JPH0139029Y2 - - Google Patents

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JPH0139029Y2
JPH0139029Y2 JP13183882U JP13183882U JPH0139029Y2 JP H0139029 Y2 JPH0139029 Y2 JP H0139029Y2 JP 13183882 U JP13183882 U JP 13183882U JP 13183882 U JP13183882 U JP 13183882U JP H0139029 Y2 JPH0139029 Y2 JP H0139029Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時分割多重伝送方式を用いた多重伝送
制御システムに関するものであり、その目的とす
るところは短絡検出動作時にトラブルの発生が起
こり安い幹線の信号線を、分岐した信号線より早
く遮断することができ、幹線の信号線の短絡時に
分岐線側の端末器のアクセスを可能とした多重伝
送制御システムを提供するにある。
以下本考案を実施例図によつて説明する。第1
図は本考案の多重伝送制御システムの基本となる
概略構成図を示しており、図中1はホストコンピ
ユータで、このホストコンピユータ1は例えばパ
ーソナルコンピユータ、オフイスコンピユータの
ような汎用コンピユータであつて、このホストコ
ンピユータ1はRS−232C型のシリアルインター
フエースを持つもので、このインタフエースによ
つて、周辺機器等へシリアルビツトで通信してデ
ータの出力、入力が行なえるようになつている。
2は伝送ユニツトで、この伝送ユニツト2には2
線の信号線3を介して複数個の分電盤A1,A2
に夫々設けた端末器401,411…が接続されてお
り、これら端末器401,411…に対して伝送ユニ
ツト2からはアドレスデータ、制御データ等を含
む伝送信号を時分割的にかつサイクリツクに伝送
している。伝送ユニツト2にはホストコンピユー
タ1と接続するためのRS−232Cのシリアルイン
ターフエース5と、マイクロコンピユータ等から
なる演算制御回路部6と、該演算制御回路部6の
動作用プログラムや、端末器401,411…からの
返送データ、ホストコンピユータ1からのデータ
等を記憶する記憶部7と、端末器401,411…に
対して伝送信号を送信するとともに端末器401
11…からの返送信号を受信する送受信部8と、
伝送ユニツト2において、端末器401,411…を
チエツクするためのデータインプツト用のキーボ
ード及び、異常表示や、端末器401,411…のア
ドレスを表示するための表示パネル部等から成る
マニユアル設定及び表示部9及びシステムの操作
をホストコンピユータ1によるコマンドにゆだね
るか、伝送ユニツト2側のキーボードにゆだねる
かの、コンピユータ/テスト切換スイツチ10を
設けており、この切換スイツチ10がコンピユー
タ側に通常投入されると、演算制御回路部6はホ
ストコンピユータ1からのコマンドによつて、端
末器401,411…の制御を行なうとともに、端末
器401,411…の監視データをホストコンピユー
タ1側へ送信するようになつている。端末器4
01,411…は負荷11を制御する負荷制御用端末
器411…と、防犯センサ等のセンサ等からのデー
タを入力して、監視データとして伝送ユニツト2
へ返送する入力用端末器(図示せず)と、信号線
3の短絡及び端末器を設置した配電盤に供給され
るローカル電源の監視を行なうためのモニター用
端末器401…等の種類に分類され、夫々は個有の
アドレスが割り当てられており、伝送ユニツト2
からの伝送信号を常時続みとり、アドレスデータ
が端末器個有に割り当てられたアドレスと一致し
たときにはアドレス信号に付随する制御データを
続みとり、その制御データに従つて当該端末器で
はリレー等のスイツチ回路を駆動して、負荷11
…を制御したり、或いは制御データに続く返送待
機パルス区間においては端末器401,411…の監
視入力によつて負荷11…の駆動状態や、或いは
防犯センサ、昼光センサ等のセンサの検出データ
や、ローカル電源の監視データを返送信号として
伝送ユニツト2へ送信するようになつている。第
2図は伝送ユニツト2から時分割でサイクリツク
