JPS62230389A - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents
誘導電動機の制御装置Info
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- JPS62230389A JPS62230389A JP61070345A JP7034586A JPS62230389A JP S62230389 A JPS62230389 A JP S62230389A JP 61070345 A JP61070345 A JP 61070345A JP 7034586 A JP7034586 A JP 7034586A JP S62230389 A JPS62230389 A JP S62230389A
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- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims abstract description 23
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 44
- 230000002427 irreversible effect Effects 0.000 claims description 17
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
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- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、主回路に介在させた゛電磁接触器により誘導
電動機の運転制御を行なうようにした誘導電動機の制御
装置に関する。
電動機の運転制御を行なうようにした誘導電動機の制御
装置に関する。
(従来の技術)
誘導電動機を例えば全電圧始動すると共に、その誘導電
動機の非可逆運転(正回転のみさせる運転)を行なうよ
うにした誘導電動機のI制御装置にあっては、通常、次
に述べるように構成される。
動機の非可逆運転(正回転のみさせる運転)を行なうよ
うにした誘導電動機のI制御装置にあっては、通常、次
に述べるように構成される。
即ち、主回路に電源投入用の電磁接触器を介在させると
共に、この電磁接触器の励磁コイルを通断電させるため
の起動用操作スイッチ及び停止用操作スイッチを設け、
さらに、上記電磁接触器の補助接点により駆動される運
転状態表示灯及び停止状態表示灯を設ける。また、必要
に応じて、地絡保護リレー及び過負荷保護リレー等の保
護回路を設けると共に、これらの動作に応じて駆動され
る地絡故障表示灯及び過負荷故障表示灯等も設ける。
共に、この電磁接触器の励磁コイルを通断電させるため
の起動用操作スイッチ及び停止用操作スイッチを設け、
さらに、上記電磁接触器の補助接点により駆動される運
転状態表示灯及び停止状態表示灯を設ける。また、必要
に応じて、地絡保護リレー及び過負荷保護リレー等の保
護回路を設けると共に、これらの動作に応じて駆動され
る地絡故障表示灯及び過負荷故障表示灯等も設ける。
一方、誘導電動機を例えば全電圧始動すると共に、その
誘導電動機の可逆運転(正回転及び逆回転を選択できる
運転)を行なうようにした誘導電動機の制御装置にあっ
ては、通常、次に述べるように構成される。即ち、主回
路に電源投入用であって且つ正回転用及び逆回転用(二
相線路入替え用)の2個の電磁接触器を介在させ、各電
磁接触器の励磁コイルに選択的に通電させるための正転
起動用操作スイッチ及び逆転起動用操作スイッチを設け
ると共に、上記各励磁うイルを断電させるための停止用
操作スイッチを設ける。さらに、上記各電磁接触器の補
助接点により駆動される正転運転状態表示灯、逆転運転
状態表示灯及び停止状態表示灯を設ける。また、必要に
応じて、前記非可逆運転用の制御装置と同様に保護回路
並びに地絡故障表示灯、過負荷故障表示灯等も設ける。
誘導電動機の可逆運転(正回転及び逆回転を選択できる
運転)を行なうようにした誘導電動機の制御装置にあっ
ては、通常、次に述べるように構成される。即ち、主回
路に電源投入用であって且つ正回転用及び逆回転用(二
相線路入替え用)の2個の電磁接触器を介在させ、各電
磁接触器の励磁コイルに選択的に通電させるための正転
起動用操作スイッチ及び逆転起動用操作スイッチを設け
ると共に、上記各励磁うイルを断電させるための停止用
操作スイッチを設ける。さらに、上記各電磁接触器の補
助接点により駆動される正転運転状態表示灯、逆転運転
状態表示灯及び停止状態表示灯を設ける。また、必要に
応じて、前記非可逆運転用の制御装置と同様に保護回路
並びに地絡故障表示灯、過負荷故障表示灯等も設ける。
そして、誘導電動機をスターデルタ始動すると共に、そ
の誘導電動機の非可逆運転を行なうようにした誘導電動
機の制御装置にあっては、通常、次に述へるようにhW
成される。即ち、主回路に電源投入用、スター結線用及
びデルタ結線用の3個の電磁接触器を介在させ、電源投
入用電磁接触器の励磁コイルを通断電させるための起動
用操作スイッチ及び停止用操作スイッチを設けると共に
、スター結線用及びデルタ結線用の各電磁接触器に所定
の時間差を以て通電させる時限継電器を設ける。さらに
、電源投入用電磁接触器の補助接点により駆動される運
転状態表示灯及び停止状態表示灯を設ける。また、必要
に応じて、保護回路並びに地絡故障表示灯、過負荷故障
表示灯等も設ける。
の誘導電動機の非可逆運転を行なうようにした誘導電動
機の制御装置にあっては、通常、次に述へるようにhW
成される。即ち、主回路に電源投入用、スター結線用及
びデルタ結線用の3個の電磁接触器を介在させ、電源投
入用電磁接触器の励磁コイルを通断電させるための起動
用操作スイッチ及び停止用操作スイッチを設けると共に
、スター結線用及びデルタ結線用の各電磁接触器に所定
の時間差を以て通電させる時限継電器を設ける。さらに
、電源投入用電磁接触器の補助接点により駆動される運
転状態表示灯及び停止状態表示灯を設ける。また、必要
に応じて、保護回路並びに地絡故障表示灯、過負荷故障
表示灯等も設ける。
(発明が解決しようとする問題点)
以上述べたように、従来では誘導電動機の運転方式を変
更しようとすると、これに合せて誘導電動機の制御装置
に変更を加えねばならない。しかしながら、このような
変更を行なう場合には、電磁接触器の励磁コイル、各操
作スイッチ及び各表示灯等の配線を大幅に変更する必要
