JP3265418B2 - Emi対策コネクタ - Google Patents

Emi対策コネクタ

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JP3265418B2
JP3265418B2 JP15701197A JP15701197A JP3265418B2 JP 3265418 B2 JP3265418 B2 JP 3265418B2 JP 15701197 A JP15701197 A JP 15701197A JP 15701197 A JP15701197 A JP 15701197A JP 3265418 B2 JP3265418 B2 JP 3265418B2
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JP
Japan
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insulator
shell
connector
wiring board
guide
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JP15701197A
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勲 五十嵐
守 鈴木
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等に用いられるEMI(電磁障害)対策コネクタ
に関し、特にシェルとインシュレータの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のEMI対策コネクタについて図6
を参照して説明する。この種のコネクタには、通常シェ
ルが採用される。図6(b)に示すように、シェル21
とインシュレータ22とを別々に製作してから、一対の
ガイド23を用いて、図6(a)に示すように、シェル
21をインシュレータ22に組み込んでいた。
【0003】また、一対のガイド23は、市販品を利用
したものではなく、めねじ23Aを切られた独自の部品
として製作されていた。めねじ23Aは、コネクタとプ
リント配線基板との接続補強のために設けられている。
【0004】更に、シェル21とプリント配線基板との
接続は、シェル21に設けられた4本程度のピンをプリ
ント配線基板にスルーホールで半田付すること等により
行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のEMI対策
コネクタには、次の欠点があった。
【0006】(1)シェルとインシュレータとのはめ合
せ部(凹凸構造)を必要とすることが、小型化の妨げと
なっていた。 (2)シェルとインシュレータとのはめ合せ工数を必要
としていた。 (3)シェルを高価な絞り加工により成形し、また、シ
ェル自体に一定の強度を要求されるから、シェルの製作
の簡易化が困難であった。 (4)ガイド付コネクタの場合、インシュレータは、一
対のガイドをはめ込まれるから、十分な肉厚を必要とす
るので、小型化の妨げとなっていた。 (5)シェルからプリント配線基板へのグラウンドの接
続面積が小さい。 (6)プリント配線基板のスルーホールでの半田付の状
態によって、シールド性能が変化する。
【0007】そこで、本発明は、前記従来のEMI対策
コネクタの欠点を改良し、コネクタの小型化、製作の簡
易化及び組立工数の削減を図るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、次の手段を採用する。
【0009】(1)シェルとインシュレータとの一体成
形品に、端子を圧入して構成し、前記インシュレータの
長手方向両端部近傍に、相手側コネクタに対する一対の
ガイドを設け、前記シェルは前記インシュレータの周囲
と前記ガイドとを覆うEMI対策コネクタ。 (2)端子をモールドインされたインシュレータに、シ
ェルをかぶせて成形し、前記インシュレータの長手方向
両端部近傍に、相手側コネクタに対する一対のガイドを
設け、前記シェルは前記インシュレータの周囲と前記ガ
イドとを覆うEMI対策コネクタ。 (3)シェルとナットをインシュレータにはめ込み、前
記インシュレータをプリント配線基板に搭載し、前記プ
リント配線基板の前記インシュレータの搭載面とは反対
面にフレームグラウンドを装着し、前記フレームグラウ
ンド側からボルトを前記配線基板を貫通させて前記ナッ
トにねじ込み、前記シェルと前記フレームグラウンドと
を前記ナット及び前記ボルトを介してグラウンド接続す
EMI対策コネクタ。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の二つの実施の形態例のE
MI対策コネクタについて図1〜図5を参照して説明す
る。
【0011】まず、本発明の第1実施の形態例について
図1と図2を参照して説明する。
【0012】本実施の形態例の第1製法は、まず、図1
(a)に示すように、シェル1とインシュレータ2とを
一体成形品として製作し、次に、図1(b)に示される
端子3を一体成形品に圧入する。この結果、図1(c)
に示されるEMI対策コネクタが構成される。
【0013】本実施の形態例の第2製法は、まず、図1
(e)に示すように、インシュレータ2に端子3をモー
ルドインし、次に、図1(d)に示されるシェル1をか
ぶせて再度成形する。この結果、図1(f)に示される
EMI対策コネクタが構成される。
【0014】本実施の形態例のようにインシュレータ2
にガイド2Aが設けられている場合、次のメリットが生
じる。すなわち、図2(a)は、本実施の形態例の一部
の正面図であり、図2(b)は、対比のために記載した
従来のEMI対策コネクタの一部の正面図である。図2
