JPS62232283A - 磁気記録再生方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアナログ映像信号とデジタル信号を磁気テープ
などの磁性媒体に映像信号の相関性を利用して時間的に
切換記録し再生する磁気記録再生方法に関するものであ
る。

従来の技術 従来の６ｎ気記録再生装置、例えば回転ヘッド式ビデオ
テープレコーダ（以下、ＶＴＲと称す）においては映像
信号をビデオトラックに記録し、音声信号は別のオーデ
ィオトラックに記録されほぼ磁気テープ全面に情報が記
録されており、テープ表面上には別の信号の記録再生に
利用できる隙間はほとんどない。そのため短波長記録お
よび狭トランク化による記録密度の向上に目が向けられ
ているのが産業界の現状である。最近、ＶＴＲの音声信
号記録の性能向上を目的としてＶ　Ｔ　Ｒのビデオトラ
ックに周波数変調（ＦＭ）した音声信号を映像信号とと
もに記録する方式が実用化されている。（たとえば、ｒ
ＶＨＳファイハイＶＴＲＪ、−ツ町修三他、ナショナル
テクニカルレポート（Ｎａｔｉｏｎａｌ　Ｔｅｃｈｎｉ
ｃａｌ　Ｒｅｐｏｒｔ）＋　ｖｏｌ、３０＋　Ｎｏ、　
ＩＦｅｂ、　１９８４）。従来例を図２に示す。図２に
おいて音声信号入力端子２２より入力された音声信号は
音声処理回路２３においてＦＭされ音声信号記録増幅器
２４を経て大きな記録電流でもって磁気ヘッド１７゜１
８によりテープ磁性層の深層部に記録される。一方映像
信号入力端子１９より入力された映像信号は映像信号処
理回路２０より映像信号記録増幅器２１を経て、音声信
号よりもお（れて磁気ヘッド１５．１６により磁性層の
表層に記録される。このような従来例の場合、音声信号
はＦＭ記録されるためＳ／Ｎが大きくとれ品質がよい上
にテープ走行速度を遅くしても音質が劣化しない特徴が
あるため、長時間ＶＴＲの記録方式として一つの有力な
手段であるといえる。

発明が解決しようとする問題点 このような従来のＶＴＲにはいくつかの問題点がある。

その第１にはＦＭ音声信号を深層に記録するために音声
信号専用の磁気ヘッドが必要となり、微弱な信号を取り
扱う電磁変換系のシステム構成がやや複雑になり、磁気
ヘッドまわりの調整が非常に複雑になる。また第２には
ＦＭ音声信号を深層に記録するため記録へノドには大電
流を供給するため他のビデオ回路に悪影響を及ぼす。第
３には深層記録される信号の周波数はスペース撰失のた
め比較的低い方に制限されるのでＦＭより広帯域を必要
とする符号変調（ＰＣＭ）記録への展開が不可能となる
。

本発明の目的は、従来のＶＴＲの持つ問題点を解決しよ
うとするものであって、水平走査期間毎に記録されてい
る映像信号の特定の水平走査期間の信号を特定の順序で
音楽信号を符号化したＰＣＭ信号など広帯域のデジタル
信号と時間的に切換えて記録し再生することにより、映
像信号と高性能なＰＣＭ音声信号を単純な磁気ヘッド構
成で得ることができる方式を提供せんとするものである
。

問題点を解決するための手段 本発明の磁気記録再生方式は水平走査期間毎に記録され
ている映像信号の特定の水平走査期間の信号を特定の順
序で音声ＰＣＭ信号などの信号と時間的に切損記録およ
び再生を行なうことによって映像信号と音声ＰＣＭ信号
などの信号をそれぞれ得ることができる。

作用 上述の記録再生方法により、映像信号と共にＰＣＭ音声
信号など高品質の信号再生を可能とする。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第１図は本発明を適用した装置の要部ブロック
構成図である。同図において端子３には映像信号が入力
され映像信号処理回路４に到り、更にはスイッチ制御回
路５に到る。端子６には音声信号が入力され符号変調回
路７に到り、更にはスイッチ制御回路に到る。スイッチ
８は通常、映像信号処理回路４と記録増幅器９を接続し
ているが、スイッチ制御回路５により映像信号の特定の
水平走査期間の間のみスイッチ８は、符号変調回路７と
記録増幅器９とを接続する。たとえば映像信号がＮＴＳ
Ｃ方式テレビ信号である場合には１垂直間期期間は５２
５水平同期期間であるが、スイッチ８を５番目毎の水平
同期期間にのみ符号変調回路と記録増幅器を接続するよ
うに切換える。

