JPS6222336B2 - - Google Patents

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JPS6222336B2
JPS6222336B2 JP57120092A JP12009282A JPS6222336B2 JP S6222336 B2 JPS6222336 B2 JP S6222336B2 JP 57120092 A JP57120092 A JP 57120092A JP 12009282 A JP12009282 A JP 12009282A JP S6222336 B2 JPS6222336 B2 JP S6222336B2
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JP
Japan
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transistor
signal
control
terminal
power supply
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Application number
JP57120092A
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English (en)
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JPS5911741A (ja
Inventor
Masaki Nohayashi
Yutaka Kojima
Nobuo Hisamatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP57120092A priority Critical patent/JPS5911741A/ja
Publication of JPS5911741A publication Critical patent/JPS5911741A/ja
Publication of JPS6222336B2 publication Critical patent/JPS6222336B2/ja
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は時分割多重伝送方式を用いた多重伝送
制御システムに関するものであり、その目的とす
るところは短絡検出動作時のモニター端末器のリ
セツト動作を確実に行なわせることができて、全
システムの動作停止時のトラブル発生を防止した
多重伝送制御システムを提供するにある。
以下本発明を実施例図によつて説明する。第1
図は本発明の多重伝送制御システム全体の概略構
成図を示しており、図中1はホストコンピユータ
で、このホストコンピユータ1は例えばパーソナ
ルコンピユータ、オフイスコンピユータのような
汎用コンピユータであつて、このホストコンピユ
ータ1はRS−232C型のシリアルインターフエー
スを持つもので、このインターフエースによつ
て、周辺機器等へシリアルビツトで通信してデー
タの出力、入力が行なえるようになつている。2
は伝送ユニツトで、この伝送ユニツト2には2線
の信号線3を介して複数個の端末器401,411
21………が接続されており、これらの端末器4
01,411,421………に対して伝送ユニツト2か
らはアビレスデータ、制御データ等を含む伝送信
号を時分割的に、かつサイクリツクに伝送してい
る。伝送ユニツト2にはホストコンピユータ1と
接続するためのRS−232Cのシリアルインターフ
エース5と、マイクロコンピユータ等からなる演
算制御回路部6と、該演算制御回路部6の動作用
プログラムや、端末器401,411,421からの返
送データ、ホストコンピユータ1からのデータ等
を記憶する記憶部7と、端末器401,411,421
………に対して伝送信号を送信するとともに端末
器401,411,421………からの返送信号を受信
する送受信部8と、伝送ユニツト2において、端
末器401,411,421………をチエツクするため
のデータインプツト用のキーボード及び、異常表
示や、端末器401,411,421………のアドレス
を表示するための表示パネル部等から成るマニユ
アル設定及び表示部9及びシステムの操作をホス
トコンピユータ1によるコマンドにゆだねるか、
伝送ユニツト2側のキーボードにゆだねるかの、
コンピユータ/テスト切換スイツチ10を設けて
おり、この切換スイツチ10がコンピユータ側に
通常投入されると、演算制御回路部6はホストコ
ンピユータ1からのコマンドによつて、端末器4
01,411,421………の制御を行なうとともに、
