JPH0643243Y2 - 伸縮アームを有する建設機械 - Google Patents

伸縮アームを有する建設機械

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JPH0643243Y2
JPH0643243Y2 JP14789U JP14789U JPH0643243Y2 JP H0643243 Y2 JPH0643243 Y2 JP H0643243Y2 JP 14789 U JP14789 U JP 14789U JP 14789 U JP14789 U JP 14789U JP H0643243 Y2 JPH0643243 Y2 JP H0643243Y2
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JP
Japan
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arm
telescopic arm
construction machine
telescopic
pressure
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JP14789U
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JPH0293359U (ja
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勇 市川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、縦穴内に挿入される伸縮アームを有する建設
機械に関する。
(従来の技術) 伸縮アームの下端にクラムシェルバケットを取付け、伸
縮アームを伸長させてバケットを掘削穴に挿入して掘削
を行なう掘削機が従来より知られている。
(考案が解決しようとする課題) このようなクラムシェル作業機を用いて縦穴掘削を行な
う際、伸縮アームを伸長させて縦穴内に伸縮アームを挿
入した状態で、オペレータが錯誤により本体の旋回装置
を作動させる操作レバーを操作すると、伸縮アームを曲
げたり、ブーム等を変形させたりするおそれがあるとい
う問題点があった。
本考案は、上述のような問題点に鑑み、伸縮アームを有
する建設機械において、誤操作による本体の旋回装置作
動による伸縮アーム等の破損を防止しうる手段を有する
建設機械を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、縦穴内に挿入され
る伸縮アームと、建設機械本体の旋回装置とを有する建
設機械において、伸縮アームが伸長状態にあることを検
出するスイッチと、該スイッチの作動により建設機械本
体の旋回モータへ圧油を供給する回路の設定圧を、通常
の旋回力を得る高い設定圧から、伸縮アームのアウタア
ーム以外のアームが縦穴内に挿入されている状態におい
て旋回した場合に伸縮アームを曲げるに至らない程度の
低い設定圧に切換える回路とを備えたことを特徴とす
る。
(作用) 伸縮アームが伸長してその一部または伸縮アームの下端
に取付けられるバケット等の作業具が縦穴内に挿入され
ている状態においては、伸縮アームが伸長状態にあるこ
とを検出するスイッチの作動により、建設機械本体の旋
回モータへ圧油を供給する回路が低圧リリーフ弁を介し
て油タンクに接続されるため、本体の旋回力が低下す
る。このため、オペレータが旋回レバーを誤操作して
も、伸縮アームに強大な曲げ力がかかることが防止され
る。
(実施例) 以下本考案の詳細を図面により説明する。第1図は本考
案による建設機械における本体旋回用油圧回路の一実施
例であり、第2図は本考案を適用した建設機械の一例で
あるクラムシェル作業機の側面図、第3図はその伸縮装
置を示す断面図である。まず、第2図と、第3図によ
り、クラムシェル作業機の構成と伸縮装置の説明を行な
う。
第2図に示すように、油圧ショベル本体1に起伏自在に
取付けたブーム2の先端に、伸縮アーム3を、油圧シリ
ンダ4によって回動自在に取付け、伸縮アーム3の下端
にクラムシェルバケット5を取付けてクラムシェル作業
機が構成される。
本実施例の伸縮アーム3は、第3図に示すように、アウ
タアーム6とセカンドアーム7とインナアーム8をテレ
スコピックに組合わせてなる2段伸縮式のものである
が、1段伸縮あるいは3段以上の伸縮式のものも構成で
きる。アウタアーム6には、アーム伸縮用油圧シリンダ
9が、そのチューブをアウタアーム6の上端に固着した
ブラケット10にピン付けし、そのピストンロドを、可動
滑車11、12を搭載したブラケット13にピン付けして取付
けている。また、引込みロープ14の一端を前記ブラケッ
ト10に接続し、前記可動滑車11と前記ブラケット10に取
付けた固定滑車15との間で複数掛けし、アウタアーム6
の頂部の滑車16に掛けてロープ他端をインナアーム8の
頂部に接続している。また、押込みロープ17の一端を、
アウタアーム6の下部に接続し、可動滑車12とアウタア
ーム6の下部に取付けた固定滑車18との間で掛け回し、
アウタアーム6の下部の滑車19に掛けて他端をセカンド
アーム7の上端に接続している。また、アウタアーム6
の下端に一端を接続した中間ロープ20をセカンどアーム
7の下端に設けた滑車21に掛け、ロープ他端をインナア
ーム8の上端に接続している。
このような構成により、油圧シリンダ9の伸長によって
ブラケット13が下動して引込みロープ14により伸縮アー
ム3が収縮され、反対に油圧シリンダ9の収縮によって
ブラケット13が上動し、押込みロープ17により伸縮アー
ム3が伸長し、掘削時においては、バケット5を押込み
ながら掘削が行なえることにより、掘削能率の向上が達
成されると共に、アーム伸縮が高速で行なえるものであ
る。また、前記ブラケット13の両側の上下にそれぞれロ
ーラ22を取付け、各ローラ22を、アウタアーム6の前面
の左右に設けたガイドレール23に転動自在に係合させ、
