JPS62230948A - Ni―Pメッキ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金 - Google Patents
Ni―Pメッキ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金Info
- Publication number
- JPS62230948A JPS62230948A JP7396086A JP7396086A JPS62230948A JP S62230948 A JPS62230948 A JP S62230948A JP 7396086 A JP7396086 A JP 7396086A JP 7396086 A JP7396086 A JP 7396086A JP S62230948 A JPS62230948 A JP S62230948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- adhesion
- magnetic disk
- impurities
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 13
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims abstract 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 238000007747 plating Methods 0.000 abstract description 50
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract description 17
- 229910000765 intermetallic Inorganic materials 0.000 abstract description 9
- 238000005554 pickling Methods 0.000 abstract description 9
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 4
- 229910018104 Ni-P Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910018536 Ni—P Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 6
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 5
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- NWONKYPBYAMBJT-UHFFFAOYSA-L zinc sulfate Chemical compound [Zn+2].[O-]S([O-])(=O)=O NWONKYPBYAMBJT-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 2
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 2
- DDFHBQSCUXNBSA-UHFFFAOYSA-N 5-(5-carboxythiophen-2-yl)thiophene-2-carboxylic acid Chemical compound S1C(C(=O)O)=CC=C1C1=CC=C(C(O)=O)S1 DDFHBQSCUXNBSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910018084 Al-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910018192 Al—Fe Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910017708 MgZn2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003929 acidic solution Substances 0.000 description 1
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 235000013405 beer Nutrition 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- ACVYVLVWPXVTIT-UHFFFAOYSA-N phosphinic acid Chemical compound O[PH2]=O ACVYVLVWPXVTIT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000002210 silicon-based material Substances 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気ディスク用アルミニウム合金、特に、メッ