端末器401,411,421の監視データをホストコ
ンピユータ1側へ送信するようになつている。端
末器401,411,421………は負荷11を制御す
る負荷制御用端末器401………と、防犯センサ等
のセンサ等からのデータを入力して、監視データ
として伝送ユニツト2へ返送する入力用端末器4
11……と、信号線3の短絡及び端末器を設置した
配電盤に供給されるローカル電源の監視を行なう
ためのモニター端末器421………等の種類に分類
され、夫々は個有のアドレスが割り当てられてお
り、伝送ユニツト2からの伝送信号を常時読みと
り、アドレスデータが端末器個有に割り当てられ
たアドレスと一致したときにはアドレス信号に付
随する制御データを読みとり、その制御データに
従つて当該端末器ではリレー等のスイツチ回路を
駆動して、負荷11………を制御したり、或いは
制御データに続く返送待機パルス区間においては
端末器401,411,421の監視入力によつて負荷
11………の駆動状態や、或いは防犯センサ、昼
光センサ等のセンサの検出データや、ローカル電
源の監視データを返送信号として伝送ユニツト2
へ送信するようになつている。第2図は伝送ユニ
ツト2から時分割でサイクリツクに送信される1
チヤンネル当りの信号形式を示しており、図中
SPはスタートパルス、CSはアドレスビツトスタ
ートパルス、ADはアドレスデータに対応する信
号、PC1はパリテイチエツク、CS′は制御ビツト
スタートパルス、LSは制御に対応する信号、PC2
はパリテイチエツク、SSは返送待機パルスであ
る。
21のモニター端末器は本発明に係るものであ
つて、このモニター端末器421は自己の接続点以
後の信号線3の短絡、断線と、電源の有無を夫々
監視するためのもので、負荷制御用端末器401
……や入力用端末器411………を配設した配電盤
への分岐した信号線3や、幹線となる信号線3の
途中にリレー接点12,12を直列挿入し、上述
の短絡検出時にリレー接点12,12を開離し
て、リレー接点12,12以後の信号線3を遮断
し、後述するようにシステムより短絡発生個所を
切離すことによつてシステム全体の停止を防止す
ることができるものである。
第3図は該モニター端末器421の回路図を示
し、13は信号線3を介して伝送ユニツト2から
送られてくる信号電力を全波整流するダイオード
ブリツジで、このダイオードブリツジ13の出力
電圧はこのダイオードブリツジ13を含んで構成
される電源回路14のコンデンサC1,C2によつ
て平滑され、ツエナーダイオードZD1によつて所
定電圧に一定化され、1チツプのマイクロコンピ
ユータからなる論理演算回路部15の電源入力端
子VDD,VSS間に入力される。また信号線3上の
電圧波形はダイオードD1、抵抗R1,R2,R3、コ
ンデンサC3等からなる受信部で波形整形され
て、論理演算回路部15の信号入力端SIGに入力
されるようになつている。論理演算回路部15は
第4図に示すような機能ブロツクから構成されて
おり、信号入力端子SIGに印加された信号は発振
部16に入力され、この信号入力端子SIGの電圧
が“H”レベルであるときには発振部16が自励
発振を行ない、“L”レベルであるときにはこの
自励発振が停止するようになつている。そして発
振部16における自励発振周波数は端子OS1
OS2,OS3に接続されるCR素子C4,R4,R5の定
数によつて定まるようになつているものである。
17は発振部16の出力パルスをカウントして論
理制御部18および監視入力返信部19にタイミ
ング信号を与えるカウンタである。また20およ
び21は論理制御部18の制御の下に、伝送信号
から制御データおよびアドレスデータを読み込む
ための制御データ判別部およびアドレスデータ判
別部であり、さらに22は制御データ判別部20
の出力をラツチするラツチ出力部である。しかし
アドレスデータ判別部21には端子AD1〜AD8
介してアドレス設定スイツチ23の出力が印加さ
れており、アドレスデータ判別部21は信号線3
上を伝送されてくる伝送信号中に含まれているア
ドレスデータADを、上記アドレス設定スイツチ
23により設定された自己のアドレスと比較照合
して、自己の呼び出しが検出されたときには、論
理制御部18によつて制御データ判別部20を動
作させて、アドレスデータADに続く制御データ
LSを読み込ませ、ラツチ出力部22に制御信号
出力を得るものである。この制御信号出力は端子
RD1,RD2,RD5を介して後段のリレードライブ
回路24に入力される。また論理演算回路部15
の端子DRDはリレー駆動制御出力端子であり、
制御出力端子RD1,RD2,RD5のデータ内容に基
づいてラツチング型のリレーRy1,Ry2を一斉に
