JPS62230561A - 半導体基板へのテ−プ貼着方法およびテ−プ貼着装置 - Google Patents

半導体基板へのテ−プ貼着方法およびテ−プ貼着装置

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JPS62230561A
JPS62230561A JP61072477A JP7247786A JPS62230561A JP S62230561 A JPS62230561 A JP S62230561A JP 61072477 A JP61072477 A JP 61072477A JP 7247786 A JP7247786 A JP 7247786A JP S62230561 A JPS62230561 A JP S62230561A
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JP
Japan
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chamber
tape
pressure
semiconductor substrate
upper chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP61072477A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Kimura
謙 木村
Toshiaki Takahashi
敏昭 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体基板のダイシングにおける半導体基
板のチップ化を防止するテープを半導体基板に貼着する
テープ貼着方法およびテープ貼着装置に関する。
〔従来技術〕
IC,LSI等のチップは、概略的にいえば、以下のよ
うにして作られる。まず、シリコンウェーハ(以下、ウ
ェーハという)のような半導体基板に、酸化、拡散のよ
うな熱処理、エツチング処理等によって、所定のパター
ンが形成される。そして、その後、ウェーハは、切断さ
れ、チップマウント、ポンディング、封入等の工程を経
て、製品化される。
IC,LSI等のパターンは、X軸、Y軸方向にのびた
幅数子gmのいわゆるストリートで分Ili&された矩
形部分に形成される。そして、ウェーハは。
グイシングツ−のような精密切削装置によって。
ストリートに沿って、切断され、矩形のチップに分断さ
れる。グイシングツ−による切断工程は、ダイシングと
通常呼ばれる。その後、不良品を除去した後、チップマ
ウント等の工程が、チップに施され、最終製品化される
ダイシングソーにおけるダイシングの際、ディスクカッ
ターによって、ストリートを完全に切断し、チップ化す
ると、切断の後工程における処理が、煩雑化する。その
ため、チップ化することなく、ウェーハとして、一括処
理するように、ウェーハのストリートは、完全に切断さ
れず、厚さ方向に、ストリートの一部が残存される。そ
して、つ、−ハは1個々のチップに分割化されることな
く、未切断部分によって連結される。それによって、ウ
ェーハの搬送、カセットへのウェーハの収納が、容易に
行なえる。
しかし、ウェーハは、チップマウント前に、完全に分断
化され、個々のチップに分割される。そのため、it後
のチップ化を容易に行なうように、接着剤の塗布された
テープの粘着面が、IC等のパターンの形成されたウェ
ーハ表面(パターン面)の反対面、つまり、ウェーハ表
面に、ダイシング前に、貼着される。そして、ダイシン
グにおいては、ウェーハは、パターン面方向からテープ
に至るまで、切断される。このような方法によれば、ウ
ェーハのストリートが完全に切断されるにも拘らず、ウ
ェーハは、テープの未切断部によって一体的に連結され
1分割化されない、しかし、ウェーハは、ストリートが
既に完全に切断されているため、テープ、正確には、そ
の粘着面、から離反することによって、容易に分割され
、チップ化される。
従来の半導体基板、たとえばウェーハ、へのテープ貼着
方法では、ウェーハは、フレームとともに、支持テーブ
ルに積載され、支持される。ここで、ウェーハは、その
表面、つまり、パターン面が支持テーブルの支持面に面
するように、反転して、支持テーブルに支持される。支
持テーブルには、ウェーハを吸引し、吸着するために、
多数の孔、溝が形成されている。孔、溝は、支持テーブ