に送信される1チヤンネル当りの信号形式を示し
ており、図中SPはスタートパルス、CSはアドレ
スビツトスタートパルス、ADはアドレスデータ
に対応する信号、PC1はパリテイチエツク、
CS′は制御ビツトスタートパルス、LSは制御デー
タに対応する信号、PC2はパリテイチエツク、SS
は返送待機パルスである。401のモニター端末器
は本考案に係るものであつて、このモニター端末
器401は自己の接続点以後の信号線3の短絡、断
線と、電源の有無を夫々監視するためのもので、
負荷制御用端末器411…や入力用端末器を配設し
た分電盤A1,A2…への分岐した信号線3′や、幹
線となる信号線3の途中にリレー接点12′,1
2を直列挿入し、上述の短絡検出時にリレー接点
12′,12を開離して、リレー接点12′,12
以後の信号線3を遮断し、後述するようにシステ
ムより短絡発生個所を切離すことによつてシステ
ム全体の停止を防止することができるものであ
る。
第3図は本考案の一実施例たる該モニター端末
器401の回路図を示し、13は信号線3を介して
伝送ユニツト2から送られてくる信号電力を全波
整流するダイオードブリツジで、このダイオード
ブリツジ13の出力電圧はこのダイオードブリツ
ジ13を含んで構成される電源回路14のコンデ
ンサC1,C2によつて平滑され、ツエナーダイオ
ードZD1によつて所定電圧に一定化され、1チツ
プのマイクロコンピユータからなる論理演算回路
部15の電源入力端子VDD,VSS間に入力される。
また信号線3上の電圧波形はダイオードD1、抵
抗R1,R2,R3、コンデンサC3等からなる受信部
で波形整形されて、論理演算回路部15の信号入
力端SIGに入力されるようになつている。論理演
算回路部15は第4図に示すような機能ブロツク
から構成されており、信号入力端子SIGに印加さ
れた信号は発振部16に入力され、この信号入力
端子SIGの電圧が“H”レベルであるときには発
振部16が自励発振を行ない、“L”レベルであ
るときにはこの自励発振が停止するようになつて
いる。そして発振部16における自励発振周波数
は端子OS1,OS2,OS3に接続されるCR素子C4
R4,R5の定数によつて定まるようになつている
ものである。17は発振部16の出力パルスをカ
ウントして論理制御部18および監視入力返信部
19にタイミング信号を与えるカウンタである。
また20および21は論理制御部18の制御の下
に、伝送信号から制御データおよびアドレスデー
タを読み込むための制御データ判別部およびアド
レスデータ判別部であり、さらに22は制御デー
タ判別部20の出力をラツチするラツチ出力部で
ある。しかしてアドレスデータ判別部21には端
子AD1〜AD8を介してアドレス設定スイツチ23
の出力が印加されており、アドレスデータ判別部
21は信号線3上を伝送されてくる伝送信号中に
含まれているアドレスデータADを、上記アドレ
ス設定スイツチ23により設定された自己のアド
レスと比較照合して、自己の呼び出しが検出され
たときには、論理制御部18によつて制御データ
判別部20を動作させて、アドレスデータADに
続く制御データLSを読し込ませ、ラツチ出力部
22に制御信号出力を得るものである。この制御
信号出力は端子RD1,RD2,RD5を介して後段の
リレードライブ回路24に入力される。また論理
演算回路部15の端子DRDはリレー駆動制御出
力端子であり、制御出力端子RD1,RD2,RD5
データ内容に基づいてラツチング型のリレー
Ry1,Ry2を一斉に動作させるためのタイミング
信号を出力させるものである。このタイミング信
号のパルス巾を端子RTCの入力レベルで2段階
に設定できるようになつている。25は分電盤内
への供給電源の有無の監視入力部で、この監視入
力部25は例えばAC24Vの電源を入力端に接続
しており、電源供給があればホトカプラ26をオ
ンし、論理演算回路部15の監視信号入力端子
IN1〜IN5の内の1つを利用してその監視信号入
力端子IN1にホトカプラ26を通じ“H”レベル
の監視信号を与え、電源供給が無ければホトカプ
ラ26をオフして監視信号入力端子IN1の信号レ
ベルを“L”とするようになつている。論理演算
回路部15の端子RETは返送信号出力端子であ
つて、この端子RETは“H”レベルのときトラ
ンジスタTr0をオンして2線の信号線3間をダイ