が伴うものである。このため、斯かる変更作業を行なう
に当たっては、きわめて多大な労力及び時間を要するば
かりか、配線ミスを誘発する虞があって、その変更後に
おける配線の検査にも多くの手間が掛かるという問題点
がある。
更しようとすると、これに合せて誘導電動機の制御装置
に変更を加えねばならない。しかしながら、このような
変更を行なう場合には、電磁接触器の励磁コイル、各操
作スイッチ及び各表示灯等の配線を大幅に変更する必要
が伴うものである。このため、斯かる変更作業を行なう
に当たっては、きわめて多大な労力及び時間を要するば
かりか、配線ミスを誘発する虞があって、その変更後に
おける配線の検査にも多くの手間が掛かるという問題点
がある。
そこで、本発明の目的は、運転方式の変更を行なう場合
にその変更作業をきわめて簡単に行ない得る等の効果を
奏する誘導電動機の制御装置を提(j%するにある。
にその変更作業をきわめて簡単に行ない得る等の効果を
奏する誘導電動機の制御装置を提(j%するにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明による誘導電動機の制御装置は、主回路に介在さ
れた1乃至複数個の電磁接触器の開閉に応じて誘導電動
機の各種運転を制御するようにしたものであり、特に、
誘導電動機の非可逆運転。
れた1乃至複数個の電磁接触器の開閉に応じて誘導電動
機の各種運転を制御するようにしたものであり、特に、
誘導電動機の非可逆運転。
可逆運転用等の各制御プログラムのうち予め設定された
段!&の制御プログラムを選択的に実行可能な制御回路
を設けると共に、この制御回路から前記制御プログラム
に基づいて出力される指令信号によって前記電磁接触器
を開閉させる駆動回路、及び前記電磁接触器の励磁コイ
ル用電源電圧をその励磁コイルを介して電圧信号として
受ける入力回路を夫々設け、さらに、前記制御回路に対
し、前記入力回路か受ける電圧信号に基づいて前記主回
路に接続された電磁接触器の個数を判断すると共に、そ
の判断結果に応じて前記予め設定された制御プログラム
のうちから必要なものを選択する機能を付加したもので
ある。
段!&の制御プログラムを選択的に実行可能な制御回路
を設けると共に、この制御回路から前記制御プログラム
に基づいて出力される指令信号によって前記電磁接触器
を開閉させる駆動回路、及び前記電磁接触器の励磁コイ
ル用電源電圧をその励磁コイルを介して電圧信号として
受ける入力回路を夫々設け、さらに、前記制御回路に対
し、前記入力回路か受ける電圧信号に基づいて前記主回
路に接続された電磁接触器の個数を判断すると共に、そ
の判断結果に応じて前記予め設定された制御プログラム
のうちから必要なものを選択する機能を付加したもので
ある。
(作用)
例えば、誘導電動機の非可逆運転を行なう場合には1個
の電磁接触器が使用され、誘導電動機の可逆運転を行な
う場合には2個の電磁接触器が使用される。また、誘導
電動機をスターデルタ始動させるときには、非可逆運転
の場合に3個の電磁接触器が使用され、可逆運転の場合
に4個の電磁接触器が使用される。従って、制御回路に
あっては、入力回路が受ける電圧信号に基づいて主回路
に接続された電磁接触器の個数、換言すれば選択された
誘導電動機の運転方式を判断するようになり、その判断
結果に応じて予め設定されたi隻数の運転用制御プログ
ラムのうちの一つが自動的に実行されるようになる。
の電磁接触器が使用され、誘導電動機の可逆運転を行な
う場合には2個の電磁接触器が使用される。また、誘導
電動機をスターデルタ始動させるときには、非可逆運転
の場合に3個の電磁接触器が使用され、可逆運転の場合
に4個の電磁接触器が使用される。従って、制御回路に
あっては、入力回路が受ける電圧信号に基づいて主回路
に接続された電磁接触器の個数、換言すれば選択された
誘導電動機の運転方式を判断するようになり、その判断
結果に応じて予め設定されたi隻数の運転用制御プログ
ラムのうちの一つが自動的に実行されるようになる。
(実施例)
第1図には本発明の一実施例における主要部の電気的構
成が示され、第2図及び第3図には夫々同実流側におい
て誘導電動機を全電圧始動させ且つ非可逆運転及び可逆
運転させる各場合の配線状態が示され、また、第4図に
は同じく誘導電動機をスターデルタ始動させ且つ非可逆
運転させる場合の配線状態が示されている。
成が示され、第2図及び第3図には夫々同実流側におい
て誘導電動機を全電圧始動させ且つ非可逆運転及び可逆
運転させる各場合の配線状態が示され、また、第4図に
は同じく誘導電動機をスターデルタ始動させ且つ非可逆
運転させる場合の配線状態が示されている。
まず、第2図において、1は制御対象である誘導電動機
、2はこの誘導電動機1の電源をなす三F目の主回路電
源母線、3は配線用しゃ断器、4は電源投入用の第1の
電磁接触器で、これらによって主回路5が構成される。
、2はこの誘導電動機1の電源をなす三F目の主回路電
源母線、3は配線用しゃ断器、4は電源投入用の第1の
電磁接触器で、これらによって主回路5が構成される。
6は主回路電流(主回路5に流れる負荷電流)を検出す
るように設けられた変流器で、その検出電流値を示す電
流信号ICを出力する。7は主回路5に流れる零相電流
を検出するように設けられた零相変流器で、その検出電
流値を示す電流信号Izを出力する。8は主回路5の二
tnから給電される電源トランスて、これの二次側には
2種類の電源電圧を発生するために2個の巻線13a、
8bが設けられている。9及び10は夫々前記電源トラ
ンス8の二次側巻線8aから電源ラインL1及びL2を
介して給電される操作回路部及び表示回路部、11は電
源トランス8の二次側巻線8bから給電される演算回路
部である。
るように設けられた変流器で、その検出電流値を示す電
流信号ICを出力する。7は主回路5に流れる零相電流
を検出するように設けられた零相変流器で、その検出電
流値を示す電流信号Izを出力する。8は主回路5の二
tnから給電される電源トランスて、これの二次側には
2種類の電源電圧を発生するために2個の巻線13a、
8bが設けられている。9及び10は夫々前記電源トラ
ンス8の二次側巻線8aから電源ラインL1及びL2を
介して給電される操作回路部及び表示回路部、11は電
源トランス8の二次側巻線8bから給電される演算回路
部である。
上記操作回路部9において、12は起動用操作スイッチ
、13は停止用操作スイッチで、これらは夫々電源ライ
ンLlと演算回路部11の入力端子DB及びDIGとの
各間に接続される。4a及び4bは夫々前記第1の電磁
接触器4の励磁コイル及び常開形補助接点であり、上記
励磁コイル4a及び補助接点4bは、夫々電源ラインL
