JPS6222557Y2 - - Google Patents

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JPS6222557Y2
JPS6222557Y2 JP17343782U JP17343782U JPS6222557Y2 JP S6222557 Y2 JPS6222557 Y2 JP S6222557Y2 JP 17343782 U JP17343782 U JP 17343782U JP 17343782 U JP17343782 U JP 17343782U JP S6222557 Y2 JPS6222557 Y2 JP S6222557Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
clamp
oil chamber
arm
side oil
valve
Prior art date
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Application number
JP17343782U
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English (en)
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JPS5978397U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、新聞紙やクラフト紙のようなロール
紙の荷役作業に使用されるフオークリフトのロー
ルクランプに関する。
ロールクランプによるクランプ作業の中で、隣
接して並置(縦置き)されているロール紙の中か
ら1個のロール紙を取出す作業(以下ピツクアツ
プ作業という)を行う場合、とくにクランプアー
ムのうちの一方を可動(スイング)アームとした
片開き形式のものでは、その構造上可動アームが
隣接のロール紙に当り易くこれを傷付けることが
ある。そのため、従来は可動アームが隣接のロー
ル紙に当接したときには、設定範囲内で可動アー
ムををスプリング等により弾力的に逃がして当接
時の衝撃を緩衝吸収するように構成したものが提
案されているが、しかしながら、機械的な形式で
あることから、上記逃し機構が実際のクランプ作
業に少なからず悪影響を及ぼしたり、逃し機能の
信頼性に乏しかつたり、さらには空荷走行時に振
動により可動アームがふらついたりする等の問題
がある。
本考案の目的は、上述の従来の不具合に鑑み
て、アーム作動用のクランプシリンダを制御する
ための油圧回路に改良を加えてクランプアームが
隣接するロール紙に当接したときに該アームを逃
避できるようにしたフオークリフトのロールクラ
ンプを提供することにある。
以下、本考案を図示の実施例に基いて具体的に
説明する。第1図において、1は回転体を示し、
該回転体1はフオークリフトのマストに沿つて昇
降動するリフトブラケツトの前面に装着される。
回転体1の前面にはクランプホルダー2が固着さ
れ、該クランプホルダー2は一端が前方へ所定長
さ延出されて固定アーム3を形成している。一
方、固定アーム3よりも長い可動アーム4は該固
定アーム3に対向するように配置されるととも
に、その基部がクランプホルダー2の他端部にピ
ン5により回動可能に取付けられている。また、
アーム作動用のクランプシリンダ6は基部が前記
クランプホルダー2の他端にピン7により回動可
能に連結され、かつピストンロツド8の先端が可
動アーム4にピン9により回動可能に連結されて
いる。なお、10,11は各アーム3,4の先端
に取付けられたクランプパツドである。
つぎに、クランプシリンダ6の作動を制御する
油圧回路を第2図に基いて説明する。クランプシ
リンダ6に対する作動油の給排を制御するレバー
操作式の制御弁12は、図示右側からアンクラン
プ位置a、中立位置b、クランプ位置c及びフロ
ート位置dを有した6ポート4位置形とされると
ともに、常にスプリングにより中立位置bに保持
されるスプリングオフセツト方式であるが、フロ
ート位置については位置止めできるよう形成され
る。制御弁12のフロート位置d、すなわちフロ
ート機構部はクランプシリンダ6のロツド側油室
用の作動管路13及びヘツド側油室用の作動管路
14をそれぞれタンクTへの戻り管路15,16
に連通させるよう構成されている。ただし、本実
施例ではロツド側油室用の作動管路13を戻り管
路15のほか、油圧ポンプPの吐出管路17にも
連通する構成としてあるが、吐出管路17用のポ
ートについては閉鎖する形であつても差支えな
い。また、前記両作動管路13,14には制御弁
12の中立位置においてクランプシリンダ6内の
圧油の流出を完全に阻止するためのダブルパイロ
ツトチエツク弁18が組込まれ、さらにロツド側
油室用の作動管路13にはダブルパイロツトチエ
ツク弁18を跨ぐようにバイパス管路19が並列
に接続されており、該バイパス管路19には制御
弁12のフロート位置において可動アームのふら
つきを防止できる程度の極く低圧に設定されたリ