オードブリツジ13と抵抗R10とを通じて接続
し、電流モードの形で返送信号を信号線3に送出
させるためのもので、その送出は上述の監視デー
タに基く論理演算回路部15の制御の下で返送待
機パルス送出期間中に行なわれるようになつてい
る。
さて上記リレードライブ回路24は本考案の主
要な構成を為すものであつて、2巻線ラツチング
型のリレーRy1,Ry2と、これらリレーRy1,Ry2
をリセツト、セツトするためのスイツチング手段
とから構成されており、リレーRy1はセツトコイ
ルCLs1を上記制御出力端子RD1の出力が“H”
レベルのときオンするトランジスタTr1に直列に
接続し、またトランジスタTr1のエミツタにエミ
ツタを共通接続し、ベースをトランジスTr1のコ
レクタに接続してトランジスタTr1のオンのとき
にはオフとなり、またトランジスタTr1のオフの
ときにはオンとなるトランジスタTr2にリセツト
コイルCLR1を直列接続している。またリレーRy2
はセツトコイルCLs2を制御出力端子RD2の出力
が“H”レベルのときオンするトランジスタTr3
に直列に接続し、リセツトコイルCLR2を、トラ
ンジスタTr3のオンのときにはオフとなりトラン
ジスタTr3のオフのときにはオンとなるトランジ
スタTr4に直列接続している。これらリレーRy1
Ry2のセツトコイルCLs1,CLs2とトランジスタ
Tr1,Tr3との各直列回路は並列に接続され、該
並列回路はトランジスタTr5を介して上記ダイオ
ードブリツジ13の出力端間に接続しており、ト
ランジスタTr5は論理演算回路部15の制御出力
端子RD5の出力と端子DRDの出力が“H”レベ
ルのときにオンし、“L”レベルのときにオフす
るようになつている。また各リレーRy1,Ry2
リセツトコイルCLR1,CLR2とトランジスタTr2
Tr4との各直列回路は並列に接続され、この並列
回路は、ダイオードD4と抵抗R6との直列回路及
びトランジスタTr5を介してダイオードブリツジ
13の出力端間に接続してある。更にリレーRy2
のリセツトコイルCLR2はダイオードD3並びにト
ランジスタTr6を介して前記コンデンサC0の両端
間に接続している。トランジスタTr6のベースは
ベース抵抗R7、抵抗R6、ダイオードD4の回路を
介してダイオードブリツジ13のプラス側出力端
に接続され、またベース・エミツタ間にはトラン
ジスタTr7を接続しており、トランジスタTr7
オンするとトランジスタTr6をオフするようにな
つている。トランジスタTr7のベースバイアス回
路としてはツエナーダイオードZD2と抵抗R11
R12の直列回路を前記抵抗R7とトランジスタTr7
との直列回路に並列接続した回路を用い抵抗R11
とR12との接続点をトランジスタTr7のベースに
接続してあり、このベースバイアス回路のツエナ
ーダイオードZD2が幹線の信号線3の短絡検出手
段を構成する。一方リレーRy1のリセツトコイル
CLR1はダイオードD2並びにトランジスタTr8を介
してコンデンサC0の両端間に接続している。ト
ランジスタTr8のベースはベース抵抗R13、抵抗
R6、ダイオードD4の回路を介してダイオードブ
リツジ13のプラス側出力端に接続され、またベ
ース・エミツタ間にはトランジスタTr9を接続し
ており、トランジスタTr9がオンするとトランジ
スタTr8をオフするようになつている。トランジ
スタTr9のベースバイアス回路としてはツエナー
ダイオードZD3と抵抗R14とR15の直列回路を前記
抵抗R13とトランジスタTr9との直列回路に並列
接続した回路を用い抵抗R14とR15との接続点を
トランジスタTr9のベースに接続してあり、この
ベースバイアス回路のツエナーダイオードZD3
分電盤の信号線3′の短絡検出手段を構成する。
尚前記リレーRy1,Ry2のリセツト時の駆動電
源としてダイオードブリツジ13の出力端間にダ
イオードD4、抵抗R6の直列回路を介して接続し
てある大容量のコンデンサC0を備えてある。尚
論理演算回路部15の制御出力端子RD5は抵抗
R8を介してトランジスタTr5のベースに接続する
とともに、抵抗R8とダイオードD6とを介してリ
レー駆動制御出力端子DRDに接続してある。次
に多重伝送制御システムの動作について説明す
る。まず伝送ユニツト2は電源投入によつて初期
化され、モニタプログラムによつて、切換スイツ