1と演算回路部11の出力端子Po及び入力端子D5と
の各間に接続される。また、14はリセットスイッチで
、これは演算回路部11の出力端子P3と入力端子Dl
lとの間に接続される。
、13は停止用操作スイッチで、これらは夫々電源ライ
ンLlと演算回路部11の入力端子DB及びDIGとの
各間に接続される。4a及び4bは夫々前記第1の電磁
接触器4の励磁コイル及び常開形補助接点であり、上記
励磁コイル4a及び補助接点4bは、夫々電源ラインL
1と演算回路部11の出力端子Po及び入力端子D5と
の各間に接続される。また、14はリセットスイッチで
、これは演算回路部11の出力端子P3と入力端子Dl
lとの間に接続される。
前記表示回路部10において、15は運転状態表示灯、
16は停止状態表示灯、17は地絡故障表示灯、18は
過負荷故障表示灯で、これら各表示灯15,16.17
及び18は、夫々電源ラインL1と演算回路部11の出
力端子p4.p5゜P7及びP8との各間に接続される
。尚、電源ラインL2は、演算回路部11の入力端子D
4に接続されている。
16は停止状態表示灯、17は地絡故障表示灯、18は
過負荷故障表示灯で、これら各表示灯15,16.17
及び18は、夫々電源ラインL1と演算回路部11の出
力端子p4.p5゜P7及びP8との各間に接続される
。尚、電源ラインL2は、演算回路部11の入力端子D
4に接続されている。
上記第2図は誘導電動機1を全電圧始動させると共に非
可逆運転させる場合の配線状態を示すものであるが、斯
様に始動される誘導電動機1を可逆運転させる場合には
、第3図に示すように配線する。即ち、この場合には、
主回路5に対して、誘導電動機1の電源投入用であって
且つ逆回転用(二相線路入替え用)の第2の電磁接触器
19を追加する。また、操作回路部9に対して、上記第
2の電磁接触器19の励磁コイル19a、常開形補助接
点19b・を追加すると共に、表示回路部10に対して
逆回転用の運転状態表示灯21を追加して設ける。そし
て、起動用操作スイッチ20及び運転状態表示灯21を
夫々電源ラインLlと演算回路部11の入力端子D9及
び出力端子P6との各間に接続する。さらに、第2の電
磁接触器19の励磁コイル19a及び補助接点19bを
夫々電源ラインL1と演算回路部11の出力端子P1及
び入力端子D6との各間に接続する。尚、この第3図の
構成では、第1の電磁接触器4が誘導電動機1の正回転
用のものとして使用されると共に、起動用操作スイッチ
12及び運転状態表示灯15が夫々正回転用のものとし
て使用される。
可逆運転させる場合の配線状態を示すものであるが、斯
様に始動される誘導電動機1を可逆運転させる場合には
、第3図に示すように配線する。即ち、この場合には、
主回路5に対して、誘導電動機1の電源投入用であって
且つ逆回転用(二相線路入替え用)の第2の電磁接触器
19を追加する。また、操作回路部9に対して、上記第
2の電磁接触器19の励磁コイル19a、常開形補助接
点19b・を追加すると共に、表示回路部10に対して
逆回転用の運転状態表示灯21を追加して設ける。そし
て、起動用操作スイッチ20及び運転状態表示灯21を
夫々電源ラインLlと演算回路部11の入力端子D9及
び出力端子P6との各間に接続する。さらに、第2の電
磁接触器19の励磁コイル19a及び補助接点19bを
夫々電源ラインL1と演算回路部11の出力端子P1及
び入力端子D6との各間に接続する。尚、この第3図の
構成では、第1の電磁接触器4が誘導電動機1の正回転
用のものとして使用されると共に、起動用操作スイッチ
12及び運転状態表示灯15が夫々正回転用のものとし
て使用される。
さらに、誘導電動機1をスターデルタ始動させると共に
非可逆運転させる場合には、第2図の状態の配線に第4
図に示すような配線を追加する。
非可逆運転させる場合には、第2図の状態の配線に第4
図に示すような配線を追加する。
即ち、この場合には、主回路5に対して、閉路状態で誘
導電動機1の一次巻線をスター結線状態に切換える第2
の電磁接触器22、及び閉路状態で誘導電動機1の一次
巻線をデルタ結線状態に切換える第3の電磁接触器23
を夫々追加して設ける。
導電動機1の一次巻線をスター結線状態に切換える第2
の電磁接触器22、及び閉路状態で誘導電動機1の一次
巻線をデルタ結線状態に切換える第3の電磁接触器23
を夫々追加して設ける。
また、操作回路部9に対して、第2の電磁接触器22の
励磁コイル22a、常開形補助接点22b。
励磁コイル22a、常開形補助接点22b。
常閉形補助接点22c及び第3の電磁接触器23の励磁
コイル23a、常開形補助接点23b、常閉形補助接点
23cを追加する。そして、第2の電磁接触器22及び
第3の電磁接触器23の各補助接点22b及び23bを
夫々電源ラインL1と演算回路部11の入力端子D6及
びDTとの谷間に接続する。さらに、第2の電磁接触器
22の励磁コイル22aを、電源ラインL工と演算回路
部11の出力端子P1との間に第3の電磁接触器23の
補助接点23cを介して接続し、第3の電磁接触器23
の励磁コイル23aを、電源ラインL1と演算回路部1
1の出力端子P2との間に第2の電磁接触器22の補助
接点22cを介して接続する。従って、励磁コイル22
a、23aに関しては、これらが同時に励磁されない所
謂インクロック回路か構成される。
コイル23a、常開形補助接点23b、常閉形補助接点
23cを追加する。そして、第2の電磁接触器22及び
第3の電磁接触器23の各補助接点22b及び23bを
夫々電源ラインL1と演算回路部11の入力端子D6及
びDTとの谷間に接続する。さらに、第2の電磁接触器
22の励磁コイル22aを、電源ラインL工と演算回路
部11の出力端子P1との間に第3の電磁接触器23の
補助接点23cを介して接続し、第3の電磁接触器23
の励磁コイル23aを、電源ラインL1と演算回路部1
1の出力端子P2との間に第2の電磁接触器22の補助
接点22cを介して接続する。従って、励磁コイル22
a、23aに関しては、これらが同時に励磁されない所
謂インクロック回路か構成される。
さて、演算回路部11にあっては、第2図乃至第4図に
示すように、その入力端子Do、D1間に前記変流器6
による検出出力(電流信号1c)を受けると共に、入力
端子D2.D3間に前記零相変流器7による検出出力(
電流信号1z)を受けるように設けられている。そして
′、第1図には、斯かる演算回路部11の内部構成のう
ち、本発明の要旨に直接関係した部分の(を成が前記第
4図の配線状態と対応するように示されている。
示すように、その入力端子Do、D1間に前記変流器6
