JPS62227435A - 新規界面活性剤 - Google Patents

新規界面活性剤

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JPS62227435A
JPS62227435A JP61074620A JP7462086A JPS62227435A JP S62227435 A JPS62227435 A JP S62227435A JP 61074620 A JP61074620 A JP 61074620A JP 7462086 A JP7462086 A JP 7462086A JP S62227435 A JPS62227435 A JP S62227435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active agent
surfactant
alkyl
group
aralkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61074620A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinya Yokota
横田 欣也
Akinobu Ichihara
市原 明信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な界面活性剤に関し、特にアリル基を有す
る新規なコハレ酸半エステルスルホン酸型界面活性剤に
関するものである。
従来、界面活性剤は、乳化、分散、洗浄、湿潤、起泡等
の幅広い性能を有しており、それらの諸性能を利用して
、m維をはじめとし、紙、ゴム、プラスチック、金属、
塗料、顔料、土木建築等あらゆる分野に利用されている
。特に最近は界面活性剤を使用した末端商品の高性能化
への動きが活発化してきており、それに伴なって、界面
活性剤が有する副次的な欠点も指摘されている。
例えば、塗料、印刷インキ、接着剤、粘着剤などはその
製品の製造時、あるいは製品の安定化、さらには作業性
などの点で欠かすことができないものである。それらの
製品が、塗布、印刷あるいは接着、粘着等の作業で使用
された場合は、界面活性剤は不要であり、むしろ存在し
ている界面活性剤によって、塗膜、印刷面、接着皮膜等
の耐水性、耐油性等の性能を悪化させる場合が多い。
これらの対策として界面活性剤の配合量の削減、界面活
性剤の高分子化等の方向で検討されているが、製品の安
定性、作業性等の点で未だ充分に解決されるまでには至
っていない。
一方、新しいタイプの界面活性剤の提供として、重合性
、反応性あるいは分解性の界面活性剤の特許が数多くみ
られる。
例えば、アニオン性の界面活性剤として、特公昭46−
12472号、特開昭54−14431号、特公昭46
−34894号、特公昭56−29657号、特開昭5
1−30285号、特公昭49−46291号、特開昭
56−12i697号等かり、非イオン性界面活性剤と
して、特開昭58−28208号、特開昭50−984
84号等がある。
これらの界面活性剤は主として、乳化重合用乳化剤とし
て種々の試みがなされているが、充分に満足できる実用
段階までには至っていない。
その理由として■前記特許に記載されている界面活性剤
が製造収率が極度に低い、または使用原料が著しく高価
である要因から、界面活性剤が非常に高価である。 ■
従来の界面活性剤に比べ、乳化1分散等の諸性能が劣る
。■重合性基等は有しているものの、使用用途にうまく
適合しない等の種々の欠点によるものである。
本発明者等は、これら問題点を解決すべく、鋭意研究の
結果1本発明に到達したものである。即ち、本発明は、 一般式、 一般式、 ■ So、M2 および、 一般式、 MlooC−CH2 ・ ・ ・ (2) [但し、上記式中Rzは炭素数4〜18のアルキル基、
アルケニル基、もしくはアラルキル基、R2は水素また
は炭素数4〜18のアルキル基、アルケニル基、もしく
はアラルキル基、Aは炭素数2〜4のアルキレン基、も
しくは置換アルキレン基、nは1〜200の整数であり
、Mlはアルカリ金属原子、アルカノールアミン残基、
またはNH4であり、M2はアルカリ金属原子またはN
H4である。] で表わされる化合物からなる新規界面活性剤を提供する
ものである。
前記一般式中、R1は炭素数4〜18のアルキル基、ア
ルケニル基、またはアラルキル基であり、アルキル基と
しては、例えばブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル
、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル
、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル等が、挙
