JP2735249B2 - 自動車用空気調和装置の日射量検出装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置の日射量検出装置

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JP2735249B2
JP2735249B2 JP26151588A JP26151588A JP2735249B2 JP 2735249 B2 JP2735249 B2 JP 2735249B2 JP 26151588 A JP26151588 A JP 26151588A JP 26151588 A JP26151588 A JP 26151588A JP 2735249 B2 JP2735249 B2 JP 2735249B2
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solar radiation
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用空気調和装置の日射量検出装置(以
下、日射センサという)に係り、特に、安定した日射補
正制御を行うのに好適な自動車用空気調和装置の日射セ
ンサーに関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭61−210915号に記載のように、
光の強度に応じて導伝率の変化する光電素子を受光面と
するホトダイオードで、所定の入射角度の光の強度を低
下させる遮光手段によつて、同一光量時の入射角度によ
る光電素子の感度特性を平滑化する技術のもので、光電
素子の受光面上に光透過分布が不均一な減光フイルタを
設置する構造となつていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、減光フイルタの外寸法が25mm〜30mm
と大きくしないと目標とする特性を得ることができず、
取付場所の限られている車室内では取付上の問題があつ
た。
本発明の目的は、日射補正特性のバラツキのない安定
した特性を有し、取付スペースがコンパクトで安価であ
り、かつ快適な車室内空気調和を保障できる自動車用空
気調和装置の日射量検出装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、光電素子の受光面の前面に遮光板を受光
面に対して一定の位置関係に固定するための支持手段を
設けることにより達成される。
〔作用〕
遮光板は、受光面に入射する光量を部分的に遮光し、
光電素子の感度を小さくする。この感度減少は受光面に
対し垂直方向の入射時に比べ斜め方向の入射時の方が少
なく、これによつて入射角感度特性が平滑化し、相対的
に斜向感度が改良される。
また、受光面の前方に受光面面積より小さい遮光板を
設置するだけの構造なので、特性改良により形状が大き
くなることはない。更に遮光板を支持手段により受光面
に対して一定の位置関係に固定するため、遮光板の位置
のバラツキが小さくなり、日射量補正特性のバラツキを
低減することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において、本実施例の日射センサーは、ホトダ
イオード1、遮光板2、インナーケース3、アウターケ
ース4より構成されており、ホトダイオード1は、光電
素子からなる半導体チツプ1a、日射受光面1b、リード1d
が電気的に回路形成され、これらをアクリル等のモール
ド樹脂1cで一体成形した構造となつている。インナーケ
ース3は透明又は半透明なアクリル樹脂等で成形され、
ホトダイオード1はこのインナーケース3にスライド挿
入されている。インナーケース3の上部には遮光板固定
用溝部3aが設けられ、遮光板2はこの溝部3aに挿入さ
れ、インナーケース3に対して日射受光面1bと遮光板2
が一定の位置関係となる様セツトされている。アウター
ケース4も透明又は半透明のアクリル等のモールド樹脂
成形され、インナーケース3がこのアウターケース4に
組み込まれ、アウターケース4は車輌取付パネル5に取
付け固定される。
このように構成された本実施例においては、遮光板2
は、日射受光面1bに入射する光量を部分的に遮光し、半
導体チツプ1aの光電素子の感度を小さくする。この感度
減少は日射受光面1bに対し垂直方向の入射時に比べ斜め
方向の入射時の方が少なく、これによつて入射角感度特
性が平滑化し、相対的に斜向感度が改良される。
第2図は、本実施例による日射補正特性の改良例を示
す。この図より、光の入射角に対する相対感度が平坦化
し、入射角感度特性が平滑化していることが分かる。
また本実施例においては、日射受光面1bの前方に受光
面面積より小さい遮光板2を設置する構造のため、特性
改良のため形状が大きくなることはない。また、遮光板
2をインナーケース3に設けた溝部3aに挿入して位置決
めするため、遮光板2の位置のバラツキが小さくなり、
製品毎の日射特性バラツキを小さくできる。更に樹脂成
形の積重ねにより構成されており、成形バラツキも小さ
いため、左右、前後、上下方向の受光面1bの角度のバラ
ツキも低減でき、その結果、安定した日射特性を得るこ
とができる。また部品の組立てと管理が容易となる。以
上総合して、品質の安定した改良日射入射角特性を有し
かつ安価で簡単な小形構造の日射センターを得ることが
できる。
本発明の他の実施例を第3図及び第4図に示す。第3
図は、アウターケース4に遮光板固定用溝部4Aを設け、
インナーケース3とアウターケース4を一定の位置関係
に固定する突起ガイド6をインナーケース3に設け、日
射受光面1bと遮光板2の位置関係を一定にする構成とな
つている。また第4図は、ホトダイオード1のモールド
樹脂1cの日射受光面1bに相対する位置に遮光板固定用溝
部1Aを設け、この溝部1Aに遮光板2を挿入固定する構造
となつている。
第3図及び第4図に示す実施例においても、第1図の
実施例と同様に、入射角感度特性が平滑化し、相対的に
斜向感度が改良されると共に、品質の安定した改良日射
入射角特性を有しかつ安価で簡単な小形構造の日射セン
サーを得るという効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単に遮光板を組込むことができる
ため、日射センサの形状を大きくすることなく、安価
で、品質の安定した改良日射入射角特性が得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は(A)は本発明の日射量検出装置の断面図であ
り、第1図(B)は同日射量検出装置の上面図であり、
第1図(C)は同日射量検出装置の第1図断面図に直交
する方向の断面図であり、第2図は同日射量検出装置の
改良された日射補正特性を示す図であり、第3図は本発
明の他の実施例による日射量検出装置の断面図であり、
第4図は本発明の更に他の実施例による日射量検出装置
の断面図である。 1……ホトダイオード、1a……半導体チツプ(光電素
子)、1b……日射受光面、1c……モールド樹脂、2……
遮光板、3……インナーケース、4……アウターケー
ス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光素子を光が透過可能な樹脂材でモール
    ド成形した成形体、 この成形体を収容すると共に、自動車の車室内に取り付
    けられるケースであって、前記成形体内の受光素子の受
    光面に対面する部位に光透過部を有するケース、 前記受光素子に入光する光の一部を遮蔽する遮光部材、 を有するものにおいて、 前記遮光部材は前記成形体もしくは、前記ケースの光透
    過部であって両者の当接面部位に形成した溝部に挿入保
    持されていることを特徴とする自動車用空気調和装置の
    日射量検出装置。
JP26151588A 1988-10-19 1988-10-19 自動車用空気調和装置の日射量検出装置 Expired - Lifetime JP2735249B2 (ja)

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US5594236A (en) * 1993-12-14 1997-01-14 Nippondenso Co., Ltd. Sunlight sensor

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