チ10の投入がテスト側かコンピユータ側かを判
定する。ここでテスト側であれば、ホストコンピ
ユータ1からのコマンドを受付けない状態にセツ
トされ、マニユアル設定及び表示部9のキーボー
ドからのデータインプツトに対して受付け可能と
なる。逆にコンピユータ側であればホストコンピ
ユータ1からのコマンドの受付けを可能とし、キ
ーボードからのデータインプツトは受付けない状
態にセツトされる。
まず各端末器401,411…をセツトするに際し
ては、例えば切換スイツチ10がコンピユータ側
に投入されている場合には、ホストコンピユータ
1側のキーボードより予め設定してあるコマンド
を伝送ユニツト2側へ与えることによつてセツト
できる。さてコマンドデータがアスキーコードで
伝送ユニツト2側へ送られると、伝送ユニツト2
の演算制御回路部6ではコマンドを判定し、この
判定により、引続いて送られていくデータがアド
レス設定用のアドレスと、端末器の型式と判断
し、アドレス、型式テーブルに登録し、この登録
データを記憶部7に書込み記憶する。さて1台で
も登録されると伝送ユニツト2は伝送信号の伝送
を開始し始めることになり、順次登録台数が増加
することによつて、アドレスの若い順から順次サ
イクリツクにアクセスする。この常時のアクセス
動作はホストコンピユータ1とは無関係に行なわ
れ、負荷制御用端末器411のアクセス時には負荷
11の動作状態の監視入力を取り込み返送信号の
監視データを記憶部7に書込み保持する。このよ
うにして伝送ユニツト2は各端末器401,411
のアドレス、型式が登録されると、順次アクセス
し、返送信号のデータを各アドレスに対応して記
憶するのである。
次にホストコンピユータ1から所定アドレスの
負荷制御用端末器411に接続された負荷11を制
御する場合には、予め設定してある負荷11の制
御のコマンドをキーボードで投入するとともに続
いてアドレスデータを投入し、更に制御データを
投入するのである。しかしてコマンドデータ、ア
ドレスデータ、制御データが伝送ユニツト2に送
信されると、伝送ユニツト2の演算制御回路部6
では、登録されている受信アドレスデータに対応
する端末器が負荷制御用端末器411であるのか否
かを判定するとともに、判定結果がYESであれ
ば、当該アドレスの端末器をアクセスする際に前
記の制御データを作成し送信させるのである。も
し“NO”であればホストコンピユータ1からの
命令を受付けず、コマンド待ちの状態に戻るので
ある。
このようにして予め設定したコマンドをホスト
コンピユータ1から伝送ユニツト2へ送信するこ
とによりエラーステータス要求、ステータスリセ
ツト、返送エラーの端末器のアドレスの要求、端
末器の種類の確認、エリア単位の複数台の端末器
の制御及び監視データの入力要求、エリア単位の
複数台の端末器の種類の確認、エリア単位の複数
台の端末器の種類の登録、伝送ユニツト2のソフ
トリセツト、受信可能コマンド数のサーチ、伝送
ユニツト2のデータ送信のイネブル、デイセーブ
ル等が行なえ、また伝送ユニツト2からはホスト
コンピユータ1へアスキーコードで、端末器の返
送データの送信、エラーステータスの送信、受信
可能なコマード数の出力送信、端末器の種類、受
信の可、不可、エラー、送信データの無等を送信
し、ホストコンピユータ1のデイスプレイCRT
で表示させることができるのである。
ところで本考案に係るモニター端末機401の動
作は次のようになる。まず信号線3に短絡が発生
していない通常状態にある場合にはリレードライ
ブ回路24においてコンデンサC0が充電されて
その両端電圧をベースバイアス回路のツエナーダ
イオードZD2及び抵抗R11,R12によつて分圧した
電圧によつてトランジスタTr7にベース電流が供
給されトランジスタTr7はオンとなり、その結果
トランジスタTr6のベース電流をバイパスしトラ
ンジスタTr6の動作をオフに固定している。また
ツエナーダイオードZD3及び抵抗R14,R15によつ
て分圧した電圧によつてトランジスタTr9にベー
ス電流が供給されトランジスタTr9はオンとな
り、その結果トランジスタTr8のベース電流をバ
イパスしトランジスタTr8の動作もオフに固定し
ている。そしてモニター端末機401が伝送ユニツ
ト2からアクセスされて各リレーRy1,Ry2をセ
ツトする制御信号が送られてくると、各制御出力
