JPH0821765A - 日射センサ - Google Patents

日射センサ

Info

Publication number
JPH0821765A
JPH0821765A JP15739294A JP15739294A JPH0821765A JP H0821765 A JPH0821765 A JP H0821765A JP 15739294 A JP15739294 A JP 15739294A JP 15739294 A JP15739294 A JP 15739294A JP H0821765 A JPH0821765 A JP H0821765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
solar radiation
photodetector
output
elevation angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15739294A
Other languages
English (en)
Inventor
Ineo Toyoda
稲男 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP15739294A priority Critical patent/JPH0821765A/ja
Publication of JPH0821765A publication Critical patent/JPH0821765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉛直方向から外れた仰角にてピークを有する
出力で、かつ仰角0°においてもある程度の出力が得ら
れるようにする。 【構成】 基台4上に光検出素子1が設けられ、そのま
わりが透光性カバー3にて覆われている。この透光性カ
バー3の光検出素子1の上方に、反射遮光突起2が設け
られている。この反射遮光突起2により、鉛直方向から
光検出素子1に入射する日射光の一部を遮り、水平方向
からの日射光の一部を反射して光検出素子1に導くよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両用空調装置
等に使用される日射センサに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置において、最適空調を可
能とするため、これに用いる日射センサとしては日射光
量を単に検出するだけでなく、日射光の方向により、出
力を制御したいという要求がある。すなわち、日射セン
サ直上からの日射光による出力を減少させ、仰角が40
°〜60°付近にピークを持つ仰角特性を得ることが望
まれている。
【0003】従来、この種の日射センサとしては、特開
平2ー87027号公報に示されるものがある。このも
のは、図7に示すように、光反射体20をその反射面2
0aを上向きにして配置し、この光反射体20の上方に
光電素子21をその受光面を下向きにして配置して、こ
の光電素子21の受光面と光反射体20を対面させるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成にす
ることにより、仰角30°〜60°に出力のピークを有
する日射光量検出を行うことができるが、仰角が減少す
るにつれてその出力は減少し、仰角0°では出力0とな
る。しかしながら、車両用空調装置の制御に用いる場合
には、低仰角、例えば0〜20°の日射光でも車室内に
おいては熱負荷となるため、低仰角においても出力ピー
クに対してある程度、例えば20〜50%程度の出力が
得られることが望まれている。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、鉛直方向から外れた仰角にてピークを有する出力で
あって、かつ仰角0°においてもある程度の出力が得ら
れる日射センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1に記載の発明においては、日射光を
受光して、受光量に応じた検出信号を出力する光検出素
子(1)を備えてなる日射センサにおいて、前記光検出
素子(1)の上方に、鉛直方向から前記光検出素子
(1)に入射する日射光の一部を遮り、水平方向からの
日射光の一部を反射して前記光検出素子(1)に導く形
状を有する光反射部材(2)を設けたことを特徴として
いる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記光反射部材(2)は、前記光検
出素子(1)に向けて円錐状の形状をしたものであるこ
とを特徴としている。請求項3に記載の発明では、請求
項1又は2に記載の発明において、前記光検出素子
(1)は透光性カバー(3)にて覆われており、前記光
反射部材(2)は前記光検出素子(1)の上方の前記透
光性カバー(3)に設けられていることを特徴としてい
る。
【0008】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1に記載の発明においては、
光検出素子の上方に、鉛直方向から光検出素子に入射す
る日射光の一部を遮り、水平方向からの日射光の一部を
反射して光検出素子に導く形状を有する光反射部材が設
けられている。従って、鉛直方向からの入射光に対して
遮光を行うように配置しているから、鉛直方向を外した
入射角度にて出力のピークを設定することができ、しか
も水平方向からの入射光に対して光反射部材による反射
光を利用するようにしているから、仰角0°においても
ある程度の出力を得ることができる。
【0010】この光反射部材としては、請求項2に記載
のように、光検出素子に向けて円錐状の形状をしたもの
とすることができ、また、請求項3に記載のように、光
検出素子覆う透光性カバーに設けることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1において、光検出素子1は、例えばシリコン
のフォトダイオードであり、日射光の受光量に比例した
電気信号を発生する。光検出素子1は、基台4上に取り
付けられており、そのまわりが透光性カバー3にて覆わ
れている。
【0012】透光性カバー3の光検出素子1の受光面上
方には、下向きに頂点を持つ円錐状の突起(以下、反射
遮光突起という)2が取り付けられており、鉛直方向か
らの入射光に対して遮光を行う。また、この反射遮光突
起2の表面には、光反射膜が形成されており、水平方向
からの入射光を反射してその反射光を光検出素子1に導
くようにしている。
【0013】上記した構成の日射センサは、車室内のダ
ーシュボード上に取り付けられており、日射光の強度と
仰角に対応した検出信号を図示しない車両用空調装置に
送出する。図2に示すように、光検出素子1上に反射遮
光突起2がない場合、光検出素子1の出力Iは数1で表
される。
【0014】
【数1】I=C・A・cosθ ここで、Aは光検出部の面積、θは仰角、Cは比例定数
である。これに対し、図1に示すように、光検出素子1
上に反射遮光突起2を設けた場合、仰角90°方向(鉛
直方向)からの光線a1 ,a2 の一部は、反射遮光突起
2によって遮られるため、この時の光検出素子1の出力
は、数2で表される。
【0015】
【数2】I=C・(A−Ad)・cosθ ここで、Adは、光検出素子1上へ投射された反射遮光
突起2の影の面積である。そして、光線b〜dのように
仰角が徐々に小さくなっていくに従って光検出素子1上
に投射された反射遮光突起2の影の面積Adは減ってい
き、光線eの仰角となった時に、Ad=0となり、光検
出素子1の出力Iが最大となる。
【0016】さらに、仰角が小さくなっていき、光線f
〜hとなった場合、光線の一部は反射遮光突起2の表面
によって反射されるようになり、仰角0°(水平方向)
の光線hの場合でも、光検出素子1の出力は0にならな
い。このように、本実施例においては、反射遮光突起2
を、鉛直方向からの入射光に比べ斜め方向からの入射光
に対する遮光量を小さくするような大きさおよび形状と
し、図1に示すような位置関係で光検出素子1の上方に
配置している。また、その形状により水平方向からの入
射光を反射して光検出素子1に導くようにしている。従
って、図3に示すように、仰角に対するセンサ出力を、
仰角40°〜60°付近にピークを有し、仰角0°の時
にもピーク時の20〜50%とすることができる。
【0017】本実施例によれば、出力のピークを40°
〜60°付近に持たせるための遮光機能と、仰角0°付
近においても出力を得られる反射の機能を、一つの反射
遮光突起2にて行っている。従って、少ない部品数で車
両用空調装置に適した指向性を有する日射検出を行うこ
とができる。なお、上記実施例では、反射遮光突起2と
して下向きに頂点を有する円錐状の突起を用いるものを
示したが、この突起の形状は図1のようなものに限らず
図4〜図6に示すようなものであってもよい。
【0018】すなわち、図1に示す形状に対し、図4に
示すものは膨らみを持たせたものであり、図5に示すも
のは逆に先細りにしたものであり、図6に示すものは先
端を平坦にしたものである。このような形状にすること
により、光検出素子1の仰角に対する出力特性を任意に
変化させることができる。また、特許請求の範囲に記載
の光反射部材は、反射遮光突起2のような円錐状である
必要はなく、要は鉛直方向から光検出素子1に入射する
日射光の一部を遮り、水平方向からの日射光の一部を反
射して光検出素子1に導く形状を有するものであれば、
他の形状のものでもよい。
【0019】また、光検出素子1は、アクリル等の透明
樹脂でモールドされるようにしてもよく、またベアチッ
プ実装により基台に取り付けられるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】反射遮光突起2を設けない場合の光検出素子の
出力を説明するための構成図である。
【図3】図1に示す構成の仰角とセンサ出力の関係を示
す特性図である。
【図4】反射遮光突起2の他の構成を示す構成図であ
る。
【図5】反射遮光突起2の他の構成を示す構成図であ
る。
【図6】反射遮光突起2の他の構成を示す構成図であ
る。
【図7】従来の日射センサの構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 光検出素子 2 反射遮光突起 3 透光性カバー 4 基台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日射光を受光して、受光量に応じた検出
    信号を出力する光検出素子を備えてなる日射センサにお
    いて、 前記光検出素子の上方に、鉛直方向から前記光検出素子
    に入射する日射光の一部を遮り、水平方向からの日射光
    の一部を反射して前記光検出素子に導く形状を有する光
    反射部材を設けたことを特徴とする日射センサ。
  2. 【請求項2】 前記光反射部材は、前記光検出素子に向
    けて円錐状の形状をしたものであることを特徴とする請
    求項1に記載の日射センサ。
  3. 【請求項3】 前記光検出素子は透光性カバーにて覆わ
    れており、前記光反射部材は前記光検出素子の上方の前
    記透光性カバーに設けられていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の日射センサ。
JP15739294A 1994-07-08 1994-07-08 日射センサ Pending JPH0821765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15739294A JPH0821765A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 日射センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15739294A JPH0821765A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 日射センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0821765A true JPH0821765A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15648634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15739294A Pending JPH0821765A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 日射センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0821765A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015004666A (ja) * 2013-05-21 2015-01-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 光検出装置
US10088354B2 (en) 2014-03-25 2018-10-02 Denso Corporation Integrated device attached to windshield having sunlight lens portion with a peak adjustment portion