キ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金に関する
ものである。
キ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金に関する
ものである。
[従来の技術]
磁気ディスクは一般にアルミニウム合金基板の表面を精
密研磨した後に磁性体薄膜を被覆させたものであり、こ
の磁性体薄膜を磁化させることにより信号を記録する。
密研磨した後に磁性体薄膜を被覆させたものであり、こ
の磁性体薄膜を磁化させることにより信号を記録する。
この磁気ディスク用基板には以下のような特性が要求さ
れる。
れる。
(1)精密研磨あるいは切削後の表面精度が良好なこと
、 (2)磁性体薄膜の欠陥の原因となる基板表面の突起や
穴が少なく、かつ小さいこと、(3)おる程度の強度を
有し、基板製作時の機械加工、使用時の高速回転にも耐
え得ること、 (4)軽量、非磁性であり、ある程度の耐食性を有する
こと、 従来、このような特性を有する磁気ディスク用基板とし
てA I −Mg−Mn−Cr系の5086合金やその
改良合金が使用されてきた。
、 (2)磁性体薄膜の欠陥の原因となる基板表面の突起や
穴が少なく、かつ小さいこと、(3)おる程度の強度を
有し、基板製作時の機械加工、使用時の高速回転にも耐
え得ること、 (4)軽量、非磁性であり、ある程度の耐食性を有する
こと、 従来、このような特性を有する磁気ディスク用基板とし
てA I −Mg−Mn−Cr系の5086合金やその
改良合金が使用されてきた。
近年、磁気ディスクに対する高密度化、大容量化等の要
求が高まり、この基板に適したアルミニウム合金や基板
に対する磁性体薄膜の被覆法の開発が望まれている。
求が高まり、この基板に適したアルミニウム合金や基板
に対する磁性体薄膜の被覆法の開発が望まれている。
磁性体を基板表面に被覆する方法として、これまでは塗
付法が主体であったが、近年、メッキ法、スパッター法
等が開発され、高密度磁気ディスクへの適用が進められ
ている。
付法が主体であったが、近年、メッキ法、スパッター法
等が開発され、高密度磁気ディスクへの適用が進められ
ている。
メッキ型磁気ディスクを製造するには、磁性体を形成す
る以前に基板の平滑性をより向上させるため、基板上に
N+−p系の中間層メッキを形成させた後に再度研磨す
る。しかし、アルミニウム基板上に直接中間層メッキ処
理すると、メッキ層の密着性が悪いために、良質な中間
層メッキを施すにはアルミニウム基板の前処理が必要で
ある。
る以前に基板の平滑性をより向上させるため、基板上に
N+−p系の中間層メッキを形成させた後に再度研磨す
る。しかし、アルミニウム基板上に直接中間層メッキ処
理すると、メッキ層の密着性が悪いために、良質な中間
層メッキを施すにはアルミニウム基板の前処理が必要で
ある。
そのため、一般には酸性溶液により基板表面をエツチン
グにより均一粗面化し、Zn置換法によるznメッキが
施され、その上にNr−p系の中間層がメッキされる。
グにより均一粗面化し、Zn置換法によるznメッキが
施され、その上にNr−p系の中間層がメッキされる。
従って、メッキ型磁気ディスクの性能は、下地処理であ
る均一粗面化の程度、Znメッキ性、N1−P中間層の
メッキ性に左右されるので、欠陥がなく、しかも密着性
にすぐれたN1−Pメッキを行う必要がある。そのため
には、基板となるアルミニウム素材についても、メッキ
性を考慮した合金組成や製造法を検討する必要がある。
る均一粗面化の程度、Znメッキ性、N1−P中間層の
メッキ性に左右されるので、欠陥がなく、しかも密着性
にすぐれたN1−Pメッキを行う必要がある。そのため
には、基板となるアルミニウム素材についても、メッキ
性を考慮した合金組成や製造法を検討する必要がある。
[発明が解決しようとする問題点コ
この発明は、N1−Pメッキ処理時に欠陥が少なく、N
1−pメッキ層の密着性が良好で、しかも製造の容易な
磁気ディスク用アルミニウム合金を提供するものである
。
1−pメッキ層の密着性が良好で、しかも製造の容易な
磁気ディスク用アルミニウム合金を提供するものである
。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するためのこの発明の構成は下記のと
おりである。
おりである。
(1)704〜7%、MにJ 1.5〜3.5%、CL
J0.8〜2.0%、Ti0.OO1〜0.05%を含
み、残りアルミニウムと不純物よりなり、不純物として
のFe、SiがFe50.15%、SiS2.10%で
ある磁気ディスク用アルミニウム合金。
J0.8〜2.0%、Ti0.OO1〜0.05%を含
み、残りアルミニウムと不純物よりなり、不純物として
のFe、SiがFe50.15%、SiS2.10%で
ある磁気ディスク用アルミニウム合金。
(2)Zn4〜7%、l’Vicl 1.5〜3.5%
、CLJ0.8〜2.0%、T i 0.001〜0
.05%を含み、さらにM n 0.05〜0.5%、
