点振幅
データとメモリ117に記憶されている振幅デー
タとが不一致であれば、アンド回路119からロ
ード信号が発生され、ラツチ回路12―1から供
給されるサンプル点振幅データがメモリ117に
記憶される。その直後に補間用データA7〜A9
の値が“000”に切換わると、アドレス信号A1
〜A6の値も切換わるので、ラツチ回路12―1
から与えられる波形サンプル点振幅データは新た
なサンプル点のものに切換わる。しかし、メモリ
117に記憶されたサンプル点振幅データは補間
の最終ステツプまで変化しない。従つて、一回の
補間の最初のステツプ(データA7〜A9=
“000”)から最終ステツプ(データA7〜A9=
“111”)までの間、データセレクタ116の入力
(A)には現在のサンプル点に対応する振幅データが
供給されるが、データセレクタ116の入力(B)に
はその直前のサンプル点の振幅データがメモリ1
17から供給される。 データセレクタ116の選択制御入力にはクロ
ツクパルスφが供給される。このクロツクパルス
φが“1”のとき入力(A)に加えられている現在の
サンプル点振幅データがセレクタ116で選択さ
れ、デイジタル―アナログ変換回路121に入力
される。クロツクパルスφが“0”のとき入力(B)
に加えられている前回のサンプル点振幅データが
選択され、デイジタル―アナログ変換回路121
に入力される。従つて、デイジタル―アナログ変
換回路121では現在のサンプル点振幅データと
前回のサンプル点振幅データを時分割でアナログ
信号に変換する。 デイジタル―アナログ変換回路121の出力
は、ゲート122を介してコンデンサ123に、
ゲート124を介してコンデンサ125に、ホー
ルドされる。ゲート122にはクロツクパルスφ
が加えられ、ゲート124にはインバータ126
でクロツクパルスφを反転した信号が加えられ
る。従つて、クロツクパルスφが“1”のときに
デイジタル―アナログ変換回路121から出力さ
れる現在のサンプル点振幅電圧はゲート122を
介してコンデンサ123にホールドされる。ま
た、クロツクパルスφが“0”のときにデイジタ
ル―アナログ変換回路121から出力される前回
のサンプル点振幅電圧がゲート124を介してコ
ンデンサ125にホールドされる。 コンデンサ123,125に夫々ホールドされ
た電圧はソースフオロワ型の電界効果トランジス
タ127,128を介して補間部132の抵抗回
路129の両端に入力される。抵抗回路129に
はゲート群130が接続されており、このゲート
群130における導通ゲートはデコーダ120の
出力(0〜7)に応じて順次切換えられる。すな
わち、補間用データA7〜A9が最初のステツプ
“000”から最終ステツプ“111”まで変化するに
伴つてデコーダ120の出力が0から7まで順に
変化し、前回のサンプル点振幅電圧(B)から現在の
サンプル点振幅電圧(A)までの間を8ステツプで内
挿補間した波形振幅電圧がライン131に得られ
る。ライン131の信号はエンベロープ付与回路
14―1(第1図)に入力される。 デイジタル―アナログ変換及び補間回路の別の件 第10図はデイジタル―アナログ変換及び補間
回路13―1の別の例を示す図である。メモリ1
17′、比較器118′、アンド回路119′は第
9図のメモリ117、比較器118、アンド回路
119と同じ働きをする。但し、アンド回路11
9′に入力される信号d7′は、補間用アドレスデ
ータA7〜A9を入力したアンド回路133から
出力される。3ビツトの補間用アドレスデータA
7〜A9がオール“1”のとき、すなわち1回の
補間の最終ステツプのとき、信号d7′が“1”
となる。第9図ではデイジタル―アナログ変換回
路121を時分割的に使用しているが、第10図
では2個のデイジタル―アナログ変換回路121
A,121Bを設け、一方の回路121Aでラツ
チ回路12―1からの振幅データをアナログ変換
して現在のサンプル点振幅のアナログ電圧(A)を得
て、他方の回路121Bでメモリ117′からの
振幅データをアナログ変換して前回のサンプル点
振幅のアナログ電圧(B)を得るようにしている。 補間部134は、デイジタル―アナログ変換回
路121A,121Bから与えられる隣合う2サ
ンプル点振幅(A),(B)間を補間するもので、第9図
に示す補間部132とは異なる補間法を用いてい
る。 補間部134において、3ビツトの2進カウン
タ135は高速のクロツクパルスφを計数し、そ