リーフ弁20が組込まれている。
本実施例のロールクランプは上述のように構成
したものであり、以下その作用を説明する。
さて、第2図に示す如く並列に縦置きされたロ
ール紙Rの中から1個のロール紙Rを取出すピツ
クアツプ作業を行う場合には、制御弁12を中立
位置bからフロート位置dに切換え操作したもと
で車両を前進させる。このとき、可動アーム4の
先端が隣接のロール紙Rに当接した場合には、そ
の当接に伴う外力が可動アーム4を内側へ回動さ
せる向き、すなわちピストンロツド8を伸長させ
る向きに作用してロツド側油室内の作動油には制
御弁12のフロート機構部を通つてタンクTへド
レンされる。すなわち、可動アーム4は隣接のロ
ール紙Rに当接した場合には内側へ逃避回動して
該ロール紙Rの損傷を防止するものである。この
場合、ヘツド側油室内への油の補給はタンクTか
ら戻り管路16を経て行われるが、ロツド側油室
から流出した油をタンクTへドレンする代りにヘ
ツド側油室へ流入させても差支えない。
なお、ロール紙Rのクランプあるいはその解放
については制御弁12をクランプ位置cあるいは
アンクランプ位置aへ切換え操作することによつ
て従前同様に行い得るものであり、その場合バイ
パス管路19のリリーフ弁20が開放したとして
もクランプあるいは解放の動作を直接支障するこ
とはない。また、制御弁12が中立位置bに保持
されている限り、可動アーム4は当該状態を維持
されるため、ロール紙Rの運搬時における脱落事
故あるいは空荷時におけるふらつきの問題も生じ
ない。
以上詳述したように、本考案によればピツクア
ツプ作業時において、可動アームが隣接のロール
紙に当接した場合には該アーム作動用のクランプ
シリンダの油を流出させて可動アームを逃避でき
るようにしたので、当接時におけるロール紙の損
傷を防止し得るととともに、とくに油圧的に逃が
す形式であることから、通常の作業に関しては逃
し機構に原因する悪影響がなく、従来の機械的逃
し機構に比べて非常に有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はロール
クランプを示す斜視図、第2図は本考案の主要部
であるアーム逃し機構を備えたクランプシリンダ
用の油圧回路図である。 3……固定アーム、4……可動アーム、6……
クランプシリンダ、12……フロート機構付制御
弁、13,14……作動管路、18……ダブルパ
イロツトチエツク弁、19……バイパス管路、2
0……リリーフ弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対のクランプアームを備え、そのうちの
    少なくとも一方が可動アームとされたロールクラ
    ンプであつて、可動アーム作動用のクランプシリ
    ンダのロツド側油室及びヘツド側油室と、クラン
    プシリンダ制御用のフロート機構付制御弁とをつ
    なぐ管路中にダブルパイロツトチエツク弁を組み
    込むとともに、ロツド側油室用の管路にはリリー
    フ弁を有したバイパス管路を前記パイロツトチエ
    ツク弁を跨ぐように接続してなるを特徴とするフ
    オークリフトのロールクランプ。
JP17343782U 1982-11-15 1982-11-15 フオ−クリフトのロ−ルクランプ Granted JPS5978397U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17343782U JPS5978397U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 フオ−クリフトのロ−ルクランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17343782U JPS5978397U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 フオ−クリフトのロ−ルクランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5978397U JPS5978397U (ja) 1984-05-26
JPS6222557Y2 true JPS6222557Y2 (ja) 1987-06-08

Family

ID=30377827

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17343782U Granted JPS5978397U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 フオ−クリフトのロ−ルクランプ

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Publication number Publication date
JPS5978397U (ja) 1984-05-26

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