JPS6147799B2 - - Google Patents

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JPS6147799B2
JPS6147799B2 JP54126284A JP12628479A JPS6147799B2 JP S6147799 B2 JPS6147799 B2 JP S6147799B2 JP 54126284 A JP54126284 A JP 54126284A JP 12628479 A JP12628479 A JP 12628479A JP S6147799 B2 JPS6147799 B2 JP S6147799B2
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JP
Japan
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boom
switch
pressure
hydraulic
detects
Prior art date
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JP54126284A
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English (en)
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JPS5652400A (en
Inventor
Hideki Myake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5652400A publication Critical patent/JPS5652400A/ja
Publication of JPS6147799B2 publication Critical patent/JPS6147799B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車体上に伸縮、起伏作動するよう装備
したブームの先端に作業台や吊上装置を持つ高所
作業車、クレーン車が作業中に過負荷が作用する
ことによつて転倒する事故を未然に防止する安全
装置に関する。
従来この種車輛の安全装置としては、ブームの
伸縮リミツトスイツチおよび起伏リミツトスイツ
チを設けて、両者の関連作動範囲を規制してい
る。この場合、作業半径は第1図に示すように段
階的となる。この従来の作動範囲のみの規制によ
る方式では、負荷が変動する場合には有効な規制
ができない。例えば定格荷重が200Kgの場合であ
るとすると簡易吊上装置等により500Kgで負荷さ
せたとしても、負荷を検知する手段がないため
200Kg時の設定範囲まで規制することができない
ため過負荷状態となり転倒したりする怖がある。
また定格負荷よりも小さい負荷の場合でも定格負
荷範囲に規制され大きな作業半径とすることがで
きなかつた。
本発明はこれらの従来方式の欠点を除くため、
前記のリミツトスイツチに直列にプレツシヤスイ
ツチを取付け負荷に応じて変動する起伏シリンダ
の圧力を検出しその圧力の大小により規制するも
のである。本発明によると大負荷時には自動的に
作業半径が小半径に制限され作業中の転倒が確実
に防止されると共に、定格負荷より小さい負荷の
場合には大きな作業半径までとれるようになり作
業の行動範囲が拡げられる。
以下、本発明を添付図の実施例により具体的に
かつ詳細に説明する。
第3図は高所作業車の1例の全体的側面図を示
し、第4図はその全体的油圧回路図を示す。作業
台の車体1上の後部には旋回台2が縦軸線のまわ
りに水平旋回自在に枢着され、旋回台2上にはブ
ーム3の基端を枢着して起伏自在とせられ、この
ブーム3の基ブーム4は入れ子式に複数段に同時
伸縮可能とせられ、基ブーム4の先端に先ブーム
5を横折れ可能に枢着し、先ブーム5の先端にク
レーン装置6を装備した作業台7が装着されてい
る。
上記作業台のブーム関連動作は油圧駆動装置に
よりなされ、前記旋回台2の枢軸は油圧モータ
(図示せず)により旋回し、ブーム3は基ブーム
4と旋回台2との間に装備した起伏油圧シリンダ
8により起伏し、基ブーム4はそれに装備した伸
縮油圧シリンダ9(第4図参照)により伸縮し、
先ブーム5は基ブーム4との間に装備した油圧シ
リンダ(図示せず)により基ブームの先端から前
方に張出支持されまた折畳み格納のため横折れさ
れ、作業台7は先ブーム5との間に装備した格納
兼平衡油圧シリンダ10により格納姿勢と水平作
業姿勢とに持来されブーム3の起伏角度に応動す
る他の平衡シリンダ11と連動してブーム起伏中