の計数出力を比較器136の入力(B)に加える。ま
た、カウンタ135の3ビツト出力はオア回路1
37に加えられる。カウンタ135の3ビツト出
力がオール“0”のときは“0”、オール“0”
以外のときは“1”が該オア回路137から出力
される。カウンタ135の計数状態を第11図a
に示し、オア回路137の出力“0”を第
11図bに示す。 比較器136の入力(A)には3ビツトの補間用ア
ドレスデータA7〜A9がアドレス発生部11―
1(第1図)から供給される。比較器136は両
入力A,Bが一致したとき一致検出信号CONを
発生する。尚、入力(B)に加わるカウンタ135の
計数値の変化は補間用アドレスデータA7〜A9
の変化よりもはるかに速い。従つて、補間用アド
レスデータA7〜A9が或る値をとるとき、カウ
ンタ135の計数値がその値になる毎に繰返し一
致検出信号CONが発生される。一致検出信号
CONはオア回路138を介して遅延フリツプフ
ロツプ139に加えられ、クロツクパルスφの1
クロツク分遅延されて該遅延フリツプフロツプ1
39から出力される。遅延フリツプフロツプ13
9の出力Wは、オア回路137の出力
“0”が入力されるアンド回路140に加わると
共に、ゲート141のゲート入力に加わり、かつ
インバータ143で反転されてゲート142のゲ
ート入力に加わる。アンド回路140の出力はオ
ア回路138に加えられる。 一方のゲート141には前回のサンプル点振幅
電圧(B)が入力され、他方のゲート142には現在
のサンプル点振幅電圧(A)が入力される。従つて、
遅延フリツプフロツプ139の出力信号Wが
“1”のときはゲート141が導通して前回のサ
ンプル点振幅電圧(B)がローパスフイルタ144に
入力される。また、信号Wが“0”のときはゲー
ト142が導通して現在のサンプル点振幅電圧(A)
がローパスフイルタ144に入力される。 補間用アドレスデータA7〜A9が“000”の
とき第11図cに示すように、カウンタ135の
値が「0」になる毎に一致検出信号CONが発生
する。信号CONを1ビツト遅延した信号Wがア
ンド回路140に加えられるとき、カウンタ13
5の計数値は「1」に変わつているのでアンド回
路140の条件が成立し、アンド回路140から
オア回路138を介して遅延フリツプフロツプ1
39に信号“1”が与えられる。こうして、カウ
ンタ135の値が「7」になるまでアンド回路1
40から信号“1”が出力され、その次にカウン
タ135の値が「0」になると信号CONが発生
される。従つて、第11図cに示すように信号W
は常に“1”となる。これにより、サンプル点振
幅電圧(B)がローパスフイルタ144に持続的に入
力され、該電圧(B)はローパスフイルタ144を通
過してエンベロープ付与回路14―1に供給され
る。 次に補間用アドレスデータA7〜A9が
“001”(ステツプ1)になると、第11図dに示
すように、カウンタ135の値が「1」になる毎
に一致検出信号CONが発生される。一致検出信
号CONの1ビツトタイム後に信号Wが“1”に
立上り、アンド回路140の条件が成立する。以
後、このアンド回路140の条件は信号
“0”(第11図b)が“0”になるまで成立す
る。カウンタ135の計数値が「0」となり、信
号“0”が“0”となると、アンド回路1
40の条件が不成立となり、その1ビツトタイム
後に信号Wが“0”となる(第11図d参照)。
しかし、すぐに一致検出信号CONが発生するの
で、再び信号Wは“1”となる。こうして、ステ
ツプ1においては1:7の比率で信号Wの
“0”,“1”が繰返す。この信号Wの“0”,
“1”に応じて振幅電圧(A)と(B)が交互にローパス
フイルタ144に入力される。ローパスフイルタ
144の出力は、ほぼ、電圧(A)と(B)の各々の積分
値の平均値となる。従つて、信号Wが“1”とな
る時間が長い程、振幅電圧(B)の値に近く、“0”
となる時間が長い程、振幅電圧(A)の値に近くな
る。 以下、アドレスデータA7〜A9の値が増す
(補間ステツプが進む)毎に、第11図e乃至j
に示すように、一致検出信号CONが発生し、信
号Wにおける“0”の比率が増してくる。こうし
て、ローパスフイルタ144から得られる振幅電
圧は、補間ステツプ0から7の間で、前回のサン
プル点振幅電圧(B)から現在のサンプル点振幅電圧
(A)に向つて徐々に変化していき、補間が行われた
ことになる。 尚、第9図と第10図において、補間部132