による検出出力(電流信号1c)を受けると共に、入力
端子D2.D3間に前記零相変流器7による検出出力(
電流信号1z)を受けるように設けられている。そして
′、第1図には、斯かる演算回路部11の内部構成のう
ち、本発明の要旨に直接関係した部分の(を成が前記第
4図の配線状態と対応するように示されている。
この第1図において、24は演算回路部11の入力端子
DローD3が設けられた電流検出回路で、これは変流器
6からの電流信号Ic及び零相変流器7からの電流信号
1zを夫々デジタル化した電流信号1−c及びI−zを
出力する。25は入力回路で、これには演算回路部11
の入力端子り。
DローD3が設けられた電流検出回路で、これは変流器
6からの電流信号Ic及び零相変流器7からの電流信号
1zを夫々デジタル化した電流信号1−c及びI−zを
出力する。25は入力回路で、これには演算回路部11
の入力端子り。
〜DIOが設けられていると共に、演算回路部11の出
力端子P。−P3に夫々接続された入力端子Da−Dc
が設けられている。このような入力端子D a −D
cが設けられた結果、入力回路25には、上記出力端子
Po−P2に接続された電磁接触器の励磁コイル用電源
電圧(電源ラインL1の電圧)が対応する励磁コイルを
介して電圧信号V a −V cとして与えられる。具
体的には、入力回路25には、出力端子Poに第1の電
磁接触器4の励磁コイル4aが接続された状態で電圧信
号Vaが与えられ、出力端子P1に第2の電磁接触器1
9(若しくは22)の励磁コイル19a(若しくは22
a)が接続された状態で電圧信号vbが与えられ、出力
端子P2に第3の電磁接触器23の励磁コイル23aが
接続された状態で電圧信号Vcが与えられるものであり
、入力回路25は、これら電圧信号Va、Vb、Vcの
入力数を示すデータ信号Sdを出力端子Qから出力する
。要するに、入力回路25からは、第2図のように主回
路5に1個の電磁接触器4が接続された状態では入力端
子信号数が1個であることを示すデータ信号Sdか出力
され、第3図のように主回路5に2個の電磁接触器4.
19が接続された状態では入力端子信号数が2個である
ことを示すデータ信号Sdが出力され、第4図のように
主回路5に3個の電磁接触器4,22.23が接続され
た状態では入力端子信号数が3個であることを示すデー
タ信号Sdが出力される。そして、入力回路25は、入
力端子D5〜DIOに接続される補助接点4b。
力端子P。−P3に夫々接続された入力端子Da−Dc
が設けられている。このような入力端子D a −D
cが設けられた結果、入力回路25には、上記出力端子
Po−P2に接続された電磁接触器の励磁コイル用電源
電圧(電源ラインL1の電圧)が対応する励磁コイルを
介して電圧信号V a −V cとして与えられる。具
体的には、入力回路25には、出力端子Poに第1の電
磁接触器4の励磁コイル4aが接続された状態で電圧信
号Vaが与えられ、出力端子P1に第2の電磁接触器1
9(若しくは22)の励磁コイル19a(若しくは22
a)が接続された状態で電圧信号vbが与えられ、出力
端子P2に第3の電磁接触器23の励磁コイル23aが
接続された状態で電圧信号Vcが与えられるものであり
、入力回路25は、これら電圧信号Va、Vb、Vcの
入力数を示すデータ信号Sdを出力端子Qから出力する
。要するに、入力回路25からは、第2図のように主回
路5に1個の電磁接触器4が接続された状態では入力端
子信号数が1個であることを示すデータ信号Sdか出力
され、第3図のように主回路5に2個の電磁接触器4.
19が接続された状態では入力端子信号数が2個である
ことを示すデータ信号Sdが出力され、第4図のように
主回路5に3個の電磁接触器4,22.23が接続され
た状態では入力端子信号数が3個であることを示すデー
タ信号Sdが出力される。そして、入力回路25は、入
力端子D5〜DIOに接続される補助接点4b。
19b(若しくは22b)、23b、起動用操作スイッ
チ12,20.停止用操作スイッチ13の各オン毎にそ
のオン状態を特定可能なコード信号Scを発生して出力
端子Qから出力する。
チ12,20.停止用操作スイッチ13の各オン毎にそ
のオン状態を特定可能なコード信号Scを発生して出力
端子Qから出力する。
26は記憶回路で、これには夫々後述する基本制御プロ
グラム並びに例えば誘導電動機1の全電圧始動・非可逆
運転用、全電圧始動・可逆運転用。
グラム並びに例えば誘導電動機1の全電圧始動・非可逆
運転用、全電圧始動・可逆運転用。
スターデルタ始動・非可逆運転用の各制御プログラムが
予め記憶されている。27は記憶回路26と共に制御回
路28を構成する論理演算回路で、これは上記基本制御
プログラムの他に上記各運転用制御プログラムのうちの
一つを実行するようになっている。そして、この論理演
算回路27は、データ転送用の記憶装置を有し、前記入
力回路25から与えられるコード信号Sc、データ信号
Sd及び前記電流検出回路24から与えられる電流信号
l″c、1″2に基づいて、励磁コイル4a。
予め記憶されている。27は記憶回路26と共に制御回
路28を構成する論理演算回路で、これは上記基本制御
プログラムの他に上記各運転用制御プログラムのうちの
一つを実行するようになっている。そして、この論理演
算回路27は、データ転送用の記憶装置を有し、前記入
力回路25から与えられるコード信号Sc、データ信号
Sd及び前記電流検出回路24から与えられる電流信号
l″c、1″2に基づいて、励磁コイル4a。
19a(若しくは22a)、23a用の各駆動指令信号
を後述のように出力する。29は上記論理演算回路27
から出力される各駆動指令信号を受ける駆動回路で、励
磁コイル4a用の駆動指令信号を受けたときに入力端子
D4と出力端子P。との間を接続状態にし、以てその出
力端子P。に接続される励磁コイル4aの通電路を形成
する。また、駆動回路29は、励磁コイル19a(若し
くは22a)用の駆動指令信号を受けたときに入力端子
D4と出力端子P1との間を接続状態にすると共に、励
磁コイル23a用の駆動指令信号を受けたときに入力端
子D4と出力端子P2との間を接続状態にし、以て上記
各出力端子P1及びP2に夫々接続される励磁コイル1
9a(若しくは22a)及び23Hの各通電路を選択的
に形成するように構成されている。
を後述のように出力する。29は上記論理演算回路27
から出力される各駆動指令信号を受ける駆動回路で、励
磁コイル4a用の駆動指令信号を受けたときに入力端子
D4と出力端子P。との間を接続状態にし、以てその出
力端子P。に接続される励磁コイル4aの通電路を形成
する。また、駆動回路29は、励磁コイル19a(若し