ルの支持面に開口し、孔等に負圧を作用させることによ
って、ウェーハは、吸引され、支持テーブルの支持面に
吸着されて、確実に支持される。
テープは、粘着面が下面となる状態で、ハウジングのア
ッパーチャンバー、ローチャンバー間に搬送される。な
お、ハウジングは2分割され、介在するテープによって
、上半部はアッパーチャンバーを、下半部はローチャン
バーを、それぞれ規定する。
その後、支持テーブルは、フレーム、ウェーハを支持し
たまま、上方に移動される。支持テーブルは、やがて、
ハウジング潰下半部に当接し、下半部を伴って、更にE
昇し、下半部、上半部の間でテープを把持する。そして
、アッパーチャンバー、ローチャンバーの各内圧が、同
時に減圧されることによって、テンション下で架設(張
設)される、この時点で、ウェーハ、フレームは、粘着
面に対向して、テープの直下に位置している。
それから、両チャンバー間に圧力差を生じさせるため、
減圧下のアッパーチャンバー、ローチャンバーのうち、
アッパーチャンバーに、大気が導入される。すると、弾
性に富むテープは、圧力差によって、ローチャンバーサ
イドに吸引され、テープの粘着面は、直下のウェーハ、
フレームに押付けられ、貼着される。その後、カッター
によって、テープが切断され、ウェーハ、フレームへの
テープの貼着が終了する。
〔従来技術の問題点〕
しかし、上記のような半導体基板へのテープ貼着方法に
おいて、並列関係にあるアッパーチャンバー用管路、ロ
ーチャンバー用管路を介して、アッパーチャンバー、ロ
ーチャンバーの内圧は、減圧される。つまり、従来のテ
ープ貼着装置では、アッパーチャンバー用管路、ローチ
ャン/< −ffl ?路は、独自の切換弁を持ち、共
通の切換弁を宥しない、そのため、減圧の際、アッパー
チャンz<−、ローチャンバーの内圧の変化を同一にす
ることが難しい、そして、圧力制御ラインの配管系が複
雑化しやすい、ここで、内圧の変化が同一でなければ、
テープにしわが生じる。しわがテープに生じれば、テー
プは、ウェーハなどの半導体基板に全面で同一厚さに貼
着されない、従って、ダイシングにおける半導体基板の
切断深さにバラツキが生じ、テープの未切断部の厚さを
一定に保ったダイシングが1行ない難い。
更に、ウェーハは、パターン面が支持テーブルの支持面
に面して、支持される。そのため、負圧を利用して、ウ
ェーハが、支持テーブルの支持面に押付けられると、応
力がウェーハ、特に、パターン面に作用する。しかし、
パターン面は、IC等のパターンが形成され、凹凸状を
しているため、その応力分布が均一でなく、応力集中が
生じる。
従って、従来のテープ貼着方法では、ウェーハが破損し
やすく、歩留りの低下を招いている。特に、このような
ウェーハの破損は、ウェーハが薄い程生じやすく、従来
のテープ貼着方法では、300ル■程度のウェーハが限
界とされている。
〔発明の目的〕
この発明は、テープが半導体基板に全面で同一厚さに貼
着される。半導体基板へのテープ貼着方法およびテープ
貼着装置の提供を目的としている〔発明の概略〕 この目的を達成するため、この発明の半導体基板へのテ
ープ貼着方法によれば、圧力制御ラインのアッパーチャ
ンバー用管路とローチャンバー用管路との共用部分に配
設された切換弁が、まず、切換えられる。そして、アッ
パーチャンバー、ローチャンバーの内圧が、同時に減圧
される。その後、アッパーチャンバー用管路の切換弁が
切換えられ、アッパーチャンバーの内圧は、たとえば。
大気圧とされ、ローチャンバーの内圧より高くされる。
また、この発明の半導体基板用テープ貼着装置において
、圧力制御ラインの7−、パーチャンバー用管路は、そ
の一端がアッパーチャンバーに連通し、他端が圧力源に
連結されている。そして、第1、第2の切換弁および第
1の流量制御弁が、アッパーチャンバー用管路の中間部
にそれぞれ配設され、第1の切換弁は、第2の切換弁に
対して、圧力源サイドに位置している。また、ローチャ
ンバー用管路の一端はローチャンバーに連通し、他端は
、第1の切換弁に対して反圧力源サイドで、かつ、第1
の流量制御弁および第2の切換弁に対して、圧力源サイ
ドで、アッパーチャンバー用管路に連結されている。そ
して、第2の流量制御弁がローチャンバー用管路の中間
部に配設されている。更に、半導体基板吸引用管路は、
その一端が、支持テーブル上の半導体基板に対向して開
口し、他端が圧力源に連結され、第3の切換弁がその中