常に水平作業姿勢を維持し、クレーン装置6は油
圧モータ12(第4図参照)により駆動されるウ
インチを備えている。
これら油圧駆動装置は、第4図に示す油圧回路
に組入れられて操作される。ブーム起伏油圧シリ
ンダ8は並例接続の切換弁13,13′、ブーム
伸縮油圧シリンダ9は並列接続の切換弁14,1
4′の各操作により油圧ポンプ15からの吐出油
を供給してブーム3の起伏動と伸縮動をするよう
に配管し、前記切換弁13,14は車体上の操作
部16により切換弁13′,14′は作業台上の操
作部17に設けられる。作業台7に連繋する格納
兼平衡油圧シリンダ10は車体側操作部16の切
換弁18の操作により作業台7の水平引起しおよ
び格納時の伏倒の動作を行なうよう配管され、油
圧シリンダ10にはブーム3に連繋する副平衡シ
リンダ11が並列接続され、作業台引起後これら
シリンダ10,11への配管を弁19,19で締
切り両シリンダの連動によりブームが起伏しても
作業台の水平姿勢を維持させる。これら油圧シリ
ンダ8,9および10のピストン背圧側油室に到
る配管中にはそれぞれパイロツトチエツク弁2
0,21および22が設けられ、ピストン背圧側
油室からの帰流阻止を行なうが、ピストンロツド
側油室に圧油を供給する時にはそのパイロツト圧
により切換わり逆流可能となる。油圧シリンダ
8,9にはそれぞれ過負荷が検出されたときに流
方向を切換えこれらの危険側への作動を停止する
安全弁23,24が付設されている。またウイン
チ用油圧モータ12にも切換弁36の他にカウン
ターバランス弁25および安全弁26が配設さ
れ、該安全弁26は車体側の駆動源(パワーユニ
ツト)27からのパイロツト圧によつて作動し、
ウインチを停止動作するよう配管される。このよ
うにしてブーム中に電気配線をしないようになつ
ている。
第5図は本発明安全装置における過負荷状態の
事前検出のための電気回路を示し第6図はその設
定図表を示す。電源28に対し、ブーム3の一定
長さの伸長状態を検出するスイツチ29、例えば
第6図に示すようにブームの1/6伸長で接点切換
を行なうリミツトスイツチ、およびブームの一定
角度の起伏状態を検出するスイツチ30、例えば
ブームの角度15゜で接点切換を行なうリミツトス
イツチを接続する。これらブーム状態検出スイツ
チ29,30は、回路中にブームの起立動作中は
上方接点に、伏倒動作中は下方接点に切換わる切
換スイツチ31を配設のうえ、これらスイツチの
各接点に各別にプレツシヤスイツチPS1,PS2
およびPS3に接続し、さらに共通のリレー32
を経て接地する。このリレー32の通電により閉
ぢられる接点33はブーム側の安全弁23,24
の各ソレノイド34およびウインチ用油圧モータ
12の安全弁26を制御するパワーユニツト27
の電動モータと電源35と接続する回路中に挿入
される。プレツシヤスイツチPS1,PS2,PS3
はブームの伸長状態、起伏状態および実荷重で変
動する転倒モーメントを求めるため、第4図に示
すように起伏油圧シリンダ8に接続され、各状態
での適当な作動圧力に設定され、負荷の大小によ
りブームの伸長量の大小によりさらに起伏角度に
より変動する起伏油圧シリンダ8のピストン背圧
側油室に作用する圧油により作動させるようにす
る。特に切換スイツチ3のブーム伏倒動作側に接
続されるプレツシヤスイツチPS2は起伏油圧シ
リンダ8のロツド側油室にも接続されピストン背
圧側との差圧を検出するようになつている。これ
はパイロツトチエツク弁20によるパイロツト圧
がブーム伏倒時にはピストンロツド側油室に作用
するためその分を差引かなければ正確な負荷支持
圧力値を求められないためであり、従つて差圧プ
レツシヤスイツチPS2はブーム伏倒時のみ接続
されるようにしてある。またブーム状態検出スイ
ツチとプレツシヤスイツチとの間に配設する前記
のブーム起立、伏倒動作で切換える切換スイツチ
31はブーム起伏油圧シリンダ8への油圧回路中
に介在されたパイロツトチエツク弁20へのパイ
ロツト圧によつて、もしくは作業台平衡シリンダ
10の油圧回路中に介在されたパイロツトチエツ
ク弁22へのパイロツト圧によつてそれぞれ自動
的に切換接点を選択するよう構成でき、そのよう
にすることが望ましい。これは切換スイツチ32
の作動源を考えると、ブーム起伏油圧シリンダ8
の切換弁13,13′は車体側と作業台側との両
方に配置されているため両方で検知できねばなら
ず、切換弁13,13′の操作部に接点を設けれ
ば検知できるが、そのためには作業台までの配線
が必要となり、これは絶縁対策上問題があるの
で、上記のようにブーム起伏時にパイロツト圧の
有無を生ずるブーム起伏シリンダのパイロツトチ
エツク弁20または作業台平衡シリンダのパイロ
ツトチエツク弁へのパイロツト圧を利用して切換