くは22a)用の駆動指令信号を受けたときに入力端子
D4と出力端子P1との間を接続状態にすると共に、励
磁コイル23a用の駆動指令信号を受けたときに入力端
子D4と出力端子P2との間を接続状態にし、以て上記
各出力端子P1及びP2に夫々接続される励磁コイル1
9a(若しくは22a)及び23Hの各通電路を選択的
に形成するように構成されている。
さて、以下においては論理演算回路27による制御内容
について説明する。即ち、論理演算回路27は、配線用
しゃ断器3の閉路に応じて電源が投入されると、記憶回
路26から基本制御プログラムを読み出し、この基本制
御プログラムに基づいて入力回路25から出力されるデ
ータ信号Sdを読み込む。このとき、前述したように、
第2図の状態に配線されていた場合には入力回路25か
ら入力端子信号数が1個である旨を示すデータ信号Sd
が出力され、第3図の状態に配線されていた場合には入
力回路25から入力電圧信号数が2個である旨を示すデ
ータ信号Sdが出力され、第4図の状態に配線されてい
た場合には入力回路25から入力端子信号数が3個であ
る旨を示すデータ信号Sdが出力される。しかして、論
理演算回路27は、上記のように入力されるデータ信号
Sdに基づいて主回路5に接続された電磁接触器の個数
を判断するものであり、その判断結果に応じて前記記憶
回路26に記憶された運転用制御プログラムのうちから
必要なものを選択して読み出す。
について説明する。即ち、論理演算回路27は、配線用
しゃ断器3の閉路に応じて電源が投入されると、記憶回
路26から基本制御プログラムを読み出し、この基本制
御プログラムに基づいて入力回路25から出力されるデ
ータ信号Sdを読み込む。このとき、前述したように、
第2図の状態に配線されていた場合には入力回路25か
ら入力端子信号数が1個である旨を示すデータ信号Sd
が出力され、第3図の状態に配線されていた場合には入
力回路25から入力電圧信号数が2個である旨を示すデ
ータ信号Sdが出力され、第4図の状態に配線されてい
た場合には入力回路25から入力端子信号数が3個であ
る旨を示すデータ信号Sdが出力される。しかして、論
理演算回路27は、上記のように入力されるデータ信号
Sdに基づいて主回路5に接続された電磁接触器の個数
を判断するものであり、その判断結果に応じて前記記憶
回路26に記憶された運転用制御プログラムのうちから
必要なものを選択して読み出す。
具体的には、主回路5に1個の電磁接触器4か接続され
ていると判断したときには、記憶回路26から全電圧始
動・非可逆運転用の制御プログラムを読み出す。また、
主回路5に2個の電磁接触器4.19が接続されている
と判断したときには、記憶回路26から全電圧始動・可
逆運転用の制御プログラムを読み出し、さらに、主回路
5に3個の電磁接触器4,22.23が接続されている
と判断したときには、記憶回路26からスターデルタ始
動・非可逆運転用の制御プログラムを読み出す。
ていると判断したときには、記憶回路26から全電圧始
動・非可逆運転用の制御プログラムを読み出す。また、
主回路5に2個の電磁接触器4.19が接続されている
と判断したときには、記憶回路26から全電圧始動・可
逆運転用の制御プログラムを読み出し、さらに、主回路
5に3個の電磁接触器4,22.23が接続されている
と判断したときには、記憶回路26からスターデルタ始
動・非可逆運転用の制御プログラムを読み出す。
そして、論理演算回路27にあっては、このように読み
出した制御プログラムを実行するものであるが、以下各
制御プログラムによる論理演算回路27の動作内容をこ
れに関連した作用と共に説明する。
出した制御プログラムを実行するものであるが、以下各
制御プログラムによる論理演算回路27の動作内容をこ
れに関連した作用と共に説明する。
(イ)第2図に示す配線状態時・・・・・・この状態で
は、全電圧始動・非可逆運転用の制御プログラムが実行
されることになる。即ち、論理演算回路27は、起動用
操作スイッチ12のオンに応じてそのオン状態を示すコ
ード信号Scが人力されたときに、励磁コイル4a用の
駆動指令信号を出力する。すると、駆動回路29によっ
て励磁コイル4aの通電路が形成されて第1の電磁接触
器4が閉路・されるため、誘導電動機1が全電圧始動さ
れるようになる。また、論理演算回路27は、補助接点
4bのオン状態を示すコード信号Scが人力されるのに
応じて、運転表示灯15を点灯させる。尚、このときに
おいて論理演算回路27は、補助接点4bのオン状態を
示すコード信号Scが入力されている場合のみ前記駆動
指令信号の出力を継続するものである。論理演算回路2
7は、停止用操作スイッチ13のオンに応じてそのオン
状態を示すコード信号Scが入力されたときに、励磁コ
イル4a川の駆動指令信号の出力を停止するものであり
、これにより電磁接触器4が開路されて誘導電動機1の
運転が停止される。このとき、論理演算回路27は、補
助接点4bのオン状態を示すコード信号Scが入力停止
されるのに応じて、運転状態表示灯15を消灯させて、
停止状態表示灯16を点灯させる。
は、全電圧始動・非可逆運転用の制御プログラムが実行
されることになる。即ち、論理演算回路27は、起動用
操作スイッチ12のオンに応じてそのオン状態を示すコ
ード信号Scが人力されたときに、励磁コイル4a用の
駆動指令信号を出力する。すると、駆動回路29によっ
て励磁コイル4aの通電路が形成されて第1の電磁接触
器4が閉路・されるため、誘導電動機1が全電圧始動さ
れるようになる。また、論理演算回路27は、補助接点
4bのオン状態を示すコード信号Scが人力されるのに
応じて、運転表示灯15を点灯させる。尚、このときに
おいて論理演算回路27は、補助接点4bのオン状態を
示すコード信号Scが入力されている場合のみ前記駆動
指令信号の出力を継続するものである。論理演算回路2
7は、停止用操作スイッチ13のオンに応じてそのオン
状態を示すコード信号Scが入力されたときに、励磁コ
イル4a川の駆動指令信号の出力を停止するものであり
、これにより電磁接触器4が開路されて誘導電動機1の
運転が停止される。このとき、論理演算回路27は、補
助接点4bのオン状態を示すコード信号Scが入力停止
されるのに応じて、運転状態表示灯15を消灯させて、
停止状態表示灯16を点灯させる。
(ロ)第3図に示す配線状態時・・・・・・この状態で
は、全電圧始動・可逆運転用の制御プログラムが実行さ
れることになる。即ち、論理演算回路27は、正回転用
の起動用操作スイッチ12のオン1手応じてそのオン状
態を示すコード信号Scが入力されたときに、励磁コイ