間部に配設されている。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第1図に示すように、この発明に係る半導体基板用テー
プ明君装置10は、ハウジング12をAllし、ハウジ
ングは、上半部14、下半部15を備えている。そして
、ハウジングの上半部14、下半部15は、アッパーチ
ャンバー16、ローチャンバー17をそれぞれ規定する
ウェーハ20のような半導体基板に貼着されるテープ2
2は、ハウジングの上半部14、下半部15間に、その
粘着面23が下面となるように、テープ供給手段19に
よって供給される。
ハウジング12の下方に、支持テーブル24が配置され
、支持テーブルは、テーブル本体25と、テーブル本体
の上部に配設されて、ウェーハ2oを支持するサポート
プレート26とを備えている。
テーブル本体25、サポートプレート26は、いずれも
、円形のウェーハ(正確にいえば、その−面が切欠かれ
、真円でない)に対応して、円形をしている。サポート
プレート26は、第2図に示すように、テーブル本体2
5の上面に形成された円形の取付は孔27内に着脱可能
に配設されている。そして、サポートプレート、2Bは
、積載されるウェーハ20との間に空所28を形成する
凹部30を上面に有している。また、第2図に加えて、
第3図を参照するとよく解るように、凹部30に連通す
る孔31が、サポートプレート2Bの中央で、4個の孔
32が、凹部30の半径方向外方で、サポートプレート
2Bを貫通してそれぞれ延びている。孔32は、サポー
トプレート26の上面に形成された幅、深さがともに0
゜5腸層程度の小さい溝34によって連結されている。
後述するように、負圧が、孔32を介して、この溝に作
用し、それによって、ウェーハ20は、サポートプレー
ト方向に吸引され、サポートプレート上に吸着され、確
実に支持される。
孔32は、実施例では等角的に4個形成されているが、
1個でもよく、溝34も実施例の大きさに限定されない
、また、凹部30は、ウェーハの吸引力に悪影響を与え
ることなく、ウェーハの損傷を極力さけるように、n1
能な限り大きく形成される。
実施例では、凹部30は、第3図に示すように1円形に
形成されているが、必要な吸引力確保とウェーハの損傷
防11:の機能を充足すれば足り、これらの条件を充足
すれば、非円形に凹部を構成してもよい、上記条件を充
足すれば、1個の凹部でなく、複数の凹部をサポートプ
レート2Bに設けてもよい。
実施例では、サポートプレート26がテーブル本体25
に着脱可能に取付けられ、凹部3o、孔31.32がサ
ポートプレートに形成されている。このような構成では
、対応したサポートプレートを選択して取付けることに
より、種々の大きさのウェーハへのテープの貼着が容易
に行なえる。
第2図に示すように、更に、孔35が、テーブル本体2
5に設けられ、サポートプレート2B上にその大部分が
積載されたフレーム36の半径方向外方で、この孔35
の先端は、開口している。そのため、後述するように、
支持テーブル24が上昇して、ハウジング下半部15に
当接すれば、孔35は、ローチャンバー17に開口する
。なお、この孔35は、フレ−ム36の半径方向外方で
開口しておれば足りる。
そのため、サポートプレート26を大径に形成し、孔3
5を、テーブル本体25でなく、この大径のサポートプ
レートに設けてもよい。
ウェーハ20は、IC等のパターンの形成された面(パ
ターン面)21が上面に位置する状態で、テープ貼着装
置10の隣接部まで搬送され、プリアライ・ メント(
位置決め)される、そして、ウェーハ2Gは、テープ貼
着装!10の搬送手段(図示しない)によって、反転さ
れ、パターン面21がサポートプレー)2Bに面するよ
うに、支持テーブル24に載せられる(第2図参照)、
また、ウェーハ20とともにテープ22が貼着されるフ
レーム3Bは、搬送手段によって、搬送され、第2図に
示すように、ウェーハ20の回りで、支持テーブル24
上に載せられるハウジング12、支持テーブル24は、
移動手段によって相対的に移動され、実施例では、第1
図に示すように、支持テーブル24は、移動手段38に
よって昇降可能に配設されている。これに対して、ハウ
ジング下半部】5は、支持テーブル24とともにμ降可
能に形成され、ハウジング上半部14は、支持テーブル
に対して固定化される。ハウジング下半部15は、支持
テーブル24が当接することによって、支持テーブルと