げられる、アルケニル基としては1例えば、ブテニル、
インブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、
オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデ
セニル、トリデセニル、テトラデセニル、ペンタデセニ
ル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル
等が挙げられる。アラルキル基としては、スチリル、ベ
ンジル、クミル等が挙げられ、これらの混合物であって
も良い。
R2は水素または炭素数4〜18のアルキル基、アルケ
ニル基、またはアラルキル基であり、アルキル基として
は、例えばブチル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ド
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘ
キサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、等が挙げら
れ、これらの混合物であっても良い、アルケニル基とし
ては、例えば、ブテニル、インブテニル、ペンテニル、
ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセ
ニル、ウンデセニル、ドデセニル、トリデセニル、テト
ラデセニル、ペンタデセニル。
ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル等が
挙げられ、また、これらの混合物であっても良い。
アラルキル基としては、スチリル、ベンジル、クミル等
が挙げられ、これらの混合物であっても良い、 また、
Aは炭素数2〜4のフルキレン基または置換アルキレン
基であり1例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン、
インブチレン等であり、それらの単独またはブロックあ
るいはランダムの混合物であっても良い。
nは1〜200の整数であり、より好ましくは2〜10
0の範囲である6M1はナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属原子、アンモニウム基、もしくはモノエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン等のフルカノールアミ
ン残基であり、M2はナトリウム、カリウム等のアルカ
リ金属原子もしくはアンモニウム基が挙げられ、これら
の混合物であっても良い。
さらに、本発明の界面活性剤は工業的に容易に製造でき
るものであり、例えば次のようにして製造することがで
きる。mち、ノニルフェノール等のアルキルフェノール
を原料とし、アリルクロライドを触媒存在下のもとで加
熱反応し、その後、減圧にて蒸留する。このようにして
得られた反応組成物に、更に、アルキレンオキサイドを
常法にて、付加させる0次に無水マレイン酸と反応させ
、半エステル化したのち、塩基性物質で中和した後、亜
硫酸水素ナトリウム等の硫酸化剤にて硫酸化することに
より、本発明の界面活性剤を得ることができる。
本発明の新規界面活性剤は、特に問題とした塗料、印刷
インキ、接着剤、粘着剤等の如く、それらの製品の製造
時あるいは製品保管時、さらには加工時に有効に界面活
性剤として作用したのち、速やかに界面活性剤としての
諸機能を停止したいという′:r1要業界の期待に応え
ることができる。
この場合、塗装、印刷、接着といった工程前に適当な重
合促進剤を加えるか、加工後紫外線、太陽光線加熱[キ
ユアリング]等による重合を行なわせるかは任意である
また、本発明の新規界面活性剤は、さらに乳化重合用乳
化剤、懸濁重合用分散剤、染料、顔料分散剤、ワックス
等の乳化剤、繊維後加工処理剤。
農薬用乳化、分散剤、合成樹脂用帯電防止剤等の用途に
利用でき、使用後に残存する界面活性剤の悪影響を軽減
することが図れる。
以下本発明を実施例により、具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものでない。
[%、部とあるは重量基準を示す、] 製造例1 攪拌機、温度計、還流管を備えた反応容器にノニルフェ
ノール220g[1,0モル]、触媒として炭酸カリウ
ム5gを仕込み、つぎにアリルクロライド84g [1
,1モル]を滴下し40℃にて2時間攪拌した。
その後、温度を220℃に昇温し、3時間攪拌した後、
減圧にて分溜し、アリルノニルフェノール209gを得
た。この収率は約80%であった。
次に、分溜して得られたアリルノニルフェノールをオー
トクレーブに移し、苛性カリウムを触媒として、圧力1
.5kg/cm2.温度130℃の条件にてエチレンオ
