JPH07273356A - 赤外リモコン受光ユニット - Google Patents

赤外リモコン受光ユニット

Info

Publication number
JPH07273356A
JPH07273356A JP6081124A JP8112494A JPH07273356A JP H07273356 A JPH07273356 A JP H07273356A JP 6081124 A JP6081124 A JP 6081124A JP 8112494 A JP8112494 A JP 8112494A JP H07273356 A JPH07273356 A JP H07273356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
light
remote
control unit
conductive material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6081124A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadamasa Okazaki
禎允 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP6081124A priority Critical patent/JPH07273356A/ja
Publication of JPH07273356A publication Critical patent/JPH07273356A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の金属ケースをかぶせてシールドする方
法では、受光ユニットの取付に余計なスペースを要し、
使用機器が大型化してしまう。また、金属ケースの構造
設計が複雑であり、さらに、金型の作成やプレス成形等
の費用、金属ケース内への受光ユニット実装の工数を要
するといった欠点があった。本発明は、これらの問題を
解消し、小型で安価な赤外リモコン受光ユニットを提供
することを目的とする。 【構成】 リードフレームに固着配線した半導体素子周
囲を赤外線透過樹脂でモールドし、該赤外線透過樹脂表
面の赤外線の透過に必要な領域と外部リードとを除いて
光不透過性導電物質で被覆し、上記光不透過性導電物質
が上記外部リードのうち電源電圧供給端子となるものの
いずれか一つと接続していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTV、VTR、エアコン
等電化製品に取り付けられ、リモートコントローラから
の赤外線を受光し、電化製品の動作信号を発生する赤外
リモコン受光ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤外リモコン受光ユニット(以下、単に
受光ユニットと呼ぶ場合もある。)は赤外線を感知し、
これを光電流に変換するフォトダイオード部と、波形変
換の電気回路部とが含まれる。電気回路部は集積回路ま
たはハイブリッド回路とで構成される。また、フォトダ
イオード部と他の電気回路部とが一つの集積回路で構成
されることもある。このようなものを赤外線透過樹脂で
モールドする構成のものにおいては、例えば出願人の前
の出願である実願平5−44885号に開示されたもの
のように、外部からの電磁波ノイズによる誤動作を防止
するため、金属ケースがかぶせられていた。
【0003】図3はこのような従来の受光ユニットを金
属ケース内に入れたものの概略を示す図である。本図に
おいて、1は受光ユニットを示し、一方向に外部リード
9を伸長したリードフレームのダイアイランドに赤外線
検出素子(図示せず)や集積回路素子(図示せず)をダ
イボンドし、リードフレームのインナーリードと赤外線
検出素子、集積回路素子をワイヤーボンディングにて配
線し、赤外線検出素子、集積回路素子、及び配線を被覆
するようにトランスファモールドにて樹脂モールド7を
形成している。2は受光ユニットの赤外受光部を示し、
赤外線検出素子の上部に形成されている。樹脂モールド
7の赤外受光部2以外の部分も赤外線透過樹脂で形成さ
れている。10は錫メッキ鋼板等の金属板より成形用金
型でプレス成形された金属ケースを示し、赤外受光部2
に赤外線が入射するように窓部11を設け、外部リード
9を外部に引き出し可能なように開口部12を設けてい
る。受光ユニットは金属ケース10内部に設けられた爪
部13により固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような金属ケースをかぶせる方法では、受光ユニットの
取付に余計なスペースを要し、使用機器が大型化してし
まう。また、金属ケースの構造設計が複雑であり、さら
に、金型の作成やプレス成形等の費用、金属ケース内へ
の受光ユニット実装の工数を要するといった欠点があっ
た。本発明は、これらの問題を解消し、小型で安価な赤
外リモコン受光ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、リードフレームに固着配線した半導体素
子周囲を赤外線透過樹脂でモールドし、該赤外線透過樹
脂表面の赤外線の透過に必要な領域と外部リードとを除
いて光不透過性導電物質で被覆し、該光不透過性導電物
質の一部が上記外部リードのうち電源電圧供給端子とな
るもののいずれか一つと接続していることを特徴とす
る。
【0006】また、一方向に外部リードを伸長したリー
ドフレーム上に固着配線された赤外線検出並びに信号処
理を行なうための半導体素子周囲を赤外線透過樹脂でモ
ールドし、該赤外線透過樹脂表面の赤外線の透過に必要
な領域と外部リードとを除いて光不透過性導電物質で被
覆し、上記赤外線の透過に必要な領域表面には上記光不
透過性導電物質が網目状に被着され、上記光不透過性導
電物質の一部が上記外部リードのうち電源電圧供給端子
となるもののいずれか一つと接続していることを特徴と
する。
【0007】
【作用】このように構成することによって、導電性樹脂
層や金属被覆層により、赤外受光部以外からの赤外光の
入射を阻止し、信号処理回路の形成された集積回路素子
へのノイズの侵入を阻止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す斜視図であり、説明
のため一部に断面を示した。本図において、図3と同一
の符号は同一または相当するものを示す。本図の示す実
施例は、従来例を示す図3中の受光ユニット1に赤外受
光部2及び外部リード4、5の周りを除いた樹脂モール
ド7の表面全面に光不透過性導電物質6を被着したもの
であり、外部リード3には光不透過性導電物質が接触し