ともに上方に移動し、ハウジング上半部I4に押圧され
る。そして、第5図かられかるように、ハウジング下半
fi15がハウジング上半部14に押圧されることによ
って、テープ22はそれらの間で挟持される。
テープ貼着装2110は、アッパーチャンバー16゜ロ
ーチャンバーI7の内圧を制御する圧力制御ライン40
を更に具備している。この圧力制御ライン40は、第1
図に示すように、4木の管路41ないし44を備えてい
る。
第1の管路41は、アッパーチャンバー16の内圧を制
御する管路であり、その一端はアッパーチャンバーに連
通し、他端は、圧力源、たとえば、真空ポンプ4Bに連
結されている。アッパーチャンバー用管路41の中間部
に、切換弁4Bが圧力源サイドに位置するように、一対
の切換弁48.49が配設されている。また、流量制御
弁50が、切換弁48.49の間で、アッパーチャンバ
ー用管路41に配設されている。流量#A御弁50は、
切換弁48.411Jlでなく、切換弁49に対して、
反圧力源サイドに配設してもよい、なお、以後の説明を
容易にするため、真空ポンプ48から切換弁48までの
管路41を管路41−A、切換弁48.48間を管路4
1−日、切換弁49から7ツパーチヤンパーIBまでを
管路41−Cとする。
第2の管路42は、サポートプレート2Bとウェーハ2
0との間の空所28の圧力を制御するバイパス路を構成
する。このバイパス路42の一端は、サポートプレート
2Bの中央孔31を介して、凹部30に連通している(
第2図参照)、他方、その他端は、アッパーチャンバー
用管路41の反圧力源サイドで、アッパーチャンバー用
管路に連結されている。
第3の管路43は、ローチャンバー17の内圧を制御す
る管路であり、その一端は、第2図に示すように、テー
ブル本体25の孔35に連結され、結果的に、ローチャ
ンバーに連通ずる。また、その他端は、切換弁4B、4
8間で、アッパーチャンバー用管路41に連結されてい
る。そして、流量制御弁52が、ローチャンバー用管路
43に配設されている。
従来のテープ貼着装置では、アッパーチャンバー用管路
、ローチャンバー用管路は、並列関係にある管路から構
成されている。つまり、アッパーチャンバー用管路、ロ
ーチャンバー用管路は、独自の切換弁を持ち、共通の切
換弁を有しない、これに対して、上記のように、この発
明では、ローチャンバー用管路43は、独自の切換弁を
有さず、アッパーチャンバー用管路4にとの間に共通の
切換弁48を有している。つまり、ローチャンバー用管
路43は、アッパーチャンバー用管路41と並列関係に
構成されない、このような構成では、圧力〃制御ライン
40は、その配管系が簡素化され、容易に配管できる。
更に、第4の管路44は、半導体基板を吸引するための
管路であり、その一端は、第2図から解るように、サポ
ートプレート2Bの孔32に連通され、孔32を介して
、ウェーハ20に対向して開口する。
半導体基板吸引用管路44の他端は、第1図に示すよう
に、X空ポンプ46に連結され、切換弁54が管路44
に配設されている。なお、切換弁54を間にして、管路
44は管路44−A、44−Bに分割される。
参照番号61.63.64は、管路41.43.44に
それぞれ配設された圧力計を示す。
なお、実施例では、流量制御弁5G、52として、絞り
弁を、切換弁48.49.54として、大気が導入可能
に切換えられる二位W1切換弁を、それぞれ使用してい
る。しかし、流量制御弁50.52.切換弁48.49
.54は、所望の機梯を持てば足り、実施例のタイプに
限定されない。
と記構成のテープ貼着装置による、貼着作業は、概略以
下のようにしてなされる。
まf、 第4[ilにおいて、ウェーノ\20、フレー
ム38の積載された支持テーブル24は、移動手段38
を駆動することによって、上昇する。なお、この時点で
、ウェーハ20は、後述するようにして、支持テーブル
24に既に吸引、吸着されている。やがて、支持テーブ
ル24は、/飄つジング下半部15にm 41し、その
後は、ハウジング下半部を伴なって、上tL シbEけ
る。そして、ハウジング下半部15がハウジングに半部
14に押圧され、それらの間で、テープ22を挟持する
と、支持テーブル24は停止する(第5図参照)、この
状態で、ウェーハ20、フレーム3Bは、粘若面23に
面して、テープ22の直下に位置している。
その後、圧力制御ライン40によって、アッパーチャン
バー16、ローチャンバー17、空所28の内圧が、そ
