JP2566225Y2 - リモコン信号受光装置 - Google Patents

リモコン信号受光装置

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JP2566225Y2
JP2566225Y2 JP1991096433U JP9643391U JP2566225Y2 JP 2566225 Y2 JP2566225 Y2 JP 2566225Y2 JP 1991096433 U JP1991096433 U JP 1991096433U JP 9643391 U JP9643391 U JP 9643391U JP 2566225 Y2 JP2566225 Y2 JP 2566225Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、赤外線リモコン信号に
より制御される機器のリモコン信号受光において、受光
素子の前方位置に設ける受光フィルタ板の屈折性を顕著
にして横方向からの光信号に対しては受光範囲を拡げ、
上部方向からの光信号に対しては受光範囲が狭くなるよ
うにしたリモコン信号受光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の赤外線リモコン信号受光装
置の要部を示した平面図である。図において、11は受光
フィルタ板、12は本受光装置が設けられた機器本体の外
部筐体(キャビネット等)、13は受光素子、14は該受光
素子13の焦点(感光点)、15は該受光素子を含めた受光
部である。従来、受光素子13の前方位置に設ける受光フ
ィルタ板11の形状は図2に示すように平面板であった。
従って、例えば、赤外線光L31またはL32は図示のよう
に受光フィルタ板11で2度屈折(前面と後面)し、受光
素子13の焦点14へ入射していた。尚、受光板11の屈折率
nはn>1(=空気中)である。ここで、筐体12と受光
フィルタ板11との交点aに入射する光L32が受光可能な
限界であり、そのときの入射角度はθ35である。即ち、
a点での入射角θ35が一定以上大きい場合には焦点14に
信号が到達しないので制御は出来ないことになる。該θ
35は図2が平面図であるからして横方向よりの光信号に
対する入射角であるが、縦方向よりの光信号(上または
下)についても該θ35に相当する限界入射角は当然存在
する。そして、上方向よりの光源となるものに部屋の蛍
光灯等があり、リモコン制御機器にとっては雑音源であ
る。なお、図2に示す光路の根拠はスネリウスの法則
(下記)である。また、n>1とした(屈折率n=Sin
i/Sin r、i=入射角、r=屈折角)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図2の場合、受光フィ
ルタ板11が平面板であるので、横方向、縦方向それぞれ
からの光に対する屈折状態は同じである。また、受光フ
ィルタ板11の大きさ(面積)または機器上の配置位置等
については機器のデザイン上等から制限を受ける場合が
多く、その結果、前記入射角θ35についても一定の限界
が生じる。本考案は、横方向からの入射光(即ち、リモ
コン信号が主)に対しては機器制御の可能入射角を大き
くして受光範囲を拡げる一方、縦方向からのうち、上方
向からの入射光(即ち、蛍光灯光が主)に対しては該制
御可能入射角を小さくして受光範囲を狭くしたリモコン
信号受光装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、赤外線リモコ
ン信号により制御される機器のリモコン信号受光におい
て、表側面は平面にし、裏側面においては、横方向は凹
形状にし、縦方向は該凹形状の表側面に対する厚さが最
上部を最小厚さとして下部方向に行くに従い直線的に増
大した形状の受光フィルタ板を受光素子の前方位置であ
って、該受光フィルタ板の裏側の面を該受光素子側に位
置するように設けたリモコン信号受光装置を提供するも
のである。
【0005】
【作用】横方向からの入射光に対しては透過光の屈折が
大きくなるので、受光素子の焦点に達する入射光の入射
角が大きくなる。一方、上方向からの入射光に対して
は、入射角が一定以上大きくなるとフィルタ板内部(後
面)で反射するので、該焦点に達しない。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案によるリモコン
信号受光装置を説明する。図1は本考案によるリモコン
信号受光装置の一実施例を示したものであり、同(A)
及び(B)図は平面図、同(C)は右側面図である。図
において、図2と同一のものは同一符号を付し、1は受
光フィルタ板(屈折率n>1)である。
【0007】受光フィルタ板1の表側面(赤外線の来光
側)は平面とし(図A)、裏側面(受光素子側)は平面
図的には凹状であり(図A)、側面図的には略台形状で
ある(図C)。つまり、図Cに示すように凹状をした厚
