JPS6223182Y2 - - Google Patents

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JPS6223182Y2
JPS6223182Y2 JP6350982U JP6350982U JPS6223182Y2 JP S6223182 Y2 JPS6223182 Y2 JP S6223182Y2 JP 6350982 U JP6350982 U JP 6350982U JP 6350982 U JP6350982 U JP 6350982U JP S6223182 Y2 JPS6223182 Y2 JP S6223182Y2
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JP
Japan
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remote control
receiving
slit
metal
receiving section
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JP6350982U
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JPS58166184U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばテレビジヨン受像機等に設け
られ、例えば近赤外光等の制御信号により遠隔操
作される遠隔操作用の受信窓に係り、テレビジヨ
ン受像機内部より往々にして発生する雑音等の静
電誘導による遠隔操作妨害を、遠隔操作の感度、
指向性を損うことなく安価に防止し得るようにし
た遠隔操作用受信窓を提供することを目的とす
る。
従来より、近赤外光等よりなる光学制御信号
を、機器に設けられた遠隔操作受信部(以下、単
に受信部という)に送り、その信号によつて機器
の遠隔操作(以下、リモコンという)を行なうも
のが知られている。この受信部には、光学制御信
号を電気信号に変換するためのフオトダイオード
等の光電変換器が取付けられており、ここで変換
された電気信号の信号電圧は例えば10μV前後と
極めて微弱であるため、この信号は大きな増幅度
を有する回路によつて処理された後、所定の制御
回路に送られるようになつている。
このような装置を例えばテレビジヨン受像機に
適用すると、周知のようにテレビジヨン受像機に
は、その内部に水平偏向回路、高圧発生回路等が
設けられているので、これ等より発生する大振幅
の雑音が静電誘導によつて上記受信部に侵入し、
リモコンによる動作が不能になることがある。そ
のため受信部は金属筐体によつてその周囲をおお
い、これらの雑音の侵入を防止することはできな
い。
これを防ぐため、従来は例えば第1図に示すよ
うに、受信部1の金属筐体2に設けられた受信窓
3を小さくして雑音の侵入量を少なくするように
したり、あるいは、第2図に示すように受信部1
の前面に導電性の金網4を設置して、雑音の侵入
を防止するなどの方法がとられていた。
しかしながら、このような方法ではリモコンの
光学制御信号の受信指向性が狭くなつてしまう欠
点や、材料費と製作工数を要するという欠点があ
つた。
本考案はこのような欠点を解消するものであ
り、以下その一実施例につき図面と共に説明す
る。
第3図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第4図は第3図の−線における一部を省
略した断面図である。
第3図において、11は受信部を示すものであ
り、その外枠は箱型の金属筐体12よりなり、金
属筐体12の前面には受信窓となる複数のスリツ
ト13が、両側面には受信部11を取付けるため
の取付け部14が夫々図示のように設けてある。
また、後面は上面、両側面、前面と一体の金属板
で閉じられており、底面は別の金属板18で閉じ
られている。このスリツト13は金属筐体12と
なる金属板のプレス切断加工時に、同時にプレス
切断加工される。このようにスリツト13は、図
面の幅方向(左右方向)に複数個並べて横長に配
列されているので、左右方向から入来する制御信
号に対しては比較的感度良く受信することがで
き、また、上方向から入来する螢光燈や白熱球等
の外光は入りにく、しかも雑音の侵入も大幅に軽
減することができる。
16は受信部11の内部で、スリツト13の裏
側の位置に設けた受信フオトダイオードであり、
その中にフオトダイオードチツプ17があり、こ
れらはリモコン(図示せず)によつて送られ、ス
リツト13を通過してきた光学制御信号15を受
信し、光学変換を行なう。取付け部14はスリツ
ト13と同様に前記の金属筐体12となる金属板
のプレス切断加工時に、同時にプレス切断加工さ
れ、金属板と一体となつたこの部分を折り曲げ加
工することによつて図示のように形状にしたもの
である。
18は受信部11の回路を構成する基板であ
り、金属筐体12の後面の下側よりその一部を突
き出しており、さらに基板18の突き出し部分に
は接続端子19が取付けられ、ここから所定の制
御回路に信号が送られる。
第5図は本考案の他の実施例を示す斜視図であ
り、第6図は第5図の−線における一部を省
略した断面図である。
本実施例は、先の実施例のうち特にスリツトの
部分に工夫を施したものである。すなわち、スリ
ツト23は、その性質上比較的大きく形成する必
要があり、また、その反面スリツト23間の残存
部分24はシールド効果を考慮した場合、必要程
度の面積は確保しておかなければならない。
一方、この残存部分24は、金型の強度、ある
いはその部分の金属そのものの強度上、極端に細
くすることは困難である。そこで本考案は第6図
の断面図に示すように近赤外光よりなる光学制御
信号15の到来方向と平行になるように、スリツ
トの残存部分24を絞り加工によつて筐体の前面
に対して一定の角度をもたせたものである。
従つて、リモコンによつて送られる各方向から
の光学制御信号15は、スリツト13によつて感
度を低下させることなくスリツト23を通過し得
る。さらに、その信号15は受信部の内部にある
受光フオトダイオード16中のフオトダイオード
チツプ17に送り込まれる。そして、同時にスリ
ツト23はその残存部分24によつて外部雑音か
らの充分な静電シールド効果をもはたしている。
以上のように、本考案になる遠隔操作用受信窓
によれば、遠隔操作される機器に設けられる遠隔
操作用受信部の前面に設けられる受信窓におい
て、金属筐体により囲まれた光電変換器の前面の
金属面に、縦長のスリツトを横方向に複数個並列
に形成し、全体として横長のスリツト群を構成し
たので、簡単なプレス加工等により受信窓を安価
に作ることができ、さらに遠隔操作の感度を保つ
ことができると共に、指向性を損うことなく充分
な静電シールド効果を得ることができ、工業的利
益が大となる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の遠隔操作用受信窓を
有する受信部を示す斜視図、第3図は本考案の一
実施例を示す斜視図、第4図は第3図の−線
における一部を省略した断面図、第5図は本考案
の他の実施例を示す斜視図、第6図は第5図の
−線における一部を省略した断面図である。 11……受信部、12……金属筐体、13,2
3……スリツト、15……光学制御信号、16…
…受光フオトダイオード、17……フオトダイオ
ードチツプ、24……スリツトの残存部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遠隔操作される機器に設けられる遠隔操作用受
    信部の前面に設けられる受信窓において、金属筐
    体により囲まれた光電変換器の前面の金属面に、
    縦長のスリツトを横方向に複数個並列に形成し、
    全体として横長のスリツト群を構成したことを特
    徴とする遠隔操作用受信窓。
JP6350982U 1982-04-30 1982-04-30 遠隔操作用受信窓 Granted JPS58166184U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6350982U JPS58166184U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 遠隔操作用受信窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6350982U JPS58166184U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 遠隔操作用受信窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58166184U JPS58166184U (ja) 1983-11-05
JPS6223182Y2 true JPS6223182Y2 (ja) 1987-06-12

Family

ID=30073612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6350982U Granted JPS58166184U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 遠隔操作用受信窓

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JP (1) JPS58166184U (ja)

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JPS58166184U (ja) 1983-11-05

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