れぞれ制御される。
ここで、切換弁4Bは、真空ポンプ4B(実施例では、
負圧源となる)に連結されず、大気に開放されるように
、予め設定されている。そのため、圧力計81.83は
、大気圧を示している。ここで、管路41−A、 44
−Aが、負圧状態に維持されることはいうまでもない。
圧力制御ライン40による圧力制御は、以下のよにして
なされる。
まず、切換弁54が切換えられ、真空ポンプ4Bに管路
44が連通される。すると、真空ポンプ48の負圧が、
管路44に伝達され、この負圧は、孔32、溝34(第
2図、第3図参照)を介して、ウェーハ20に作mし、
ウェーハをサポートプレート方向に吸引する。そして、
ウェーハ20は、サポートプレート上に吸着され、確実
に支持される。サポートプレート2I3に吸着されるこ
とによって、応力がウェーハ20のパターン面21に生
じる。しかし、凹部30が、サポートプレート2Bに形
成され、ウェーハのパターン面21の大部分は凹部に面
している。つまり、パターン面21の大部分は、サポー
トプレート2Bに支持されておらず、パターン面のエツ
ジのみがサポートプレートに支持されているにすぎない
、そのため、吸着されることによる応力は、パターン面
のエツジにのみ生じ、パターン面21の大部分に生じな
い、ここで、パターン面21のエツジに形成されたパタ
ーンは、角が欠け、所定の矩形をしておらず1本来、不
良品として処理される。そのため、応力がパターン面2
1のエツジに作用し、エツジに位置するパターンが、た
とえ、損傷しても、歩留りに影響せず、障害とならない
、そして、本来、製品として扱われるべき、パターン面
21の中央部に位置する、大部分のパターンには、ウェ
ーハ吸着の際、応力が生じない、そのため、パターン面
21、つまりは、ウェーハ20の損傷する虞れがなく、
歩留りが向上する。また、この発明によれば、薄いウェ
ーハも吸引、吸着できる。
従来、0.1ないし0.2%程度だった不良品発生率が
、この発明によれば、−桁低くなった。また、従来では
、吸引、吸着が困難だった厚さ200終肩のウェーハも
、この発明によれば、歩留りを低下させることなく、吸
引、吸着できた。
それから、切換弁43を、その後、切換弁48を順次切
換え、真空ポンプ4Bに管路41.42.43をm通さ
せ、負圧を各管路に伝達させる。管路43の負圧は、孔
35を介して、ローチャンバー17に作用する、なお、
流量制御弁50.52は、圧力計81. fi3の値が
同一になるように、予め調整され、その状態で固定化さ
れる。そのため、アッパーチャンバー16、ローチャン
バー17の内圧が、等しくなる。アッパーチャンバー1
6、ローチャンバー17の内圧が、均一化されることに
より、アッパーチャンバー、ローチャンバー間に位置す
るテープ22は、十分なテンション下で架設される。こ
こで、上記のように、アッパーチャンバー用管路41、
ローチャンバー用管路43は、並列関係になく、共通の
切換弁48を利用している。そのため、アッパーチャン
バー、ローチャンバーの内圧の変化(この場合では。
降下状態)が同一となり、各内圧は、常に一致する。従
って、テープ22にしわ等の生じる虞れがなく、テープ
は、きれいに架設される。
その後、切換弁48が切換えられ、管路41−11:、
42が大気に開放される。ここで、圧力計81は、大気
圧を当然に示す、管路42が、大気に開放されることに
よって、アッパーチャンバー18、空所2Bの内圧は、
大気圧となる。ここで、負圧が、なおも。
ローチャンバー17に作用している。つまり、アッパー
チャンバー16の内圧は、大気圧、ローチャンバー17
の内圧は、負圧であり、それらの間に圧力差が生じてい
る。そのため、弾力性に富むテープ22は、圧力差によ
って、ローチャンバーサイドに吸引される。そして、テ
ープ22は、直下に位置するウェーハ20.フレーム3
8の方向に吸引され、それらに貼着される。テープは、
張設されたまま吸弓1されるため、しわを生じることな
く、正確に貼着される。また、ローチャンバー17の内
圧が負圧化されているため、テープ22とウェーハ20
との間に空気が捕獲されず、気泡が生じない、そのため
、テープ22は、しわ、気泡に起因する盛り上りを有さ
ず、全面で同一厚さに貼着される。従って。
ダイシングにおけるウェーハ20の切断深さにバラツキ
が生じる虞れもなく、テープの未切断部の厚さを一定に
保ったダイシングが、容易に行なえるなお、アッパーチ