ている。外部リード3は電源電圧供給端子であり、接地
電位に接続されるものである。
【0009】1の光不透過性導電物質は、例えばカーボ
ンブラック等の導電性フィラーをエポキシ系樹脂のバイ
ンダーに混入させた導電性樹脂であって良い。導電性樹
脂の塗布に際しては治工具やレジストマスク等で赤外受
光部2及び外部リード4、5とその近傍の樹脂モールド
部を被覆し、そこに導電性樹脂が塗布されないように
し、刷毛やスプレーによる塗布を行う。その後熱線や熱
風による熱硬化を必要に応じて行う。
【0010】また、光不透過性導電物質6は金属被膜で
あっても良く、この場合は真空蒸着やスパッタリングに
より形成可能である。この際、上述したように治工具や
蒸着マスクにて赤外受光部2や外部リード4、5近傍の
樹脂モールド部を被覆し、真空蒸着装置やスパッタリン
グ装置に投入する。真空蒸着やスパッタリングでは金属
被膜が薄く、十分なシールド効果が得られないときは、
薄い金属被膜を電極として、その上にイオンプレーティ
ングによる金属被膜を形成しても良い。また、金属被膜
は無電界メッキや金属溶射によっても形成可能である。
【0011】このようにして得られた受光ユニットは上
述の導電性樹脂や金属被膜等の光不透過性導電物質が外
部からの光の入射を遮り、電磁波を乗せてグランドに抜
けさせるため、赤外受光部以外からの赤外光の入射が無
くなり、外乱光による誤動作の恐れが軽減し、電磁波ノ
イズの受光ユニット内部への侵入が著しく減少するの
で、集積回路素子の誤動作の恐れが軽減する。
【0012】図2は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。本図において、図1及び図3と同一の符号は同一ま
たは相当するものを示し、8は赤外受光部2上に編み目
状に被着した光不透過性導電物質を示す。このように構
成することによって、赤外受光部2からの電磁波ノイズ
の侵入も軽減でき、より一層のシールド効果を発揮す
る。
【0013】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず種々の変更が可能である。例えば、上記実
施例では導電性樹脂としてカーボンブラックをフィラー
としたが、Ni粉でも良く、金属被膜は無電界メッキや
金属溶射によるものとしても良い。また、赤外受光部は
凸レンズ状でなくともフレネルレンズ状でも良く、場合
によってはレンズ形成せずともよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金属ケースを作成して取り付ける必要の無い赤外リモコ
ン受光ユニットを提供できるので、使用機器が小型化で
き、金属ケースの構造設計工数、金型の作成やプレス成
形等の費用、金属ケース内への受光ユニット実装の工数
を不要とする。よって、小型廉価の市場要求に答える電
気機器等を実現するのに有用な赤外リモコン受光ユニッ
トを提供することができる。
【0015】さらに、赤外線の透過に必要な領域表面に
編み目状の光不透過性導電物質を被着することによって
上記領域内への外部電磁波ノイズの侵入も軽減でき、よ
り信頼性の高い赤外リモコン受光ユニットを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 受光ユニット 2 赤外受光部 3、4、5 外部リード 6 光不透過性導電物質 7 樹脂モールド 8 編み目状光不透過性導電物質 9 外部リード 10 金属ケース 11 窓部 12 開口部 13 爪部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームに固着配線した半導体素
    子周囲を赤外線透過樹脂でモールドし、該赤外線透過樹
    脂表面の赤外線の透過に必要な領域と外部リードとを除
    いて光不透過性導電物質で被覆し、上記光不透過性導電
    物質が上記外部リードのうち電源電圧供給端子となるも
    ののいずれか一つと接続していることを特徴とする赤外
    リモコン受光ユニット。
  2. 【請求項2】 一方向に外部リードを伸長したリードフ
    レーム上に固着配線された赤外線検出並びに信号処理を
    行なうための半導体素子周囲を赤外線透過樹脂でモール
    ドし、該赤外線透過樹脂表面の赤外線の透過に必要な領
    域と外部リードとを除いて光不透過性導電物質で被覆
    し、上記赤外線の透過に必要な領域表面には上記光不透
    過性導電物質が網目状に被着され、上記光不透過性導電
    物質が上記外部リードのうち電源電圧供給端子となるも
    ののいずれか一つと接続していることを特徴とする赤外
    リモコン受光ユニット。
JP6081124A 1994-03-29 1994-03-29 赤外リモコン受光ユニット Pending JPH07273356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6081124A JPH07273356A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 赤外リモコン受光ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6081124A JPH07273356A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 赤外リモコン受光ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07273356A true JPH07273356A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13737649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6081124A Pending JPH07273356A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 赤外リモコン受光ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07273356A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246613A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Seiko Instruments Inc 光機能モジュールとその製造方法
WO2005071759A1 (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Rohm Co., Ltd. 受光モジュール