スイツチ31の接点切換を自動的に行なわせるの
である。
次に本発明装置の概略作動を述べる。ブームの
伸長状態、起伏状態により起伏シリンダの変化圧
力がプレツシヤスイツチの設定圧力に達すると、
ブーム状態に応じてスイツチ29,30によつて
選択された何れかのプレツシヤスイツチPS1,
PS2,PS3が閉じ、それによりリレー32に電
流が流れ、接点33が閉ぢソレノイド34におよ
び電動モータに通電され、安全弁23,24およ
び26が作動しブームの伸長伏倒およびウインチ
の巻上げが停止する。従つてその限界内で転倒の
危険なく安全に作業することができる。
第2図は本発明による揚程と作業半径との関係
を第1図に対比させて示すものであつて、それぞ
れ定格負荷、大負荷、小負荷の場合の関係はX,
Y,Zに示すようになる。すなわち本発明ではブ
ーム状態検出リミツトスイツチに直列にプレツシ
ヤスイツチを取付け負荷に応じて変動する起伏シ
リンダの圧力を検出しその圧力の大小により規制
するようしたから、大負荷時には自動的に作業半
径が小さくなり、定格負荷より小さい負荷の場合
には大きな作業半径までとれるようになり、すな
わち負荷変動に応じて自動的に作業半径が変動す
る。従つて従来では定格負荷より小さい負荷の場
合でも定格負荷範囲より大きな作業半径とするこ
とができなかつたが、本発明では定格負荷より小
さい負荷の場合には作業半径範囲を拡げることが
できる。
また本発明では、複数のプレツシヤスイツチを
それぞれ適正な設定圧にしてあるため、同負荷に
対して作業半径の変化量を小さくすることがで
き、すなわちほぼ一定の作業半径とすることがで
き作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の揚程対作業半径の関係図表、第
2図は本発明による揚程対作業半径の関係図表、
第3図は高所作業車の1例の全体的側面図、第4
図は本発明実施例の油圧回路図、第5図はその電
気回路図、第6図は設定図表である。 1…車体、2…旋回台、3…ブーム、4…基ブ
ーム、5…先ブーム、6…クレーン装置、7…作
業台、8…起伏油圧シリンダ、9…伸縮油圧シリ
ンダ、10…格納兼平衡油圧シリンダ、11…平
衡シリンダ、12…油圧モータ、13,13′…
切換弁、14,14′…切換弁、16…油圧ポン
プ、16…車体上操作部、17…作業台上操作
部、18…切換弁、19…締切弁、20…21,
22…パイロツトチエツク弁、23,24,26
…安全弁、25…カウンターバランス弁、27…
パワーユニツト、28…電源、29,30…スイ
ツチ、PS1,PS2,PS3…プレツシヤスイツ
チ、31…切換スイツチ、32…リレー、33…
接点、34…ソレノイド、35…電源、36…切
換弁、X,Y,Z…関係曲線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端に作業台およびクレーン装置を設けた伸
    縮自在なブームを車体上に装設し、ブーム関連動
    作を各所に配設の複数の油圧駆動装置によりなす
    ようにした高所作業車に、ブームの伸長状態を検
    出するスイツチと、ブームの起伏状態を検出する
    スイツチと、ブームの起伏動作もしくは伏倒動作
    で切換わるスイツチとブームに作用する転倒モー
    メントを求めるため起伏油圧シリンダへの圧油を
    検出する設定圧の異る複数のプレツシヤスイツチ
    とを設け、前記ブームの伸長状態、起伏状態およ
    びブームの起立動作もしくは伏倒動作を検出する
    検出スイツチと前記プレツシヤスイツチとを各別
    に接続したことを特徴とする高所作業車の安全装
    置。 2 ブームの起立動作もしくは伏倒動作で切換わ
    るスイツチは、起伏油圧シリンダへの油圧回路中
    に配設されたパイロツトチエツク弁もしくは作業
    台平衡シリンダへの油圧回路中に配設されたパイ
    ロツトチエツク弁をそれぞれ作動するパイロツト
    圧によつて自動的に切換わる特許請求の範囲第1
    項に記載の高所作業車の安全装置。 3 前記プレツシヤスイツチは、起伏油圧シリン
    ダのピストン背圧側油室の油圧を検出するスイツ
    チと、ピストン背圧側油室とピストンロツド側油
    圧との差圧を検出するスイツチとを備えた特許請
    求の範囲第1項に記載の高所作業車の安全装置。
JP12628479A 1979-09-29 1979-09-29 Safety device for height service car* etc* Granted JPS5652400A (en)

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