ャンバー18.空所28の内圧は、テープをローチャン
バーサイドに吸引する圧力差を、ローチャンバーとの間
に生ずれば足り、大気圧にする必要はない、しかし、大
気圧を利用す汗ば、切換弁49、ひいては、圧力制御ラ
イン4oが、構成的に簡略化される。
テープ22の貼着されたウェーハ2oには、アッパーチ
ャンバー18の内圧が作用し、ウェーハを下方、つまり
、サポートプレート上に押圧する。しかし、空所2Bの
内圧が、下方への押力に対向して。
ウェーハ20を上方に押圧するように作用する。ここで
、空所2日は、管路42を介して、アッパーチャン/<
 −16に連通し、空所、アッパーチャンバーの内圧は
等しく、圧力差はない、そのため、押力は、空所28の
面積に相当するウェーハの中央部には、作用せず、サポ
ートプレート26に支持されたクエーへのエツジにのみ
作用するにすぎない、従って、ウェーハ20の許容応力
より小さな応力が、ウェーハに生じるにすぎず、ウェー
ハ20の損傷する虞れはない。
貼着後、ハウジング上半部!4内に位置するカツダ−(
図示しない)によって、テープは、フレームの形状に沿
って切断される。
その後、切換弁48を切換え、管路43.41−8が大
気に開放され、ローチャンバー17の内圧は、大気圧に
戻される。また、移動手段3Bによって、支持テーブル
24は下降し、支持テーブル、ハウジンブ下半部15は
、初期位置に復帰する。最後に、切換弁54が切換えら
れ、管路44−8が大気に開放され、ウェーハ20に作
用する負圧が除去される。そして、テープ22の貼着さ
れたウェーハ20は、搬送手段によって、パターン面2
1が上面となるように、フレーム3Bとともに、反転さ
れ、グイシングツ−に搬送される。なお、管路41−日
、44−Bが大気に開放されても、管路41−^、44
−^が、負圧状態に維持されることはいうまでもない。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を何重限定するものでなく、この発C月の
技*@囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発
明に包含されることはいうまでもない、たとえば、切換
弁48.48.54は、いずれも、大気圧が作用可能に
構成されている。しかし、切換弁の作動圧として、大気
圧以外の圧力を利用してもよい。
(発明の効果〕 上記のように、この発明に係る半導体基板へのテープ貼
着方法によれば、並列関係にないアッパーチャンバー用
管路、ローチャンバー用管路を利…して、アッパーチャ
ンバー、ローチャンバーの内圧が同時に減圧されている
。そのため、各内圧の変化が同一となり、各内圧は、常
に一致する。
従って、テープにしわの生じる虞れがなく、テープは、
きれいに架設され、半導体基板に全面で同一厚さに貼着
される。
また、半導体基板と支持テーブルとの間に規定された空
所の内圧をアッパーチャンバーの内圧と同時に制御すれ
ば、負圧を利用して支持テーブルに半導体基板を吸引す
る際、空所の存在によって、エツジを除いて、半導体基
板に、応力が生じない、そのため、応力に起因する損傷
が、半導体基板、正確には、パターン面に、生じない、
従って、歩留りを低下させることなく、テープの貼着が
行なえる。また、強度的に劣る、薄い半導体基板へのテ
ープ貼着も回部となる。
また、上記のようなこの発明に係る半導体基板のテープ
貼着装置によれば、上記のような貼着方法が迅速に行な
え、テープは、歩留りを低下させることなく、半導体基
板に全面で同一厚さに貼着される。そして、強度的に劣
る、薄い半導体基板へのテープ貼着も幅面となる。また
、半導体基板のテープ貼着装この圧力制御ラインは、そ
の配管系が簡素化され、容易に配管できる。
【図面の簡単な説明】
:PJ1図は、この発明に係る半導体基板のテープ貼着
装置の、圧力制御ラインを主として示す、概略図。 第2図は、支持テーブルの部分縦断面図、第3図は、サ
ポートプレートの平面図、第4図および第5図は、支持
テーブルの昇降前後における、テープ貼着装置の部分正
面図であるlO:テープ貼着装置、12:ハウジング、
!4=ハウジング上半部、15:ハウジング下半部、1
6:アッパーチャンバー、17:ローチャンバー、18
:テープ供給手段、20:ウェーハ、21:ウェーハの
パターン面、22:テープ、23:テープの粘着面、2
4:支持テーブル、26:サポートプレート、28:空