US7071523B2 (en) 2003-07-28 2006-07-04 Rohm Co., Ltd. Encapsulated light receiving and processing semiconductor module with enhanced shielding and grounding properties
JP2007506935A (ja) * 2003-06-20 2007-03-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 光学的なセンサ装置および相応する製造方法
KR100733424B1 (ko) * 2005-08-03 2007-06-29 주식회사원광전자 노이즈 차단성이 향상된 리모콘 수신기 및 이의 제조 방법
KR100801022B1 (ko) * 2006-06-30 2008-02-04 한국 고덴시 주식회사 리모콘 수신 모듈 및 그 제조방법
JP2009043908A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Sharp Corp 光半導体装置及びそれを用いた電子機器
KR101014214B1 (ko) * 2008-05-20 2011-02-14 광전자 주식회사 리모콘 수신모듈 및 이의 제조방법
JP2011216741A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 光デバイス、光デバイスの製造方法
CN102693974A (zh) * 2012-06-14 2012-09-26 厦门华联电子有限公司 具有双层结构的红外遥控接收放大器

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246613A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Seiko Instruments Inc 光機能モジュールとその製造方法
JP2007506935A (ja) * 2003-06-20 2007-03-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 光学的なセンサ装置および相応する製造方法
JP4662930B2 (ja) * 2003-06-20 2011-03-30 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 光学的なセンサ装置および相応する製造方法
US7071523B2 (en) 2003-07-28 2006-07-04 Rohm Co., Ltd. Encapsulated light receiving and processing semiconductor module with enhanced shielding and grounding properties
JP4542042B2 (ja) * 2004-01-26 2010-09-08 ローム株式会社 受光モジュール
WO2005071759A1 (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Rohm Co., Ltd. 受光モジュール
JPWO2005071759A1 (ja) * 2004-01-26 2007-09-06 ローム株式会社 受光モジュール
KR100733424B1 (ko) * 2005-08-03 2007-06-29 주식회사원광전자 노이즈 차단성이 향상된 리모콘 수신기 및 이의 제조 방법
KR100801022B1 (ko) * 2006-06-30 2008-02-04 한국 고덴시 주식회사 리모콘 수신 모듈 및 그 제조방법
JP2009043908A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Sharp Corp 光半導体装置及びそれを用いた電子機器
KR101014214B1 (ko) * 2008-05-20 2011-02-14 광전자 주식회사 리모콘 수신모듈 및 이의 제조방법
JP2011216741A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 光デバイス、光デバイスの製造方法
CN102693974A (zh) * 2012-06-14 2012-09-26 厦门华联电子有限公司 具有双层结构的红外遥控接收放大器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4896217A (en) Solid-state imaging device including a transparent conductor between an optical low-pass filter and an imaging sensor
US8305772B2 (en) Circuit with an integrated shield and hearing aid
JPH07273356A (ja) 赤外リモコン受光ユニット
KR100700188B1 (ko) 반도체 모듈
CN109890188B (zh) 封装组件及电子设备
JP3289677B2 (ja) 赤外線センサ
JP2002231973A (ja) 導電性ストリップ構造による光電素子
JP3266806B2 (ja) 赤外線リモコン受光ユニット及びその製造方法
JP2007035758A (ja) 受光ジュール
JPH0984162A (ja) リモコン受光ユニット
WO2005084012A1 (en) Camera module
CN114566488A (zh) 一种光传感器及其制备方法
JPH05267629A (ja) 固体撮像装置
JP2651756B2 (ja) 光半導体装置
KR100432212B1 (ko) 리모콘 수신모듈 및 그 제조방법
JP3066236B2 (ja) 受光ユニットの製造方法
US20210175180A1 (en) Electromagnetic shielding of compact electronic modules
JP2002246613A (ja) 光機能モジュールとその製造方法
JPH10270742A (ja) フォトダイオード
JPH09126883A (ja) 赤外線検出器
JP2000252680A (ja) 受光ユニット
JP3778795B2 (ja) 受光ユニットを備えた電気機器
JPS6223182Y2 (ja)
JP3300880B2 (ja) 炎感知器
JPH02152285A (ja) 光伝送リンク用内部光素子