Cr0.05〜0.25%、Zr0.05〜0.25%
の1種以上を含み残りアルミニウムと不純物よりなり、
不純物としてのFe、SiがFe50.15%、Si≦
0.10%である磁気ディスク用アルミニウム合金。
、CLJ0.8〜2.0%、T i 0.001〜0
.05%を含み、さらにM n 0.05〜0.5%、
Cr0.05〜0.25%、Zr0.05〜0.25%
の1種以上を含み残りアルミニウムと不純物よりなり、
不純物としてのFe、SiがFe50.15%、Si≦
0.10%である磁気ディスク用アルミニウム合金。
上記構成に記載の各成分の含有量の限定理由は下記のと
おりである。
おりである。
Zn:ZnはMC7と共存してMgZn2化合物を形成
し、この化合物が前処理酸洗により溶解して均一微細な
エッチピットを形成し、適当な粗さを基板に付与し、メ
ッキ層の密着性を向上させるばかりでなく、ジンケート
層を基板に均一に付着させ、その俊のNr−pメッキ層
の密着性の向上に有効である。下限未満ではこの効果が
少なく、上限を越えると熱間加工性が低下する。
し、この化合物が前処理酸洗により溶解して均一微細な
エッチピットを形成し、適当な粗さを基板に付与し、メ
ッキ層の密着性を向上させるばかりでなく、ジンケート
層を基板に均一に付着させ、その俊のNr−pメッキ層
の密着性の向上に有効である。下限未満ではこの効果が
少なく、上限を越えると熱間加工性が低下する。
MC7:Mに7は強度の向上に寄与するばかりでなく、
znとMqZn2化合物を形成し、前処理酸洗による均
一微細なエッチピットの形成に寄与し、N1−Pメッキ
層の密着性や欠陥の防止に有効である。
znとMqZn2化合物を形成し、前処理酸洗による均
一微細なエッチピットの形成に寄与し、N1−Pメッキ
層の密着性や欠陥の防止に有効である。
下限未満ではこの効果が小ざく、上限
を越えると熱間加工性が低下する。
Cu:CuはznやMCIと同様に強度を向上させると
共にA I ZnMQCu系化合物を形成し、前処理酸
洗によるエッチピットの形成に寄与する。そのため、N
1−Pメッキ層の密着性の向上や欠陥の防止に有効であ
る。下限未満では上記効果が十分でなく上限を越えると
鋳造時の鋳塊割れの問題がある。
共にA I ZnMQCu系化合物を形成し、前処理酸
洗によるエッチピットの形成に寄与する。そのため、N
1−Pメッキ層の密着性の向上や欠陥の防止に有効であ
る。下限未満では上記効果が十分でなく上限を越えると
鋳造時の鋳塊割れの問題がある。
T1:鋳造組織を微細にして、鋳造割れの防止に寄与す
る。下限未満ではこの効果が不十分であり、上限を越え
てもこの効果が飽和する。
る。下限未満ではこの効果が不十分であり、上限を越え
てもこの効果が飽和する。
Mn、Cr、zr :これらの元素は均質化処理時に微
細な金属間化合物として析出し、結晶粒の微細化に寄与
する。下限未満ではこの効果が不十分であり、上限を越
えると巨大な金属間化合物が晶出するので好ましくない
。
細な金属間化合物として析出し、結晶粒の微細化に寄与
する。下限未満ではこの効果が不十分であり、上限を越
えると巨大な金属間化合物が晶出するので好ましくない
。
Fe、Si:Fe%Siはアルミニウム中にほとんど固
溶せず、金属間化合物として析出するが、Fe、5if
fiが多い場合には、Al−Fe系、A I −Fe−
Si系等の粗大な金属間化合物が多数存在し、メッキ欠
陥の原因となるため、不純物但としてのFe、SiはF
e50.15%、Si≦0.10%とする。
溶せず、金属間化合物として析出するが、Fe、5if
fiが多い場合には、Al−Fe系、A I −Fe−
Si系等の粗大な金属間化合物が多数存在し、メッキ欠
陥の原因となるため、不純物但としてのFe、SiはF
e50.15%、Si≦0.10%とする。
その他の不純物はおのおの0.05%以下である。
本発明における前処理酸洗は50%HNOJ液に50a
/ lの酸性フッ化アンモンを添加した30℃の溶液中
に50秒浸漬することにより行つた。
/ lの酸性フッ化アンモンを添加した30℃の溶液中
に50秒浸漬することにより行つた。
Znメッキ法は、例えばN a OH3O0M l、Z
n080(J/Rを溶解した15〜25℃の水溶液中に
数秒ないし数分間浸漬することにより基板表面にZnを
析出させる方法により行われる。
n080(J/Rを溶解した15〜25℃の水溶液中に
数秒ないし数分間浸漬することにより基板表面にZnを
析出させる方法により行われる。
また、N1−Pメッキ法は次亜リン酸を還元剤とする無
電解N1−Pメッキ法であり、通常80〜90℃で2〜
4hr処理することにより15〜30μmのメッキ層が
形成される。N1−Pメッキ後の皮膜には欠陥がないこ
と、密着性がよいこと等が必要である。
電解N1−Pメッキ法であり、通常80〜90℃で2〜
4hr処理することにより15〜30μmのメッキ層が
形成される。N1−Pメッキ後の皮膜には欠陥がないこ
と、密着性がよいこと等が必要である。
アルミニウム中に粗大な金属間化合物が存在すると、化
合物がメッキ後まで残存したり、あるいは前処理酸洗時
に粗大なピットを形成してN1−pメッキ欠陥となるた