ル4a用の駆動指令信号を出力し、逆回転用の起動用操
作スイッチ20のオンに応じてそのオン状態を示すコー
ド信号Scが人力されたときに、励磁コイル19a用の
駆動指令信号を出力する。従って、正回転用の起動用操
作スイッチ12がオンされたときには、駆動回路29に
よって励磁コイル4aの通電路か形成されて第1の電磁
接触器4が閉路されるため、誘導電動機1が全電圧始動
されて正転方向に回転されるようになる。また、逆回転
用の起動用操作スイッチ20かオンされたときには、駆
動回路29によって励磁コイル19aの通電路が形成さ
れて第2の電磁接触器19が閉路されるため、誘導電動
機1が全電圧始動されて逆転方向に回転されるようにな
る。また、論理演算回路27は、補助接点4bのオン状
態を示すコード信号SCが人力されるのに応じて正転用
運転表示灯15を点灯させ、補助接点19bのオン状態
を示すコード信号Scが入力されるのに応じて逆回転用
の運転表示灯21を点灯させる。尚、このときにおいて
論理演算回路27は、補助接点4b及び19bのオン状
態を示すコード信号Scが入力されている各場合のみ前
記駆動指令信号の出力を継続するものである。論理演算
回路27は、停止用操作スイッチ13のオンに応じてそ
のオン状態を示すコード信号Scが入力されたときに、
励磁コイル4a、19a用の各駆動指令信号の出力を停
止するものであり、これにより電磁接触器4若しくは1
9が開路されて誘導電動機1の運転が停止される。この
とき、論理演算回路27は、補助接点4b若しくは19
bのオン状態を示すコード信号SCが入力停止されるの
に応じて、運転状態表示灯15若しくは21を消灯させ
て、停止状態表示灯16を点灯させる。
は、全電圧始動・可逆運転用の制御プログラムが実行さ
れることになる。即ち、論理演算回路27は、正回転用
の起動用操作スイッチ12のオン1手応じてそのオン状
態を示すコード信号Scが入力されたときに、励磁コイ
ル4a用の駆動指令信号を出力し、逆回転用の起動用操
作スイッチ20のオンに応じてそのオン状態を示すコー
ド信号Scが人力されたときに、励磁コイル19a用の
駆動指令信号を出力する。従って、正回転用の起動用操
作スイッチ12がオンされたときには、駆動回路29に
よって励磁コイル4aの通電路か形成されて第1の電磁
接触器4が閉路されるため、誘導電動機1が全電圧始動
されて正転方向に回転されるようになる。また、逆回転
用の起動用操作スイッチ20かオンされたときには、駆
動回路29によって励磁コイル19aの通電路が形成さ
れて第2の電磁接触器19が閉路されるため、誘導電動
機1が全電圧始動されて逆転方向に回転されるようにな
る。また、論理演算回路27は、補助接点4bのオン状
態を示すコード信号SCが人力されるのに応じて正転用
運転表示灯15を点灯させ、補助接点19bのオン状態
を示すコード信号Scが入力されるのに応じて逆回転用
の運転表示灯21を点灯させる。尚、このときにおいて
論理演算回路27は、補助接点4b及び19bのオン状
態を示すコード信号Scが入力されている各場合のみ前
記駆動指令信号の出力を継続するものである。論理演算
回路27は、停止用操作スイッチ13のオンに応じてそ
のオン状態を示すコード信号Scが入力されたときに、
励磁コイル4a、19a用の各駆動指令信号の出力を停
止するものであり、これにより電磁接触器4若しくは1
9が開路されて誘導電動機1の運転が停止される。この
とき、論理演算回路27は、補助接点4b若しくは19
bのオン状態を示すコード信号SCが入力停止されるの
に応じて、運転状態表示灯15若しくは21を消灯させ
て、停止状態表示灯16を点灯させる。
(ハ)第4図に示す配線状態時・・・・・・この状態で
は、スターデルタ始動・非可逆運転用の制御プログラム
が実行されることになる。即ち、論理演算回路27は、
起動用操作スイッチ12のオンに応じてそのオン状態を
示すコード信号Scが入力されたときに、励磁コイル4
a、22a用の各駆動指令信号を出力する。すると、駆
動回路29によって励磁コイル4a、22aの通電路が
形成されて第1の電磁接触器4及び第2の電磁接触器2
2が閉路されるため、誘導電動機1がスター結線状態に
て通電開始されるようになる。
は、スターデルタ始動・非可逆運転用の制御プログラム
が実行されることになる。即ち、論理演算回路27は、
起動用操作スイッチ12のオンに応じてそのオン状態を
示すコード信号Scが入力されたときに、励磁コイル4
a、22a用の各駆動指令信号を出力する。すると、駆
動回路29によって励磁コイル4a、22aの通電路が
形成されて第1の電磁接触器4及び第2の電磁接触器2
2が閉路されるため、誘導電動機1がスター結線状態に
て通電開始されるようになる。
また、論理演算回路27は、補助接点4bのオン状態を
示すコード信号Scが人力されるのに応じて、運転表示
灯15を点灯させる。尚、このときにおいて論理演算回
路27は、補助接点4bのオン状態を示すコード信号S
cが入力されている場合のみ前記駆動指令信号の出力を
継続するものであり、また補助接点22bのオンに応じ
て入力されるコード信号Scに基づいて誘導電動機1が
スター結線状態で運転されている旨を記憶する。論理演
算回路27は、上記駆動指令信号の出力後に予め設定さ
れたスター・デルタ切換時間が経過すると、励磁コイル
22a用の駆動指令信号の出力を停止すると共に、この
後短時間(例えば0.03〜0.1秒)°経過したとき
に励磁コイル23a用の駆動指令信号を出力するように
なる。すると、第2の電磁接触器22が開路されると共
に、駆動回路29によって励磁コイル23aの通電路が
形成されて第1の電磁接触器4に加えて第3の電磁接触
器23が閉路されるようになり、このため誘導電動機1
がデルタ結線状態での通電状態に切換えられる。尚、こ
のときにおいて論理演算回路27は、補助接点23bの
オンに応じて入力されるコード信号Scに基づいて誘導
電動機1がデルタ結線状態で運転されている旨を記憶す
る。論理演算回路27は、停止用操作スイッチ13のオ
ンに応じてそのオン状態を示すコード信号Scが入力さ
れたときに、励磁コイル4 a、 22 a、 2
3 a用の各駆動指令信号の出力を停止するものであり
、これにより対応する電磁接触器4,22.23が開路
されて誘導電動機1の運転が停止される。このとき、論
理演算回路27は、補助接点4bのオン状態を示すコー
ド信号Scが入力停止されるのに応じて、運転状態表示
灯15を消灯させ且つ停止状態表示灯16を点灯させる
と共に、誘導電動機1の運転状態の記憶を初期化する。
示すコード信号Scが人力されるのに応じて、運転表示
灯15を点灯させる。尚、このときにおいて論理演算回