端子RD1,RD2,RD5が“H”レベルとなつて保
持される。この保持によつてトランジスタTr1
Tr3はオン状態となる。一方制御出力端子RD5
出力がリレー駆動制御出力端子DRDにダイオー
ドD6を介して接続されているため、リレー駆動
出力端子DRDの出力が“L”レベルの期間中、
トランジスタTr5のベースは“L”レベルとなつ
てオフ状態にある。しかして、各制御出力端子
RD1,RD2,RD5の出力が“H”レベルとなつた
後にリレー駆動制御出力端子DRDの出力が“H”
レベルとなると、トランジスタTr5がオンとな
り、このオンによつて夫々のリレーRy1,Ry2
セツトコイルCLs1,CLs2には夫々トランジスタ
Tr1,Tr3及びトランジスタTr5を介して励磁電流
が流れて、各リレーRy1,Ry2がセツト状態とな
り、夫々のリレー接点12,12′…をオン状態
とし、当該モニター端末器421以後の信号線3,
3′を各端末器401,411…に接続する。この後
の通常状態ではアクセスごとに所定のタイミング
でリレー駆動制御出力端子DRDの出力が出るこ
とになるが、ラツチングリレーであるリレー
Ry1,Ry2はリセツトがかかるまで、システムの
イニシヤライズ後はセツト状態を保持する。勿論
リセツトを伝送ユニツト2からの制御信号によつ
てかける場合にはアクセス時にリセツトをかける
ための制御データを送つてモニター端末器401
論理演算回路部15の制御出力端子RD1,RD2
“L”レベルに設定するとよく、この場合トラン
ジスタTr2,Tr4がオン状態となつて、リレー駆
動制御出力端子DRDの出力が“H”となつてト
ランジスタTr5がオンとなつたタイミングに、各
リレーRy1,Ry2のリセツトコイルCLR1,CLR2
各トランジスタTr2,Tr4及びトランジスタTr5
通じて励磁電流が流れリレーRy1,Ry2がリセツ
ト動作し、そのリレー接点12,12′をオフし
て当該モニター端末器421以後の信号線3,3′
をシステムから切離すのである。
さて、今第1図のx個所で短絡しているとき
に、オフ状態にあつた各リレー接点12,12′
をオン状態にすると、各モニター端末器401,4
01…は伝送信号が入力せず、そのため回路電源が
供給されなくなると、論理演算回路部15は電源
回路14のコンデンサC1,C2の充電々荷を電源
として動作するとともにリレードライブ回路24
はコンデンサC0の充電々荷を電源として動作す
ることになる。つまり伝送信号の受信がなくなる
ため、論理演算回路部15は制御出力端子RD1
RD2,RD5の出力を“H”レベルに保持するとと
もにリレー駆動制御出力端子DRDの出力も“H”
レベルとなる。ここで、コンデンサC0の充電々
荷はダイオードD4によつてセツトコイルCLs1
CLs2側には放電が阻止されるため、トランジス
タTr7及びトランジスタTr9のベースバイアス回
路を通じてのみ放電され、コンデンサC0の両端
電圧は徐々に低下する。ここでツエナーダイオー
ドZD2のツエナー電圧Vz2をツエナーダイオード
ZD3のツエナー電圧Vz3よりもαだけ大きく設定
しておくと、まず電圧が降下してツエナーダイオ
ードZD2のツエナー電圧Vz2以下になると、トラ
ンジスタTr7へのベース電流が遮断され、その結
果トランジスタTr7のベース電圧は“H”レベル
から“L”レベルとなつてトランジスタTr7はオ
フとなる。このオフによつてトランジスタTr6
ベースにはベース抵抗R7を通じて電圧が印加さ
れてトランジスタTr6はオンし、このオンによつ
てリレーRy2のリセツトコイルCLR2を通じてコン
デンサC0の充電々荷が放電し、リレーRy2はリセ
ツト動作し、リレー接点12をオフする。その結
果当該モニター端末器421以後の幹線たる信号線
3をシステムから切離すのである。ところで信号
線3の短絡個所xがリレー接点12で分離される
と、当該モニター端末機401にあつては伝送ユニ
ツト2と当該モニター端末器401との間に接続さ
れた信号線3を介して送られてくる伝送信号より
得ることが再びできることとなつて、コンデンサ
C0の両端電圧は上昇し回復することになる。従
つてトランジスタTr7は再びオンし、トランジス
タTr6をオフするが、リレーRy2のリセツト状態
は維持されるため、当該モニター端末器401を設
けてある分電盤A1内の端末器411のアクセスはリ