これにより、油圧シリンダ9の伸縮方向をロープ14、17
の張設方向に一致させ、油圧シリンダ9やロープ14、17
等に無理な力が加わらないようにしている。
24は伸縮アーム3が伸長状態にあることを検出する本考
案によるリミットスイッチであり、該リミットスイッチ
24は、第4図に示すように、アウタアーム6に取付けら
れている。該リミットスイッチ24の取付け位置は、伸縮
アーム3が収縮状態にあるとき、すなわち前記ブラケッ
ト13が最低位置にあるときに、ブラケット13の下端でリ
ミットスイッチ24の作動レバー25が押された状態にあ
り、前記油圧シリンダ9を収縮させてブラケット13を上
動させると、作動レバー25がリミットスイッチ24に備え
たバネ(図示せず)により復帰して接点がオンとなる位
置に設定される。
第1図の電気油圧回路において、26は本体の旋回モー
タ、27は旋回モータ26のコントロール弁、28は伸縮アー
ム3の伸長時にコントロール弁27と旋回モータ26との間
の回路29,30の最大油圧である設定圧を低下させる回路
であり、前記旋回モータ26につながる回路29、30に一端
がそれぞれ接続されたチェック弁31、32と、各チェック
弁31、32の他端に一次側が共通に接続された2位置2ポ
ート電磁弁33と、該電磁弁33の二次側に接続された低圧
リリーフ弁34とからなり、該低圧リリーフ弁34の設定圧
は、旋回モータ26の油圧源36の高圧リリーフ弁37の設定
圧(例えば220kg/cm2)より低い例えば100kg/cm2)程度
に設定される。また、前記電磁弁33のソレノイド33a
は、前記リミットスイッチ24を会して電源35に接続され
ている。
この構成によれば、伸縮アーム3が収縮状態にあるとき
には、リミットスイッチ24の作動レバー25がブラケット
13に当接して接点が開いているため、電磁弁33のソレノ
イド33aは励磁されず、電磁弁は図示の左位置にあるか
ら、旋回モータ26への回路29、30の最高油圧は高圧リリ
ーフ弁37による高い油圧に設定されるから、旋回モータ
26を通常の力で作動させることができる。
一方、油圧シリンダ9を収縮させることによって伸縮ア
ーム3を伸長させると、ブラケット13がリミットスイッ
チ24の作動レバー25から外れ、リミットスイッチ24の接
点が閉じるため、電磁弁33のソレノイド33aが励磁さ
れ、電磁弁33が右位置に切換わり、回路29、30がチェッ
ク弁31、32および電磁弁33を介して低圧リリーフ弁34に
接続され、回路29、30の最高圧が前記低圧に設定される
ため、旋回力が低下し、第2図に示すように、伸縮アー
ム3のセカンドアーム7あるいはインナアーム8が縦穴
38内に挿入されている状態においても、旋回モータ26が
誤操作により作動しても、伸縮アーム3を曲げたりブー
ム2に過大な力を作用させて破損させる等の事故の発生
を防止することができる。
なお、回路29、30の設定圧を低下する手段としては、高
圧リリーフ弁37を可変リリーフ弁としてその設定圧をリ
ミットスイッチ24の出力によって低圧側に切換えるか、
あるいは設定圧を低下させる回路および切換回路を付加
する等の変更を行なうことができる。また、本考案は、
クラムシェル作業機のみならず、伸縮アームのアウタア
ーム以外のアームが縦穴内に伸縮アームを挿入する他の
建設機械にも適用できる。
(考案の効果) 本考案によれば、伸縮アームが伸長して縦穴内に挿入さ
れている状態において、誤操作により本体の旋回装置が
作動しようとしても、旋回モータへ圧油を供給する回路
が低圧側に切換えられるため、本体の旋回力が低下して
旋回力により伸縮アーム等を破損させるおそれがなく、
安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による建設機械の一実施例を示す電気油
圧回路図、第2図は該実施例の建設機械の側面図、第3
図は該実施例の伸縮アームの伸縮装置を示す断面図、第
4図は該実施例のリミットスイッチの取付け構造を示す
側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦穴内に挿入される伸縮アームと、建設機
    械本体の旋回装置とを有する建設機械において、伸縮ア
    ームが伸長状態にあることを検出するスイッチと、該ス
    イッチの作動により建設機械本体の旋回モータへ圧油を
    供給する回路の設定圧を、通常の旋回力を得る高い設定
    圧から、伸縮アームのアウタアーム以外のアームが縦穴
    内に挿入されている状態において旋回した場合に伸縮ア
    ームを曲げるに至らない程度の低い設定圧に切換える回
    路とを備えたことを特徴とする伸縮アームを有する建設
    機械。
JP14789U 1989-01-06 1989-01-06 伸縮アームを有する建設機械 Expired - Lifetime JPH0643243Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14789U JPH0643243Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 伸縮アームを有する建設機械

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JP14789U JPH0643243Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 伸縮アームを有する建設機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0293359U JPH0293359U (ja) 1990-07-25
JPH0643243Y2 true JPH0643243Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31198918

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