所、30:サポートプレートの凹部、31.32.35
:孔、34:溝、36:フレーム、38:移動手段、4
0:圧力制御ライン、 41.42.43.44:管路
、46:真空ポンプ(圧力源)、48:(第1の)切換
弁、49:(第2の)切換弁、54:(第3の)切換弁
、50.52:揄脣制御弁。 第4図 第5図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テープ貼着装置のアッパーチャンバー、ローチャ
    ンバー間に位置するテープが、圧力制御ラインによって
    、アッパーチャンバー、ローチャンバーの内圧を制御す
    ることにより、半導体基板支持テーブル上の半導体基板
    に貼着される半導体基板へのテープ貼着方法において、
    圧力制御ラインのアッパーチャンバー用管路とローチャ
    ンバー用管路との共用部分に配設された切換弁を切換え
    、アッパーチャンバー、ローチャンバーの内圧を同時に
    減圧した後、アッパーチャンバー用管路の切換弁を切換
    えてアッパーチャンバーの内圧を、ローチャンバーの内
    圧より高くしたことを特徴とする半導体基板へのテープ
    貼着方法。
  2. (2)半導体基板と半導体支持テーブルとの間に規定さ
    れ、バイパス路を経てアッパーチャンバーに連通する空
    所の内圧が、アッパーチャンバーの内圧と同時に制御さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の半導体基板へのテ
    ープ貼着方法。
  3. (3)アッパーチャンバー、ローチャンバーの内圧が、
    大気圧から負圧化され、その後、ローチャンバーの内圧
    を負圧に保ったまま、アッパーチャンバーの内圧を大気
    圧に戻している特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の半導体基板へのテープ貼着方法。
  4. (4)介在するテープによって分離されるアッパーチャ
    ンバー、ローチャンバーを規定するハウジングと、テー
    プが貼着される、フレーム、半導体基板を積載する支持
    テーブルと、半導体基板を支持テーブルに吸引するとと
    もに、アッパーチャンバー、ローチャンバーの内圧を制
    御する圧力制御ラインと、を具備し、圧力制御ラインは
    、圧力源と、アッパーチャンバー用管路と、ローチャン
    バー用管路と、半導体基板吸引用管路とを備え、アッパ
    ーチャンバー用管路は、その一端がアッパーチャンバー
    に連通し、他端が圧力源に連結され、第1、第2の切換
    弁および第1の流量制御弁がその中間部にそれぞれ配設
    され、第1の切換弁は、第2の切換弁に対して、圧力源
    サイドに位置し、ローチャンバー用管路は、その一端が
    ローチャンバーに連通し、他端が、第1の切換弁に対し
    て反圧力源サイドで、かつ、第1の流量制御弁および第
    2の切換弁に対して、圧力源サイドで、アッパーチャン
    バー用管路に連結され、第2の流量制御弁がその中間部
    に配設され、半導体基板吸引用管路は、その一端が、支
    持テーブル上の半導体基板に対向して開口し、他端が圧
    力源に連結され、第3の切換弁がその中間部に配設され
    ている半導体基板用テープ貼着装置。
  5. (5)支持テーブルは、積載する半導体基板との間に空
    所を形成する凹部を上面に有し、圧力制御ラインは、空
    所の内圧を制御するためのバイパス路を備え、バイパス
    路は、その一端が支持テーブルの凹部に連通し、他端が
    、アッパーチャンバー用管路の反圧力源サイドで、アッ
    パーチャンバー用管路に連結されている特許請求の範囲
    第4項記載の半導体基板用テープ貼着装置。
  6. (6)支持テーブルは、前記凹部が上面に形成されサポ
    ートプレートと、サポートプレートの取付け孔が上面に
    形成されたテーブル本体とを備えている第5項記載の半
    導体基板用テープ貼着装置。
JP61072477A 1986-04-01 1986-04-01 半導体基板へのテ−プ貼着方法およびテ−プ貼着装置 Pending JPS62230561A (ja)

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