路27は、補助接点4bのオン状態を示すコード信号S
cが入力されている場合のみ前記駆動指令信号の出力を
継続するものであり、また補助接点22bのオンに応じ
て入力されるコード信号Scに基づいて誘導電動機1が
スター結線状態で運転されている旨を記憶する。論理演
算回路27は、上記駆動指令信号の出力後に予め設定さ
れたスター・デルタ切換時間が経過すると、励磁コイル
22a用の駆動指令信号の出力を停止すると共に、この
後短時間(例えば0.03〜0.1秒)°経過したとき
に励磁コイル23a用の駆動指令信号を出力するように
なる。すると、第2の電磁接触器22が開路されると共
に、駆動回路29によって励磁コイル23aの通電路が
形成されて第1の電磁接触器4に加えて第3の電磁接触
器23が閉路されるようになり、このため誘導電動機1
がデルタ結線状態での通電状態に切換えられる。尚、こ
のときにおいて論理演算回路27は、補助接点23bの
オンに応じて入力されるコード信号Scに基づいて誘導
電動機1がデルタ結線状態で運転されている旨を記憶す
る。論理演算回路27は、停止用操作スイッチ13のオ
ンに応じてそのオン状態を示すコード信号Scが入力さ
れたときに、励磁コイル4 a、 22 a、 2
3 a用の各駆動指令信号の出力を停止するものであり
、これにより対応する電磁接触器4,22.23が開路
されて誘導電動機1の運転が停止される。このとき、論
理演算回路27は、補助接点4bのオン状態を示すコー
ド信号Scが入力停止されるのに応じて、運転状態表示
灯15を消灯させ且つ停止状態表示灯16を点灯させる
と共に、誘導電動機1の運転状態の記憶を初期化する。
一方、論理演算回路27は、上記のような各制御プログ
ラムとは別に、基本制御プログラムによって、電流信号
I−cにより示される主回路電流及び電流信号1″2に
より示される零i11電流も常時監視するように設けら
れている。そして、論理演算回路27は、主回路5に過
電流が流れたとき、並びに主回路5に地絡事故等が発生
して所定値以上の零相電流が流れたときに、その故障状
態を論理的に検出して記憶すると共に、少なくとも出力
端子Poに接続される励磁コイル4a用の駆動指令信号
の出力を停止するように構成されている。
ラムとは別に、基本制御プログラムによって、電流信号
I−cにより示される主回路電流及び電流信号1″2に
より示される零i11電流も常時監視するように設けら
れている。そして、論理演算回路27は、主回路5に過
電流が流れたとき、並びに主回路5に地絡事故等が発生
して所定値以上の零相電流が流れたときに、その故障状
態を論理的に検出して記憶すると共に、少なくとも出力
端子Poに接続される励磁コイル4a用の駆動指令信号
の出力を停止するように構成されている。
従って、主回路5に過負荷、漏f7i等の故障状態が発
生したときには、少なくとも電磁接触器4が開路されて
誘導電動機1が主回路電源母線2から切り離されるよう
になる。また、論理演算回路27は、上記のような各故
障状態を検出したときには、地絡故障表示灯17及び過
負荷故障表示灯18のうち対応するものを点灯させて故
障表示を行なう。
生したときには、少なくとも電磁接触器4が開路されて
誘導電動機1が主回路電源母線2から切り離されるよう
になる。また、論理演算回路27は、上記のような各故
障状態を検出したときには、地絡故障表示灯17及び過
負荷故障表示灯18のうち対応するものを点灯させて故
障表示を行なう。
さらに、論理演算回路27は、リセットスイッチ14が
オンされたときに、上記故障検出の記憶を初期化して、
故障表示を停止するようになっている。
オンされたときに、上記故障検出の記憶を初期化して、
故障表示を停止するようになっている。
上記した本実施例は、演算回路部11によって、主回路
5に接続された電磁接触器の個数を判断して実際に配線
された誘導電動機1の運転方式を自動的に選択すると共
に、予め設定された複数の運転用1ill glIプロ
グラムのうちから上記のように選択された運転方式に対
応したものを読み出し、この制御プログラムによって上
記主回路5に接続された電磁接触器を開閉制御するよう
にした点に特徴をqするものである。このように誘導電
動機1の複数の運転方式を同一の演算回路部11により
制御する構成とした結果、各運転方式の何れを採用する
場合でも、最も基本となる全電圧始動・非可逆運転用の
制御要素(電磁接触器4.起動用操作スイッチ12.停
止用操作スイッチ13等)及び基本表示要素(運転状態
表示灯15.停止状態表示灯16等)の配線は、これを
変更する必要がなくなる。従って、誘導電動機1の運転
方式を変更する場合には、上記基本制御要素及び基本表
示要素以外の必要なものに対応した配線を変更或は追加
するだけで良く、その変更作業をきわめて簡単に行なう
ことができる。この結果、誘導電動機1の配線変更時に
おいて、従来のように多大な労力及び時間を費やすこと
がなく、また、配線ミスの発生が少なくなるものである
。特に、本実施例では、誘導電動機1の運転用1;す御
プログラムが、実際に配線された誘導電動機1の運転方
式に応じて自動的に選択される構成であって、各制御要
素及び表示要素の配線位置が画一化されるようになるか
ら、この面からも配線ミスの発生を抑制できると共に、
その配線作業を簡単化することができる。
5に接続された電磁接触器の個数を判断して実際に配線
された誘導電動機1の運転方式を自動的に選択すると共
に、予め設定された複数の運転用1ill glIプロ
グラムのうちから上記のように選択された運転方式に対
応したものを読み出し、この制御プログラムによって上
記主回路5に接続された電磁接触器を開閉制御するよう
にした点に特徴をqするものである。このように誘導電
動機1の複数の運転方式を同一の演算回路部11により
制御する構成とした結果、各運転方式の何れを採用する
場合でも、最も基本となる全電圧始動・非可逆運転用の
制御要素(電磁接触器4.起動用操作スイッチ12.停
止用操作スイッチ13等)及び基本表示要素(運転状態
表示灯15.停止状態表示灯16等)の配線は、これを
変更する必要がなくなる。従って、誘導電動機1の運転
方式を変更する場合には、上記基本制御要素及び基本表
示要素以外の必要なものに対応した配線を変更或は追加
するだけで良く、その変更作業をきわめて簡単に行なう
ことができる。この結果、誘導電動機1の配線変更時に
おいて、従来のように多大な労力及び時間を費やすこと
がなく、また、配線ミスの発生が少なくなるものである
。特に、本実施例では、誘導電動機1の運転用1;す御
プログラムが、実際に配線された誘導電動機1の運転方