(b)においては、シェル21をインシュレータ22に
組み込むため、シェル21とインシュレータ22との間
のクリアランスCと、シェル21の段差(板厚)Dと
が、必要である。これに対して、図2(a)において
は、シェル1とインシュレータ2が一体成形品であるか
ら、両者の間のクリアランスが不要であり、また、シェ
ル1が外殻となるので、インシュレータ2のガイド2A
の肉厚を薄く形成することができる。
【0015】次に、本発明の第2実施の形態例について
図3〜図5を参照して説明する。
【0016】図3は、本実施の形態例の全体等の諸図で
あり、図4は、本実施の形態例の要部の拡大断面図であ
り、図5は、本実施の形態例の要部及び全体の斜視図で
ある。
【0017】シェル11とナット12とを、それぞれ図
3(a)及び(b)並びに図4(a)及び(b)に示す
ようにインシュレータ13にはめ込む。すると、シェル
11とナット12とは、接触する。更に、図3(d)及
び図4(c)に示すように、シェル11をフレームグラ
ウンド15が装着されたプリント配線基板14に搭載
し、フレームグラウンド15の裏面からボルト16をプ
リント配線基板14を貫通させてナット12にねじ込
む。この結果、シェル11とナット12とが導通してい
るため、グラウンドは、シェル11から、ナット12及
びボルト16を経てフレームグラウンド15に接続する
ことができる。すなわち、プリント配線基板14を経由
しない。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0019】(1)シェルとインシュレータとのはめ合
せ部(凹凸構造)が不要なので、コネクタの小型化が可
能である。 (2)シェルとインシュレータとの組立工数が皆無とな
る。 (3)インシュレータとシェルとの密着度が高くなるた
め、シェルの絞り加工が不要となり、また、シェル自体
に相当の強度を要求されないので、シェルの簡易な製作
が可能である。 (4)シェルが外殻となるので、インシュレータのガイ
ドの肉厚を薄く形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例の二つの製法を示す
斜視図であり、(a)は第1製法のシェルとインシュレ
ータとの一体成形品、(b)は第1製法の端子、(c)
は第1製法の完成品、(d)は第2製法のシェル、
(e)は第2製法の端子をモールドインされたインシュ
レータ、(f)は第2製法の完成品を、それぞれ示す。
【図2】本発明の第1実施の形態例を従来のEMI対策
コネクタと対比するための一部の正面図であり、(a)
は前者、(b)は後者を、それぞれ示す。
【図3】本発明の第2実施の形態例の全体等の諸図であ
り、(a)はボルトをねじ込んでいない状態の全体の平
面図(ただし、要部は断面図)、(b)は同じく正面
図、(c)はナットをインシュレータにはめ込んでいな
い状態の要部の断面図、(d)はボルトをねじ込んだ状
態の全体の正面図(ただし、要部は断面図)である。
【図4】本発明の第2実施の形態例の要部の拡大断面図
であり、(a)はボルトをねじ込んでいない状態の上面
から見たもの、(b)は同じく正面から見たもの、
(c)はボルトをねじ込んだ状態の正面から見たもの
を、それぞれ示す。
【図5】本発明の第2実施の形態例の斜視図であり、
(a)は要部のもの、(b)は全体のものを、それぞれ
示す。
【図6】従来のEMI対策コネクタの斜視図であり、
(a)は組立状態のもの、(b)は分解状態のものを、
それぞれ示す。
【符号の説明】
1 シェル 2 インシュレータ 2A ガイド 3 端子 11 シェル 12 ナット 13 インシュレータ 14 プリント配線基板 15 フレームグラウンド 16 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−301385(JP,A) 特開 平8−293359(JP,A) 特開 平9−92399(JP,A) 実開 平6−50279(JP,U) 特表 平10−500245(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/648 H01R 24/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェルとインシュレータとの一体成形品
    に、端子を圧入して構成し、前記インシュレータの長手
    方向両端部近傍に、相手側コネクタに対する一対のガイ
    ドを設け、前記シェルは前記インシュレータの周囲と前
    記ガイドとを覆うことを特徴とするEMI対策コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 端子をモールドインされたインシュレー
    タに、シェルをかぶせて成形し、前記インシュレータの
    長手方向両端部近傍に、相手側コネクタに対する一対の
    ガイドを設け、前記シェルは前記インシュレータの周囲
    と前記ガイドとを覆うことを特徴とするEMI対策コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 シェルとナットをインシュレータにはめ
    込み、前記インシュレータをプリント配線基板に搭載
    し、前記プリント配線基板の前記インシュレータの搭載
    面とは反対面にフレームグラウンドを装着し、前記フレ
    ームグラウンド側からボルトを前記配線基板を貫通させ
    て前記ナットにねじ込み、前記シェルと前記フレームグ
    ラウンドとを前記ナット及び前記ボルトを介してグラウ
    ンド接続することを特徴とするEMI対策コネクタ。
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