キサイドを7リルノニルフエノールに対して、10モル
付加し、アリルノニルフェノールエチレンオキシド10
モル付加体を得た。
次に、攪拌機、温度計、冷却管を備えた反応容器にアリ
ルノニルフェノールエチレンオキシド10モル付加体3
50g[0,5モル1、無水マレイン酸49g[0,5
モル]を仕込み80℃に昇温し、3時間攪拌して反応し
、マレイン酸半エステルを得た0次に水1330gを加
え、希釈した後、48%苛性ソーダ41.7g[0,5
モル]にて中和した後、亜硫酸水素ナトリウム57.2
g[0,55モル]を仕込み、80℃にて3時間。
硫酸化を行なった。得られた組成物を本発明の界面活性
剤[A] とした。
製造例2 製造例1のノニルフェノールの代りにオクチルフェノー
ルを用いて、同様の合成法にて7リルオクチルフエノー
ルを得た。
このアリルオクチルフェノールに対して第1表に示すよ
うに各種のフルキレンオキサイドを常法により付加し、
無水マレイン酸との半エステルを製造し、塩基性物質に
て中和した後、亜硫酸アンモニウムを用いて硫酸化する
ことにより得られた組成物を、本発明の界面活性剤[B
]〜[E]とし、それらを第1表に示した。
製造例3 製造例1の合成法に準じて第2表に示した本発明の界面
活性剤[F]〜[H]を合成した。
実施例1 製造例1,2.3で得られた本発明の界面活性剤[A]
〜[H]について、その水溶液の表面張力を測定した。
尚、比較量として従来の界面活性剤の表面張力も併せて
示した。[表面張力はトラウベ法にて測定した。]その
結果を第3表に示した。
実施例2 製造例1.2で得られた本発明の界面活性剤[A]、[
B]について、カーボンブラックの分散性能およびトル
エンの乳化性能を測定した。
尚、比較量として従来の界面活性剤の性能も同様に測定
した。その結果を第4表に示した。
試験方法は下記の通りである。
[分散性能試験方法] 容器100m1の共栓付メスシリンダーに界面活性剤1
g、カーボンブラック10gを入れ、水にて溶解分散さ
せ100m1に調節した。
次に、そのメスシリンダーを1分間に100回振盪し、
1時間25℃にて静置した。その後、液上面から30c
c抜き取りグラスフィルターにて濾過した後、105℃
にて、乾燥させ、グラスフィルター上の残置の重量より
分散性を次式により測定した。
分散性能(%)= グラスフィルタ2−の残香重量(g) [乳化性能試験方法] 容量20 m lの、目盛付き共栓付試験管に0.5%
界面活性剤水溶液5 m lとケロシン5 m lを加
え、1分間に100回振盪した後、1時間25℃にて静
置し、た、その後、乳化層の容積(ml)を測定し、乳
化性を次式により測定した。
乳化層(ml) 乳化性能(%)=         Xl00、  1
0(ml) 実施例3 第5表に示す界面活性剤5g、鹸化度88モル%粘度平
均重合度1700のポリビニルアルコール30gを水3
00gに分散させ、加温攪拌して溶解させる。過硫酸ア
ンモニウムtgを開始剤とし、常法により酢酸ビニルモ
ノマー240gを滴下し、乳化重合してエマルジョン組
成物を得た。
このエマルジョン組成物に造膜助剤としてジブチルフタ
レートを30g配合し、接着力を測定した。その結果を
第5表に示した。
実施例4 ポリプロピレンから作られた不織布(2、5cmXlo
cm)を、第6表に示す界面活性剤の1%水溶液に1分
間浸漬し、取り出し後、120℃にて30分間熱風乾燥
を行なった。
上記界面活性剤処理した不織布を水50m1の入った1
00m1ビーカー上につるし、不織布の下部から1cm
だけ水中に浸し、5分後の水の浸透高さを測定した。[
洗濯前] さらに耐洗濯性を観察するために、処理乾燥後の不織布
を流水にて1分間洗浄した後、乾燥させ上記と同様の水
の浸透性の試験を行なった。[洗濯後]その結果を第6
表に示した。
第3表 第4表 第5表 第6表 特許出願人 第一工業製薬株式会社 手続補正書 昭和61年G月1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) [但し、上記式中R_1は炭素数4〜18のアルキル基
    、アルケニル基、もしくはアラルキル基、R_2は水素
    または炭素数4〜18のアルキル基、アルケニル基、も
    しくはアラルキル基、Aは炭素数2〜4のアルキレン基
    、もしくは置換アルキレン基、nは1〜200の整数で
    あり、M_1はアルカリ金属原子、アルカノールアミン
    残基、またはNH_4であり、M_2はアルカリ金属原
    子またはNH_4である。] で表わされる化合物からなる新規界面活性剤。
JP61074620A 1986-03-31 1986-03-31 新規界面活性剤 Pending JPS62227435A (ja)

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