式に応じて自動的に選択される構成であって、各制御要
素及び表示要素の配線位置が画一化されるようになるか
ら、この面からも配線ミスの発生を抑制できると共に、
その配線作業を簡単化することができる。
尚、上記実施例では、運転用の制御プログラムとして3
種類(全電圧始動・非可逆運転用、全電圧始動・可逆運
転用、スターデルタ始動・非可逆運転用)を記憶するよ
うにしたが、主回路5に4個の電磁接触器が接続される
スターデルタ始動・可逆運転用の制御プログラムを合せ
て記憶したり、或はそのうちの°2種類だけ記憶する構
成としても良いものである。
種類(全電圧始動・非可逆運転用、全電圧始動・可逆運
転用、スターデルタ始動・非可逆運転用)を記憶するよ
うにしたが、主回路5に4個の電磁接触器が接続される
スターデルタ始動・可逆運転用の制御プログラムを合せ
て記憶したり、或はそのうちの°2種類だけ記憶する構
成としても良いものである。
[発明の効果]
本発明による誘導電動機の制御装置によれば、以上の説
明によって明らかなように、誘導電動機の運転方式の変
更を行なう場合にその変更作業をきわめて簡単に行ない
得るものであり、以て上記変更作業の所要時間を短縮で
きると共に、その女史作業時における配線ミスの発生を
抑制できるという優れた効果を奏するものである。
明によって明らかなように、誘導電動機の運転方式の変
更を行なう場合にその変更作業をきわめて簡単に行ない
得るものであり、以て上記変更作業の所要時間を短縮で
きると共に、その女史作業時における配線ミスの発生を
抑制できるという優れた効果を奏するものである。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は主要部
の電気的構成図、第2図乃至第4図は夫々異なる配線状
態を示す全体の電気的構成図である。 図中、1は誘導電動機、2は主回路電源母線、4は第1
の電磁接触器、4a、19a、22a。 23aは励磁コイル、5は主回路、6は変流器、7零相
変流器、9は操作回路部、10は表示回路部、11は演
算囲路部、12.20は起動用F′六佳作スイッチ13
は停止用操作スイッチ、19.22は第2の電磁接触器
、23は第3の電磁接触器、24は電流検出回路、25
は入力回路、26は記憶回路、27は論理演算回路、2
8は制御回路、29は駆動回路を示す。
の電気的構成図、第2図乃至第4図は夫々異なる配線状
態を示す全体の電気的構成図である。 図中、1は誘導電動機、2は主回路電源母線、4は第1
の電磁接触器、4a、19a、22a。 23aは励磁コイル、5は主回路、6は変流器、7零相
変流器、9は操作回路部、10は表示回路部、11は演
算囲路部、12.20は起動用F′六佳作スイッチ13
は停止用操作スイッチ、19.22は第2の電磁接触器
、23は第3の電磁接触器、24は電流検出回路、25
は入力回路、26は記憶回路、27は論理演算回路、2
8は制御回路、29は駆動回路を示す。
Claims (1)
- 1、主回路に介在された1乃至複数個の電磁接触器の開
閉に応じた誘導電動機の非可逆運転、可逆運転用等の各
制御プログラムのうち予め設定された複数の制御プログ
ラムを選択的に実行可能な制御回路と、この制御回路か
ら前記制御プログラムに基づいて出力される指令信号に
よって前記電磁接触器を開閉させる駆動回路と、前記電
磁接触器の励磁コイル用電源電圧をその励磁コイルを介
して電圧信号として受ける入力回路とを具備し、前記制
御回路は、前記入力回路が受ける電圧信号に基づいて前
記主回路に接続された電磁接触器の個数を判断し、その
判断結果に応じて前記予め設定された複数の制御プログ
ラムのうちから必要なものを選択するように構成されて
いることを特徴とする誘導電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070345A JPS62230389A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 誘導電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070345A JPS62230389A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 誘導電動機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62230389A true JPS62230389A (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=13428738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61070345A Pending JPS62230389A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 誘導電動機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62230389A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07298683A (ja) * | 1994-04-25 | 1995-11-10 | Terasaki Denki Sangyo Kk | 動力制御装置 |
KR20200096880A (ko) * | 2019-02-06 | 2020-08-14 | 렌크 악티엔게젤샤프트 | 구동 트레인을 작동시키기 위한 방법 및 제어 유닛 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61070345A patent/JPS62230389A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07298683A (ja) * | 1994-04-25 | 1995-11-10 | Terasaki Denki Sangyo Kk | 動力制御装置 |
KR20200096880A (ko) * | 2019-02-06 | 2020-08-14 | 렌크 악티엔게젤샤프트 | 구동 트레인을 작동시키기 위한 방법 및 제어 유닛 |
JP2020129957A (ja) * | 2019-02-06 | 2020-08-27 | レンク・アクティエンゲゼルシャフト | ドライブトレインを動作させるための方法および制御ユニット |
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