レー接点12′と分電盤A1内の信号線3′を介し
て行なわれ、全システムの停止は起こらない。従
つて分電盤A1内の端末器411…に重要な負荷制御
に用いるとよい。つまり分電盤A1以後の信号線
3又は3′で短絡が起きた場合には各モニター端
末器401…内のコンデンサC0の電圧降下率が略等
しい場合には分電盤A1のモニター端末器401のリ
レー接点12が開いたタイミングで、そのリレー
接点12以後のシステムが使用できなくなるため
である。勿論、伝送ユニツト2の遠いモニター端
末器401から各リレー接点12,12′の開くタ
イミングを順次遅くすれば、分電盤A1のリレー
接点12の開離するに至るまでに短絡個所の切離
しが可能となり、短絡個所以前の端末器のアクセ
スが可能となる。
ところで一方伝送ユニツト2においては短絡発
生と判定すると、前述分電盤A1内のアクセスと
共に伝送ユニツト2側に近い方のモニター端末器
01から順次モニター端末器401をアクセスし、
呼出したモニター端末器421のリレー接点12,
12′をオンさせ、再び短絡が起きるか起きない
かを判定するのである。第1図で図示した場合、
伝送ユニツト2に対して最も手前のモニター端末
器401においては、リレー接点12で短絡個所x
から切離されているため、アクセスできるモニタ
ー端末器421のアクセスによつて当該モニター端
末器421のアクセスによつて当該モニター端末器
21リレー接点12,12′がオンしたときに短
絡検出があると、当該モニター端末器401のアド
レスを伝送ユニツト2は記憶し、切換スイツチ1
0がコンピユータ側であればホストコンピユータ
1のデイスプレイCRTでそのアドレス及び短絡
発生表示を行なわせ、再度の短絡によるリレー接
点12のオフ動作後分電盤A1内の端末器411…を
アクセスすることができる。尚上述したように各
モニター端末器201…のリレー接点12,12′
の短絡発生時の開離順を伝送ユニツト2からみて
遠方側のモニター端末器201…より順次遅くして
おけば、伝送ユニツト2からの短絡検出後のアク
セスを行なわずに済む。更にこのモニター端末器
01は更に配電盤内に供給される電源の有無を検
出する監視入力部25を上述にように有し、その
監視データを伝送ユニツト2へ返送するようにな
つている。また信号線3の断線は所定のモニター
端末器401からの返送データが途絶した際に判別
され、ホストコンピユータ1のデイスプレイ
CRT又は伝送ユニツト2のLEDで表示される。
また第3図中SWは電源の有無を検出する監視入
力部25の検出動作を解除するための操作スイツ
チである。尚また上述の短絡発生からリセツト動
作に至るまでの期間はコンデンサC0の容量、ツ
エナーダイオードZD2,ZD3のツエナー電圧、抵
抗R11,R12の値を適宜設定することによつて変
更することができ、上述のようなリレー接点1
2,12′の開離順序を設定できる。
本考案は上述のように構成したモニター端末器
を備えてあるので、信号線に短絡が生じるとトラ
ブルの発生の起きやすい幹線となる信号線に挿入
した第2のリレーのリレー接点を分岐せる信号線
に挿入した第1のリレーのリレー接点よりも早く
開離させることができるから、短絡個所が幹線側
であれば分岐側の信号線に接続された端末器のア
クセスが可能となり、システムの全面停止を避け
ることができ、また信号線の切離し後のモニター
端末器のアクセスによつて各リレーのセツトを行
なわしめることができて、短絡個所の判別や、短
絡個所を有する信号線のみの切断も可能となると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本となるシステム全体の回
路ブロツク図、第2図は同上に使用せる信号波形
説明図、第3図は同上に使用したモニター端末器
の具体回路図、第4図は同上モニター端末器の論
理演算回路部の機能ブロツク図であり、2は伝送
ユニツト、3は信号線、401,411,421は端末
器、11は負荷、12はリレー接点、14は電源
回路、15は論理演算回路部、18は論理制御
部、20は制御データ判別部、21はアドレスデ
ータ判別部、24はリレードライブ回路、Ry1
Ry2はリレー、Tr5,Tr6,Tr7,Tr8,Tr9はトラ
ンジスタ、ZD2,ZD3はツエナーダイオード、
CLs1,CLs2はセツトコイル、CLR1,CLR2はリセ