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015004666A (ja) * 2013-05-21 2015-01-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 光検出装置
US10088354B2 (en) 2014-03-25 2018-10-02 Denso Corporation Integrated device attached to windshield having sunlight lens portion with a peak adjustment portion

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1472712B1 (en) Sensor configuration for substantial spacing from a small aperture
US4933550A (en) Photodetector system with controllable position-dependent sensitivity
EP1473552A2 (en) Solar sensor including reflective element to transform the angular response
JP2000193586A (ja) 光学式雨滴検出装置
US5065015A (en) Solar radiation sensor for use in an automatic air conditioner
JPH0821765A (ja) 日射センサ
US5153429A (en) Solar radiation sensor housing with slanted photodetector and knurled filter
JPS6269111A (ja) 反射型傾き検出素子
JP3218558B2 (ja) 日照センサ
US8705014B2 (en) Radiation sensor for detecting the position and intensity of a radiation source
JP2590822Y2 (ja) 自動車用空気調和装置の日射量検出センサー
JP2735249B2 (ja) 自動車用空気調和装置の日射量検出装置
JP2785619B2 (ja) 自動車用空調装置の日射センサ
JPH05333149A (ja) 光センサ
US4592637A (en) Focus detecting device
JP2699318B2 (ja) 日射センサ
JPH0587537U (ja) 自動車用空気調和装置の日射量検出センサー
JP2582493Y2 (ja) 自動車用空気調和装置の日射量検出センサー
JPH0579910A (ja) 日射検出装置
JPH09311070A (ja) 車輌用日射センサ
JP2606818Y2 (ja) 自動車用日射検出センサ
JP2572754Y2 (ja) 自動車用空気調和装置の二方位日射検出センサ
US20220028843A1 (en) Optoelectronic Device and Method for Manufacturing the Same
JP2598940Y2 (ja) 自動車用空気調和装置の日射量検出センサ
JPS607498Y2 (ja) 光電変換素子