動作させるためのタイミング信号を出力させるも
のである。このタイミング信号のパルス巾は端子
RTCの入力レベルで2段階に設定できるように
なつている。25は配電盤内への供給電源の有、
無の監視入力部で、この監視入力部25は例えば
AC24Vの電源を入力端に接続しており、電絃供
給があればホトカプラ26をオンし、論理演算回
路部15の監視信号入力端子IN1〜IN5の内の1つ
を利用してその監視信号入力端子IN1にホトカプ
ラ26を通じ“H”レベルの監視信号を与え、電
源供給が無ければホトカプラ26をオフして監視
信号入力端子IN1の信号レベルを“L”とするよ
うになつている。論理演算回路部15の端子
RETは返送信号出力端子であつて、この端子
RETは“H”レベルのときトランジスタTr0をオ
ンして2線の信号線3間をダイオードブリツジ1
3と抵抗R10とを通じて接続し、電流モードの形
で返送信号を信号線3に送出させるためのもの
で、その送出は上述の監視データに基く論理演算
回路部15の制御の下で返送待機パルス送出期間
中に行なわれるようになつている。
さて上記リレードライブ回路24は本発明の主
要な構成を為すものであつて、2巻線ラツチング
型のリレーRy1,Ry2と、これらリレーRy1,Ry2
をリセツト、セツトするためのスイツチング手段
とから構成されており、リレーRy1はセツトコイ
ルCLS1を上記制御出力端子RD1の出力が“H”
レベルのときオンするトランジスタTr1に直列に
接続し、またトランジスタTr1のエミツタにエミ
ツタを共通接続し、ベースをトランジスタTr1
コレクタに接続してトランジスタTr1のオンのと
きにはオフとなり、またトランジスタTr1のオフ
のときにはオンとなるトランジスタTr2にリセツ
トコイルCLR1を直列接続している。またリレー
Ry2はセツトコイルCLS2を制御出力端子RD2の出
力が“H”レベルのときオンするトランジスタ
Tr3に直列に接続し、リセツトコイルCLR2を、ト
ランジスタTr3のオンのときにはオフとなりトラ
ンジスタTr3のオフのときにはオンになるトラン
ジスタTr4に直列接続している。これらリレー
Ry1,Ry2の各コイルとトランジスタTr1〜Tr4
の直列回路はダイオードD4、低抵抗値の抵抗R6
及び第1のトランジスタTr5を介して上記ダイオ
ードブリツジ13の出力端間に接続しており、ト
ランジスタTr5は論理演算回路部15の制御出力
端子RD5及び端子DRDの出力が“H”レベルのと
きにオンし、“L”レベルのときにオフするよう
になつている。また各リレーRy1,Ry2のリセツ
トコイルCLR1,CLR2は夫々ダイオードD2,D3
介して第2のトランジスタTr6を介して前記ダイ
オードブリツジ13の出力端間に接続している。
トランジスタTr6のベースはベース抵抗R7、抵抗
R6、ダイオードD4を介してダイオードブリツジ
13のプラス側出力端に接続され、またベース・
エミツタ間には第3のトランジスタTr7を接続し
ており、トランジスタTr7がオンするとトランジ
スタTr6をオフするようになつている。トランジ
スタTr6はまたコレクタを抵抗R8とダイオードD5
とを介してコレクタを論理演算回路部15の制御
出力端子RD5に接続してある。更にこの制御出力
端子RD5は抵抗R8ダイオードD6とを介してリレー
駆動制御出力端子DRDに接続してある。さてリ
レードライブ回路24には前記リレーRy1,Ry2
のリセツト時の駆動電源としてダイオードブリツ
ジ13の出力端間にダイオードD4、抵抗R6の直
列回路を介して接続してある大容量のコンデンサ
C0を有している。
次に多重伝送制御システムの動作について説明
する。まず伝送ユニツト2は電源投入によつて初
期化され、モニタプログラムによつて、切換スイ
ツチ10の投入がテスト側かコンピユータ側かを
判定する。ここでテスト側であれば、ホストコン
ピユータ1からのコマンドを受付けない状態にセ
ツトされ、マニユアル設定及び表示部9のキーボ
ードからのデータインプツトに対して受付け可能
となる。逆にコンピユータ側であればホストコン
ピユータ1からのコマンドの受付けを可能とし、
キーボードからのデータインプツトは受付けない
状態にセツトされる。
まず各端末器401,411,421をセツトするに
際しては、例えば切換スイツチ10がコンピユー
タ側に投入されている場合には、ホストコンピユ
ータ1側のキーボードより予め設定してあるコマ
ンドを伝送ユニツト2側へ与えることによつてセ
ツトできる。さてコマンドデータがアスキーコー
ドで伝送ユニツト2側へ送られると、伝送ユニツ
ト2の演算制御回路部6ではコマンドを判定し、
この判定により、引続いて送られいくデータがア
ドレス設定用のアドレスと、端末器の型式と判断