ツトコイル、D5はダイオード、C0はコンデンサ
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝送ユニツトから信号線を通して各端末器に対
    するアドレス信号、制御信号及び返送待機パルス
    からなる伝送信号を順次サイクリツクに送出し、
    呼出された端末器において制御信号の制御データ
    内容に基いて動作し、返送待機パルスの受信期間
    中に負荷等の監視データを返送信号として送出す
    る多重伝送制御システムにおいて、信号線に分岐
    接続する端末器と、該分岐位置の幹線の信号線に
    2巻線ラツチングリレーからなる第1のリレーの
    リレー接点を直列挿入しかつ分岐せる信号線に2
    巻線ラツチングリレーからなる第2のリレーのリ
    レー接点を直列挿入したモニター端末器を備え、
    該モニター端末器には信号線からの信号電力を蓄
    積して当該端末器の電源とする電源手段と、信号
    線からのアドレス信号のアドレスデータと設定ア
    ドレスとの一致判別を行うアドレスデータ判別手
    段と、制御信号の制御データの内容を判別する制
    御データ判別手段と、これら各判別手段の判別内
    容に基いて制御出力を発生する論理制御手段とか
    らなる論理演算回路を有するとともに、前記各リ
    レーのセツトコイルを介して電源手段に接続され
    制御出力が“H”レベルのときオンするスイツチ
    ング手段と、電源手段にダイオードを介して接続
    されて電源手段の出力で充電されるコンデンサ
    と、前記第1のリレーのリセツトコイルを介して
    前記コンデンサに接続された第1のスイツチング
    手段と、前記第2のリレーのリセツトコイルを介
    して前記コンデンサに接続された第2のスイツチ
    ング手段と、前記コンデンサの電圧が一定値以下
    となつたときに前記第2のスイツチング手段をオ
    ンさせ、更に前記一定値より低い所定の電圧にコ
    ンデンサの電圧が低下したときに第2のスイツチ
    ング手段をオンさせる短絡検出手段とからなるリ
    レードライブ回路を備え、各モニター端末器の短
    絡検出手段が第2のスイツチング手段をオンさせ
    る電圧設定値を伝送ユニツトからみて遠い方にあ
    るモニター端末器から順次低く設定して成ること
    を特徴とする多重伝送制御システム。
JP13183882U 1982-08-31 1982-08-31 多重伝送制御システム Granted JPS5936678U (ja)

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JP13183882U JPS5936678U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 多重伝送制御システム

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JP13183882U JPS5936678U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 多重伝送制御システム

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Publication Number Publication Date
JPS5936678U JPS5936678U (ja) 1984-03-07
JPH0139029Y2 true JPH0139029Y2 (ja) 1989-11-21

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ID=30297929

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JP13183882U Granted JPS5936678U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 多重伝送制御システム

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