この場合、映像信号は５水平開期期間毎に４水平水走朋
間の映像信号は記録増幅器に到るが、ｌ水平同期期間の
信号が記録増幅器に到らない。ここで記録増幅器に到る
映像信号はたとえば周波数変調されている。また、スイ
ッチ８が符号変調回路７と記録増幅器９を接続している
１水平開期期間には、符号変調回路７内のメモリーに蓄
えられた５水平開期期間分の音声信号をパルス符号変調
し誤り訂正符号を加えて再に周波数変調や位相変調を加
えた信号が記録増幅器９に到る。記録増幅器９に到った
映像信号あるいは音声信号は磁気ヘッド１．２により磁
気テープに記録される。

再生時には磁気ヘッド１，２より再生された信号は再生
増幅器１０を経て出力信号識別回路１１に入る。出力信
号識別回路において再生信号は、映像信号であるか音声
信号であるかを識別され、識別された映像信号は映像信
号処理回路１２に識別された音声信号は音声信号処理回
路１４にそれぞれ入る。

映像信号処理回路においては、映像信号の欠落した水平
走査期間の映像信号をその前後の水平走査期間の映像信
号の相関性を利用して作り、映像信号の全ての水平走査
期間内の信号が視覚上不都合のないように動作して端子
１２より映像出力を出力する。音声処理回路１４におい
ては出力信号識別回路より入ってきた変号変調された音
声信号を元の音声信号に復元し端子１４より音声出力と
して出力する。

本実施例の場合、記録される符号変調された音声信号は
、映像信号の水平走査期間の相関性により、映像信号の
劣化を最小限にしながら、高品質なＰＣＭ音声信号を得
ることが容易であるが、フィールドメモリなどを用いる
と垂直同期期間毎の相関性を利用することも可能である
。

以上の実施例ではＰＣＭ音声信号を記録する例について
示したが、他の信号たとえば文字多重信号などのデジタ
ル信号を記録する場合についても上述した効果が生じる
という特徴がある。

発明の効果 以上詳述したように、本発明は水平走査期間毎に記録さ
れている映像信号の特定の水平走査期間の信号を特定の
順序で音声ＰＣＭ信号などの信号と時間的に切換えて記
録および再生することによって、映像信号はその相関性
を利用して劣化を最小限に抑えながらも、高品質な音声
ＰＣＭ信号などを再生することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による磁気記録再生方式を用いた装置の
要部ブロック図、第２図は従来例の要部ブロック図であ
る。 １．２・・・・・・磁気ヘッド、３・・・・・・映像信
号入力端子、６・・・・・・音声信号入力端子、１３・
・・・・・映像信号出力端子、１５・・・・・・音声信
号出力端子、１５．１６・・・・・・映像信号用磁気ヘ
ッド、１７．１８・・・・・・ＦＭ音声信号用磁気ヘッ
ド、１９・・・・・・映像信号入力端子、２０・・・・
・・映像信号処理回路、２１・・・・・・映像信号記録
増幅器、２２・・・・・・音声信号入力端子、２３・・
・・・・音声信号処理回路、２４・・・・・・音声信号
記録増幅器、２５・・・・・・映像信号再生増幅器、２
６・・・・・・映像信号処理回路、２７・・・・・・映
像信号出力端子、２８・・・・・・音声信号再生増幅器
、２９・・・・・・音声信号処理回路、３０・・・・・
・音声信号出力端子。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ｎ個の水平走査期間信号により構成された第１の
   信号を特定の順序で水平走査期間毎に記録する磁気記録
   方式において、第２の信号を前記第１の信号の第ｍ（１
   ≦ｍ≦ｎ）番目の水平走査期間の信号と切換えて記録再
   生することを特徴とする磁気記録再生方法。
2. （２）第１の信号はＮＴＳＣ方式テレビ信号またはＰＡ
   Ｌ方式テレビ信号、あるいはＳＥＣＡＭ方式テレビ信号
   であることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載
   の磁気記録再生方法。
3. （３）第２の信号はデジタル信号であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第（１）項記載の磁気記録再生方法。