し、アドレス、型式テーブルに登録し、この登録
データを記憶部7に書込み記憶する。さて1台で
も登録されると伝送ユニツト2は伝送信号の伝送
を開始し始めることになり、順次登録台数が増加
することによつて、アドレスの若い順から順次サ
イクリツクにアクセスする。この常時のアクセス
動作はホストコンピユータ1とは無関係に行なわ
れ、入力端末器411のアクセス時には当該入力用
端末器411からの返送信号のデータを記憶部7に
書込み、データの更新を行なうとともに記憶保持
する。また負荷制御用端末器401のアクセス時に
は負荷12の動作状態の監視入力を取り込み返送
信号の監視データを記憶部7に書込み保持する。
このようにして伝送ユニツト2は各端末器401
11,421のアドレス、型式が登録されると、順
次アクセスし、返送信号のデータを各アドレスに
対応して記憶するのである。
次にホストコンピユータ1から所定アドレスの
負荷制御用端末器401に接続された負荷12を制
御する場合には、予め設定してある負荷11の制
御のコマンドをキーボードで投入するとともに続
いてアドレスデータを投入し、更に制御データを
投入するのである。しかしコマンドデータ、アド
レスデータ、制御データが伝送ユニツト2に送信
されると、伝送ユニツト2の演算制御回路部6で
は、登録されている受信アドレスデータに対応す
る端末器が負荷制御用端末器411であるのか否か
を判定するとともに、判定結果がYESであれ
ば、当該アドレスの端末器をアクセスする際に前
記の制御データを作成して送信させるのである。
もし“NO”であればホストコンピユータ1から
の命令を受付けず、コマンド待ちの状態に戻るの
である。
このようにして予め設定したコマンドをホスト
コンピユータ1から伝送ユニツト2へ送信するこ
とによりエラーステータス要求、ステータスリセ
ツト、返送エラーの端末器のアドレスの要求、端
末器の種類の確認、エリア単位の複数台の端末器
の制御及び監視データの入力要求、エリア単位の
複数台の端末器の種類の確認、エリア単位の複数
台の端末器の種類の登録、伝送ユニツト2のソフ
トリセツト、受信可能コマンド数のサーチ、伝送
ユニツト2のデータ送信のイネブル、デイセーブ
ル等が行なえ、また伝送ユニツト2からはホスト
コンピユータ1へアスキーコードで、端末器の返
送データの送信、エラーステータスの返信、受信
可能なコマンド数の出力送信、端末器の種類、受
信の可、不可、エラー、送信データの無等を送信
し、ホストコンピユータ1のデイスプレイCRT
で表示させることができるのである。
ところで本発明に係るモニター端末器421の動
作は次のようになる。まず信号線3に短絡が発生
していない通常状態にある場合にはリレードライ
ブ回路24においてコンデンサC0が充電されて
その両端電圧をベースバイアス回路のツエナダイ
オードZD2及び抵抗R11,R12によつて分圧した電
圧によつてトランジスタTr7にベース電流が供給
されたトランジスタTr7はオンとなり、その結果
トランジスタTr6のベース電流をバイパスしトラ
ンジスタTr6の動作をオフに固定している。そし
てモニター端末器421が伝送ユニツト2からアク
セスされて各リレーRy1,Ry2をセツトする制御
信号が送られてくると、各制御出力端子RD1
RD2,RD5が“H”レベルとなつて保持される。
この保持によつてトランジスタTr1,Tr3はオン
状態となる。一方制御出力端子RD5の出力がリレ
ー駆動制御出力端子DRDにダイオードD6を介し
て接続されているため、リレー駆動出力端子
DRDの出力が“L”レベルの期間中、トランジ
スタTr5のベースは“L”レベルとなつてオフ状
態にある。しかして、各制御出力端子RD1
RD2,RD5の出力が“H”レベルとなつた後にリ
レー駆動制御出力端子DRDの出力が“H”レベ
ルとなると、トランジスタTr5がオンとなり、こ
のオンによつて、夫々のリレーRy1,Ry2のセツ
トコイルCLS1,CLS2には夫々トランジスタ
Tr1,Tr3及びトランジスタTr5を介して励磁電流
が流れて、各リレーRy1,Ry2がセツト状態とな
り、夫々のリレー接点12,12………をオン状
態とし、当該モニター端末器421以後の信号線3
を各端末器401,411,421に接続する。この後
の通常状態ではアクセスごとに所定のタイミング
でリレー駆動制御出力端子DRDの出力が出るこ
とになるが、ラツチングリレーであるリレー
Ry1,Ry2はリセツトがかかるまで、システムの
イニシヤライズ後はセツト状態を保持する。勿論
リセツトを伝送ユニツト2からの制御信号によつ
てかける場合にはアクセス時にリセツトをかける
ための制御データを送つてモニター端末器421
論理演算回路部16の制御出力端子RD1,RD2