と134を互いに置換えすることができる。 その他の変更例 上記実施例では波形記憶装置17,17′とし
てデイジタルの振幅データを記憶したメモリを用
いているが、振幅データをアナログで記憶したメ
モリを用いてもよい。その場合、分配部16内の
ラツチ回路45やラツチ回路12―1として、ア
ナログ信号のサンプルホールド回路を用いるとよ
い。 第1図、第2図、第4図の例では発音割当て回
路20から各チヤンネルCH1〜CH7のキーコー
ドKCやキーオン信号KONを時分割的に送出する
ものとして説明しているが、これに限らず非時分
割であつてもよい。また、アドレス発生部(11
―1乃至11―7)を時分割共用可能な構成と
し、時分割的に与えられるキーコードKCにもと
づいてそのまま時分割的に各チヤンネルのアドレ
ス信号を発生するようにしてもよい。 ところで、上記実施例では波形読出し用のアド
レス信号A1〜A6を6ビツトとしており、26
64アドレスによつて1周期の楽音波形を読出すよ
うにしている。この場合、読出し出力の中には
26/2=32倍音までしか倍音成分が含まれないこ
とになる。この場合、1アドレスに記憶する1サ
ンプル点振幅データを6ビツトのデータとする
と、1波形を記憶するROM(またはRAM)の容
量は(26×6=64×6ビツト)である。更に高次
の倍音を必要とする場合、例えば64倍音を得るに
はアドレス信号を1ビツト増して7ビツトとすれ
ばよいが、ROM(またはRAM)の容量は(27×
6=128×6ビツト)となり、コストの点で得策
ではない。ROM(またはRAM)の容量をさほど
増すことなく、倍音成分を増すには、次のように
するとよい。すなわち、1サンプル点振幅データ
を1ビツト増して7ビツトとし、そのうち1ビツ
トを補間禁止ビツトとして使用し、このビツトが
“1”のときは補間を禁止するようにする。振幅
が大きく変化するサンプル点(例えば鋸歯状波の
帰線部分)において上記補間禁止ビツトを“1”
と定めれば、その部分で補間が禁止されて波形が
急峻となることにより倍音成分が増すことにな
る。しかも、ROM(またはRAM)の容量は(26
×7=64×7ビツト)であり、容量はさほど増え
ない。 以上説明したようにこの発明によれば、各楽音
発生チヤンネルによる波形データ発生手段の共用
により装置構成の縮小及びコストの節約に貢献
し、かつ波形切換(音色切換え)等も小規模な構
成で行うことができるようになる。しかも、時分
割発生した各チヤンネルの波形テータを各チヤン
ネル別に記憶し、この記憶した各チヤンネルの波
形データをそれぞれ当該チヤンネルに割り当てら
れた楽音のピツチに調和して出力するようにした
ので、「折返しノイズ」の問題を解決することが
でき、歪みや濁りのない高品質の複数の楽音信号
を発生することができるという勝れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る楽音信号発生装置を用
いた電子楽器の一実施例を示す全体構成ブロツク
図、第2図は第1図要部の詳細例を一つのチヤン
ネルについて示すブロツク図、第3図は第1図及
び第2図の動作を説明するタイミングチヤート、
第4図はアドレス発生部の別の例を示すブロツク
図、第5図は第1図の波形記憶装置としてランダ
ムアクセスメモリ(RAM)を用いた場合におけ
る変更部分の一例を示すブロツク図、第6図は第
5図の動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第7図は第1図の波形記憶装置としてシフト
レジスタを用いた場合における変更部分の一例を
示すブロツク図、第8図はエンベロープ付与回路
の別の例を示す回路図、第9図はデイジタル―ア
ナログ変換及び補間回路の一例を示す回路図、第
10図はデイジタル―アナログ変換及び補間回路
の別の例を示す回路図、第11図は第15図にお
ける補間動作を説明するタイミングチヤート、で
ある。 10……電子楽器、11―1乃至11―7……
アドレス発生部、12―1乃至12―7……ラツ
チ回路、13―1乃至13―7,13A―1,1
3B―1……デイジタル―アナログ変換及び補間
回路、14―1乃至14―7……エンベロープ付
与回路、15……選択部、16……分配部、17
……波形記憶装置(ROM)、17′……波形記憶
装置(RAM)。
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