JPS63172592A - 空気調和機の遠隔操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、赤外線式遠隔操作装置を用いた空気調和機の
受信部に関するものである。

従来の技術 現在まで、空気調和機の遠隔操作装置として種々の装置
が考えられてきた。

基本的な空気調和機の遠隔操作装置の使用方法としては
、一般のＴＶ　、ＶＴＲ等とは異なり、壁に取付けて操
作する場合が多く、送信側指向性と、受信側指向性は一
般的に不一致である。したがって空気調和機の遠隔操作
装置の伝達経路は、壁による反射により行なわせること
が主体である為、基本的な送信性能及び受信性能の高い
ものが必要とされてきた。

上記従来例を第５図を用いて説明する。赤外透過フィル
タ１は第２図の空気調和機室内側グリル２に取付けられ
ている。赤外線受光素子３はプリント配線基板４に半田
付けされ、他の電子部品（図示せず）といっしょにシー
ルドケー７５によって電磁シールドされている。赤外線
受光素子３の受光面上部において、シールドケース５は
開口部となっており、送信された赤外線の入射口となっ
ている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来例の構成では、壁取付条件での使
用時には、基本的にリモコンより送られる送信信号は壁
の反射のみを利用することになり、リモコンの設置場所
、部屋の広さ、部屋の材質によって、その受信部への赤
外線光強度は、微弱信号となり、これをさける為に、送
信側の赤外発光素子を複数個使用したり、受信側の赤外
線受光素子を複数個使用する等、高い送受信性能が必要
であった。特に、広い部屋の対角線上に空気調和機本体
と、リモコンが取付けられている場合はなおさらである
。また、従来のシールドケース５の開口部は、送信商号
が天井面からあるいは床面かもの反射光であっても広く
受信出来るよう、指向角を広くする為に、開口部そのも
のを大きく取っていた。しかし広く取ればその分、電磁
シールド効果に悪影響を及ぼすことになっていた。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、赤外線式遠隔操
作装置を用いた空気調和機において、リモコンから発信
された赤外線信号を受光する受光手段を有する受信部と
、前記受信部の前面に赤外線透過なフィルタを配設し前
記受光手段の前面に位置する前記フィルタの一部を凸形
レンズ型状としたものである。

作　　用 上記構成により本発明の空気調和機の遠隔操作装置は受
信部前面の赤外線透過フィルタを凸レンズ型状としてお
り、通常であれば受信不可能となりうる限界付近の微弱
信号を集光し、光強度を増加させる作用があり、受信特
性の向上が得られる。

また、受信信号の方向性を考えた場合、天井面及び床面
からの極端な斜め方向及斜光はレンズの屈折作用により
、より広範囲な限界入射角を確保出来、部屋内部の反射
光を利用する壁取付はタイプの遠隔操作装置においても
非常に特性向上につながる効果大なるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例による空気調和機の遠隔操作装
置を図面を用いて説明する。

第１図（−）は同装置の要部断面図である。同図におい
て赤外線受光素子（受光手段）３はプリント配線基板４
に、その他室子部品（図示せず）とともに半田付けされ
、赤外線受光素子３は、シールドケース５によシミ磁シ
ールドされている。なお赤外線受光素子３の内部のチッ
プ３ｍは実際に赤外光を受けて、これを電気信号に変換
する素子自体であり部品表面積に対して非常に小さい。

シールドケース５は、赤外線受光素子３の上部が開口と
なっており、この開口よシ赤外光を受光するものである
。また赤外透過フィルタ１は、赤外線受光素子３への赤
外光経路が凸レンズ形状となっており、外部からの赤外
入射光を集光させるものである。第３図の赤外透過フィ
ルタ１０通過前後の赤外光の経路はαからβの様に集光
されるととｋなり、その光強度は、第４図に示すごとく
、ＡかもＢの強度分布特性となる。一般的に赤外光は可
視光に比べ波長は長く、屈折率も小さい為、レンズ型状
、有効口径等を十分考慮する必要があるが、光強度を２
倍とする為には、レンズ口径を赤外受光素子チップ面積
の２倍以上確保出来るようにし集光させるこ七が必要で
ある。

発明の効果 本発明は上記実施例から明らかなように、受信部前面罠
配設された赤外線透過フィルタの一部を凸レンズ型状と
しており、通常であれば受信不可能となシうる限界付近
の微弱信号を集光し、光強度を増加させる作用があシ、
受信特性の向上が得られる。また受信信号の方向性を考
えた場合、天井面及び床面からの極端な斜め方向反射光
は、レンズの屈折作用により、広範囲な限界入射角を確
保出来、部屋内部の反射光を利用する壁取付はタイプの
遠隔操作装置においても非常に特性向上につながる効果
大なるものである。また、特性向上を送信部及び受信部
の回路、素子のパワー強化に依存しておらず、構造面で
行なっておシ、コスト面でのメリットも大なる有効な手
段である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）９（ｂ）は本発明の一実施例を示す空気調
和機の遠隔操作装置の赤外線受信部の要部断面図及び正
面図、第２図は同受信部の取付は位置を示す空気調和機
室内機の斜視図、第３図は同受信部の要部断面図、第４
図は同受信部の特性図、第５図（ａ）　Ｉ　（ｂｌは従
来例を示す要部断面図及び正面図である。 １・・・・・・赤外線透過フィルタ、３・・・・・・赤
外線受光素子（受光手段）、６・・・・・・シールドケ
ース。 （（Ｌ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂ）
第２図 第３図　　　　第４図 第５図 Ｃ（Ｌ）　　　　　（ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　リモコンから送信された赤外線信号を受光する受光手
   段を有する受信部と、前記受信部の前面に赤外線透過な
   るフィルタを配設し、前記受光手段の前面部に位置する
   前記フィルタの一部を凸形レンズ型状とした空気調和機
   の遠隔操作装置。