め、良好なメッキ面は得られない。
合物がメッキ後まで残存したり、あるいは前処理酸洗時
に粗大なピットを形成してN1−pメッキ欠陥となるた
め、良好なメッキ面は得られない。
また、前処理酸洗時に均一に粗面化されない場合やジン
ケートの密着性が悪いとN1−Pメッキ層の密着性が低
下する。
ケートの密着性が悪いとN1−Pメッキ層の密着性が低
下する。
この発明は、Zn、Mq、Cu等を適度に添加すること
により前処理酸洗時に均一粗面化をはかると共にジンケ
ートの密着性を向上させ、Nt−pメッキ層の密着性の
向上を目的としている。さらに、Mn、Cr、Zrの添
加による結晶粒の制御やFe、Si等の不純物元素の制
御による粗大な金属間化合物の減少によりメッキ欠陥を
減少させたものでおる。
により前処理酸洗時に均一粗面化をはかると共にジンケ
ートの密着性を向上させ、Nt−pメッキ層の密着性の
向上を目的としている。さらに、Mn、Cr、Zrの添
加による結晶粒の制御やFe、Si等の不純物元素の制
御による粗大な金属間化合物の減少によりメッキ欠陥を
減少させたものでおる。
以下、実施例によって、本発明を具体的に説明する。な
お、実施例に記載の各化学成分の量(%)は重量%であ
る。
お、実施例に記載の各化学成分の量(%)は重量%であ
る。
実施例1
第1表に示す化学成分を有するi oomm厚の鋳塊を
製作した。この鋳塊を480℃で24hrの均質化処理
後に430℃で熱間圧延を開始し、板厚6mmに圧延し
た。熱間圧延板を370 ’Cで焼鈍し、冷間圧延して
2mm板とし、その後220℃で2hr焼鈍して半硬材
とした。
製作した。この鋳塊を480℃で24hrの均質化処理
後に430℃で熱間圧延を開始し、板厚6mmに圧延し
た。熱間圧延板を370 ’Cで焼鈍し、冷間圧延して
2mm板とし、その後220℃で2hr焼鈍して半硬材
とした。
この材料について、荒切削、歪取り焼鈍(380℃)後
にダイヤモンド仕上切削により鏡面仕上し、Znメッキ
とN1−Pメッキを行った場合の諸特性を第2表に示す
。
にダイヤモンド仕上切削により鏡面仕上し、Znメッキ
とN1−Pメッキを行った場合の諸特性を第2表に示す
。
ただし、Nt−pメッキは市販の無電解Nr−pメッキ
液の90℃のものに3時間浸漬して実施した。また、第
1表、第2表ともNo、1〜6は本発明の実施例の合金
、No、7以降は比較例の合金である。そのうち、N
0.12は5086合金である。
液の90℃のものに3時間浸漬して実施した。また、第
1表、第2表ともNo、1〜6は本発明の実施例の合金
、No、7以降は比較例の合金である。そのうち、N
0.12は5086合金である。
第1表 実施例1の化学成分(%)
閣
第2表
注 (1)メッキ面5閤2に発生した欠陥の数上記結果
およびその他の所見を要約すると下記のとおりである。
およびその他の所見を要約すると下記のとおりである。
No、1〜6:メッキ欠陥が少なく、Nr−pメッキの
ビール強度が高く、密着 性も良好である。
ビール強度が高く、密着 性も良好である。
No、7 、 :不純物が多くメッキ欠陥数が多い
。
。
No、8 :鋳塊割れや巨大金属間化合物が生じた
。
。
No、9 :メッキ欠陥数が多く、メッキ層の密着
性が弱い。
性が弱い。
N 0.10〜11:強度が低く、メッキ層の密着性も
弱い。
弱い。
N0.12:メッキ層の密着性が弱い。
実施例2
第3表に示す化学成分を有する100mm厚の鋳塊を製
作し、実施例1と同じ方法で板厚2mmの半硬材とした
。この材料に実施例1と同じ方法でNr−pメッキを行
った場合の特性を第4表に示す。
作し、実施例1と同じ方法で板厚2mmの半硬材とした
。この材料に実施例1と同じ方法でNr−pメッキを行
った場合の特性を第4表に示す。
ただし、N;−pメッキ条件、評価法等は実施例1と同
じである。No、1〜6が実施例、No、7以降は比較
例である。
じである。No、1〜6が実施例、No、7以降は比較
例である。
以上の結果およびその他の所見を要約すると下記のとお
りである。
りである。
No、1〜6:メッキ欠陥が少なく、メッキ層の密着性
が良好である。
が良好である。
N0.7:不純物量が多く、メッキ欠陥が多い。
N0.8:鋳塊割れが生じた。
No、9 :メッキ欠陥が多く、メッキの密着性も
悪い。
悪い。
No、10〜11:メッキ層の密着性が悪く、強度も低
い。
い。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、前処理酸洗によ
って均一な粗面化ができ、その結果N1−Pメッキの密
着性が向上する。
って均一な粗面化ができ、その結果N1−Pメッキの密
着性が向上する。
また、粗大な金属間化合物の生成を抑制できるのでメッ
キ欠陥が少なくなる。
キ欠陥が少なくなる。
Claims (2)
- (1)Zn4〜7%、Mg1.5〜3.5%、Cu0.
8〜2.0%、Ti0.001〜0.05%を含み、残
りアルミニウムと不純物よりなり、不純物としてのFe
、SiがFe≦0.15%、Si≦0.10%である磁
気ディスク用アルミニウム合金。 - (2)Zn4〜7%、Mg1.5〜3.5%、Cu0.