“L”レベルに設定するとよく、この場合トラン
ジスタTr2,Tr4がオン状態となつて、リレー駆
動制御出力端子DRDの出力が“H”となつてト
ランジスタTr5がオンとなつたタイミングに、各
リレーRy1,Ry2のリセツトコイルCLR1,CLR2
各トランジスタTr2,Tr4及びトランジスタTr5
通じて励磁電流が流れリレーRy1,Ry2がリセツ
ト動作し、そのリレー接点12,12をオフして
当該モニター端末器421以後の信号線3をシステ
ムから切離すのである。
さて、今第1図のx個所で短絡しており、オフ
状態にあつた各リレー接点12,12をオン状態
にすると、各モニター端末器421,421は伝送信
号が入力せず、そのため回路電源が供給されなく
なると、論理演算回路部15は電源回路14のコ
ンデンサC1,C2の充電々荷を電源として動作す
るとともにリレードライブ回路24はコンデンサ
C0の充電々荷を電源として動作することにな
る。そして伝送信号の受信がなくなるため、論理
演算回路部15は第5図a〜cで示すように制御
出力端子RD1,RD2,RD5の出力を“H”レベル
に保持するとともに同図dで示すようにリレー駆
動制御出力端子DRDの出力も“H”レベルと設
定するため、各リレーRy1,Ry2のセツトコイル
CLS1,CLS2を通じてコンデンサC0の充電々荷が
放電されようとするが、コンデンサC0の両端電
圧が、トランジスタTr7のベース回路に接続して
あるツエナーダイオードZD2のツエナー電圧以下
になると、トランジスタTr7のベース電流が遮断
されて第5図eのように直ちにオフとなり、その
結果第5図fのようにトランジスタTr6がオン
し、このオンによつてトランジスタTr5のベース
電流をダイオードD5を介してバイパスし、第5
図gのようにトランジスタTr5をオフする。その
ためリレーRy1,Ry2のセツトコイルCLS1,CLS2
に流れていたコンデンサC0の放電電流が遮断さ
れると同時に各リセツトコイルCLR1,CLR2とダ
イオードD2,D3とトランジスタTr6とを通じてコ
ンデンサC0の充電々荷が放電され、その放電々
流によつて各リレーRy1,Ry2はリセツト動作
し、各リレー接点12,12をオフする。その結
果当該モニター端末器421以後の信号線3をシス
テムから切離すのである。ところで一方伝送ユニ
ツト2においては信号線3に所定以上の電流が一
定時間流れたとき短絡発生と判定する動作プログ
ラムを有しており、短絡検知と同時に伝送ユニツ
ト2は伝送ユニツト2側に近い方のモニター端末
器421から順次アクセスし、呼出したモニター端
末器421のリレー接点12,12をオンさせ、再
び短絡が起きるか起きないかを判定するのであ
る。第1図で図示した場合、伝送ユニツト2に対
して最も手前のモヨター端末器421においては、
それ以後のモニター端末器421のリレー接点1
2,12で短絡個所xが切離されているため、当
該モニター端末器421のリレー接点12,12が
オンとなつても短絡検出がなされない。そして以
後のモニター端末器421のアクセスによつて当該
モニター端末器421のリレー接点12,12がオ
ンしたときに短絡検出があると、当該モニター端
末器421のアドレスを伝送ユニツト2は記憶し、
切換スイツチ10がコンピユータであればホスト
コンピユータ1のデイスプレイCRTでそのアド
レス及び短絡発生表示を行なわせ、またテスト側
であればマニユアル設定及び表示部9のLEDで
表示される。そして各モニター端末器421,421
の再度の短絡によるリレー接点12,12のオフ
動作後、伝送ユニツト2は上記の短絡個所xに対
応するモニター端末器421より手前のモニター端
末器421のみを再度アクセスしてリレー接点1
2,12をオンさせると、部分的であるが多重伝
送制御システムを稼動させることができるのであ
る。
尚このモニター端末器421は更に分電盤内に供
給される電源の有無を検出する監視入力部25を
上述のように有し、その監視データを伝送ユニツ
ト2へ返送するようになつている。また信号線3
の断線は所定のモニター端末器421からの返送デ
ータが途絶した際に判別され、ホストコンピユー
タ1のデイスプレイCRT又は伝送ユニツト2の
LEDで表示される。図中SWは監視入力部25の
設定スイツチである。
本発明は上述のように構成した多重伝送制御シ
ステムのモニター端末器において、前記リレーの
セツトコイルを介して電源手段に接続され制御出
力が“H”レベルのときオンする第1のトランジ
スタと、リレーのリセツトコイルを介して電源手
段に接続された第2のトランジスタと、第2トラ
ンジスタのベース・エミツタ間に接続された第3
のトランジスタと、電源手段の出力で充電される
コンデンサと、第3のトランジスタのベースバイ