みを下へいくに従い直線的に大きくする。凹状にするこ
とにより、受光フィルタ板1のエッジ部分aの横方向か
らの赤外線に対する受光可能な入射角を平面板(図2)
より広くすることができ、略台形状にすることにより上
方向からの来光に対しては反射せしめる。以下、図A〜
Cにつき説明する。尚、各図における光路は図2の場合
と同様、受光フィルタ板1の屈折率nはn>1としてス
ネリウスの法則に従う。図Aは横方向からの来光に対
し、受光素子14として十分受光可能領域に在る赤外線L1
の光路を示したものである。図Bの赤外線L2は受光フィ
ルタ板1のエッジ部分aに横方向から入射した場合を示
したもので、図2の場合の同一箇所θ35との関係で、θ
5>θ35になる。つまり、受光範囲が拡がることにな
る。これは、受光フィルタ板1の凹状により凹状部分で
の法線が図示のようになるので入射光が大きく曲げられ
る為である。θ5の焦点14に達する限界値は受光フィル
タ板1の厚さ及び受光素子の取りつけ位置で定まるが、
上記θ5>θ35の関係は成立する。図Bの赤外線L3は、
受光フィルタ板1の中央部分で入射角θ9が一定値以上
を超えるとフィルタ後面で反射することを示す。このよ
うになるθ11は臨界角とよばれる。尚、この場合にはリ
モコン制御は効かない。図Cの赤外線L4は上部方向から
の来光に対し、入射角θ13が一定値を超えるとフィルタ
後面で反射することを示す。本現象は平面板(図2)で
も起こるが反射するようになる入射角θ13が平面板のと
きより小さくなる。これは、フィルタ後面に図示のよう
な傾斜を持たせたために法線が平面板(法線は水平)の
それに対し反時計方向に移動し、透過から反射領域にな
る入射角θ13が平面板の場合より小さくなるからであ
る。このことは、例えば、リモコン制御機器にとっては
雑音源である蛍光灯のように天井方向から来る光に対し
ては反射する範囲(入射角)が広くなりリモコン制御機
器にとって好ましいことでる。図Cの赤外線L5のように
下方向よりの光に対しては赤外線L4の上記説明と逆に、
フィルタ後面で反射し始める入射角θ17は平面板のそれ
より大きくなる。これもリモコン信号の受光範囲を拡げ
ることになる。
【0008】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、赤
外線によるリモコン制御機器において、横方向からの来
光に対する制御可能な入射角を拡げるとともに蛍光灯の
ように上部から来光する雑音光に対しては反射させて受
光部に到達せしめないので、本来のリモコン信号におけ
る制御可能範囲が従来のものより拡がるという効果を奏
し、リモコン制御機器の性能向上に寄与するものでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるリモコン信号受光装置の一実施例
を示した図であり、(A)(B)は平面図、(C)は右
側面図である。
【図2】従来のリモコン信号受光装置の一実施例を示し
た平面図である。
【符号の説明】
1 受光フィルタ板 11 受光フィルタ板 12 機器本体の外部筐体(キャビネット等) 13 受光素子 14 受光素子13の焦点(感光点)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/26 H04N 5/00 H04Q 9/00 311 341

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線リモコン信号により制御される機
    器のリモコン信号受光装置において、表側面は平面に
    し、裏側面においては、横方向は凹形状にし、縦方向は
    該凹形状の表側面に対する厚さが最上部を最小厚さとし
    て下部方向に行くに従い直線的に増大した形状の受光フ
    ィルタ板を受光素子の前方位置であって、該受光フィル
    タ板の裏側面を該受光素子側に位置するように設けたこ
    とを特徴とするリモコン信号受光装置。
JP1991096433U 1991-11-25 1991-11-25 リモコン信号受光装置 Expired - Fee Related JP2566225Y2 (ja)

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JPH0548448U JPH0548448U (ja) 1993-06-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01233992A (ja) * 1988-03-15 1989-09-19 Matsushita Electric Works Ltd 受信器
JP2647443B2 (ja) * 1988-07-26 1997-08-27 松下電工株式会社 光ワイヤレス受信器

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