8〜2.0%、Ti0.001〜0.05%を含み、さ
らにMn0.05〜0.5%、Cr0.05〜0.25
%、Zr0.05〜0.25%の1種以上を含み残りア
ルミニウムと不純物よりなり、不純物としてのFe、S
iがFe≦0.15%、Si≦0.10%である磁気デ
ィスク用アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61073960A JPH0689431B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | Ni―Pメッキ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61073960A JPH0689431B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | Ni―Pメッキ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62230948A true JPS62230948A (ja) | 1987-10-09 |
JPH0689431B2 JPH0689431B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=13533153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61073960A Expired - Lifetime JPH0689431B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | Ni―Pメッキ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689431B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020114944A (ja) * | 2020-03-27 | 2020-07-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 磁気ディスク用アルミニウム合金板、磁気ディスク用アルミニウム合金ブランクおよび磁気ディスク用アルミニウム合金サブストレート |
JP2020114945A (ja) * | 2016-03-25 | 2020-07-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 磁気ディスク用アルミニウム合金板、磁気ディスク用アルミニウム合金ブランクおよび磁気ディスク用アルミニウム合金サブストレート |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5698461A (en) * | 1980-01-08 | 1981-08-07 | Kobe Steel Ltd | Manufacture of al alloy plate for magnetic disk |
JPS60155638A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-15 | Mitsui Alum Kogyo Kk | 鋳物用高力アルミニウム合金 |
JPS6126747A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-06 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 化学的亜鉛メツキ性に優れたアルミニウム合金材およびその製造方法 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP61073960A patent/JPH0689431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5698461A (en) * | 1980-01-08 | 1981-08-07 | Kobe Steel Ltd | Manufacture of al alloy plate for magnetic disk |
JPS60155638A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-15 | Mitsui Alum Kogyo Kk | 鋳物用高力アルミニウム合金 |
JPS6126747A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-06 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 化学的亜鉛メツキ性に優れたアルミニウム合金材およびその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020114945A (ja) * | 2016-03-25 | 2020-07-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 磁気ディスク用アルミニウム合金板、磁気ディスク用アルミニウム合金ブランクおよび磁気ディスク用アルミニウム合金サブストレート |
JP2020114944A (ja) * | 2020-03-27 | 2020-07-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 磁気ディスク用アルミニウム合金板、磁気ディスク用アルミニウム合金ブランクおよび磁気ディスク用アルミニウム合金サブストレート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0689431B2 (ja) | 1994-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2175606A (en) | Aluminium alloy sheet having good platability | |
US5244516A (en) | Aluminum alloy plate for discs with improved platability and process for producing the same | |
EP0206519B1 (en) | An aluminium alloy and a magnetic disk substrate comprising the alloy | |
KR0129525B1 (ko) | 도금성이 우수한 자기디스크 기판용 알루미늄 합금 | |
JPS6254053A (ja) | メツキ性とメツキ層の密着性にすぐれメツキ欠陥の少ない磁気デイスク用アルミニウム合金 | |
JPS61179843A (ja) | メツキ性にすぐれた磁気デイスク用アルミニウム合金 | |
JPS62230948A (ja) | Ni―Pメッキ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金 | |
JPS62230947A (ja) | メッキ性に優れた磁気ディスク用アルミニウム合金 | |
JP3710009B2 (ja) | 磁気ディスク基板用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JPH02205651A (ja) | 磁気ディスク基板用アルミニウム合金 | |
JPH02111839A (ja) | 優れたメッキ性を有するディスク用アルミニウム合金板とその製造方法 | |
JPS6247450A (ja) | メツキ性にすぐれメツキ欠陥の少ない磁気デイスク用アルミニウム合金 | |
JPH0499143A (ja) | NiPめっき性の良い磁気ディスク基板用アルミニウム合金 | |
JPS61179842A (ja) | メツキ性にすぐれた磁気デイスク用アルミニウム合金 | |
JPH01225739A (ja) | 磁気ディスク基板用アルミニウム合金 | |
JPS627829A (ja) | 磁気デイスク基板用アルミニウム合金 | |
JPH07310135A (ja) | 磁気ディスク基板用アルミニウム合金 | |
JPH04341535A (ja) | 高密度コーティング型磁気ディスク用アルミニウム合金基板 | |
JP2002348629A (ja) | 塗装性およびプレス成形性に優れた輸送関連構造体用アルミニウム合金板材 | |
JPH0499144A (ja) | NiPめっき性の良い磁気ディスク基板用アルミニウム合金 | |
JP2024035895A (ja) | 磁気ディスク用アルミニウム合金基板 | |
JPH09263870A (ja) | 磁気ディスク基板用アルミニウム合金および磁気ディスク基板 | |
JPH0499145A (ja) | NiPめっき性の良い磁気ディスク基板用アルミニウム合金 | |
JPH01225741A (ja) | 磁気デイスク基板用アルミニウム合金 | |
JPH03100146A (ja) | 高容量アルミニウムデイスク基板の製造方法 |