アス回路に設けられ該コンデンサの両端電圧がツ
エナー電圧以上あれば抵抗を介して第3のトラン
ジスタにベース電流を流すツエナーダイオードか
ら構成されているリレードライブ回路を有するの
で信号線の短絡が無いときには制御出力で第1の
トランジスタをオンさせてセツトコイルを励磁す
ることができ、そのためリレー接点を通じて当該
モニター端末器以後の信号線を伝送ユニツトに接
続することができ、しかも信号線が短絡によつて
信号電力の入力が無くなつて、コンデンサの充
電々荷が放電されてツエナーダイオードのツエナ
ー電圧以下にコンデンサの両端電圧が低下すれば
第3のトランジスタをオフすることができるもの
で、このトランジスタのオフ時に第2のトランジ
スタをオンさせるとともに第1のトランジスタを
オフさせることができるので、制御出力が電源手
段の蓄積エネルギーがあつて例え“H”レベルに
保持されていてもコンデンサの充電々荷をリセツ
トコイルと第2のトランジスタとを通じて放電さ
せて確実にリレーをリセツトすることができ、そ
の結果短絡発生した信号線を切離すことができ、
その後のモニター端末器のアクセスによつてリレ
ーのセツトを行なわしめることができて、短絡個
所や、短絡個所を有する信号線のみの切断が可能
となり、システム機能停止が起きず高い信頼性を
有するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本となるシステム全体の回
路ブロツク図、第2図は同上に使用せる信号波形
説明図、第3図は同上に使用したモニター端末器
の具体回路図、第4図は同上モニター端末器の論
理演算回路部の機能ブロツク図、第5図a〜gは
同上のモニタ端末器の動作説明用のタイムチヤー
トであり、2は伝送ユニツト、3は信号線、4
01,411,421は端末器、11は負荷、12はリ
レー接点、14は電源回路、15は論理演算回路
部、18は論理制御部、20は制御データ判別
部、21はアドレスデータ判別部、24はリレー
ドライブ回路、Ry1,Ry2はリレー、Tr5,Tr6
Tr7はトランジスタ、ZD2はツエナーダイオー
ド、CLS1,CLS2はセツトコイル、CLR1,CLR2
リセツトコイル、D5はダイオード、C0はコンデ
ンサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 伝送ユニツトから信号線を通して各端末器に
    対するアドレス信号、制御信号及び返送待機パル
    スからなる伝送信号を順次サイクリツクに送出
    し、呼出された端末器において制御信号の制御デ
    ータ内容に基いて動作し、返送待機パルスの受信
    期間中に負荷等の監視データを返送信号として送
    出する多重伝送制御システムにおいて、信号線に
    接続した位置より伝送ユニツトからみて遠方側と
    なる位置の信号線に2巻線ラツチングリレーから
    なるリレーのリレー接点を直列挿入したモニター
    端末器を備え、該モニター端末器には信号線から
    の信号電力を蓄積して当該端末器の電源とする電
    源手段と、信号線からのアドレス信号のアドレス
    データと設定アドレスとの一致判別を行なうアド
    レスデータ判別手段と、制御信号の制御データの
    内容を判別する制御データ判別手段と、これら各
    判別手段の半別内容に基いて制御出力を発生保持
    せしめる論理制御手段とからなる論理演算回路部
    を有するとともに、前記リレーのセツトコイルを
    介して電源手段に接続され制御出力が“H”レベ
    ルのときオンする第1のトランジスタと、リレー
    のリセツトコイルを介して電源手段に接続された
    第2のトランジスタと、第2のトランジスタのベ
    ース・エミツタ間に接続された第3のトランジス
    タと、電源手段の出力で充電されるコンデンサ
    と、第3のトランジスタのベースバイアス回路に
    設けられ該コンデンサの両端電圧がツエナー電圧
    以上あれば第3のトランジスタにベース電流を流
    すツエナーダイオードから構成され、第3のトラ
    ンジスタのオン時に、第2のトランジスタをオフ
    し、第3のトランジスタのオフ時に第2のトラン
    ジスタをオンさせるとともに第1のトランジスタ
    をオフさせるリレードライブ回路を有して成るこ
    とを特徴とする多重伝送制御システム。
JP57120092A 1982-07-09 1982-07-09 多重伝送制御システム Granted JPS5911741A (ja)

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